佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2009年05月31日(日) なんとか更新

竜渕連載を更新いたしました。第2話です。進んでるような進んでないような、続きです。うっかり年少だけにならないよう、4人全員出すことができて良かったー。

けどなんつーか、内容はまったく現実無視しつつ(だって竜渕!)、泥沼にまっしぐらですが。
それでもいいよーという方、現実は置いといてこれはこれ、と思える方、どれだけいらっしゃるか不明ですが、そういう方々が楽しんで下さればこれ幸い。そうじゃなければ、できれば頭を半年、いや一年くらい前に切り替えていただけるとこれ幸い。だってその頃の設定なんです!(言い訳)

しかしなんというかですねえ、私の書くものって実はそこまで描写がなくても、基本的に全部イロゴト有りなんですよね。そしてあんまり甘い話を書いてない以上、ぶっちゃけ「やることやってんのに気持ちは全く見えてないすれ違い」話ばかりで。今回もそうなんですけど。
なんでそうなるかというと、私自身がいい加減イイ年しててますので、ただのエロシーンにそこまで興味がある年齢でもないんです(笑)。そればっかりが重要でもないし。だけど逆に、それが絡まない恋愛もリアルじゃないということも知っていますので、なので必要不可欠な要素として自然に組み込まれてくるわけです。
そして、だんだん年齢を重ねますとね、「告白→付き合う」という手順ってなくなってくるというか、それこそ先にやっちゃって、とかいうことの方が、けっこうリアルだったりするのですよ。なんとなく雰囲気で、とかで、ちゃんと「付き合ってください」「はい」という切り換えみたいなのって、年齢が上がると、実はあまりなかったりするんじゃないかと。結婚ならともかく。
そして個人的に、お話として書きやすい、というか書きたいのはクロスプレイなんですよねー。その辺のもどかしさが書きたい。しかも、恋愛初期の言い出せないピュアなもどかしさじゃなくて、「やることやって引き返せないとこまで来てどう足掻いても傷は残るのに、しかもどちらかが決定的に悪いわけでもないのに、それでもうまく想いを交わせないもどかしさ」を、書きたいのです。…そりゃー殺伐とした話ばかりになるわ、な…

そんな人が書いてますが、お暇な時に読んでいただけると幸いです。
もしよろしければ一言、感想なり「もっとこうしろ」的な要望なり、送っていただければもっと幸いです。


そして、昨日外出した時、ちょっと新宿に寄りまして、少し前に途中で心がくじけたネオの太朗インタビューを改めて読みました。
心がくじけたのは、当然というか「バンドを続ける意志がない人と云々」のくだりなんですが、ワンクッション置いて時間を置いて読んでみて、非常にイロイロと納得はできました。あー分かるけどーできれば言わないで欲しかったなー竜太朗くんーとは思いますが。脱退ライブとか思い出して、納得はできた。
私の一番の懸念事項というか、やっぱりメンバー間の軋轢があったら嫌だな、というのがあったのですけれど、あのインタビューと脱退ライブのメンバーの雰囲気と、総合して思ったのは「理由自体は、メンバー仲がどうのということではないな」「だけど最終的にぶっちは竜太朗くんが納得できる理由を示せなくて、だから納得できないままのライブがあれだったんだな」と、そう思って納得いたしました。
きっと竜太朗くんは、隆くんの時は「バンドどうなるんだろう」と同じくらい「わーんたかちゃんがいなくなっちゃうー」という気持ちでぐらぐらしてたと思うんですよ。でも多分、今回は「お前、バンドどうしてくれるんだよ!俺はなくしたくないんだよ!」という気持ちが大半、な気がする…悲しいけど…
(それでも、バンド続けようということになった3人は、本当強いなって思います。昨日も書きましたけど)
なので、その辺のもやもやを整理した話、以前書いたと思いますけど、7年前のたかちゃんの時に自分整理のために書いた「ユアステイン」の年少版をそのうち書ければなーとちょっと考えてます。今回の自分の整理のために。もっともやもやぐちゃぐちゃした話になると思いますけどね。はあ。
…てか、皆さんそんなの読みたいですかね。ま、いいか…

ネオを読むついでにタワレコに行ったので、久々に邦楽をいろいろ買いました。プラ以外の邦楽って本当、離れているので、ちょっと気になってたのを物色してみた。
買ったのは下記なんですが、
・te'(サマソニで初体験予定なので予習に。いきなり2ndを。期待通り予想通りの音でした。うん好き)
・椿屋四重奏(前々から気になってたので。これもいきなり2ndを。いやこれヤバい、かなり好きかも!うん、きっとハマるかもーと思ってちょっと躊躇してたんだっけ。ヤバい、きっと揃えるね)
・100s(最近マイブーム。中村くんのは持ってたのですが、100s名義は持っていなかったので)
で、ハズレなしでした。ほこほこ。
でも復活カスケードの新作は在庫切れでした。6/9のイースト追加公演のチケットが取れたので、たとえ新曲2曲といえど予習しとこうと思ったのになー。
そういえばその6/9、仕事行ってたら絶対ライブに間に合わないので、健康診断もろもろくっつけて有休にする予定なんですが、よく考えたらプラさんの「梟」のフライング発売日? うわ今の仕事状況じゃ絶対発売日とか無理って思ったのに、張り切って買いに行けてしまうではないか。と、さっき気付きました。
でもライカの特典、気にはなりますが(だって!ぶっちいる時だし、自分も参加したイベントだし!)もうライカに行きたくないので見送ります。なんていうか、もう、ライカやラフォーレは私が行っていい場所ではないと、思った。身の程というかなんというか。

そういえば、買ったCDを聴いたついでに、少し前に買ったまま放置していた(よくやる。聴いてないCDと読んでない本がいっぱいある)2年前に出た石田ショーキチ氏のソロ1stを聴いたのですが、ドラムに「TACHIBANA」の名前を発見して仰天しました。え、トールさん! ネジでお馴染みte’のトールさんですよね! いやこのスネアの音は絶対トールさん…くそーなんでもっと早く聴かなかったんだ私の阿呆。全曲ではないけど。遊びバンドでスパイラルライフやってますよーとか本人に言ったりは…してないだろな。
そしてまたこのCD、スクーデリアの1stの雰囲気ばりばりですごい好みなんですけど! くそーなんでリアルタイムで入手しなかったんだ私の阿呆その2。ツアーとかやってるやん! それから2年間音源が出てないというのも気になりますが。

さて、明日からまた会社です。…がんばれわたし。
夏ツアー、会社の状況がヤバいんで休みとか取れない、というのもあります。JCBの日はなんとか休みたいですが。
頑張れ私たち。


拍手下さった皆さん、ありがとうございました。



2009年05月30日(土) 夢のくずを羊が食べた

またも間が空きました…ねえ…(遠い目)
大変な一週間だったんですけど。いつも大変ですけれど、えーとねえ…(遠い目)

ここんとこずーっと、私もチーム全体もバタバタしてて大変で、精神的にも皆がきてたんですけどね。特に私とペア組んでる社員ちゃんは見るからに皆に心配されてる感じで追いつめられてて、先週「もう私限界。土曜にカウンセリング受けて来る」と聞いたりして、心配しつつ私も人のこと言ってる場合じゃない感じではあったのですが。今もあるのですが。

明けて今週月曜日。2ヶ月前に入ったばかりの実質チームNo.2男性(派遣)が失踪いたしました。ははは…

いやね、金曜に相当ヤバいとは皆思ってたんですよ。大丈夫ですか?と私も多分他の人も聞いてたし。担当案件は別だからあまり一緒に仕事はしてなかったんですが、その時のはあまりに切羽詰まってたので私も少し手伝って、でも指示の出し方とか資料とかボロボロで、相当テンパってるのが明らかだったし。
そうしたら月曜出勤したら、彼からチーム全員に「こんなに皆に協力していただいて頑張ってるのに」という趣旨のメールが送られており、ヤバいんじゃ…と思ったら案の定、そのまま来ず音信不通になりました。おーーい!!
しかし抱えてた案件は状況変わらないまま続行中でして、ぷっつり逃げたものだから仕事全て宙に浮いてて、ちょっとでも関わった者全員が総動員で対応に追われたわけですけどね。私そもそもちょっとした手伝いしかしてなかったのに、なんか流れでいつの間にか点在しているデータをまとめて管理画面更新してエージェンシーに投げて、という窓口扱いになっておりまして、いやそれ駄目だって!私責任持てない!と慌ててあちこちにストップをかけて、確実に上司に最終チェックと承認は得られるよう、皆に確認いたしました。上司(チームNo1)は失踪されてそりゃもー大変なので、なるべく実作業やら手伝えるところはやるけれど、ノーチェックで行きそうになってひいい!と思った。ヤバすぎる。

