言葉が適切ではないのかもしれませんが 障害を持った方たちは それぞれ 障害別にプライドのようなものがあり 自分と違う障害がある方たちと自分は違う と 主張されます 最近特に耳にするのは 聴覚障害者と難聴者は違うということ とかく耳の障害ということで センター職員もまとめて考えがちですが ゛生活が違うから無理゛と 難聴者も聴障者も主張します
確かに それぞれの障害に方たちが集まると 独特の雰囲気が作られます 賑やかで明るく騒がしく集団が大好きな聴障者 おっとりおとなしく控えめな難聴者 まず一歩さがって様子をうかがってから始まる視覚障害者 不思議とセンターに見える方たちは 障害によってカラーがあるように感じます いずれにしても 違うと主張し続けるより 違うことを踏まえて理解し合えたらうれしいですね それは職員の偏見も同じことです 「聴覚障害者は人の話を聞かずに好き勝手する」 聴覚担当の私には 家族のことでもいわれたように 体をかたくして聞いてしまいます 自由奔放で明るい人たちなので 私は好きです 苦労を乗り越えてこれから先もたくさんご苦労と立ち向かうのに 自由な考えと明るく進んでいくことの大切さを 彼らは身につけてきたのですから
傷害を理解することの難しさを感じ続けてきた私ですが 今もって解決することなく感じています 私は偏見を持たずに見ているのか? 常に自分というものをどこからか見つめていなくてはならない 緊張の連続です 福祉で言う「自己覚知」の勉強です
感じる福祉から 理論の福祉を叩き込まなくては
サポートセンターでの仕事も 延べ日数にすると1月半ほどになりました
手話が出来る職員が入ったということで 何かと賑やかなセンター内になっています
手話ができる職員 と 手話通訳士 手話をする私からすると これは雲泥の差なのですが 手話の世界を知らない人からすると 何がどう違うのか なかなか理解できない所が 難儀なのです
センター長さんは センター内に手話のできるものがいないのに 設立した団体の中に ゛聴覚障害者゛があることが プレッシャーになっているようなのです 手話がわからないから聴覚障害者が センターを利用できないのでは・・・というのが 私がはじめて呼ばれた時のお話しでした
さてところが 時が流れるごとに 事態は変化しつつあり 3日前のセンター長の言い分ですと 「あなたがしてくれれば 通訳士はいらないわよね? 高いお給料になのに 二人も来られてはねぇ」 ということになってしまい 私自身とても悩むことになってしまいました
聴覚障害者の利用する施設の窓口として 手話のわかる人を置いたほうがいい という話から 聴覚障害者が集まったら職員が手話通訳をする という話になってきた・・・・ということです この微妙な違いは 伝わりにくいものかもしれませんが 手話仲間では大きく違うのです
手話通訳士の資格は とてつもなく難しいもので 今この市では両手で数えられるほどの通訳士しかいないそうです しかし・・・通訳士と同等レベルの技術を持つものは 当然大勢いるわけです 試験に合格していないというだけで 手話のレベルは通訳士並なのですから・・・ ぺーぺーな私が通訳として立ちますなんて言い出したら 聴覚障害者に失礼です!!くらいの勢いです
難聴者1人に要約筆記のノートテイクが1人 聴覚障害者2人に通訳士2人 といったように 障害者の数と講習の内容で 人数は変わるのですが かなりの人数必要になります そして通訳士さん要約さん1人1時間につき 1,500円ほどの時給ですから センターとしても厳しいわけです
できるだけ少なく通訳できるようにしたい中ですが 難聴者や聴障者はそんなことお構いなしですから やっぱりやってみようかな・・・とか 近くに来たから覗いていこう・・・なんて 気楽に寄っていったりするのです 参加申し込みがない人には 通訳無しでいい もう・・・・それしかないわけです 要約筆記さんは 突然の増加を きっぱり断りますから 頭が痛いところです
所長さんはその中でも 通訳さんへの出費が多いから 職員で賄えないかと耳打ち・・・ 私が頑張ったとしても 通訳士 要約筆記の人たちは 許さないでしょうね・・・ 聴覚の人たちと私との間では 「勉強になるからやってごらん」 『よろしくおねがいしまーす』 で通っても・・・なのですね
