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| 2003年12月31日(水) | お誕生日の贈り物 |
亭主は子供に
自分の名前を言わせたり
年齢を教え込んだり
ジジババの名前などをせっせと教え込みます。
チビ助が確実に知っている数はひとつふたつみっつまでです。
呪文のように１０まで唱えるし
指さしをしながら順番に数を言うことは出来ますが
実のところは「みっつ」が限界です。
毎日、あめ玉やガムをねだるときに
ひとつよりはふたつ
ふたつよりはみっつ、なんとかゲットしたいという
欲望があるのです。
それより多いあめ玉は「握りしめてダッシュで逃げる」です。
数えている場合ではないのです。
えおちゃんは何歳？
Vサインで「さんさ〜い」
違う違う、四歳だよ。四歳。
も、一回、えおちゃんは何歳ですか？
指は四本立っているが「さんさい」
四歳という言葉に自信がないようです。
無理なことはしないで欲しいのですが
亭主はしつこく繰り返しています。
根気よく、というのかな．．．
とにかく、チビ助は四歳になります。
初売りに出かけてお誕生日のプレゼントを
何か買ってあげたいと思っていたのですが
元旦には亭主の実家に行くというので
買い物に出ることにしました。
大型おもちゃ店で
亭主とチビ助がフラフラ遊んでいる間に
ピングーのお家のセットを買いました。
この頃、毎日、ピングーのビデオを楽しんでいます。
粘土アニメのピングーは
元気で優しく愉快なペンギンの男の子です。
チビ助は自分とピングーの共通点を見つけて喜んでいるのです。
お家とピングー一家のフィギュアで
チビ助はどんな物語を思い描くのか
とても楽しみです。
プレゼントを開いたチビ助は
ピングーをつまんで
「なっな〜」と叫びました。
ピングーのアニメの声をまねたのでした。
| 2003年12月30日(火) | 予定が狂ってしまって |
昨日の午後、
亭主が「仕事を納めてきた」というものだから
１日半、予定が狂ってしまいました。
また、新年早々実家に出かけると言います。
毎年、実家に出かけるのは
元旦が過ぎてからなのに。
義母にプレゼントしようと思っていた
パッチワークのバックが仕上がりません。
急遽、作りかけていたポーチに変更してみましたが
思うように時間が使えないのです。
チビ助はお父さんが大好きなので
興奮して昼寝をしないし
せっかくの運転手を
無駄にしては勿体ないし〜
あああ、予定が〜
っていっても
大した忙しい身の上ではないのですがね。
| 2003年12月29日(月) | 土砂降りに落雷 |
朝、頭痛で吐き気がして
（単なる寝不足なんだが）
亭主を送り出したあと
気を失いかけていました。
（要するに寝てしまおうとしていたんだな）
生協の今年最後の配達まで休んでおこう、
ソファに深々と腰かけて
チビ助を抱いて
有難いテレビ様に子守を頼んで、さて．．．．
こういうときに鳴るのが電話。
お正月のお餅を届けに
亭主の実家の長兄一家がこちらに向かっているという
有難い情報でござった。
そ、そうじしなきゃ
あとはもう、１時間
吐きそうになりながらよろよろと
その辺を片づけたりこすったり拭いたり隠したりしておりました。
お陰で血行が良くなったのか
兄一家が到着する頃には
吐き気はおさまって
眠気も消えていました。
すぐ生協の配達も済んで
年末なのに土砂降りで雷鳴まで聞こえて
雨の音が気持ちよくて
少し縫い物をして
相変わらず頭痛はしているけれど
そんなのはいつものことだもんね♪
サア、お昼寝か！というところで
亭主が帰宅．．．．
雨で現場に出られなくて
今年の仕事は納めてきた、ということです。
チビ助は興奮して昼寝どころではないし
ちょっと買い物の用もあるし、
このまま眠ってしまうと
ＡＴＭが使えなくなりそうな時刻になりそうで
仕方なく、お出かけすることに
特別なことは何もしていなくても
耳鳴りが始まっている
眠いときに寝かしてもらえれば
それなりに暮らしていけるのだけれど
ひとりで生きているワケじゃないからなぁ
こうして
昼寝がはしょられた日でも
早寝が叶わないのが
不眠症の辛いところ
魂が細く薄く引っ張り伸ばされたみたいな
頼りない気分で
眠りが訪れるのを待っています。
せめてもの救いは
明日の朝のために、（日付は既にかわっているのだが）
目覚まし時計をセットしなくても良いってことかな。
大抵はトイレに行きたくなって
目が覚めちゃうんだけれどね。
でも、そのあともちょっとふとんでグズグズできるかも知れない。
| 2003年12月28日(日) | お月様がついてくる |
今朝は、昨日の雪がうっすらと残っていたものの
チビ助が粘土をこね回しているうちに
お日様が出て
雪は綺麗サッパリ消えてしまいました。
それでもいつものあの斜面は北向きなので
もしやという気持ちで
ソリを持参して散歩に出ました。
家を出たところで
ソリに乗り込んで
おかあさん、ひっぱってよ
おいおい、雪がなきゃ
引っ張ってやることだって出来ないのよっ！
ちゃんと持ってね
引きずったらソリがボロボロになちゃうよ
などなどと騒ぎながら公園に着きました。
杉林の中だけはうっすらと雪が残っていました。
でも
あとはぜ〜んぜん、
お気の毒。
しかし、チビ助はめげなかった。
先日の三輪車を転がしたのを思い出したらしく
ソリだけでも
斜面を滑らせてみようと思いついたらしい。
斜面を登り切ると
チビ助はソリに乗り込んで
ず、ず、ず、ず．．．
ををを〜〜〜〜
すんげ〜！！
雪があるときより滑るんじゃないの！！
そうね、グラススキーとか言ったっけ
草地をローラーの付いたスキーで滑るとか
そういったスポーツがあったよね。
気をよくして
チビ助は１０回ほど斜面を滑り降りていました。
根性のある奴．．．．
仕上げは、ローラー式の長い滑り台に