そんなこんなで連日また終電どころか、終電に乗れない日もありつつ過ぎて、しかもようやく少し落ち着いた水木には私どうやら風邪っぽく発熱してしまい、でも休めないので葛根湯と栄養剤と気合いで乗り切りながら、帰宅してすぐ頭痛と吐き気でばったりいっておりました。
で、失踪した彼は一応連絡ついてこのまま退職、という形になったんですが、実は私と同じ派遣会社で担当のお姉さんも同じでして、金曜の業務後に彼女が来られたので話を聞いてきました。状況とか、あんまり詳しく分からなかったし。
とりあえず「皆さんには本当ご迷惑をおかけして」と言われましたが、もっと大変なのは担当の彼女だと思いますよ。責任問題だもんな。「2時間説教しました」と言ってましたが。
でもそこで逃げ出した彼の話というのを聞いて、うーんそりゃ不幸ではあったよねある程度気付いていたけど、とは思いました。皆が心が折れそうなよろしくない状況だから、あーぽっきり折れちゃったのね、というのは分かる。私も折れそうだ。が。
「それでも、この逃げ方は駄目ですよね」「それはその通りです。これはない」
という合意はいたしました。逃げたくなる気持ちは分かるけど、今後のこととか長い目で見たら、今しんどくても最低の礼儀は守るべきだろう…

てなわけで、今週もごっついしんどい仕事でした。はあ。
彼から引き継いだ(押し付けられた?)業務、私がやってんのを他の社員さんも不安がってて「大丈夫なの?ミスしてない?」と再三言われて、私も自分に自信がないから怖くて怖くて、実はさっき家から再度ダウンロードしてチェックとかしてみたり、してた。もう納品終わってるから今更取り返しつかないんですが、とりあえず見て確認したくて。明日ももう一回やろう…月曜に会社行くの私も怖いよ。クレーム来てないか怖いよ(泣)


そして本日の土曜日は、2つ前の会社の同僚(明ファン)と下北で飲んできました。NHKホール以来に会った。
散々お互いの業務のことを言い合ったりした後、「てかぶっち辞めちゃったんですか」という話にやっぱりなって。私が連絡するまで彼女は知らなかったらしいので、全て終わってしまってからの報告だったんですけれど。なんだかなーと言いつつ「でもバンドを存続させようって思ってくれたのが強いし有り難いと思う」というとこに着地しました。ほんと、それでも続けていくっていうのは覚悟がいると思う。まー彼女は明くんがいたらいいんだろうけど(笑)。
そして「ぶっちが何がしたいとかいうの、本人にしか分からないことだけど、とりあえず元気に活動してるならいいよね。彼にも生活があるわけだから」「そうですよ。仕事しないと食べていけないし、男は仕事頑張ってなんぼだし」という働く女子の意見で一致いたしました。いや、実はお互いの会社で失踪者が出てる状況だったんで、道は分かれてもそれぞれがいい仕事できたら良かったんじゃないかということになったんですよ(…それもね…)。
彼女も10年来のファンなので、前の交代劇も知ってるからその辺の受け入れのファンのゴタゴタも心配しておりましたが、「いいじゃんバンドはバンドなんだから。オアシスなんてもうギャラガー兄弟しかいないじゃん!」と言われて、えらい大物を出された!と吹きました。
「そうですねースマパンなんて最早ビリーしかいないですしね」「そうですよ。オアシス、ギャラシスとかに改名したらいいんだ」「(笑)じゃあスマパンはビリーと愉快な仲間たちとか」「ビリーパンプキンズでいいんじゃないですか?」
ごっつい面白かったです(笑)。また近いうちに飲みたいなあ。


で、この一週間ネットには当然入れず(会社で見てるけど、限られたとこしか見れないし)情報に取り残されておりました。と、とりあえず明日まとめて見よういろいろ。
あ、ツアー発表されたのはさすがに見ました。うーんJCBと、良くて仙台と長野かな。ていうか土日しか無理だし、いつもの(笑)九州はサマソニとモロ被りなので無理だし。


放置な間も拍手下さった皆さん、ありがとうございました。
あ、明日はなんとしても少しは更新したい…ちょっと今日ネオを読んでいろいろ思うところもありましたので。



2009年05月24日(日) 銀猫電報

猫の抜け毛が最近ほんとひどいので、ファーミネーターでいっぱい狩ってやったら山盛り取れまして、ぎゅーっと丸めてボール状にしたら、FCページに載ってたクロちゃんの毛ばりにボールになりました。そしたら猫が食らいつきまして、今日は一日中そのボールで遊んでましたが、お前それ自分の毛なんだぞ。自給自足だなあ。
うちの猫、無邪気としか言い様のない性格で人見知りしないのですが、先週キッチンの点検のおっちゃんが来た時も玄関でにゃんにゃん鳴きながら出迎え、びっくりされました。あまりにつきまとうので「子猫ですか?」と言われたんですが、もう2歳半で充分大人です。男が好きなだけです(このメス猫め!)

そうそう、来月の凡庸のチケット取れました。今度こそ行ける。わーい。
やっぱりイーストがいいです。もう狭い会場じゃ無理になってきてるよ、うん。
そういやte'、サマソニ出演ですね。見たいけど、ビーチステージか…外れてるし暑いんだよな…


昨日は、またもやすんごい長いライブレポを書いて力つきました。一週間も経ってて記憶もやばかったしなあ。
感じたことがすごくあって、それをどうにかうまく伝えられないかとごちゃごちゃ書いてしまった、というのもある。

新体制のプラを見て、それが懸念を吹っ飛ばすくらいとても良い状態で、それには心底安堵させていただきました。良いドラムさんが見つかったね良かったね、と思います。
でも、だからといって過去は過去、というわけではなくてですね。今までの積み重ねがあってこそ、の今後であって。最初(厳密には最初ではないが)に隆くんが作ってくれた世界も、続けてぶちおが作ってくれた世界も、それをひっくるめてのプラであって。それは大事にしたいなあ、皆もして欲しいなあっていう願いがあるんです。

だって、ぶっちゃけケンケン氏のドラムって、かなりぶっちの世界を丁寧に忠実に踏襲してたと思うよ。とりあえず今のところは。それもあって違和感なかったんだと思う。

新体制が良いと思えるのは幸せなことだし、その方がいいに決まっています。
だけど、今までの楽しかったことも全部忘れてしまうのは、しまい込んでしまうのは、悲しいなって思うのです。
固執するというわけじゃないの。今からは今からで、どんどん楽しむよ。楽しめそう、と思えること自体が幸せだと思うよ。そして同時に、楽しかった思い出も大事にしていけたらいいじゃない。
私は隆くんのいた3年間を大事に覚えているし、ぶっちのいた7年という長い間も大事にしていきたい。だって、悲しいこともあったけど、圧倒的に楽しかったし幸せだったから。それに感謝してるから。

私はそうやって自分の中で折り合いをつけております。


で、折り合いをつけつつ連載のネバネバ(ニロさん命名笑)の続きを書いていたのですが、わーんタイムアウト。今から風呂入って、頑張ってもし区切りいいとこまで書けたら、追加でアップするかもですが。
ちなみに今、えろの途中まで書いて行き詰まってます(笑)どこまで書くか…
ところであのタイトル「ネバー・ネバーランド」ですが、元ネタは原語に忠実にした、というわけではなくてですね、メタリカのあの有名曲の歌詞からです(笑)。それこそニロさんくらいしか分かってくれないかもしれないですがね。黒い速度ツアーだったか、最終のAXで告知タイムのBGMとして演奏されたことがあるのですが、イントロで私だけ爆笑してたっけ。

けっこうド暗い、どうしようもない話ですが(しかも竜渕!)待ってていただけると嬉しいです。


拍手下さった皆さん、ありがとうございました。



2009年05月23日(土) PlasticTree“サヨナラ三角また来て四角”@渋谷AX(5/17)

遅ればせながらレポを。長いです!