これは所長さんになかなか伝わらず 私が考えたのは 手話ができる職員を 雇っているお金で 通訳士を雇う・・・です つまり・・・・私は首 ううううう なんとも 福祉の現場とは難しいもの 「聴覚障害者のいい加減さが苦手」 と はっきり言い放った職員には 私の気持ちも伝えられずにいます これからどう受け入れていくのか 考えたくなくなってしまった私です・・・
8月は研修月です 今日から始まった「ガイドヘルパー研修講座」は 終了するとガイドヘルパーの資格が下ります この資格は視覚障害者特有のガイドで 手引き歩行ができるようになります それと全身障害者ヘルプが入っています
最終的には大きな研修にたどり着きたいのですが その前に小さなことから片付けていきます いっしょ君日記がおろそかになっていますが そういったことで 細々となってしまいそうです
8月は半ばに機能障害の研修があります 栄養ドリンクを飲み飲み ところかまわず!?お昼ねして がんばってみます
日記の回数が減っていますねぇ・・・ 今の気持ちを書くのが怖いのかもしれないです 気持ちを隠してしまうから書かないのかもしれない ただ・・・書こうと思うとドキドキしたり落ち込んだり なかなか日記が開けません
今年の4月から新しい仕事が始まり この夏は 研修がいっぱいです 勉強することで落ち着ける そうしないと・・・とにかく不安です
前向きに! 元気にいきましょう
上の娘もとうとう受験生です まったくそれらしくないのが頭の痛いところですが 進路説明会や 親の会 学校見学などなど 周りの状況は変わりつつあり 自然とそれらしくなっていくようにできているようです
部活も今月で終わりです 担任と顧問が3年間同じで 解り合えずにただ苦しかった3年間でした 娘には辛かったようです 言葉のきつさ 心の捉えにくい行動 先生にしては珍しく 女子高生のような感情を持っています 食事も取れないほど悩まされたり 憂鬱でなかなか気持ちが学校に向かなかったり 中学時代のいい!?想い出になるかもしれないです
早く終わりたい・・・ ずっと抱いてきた思い 土曜日の試合に負けたら全て終了・・・ の はずの大会でしたが なぜか勝ってしまい・・・ 結局月末まで持ち越しです ということは・・・また1週間部活が延びたわけで なかなか終われないと言うことになります ここまで来ると 先も見えて 勝ち進んでもいいかな という気持ちも少しは出たようで それが勝てた要因にもなったのかもしれません
頑張った娘を励まし 時には隠れて涙する私でした すっかり終えたときは 私も打ち上げたい思いです そこで 焼肉で打ち上げよう!!と企画し 食べたがっていたユッケを食べることになっています
5年前は小学校5年生でしたね 今では私より 背が6センチも高くなりました そして受験期です やっと重たい腰をあげて ゛自分゛のために行動してみようという気持ちが出てきたようです 多感な時期にどんな成長振りを見せてくれるか 楽しみになって来ました
飛ぶように過ぎていきます
もうすぐ夏休みです 上の娘は7月で部活が終わります 3年間顧問の先生とうまくいかず やめたいやめたいと 言いながらも 最後まで頑張れたのは 偉いと言ってもいいのでしょうか でもお友達がやめて行く中でも 「やめないから」と自分に言い聞かせるように つぶやいていたのを思うと やはり偉かったのだと思います どちらにしても 部活が終わったら 母子の気持ちとしては 絶対に ゛打ち上げ゛ですね 前々から食べたがっていた 焼肉を食べに行く約束をしました 私からの労いとでも言うのでしょうか まぁ・・・私も焼肉食べたいので この際打ち上げましょうよ ユッケが食べたいそうですよ 獰猛だな・・・生肉食べたいなんて 私は久しぶりにビールでも飲もうかな 部活が終わるということは 受験に専念するということでもありますから 別の忙しさ 慌しさ 辛さが待っています 乗り越えてきたのだから乗り越えられるはず そう言い聞かせています
下の娘は またハードな夏休みで 欲張ってあれもやりたいこれもやりたいの大騒ぎです 申し込みや 手数料やらで 私の頭の中が ごった返しています カレンダーに書き込めば それほどのスケジュールでもないのですけどね 私自身 研修や講演会で埋まっています でもまぁ 私のいない日も上の娘がいてくれれば 実家に預けなくても大丈夫かもという想定です また子供の成長を確認するにもいい時季ですね 難点は 楽しめているかと 様子を見ることができないことでしょうか 楽しかった様子を聞くことにします (騒がしい日本語でしょうねぇ・・・)
