伊賀忍者の末裔である私の得意技は、「雲隠れ」の術です。 都合が悪くなると、「そ〜」、と消えてしまうの。 でも、今日は初めて「分身の術」に挑戦してみました。
○△大学にある○×研究棟には、100個以上の研究室がありますので ひとたび、この建物の配達を始めたら、2時間はかかってしまいます。 しかし、その他にも午前指定の荷物はたくさんありますので 困っています。
「なんとか、せねば。ねば、ねば〜」と考えながら「伊賀忍法秘伝書」を 読んでいた時、私の目に飛び込んできた「秘儀・分身の術」の文字・・。
さっそく、今日挑戦してみました。 「む、む、む!秘儀、ブ・ン・シ〜〜ン!!」 「分身君、しばらくおさらばじゃ!2時間後にまた会おう!」
そして、分身君を残し、私は残りの配達を大急ぎで済ませて、 再び○×研究棟に戻ってきました。 「分身君、ご苦労さん。まぁ、一服してくれたまえ」
使えるよ、この術。もちろん、コーヒーは私の奢りだよ。
以前は、「ん?月曜日?楽させてもらいまっせ!」だったはずなのに 最近は、そうもいかないようでして・・・。 リンゴが、今、旬なんですね。
○○1丁目は、大変細い道ばかりですので、 台車でゴロゴロ配達するんですが 西山さん(仮名)のお荷物を配達して、しばらくして 台車に残っている荷物をみて私は目を疑いました。 だって、西山さん(仮名)宛ての荷物があるんだも〜ん!!
「そんな、バナナ!! やっても〜た。」
「犬に追いかけられた時だけしか走らない」のが自慢の私も 西山さん(仮名)の家に猛ダッシュしました。 たぶん、凄い顔していたと思いますよ、いや〜ん、カッコ悪い。
「誤配」したら、死刑!!
ふ〜〜、今日も生き延びました。
2002年11月17日(日) |
こだわりのひとです。 |
「一流の人間は、本物しか好まない!」と言われているように 私もかなりの「こだわり人間」なんです。ほんの1センチの違い も許せない、そんな「違いの分かるナイス・ガイ!」 「ウ〜ン!マン○ム!!」
ある新築マンション宛てに特大家具が到着していたんです。 「エレベーターに入るかな?」 「それよりも、車に積めるかな??」 などと大騒ぎしながら、いざ出発しました。
そして、お客様のお部屋にお邪魔して、家具を搬入するお部屋のドアーの 幅を眺めたら、とても入りそうにないんですよ。 「こりゃ、無理じゃない??」 「いや、あきらめたらアカン!」 そうです、私は「1センチの違いも許せない、ナイス・ガ〜イ!」 ウエスト・バッグから秘密兵器「キッチリはかりまっせ〜」君を取りだし 測ってみると、3センチほどの余裕があることを発見しました。 「やってみよう!!」
「うし、うし。そのまままっすぐ!!」 「ぎゃ〜!!柱にぶつかる!!」 「取っ手が!! その取っ手をとって!!」 などと、あべちゃんと清水くん(共に仮名)が顔を真っ赤ににしながら 悪戦苦闘している横で、ドキドキしちゃった。 新築マンションへの搬入は、苦労しますよ。
ここ数日、不慣れなエリアを担当してましたので、 苦労しましたよ。地図を見ながらでないと、走れないというのは カリスマSDとしましては大変屈辱的なことです。 「○△マンション?? どこじゃ??」
初めて行くマンションで、我々がまず、行う事はもちろん管理人さんへの 挨拶・・・、ではなくて、エレベーターの確認です。 コイツがあれば、どんな重い荷物も怖くはないからです。(嘘です) 「よっしゃ〜!たとえ不在でもエエでぇ、でも居てね」
そして、次に行うのは、我が友「宅配ボックス」の確認です。 いとしい、いとしい「ボックスちゃん」はどこかなぁ〜? 「有った!! しかも大好きな手動式だぁ、暗証番号は 私の誕生日!!」 などと、思わず叫んでしまいます。
マンションの入り口で、ブツブツ呟きながら周りをキョロキョロ眺めている 怪しい人を発見しました。
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