微妙に雨っぽく寒かったので冬寄りの服で行ったら、ちょっとライブ後暑かったです。
整番800番台でそんなに良くもなかったし、同行者もいなかったのでいいやーと開演15分前に着く感じで原宿駅から歩いて行きました。だんだんお仲間らしきお嬢さんが周囲に増えて来た、と思いつつ入口の門の辺りに着いたら、前から着た観光客らしき女性2人組が真っすぐ私に近付いて「表参道ってどう行けば?」と聞かれました。ええ、どう考えても真っすぐ私に向かってきたんですけど(笑)。
他、バンギャルぽい人ばかりだったからだろうな…当日の私の服装は、マークジェイコブスのジャケット&ハーフパンツにスパッツ、ジルスチュアートの7センチヒール、アナスイのバッグ、ジェームズコヴィエロのニット帽でした。バンギャルらしくないどころか、年相応ですらないですが。どうせ後ろで見るし、ちびっこ(156cm)だからヒール履かないと見えないんだもん。

今回のIDチェック、手間かかるんじゃないかなーと思ったら、まず入口に4人スタッフがいてチケットと身分証明書と会員証チェックして、その後に改めて入場、という流れで思ったより全然スムーズでした。うん、今度からもこうしたらいいよ。
グッズがあったはずだけど、私にはブースすら分からなかったです。
開演時間5分前くらいに入って、下手真ん中の後方…分かり辛いな、2階席の屋根ぎりぎりのあたりに落ち着きました。AXに限らず、2F席屋根の下だと極端に音が悪くなるからなんとか前に行きたくて。開演前はいろんな洋楽が流れていた感じでしたが、MUSEでこっそり微妙にテンション上がってました。
しかしそんな中海月に囲まれながら、直前に来た友達からの恋愛相談メールの返信をそこで書いておりました。「そんな面倒くさい男、一生面倒見てもいい位惚れてないならやめちまいな!」という。なんだかなー。

だいたい15分押しくらいでマイブラが流れてメンバー登場。ドラム氏も紛れて登場されました。
私の位置からは幸か不幸か、途中まで全くドラムが見えなかったです。下手なのに正くんもあまり見えず、太朗・明はだいたい視界確保、くらい。途中から全員見えましたけれど。
竜太朗くんはふんわりヘアーで、袖と裾がラッパ形の黒ワンピース(なんか魔女の宅急便みたいだった)に黒ズボン。前回のAXに比べたら若干ふっくらしててほっとしましたが、それでも肘から先は細いなあと思った。明くんは前髪がわさーっと簾で、グレーのノースリパーカーで、髭のくせにやたらビジュアルくさい印象でした。いや男前だったけど。髭だったけど。正くんは白黒Tシャツに赤カーディガンでした。
注目のドラムさんは遠かったしあんまり見えなかったんですが、前髪が片目隠れる感じにアシンメトリーに長く、友達がNHKの時にチラシ見て「なんでこのバンド全員片目隠してるんだろ」と真剣に呟いたのを思い出しました(笑)。あとは黒Tシャツだったことくらいしか。
そうだ、ベードラのヘッドがですね、マイクスタンドが邪魔でよく見えないけど何か書いてあるなーと思って見てて、途中で「Plastic Tree」て書いてある!と気付いて、こっそり動揺しました。ぶっちよりはシンプルだけど、大まかな形としてはぶっちのセットに近かった、気がする。

セットリスト
うつせみ、ナショナルキッド 、cell、蒼い鳥、本日は晴天なり、テトリス、Crackpot、秘密のカーニバル、斜陽、メルト、アローンアゲイン・ワンダフルワールド、空中ブランコ、Ghost、ヘイト・レッド、リプレイ、アンドロメタモルフォーゼ
EN メランコリック、サイコガーデン

ライブ始まった時はそりゃー見てるこっちも緊張しておりました。イントロの瞬間に竜太朗くんが操り人形スイッチ入ってがくーんと身体を傾けて、わープラの太朗くんだーなどと思っておりましたが、どうしても7年前のチッタを思い出しながら、さあどうだ、と緊張してた。
1曲目がうつせみでして、すんなり聴きながらもこれはきっちりとリズムを刻んでいく曲だからあんまり判断できないな、と思っておりました。7年前もエーテル始まりで、全然変化が分からなかったもん。1曲目にしては竜太朗くんのボーカルがきっちり出ててかなり良かったですが。
そしたら次がナショナルキッドでして、えーとなんというか、「えー全然違和感ねえ!」て感じに普通に楽しくて、わはは何だこれーと思って「冷蔵庫に入ろう!」と手を振っておりました。私ねえ、本当に楽しくないとあんまり手とか上げないし叫ばないノリの悪い人なんですが(最前だったら礼儀として上げます)ちゃんと楽しくて手が上がったんですよ。そしたらcellが続いて、びっくりしたけどこれもわーいと手を上げてた。なんだcell楽しいやん盛り上がるやん何で今までやんなかったのーとか思ったりもした。
拍子抜けするくらい、違和感がなくて、楽しいライブだったんです。

cellがきた時は「え、ひょっとしてぶっちラストと同じ構成?」と思って(よく考えたら1曲目から違うんですが)それはそれで…!とちょっとどきどきしてましたが、けっこう近い構成でした。多分、メンバーも余裕があんまりなかったんじゃないかなーと思う。あと、それこそ久々にやったら良かった、てのもあったろうし。
竜太朗くんがギターを持ったから、この流れだと蒼い鳥?と思ったら当たってて。これのドラムがとても丁寧にしっかりと叩いていて、ああこれがこの人の音なのか、と思いつつ丁寧さがとても心地よかったです。でもソロの時の盛り上がりがちょっと弱かった。ライブ全体で見て総合的に、ぶっちに比べると勢いがなくてその分どっしりしたドラムだな、と思いました。
テトリスの時にはもう心底安堵して、ああなんだ変わってないよーと思って、安堵のあまりうるっときまして。その後何度も同じようにうるうるしてて。リプレイでは本当に、ちょっと、泣いた。
リプレイって本当にあのメンバーの集大成な感じがしてて私にとって宝物な曲でして、だから誰があれを再現してくれるんよーって思ってたので、ちょっとだけ変わって、でもちゃんとあのままの私の大切な曲だって感じて、ほんとに嬉しかったんです。「嬉しそうに君は泣く」でした。ほんと。
さすがに空中ブランコは如実に違いましたけれどね。ただただ「うわやっぱ違うなー!」と思って聴いてた。
予想外にアンドロまでありまして、1年前のキネマ倶楽部の時のロックな感じに近い形に仕上がってて、これもすごく良くかったです(でもあれは、一回そのパターンでやってたから受け入れられたかな、と思う。それまでの壮大なパターンしか経験なかったら、ちょっと戸惑っただろうな)

いや確実に違うんだけど、違うドラムなんだけど、原曲に忠実に大切に叩いてくれてるなあって感じを受けました。
まだまだ堅くて、馴染んでない部分もあって、ちょっとモタったなっていうのも何度かあったんですが、最初から完璧なんて無理だし、全然気にならなかった。
なんか、自分が予想外にすんなり違和感なく楽しんでることにライブ中から疑問で、なんでこんなに違和感なく楽しめるんだろう、ぶっちに変わった時は本当戸惑ったのに、とライブ中にずっと考えてたんですが(集中しろ…)途中で、ふっと「でも結局ぶちお曲ばっかりやん」と気付いて、なんかそこでああそうかと、私の中でひとつの答えが見えました。
これはほんと、私の個人的な見解なんですけれど。
隆くんは、ひたすら深く狭く世界を追求してたと思うのです。彼自身にも頑に「プラはこうだ」という思いがあって、だからああいうシンプルで深いドラムを提供してた。だからぶっちに変わった時、その世界からはみ出したことに皆が戸惑って「違う!プラこうじゃなきゃ!」という声もすごくあった。
だけどそこからぶっちは、ものすごく曲の幅を広げてくれたじゃないですか。彼自身も変えていこうという意識をすごく持って、試行錯誤して頑張って、その結果の曲たちであり今のプラがある。
ぶっちによって曲のレンジが広がった今のプラだからこそ、7年前の時とは違った意識で新ドラムが受け入れられたんじゃないかな、と、そういう土壌が出来てたんじゃないかな、とライブ中に答えを出して、ひとりで納得しておりました。
考えてみれば隆くんは、在籍5年でアルバムは3枚。対してぶっちは7年でアルバム6枚。いつの間にかこんなに長くいてくれてて、曲もこんなにいっぱいあるんだもの。そして古い曲もいっぱい育ててくれてたもの。
ぶっちがしっかりと育てて広げてくれてたから、新しいドラムが馴染みやすい、少なくとも7年前よりは馴染みやすい土壌があったんだと、そう思います。