どんな夏になるでしょうか 楽しみです
平塚の七夕祭りに出かけてきました
今宵は天候にも心配なく 土曜日が七夕とあってか ものすごい人が出ていました 下の娘を連れて2人で出かけたのですが はぐれないようにするのが大変です 上を見なければならないし 下も見なければならないのです 上はもちろん飾りつけですが 下は・・・ごみです これだけの人が出ていれば それだけのゴミも当然出るわけで・・・ いつも思うのは このお祭りは汚い・・・と言う印象です でも 飾りは綺麗ですね 光が入った所が見たいので 暗くなる時間を見計らって出たので 見事に灯がついて豪華な飾りが見られました
大きなお祭りとあって 若者も大勢なのですが 若い娘さんが道端に腰を落として 車座になって飲み食いをしているのが目立ちました あんなに汚い所にどうして座っちゃうの!? せっかく綺麗な浴衣なのに・・・ このごろ女物の甚平も流行っているのか かわいい柄の甚平姿も見られました 嘆かわしいのは・・・ 浴衣の襟元が崩れ 茶髪を横1つに束ね ハイビスカスをつけて ピアスをジャラジャラさせている娘さんが多いこと 甚平姿の娘さんと奇声を上げて歩いている所に パトロールのおじさんたちが囲みます あれ?どうしてのかなと見とれていると なんと片手に持っていたのはチューハイです どう見ても高校生・・・ 「君たちこれお酒だろう?」 と 聞き込みをしている間も足を止めず すーっと歩き去ってしまった女の子達 お酒を片手に騒いでいるのも驚きですが 呼び止められても見向きもしない 呼び止められ慣れ!?ですかね・・・あれは チューハイの缶だけ確保?したパトロール員が 「これを全部飲んでいたら 相当に酔っ払ってるはずだなぁ・・・」 ・・・と 帰りの駅のホームでは 男の子とかくれんぼしているのか おいかけっこしているのか・・・ 浴衣の裾がさばけて まるで時代劇のおかっ引のように腿まであらわにしながら 大またで走り回っている娘さん・・・ あぁ・・・我が娘にはさせないぞと 我が心に誓う思いで見つめてしまいました なんでもありとはいえ 日本の伝統美は守りませんか? と 思うのは年のせいでしょうかね・・・ 1人だけ 髪をアップにしてきちっと遅れ髪をピンで止めて 衿がきちっと合って ピアスもしていない 薄化粧の娘さんを見つけました やはり 日本人の美しさを感じましたよ
やーっぱりおばさんしているかしらねぇ・・・
ひとつひとつの予定をもれなくこなす緊張感は あまり好きではないです こうなると ゛根っからの怠け者です゛と自称したくなります 3月から始めたサポートセンターは 臨時出勤が多くなってきました その理由に 聴覚障害者の来所が増えたからなのです 聴覚障害者の担当になり サークルでお世話になっているろう者たちが 猛スピードで連携をとり もっとセンターを利用しようということになったようで 15人以上のろう者が利用するようになりました 聴障者担当として雇われた私としたら 嬉しい悲鳴といわなければ・・ね
お弁当の時間に お天気がよければ 近所で働くろう者がセンターにやってきて 徹底的に手話で会話をしてくれます 間違った手話を直して わからない単語を手話にする 短く他愛のない会話も あっという間に 30分過ぎてしまいます お互い1時間のお昼休みなので あたふたと仕事に戻ります とにかく手話の技術を向上させなければならない私にとって とてもありがたい時間です
出勤日以外の時間は 就労希望の男性の斡旋に向けての 準備を手伝っているのと 聴覚障害者連盟の連盟長をしている方が チラシ作りで パソコンを習いたいということで 職員の指導を通訳します 前者は難聴者なので 手話はあまり得意ではなく 口話をまじえてのサイン的な手話ですが 後者はものすごいスピードの高度な手話で 私用にゆっくり優しくやってもらっています それでも気持ちが入ると 見失ってしまいます 本当!私の手話は使い物にならんのです・・・
でもでもがんばる! センターで必要とされるように 頑張らなくちゃなのです そんな中で また新しい仕事の依頼です ・・・お断りします
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