***☆For My Dearest☆***






***☆For My Dearest☆***

男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2005年08月23日(火)最高の続き。

今日はちょっと小話。


この前そうるに会って。仲直りした後。
2人で久しぶりにブラブラした。
並んで歩くこと自体ずいぶんしてない気がして。
しかも仲直りしてちょっと(いやだいぶ)嬉しかったのもあって。
あたしは。なんかすっごくそうるに甘えたくなった。

「なぁなぁー。」
「なに?」
「手つなぎたい。」
「・・・え。まじで。」

明らかにびっくりしたようなそうる。
まぁ確かに院生&社会人になって。
そこまでべったり歩くことも少なくなったけど。
そんな露骨に反応せんでもええがな。

「なんやの。あかんの?」
「いや・・・どしたん。どっかネジとれたんか?(笑)」
「もーとれてへんわ。ええやんたまには。」
「え・・・いや・・・てゆーか暑い。」

めんどくさそうな。けだるそうな。
ちょっとむかつくオーラを出して。
えーって言うそうるの鼻をつまんでやる。

「暑いとかゆーな。ええやん。」
「だってほんまに暑いし。汗かくで。」
「もー。そんな嫌がらんでもええのに・・・。」
「だってベタベタで手つなぐとか嫌じゃない?」

照れなのか。ほんまに面倒なのか。
理屈っぽいそうるは続く。
でも知ってる。そうるってそーゆうヤツ。
対するあたしは。めっぽう感情で動く生き物。
ここはちょっと。負けるわけにはいかない(笑)。

作戦変更。ちょっと幼児退行しちゃおう(笑)。

「てー。てー。つなぐのー。」
「なんやねん。だだっこかい!」
「つなぎたいのー。らぶらぶするのー。」
「やっぱネジとれとるがな!どこに落とした?」
「おちてないー。つないでくれなきゃあるけないー。」
「やばいボルトが抜ける!早くネジ探してこい!(笑)」

なんだかんだで乗ってきたそうるも合わせて。
あたしもどんどん楽しくなってきて壊れまくりで。
最後の方は2人してコントみたいになった。
通り過ぎてくサラリーマン風のおじさんが見てたけど。
その視線さえおかしくて。2人でゲラゲラ笑った。

いい年して。あほみたい。
あほみたいやけど。それが幸せ。
こうやって全力で。一緒にあほになれる。
これ以上の幸せなんて。たぶんない。

あぁ。どうしよう。やっぱり大好きだ。大好きすぎる。


ねぇそうる。あんたと過ごすこーゆう時間が。
こーゆう最高にくだらないやり取りが。
あたしには。この世で1番愛しいものに思える。

気持ちが通じる瞬間。一緒に盛り上がる瞬間。
やっちゃう?やっちゃう?もっといっちゃう?
そんな感じで。あほみたいな方向に突っ走る瞬間。
あたしのテンションは最高潮で。ほんまにほんまに楽しい。
そしてあんたも同じように楽しくなってくれてることが嬉しい。

あぁ。そうるでよかったなぁ。
あたしの隣にいて。こんなふうに通じ合えて。
くだらんことを一緒にやれる相手が。そうるでほんまによかったなぁ。

またそう思って。思いっきりその手をつかんでやった。
「やったねー。」って言ったら。
「・・・あほかい。」って苦笑いされた。

「よし。大満足。」
「でも手汗かくで。」
「ええよ。かきまくって。」
「でもくっさいで。」
「え・・・くっさいのは嫌やなぁ。」
「イヤなんかい!(笑)」

ほら。あんたとならどこまでも楽しくなれる。
今が最高に楽しいと思っても。まだその続きがある。

あぁ。これやからあたしはやめられへん。
どんなにぶつかっても。どんなにむかついても。
この幸せを知ってるからやめられへん。

ねぇそうる。あんたを愛することをやめられへんのよ。





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↑ずっとつないでると。さすがにちょっとベタベタした(笑)。


2005年08月20日(土)キミが教えてくれたこと。

この前。そうるに会った。

会いたかったから会いたいって伝えた。
そこに強がりとかカッコつけとかいう感情はもうなくて。
我慢とかできんくらい気持ちが膨れ上がってた。

感情的になって。言いすぎた気がしてた。
伝えたいことと違うことが伝わってる気がした。
だからちゃんと修正しなきゃと思ったし。
何よりも。顔を見てごめんなさいが言いたかった。