もちろん、新ドラムさん(この日時点では名前も不明でした)が、それをこなせる実力の方だということは大前提ですが。
あと、これも私の印象ですが、まだ日が浅くてアレンジする段階じゃないんだろうけど、頑張って忠実に再現してくれてるように感じました。ぶっちで変わったのには彼自身の「変えてやろう」意識が強かったせいもあるから、それも違和感のなかった一因かな、と。これからどう変わるか分からないけど。

あとねー、ぶっちラストの時は、2階の後ろの席だったせいか、ぶっちゃけあんまり音が良くなかったんですよ。ドラムの抜けがとにかく悪くて。メンバーのテンションのせいもあったかもしれないけれど。プラスこっちの気持ちも。
そういった不完全燃焼も実はあったんですが、この日は場所のせいもあってかとても音が良くて、スネアがすこーんと乾いた音で抜けて、それも良かったです。
メンバーもにこにこ楽しそうで、とりあえず竜太朗くんがちゃんと笑顔で、あの人ほんとにそういうの出るから、それにも安堵しました。正くんの安定感が神なのは知ってるのでいいですが(笑)、明くんも楽しそうだったし。

いい加減既に長いんですが、以下まただらだら覚え書き
・cell、嬉しかったけど歌詞ぼろぼろだった気が。
・本日は晴天なり、の最初で明くんが前に出てリフを弾き始めた時、スポットライトが立ち位置に点いてしまい、金子さんの半分がライトアップ(笑)。しかも明くんの方にはなかなか当たらず。笑いを取る男だ…
・曲間に「中山ー!」コールが響いて、それに明くんがば!と顔を上げて固まって、しばらく笑いが。笑いを取る男。
・マイク無しで竜太朗くんがひたすら煽った後、ステージ上で皆がお見合いして、次の瞬間に明くんがマイク無しで「あー俺だー!」と叫んでヘイトのイントロ。ほんと、笑いを取る男だ…
・明くんは一度も下手に来なかった(涙)。正くんが時々上手に行って仲良く絡んでました。
・当たり前だけど、正くん明くんがすごくドラムを見てアイコンタクトしてた。
・本日は〜とか、秘密の〜とかかな、若干リズムの乱れがあって、あー難しいんだろなーとか思ってた。
・秘密の〜のイントロは年長2人の煽りのひょこひょこさが笑えます。
・斜陽はびっくりした。個人的にライブでは苦手なので、ぼーっと竜太朗くんの奇怪な動き(笑)を凝視してました。
・メルトはよろしかったです。はい。
・メルトの途中で急にベースアンプ上の何太朗に気付いた。白い顔が浮かび上がってて軽くホラー(笑)
・そして途中で高く上げられた竜太朗くんの腕の、生っ白さにぞくっとした。色んな意味で。
・アローンアゲインで、あーこのドラムは、と思い、続いたのが空中ブランコだったので、さすがにこの辺はすごく複雑でした。駄目とは言わない、けどやっぱり色々思うところはありました。
・ドラム氏の登場退場のこっそりさに、あーまだとりあえずサポートなんだな、と思った。
・なんだかんだ、ドラムを紹介されたらどうしよう、とどきどきしてたので、竜太朗くんが「後ろの謎の人」呼ばわりした瞬間に実は安堵しました。ち、ちょっとまだこの日は受け入れる体制じゃなかった。
・最後、お立ち台に立つ竜太朗くんの後ろで明くんがひとりエグザイルをしてた(笑)。ご機嫌さんだ…

MCもいっぱいあったんで。
・竜「あ、…やあ」やあ「これもどうかと思うんですけどね(笑)」
・竜「けっこう長く、テロリストのように潜伏してたんで。昨日イベントでも言ったんですけど、リハビリだと思ってください」
・竜「絶好調なのは正くんの腰つきを見れば分かると思います」なに言ってんの…
・竜「雨降った?」客が降ったとか降らないとか微妙な反応。竜「じゃあ本調子じゃないですね」
・正「もうそれ嫌なんだけど(笑)もうすぐ梅雨だよね。だから雨降ってもおかしくない」本気で嫌がってるとみた。私ももうやめろと思う…
・竜「魅惑のMCタイムです。…やー、タイフェスティバルやってますね」近くでやってたらしい。「タイフェスティバルの一環でのライブですけれど」えー?(笑)
・竜「タイ行きたいなあ。タイの夕日を見せてあげたい」なに言ってんだか、と思ったら「ネットで画像とか落として…明くんが見せてくれます」丸投げ。
・なんかタイ語を連発してましたが私にはさっぱり(笑)
・(かわいい〜との声に)竜「そう言われるの嫌いじゃないです(笑)お前も可愛いぞ!全然見えないけどきっと可愛いはずだ!」
・竜「誘惑のMCタイムです。誘惑、したいしされたいですね(笑)…ほんとね、こんな日にするMCじゃないよね」ほんとにね。
・竜「ここはセットリスト的に煽るところなんですが、昨日、何年かぶりに煽ったら声がひっくり返りました(笑)。悲しいですね、昔できてたことができなくなるっていうのは。悲しくて美しいですね」美しくはないだろう。てか、この瞬間に私の背後の人が「アラフォー」と呟いて吹きました(笑)
・明「ライブは疲れるよねー!でも楽しいよねー!」沸く客席に「俺今いいこと言ったよね!」嬉しそう。
・明「こんな楽しいライブも、泣いても…泣いて笑って喧嘩して、憎いよこのど根性ガエル!どっこい生きてるシャツの中!」この人…
・竜太朗くんが何言ってんの、みたいに突っ込み、明「いや泣いても笑ってもあと数曲、と言おうとしてね」と言い訳。
・でも明くん、ど根性カエルネタ好きというか、以前も言いましたよね「ヒロシとかピョン吉とか」て。
・竜「再生できて良かったです。リプレイ」こういう言葉に弱いです。

ここからアンコール
・竜「(腕をさすりながら)衣装の毛がすごいことになってて、楽屋でびっくりして。チャック・ウィルソンみたいな」反応薄い。明くんと顔を見合わせ「皆知らないか。C.W.ニコルみたいな」これも反応薄。「スティーブン・セガールみたいな」これもいまいち。…でもすいません、私全部分かりました(ははは)
・竜「胸毛をちぎっては投げちぎっては投げ、みたいな。男性ホルモン復活ですよ」いやーー!
・竜「猫印ブログなんて始まっちゃって、ちょっと影薄くなってますけど。ファンクラブといえば先輩です」何太朗を指し「ちょっとぐったりしちゃってるけど」斜めになってました。
・竜「多分曲の途中に一言喋りますので見ててください」
・竜「ファンクラブの人に言っても仕方ないけど…8月30日はなんの日ですか?」武道館ー!「ブブー、日本武道館です」
・竜「まわりの人を誘って来てください。お願いします」
・告知後、竜太朗くんのジャンプに合わせてドラムがドン、と決まり「すごいじゃん」と嬉しそうな竜太朗くんが印象的でした。

あー長々と失礼しました。なんか、レポだけじゃなく見解をいっぱい書いてしまった。
でもとりあえず、今の時点の私の所感ですので。
すごく楽しかったし安心したし新ドラムさんも好感触だったけど、諸手を上げて歓迎〜ていうのはちょっと違うというか、いや歓迎はするんだけど何故それに至ることができるのかという、私の中での整理です。
たかちゃんがいて、ぶっちがいて、それでプラの今があるのは紛れもない事実なのだから。

