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■ 五代目ボンドの個性
彼は・・・・・子供 二作続けて、大人になれジェームズ、と言われてしまうヤンチャ坊主として登場してくる。 オモチャを与えられてワーイって遊んでる子供だから、敵は現実的にな、悪の道に走ったもうひとりの自分だったり、メディアを支配しようとする巨大資本だったり、石油のパイプラインの独占だったり。新聞に本当に載ってるような事件ばっかり。 この現実の世界で、ボンドは理想の大人とは何かを探すために冒険して、子供を見守るのは母親だからで、上司のMはこの五代目ボンドからは女性。 Mはボンドのお母さん。 そして、この五代目ボンドには女性パートナーがいつも同行する。彼を守るためのお姉さんみたいに。 ボンドガールが一夜の恋人から保護者に役割が変わっちゃった。 その女のひとりから何故あたしを抱いたの? と問いつめられ そう問われた五代目は何も答えられずに口ごもっちゃう。 初代だったら《一瞬のときめきが本物の愛に変わるかと思ったのさ》なんて答えて女をキスで黙らせたろうね。だってジェームズ・ボンドって。最初は男の子たちが憧れる理想の大人の男だったはずだよね。
2002年07月26日(金)
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