ソリを乗せて
ジェットな気分を満喫、のつもりが
昨シーズン買い換えたソリが一回り大きくて
うまく転がらすブーブー
それでも大満足した様子で
戻ってきました。
とっぷりと暮れた道を歩きながら
空を見上げたチビ助が
月を見ました。
おかあさん、どうしておつきさまがついてくるの！
（ああ、懐かしい。
どこまでもお月様がついてくる、あの不思議な感覚！）
お月様はね〜
えおちゃんが好きなんだよ〜
だからついてくるんだよ
え〜、そっか〜
えおちゃんはね
おつきさま、キライ！
ふふふ、どうして？
えへへ。ほんとはスキ〜！
| 2003年12月27日(土) | 昼寝から起きてみると |
午後、その辺を片づけて掃除をしたら
チビ助と私は
眠くなってしまいました。
二人でニコニコ
布団に潜り込んでゲラゲラ笑って
それから抱き合って眠ります。
チビ助はなんだか良い香りがする。
もう赤ちゃんの匂いはしないけれど。
気持ちの良い匂い。
いつもより
たっぷりと深く眠ったような
とても充実した目覚めでした。
時計を見てガ〜ンときました。
夜８時半、これを昼寝と言って良いのか？
大掃除をして仕事納めをした職場を散らかしてきた亭主は
ストーブのそばに寝ころんでテレビを見ていました。
６時に帰宅したんだって(-.-#)
午後から降り始めた雪が
うっすらと積もっています。
亭主は明日も弁当を持って仕事に出るんだって。
私とチビ助は
明日はソリで遊べるかなぁってそんなことばかり考えています。
| 2003年12月26日(金) | 雪がなくなってしまった |
クリスマスにはやはり雪が降って欲しいです。
せっかく北の国に住んでいるんだもの
寒かろうがなんだろうが
雪景色くらいは楽しみたいよね〜と
お空にワガママを言ってもしょうがないのですがね〜。
昨夜は荒れ模様で
雨が雪にかわり
今朝はなんと横殴りに吹雪たりして
うっひょ〜
なんて言っていたんだけれど
昼前から陽が差してきて
あっという間に雪が消えてしまいました。
午前中は
たっぷりと粘土遊びをして
午後から散歩に出ましたが
雪の気配は残っていません。
草むらに雪が残っていれば
ソリ遊びも少しは出来たりするのですが
今日は無理みたい。
チビ助は、今日は三輪車で行くと言います。
そろそろ三輪車もサイズが合わなくなってきているので
まぁ、良いかも知れないなと
小屋の奥から三輪車を出してやりました。
公園の、いつもソリを楽しむ
長〜いローラー式の滑り台のある斜面につくと
チビ助は三輪車で坂を降りたい、というのです。
結構な斜面で、例えばスキーで降りようと思っても
ぐっと覚悟を決めないと滑り出せないくらいの斜面ですよ！
おいおい！
そうだ、いつか中学生くらいの男の子たちが
マウンテンバイクで坂下りをしていたんだっけ
う〜ん
まぁいいや、
なんでもやってもらおうじゃないの。
お手伝いはしないけれどね。
チビ助は数メートル、苦労して三輪車を引きずりあげて
またがってみました。
あっという間に三輪車ともつれながら転がって
ガハガハ笑っていました。
コレで気が済んだかと思ったら
また三輪車を引き上げ始めました。
今度は相当にがんばって
頂上まで行き着きました。
マジかよ〜と内心びびっていましたら
チビ助は三輪車だけ
走らせました。
途中、デコボコにがたがた揺れながらも
加速した三輪車は転ばずに坂を下りきりました！
とてもスピード感があって
不思議で、面白い眺めでした。
チビ助は大喜びで自転車を回収するために
坂をごろんごろんと丸太のように転がっておりてきました。
コレを３度繰り返しましたとさ。
痛い目にあえばやめるだろう、
という私の目論見は外れ続けます。
チビ助、次はどんなやばそうな遊びを思いつくんだっ？
怪我すんなよ〜。
| 2003年12月25日(木) | どうしてサンタは．．． |
今日は亭主が朝六時に出勤するというので
四時半に起きて飯炊きをするのであった(T.T)
亭主は目覚まし時計の要らないヒトなのですが
サンタ代理で緊張しているようでした。
そのせいか
私より早く起きてニュースを見ていました。
クルマのトランクからプレゼントを取り出して
枕元に置いて、と
我が子が初めてのサンタからの贈り物を見て
どんな顔をするのか見られないなんて
かわいそうなパパですねぇ。
亭主を送り出したあと
私がチビ助の布団に潜り込んで
再びうつらうつら
チビ助は目覚めてすぐ
枕元を見て
あ、きたっ！
と力のこもった小さな声でつぶやきました。
それから布団に潜り込んで
ちょこっとオッパイを触って（この野郎め！）
一呼吸置いてから
プレゼントに飛びかかりました。
プレゼントの大きな袋には
クルマになったり合体したりするロボットのセットと
小麦粉粘土の豪華なセットが入っていました。
それはもう嬉しそうで
興奮していました。
歯科に出かけて帰りのバス停で
チビ助が質問してきました。
おかあさん、どうしてサンタはロボットをくれたんだろうねぇ
サンタはえおちゃんが
コレが一番欲しいって知っていたんじゃない？
そうだったんだ！
大型おもちゃ店のクリスマス向けのカタログを
眺め続けていたチビ助が欲しいものは
毎日数回更新されるので
もし、気に入らなかったらどうしようと
気をもんでいましたが
良かった良かった。
今日はお出かけで遊べなかったけれど
明日は粘土で遊ぼうね。
| 2003年12月24日(水) | 眠くて眠くて |
亭主を送り出して
洗濯機を回しながら、眠くて眠くて
子供が起きてきて
寝起きが悪くてぐずるのを良いことに
抱っこしてソファに座り込んだら
立ち上がれない
チビ助がお腹が空いた
というので、やっとの思いで立ち上がって
朝ご飯を用意して
少し食べたんだけれども
やっぱり眠くて
ソファの背を倒して
睡眠モードで
時々チビ助が話しかけたり
起きてよと揺するのにちょっと応えて
