2006年05月17日(水) 乳がんの 恐怖で思いを 新たにす
生後5ヶ月20日目
昨日の晩、まなティに乳をあげてるとき右乳に3cmくらいのしこりのようなものを見つけた。まさか、乳がんでは……と思い、まなティを寝かしつけて、自分ももう寝ようと思ってたけど、もう一度パソコンを立ち上げて、乳がんについて調べた。
乳がんのしこりはゴリゴリとしていて動かず、痛みがないらしい。何度も触ってみたけど、まさにそんな感じだ。一気に気分が撃沈。これ以上調べたら眠れなくなりそうなので、いそいそとパソコンを落としてベッドにもぐり込んだんだが、横でスヤスヤ寝ているまなティの寝顔を見ながら、自分が死んだらこの子はどうなるんだ、などと考えていたら泣けてきた。
朝起きてもしこりはまだそこにある。またネットでいろいろ調べているうちにどんどんブルーになってきた。私が死んでも相方ならいっぱいの愛でまなティを立派に育ててくれるだろう、日中は私の母に預けるといいなどと妄想が膨らみ、挙句の果てには、まなティも一人だと寂しかろうから、急いで2人目を作らないと、などと思考が暴走していった。まなティのオムツを替えながら、涙がにじんできた。
夕方、まなティに乳をやった後、乳を触るとしこりがなくなっていた。どうやら、あのしこりは母乳が部分的に残っていたものだったみたいだ。ものすごくホッとしたが、これからは乳がんと子宮がんの検診を定期的に受けようと思った。どちらも早期発見なら治る可能性の高い癌だ。
それだけじゃなく、日々健康に気をつけていかないとダメだと思った、本当に。もう若くない。無理が通用するのは20代までだ。連日朝までバカ飲みして酒臭を漂わせながらバイトに行って、バイトが終わったらまた飲みに行って、それでも元気いっぱいだったあの頃とはわけが違う。
今回のことで、家族の幸せのためにも私が健康であらねば、と痛感したよ。そして、我が子の健康はもちろんのこと、相方もいつまでも元気でいて欲しいので、家族の健康管理をしっかりやろうと心に誓った。私は妄想大魔王のビビリマンだが、そのお陰で健康に関して敏感なので、ある意味よかったと思う。
つづく。
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>>「匿名メールフォーム」へのレス
・今回は1週間しかいないので、更新するかわかりませんが、
パソコンは持って行くので、暇だったら更新します。
というか、まなティがいてそうそう出かけてもいられないので、
確実に暇だと思いますが。
2006年05月16日(火) 無更新 その間にも 急成長
生後5ヶ月19日目
ご無沙汰っす。元気です。元気です。もうすぐ日本に帰るので、ネットで買い物ばっかりしとります。実家に送りつけたやつを持って帰れるので。もうすぐ離乳食も始まるし、それ関係の食器だの調理道具だのハイチェア（これは親に買わせた。無理やり）だの、そして性懲りもなくベビー服だの（まだ買うの？）。
あー、子育てって予想以上に金がかかる。こだわらなきゃもっと安くで上げられるんだろうけど、子供に関することとなると、自分はどんなボロをまとおうと、目の色変えて一番いいものを選んでしまふ。そんなこんなで、福沢諭吉がヒラリヒラリと見る間に飛んで行ってしまうがな。嗚呼、働こう。
日本帰国まで1週間を切ったんだが、まなティは初飛行機しかも10時間のフライトなので、緊張するわな。まなティはおとなしくしててくれるだろうか。
成田に着いても実家まで2時間かかるので、大変だ。なぜに日本の玄関口はあんな辺鄙なところにあるのか。
前回妊娠中に帰ったときは、兄と母が成田まで車で迎えにきてくれたが、今回は1週間のJRパスが航空券についているので、何が何でも電車を利用したい気分（結局電車の方が速いし）。JRパスって、外国人用（及び永住者用）のJR乗り放題パスで、特急の指定席だろうが新幹線だろうが（のぞみとグリーン車を除く）なーんだってタダで乗れてしまう魔法のチケットなのだよ。それなら成田エクスプレスに乗るわよ。買い物に行くのに無駄に特急に乗っちゃうわよ。
話は変わるが、日記を更新しなかった間、いやに人に会う機会が多くて、日頃ヒキコモリの私とまったり過ごしているまなティも、いろんな人に抱かれて嬉しそうだった。知らない人が大勢来るパーティにも参加したのだが、気がつくとバトンのように巡り巡って全然知らない人にまなティが抱かれていたりして驚いた。抱いてる人もいったい誰の子なの？って感じだっただろう。まあ、私と相方はその間、横目でまなティの位置を確認しつつ黙々と食い物をあさることができたのでよかったが。
赤さんは、刺激を受けると急成長を遂げるらしい。刺激がなさすぎるよりありすぎるくらいの方が、脳の発達にはいいんだと。まなティもいい刺激を受けたのか、突然当たり前のように寝返りを打ち始めた。
成長は嬉しいことなんだが、「仰向け→うつ伏せ」はできてもその逆はできないので、うつ伏せが苦しくなってくると泣きながら助けを求めるので忙しい。仰向けに戻してやると、神からの指令でも受信しているのか、2秒後にはまたコロリとうつ伏せになるので不思議だ。しかも泣きながら、だ。泣くならやめときゃいいのに。
「うつ伏せ→仰向け」も早くできるようになりますように、と強く願っていたら、1週間後にマスター。しかし今度は、右回転しかできずどこまでもゴロゴロと転がっていくので、やっぱり目が離せなかった。うっかり何かに没頭しようものなら、ソファなんかにぶち当たって身動きが取れなくなって、顔を真っ赤にして泣いていたりする。
今日なんて、とうとうコーヒーテーブルの脚にゴチンとやってしまいオデコにコブを作ってしまった。まなティ大泣き。1分おきに注意して見ていたんだが、1分の間に高速寝返りをしたらしく、1メートルくらい動いていたのだ。スマン、まなティよ。まなティが床で遊んでいるときは、コーヒーテーブルのまなティ側をベビー布団でコーティングしておくことにしたよ。
あと、床にモノを落さないようにしないと。この前なんて、相方が気づいたらティッシュを食べていたらしい。私がまなティの口を拭いて床に放置したティッシュだった。寝返りでこのザマなので、ハイハイでも始まったら何食うんだろう……。赤ちゃんは人間掃除機だ。
まなティが生まれてから、日々何かしら成長していくので、私はウツになっているヒマがない。あの柔らかくて温かくて小さいのにズッシリ重いものを抱いていると気持ちが落ち着くし、早寝早起きもせざるを得ないので夜型生活じゃなくなったし、何よりも、このか弱きもののために母として強く生きていくしかないとキモが据わった。ウツ治療みたいな毎日だな。
つづく。
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>>「匿名メールフォーム」へのレス
・お返事遅くなりました。もう忘れちゃったかな。
クウネルの弁当のページサンキューです。
日本で本も見てみまーす。
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