だって。そうると言い争いたいわけじゃない。
衝突したいわけじゃない。気まずくなりたいわけじゃない。
お互い嫌な思いを引きずっていたくないと思ったから。
メールで会いたいって言って。会うことにした。


「どうなん腰。大丈夫なん?」

会ってすぐ。そうるはそう聞いてくれた。
この前の電話では。あんなに冷たく思えたのに。
会って1番に。あたしのことを気にしてくれた。

「しんどいけどな。ぼちぼちやってる。」
「そっか。分かってると思うけど無理したらあかんで。」
「うん。心配かけてごめんな。ありがとう。」

顔を見たら。不思議なくらい普通やった。
あの言い合いなんて嘘みたいに。
そうるもあたしも。いつもと変わらんやり取りができた。
こんなそうるのどこに。あんなにむかついたんやろうとさえ思えた。

感情的になってるときって。ほんまにいろんなことが見えんくなる。
そうるがひどい人間じゃないことなんて。あたしが1番知ってるのに。
そーゆう当たり前の事実に対しても。完全に盲目になってしまう。
そんな怖い事実を。改めて実感した気がした。


よく行くカフェに入って。お昼を注文して。
さぁちゃんとこの間のことを謝ろうと思った。

自分の弁解はもうそこまで重要じゃなくて。
ただそうるを不快にさせたことを詫びたかった。
どんな理由があるにせよ。しんどい背景があったにせよ。
あの日のあたしはやっぱりそうるに対して求めすぎた。
何ひとつ難しいことを求めてないつもりやったけど。
傾聴と同意を望んだ段階で。求めたことに変わりはない。

しかもちゃんと聞いてくれた相手に対して。
最終的には自嘲気味に話してるとかほんま最低や。
あたしはしたらあかん態度をとってた。
「ありがとう」こそ真っ先に出てくるべき言葉で。
「なんやねん」とか出るのは絶対おかしかった。

喉まで出かかったごめんなさいを絞り出そうとした。
でもうまく声が出んくて。代わりに涙が滲んだ。

そんなあたしを見てたそうるが。「あのさ。」って言った。
顔を上げると。目と目がぶつかった。
そうるの目は。すごく優しく見えた。

「この間は言いすぎたと思ってる。ごめんな。」

その口は。あたしが言おうとしてたことと。全く同じことを言った。
一瞬代弁されたのかと思うくらい。全く同じことやった。
びっくりしてるあたしの前で。そうるは思いを語ってくれた。


あんたがしんどい思いしてるときなんやからさ。
なんとかしてあげたいって思うのが当然やろ。
でもそう思ってあげられへん自分が確かにおって。
受け止めてあげられへん器の小ささにもむかついてた。

正直それぐらい自分の中で解決しろよってちょっと思ってん。
そんなんうちに言ってどうなるもんでもないやろって思ってん。
でもあんたは。そーゆうの聞いてほしいタイプの人間やん。
ちゃんと分かってるのに聞いてあげられんことがめっちゃイヤやった。

うちもうちで自分のことで手一杯なときやったし。
そーゆうのあんたはあんまり分かってへん気がしてもたし。
そんなはずないってどっかでは分かってても。そんな気がしてもたし。
なんかあの時は自分にもあんたにもむかついてしょーがなくて。
だいぶイヤなこといっぱい言ったよな。ごめんな。


・・・あぁ。やっぱりこの人はすごい。

ただ文句言われただけやと思ってた。
ただ寄り添ってもらえんだけやと思ってた。

寄り添ってあげたいと思ってもらえてること。
それができん自分に腹さえ立ててもらえてること。
あたしはちっとも見えてなかった。ちっとも気づいてなかった。

優しいそうるを見てたら。「ちゃうよ。」って自然と言葉が零れた。
(・・・何が?)って言いたそうな目をしたそうるに。
あたしは素直な心で向き合って言った。

「あたしが先に謝らなあかんことやよ。ごめんね。」


ねぇそうる。ごめんね。
あたしはやっぱり勝手やった。
たぶんあんたよりずっとあたしが勝手やった。

いつもそうなんや。あたしの悪いクセなんや。
あんたの理想系をすぐ頭の中で作り上げてしまう。
もうこんなに長く付き合ってるのに。
そんな完璧な恋人じゃないって知ってるのに。
そんなあんたをまるごと好きでおるつもりやのに。