また眠りに落ちる
浅い夢を見ていて
子供が気がかりで
こうしてはいられないと思いながら
うつらうつら
二階に移れば気分が変わるかもと思ったけれど
不安なので
もちもちしたパンの袋をテーブルに置いて
「おかあさんが気を失ってお腹が空いたら食べてね」と
言っておいた
二階に上がって
針を持ってみたけれど
一針刺して抜く間にもカクッと眠り込んでいるので
仕方がないのでベットに移動
チビ助が絵本を読んでくれというので
声を出して
「カラスのパンやさん」を読んでいたんだけれど
途中で気を失ってしまったらしい
気が付くと、枕元でチビ助が
パンの袋をガサガサしていて
私の口にパンをちぎって押し込んでいる
眠りながらも懸命に噛んでいるんだけれど
何のことだかわからないような調子で
風邪薬を飲んでもいないのに
どうしたことか
ＺＺＺＺＺ
午後三時ころ
カラダが軽くなったような気がして
起きあがる
チビ助はお昼寝をパスするという
今日はケーキを（ったってホットケーキなんだけれどねぇ）
作るので興奮している様子。
おかあさん
あたまいたいのなおった？
もうねむくないの？
えおちゃんねパンたべたよ
それからねピングーみてたよ
いまね、ゴーストバスターズのねとねとだよ
どっか病気だっていうなら
言い訳も立つんだけれど
ただやみくもに眠いっていうのもねぇ
チビ助が明るい表情で
つきあってくれるのがなんとも有難いです。
| 2003年12月23日(火) | きょうもクリスマスはこなかった |
チビ助はまだ
過去のことはすべて
「きのう」か「五十年前」という言葉でくくっていて
未来のことはすべて「あした」なので
いつになったら
クリスマスになるのか
教えることが困難です。
カレンダーを指さして説明しても
神妙な顔つきで聞いているだけだし。
それでも
もう何日かというところまで来ているのは
よ〜く理解しているようで
この頃は
朝起きてくると
きょうもクリスマスはこなかった
とつぶやいています。
彼にとってのクリスマスって
枕元にプレゼントがある日のことなんだな。
さて、タマゴを使わないケーキ、
今年は上手く作れるかなぁ。
去年は育児サークルのクリスマス会のために
「必ず膨らむ失敗なしのタマゴなしケーキ」と銘打った
食物アレルギーのある人のためのレシピ集を
参考にして、二度、ケーキを焼きました。
練習と本番、ね。
二度とも、それはそれは見事に膨らまないケーキができて
お味は悪くないものの
奇天烈な色のバナナういろうのようなものが出来てしまいました。
その悲惨なケーキを見た他のママたちの
「タマゴアレルギーって気の毒なのねぇ」というため息。
同情するなら食ってくれ〜！
とココロが叫んだのさ。
子供たちは腹が減っているから結構食べていたけれどね。
その後、私はホットケーキミックスなる魔法の粉が
タマゴの分、牛乳を増やせば結構イケルと
学習しました。
膨らまないスポンジよりホットケーキじゃ。
今年は生クリームでデコレーションしまっす！
牛乳のアレルギーがなくて良かった(TOT) ダー
| 2003年12月22日(月) | かんなくず |
寝室のドアが
閉めるときにコツンとドアの枠に当たるので
蝶番の調節ネジをドライバーでいじっていたら
ネジ山を壊したあげく
ドアはますます歪んでしまいました。
これが７月のことで
どうしようもなくて家を建ててくれた工務店に連絡したら
すぐに工務店のお兄さんが来てくれました。
お兄さんはドアを外して
金具が歪んでいるようなので
叩いてみよう！というので
太いドライバーを貸してあげました。
丈夫な金具で、相当にブッ叩いても
あまり変形したとは思えず
ドアはやはり閉まりませんでした。
そういうわけで
新しい蝶番を用意して建具屋さんを手配しますって
ことだったのですが、
さて、もう１２月ですよねぇ。
仕方なしに工務店に電話したら
大あわてで建具屋さんが来てくれました。
工務店の営業が金具を建具屋さんに届けるのを
忘れ果てていた、らしいです。
ウチに来てくれる建具屋さんは近所の木工所の方なので
とても楽しみです。
職人の道具箱や手元を見せてもらえるのは
なかなか味わいがあります。
蝶番はかたちが変わっていたので
ドアを少し彫らねばなりませんでした。
ノミとトンカチでコツコツゴリゴリ。
ぜひぜひマスターしたい技ですなぁ。
チビ助は大喜びで木くずを掃除機で吸い取ったりしていました。
チビ助が木の棒ではたきつぶしてささくれた
階段の手すりもかんなをかけてもらいました。
チビ助がかんなくずに飛びついたとき
とっても可笑しかった。
子供のころ、家を建てている現場では
大工さんがしゅ〜っと気持ちよくかんなかけをしていたもので
薄く薄くしゅるしゅるしたかんなくずを
もらって喜んだモンです。
木の香りがして♪
かんなをかけてもらったところに
私がチョイチョイと水性のニスを塗って、と
ドアも直ったし
階段も安心して手すりに手をかけられるし
気になっていたことが片付いて
とても良い気持ち。
| 2003年12月21日(日) | 手袋 |
チビ助の靴下の引き出しをゴソゴソかき回したら
まっさらな手袋が三双出てきました。
そうそう、春先にワゴンセールで買っておいたのよ〜。
初めての五本指の手袋です。
チビ助は
初めのうちはなかなか上手く
指が入らなかったのだけれど
大人みたいな手袋が嬉しいらしくて
家の中でも
はめて遊んでいました。
子供のころ
五本指の手袋にいちいち指を入れるのが面倒で
なんで五本も指があるんだろうと
恨めしく思ったのを思い出しました。
| 2003年12月20日(土) | 赤いソリ |
去年、三年も持ち歩いた子供用の
プラスチックのソリが
不幸にも私が滑っているときに
斜面のデコボコに引っかかって大破しました。
滑っている最中にお尻の下が
どんどん小さくなっていったとき
