買っちゃった。
なんてことはない、単なるMP3プレイヤーなのだが、とにかく小さい。どれぐらい小さいかというと。
これぐらい。 メモリが512MBで、大体アルバム10枚ぐらい突っ込める。で、早速突っ込んでみたのだが、これが思いのほか良好で、素晴らしいです。今やこれぐらいのMP3プレイヤーなど普通なのだろうが、実物を見たことがなかった私にとってはかなり衝撃的であった。電気屋で見かけ、店員二人に商品説明をさせ、散々迷った挙句の購入だが、かなり満足。すっげえ、超便利です。ポータブルと言えばカセットウォークマンで時間が止まっていたので、明治の人が現在の平成のIT機器を手にしたくらい衝撃的。明治は言いすぎだと思うが、まあそれに近い気持ちのつもりだ。すげえ。
何せどこに行っても音楽が劣化せずに聴けてしまうのだ。トイレの中でも人目を気にせず聴けるのだ。すごい。便利すぎて怖い。怖いけど便利だから使う。でも怖い。何だこのジレンマは!楽しんでます。
身の回りの物のディジタル化がすごいスピードで進んでいます。物といい情報といい人といい、すごい勢いです。でも面白い。ちょっと前までは、遠く離れた土地の情報なんて分かり得なかったのに、今では即座にインターネッツです。なんだかすごい動画も、ADSLならじゃかじゃか手に入る世の中です。ヨン様の動画が落とし放題ですよ。すごい。うちはISDNだけどな、まだ。
それとともに音楽も身近になる。ちょっと前までは引っ張り出して聴くのが億劫だった曲も、データ化すればワンクリックで聴き放題だ。インディーズの人も、自分の曲をインターネッツでご披露して、我々はそれをお気軽にダウンロード出来てしまう。そこから世界が広がることもある。
レコード会社の販売も変わってきた。ネットで試聴出来て当然、出来ない会社はファッ○ンぐらいの世論になってるわけで。自分の中で。事前に商品内容が分かるというのは素晴らしいと思う。少なくとも自分に合わない音をつかまされる可能性が減るわけだ。
オンラインで曲データが買え、気に入ったものがあれば小さな媒体に収めて持ち運びが出来る。テープやCD、MDみたいな、媒体の制限を常に気にしなくてはならなかったちょっと前とは、えらい違いだ。劇的な変化じゃないか?グラデーションで移り変わってる状況だけど、目を凝らしてみてみると何気にすごいことになってる。それに伴い、音楽が近くなる。いつでも聴けるっていうのは、やはりすごい。もっと近づくことが出来るんじゃないだろうか。可能性はまだあると思う。
なんてことをふと思った。電気屋の店員二人とも、各社から出ているMP3プレイヤーのそれぞれの違いを把握してなかったことについては、この際水に流そう。それぐらいご機嫌だ。というか、「最終的にはデザインの好みです」ってどういうことだ。
奥田民生、最高。サウンドオブミュージックは素敵だと思う。心が洗われるリリックだ。惚れた。浜田亜紀子も惚れた。7188のベースの人ぐらいの認識だったが、すごい才能を持ってるんじゃないだろうか。もうひとりのゆうも、相変わらずだが気に入った。7188はよいと思う。妖怪人間ベム最高。惚れた。Zazen boysもJラップ最高!なわけだが、どういうわけかカーステレオで再生できないので最低だ。最近CDの規格、変わったんじゃないのか。
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