あたしは結局全然分かってへんのかもしれん。

自分がしんどくなると。すぐにそうなるんや。
こうしてほしい。あぁしてほしい。
聞いてほしい。受け止めてほしい。
それができるかできんかなんて関係なくて。
できて当然やと勝手に思い込んで。
なんでしてくれへんのよって思って。
苛立ちでいっぱいいっぱいになってしまう。

あんたを何でもできるすごい人やと決めつけてしまうんや。
いつだってあたしを助けてくれる最高の恋人やと決めつけてしまうんや。
そーゆう過大評価が。実はあんたをしんどくさせてるのかもしれんのに。
あたしはついつい。ほんま油断するとすぐに。そうなってしまう。

ごめんね。ほんまごめんね。そうる。

あとね。今回分かったこと。
思ったこと。感じたこと。浮かんできたことを。
そのまま全部言っていいわけじゃなくて。
ひと息置いて。ちょっと冷静になって。噛み砕いて。
ほんまにそれが正しいことなのかどうか。
言ったらあんたがどう思うかとかをちゃんと考えて。
そして言葉にするってことが実は大事かもしれん。

そーゆうのってちゃんと考えてるつもりやけど。
たぶんまだまだ。全然足りんのやと思う。
もうすっかり分かり合えたつもりでおるけど。
それでもこうやって。傷つけてしまうことはあるし。
お互いにイヤな思いをせんようにするためにも。
もっとちゃんと。大事にしなきゃいけないなって思った。

今回のことはまたひとつ勉強やね。
ちょっと痛すぎる勉強ではあったけど。
あたし。これからもっと成長できる気がする。
あたしたち。もっと思い合える仲になっていけると思う。

そうる。教えてくれて。気づかせてくれてありがとう。





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↑コレあたしは大好きやけど。そうるは普段は別にいらんみたい(涙)。


<追記>
しばらく日記が書けなかった間に。
ずいぶんとBBSに書き込みをもらってました。
あったかい言葉から厳しい言葉まで。全部ありがたいと思いました。

あたしはやっぱり。こんなふうにしか日記が書けません。
この間のは確かにだいぶ感情的で。うざい内容やったかもしれないですが。
でも。その時感じたことをそのまま残したいと思うから書いてるわけで。
キレイな表現ばっかり使って。偽りの言葉は並べられません。

これからもこんなふうに書いていくと思います。
へこんだり悩んだりしたことも。ときには汚いドロドロした感情も。
ここにはありのままに素直に綴っていきたいと思っています。

そんな日記ですが。読んで何か感じてもらえたら嬉しいです。
カキコくれたみなさま。ありがとうございました。


2005年08月09日(火)久しぶりの衝突。

昨日久しぶりに。わんわん泣いた。
泣きすぎて今のあたしはかなりぶさいく。
頭も痛いし。目も痛いし。心も痛い。

あたしは涙するとき。そうるにそばにいてほしいし。
その胸に顔を埋めて。その胸を涙で濡らして。
思う存分気持ちを吐き出させてほしいけど。
そうるはあたしの前にはおらんかった。

正確に言うならば。あたしはそうるとの電話を切った後に泣いた。

欲しい言葉を言ってくれんかった。
そーゆうのもあるけど。それ以上に。
あたしには理解できんことを言われた。
思いやりがないとしか思えんかった。

あたしを愛してるとは思えん発言やった。


ここに書くのはたぶん初めてやけど。
実はあたし。最近かなり腰痛で悩んでる。
大学時代。サークルをやってるときから多少はあったけど。
働き始めて。知らん間に少しずつ悪化してきて。
6月の終わりから。本格的におかしくなってきた。

やばいなぁと思いながらも。仕事は休めへんし。
自己流でストレッチやらマッサージやらしながらごまかしてた。
でもある日。体格のいい患者さんを動かしたときに。
声にならんぐらいの激痛が走って。その場にうずくまって立てんくなった。