古典的なギャグアニメの登場人物になったような気がしました。
その事件の顛末を
たまたまソリ遊びを撮影していた親子に
録画されちゃっていて
アチラさまの笑う笑う．．．．
出演料を頂戴したいくらいでございました(‐＿‐)
そういうわけで、昨シーズンは
ソリを新調しました。
亭主には余分のお金を渡して「大人用の大きなソリも」と
頼んだのです。
亭主はホクホクとチビ助の緑のソリと
私のための赤いソリを買ってきました。
安かったからとビールまで買ってきて
子供にはめちゃめちゃ感謝されてご機嫌で！
でも、おかしいの、赤いソリ。
よく見るとチラシが貼り付けてあるんだけれど
花模様の雨合羽を着た綺麗なお姉さんが写真で微笑んでいるの。
よく見ると「雪上の荷物運搬用、
ヒトが乗ってはいけません」と注意書きが！
写真をよ〜く見るとお姉さんのひいているソリには
凍った大きな魚がたくさん積んであるではないか！
私は冷凍シャケかーっ！
亭主に買い物を頼んでまともに用事が済んだことがあったろうか？
ふん、ないよっ！
だってソリコーナーにあったよ〜などと
亭主はとぼけています。
返品してイカしたソリにしてあげるなんていう
つもりはまったくないみたい。
うむむ〜、毎日の散歩をなんと心得ているのか〜！
でも、面倒なので、翌日からわくわくと
大きな赤いソリに荷物やチビ助を乗せて
ずるずると引きずりながら公園へゆくわけです。
やっぱり、あれはソリではありませんでした。
前に進むような形状ではないのです。
私が乗ればベコベコして
滑降中に大破した事件が蘇ります。
これじゃあちっとも楽しくない！
結局、散歩中の子供と荷物の運搬に終始するのでした。
確かに本来の運搬用の用途ははたしているのだけれど。
今年こそ、私にカッコイイ
大きなソリを下さいサンタさん！
氷点下の散歩を毎日しています。
ソリくらい楽しませて下さい。
なんなればサンタさんのソリをジャックしちゃうわよ！
サンタさんにはキルト君と赤いソリを貸してあげます。
ど〜だぁ！
なんてダメか．．．．
| 2003年12月19日(金) | おもちゃ箱 |
あまりおもちゃを買い与えていないつもりなのだけれど
買い物に出るたびに、ついつい
ガチャガチャとカプセル入りのおもちゃを買ったり
ハンバーガーショップの子供向けセットのおもちゃとか
お菓子入りのおもちゃだか、おもちゃ入りのお菓子だか、とか
あれこれあれこれ
そういったものがごちゃごちゃといくつもの箱に入れてあり
ふと気が付くと
床一面のガラクタ！！
乳児のころ遊んだおもちゃは
さすがに選り分けてしまっているけれど
糸巻きやらベットボトルで作ったマスカラやら
洗濯板と歯ブラシで作った楽器やら
掃除機の隙間掃除のパーツもいっしょくたに
おもちゃ化していて
本来の目的には使えない状態になっていたりする。
適当に選別して捨てたりしまったりしたいのだけれど
こだわりのチビ助はなかなかそれを許してくれない。
私にはガラクタに見えるモノでも
彼には大切なものなのかも知れない。
それほど手にとって遊ぶというものではなくても
ある、というだけで嬉しいのかも知れない。
でもちょっと多すぎる。
最近、収拾がつかなくなってきているので
クリスマスにサンタクロースにお願いするおもちゃを
カタログ首っ引きであれこれ迷っているチビ助に
そっと持ちかけてみた。
たくさんおもちゃを持っている子には
サンタはおもちゃをくれないんだって.......。
これは効きましたね〜♪
即座に、おもちゃの選別に応じてくれました。
リンゴ箱ひとつ分、細かいおもちゃがお蔵入り。
今日のお買い物でも
アレコレ、小さなおもちゃやミニカーを欲しがっていたけれど
ちょっとささやくと
しばし考えて、素直におもちゃを棚に戻していました。
サンタさん、ありがと〜(T.T)
| 2003年12月18日(木) | ぐるぐる |
お下がりに頂戴した
「ぐりとぐらのかるた」がこの頃の
お気に入りです。
こういう遊びは単純だけれど
奥が深いなぁ
夕ご飯のお支度を始めようとすると
かるたで遊ぼうと言い出すので
いつもちょっと困るのですが
今夜は
じをおぼえたいからかるたしたいの
などと驚くような誘い文句！
字、覚えるも何も
エンピツを持たせると
いまだにグルグルぐちゃぐちゃで
実はちょっと心配していました。
昨日、広告のウラに
ゆっくり描いたひょとひょろの
大きな丸の中に小さな丸を描き入れて
ドラえもんのかお
といいながら
更にひょろひょろの線をくわえていました。
親バカにはこれがちゃんとドラえもんの顔に見えるんです(T.T)
亭主が帰宅してその紙を見て
を ドラえもんだな、といいました。
（その有難い紙に
チビ助は更にぐるぐるぐるとグチャグチャの線を
書き足していましたが
あとでしっかりと育児日記に挟み込んでおきました。）
そんなこんななので
じをおぼえたい、なんていわれても
片腹痛いのだが
そこはね、つきあってやろうじゃないの。
| 2003年12月17日(水) | クリスマスツリー、欲しいなぁ |
毎年、今年こそはと思いながら叶わず
まぁ、来年には、などと延々と繰り返して
我が家にはクリスマスツリーがありません。
せめてもの慰めは
ドールハウス用の１５�僂曚匹離張蝓爾�あって
子供が生まれるまでは
戸棚の中のドールハウスを
クリスマスのお部屋にして
ちょっとだけ楽しんでいました。
この頃、チビ助が毎日
くりすます、くる？
それはきょう？
などと聞くものだから
私もソワソワしてしまいます。
今日、幼稚園のお遊び教室で
簡単なクリスマスの飾りを作りました。
紙筒を重ねて貼ったサンタとトナカイを作って
小枝に杉の葉とリボンを付けて、と
１５分ほどでできる工作です。
私はたまたま手に取った杉の枝が
大きかったので、それをクリスマスツリーに見立てて
飾り付けをしてみました。
家に帰って、テレビを置いているスチール棚の柱に
