「紺野は先生のこと好きでないん?」
「え‥?('-'*)」
「俺は紺野のこと好きなんやけど‥」
「・・・もぉ〜っ、またそんな冗談言ってぇー!(≧∇≦*)」
「‥‥‥冗談じゃないよ、傷つくなあ‥(苦笑)」
数学のE先生と2人きりの講師室。 ったく、左手の薬指を光らせながら、そんなことよく言えるよ‥。
私は先生のペットだけど、誰にでも懐くって訳じゃない。 みんな、いぢわるしないでよ。「優先順位ってもんがあるからな」
S先生の言葉に、私はただただ苦笑するしかなかった‥。
わかってるよ、そんなこと。 ねえ、どうして‥?今更、そんなこと気付かせないでよ!(><)
「紺野、I先生のこと好きになれ I先生はイイ奴やから‥!(*^-^*)」
ねえ、先生‥どうして? I先生じゃなくて私が好きなのは先生なのに?
みんな、みんな、いぢわるしないでよ。
なぜだか最近、塾の先生たちは私の恋愛事情に突っ込みたがる。
別に、私だってダテに恋愛ごっこをしてるわけじゃないんだから 純情そうなフリをして、汚れた世界を知らないわけじゃない。
今日、塾でS先生にこんなことを言われた。 お前にだけやない。女はモノとしてしか考えてないんや。 悪いことは言わん、K先生はやめとけ!(><;)」
‥‥‥S先生、ごめん。 やっぱり私、先生のことが好きなんだ。
欲望を満たすだけのオモチャでもいい。 モノとしか扱われなくても必要としてくれるだけでいい。 やっぱり私、先生のことが好きなんだ。
今度の木曜日、先生と面接の約束をした。 先生のヴィトンの手帳に書き込まれた私の存在。 ただそれだけのことで心が軽くはずむ。
先生に少しだけ、自分の気持ちを伝えようと思います。
「少しだけ」っていうのは、あくまで本番は 最後に残しておきたいとっておきのイベント☆ってことで。
「あいつは最後までわけの分からん奴やった」 そんなふうにあきれた顔の先生が今から楽しみだったり♪(笑)
そのためにも、みんなにお願いがあります。 どうか、どうか私に、勇気をください m(_ _)m
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