すぐに外来に行かされて。診察された。
知り合いの先生やったから丁寧に診てもらえたのがまだ救い。
たぶんヘルニアやと思うって言われて。すぐにMRIを撮られた。
その日から昼休みに毎日。背中に痛み止めを打ってもらうようになった。

1時間しかない休憩のうち。30分以上つぶされる。
しかも背中に打つ注射って。想像以上に痛くてしんどい。
なんでこんなことまでして。働かなあかんのやろう。
ここまで自分を犠牲にせなあかんもんやろうか。

被害妄想かもしれんけど。だんだんそう思うようになってきた。
そんなときに。例のAのこととかいろいろあって。精神的にもしんどくなって。
ほんま心身ともにボロボロで。どうしようもない状態になった。

診断結果は。見事に椎間板ヘルニアやった。
あたしが見ても分かるくらい。MRIにはっきり映ってた。
絶望的な気持ちになった。どうしたらええか分からんくなった。

最近でも。痛みは相変わらずやし。
ほんまおばあちゃんみたいな動作になってる。
椅子から立ち上がるときは手をつかんとできんし。
顔を洗うのとか靴下を履くのとか。腰を曲げる動作はすべてしんどい。
こうやってパソコン打ってる今も。腰はズキズキ痛んでる。
日によって多少ラクにはなるけど。ちょっとほんまにやばいと思う。


そうるに弱いところはあんまり見せたくなかった。
分かってほしかったけど。それは甘えかもしれんと思った。
だから時々。「最近腰がしんどくてさ。」って話題にする程度で。
笑えんくらいキツイこととかは言わんかった。とゆーか言えんかった。

うまく言えんけど。しんどいって伝えるのが怖かった。


でも昨日。またちょっとイヤなことが重なって。しんどくて。
電話口でちょっといろいろ愚痴ってもた。
言いすぎやなぁと思いながらも。文句言いまくってた。
そうるの都合とかは全然考えてなかった。
たぶんだいぶかわいいコじゃなかった気がする。

ため息が聞こえて。思わず耳を疑った。
「ごめんな。こんな話ばっかりして。」って言うと。
「いや別にええけど。」ってちょっと不機嫌そうな声で言われた。

「別にええけど。」そうるはよく言う。
でもあたしは時々思う。「けど」ってなによ。
ええけどあんまりよくはないってことか。
聞くけどあんまり聞きたくはないってことか。

昨日にかぎって。妙にそこがひっかかってもた。
あたしが悪かったんやろうか。言い返してもた。

「ええけど聞きたくないよな。こんな話。」
「いやそうは言わんけど。あんまり自分だけがしんどいと思わんときや。」
「え・・・なんでよ。思ってへんよ。そんなん。」
「そうかな。思ってそうに聞こえるけど。」

そう聞いて。あたしは固まった。

すぐ被害者っぽくなるのはあんたの悪いクセや。
腰痛だって別に誰が悪いわけでもないし仕方ないやん。
イヤな人間がおるのだってどの世界でもあることやで。
なんなん。かわいそうやなって言ってほしいんか。
なんやねん。うちにどうしてほしいねん。

そうるの言葉がポロポロそこらへんに落ちた。
あたしに突き刺さりはするものの。
何ひとつとして。心に入ってこんかった。
痛いだけで。ちっとも響かんかった。

あたしのこの腰痛を。「仕方ない」って言うんや。
体験したわけでもないのに。そんなひと言で片づけるんや。
あんたヘルニアの痛み知ってるん。なんでそんな思いやりないこと言えるん。
誰が悪いわけでもない。そんなの分かってるわ。
分かってるけど「仕方ない」で終わりにできることじゃない。
今のあたしにとっては。1番しんどい問題やのに。

しかも。かわいそうって言ってほしいんかとか。
どうしてほしいねんとか。そんなこと言えるんや。
信じられへん。ありえへん。考えられへん。

「なんなん。しんどいって言ってるだけやん。それがあかんの?」
「ちゃうわ。あかんとかじゃなくてその先がないから言ってるんやん。」
「先がないってなんよ。別にあんたに解決索考えろなんか言ってへんやんか。」
「言ってへんくてもこうやって話してる段階でそーゆうことやろ。」