小枝を縛って
以前ちょっとだけ用意した
クリスマス用の金のベルや赤い実も飾りました。
杉の小枝ひとつだけれど
良い香りがして
ちょっと嬉しくなりました。
| 2003年12月16日(火) | おもちゃ |
チビ助が一番欲しがっているおもちゃは
ハリー・ポッターがバジリスクと
闘ったような剣です。
或いはシティ・ハンターやルパン三世が
バンバンぶっ放している拳銃です。
子供のおもちゃに目くじら立てて
平和教育をするつもりはありませんが
そんなおもちゃで
一日中切られたり撃たれたりするのはゴメンなので
「武器はかいません」と突っぱねています。
一度許したら
お出かけのたびに武器を買わされる羽目になると
恐れてしまいます。
次にチビ助が欲しがっているのは
リモコンの四輪駆動の自動車です。
これはまだまだ早すぎます。
私は積み木で心ゆくまで遊んでもらいたかったので
積み木を与えましたが、
チビ助は投げ散らかすことばかり楽しむので
しまい込んでしまいました。
ブロックを与えたら
箱に印刷されている自動車を作れと
やいやい責め立てられて
しぶしぶ、でもちょっと楽しんで作ると
３分後にはテーブルから落としたり
投げたりして大破
遊びというものはそういうものかも知れませんが
非常にむなしくて
いつも良いおもちゃを与えたいと願いながら
クルマとブロックを踏んづける日々であります。
それでも、それしかないとなると
チビ助もしぶしぶと
ブロックでクルマや銃を作り始めました。
ゆっくりとですが
つなぎ方を工夫したり
かたちを発展させているようです。
脇目もふらず夢中になる、というほどではありませんが
チビ助なりに工夫したり、発見があるようです。
私の弟はブロックや模型制作で
とてつもない造形力を持っていました。
出来上がったもので豊かな遊びをしていました。
私は心底その能力を羨ましく思ったものです。
でも、弟は集団の遊びが苦手でした。
弟ほどの造形力をチビ助には求めていません。
ほどほどに楽しんでくれれば良いなと思います。
不思議なことに
私は自分が与えられたおもちゃには
あまり関心を持てなくて
弟のおもちゃに強い関心がありました。
父がどうして同じものをくれないのだろうと
切なく思ったものでした。
そういうわけで
子供に与えるおもちゃというのは
子供のためと言うよりも
自分が欲しかったからという理由で選んでいるかなぁと
思うこの頃です。
その点、亭主は
ほとんどおもちゃというものを持たずに育った人なので
おもちゃ売り場での様子には笑えます。
世の中にこんなにおもちゃがあったとは知らなかったらしいです。
クリスマスとお正月と誕生日が
一週間のうちにやってくるチビ助に
何を選ぼうか
アレコレ考えるのは
とても楽しいことであります。
| 2003年12月15日(月) | やくにたつんだよ |
朝一番、チビ助が
「わにのあかちゃんにもうあえない」と
しくしく泣き出して困りました。
昨夜のテレビ番組のなかで
アナコンダと同じ湿地で生息する
ワニの赤ちゃんがわらわらと
タマゴから孵るところもやっていたのです。
赤ちゃんワニは生まれて１時間もすると
虫を追いかけて補食するようになるのだそうですが
ワニのおかあさんがしっかりと育児をします。
赤ちゃんワニは比較的安全な場所で
成長してゆくそうです。
でも、そんな細かいことは
チビ助には伝わりません。
しかたなく
生きている赤ちゃんワニや赤ちゃんヘビは
ちゃんと逃げられるから大丈夫だよ
おかあさんも守ってくれるし
死んじゃった動物は他の動物の餌になって
役に立つんだよ
役に立つってえらいことなんだよ
と、話してみました。
役に立つ、という言葉は
なかなか効果があったようです。
なにしろチビ助は、
一日中、なにかお手伝いをして役に立ちたいと
機会をうかがっているくらいなのです。
時折、ふと
もうあえない、とつぶやくのでしたが
抱っこムギュ〜をしてあげると落ち着くようでした。
夕ご飯はホッケの一夜干しと豚汁を出しましたが
ハイハイ、大した食欲で
おにく〜おにく〜と叫びながら
パパちゃんの汁椀まで漁っておりました。
「千と千尋の神隠し」のビデオ隠してしまおう。
ブタになったお父さんたちが食われそうになる
話が頻発するからな。
ブタさんとお肉の関係が露見すると
モンダイがより身に迫ってきそうですからね。
| 2003年12月14日(日) | もうあえなくなってしまう |
チビ助に「あぶない」ということを
わかってもらいたくて
思いついた説明が
「怪我なら痛くてもいつか治るけれど
死んじゃったらもう会えなくなるのよ！」でした。
もう会えなくなってしまう、ということを
どの程度理解しているのかは
わからなかったのですが
この言葉は、かなり重く受けとめてもらえたようでした。
今夜、眠る前に
亭主が珍しくアフリカの湿地帯に生息している
アナコンダの生態のテレビ番組を見ていました。
ふと、気が付くとアナコンダの出産シーンで
それはもうド迫力、４０匹の子ベビと
成長しなかったタマゴやらなにやら
凄いことになっていました。
八か月に及ぶ乾期の絶食に耐えて出産したアナコンダは
孵化しなかったタマゴと死産の子ヘビを
食べていました。
間違えて生きている子ヘビをくわえると
パッと放すのが笑えるというかいじらしいというか．．．．
子ヘビたちは
生まれた直後から自ら生きていかねばなりません。
大人のアナコンダには天敵がないそうですが
子ヘビは他の動物に襲われやすいそうです。
子ヘビの受難シーンが出てくると
チビ助が泣きはじめました。
もうあえなくなってしまうよ
たべちゃだめだよ
おかあさんからはなれちゃだめだよ
めそめそ
ぽろぽろ
涙をこぼして
即座にテレビを消した方が良かったのか
食物連鎖のことを
どんな風に説明すべきなのか
戸惑っているうちに
番組が終わりました。