拍手下さった方、ありがとうございました。



2009年05月22日(金) きつい(ぼそ)

こうも終電が続くとなあ…ただでさえ精神的によろしくない仕事状況だというに。
世間では新型インフルエンザが大騒ぎみたいですが、なんかそんなこと気にしてる余裕なんかないというか、気をつけた方がいいんだろうけれど騒いでるような暇はないよというか、へーそうなんだ、としか思えない…身近に発生してないものにかまけてる余裕は無い、いっぱいいっぱいの私です。

しかしあれですね、無駄に騒ぐ人(中傷電話してみたり)って暇なんだなって思うよ。うん。


そんなこんなですが、前回の日記に対してか、なんだか拍手いっぱいいただきましてありがとうございます。メッセージやメールも、すごい嬉しいです。
うん、今更だけどやっぱり週末はレポを書こう。正直、複雑な気持ちもあって、ただ楽しいだけのレポにならないと思うけれど、リアルタイムの感想を書きます。
メール等のお返事もしますので!(ニロさん…!この週末こそ一ヶ月前のメールのお返事をしようと本当に思ってたんですー!しかしあの連載を楽しいと言っていただけるのは他におられないと笑)

そんなわけで、土日はきっと引きこもりです。
ちょっと見たい映画があったんですが、気力ないかなあ…



2009年05月20日(水) ここじゃ誰の共感も得られないかもしれないけど

17日のAX直後に感想メールをだーっと送りつけた関西時代の友達から「あんたの感想がめっちゃ分かりやすくてかなり伝わった!」とメールをいただきました。なんかすごい嬉しかった。
レポ書く余裕がなかなかできないので、端的に書いたその感想をひとまずここでコピペしときます(ちなみに関西弁で書いております)

「なんか全然普通に楽しかったんやけど! 最近の曲がメインやから、という理由もあるだろうけど、少なくともたかちゃんからぶっちに変わった時のあの激変には程遠い変化やった。
馴染んでない部分もあるけど、それは仕方のないことやし。でもぶっちに比べたら勢いはなくてもっとどっしりした感じかな。
んで、やっぱりぶっちがこうやって曲の幅を広げてきてくれたから、前の時みたいに『違う!プラはこうじゃなきゃ!』て風にはならんかったんやろなって思ったよ。たかちゃんは狭く深く世界を追求してたから、そこからはみ出た変化にあの当時は皆が戸惑ったんかなーって。たかちゃんの土台があって、ぶっちがそれを育てて、そしてまた新しい人がちゃんと受け継いで育てていってくれそう、て思えた」

こんなメールを12年来のプラ友達に送りつけたわけですが。
客観的に見ても、ライブが良くて安心した感じと、そしてやっぱりぶちおがまだ大好きだな自分、てのが伝わりますな(笑)。ライブ見て楽しくて嬉しくて安心して、そしてぶっちに感謝している自分がいた。
新ドラムの音がしっくり馴染んだ土壌は、やっぱりぶちおが広げた曲のキャパってのが大きいと思うのですよ。

ええ、どうだろうとぶちおには感謝する気持ちと応援する気持ちでおります、私。
新しいドラムくん(正体不明)はかなり良かったですし、このまま加入してくれたらいいのに、と思ってます。顔はよく分かんなかったけど、少なくともプレイは良かった。
でもそれとは別次元でぶちおは大好きなままです。もちろん、たかちゃんも好きだし。

こんな風に考える私は、すごくマイノリティかもしれないけれど。ひどく偽善じみてるのかもしれないけれど。
でも本心なんですよ。新しい人ありがとう、ぶちおありがとう、太朗くん明くん正くん良かったね、て、並列に、ほんとに今そう思ってるの。
ここ読んでる方は誰も共感できないかもしれないけど、ね…


拍手下さった方、ありがとうございました。



2009年05月19日(火) うはー…!

月曜火曜と、終電なのはなぜ!
身体もしんどいし、とっととプラさんのレポ書いておきたいから早く帰りたくてお昼休憩も行ってないのに、結局終電なのはなぜ! 余計しんどいだけやん!

そして昨日、帰宅してからまた「うわー武道館の先行!!」と気付いて慌てて予約いたしました。なんか今回郵送でシステム違ってて、電話口でアワアワしてしまったっちゅーねん。

でもプラさんのライブでとてもほんわか幸せになれたし、テトリスがとても楽しかったので、仕事中テトリス聞いてました。いやプラさんをいろいろと聞いてました。
けどランダムに流してたらうっかりゼロが流れて、あれはさすがに仕事中に聞く曲じゃなかったー(苦笑)。賛否両論ある曲でしょうが、私はただただ純粋に名曲だと思っております。


なんかけっこう拍手いっぱいいただいてまして、ありがとうございます。
レポ、待っていただけますか。いや皆さん行かれただろうし他の方が立派に書いてはるでしょうけど。
とりあえず個人的覚え書きだけはしたいのー。



2009年05月17日(日) プラ@AX行って来た。

涙しました。
安堵のあまり(笑)

詳しくはまた明日以降(書けるのか)レポ書きたいと思いますが、すんごいどきどきしつつ、それこそ7年ぶりくらいのどきどき感を抱えつつ、7年前のチッタと同じくひとりで下手後方にいたわけですけれど。
7年前と同じく、1曲目が判断しにくい曲だったから(前回はエーテル、今日はうつせみ)いやまだ分からん、と思って。
2曲目で、7年前はあまりの変貌に腰を抜かしてぶっ飛んで爆笑して(絶望の丘)、今日は予想外の「いつも通り」に緩く笑いました(ナショナルキッド)。

確かに変わりました。すごく変わった曲もありました。さすがに空中ブランコは全然違ったし。
でもねえ、なんというか、あの7年前の変貌の衝撃を知っている身としては、「え、何、覚悟してたより全然変わってないし普通に楽しいやん!」というライブだったのです。少なくとも私は。

後ろの方だったのでドラマーさんはあんまり見えませんでした。
所々堅くて、馴染めてない部分はあったけど、それは仕方ないことだと思う。それでも、充分楽しませてくれたし、うまかったと思います。ぶっちとは違うんだけど、でもぶっちの作ってきたそれまでのプラの良さを、かなり忠実に再現してくれていた。
強いて言うなら、ぶちおより勢いはなかったかもれません。もっとどっしりとした印象がありました。

蒼い鳥をとても丁寧に叩いていて、それがとても嬉しかったです。

正くんはいつも通り落ち着いてにこにこして、明くんも笑顔で笑いもいっぱい取って(笑)、そして竜太朗くんが笑顔で、とても良かった。
FCライブらしくゆる〜い空気で(そうじゃなくても緩いけど)下らないMCして「こんな日にするMCじゃないよね」と太朗くんも笑ってて。2ヶ月前の同じ場所での、あのライブでは見れなかった笑顔で。

最近私は、仕事絡みで落ち込んでて、とにかくもがいてて、自暴自棄になったり必死になってみたりを繰り返していて、そんな精神状態だからか、プライベートでの懸念事項だったプラさんがこういうライブを見せてくれて、ああ良かったなあと思って何度もうるうるしました。
後半、リプレイを聞きながら、視界がぼやけてた。ぶちおとは違う、でもちゃんとこれはプラだ。続くアンドロは、壮大ないつものパターンではなくて、一年前のキネマ倶楽部での簡潔パターンに近い完成度だった。

あれから一度も泣けなかったけれど、ここでやっと、安心して泣けました。…幸せなことです。
私が泣くのは、悲しいのとか苦しいのとかじゃなくて、安堵した時や悔しい時なんだなあ…

ドラマーの紹介も何もなくて、どういうスタンスになるのか、どんな人なのか全然分からないままですけれど、でも、うん、この形なら大丈夫。
良かった。ほんとに。
そう思いながら、まっすぐ原宿駅に向かって帰宅しました。友達とメールいっぱいして帰ってからご飯して、とかやってたらすっかり夜中になってしまいましたが。

