告白は喉の奥
L.ニトロ



幸福。



最近、楽しい。

突っ立っているだけで降り注いでくる美しいものが見える。
ラリってるんだろうなあ。


十中八九気付いているんだろうけど
その先は何も望んでないことまで見抜かれてるかな

あなたが、存在するという現象だけで私は、
幸福。


欲望よりも深く、好きでいる。

2005年04月27日(水)



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互いなら理解できるし叶えられるなんて
それがなに。


人を喰ってまで生きていきたくない
何かを踏み躙ってまで満腹にならなくていい


退屈を消したいなんて望んでない
何も壊したくない
誰も変えたくない

草一本も揺らがせたくなくて息を殺して生きてるのに
探さないで
見つけないで
触らないで
試さないで


私だったら応えられるなんて
それが何になるの
そんなの大したことじゃない

平穏の方が大事
退屈の方がマシ

2005年04月24日(日)



シックネス


きちんと守れなくなっている。

ちゃんと見えていないし
力が入っていないし
眠れないし

マルデヤマイ


眠れなくて
力が入れられないから
ちゃんと見ることが出来なくて

きちんと守れなくなっている。


元々皮膚が薄いので
擦り切れて血が滲んでいる

病の上に怪我。

2005年04月23日(土)



ンー…


人と目を合わせるのが苦手なので。

こちらを向かないで欲しい。
見ていたいから。

抽象的にも実際にも。


別にいいじゃない。
無害ぶってるんだから泳がせておいて欲しい。

2005年04月22日(金)



指の先まで満ちてる


余り頻繁に会う機会があると疲れるのは

嬉しい、とか
ただ、好きだなあ、とか
その目許が凄く、とか
仕草が、とか
示される親近感とか


好きでいるだけで消耗するエネルギー。


もう暫くお会いしたくない、とか。
でも勉強の続きをちゃんと習いたい、とか。



もらったのは風邪だったり。

2005年04月21日(木)



甘い、


戯れに過ぎない一つ一つと、見え隠れするものに、
何を言うべきかわからない。

嬉しいとか楽しいとか。
それだけだから、それだけでもいい筈なのに。



上手に黙っていられますように。

2005年04月17日(日)



テリング


どんな言葉も陳腐で当て嵌まらない。

その目に覚えた衝撃が確証。
不安と混乱で不眠の連日が事実。
私の言葉を聞いた人が感じている予感が現実。
疼く胸が感情。
抱く恐れが本音。


皮膚で想う。
血液が語る。
視覚が拒む。
聴覚が求める。


何が欲しいのか、
何が嫌なのか、

知らざるを得ない。

2005年04月07日(木)



持病


私よりも聡い人が私よりも早く私の気持ちに気付く。
放っておいて黙っておいてくれればいいのに、
お陰様で私は目を覚ます。

仕事の指導をしてもらいにわざわざお会いしに行くのが口実だったのに、目が覚めてしまってからは口実を失いそうな近頃。
俯いて機材を確かめる、目が悪いので眉を寄せる、一つ一つの表情に目を奪われて見惚れてしまって全然頭に入らない。
…バレたら張り倒されそう…(笑)
そんな真剣な顔が凄く惚れ惚れしてしまうから、本当に身が入らない。


持病のハシカだからじっと堪えて時間が過ぎるのを待って目を閉じて両手で耳を塞いで。
熱が引くのを待っている。


諦めることが好きじゃなくなることとイコールになればいいのに。


やっぱり何も望んでいない。
好きでいるだけ。

2005年04月06日(水)
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