分かり合えんことに苛立って。知らんうちにぶちきれた。

「別にあんたになんも求めてへんやんか。なんでそんなに怒るんよ。」
「求めてきてるやんか。人のしんどさなんか考えもせんと自分の都合だけで。」
「あたしがいつあんたのしんどさを考えてへんなんか言ったんよ。」
「言わんくても分かるわ。あんたはいつだって自分が1番大事やからな。」

自分が1番大事・・・
びっくりして思わず言葉を失った。

そんなふうに思ってたんや。
そんなふうにしか伝わってなかったんや。

あたしがいつもいつもそうるを思ってるってことも。
あたしが自分のことよりずっとそうるのことに関心があることも。
何も言ってこーへんことに。いろいろ気を揉んでることも。
こんなにもこんなにも。大事で大事でしょーがないことも。
そうるには。何ひとつ届いてなかったんや。

「・・・最悪や。もう知らん。」
「なんやねん。勝手なヤツ。」
「知らんわ。どっちが勝手やねん。」
「もうええわ。もう切る。」

先に切られたのにまた腹が立った。
あたしから切ってやりたかったのに。

ボロボロ涙が出た。
唇がワナワナ震えた。
許せんかった。悲しすぎた。


ねぇそうる。昨日は感情的になってごめん。
でも冷静になってみた今。どうしても思うんやけど。
あんたはやっぱりいろんな意味で勝手や。
勘違いもいいとこや。だって違うやん。
あたしはあんたに解決してほしいなんてひと言も言ってへん。

答えが欲しいわけじゃない。
正解を教えてほしいわけじゃない。
ただここから抜け出すために。
ほんのちょっとだけチカラを貸してほしいんや。

正論なんかいらん。共感してほしいんや。
ただあたしの気持ちに寄り添ってほしいんや。
たったそれだけのことや。なんでそれが分からんの。
なんでいつも最短距離で答えを探そうとするん。
しかもそれを自分に求められてるとなんか思うん。

あと。自分が1番大事ってやつやけど。
ほんまふざけたこと言うのもたいがいにしてよ。
あたしはあんたにどんだけむかついたとしても。
そんなひどいことは言わへんよ。

人間確かに。みんな自分が1番大事かもしれん。
でも「自分が1番大事」って言い方は絶対にあかんと思う。
だって他にも。大事なものがいっぱいあるのにそれが消される言い方や。
自分「だけ」が大事って解釈できる言い方や。そんなん言ったらあかん。

あんたがどんなに自分が大事やったとしても。
あたしはあんたに大事にしてもらってることは忘れてへん。
だからあんたに「自分が1番大事」なんて言わへん。

あんたは忘れてるんか。あたしの愛情全部忘れてるんか。
ふざけんなよ。バカにすんなよ。ほんまいい加減にしてよ。

昨日のあんたにはがっかりした。ほんまに心底がっかりしたわ。





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↑キミはどうかは知らない。でもあたしは心から分かり合いたいんだよ。


2005年08月05日(金)キミとあたしは違う。

今日はちょっと。久しぶりにサークルのことなど。
夏やし。自然と思い出して浸ることも多くなってきたので(笑)。


最近そうるの掲示板に。後輩たちがいっぱい顔を出してる。
あたしもたまに覗いては書き込んだりしてるんやけど。
そうるはやっぱり。後輩みんなにとって特別なんやなってのが分かる。

技術面のこと。精神面のこと。みんなそうるを頼って相談してる。
もうすぐリーグ戦も始まるし。チームとしては大事な時期。
元キャプテンでありコーチであるそうるを支えにするのは当然かもしれん。

そんな後輩に対して。そうるも相変わらず熱いレスを返してる。
最近はナイターにもちょこちょこ顔を出してるらしくて。
チームの状況とかもたまにあたしに話してくれる。

そーゆう話をするときのそうるの顔は。
いつも思うけど。ほんまにかっちょいい。
あたしに対して愛情を注いでくれるときの顔より。
もしかしたら圧倒的にかっちょいいかもしれんとさえ思う。

なんてゆーか。あの人はやっぱり選ばれた人なんやと思う。
うちのチームにおいて。絶対になくてはならん人なんやと思う。

そう思ったとき。いつもあたしの中に生まれるのは2つの感情。
そうるへの尊敬。そして自分への落胆。
これがあたしのあかんところやと思うけど。
そうるを前にすると。どうしたってそうなってしまう。