そういや終了後、出口のあたりでメール書いてたら目の前をたつきさんが横切られましたが、お友達とご一緒だったので声はかけませんでした。笑顔だったので安心いたしました(笑)


そして、拍手下さった皆さん、ありがとうございました。



2009年05月16日(土) そこで愛が待つゆえに。

何故か最近100sおよび中村一義ブームです。仕事中、ようつべエンドレス。こういう声が好き。


またもや一週間のご無沙汰で申し訳ないです。
仕事で精神的にいっぱいいっぱいでした。すごい虚ろな目で毎日帰宅していた気がする…

金曜は、なんとか早めに上がって前の会社の仲良しだった女の子と一年ぶりに飲んできましたが。といっても私は飲めないし、彼女も薬を飲んでるから、と2人して居酒屋でソフトドリンクでしたが。
私が辞めてからの状況はぼちぼちとは聞いていましたが、あまりよろしくない状況が続いているらしく彼女も辞めたいと言ってまして、私は派遣切りで辞めさせられたわけですが今となっては良かったなあ、という話になりました。ベンチャーだったんですが、社長のハッタリやらGM(ゼネラルマネ)のその場凌ぎやら、いる時から疑問な体制でしたが、それが変化ないし。
私がいた時も社長の見栄のために無駄な増床や改装が行われてたのに、人員減らされて人が足りないって言ってるのに、そっちに予算回さずにまた改装するとか言ってるらしく。止められるはずのGMは社長のご機嫌取りしかしないから、現場の状況無視して社長の意向に従うだけだし、そりゃ社員もモチベーション上がらんわ、というか、はっきりそんな会社に未来はないんじゃ?と思うのですが。上の人たちが長いスパンで考えられなきゃ、近いうちに破綻するのでは。
なので「早く辞めなよ」「辞めたいよ!でも不況だからさ!」という話に終始いたしました。でも多分、近いうちに彼女も辞めるでしょう。他の人々も辞めたがってるらしいし。
後はバンド話したり、私が去った後の愛憎劇を聞いて「うひー」となったり、楽しかったです。


一応、本屋に寄る時間はあったので、北村薫さんの新刊を買ったんですが読む余裕がまだありません。アマゾンから加納朋子さんの本とかも届いたけど、まだ山積み。

本屋でネオもざっと読みました。太朗インタビューの。
でも自分が落ち込みすぎてて、ショックスよりしんどくてちょっと飛ばしてしまった。なんか、ショックスより内容が…ね。もーちょっと落ち着いたらまた読もう。
しかし読んでて、なんていうか、こういう話を繰り返ししなきゃいけない立場っていうのも大変だなあと思いました。今のところ、太朗くんしか公にインタビュー受けてないですよね。フロントマンとはいえ、大変だなあと。ファンも繰り返し読まされるわけですが、話す方のエネルギーって比じゃない気がする。言いたい人は別として。

で、今日久々にオフィシャル見たら新曲が流れててトップが変わってた。おおアー写が。梟、思ったよりアップテンポな曲なんですね。でも4種類はさすがにやりすぎだと思いますよ。
猫印ブログなんてのも始まりましたね。太朗くん、後ろ髪が短いなあ。
今日のイベントについては情報入れないつもりですので、これ以上どこも見ないでおこう。明日真っ白の状態でライブに行って色々考えたい。本当は、ライブ前に美容院に行こうかと思ったけど(原宿の店なので歩いてAXまで行ける)昼に管理会社からのキッチンの点検が入ってしまったため、ばたばたしそうなのでやめました。
しかし繰り返すようですが、ここで初めて泣く羽目になったら嫌だなーと思っておりますが。こんなに恐ろしいライブ、7年ぶりですよもう(はは…)。今回も一人だしなあ。どう思おうと誰にもぶつけられないまま帰宅しにゃならんなあ(多分帰ってからツレにぶつけて迷惑がられると思う)

ネット落ちしてる間にも、拍手くださった皆さん、ほんとありがとうございます。嬉しいです。
ほんとに明日のライブ前に、連載の続きをちょっとでもアップしたかったんですがねえ。はあ。
でも新体制がどうなろうと、始めた連載と拍手のパラレルだけは完結させる!させなきゃ!


私信>麻生(仮)さん
読んでますよ〜!(笑)お返事お待ちしております! 先行受付は16〜19日ですのでよろしく!



2009年05月10日(日) きみと暑さのせい

なぜか仕事に追われていた週末でした。なんで、日曜に5時間もかけて作業してんだろ私。しかもこれ、ツレの代理だし(怒)。金払え。
家でMacに向かってると、だいたい猫がまとわりついてあの手この手で気を引こうとするのですが(クロちゃんみたいにね。上に乗ったりね)今日は暑かったせいか、寝室のクローゼットから出て来ませんでした。日当り悪いから涼しいらしい。

なので更新できなかったです。凹。
もう新体制ライブは来週だってのに! …その後も、年少書いてもいいですか。(切実)

作業中、夕方だけスカパーをつけて、月一で見てるミステリー新刊ナビを流しておいたのですが、タイムリーに読んだばかりの北村薫さんの昭和初期お嬢様シリーズの新刊が紹介され、おおっとなりました。この3冊目で終わるらしいけれど、すごくおすすめされてて楽しみです。明日、早く上がれたら買いに行こう。
いやお前、読んでる時間あれば書けって感じですか。


ところで。
先日の5/4、アルビノさんのライブがブリッツであったらしいのですが、なんと(忘れてたけど笑)当日は潤さんの誕生日だったのですが、行った知り合いから色々情報を聞いて、思うところがあったので、それについて少々。

えーとね、びっくりしたのは「サポートドラムがレビンだった」ということですよ。
おおそうなのか、それやってるんだ、と一瞬思って、数秒後に「え、えええ!?」となりました。

当時はともかく、今やここ覗いて下さる方で、その辺の事情がお分かりの方がどれだけいらっしゃるのかもう分からないので、背景を説明しますと、アルビノ(ALvino)は元ピエロの潤さんと元ラクリマのコージさんと、新人の翔太くんとのバンドです。なので、レビンさんとは元ラクリマ同士ということになりますが、コージさんは解散より2年前にバンドを脱退してて、その時の状況があんまりよろしくないというか、聞きかじっただけでも「なんだかな〜」という感じだったわけです。
私は正直特にファンというわけではなかったものの、故あってその脱退ライブも解散ライブも行きましたが、コージさんラストはなんつーかその、ファンの反応がばらっばらでして、すんごい悲しんでる人と全然普通な人とがきっぱり分かれてる感じで、見てて非常に切なかったのを覚えております。ここのファンの人たちは、バンドじゃなくて個々のファンが大半なのかな…とすごい寂しく感じてしまった。
メンバーの方にも、正直距離感というか、決して円満ではなかったな、というのが感じられるライブだったし、なのでコージさんは孤立したというか、メンバーと一緒にやっていけなくなったんだな、ていうのが、ファンじゃなくても分かってしまいました。切なかった。

なのにそれから数年経って、再び同じステージに立つということが、そりゃあ感慨深いものがあるだろうなあと思いました。にこにこ楽しそうにやってたらしいし、もうわだかまりはないのかしら、とびっくりしつつほんわかしました。
こういうことが、何年も経ってからふと一緒にやる、ということ、それがファンにとっては何より嬉しいことだと思う。この2人は高校の同級生らしいし。

そして話は更に飛びますが、その切ない脱退ライブを見てる私としては、この前のぶちおラストは一種異様というか、ただ圧倒されたというか、なんだかんだぶちお愛されてたなあ、というか、プラファンてやっぱりいいなあ、ちゃんとバンドとして愛してるファンが多いんだろうな、と思ったわけです。
あんなに一丸となった会場の空気は、怖かったけれど、それでも素敵なことだったと私は思う。
もちろん、全員とは言わないし、ファンには変な人や怖い人もいることは知ってるけれど。だけど私の出会って来たプラファンは皆、やさしくて、礼儀正しくて、かわいくて、楽しい人ばかりでした。
ライブ会場でも、困ったこともあったけど、それより目の前で倒れた子を助けたり、倒れそうになった時に支えてもらったり、そういう助け合いの方が多かったし。
こうやって10年やってこれて、これからもこんな雰囲気でいけたらいいなあ、と思っています。