明日から
お魚を食べないっていいだしたら
どうしようかなぁ。
| 2003年12月13日(土) | 机の整理 |
アップリケをしたり
クロスステッチを楽しんだり
編みぐるみを作ったり
ビーズをかき回したり
あれこれ同時進行で楽しんでいるものだから
大きな作業机でも
材料やお道具があふれかえって
作業スペースが
どんどん狭くなってきます。
左側はいつもチビ助が陣取って
ビデオテープやらブロックやらおもちゃを
かき寄せてくるし
もう、何がなんだか！
この頃はnetのお友達と
プレゼントの交換をしたりする機会も増えて
大きな封筒や頂き物の素材や嬉しいメッセージも
手近なところに置いておきたかったりもして
今日は午後から友人が遊びに来てくれるので
お掃除のついでに
作業机の整理をしました。
すかっと片づいた机で
作業するのは、やっぱり気持ちが良いなぁ♪
| 2003年12月12日(金) | 傘受難 |
チビ助はいつも
「どこかにつれていって」
「おともだちのいえにいきたい」
「きょうはだれがきてくれるの」
といいます。
出不精の私には辛い質問でございますが
今日は胸を張って宣言
「今日は図書館に行くよ」
たまには利用しないとね〜。
少しあたたかくて
雨模様だけれど
バスで出かけて歩いて帰ってくれば
カラダもココロもサッパリするというものです。
あいにく今日は図書館の職員が全員留守で
詳しいことのわかる人がいなかったので
目的の本を手配してもらえませんでしたが
お友達に勧められた
「カラスのパンやさん」かこさとし（偕成社）が
借りられました。
他にも谷川俊太郎の詩集やあれこれ面白しろそうな本が
見つかって嬉し〜。
チビ助がドタドタ走り回って
困りましたが
利用者のおじさんが「静かに歩きなさい」と叱って下さって
大人しくなりました。
思わす謝ることを忘れて「ありがとうございます」と
御礼を言ってしまいました。
帰り道はおんぶしろと大騒ぎをしましたが
結局傘を差してお池のほとりを歩いてきました。
すぐそこに白鳥が羽を休めているので
楽しい眺めでした。
１００羽くらいいるかなぁ。
鴨やバンなどの水鳥もたくさん来ていました。
公園の出口の草地で
チビ助が転んで傘と格闘しました。
どうしてそんなことになるのかわからないのですが、
立ち上がろうとすればするほど
傘が邪魔をして、とうとう傘がボロボロに壊れてしまいました。
ちょっと骨がおかしかった傘です。
３８０円の傘のために５８０円の傘修理セットを
買ったのですが、どうしても納得がいかなくて
迷ってそのまま使っていた傘です。
ああ、直さなくて良かった〜。
それにしても
骨５本が折れ曲がって
閉じることができなくなった傘というものは
始末に負えないものでありました。
チビ助にはジャンパーのフードをきっちりかぶってもらって
急いで歩いてもらいました。
| 2003年12月11日(木) | そわそわする |
パッチワークのバックを作ろうかなと
思い立ちました。
思い立つまでが大変長い道のりで
頼まれっぱなしのバックもいくつかあったりして
断り切れない腹立たしさとか
何とかしなくちゃとか
あれこれ絡まってくる。
どんなバックにしようかなぁ。
作りたいかたちと作ることができるかたちには
微妙なズレがあるし
パーツにもそれほど費用をかけられないのも
少々辛いものがあります。
それでも、さまざまなバックの載った本を
あれこれ眺め続けていると
気になる形や素材やパターンが洗い出されてきます。
ちょっとアップリケのある
まち付きのバック。
試しに作ってみようかな。
布を大体選んで、型紙を作って、
大まかな配色でピースを切り始めました。
一通り配色が決まるまでソワソワします。
マチが歪まずに付けられれば良いな。
このソワソワした感じがたまらなく楽しいんだよな。
| 2003年12月10日(水) | ソリ遊びのシーズン到来 |
昨日の朝にちょっと積もった雪が
寒さで消えなくて
道路以外はうっすらと雪化粧したままです。
道路はアイスバーン状態で
滑り止めの付いた履き物を履いてやっと
まともに歩けるといった状態。
いつもよりちょっと厚着をして
散歩じゃ散歩じゃ！
チビ助はわくわくしちゃって
文句も言わずソリを引いて歩きます。
時々乗ってみたりしているところが可笑しい。
公園の
長〜い滑り台の斜面がソリにはうってつけ。
この斜面は北向きなので
ちょっと日差しがあっても雪が残りやすいし。
一面軽い雪で覆われた草の斜面は
良く滑って楽しい楽しい。
チビ助はゲラゲラ笑いながら
斜面を登り、あれこれ工夫しながら滑り降りている。
スタートの体勢や、滑っているときの踏ん張りかたで
スピードが違ったりバランスを崩しやすかったりするからね。
途中で転がってしまっても愉快らしくて
ソリなんかかまわずゴロゴロ転がり降りるのも一興だし。
私は公園を見渡して通りかかる人とチビ助が
ぶつからないように気を配る。
じっと立っていると寒さが染みてくるし
キルト君がワイワイ騒ぎ始めるので
うろうろうろうろしている。
あんまりの寒さにキルト君を抱き上げてみる。
抱っこされるのがへたくそなキルト君は
始め怖がって暴れたけれど
後ろ足をしっかり支えてあげたら
落ち着いたらしく
ちょっと高くなった視界を楽しんでいる様子でした。
１３キロ以上もある犬を抱いているのは
しんどいけれど
でも、キルト君は暖かで
何より、抱っこできたのが嬉しかった。
あっという間に日が暮れて
もう帰るよもう最後よといってからも
１０回も斜面をよじ登っていたチビ助め。
案の定、帰りはソリのお荷物になってしまった。
アイスバーンに助けられて
ずるずるソリを引きずって散歩。
結構楽しいんだよね。
| 2003年12月09日(火) | お家遊び |
子供の頃
好きだった場所を「すみか」と呼んでいたけれど
私はいろいろな場所を家に見立てて遊ぶのが好きでした。