だってあたしはチームにおいて。そんなにすごくなかった。


そうるみたいに。鮮やかなプレーを次々と決められるわけでもなく。
そうるみたいに。いつも的確なアドバイスをできるわけでもなく。
そうるみたいに。みんなから羨望を受けてたわけでもなかった。

そうるほど。バリバリの体力があったわけでもなく。
そうるほど。ムキムキの手足を持ってたわけでもなく。
そうるほど。何もかも優れてるわけじゃなかった。

思い返せば。あたしはそうるの前ではいつも。
そうるに対して誇らしさと心強さで胸いっぱいになりながら。
その反面。どっかで劣等感も捨て去ることができんかったと思う。

最愛の人はあんなにもすごいのに。
あんなにもキレイで眩しくて。頼もしいのに。
あたしは所詮この程度で。この程度でしかなくて。
どこにでもいるような1プレーヤーにすぎん。

あたしってしょぼいな。どうやったらもっとすごくなれるんやろう。

そう思ってるときにかぎって。容赦ない攻撃がそうるから飛んで。
あたしはグサグサと突き刺されまくってた。
「あほか。」「あれはあかんやろ。」「やる気あるんかい。」
あたしの気持ちを知ってか知らずか。否定するようなことばっかり言われて。
こっそり隠れて泣いたことなんて。ほんま数知れずやった。

ただ認められたくて。ただ必要とされたかった。
だってあたしはそうるを認めてたから。必要としてたから。


ねぇそうる。あたしはあんたの前でも。
ちゃんと自信を持てて。しっかり胸を張れるあたしになりたかった。
あんたのレベルに近づきたくて。爪先立ちで背伸びして。
フラフラして危なっかしくてたまらんかったけど。
それでもあたしは。なんとかして差を埋めたくてしょーがなかった。

4年がんばって。あたしはあそこまでしかたどりつけんかったけど。
それでもあたしはあたしなりに精一杯で。そんな自分を評価していいはずやのに。
思い出せることと言えば。あんたに誉められたとか怒られたとか。
やっぱりそーゆうことが自然と中心になってきたりするから困る。

どうなんやろう。あたしってそんなにいけてなかったかな。
あんたの判断に簡単に左右されるようなあたしやから。
そんなふうに。いろんなことがあっという間に分からんくなる。
ある程度。切り離して考えることも必要なんやろうと思う。

あんたとあたしは。別々の人間なんやってこと。
もっとちゃんと。いろんな意味でちゃんと。
あたしは認識せなあかんのかもしれんね。

これから先も一緒に生きていくためには。





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↑怖いからやめろって言ってるんやけどなぁ(苦笑)。


2005年08月01日(月)死んでもよかった。

今日も。普通に1日が始まった。

朝6時半に目が覚めて。テレビをつけて。
ぼんやりした頭でごはんの用意をして。食べて。
顔を洗って。歯を磨いて。化粧をして。
7時半に家を出る。そこまで普通やった。

出勤中に。今日から8月かぁってぼんやり思って。
そしてほんまにいきなり。ふと思い出した。
あたしにとってかけがえないあの日を思い出した。
そこからは普通の1日じゃなくなってしまった。

仕事してても。そのことばっかり思ってた。
危うくにやけそうな顔を必死で堪えて。
ちょっと火照りそうな体を必死で抑えて。
でもどうしてもその記憶を追いやることができんかった。

記憶が溢れ出した。溢れすぎて目眩がした。


ねぇそうる。あたしはすべて覚えてる。

あんたの最高にいやらしい視線も。
あたしの高鳴って死にそうな鼓動も。

熱も。吐息も。唇の感触も。
触れられる先から痺れていく感覚も。
交わした言葉も。感じた心も。
知らぬ間に零れてた涙も。

ねぇそうる。あたしはすべて覚えてるよ。

4年前。2001年8月1日。
あたしはあの夜を一生忘れない。
この先あんたとあたしがどうなったとしても。
あたしは。あの夜を忘れられそうにない。

だってあの夜は。人生で初めて。
今なら死んでもいいと思えた夜やったから。





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↑予測もしてへんかったけど。今思えば運命やったのかなと。





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