拍手くださった皆さん、ありがとうございました。
更新間に合わずすいません…



2009年05月08日(金) ツボった

ちょ…、今日帰宅が遅かったから正直日記書いてる余裕はないんですけれど、どうしても…!
プラさんの次のシングルのカップリング、バミューダトライアングルて! 携帯見た瞬間吹き出すかと思ったよー(職場)

いや、個人的にですね、ゲームの「サイレン」に出て来る「バミューダ3」というアフロの三つ子アイドルグループの「恋の三角海域SOS」が頭を流れてしまったから、なんですが。
おそらく一度聴いたら耳から離れないタイプのすんばらしい曲ですが、歌詞をよく聴くと、実はほもの三角関係ソングです(笑) それを力一杯思い出してしまい、ぜーぜー言うくらい笑った。「三角関係とらいあーんぐーるー、フゥー!」とかいう曲。多分ようつべとかにあるので、気になった方は検索してみてください。
ちなみに私、サイレンはやってません。というかほとんどゲームしない。ツレがニコ動でプレイ画面を見てるのを便乗して見ただけ。

それはさておき、「三角」を主張したタイトルですねえ。


拍手下さった皆さん、ありがとうございました。



2009年05月07日(木) ぼんやりする 気のせいじゃない

連休明けなので、さすがに仕事もぼやぼやしてしまいました。業務自体も比較的まったりなので良かったけれど。
でも今やってる内容が、ちょっとPhotoshopと相性が悪くて、今日だけで20回くらい落ちたのは勘弁して欲しい。

引き続き北村薫ブームでして、「街の灯」続編の「玻璃の天」を読みました。連休中には覆面作家シリーズを読破したけれど、やっぱりあの古い上流階級の世界が心地よいです。世界情勢は戦争に向かっているので、そういう影もありましたが。
この後は、拍手でおすすめいただいた加納朋子さんを読もうかと思います(ありがとうございます)。アマゾンで中古で何冊か注文してみました。ついでに皆川博子さんも。やー久々に読書ブームだ。


ところで「玻璃の天」収録の短編で、主人公と本の貸し借りをするお友達が出て来て、ふと高校時代の友達を思い出しました。

一年の時のクラスメイトで、本をよく読む大人しい子だった、Mちゃん。すごく親しかったわけではないけれど、お互いよく本を読んだから、おすすめとかこれ貸すよ、とか、そういう話をたまにしてた。
二年生になってクラスが変わって、ちょうど一ヶ月くらいたったゴールデンウィーク前に、昼休みにトイレの前で彼女にばったり会いました。あの本読んだ?という話になって、今度貸すよ、という話をして、笑って別れました。
でも彼女は、その日の6時間目の授業が始まって数分後、突然倒れて、そのまま亡くなってしまった。
翌朝聞いて、信じられませんでした。数時間前に、一緒に笑ってたのに。でも教室に行ったら、彼女の席には花が飾られていて、本当なんだって思って、同じく見に来た1年のクラスメイトと、呆然と立ち尽くしました。心不全だったそうですが、持病があったわけでもなく、詳しい原因は不明なままです。彼女のご両親が、司法解剖を拒否されたそうです。
お葬式には、2年のクラスメイトと、1年の時のクラスメイトが参列しました。クラス替えしたばかりだったため、1年の時の、私たちの方がよっぽど親しくて、よっぽど動揺してました。そして私は、棺で眠るMちゃんの顔を見た瞬間、いきなり彼女の死を実感して、泣き崩れました。その時までどうしても信じられなかったのだけれど、彼女の顔を見ちゃったら駄目でした。ああ本当なんだって、突きつけられた感じでした。
お葬式をする、という意味、死に顔を拝む、という行為の意味が、理屈ではなく分かった初めての瞬間だった気がします。16歳の春でした。

三姉妹の末っ子だった彼女の遺影を、とても似たお姉さんが抱えてらして、それもすごく辛かったなあ…
末娘を突然、16歳で失ってしまったご両親の胸中は計り知れないと思うし。

そして私はその日の帰宅中、色々考えながら自転車をとばしていて、車にぶっ飛ばされるという落ちをつけてしまったのでした。学校側は慌てただろうなー…人生2度目の交通事故、初の救急車でしたよ(その後もう一回事故って救急車に乗ってます。事故りすぎ)
打撲と擦り傷程度で入院もせず、たいしたことがなかったので笑い話ですみましたが、顔から地面に突っ込んでしまったため、しばらく右顔面が大変なことになっておりました。跡が残らなくて良かったです。しかし、運転していたのは若いカップルの女性の方だったのですが、女の子の顔に傷つけた!ということで、迎えにきた父を見た瞬間に男性の方が土下座したそうです(笑)。良い人たちだったに違いない。

ちょっと、思い出語りをしてしまいましたー。
しかし、高校のうちの学年、いろいろと話題が尽きないというか妙な学年だったらしく、彼女を含めて、大学卒業の年までに4人も亡くなりました。卒業してからは知らないけど、ちょっとすごい数字だから、母校の先生方の話題になったそうです。


拍手下さった皆さん、ありがとうございました。
土日、拍手連載とワークの連載、どっちを更新した方が喜ばれますかねえ。



2009年05月06日(水) パレードはつづくけど

連休の最終日でした。
今日はプラ仲間が猫を愛でにやって来て、二人でだらだら喋りながら猫とわしゃわしゃしてました。おそらく半年以上ぶりだったのですが「記憶より小さい」と言われました。どんな巨大猫を想像していたのか。
「こんなにお腹を見せる猫を見た事ない」と言われたので、ひっくり返った時に撫でてみれば、と誘ったら、そっとお腹に手を置き「なんだこの感触は」と呟いておりました。特に毛がほわほわな部分ですのでねえ。そしてされるがままのうちの猫。警戒心ゼロ。

しかし、彼女はいつもプラを同行する相手なのですが、17日は「まだちょっと見る勇気がない」とチケットを取らなかったので私ひとりでして。「報告を楽しみにしてる」と言われました卑怯者め(笑)。若干「武道館前に見て慣れておかないといけなかったかな…」と後悔してやがりましたが。
私の中では消化できたというか、一応の区切りはつけた、という話もしつつ「でも17日にどう思うのかは全然分かんない。ラストで泣かなかったけど、新体制見たら逆に泣くかもしれない」と言ったら「うんそうかも、私はミュータントフラワーで『変わっちゃった』て泣いたから」と言われました。隆ファンが言うからすごい重かったよ…
よく考えたら私、隆くんの時は、ラストライブも新体制お披露目ツアー(ミュータントフラワー。チケットが取れなかった)も見ていないんです。10月のアルケミーツアーが最後で、次に見たのはシューゲイザーの初日だから翌年7月で、半年以上を経て節目をすっ飛ばしたことになるので、メンバー交代劇自体は初めてではないものの「リアルタイムでライブを見る」のは初めてなので、すごい動揺するかもしれないなあ。怖い。
ボロ泣きする羽目になったら嫌だなーとも思いつつ、自分で確かめたいのでがっつり行きますけど。

でも16日のイベントは行きません。ゼップだし対バンが全く心動かないし、翌日にライブだから別にいいや、と。
正直、なんでお披露目の前に出んねんっていう不満がすごいあるし(でも、だからこういう心理のプラファンも多いだろうから、イベント自体にプラファンが少ないかもしれないから、それはそれで寂しいかなあという矛盾した気持ちもありますが)
情報入れない状態でライブ見たいから、とりあえずオフィシャルなもの以外は何も見ずにAXに向かうつもりです。

その前には、始めたばっかの連載をどうにか完結したい…と思ったけど、よく考えたらライブはもう来週の日曜か! えー!?(馬鹿)
そして明日から日常。仕事…頑張らないと…ふう。いや、仕事は好きなんです、うん。


拍手下さった皆さん、ありがとうございました。
そして、連載についてのコメントを下さった方、ありがとうございました。ヘタレなので、いま年少やっていいのか?ていうのがすごくあって、「続きを楽しみにしてます」の一言が本当嬉しいです。