テーブルの下や二段ベットの空間、段ボールの中など
とても好きでした。
ままごとと言っても
私の場合はお家を作って落ち着くのが目的なので
友だち同士で遊ぶままごとは
あまり好きではありませんでした。
友だちとままごとをするときは
お料理作りを熱心にしていました。
あるとき、滅多にお家に入れてくれないRちゃんが
こっそりお家に呼んでくれました。
Rちゃんのお父さんは高校の理科の先生で
家中きっちりと片付いていて
隙間という隙間に昆虫の標本が詰まっていました。
居間の隅の座卓には
見事な蝶が展翅してあって
鳥肌が立つような美しさでした。
そのときRちゃんが自分の机の引き出しから出して見せてくれた
動物の模型と（今ならチョコのタマゴに入っているような〜）と
お人形用のディナーテーブルのセットには
衝撃をうけました。
どれもきちんと薄紙でくるんで小さな箱に入っていて
触ることは許してもらえませんでした。
この日から、昆虫とミニチュアへの執着が始まりました。
虫は実物を見るより、標本より
虫好きのヒトの書いた本を読む楽しみに化けました。
お人形のディナーテーブルは
ドールハウス制作への切符になりました。
これが小学３年のときです。
大切なものはきちんとしまうこと。
誰にも触らせてはいけないこと。
静かにひとりで小さな世界を眺めていたいこと。
これが私の遊びの原型かもしれません。
机の下に潜ったり、
布団をかき寄せて埋まって
「えおちゃん巣を作ってるの〜」と
嬉しそうに叫ぶチビ助を見ると
似ているかも〜と思ってしまいます。
こんな遊びは子供ならだれでも好きなんだけれどね。
| 2003年12月08日(月) | すみか |
子供の頃、家の裏手にニセアカシアの林があって
そこを『すみか』と呼んで
楽しく過ごしていました。
父が登山用のザイルを使って
ブランコを作ってくれて
私はそこで
ひとりで遊ぶのが大好きでした。
草を摘んでままごとをしたり
ブランコを漕いだり
木漏れ日を拾い集めるようなことをして
楽しんでいました。
小さな林だったはずですが
不思議な静けさに満ちていて
地域の環境からは隔絶されていたような印象が残っています。
友だちとケンカしても
大事なものをなくして悲しくても
私には『すみか』があるからいいや、って思っていました。
誰かと一緒だと
ひとつも面白い場所ではないのが
不思議でした。
ある時
近所の大きいお兄ちゃんたちが
そこでたくさんガラスの瓶を割って
ブランコを壊してターザンごっこをしていました。
ガラスが危ないので遊ぶことを禁じられて
悲しくて悔しくて
お兄ちゃんたちが憎くて仕方がなかった。
そうしているうちに
地主さんが家を建てるために
すべての木を切り払ってしまいました。
憎しみはつのるばかりで
たくさん穴を掘って
ガラスのかけらを埋めました。
| 2003年12月07日(日) | 吹雪にアイスバーン |
今朝も六時から飯炊き〜
お弁当を作って
朝ご飯
亭主は出勤してゆく〜
暗いなぁ
気持ちじゃなくて
雲が厚くて
なんだか昨日から氷雨が降って
寒いし
暗いんだよね
ふと、外を見ると、吹雪です。
ひゃ〜、寒いわけだ
チビ助はもうやる気まんまんで
家の中で防寒着を着たまま遊んでるし
トイレでも脱がないから
ああ、
濡らしちゃったのね
散歩に行く前から汚してどうするんですかねぇ
防寒服ならたくさんあるけれど、さ
ソリはね、道路も真っ白になるくらい
いっぱい雪が積もらないとダメなの
ぎゃおーって泣いても
だめなのよ〜
もうすぐソリで遊べるから
今日は歩いて散歩に行こう
ほら、お日様が出たら
道路の雪はすぐ消えちゃったでしょう
散歩は昼過ぎに
小さな池でカラスたちが行水をするのを見ようと
桜の木の盛り土に登って
草ですべって
チビ助のゴマ汚し一丁上がり
キルト君は汚れた軍手の固まりを拾って
それを隠す場所を探して
フラフラ歩き
仕方なく公園の草地をうろつくけれど
いやはや、染みるように寒いの何の
早く帰ろう早く帰ろう
チビ助が握った雪玉を
キルト君が夢中になって食べる
雪玉が大好物のキルト君
寒いんですけれどねぇ見てるだけで
亭主が暗くなってすぐ帰ってきてくれたので
お買い物に連れて行ってもらいました
道路も歩道もアイスバーンでした
いやはや、本気で寒いです
| 2003年12月06日(土) | 顔文字 |
ネットを始めて間もない頃は
キーボードに慣れるのに精一杯で
顔文字が何のことだか良くわからなかったのだけれど
掲示板で楽しいおしゃべりをしているときに
顔文字をちょっと添えてあると
言葉の感情表現に和やかな雰囲気が生まれて
善いものだなぁと思うようになりました。
日本語ソフトにも顔文字が入っていたけれど
ちょっと物足りなくて
以前に上手く辞書に組み込めなかった
顔文字のダウンロードに挑戦しました。
どうしてか今回はスムーズに作業が進んで
へ（＾＾へ）））））（（（（（ノ＾＾）ノ うほほーい
ってなこともできるようになりました。
o((*^▽^*))o ゲラゲラゲラ
使いすぎはね、やはりいいけないと思うけれど
嬉しいな
○(^-^)oイエイ♪ o(^-^)○ イエイ♪
みなさん、ご存じですよね
夢の顔文字王国
そうですよね、ダウンロードしても
辞書に組み込めなくて使えないなんて
そんなお間抜けなのはアタシくらいですよね
（´ρ｀）ぽか〜ん
| 2003年12月05日(金) | しろ と くろ |
チビ助はこの頃、就寝時に蛍光灯の豆ランプを消して
「くろししてちょうだい」と云う、と
亭主が可笑しそうに話していました。
これは「暗い」を「くろい」と
聞き違えているのかなと思っていました。
今朝、二人で遅い朝ご飯を食べていると
チビ助が話を始めました。
おかあさん、あさは、しろ？
？？ うん？
よるは、くろ？
そうそう、よるはくろだったね
どうしてあさになるの？
お日様が昇って朝になるんだよ
（ちょっと考えて）
じゃあ、おひさまがしずんでくろ？
そうよ！
きのうもあさになったよ
そうよ、まいにち
お日様が昇って朝になって
お日様が沈んで夜になるんだよ〜
（チビ助は目玉をくりくりさせて
太陽をグルグル運行させているようだ〜）
おかあさん、５０年前、えおちゃんね
あかちゃんだったんだよ！
え〜んって泣いておかあさんのオッパイのんだんだよ〜
（５０年前って、それは〜私も生まれていないじょ〜）
えおちゃんが赤ちゃんだったのは
四年前だよ〜
そうか、よねんまえか
おかあさんのおなかにいたんだよ
う〜ん、おかあさんのオッパイさわりた〜い♪
おいおい、それはまぁ、いいけれどさぁ
納豆だのキンピラ食いながら云うなよな〜
黙ってメシ食え、メシ〜、と心が叫ぶ朝でありました。
| 2003年12月04日(木) | イルミネーションを見に |
今朝は雪景色でした。
昨夜の雨が夜更け過ぎに雪にかわったのです。
お昼頃にはすっかり消えてしまいましたが
チビ助は興奮気味に
ソリ遊びを思い出してあれこれ話しています。
冬の気分が高まってきたので
ちょっとお散歩コースをかえてみました。
近くの幼稚園の大きな木に
きらきらのイルミネーションが点いているというのです。
団地の坂をダラダラ登って
海の方に向かって農道をどんどん歩いてゆきます。
真っ暗なので
チビ助には大きな懐中電灯を持たせています。
時折クルマが通りかかりますが
犬と子供に気付いて
最徐行してくれます。
海鳴りのする農道を行くのは久しぶりです。
チビ助は小走りに懸命に歩きます。
幼稚園と、その向かいの福祉施設でイルミネーションが
見られました。
桜の大木の豊かな枝振りを
無数の明かりが飾っていました。
シンプルだけれど
とっても美しい眺めでした。
冬の大気は澄んでいるから
街の明かりもきれいに見えます。
公園の中心にある体育館の入り口の大きな三角の窓が
まるでツリーのように輝いています。
毛糸の帽子をすっぽりかぶったけれど
耳が切れそうなほど冷たい風が吹いていました。
| 2003年12月03日(水) | お遊戯会 |
幼稚園のお遊び教室で
今日は「お遊戯会」でした。
男の子は簡単な機関車のお面を作って
サテンのかわいい衣装を着て
舞台で歌にあわせてシュッポシュッポ行進
女の子は可愛らしいチュチュのようなドレスに着替えて
（男の子を持つ母親たちからは羨望の叫びが）
お花のカチューシャを手作りして
舞台で「お花が笑った」の歌にあわせて
簡単な振り付けで踊る
いやはや
お面作りは何とかなるけれど
子供に衣装を着せるのがタイヘン
着せたら着せたで脱がせるのがタイヘン
それでもほんのちょっとの時間に準備をして
子供たちもお遊戯の雰囲気を掴んで
舞台で楽しそうに動き回る
チビ助のサル振る舞いも大分影をひそめてきて
ちょっと照れて舞台で大の字に寝たりもしたけれど
お友達とつながってグルグル歩いたりしていました。
衣装を持って帰るだの
みなさんが持参のカメラやビデオカメラを欲しがって
あちこち交渉していたのには参ったけれど
なかなか楽しいイベントでした。
| 2003年12月02日(火) | 手荒れ |
ストーブを使い始めると
家の中は極端に乾燥しはじめます。
高気密高断熱の家で
FF式のファンヒーターを使うと仕方がありません。
対抗策としては
お風呂の戸を開けっ放しにしたり
家の中に洗濯物を吊して
湿気を確保するようにします。
それでも足りなくて
加湿器を使ったら
湿度はちょっと上がるけれど
サッシに結露するばかりで
電気代があほくさいほどかかってやめてしまいました。
乾燥していて何が辛いかというと
喉がカラカラすること
亭主と子供は身体中痒くなること
私は手足の荒れが酷いことになるってこと。
キルトを作るのでよく布を触ります。
布に触れていると指先はあっという間に荒れてしまいます。
ざくざく割れてきます。
割れてしまったら
昔懐かしい赤チンが一番効きます。
痛みが鎮まります。
眠る前にハンドクリームをたっぷりすり込んで、と思っても
大切な本を触るときに
べとべとした手では困るのです。
近頃はクロスステッチを始めたのですが
刺繍用の布の変色を避けるために
手にはクリームなどをつけて作業してはいけません、という
一文を見つけてガックリ。
手荒れ街道まっしぐら。
あんまり手が荒れていると
子供の柔らかい肌を傷付けそうで悲しくなる。
働き者の手荒れじゃなくて
遊びほうけた結果の手荒れだもんな。
| 2003年12月01日(月) | べたべたする |
愛っていうのは
相手のためにどれだけ時間を無駄にできるかってことだって
そういったのは誰だったか
思い出せない。
毎日、子供と過ごしているこの時間を
「無駄にしている」とは考えていないけれど
それほど「有益である」とも考えていない。
でも、いろいろな気持ちが
交錯していることは確かである。
予定通りに事が運ばないこと
思いがけない成長を目の当たりにすること
うんざりするような失敗やイタズラ
朗らかな笑い顔
自分のイヤな部分を鏡に映しているように見せつけられること
寄り添うことの暖かさ
同じ気分が長続きしないほど
めまぐるしく
いろいろな場面にでくわす。
子供の居る暮らしが
こんなに騒々しいものだとは知らなかったのだけれど
あの、子供が授からなかった
１３年間の
亭主と二人で過ごした長い長い新婚生活が
時々ぽこっと懐かしくなる。
子供が今、亭主にしているように
ベタベタに甘えていたのは
私だ〜
私にそっくりだ〜
亭主は疲れ果てているから
子供をうるさがって
ぶーぶー怒っているふりをしているけれど
実は嬉しいんだ〜
次は私が甘えてやる〜
れれれ、
あいつら寝室に逃げ込んじゃったよ
おかしいなぁ
愛についてもう少し踏み込んで
考察する予定だったんだけどな。