2009年05月05日(火) ナイロンの芝居とか、更新とか

いろいろトピックスがあって、どう書こうかという感じですが。

まず、昨日(5/4)に下北沢本多劇場にてナイロン100℃公演「神様とその他の変種」を見て来ました。ナイロンは人気劇団なので基本的にチケットは取りにくいのですが、大型連休は案外余っているらしいです。
ケラさん脚本なので、基本的に面白いのは分かっている、という安心印。しかしケラさんにしたら毒が少なかったよーな気がします。

以下感想箇条書き。多分、見に行く方もいないだろうけどネタバレ有りです。

・タイトルがケラさんのバンド「ケラ&シンセサイザーズ」の曲名らしく、最初と最後にその曲がかかって(多分)ました。
・と思ったらケラ&シンセサイザーズと、フロッピーの2マンのチラシが入ってた! びっくりしたー!!(フロッピーとはメトロノームのシャラクくんのユニットです。彼にとったら「あのケラさんと2マン!」だろうなあ)
・みのすけさん、また太った気がする…けど本当に小学生に見えた(笑)
・峯村さんは痩せたな〜
・山崎一氏の役名が「鈴木さん」なのはギャグでしょうな。
・水野美紀さんを見て「べっぴんさんは重要」と思いました。一人は出て来ないと。
・出て来るだけで笑いが起きる大倉孝二さんは素晴らしいです。
・前半はどんだけ凄惨な内容だろうって感じでしたが、途中から「あれひょっとして?」と思ってたら…思った通りで安心しました。
・でも現実の残酷さも、かなり盛り込まれておりました。そこがケラ節なんでしょう。
・しかし毎回雨が降るのだろうか。2回回しの日は大変だろうな…衣装透けてたし。
・面白かったです。

急に声かけたにも関わらずお付き合いいただいた、こまさんありがとうございました! いろいろお話できて、楽しかったです。また是非お願いします〜。


そして、昨日拍手連載を更新しましたが、今日はメインページに一本上げました。なんと、私にしたら奇跡の連日更新。どうしたんだ。
しかし、これは本当、最初に注意しとかないと、と思って注意書きもつけましたが。

・この時期なのに、バンド在籍時設定の竜渕です。現実無視です。
・連載になってしまいました。
・そこまでひどくないですが、多少の殴り合い程度はあるでしょう。
・エロもおそらく出てくるでしょう。
・いつ続きが書けるかお約束できません。

…という、本当この時期にすいませんという内容です…
いや、これ、本当、半年以上前から書いてたんです。でも煮詰まってるうちにこんな事態に…ううう…
でも、今日読み返して、これは完結させねば自分が納得できん、と書いたのですが、絶対1回アップ分じゃ収まらんということに気付いて、書けるとこまで書いて今日アップした次第です。自分を追い込むために連載にしちった(苦笑)。
ですので、よろしければ一言、メルフォでも拍手でもいただけると幸いです。自分でもあんまりな内容であんまりな切り方してるという自覚はあるのですが、反応いただけないと、さすがに何ていうか、書いていいのか分からないので。なんたって年少だし。


年少といえば、某雑誌でぶちおを発見してびっくりしました。…うん、私は嬉しかった、な。


そして、更新したせいでしょうけれど、たくさん拍手いただきましてありがとうございました。
今回のお話は、なんか、自分でも気に入っておりますので(笑)楽しんでいただけましたら是幸い、です。
今後の自分的課題は「いかに有村先輩をかっこよく戻すか」です(笑)



2009年05月04日(月) 取り急ぎ、更新報告

拍手連載を更新しました!

でも時間がないので、ログはまだいじっておりません。
トップの更新日付と、拍手のみ変更いたしました。もろもろは後から修正いたします。
とりあえず書き上げたので、拍手の方のみ更新いたした次第です。

しかし、今回なんつーか…もう…当初の意図とはどんどん離れて行ってるなーって感じです、はい。
かっこ良かった有村先輩はもういないかもしれない…
ちなみに今回は年長組フューチャーというか、年長組のお話のようになっております。が! 私このお二人をくっつける気はありませんので! その辺はご了承を、てか書けない!


では、これから下北沢にお芝居を見に行きますので〜!!



2009年05月03日(日) 日曜の午後ひとりで

久々にマッサージを受けに新宿まで行きました。
そしてついでに色々覗いて、これまた久々にコヴィエロでニットカーデを買ってしまいました。GWバーゲンやってたし…
マッサージでは肩を重点的にお願いしたのですが、終了後「肩もですが、腰にきてますね」と言われました。まあ、一日中パソコンに座ってますからねえ。不思議ではないし自覚もありまする。
そして本屋に行き、また北村薫さんの覆面作家シリーズと、仕事の本と、前から気になっていた黒猫写真集「本日のスープ」を買いました。
猫好きだけどそんなに猫写真集は興味ないのですが、「本日の〜」はとにかく表紙でやられた。「目ぢからひとつで乗り切れる」ていう帯の通り、すんごい目の黒猫ちゃんです。モノクロで(黒猫だから映える)ファンシーすぎなくて、画像関連のプロであるツレすら(猫好きの贔屓目はあるだろうけど)「これは良い写真集だ」と言いました。機会があれば皆さん見てみてくださいまし。

しかし、拍手連載を書いてみたものの時間切れでした。まだ途中。
ていうか毎回ですが、拍手にしたら長い! さらっと小品は書けんのか私!


拍手下さった皆さん、ありがとうございました。
お返事>おすすめ小説をお送りくださった方
「ななつのこ」は学生時代に読みました〜。確かに、ほんわか近い世界ですね。思い出して加納さんの他の作品も読んでみたくなりました、ありがとうございます。
他にも、おすすめありがとうございます。最近、読書から離れてしまっていたので、情報いただけるととても有り難いです。



2009年05月02日(土) 我に五月を。

意味もなく寺山修司。
連休に突入しましたが、皆さんどう過ごされておりますでしょうか。

私は初日の今日、洗濯や掃除などをしつつ、ぼんやりと猫と戯れたり本を読んだりして過ごしました。そして夕方にふと思い立ち、わざわざ電車に乗って数駅離れた以前住んでた駅前のブックオフまで行って、本を物色してきました。いや、一番行きやすいブックオフがそこだったんですよ、今自転車がパンクしてて(笑)。
少し前に読んだ「紙魚家崩壊」で北村薫氏っていいな、と思って次に「街の灯」を読んだのですが、昭和初期の上流階級ののんびり優しいお上品な雰囲気がとても良く、他にも読んでみようと思って探しに行った訳です。いま、心が疲弊してあまりきつい文章を読めそうにないので、ほんわか優しい本が読みたくて。古い日本が舞台という点で皆川博子さんも探してみたけど、でもちょっと彼女のは今はしんどいかも。
基本的に、おっとりしたお上品な古い世界が好きです。日本の古い世界が好きなくせに大学の授業で江戸文学がどうにも苦手だったのは、そういうことかも。喧嘩やら火事やら心中やら、あまり得意じゃなかったんですよねえ。近松とかそんなんばっかりだし。

買ったのは北村薫「覆面作家は二人いる」、ポール・ギャリコ「七つの人形の恋物語」(表紙が金子国義だったから)、有栖川有栖「乱鴉の島」(未読だった)、谷川史子「おひとりさま物語」でした。
谷川史子さんはそれこそ中学生の頃、りぼんを読んでた頃に好きだった漫画家さんなのですが、すごく年月が流れているにも関わらず、雰囲気が全然変わらず絵も変わらず、というのがすごいと思うのです。やっぱり対象年齢はティーンではなく20代以上の大人の女性になってて、その辺はリアルなんですが、でも本質はすごく健全な少女漫画なままでして。これも、ほんわかしたくて買ってみました。漫画だからすぐ読めたけど、ほんわかできた。

こんな感じで、5連休が過ぎてしまうような気がする…
明日はせめて拍手を更新したいです。待って下さる方いるのか、分からないけど、、、
あ、そうだ。きせかえ.comでプラ電落として設定してみました。携帯画面が一気にゴスになりましたよ(笑)。しかしあの待ち受け、新曲にかけてフクロウのつもりなのかもしれないけれど、形としてははっきりミミズクですが(突っ込み)


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佐山葉月 [MAIL]