いっしょくんの日記

 へ(* ̄ー ̄)> 
なんとなく 書くんで〜
なんとなく 読んで下さいね。

2004年04月30日(金)  仕事


 このところ精神病の担当女性と
 上手く関われなくなっています
 病気に対する私の無知です

 相手の一方的な要求とわがままに
 振り回させてしまった火曜日から
 ちょっぴりですが 私の出勤拒否が始まりました
 火曜日はまとまった雨でした
 通院は次の日にするつもりで
 診察券も出さずに出勤したのです
 足場が悪く 濡れてしまうし明日にしようと話すと
 「お饅頭買いたいから行く」
 子供みたいです 子供より手に負えませんが
 『足の治療に行くのよ?
  饅頭を買いに行くわけではないでしょ?』
 そんなこといっても聞く耳ないわけです
 しばらく押し問答しましたが
 こんなことで言い争うのもくたびれてしまうと
 タクシーを頼んで 通院を決心しました
 これがこの日の判断違いでした

 診察券が出ていないので 1時間近く待たされ
 出掛けの彼女との約束どおり
 病院の玄関までタクシーに来てもらおうと
 泣きたくなるくらい腹を立てている私・・・
 彼女の病気がそうさせているのだと自分を治める努力です
 タクシーを頼むぞ・・と腹を立てていても
 そうできないものです・・・
 通りがかりのコンビニによって
 プリンと洋菓子を買って帰りました
 彼女の希望通りです
 1時間枠で入っているもう1人の女性には
 12時から1時で入りましたが
 お昼寝時で 覚醒せず結局衣類整理などして
 時間が来るのを待つような形になってしまいました

 昨日も一昨日も上手く行かず
 今日 とうとう言い合いになってしまいました
 私は仕事をしに来ているの・・・受け入れなきゃ・・・
 頭の中で唱えます
 相手は些細なことなのに 興奮してわけのわからないことを
 主張してやらせようとしてくるのです
 まるでどこまで我慢できるか試しているように・・・
 とうとう両腕をつかんで
 「聞いてください」
 どうしてこうしなくてはならないのかという説明をします
 聞いていなければ 彼女が聞き入れるまで何度もその姿勢で
 言い続けます 私まで興奮して体が震えてしまいました
 気持ちをわかって・・・心で叫びます
 その場が治まり 気持ちを沈めようと
 書類を持って『ちょっと・・・これ届けてきますね』
 と部屋を出ます 廊下で悲しくなる気持ちを切り替えます
 みかん畑のタンポポの黄色を見ていたら
 気分が悪くなってきてしまいました
 ・・・あれ・・・
 取り込みすぎてしまったと
 あわてて人のいるヘルパー室へ行きました
 出入りの激しいこの部屋には
 必ず誰かいる・・・
 入って間もない若い男性ヘルパーがいました
 「お疲れ様です」
 元気なねぎらいに ホッとしました

 午後になり 午前にそんなこともあってか
 毎日言い続けてきたことを何も言わずにするのです
 自分で飲みたいものを飲む 下着は自分で選ぶ
 テレビは自分でつける 電気は自分でつける
 まぁ・・・ごく簡単な生活に関することですが
 「できんからやって」と全て人にしてもらってきたことです
 ・・・できるんじゃない
 『すごいすごい!嬉しいなぁ 自分でできたなんて
  すごいね 嬉しいなぁ』
 褒めちぎり・・・
 悪いことに隣に住む女性が
 「おだててのせて・・・大変なおばあさんだ
  まるで子供だね」
 なんていってしまったから
 「馬鹿にしよる・・・馬鹿にしよった」
 と 怒っていましたが
 『馬鹿にするわけないわよー
  できなかったことができるようになったら
  嬉しいことなんだよ?』
 と なだめて・・・・
 
 のまれていてどうする!
 日記にも書いてきましたが
 痴呆とは明らかに違う依存症ですが
 どちらも介護者がまいってしまうというのはききます
 だから施設を利用して欲しいのです
 受け入れる側の手伝いをしているのですから
 こんなことではだめですね
 
 私のケアは自分でしなくては・・・です

 



2004年04月29日(木)  古墳


 娘が学校で古墳の勉強を始めたようです
 いきなり
 「お母さん 古墳を見てみたい」というのです
 ああしたいこうしたいと
 自分を通すことのない性格なのですが
 ・・・・したい しかも内容が 古墳ですから
 これは何とかして 見せてやりたいと思うのが親心・・・
 『古墳てなんなのか どうしてできているのか
  わからないのになんとなくは嫌だな・・・
  ちゃんと勉強するなら考えてもいいけどね』
 「ほんと???みてみて」
 古墳の長さや高さを書き込んだメモを持ってきました
 「ここまで勉強したの」
 『おお・・・すごい でももっと色々調べないとね・・・』
 「うんうん そうしたら連れて行ってくれる?」
 『はっきりと約束できないけれど・・・いいよ
  お母さんも場所とか行き方とか調べて見る
  行けるものかどうかね』

 ・・・・ということで
 来月あたり 大阪古墳めぐりをすることになりそうです
 私も勉強しなくちゃならないです・・・



2004年04月28日(水)  多忙

 たー坊・・ではなくて

 今日は仕事を終えて お昼を食べて
 娘が帰るのを待って
 学校に行きました
 PTA総会です
 広報委員と地区校外委員ですからね・・・
 その後 懇談会なのですが
 予定の時間を20分以上過ぎてしまいました
 にもかかわらず 出張先から戻った校長先生が
 長々と挨拶をします 新任してきたばかりで
 挨拶も兼ねていたのですが
 「出張と総会が重なってしまって
  申し訳なかったです いつもはもっと元気でバリバリなのに
  今日はちょっとヨレヨレしています」
 そんな前置きはぁ時間のあるときにしてください
 と 心の中で叫んでしまいました
 仕事の折り合いを付けて 抜けてきた人だっているでしょうし
 これからお仕事の人だっているでしょうに・・・
 懇談会はすっかり遅くなり
 上の娘の学年では 卒業アルバムの話と
 修学旅行の話を手早くして終わり
 下の娘の教室に走ると お調子者の先生が(そう言わせて・・・)
 子供とのやり取りを話しては笑わせていました
 こっちはいいかな・・・
 見切りをつけて!?成人委員会の打ち合わせに走ります
 年間打ち合わせの見直しをして
 ビーズ教室を1度やることになり
 ビーズなんて売り買いしたことがあるのは
 私だけだったりして・・・
 結局 いくつか見本を作ってその中からみんなで決めることになり
 宿題を作って帰ってきたのが 6時でした
 祭り太鼓の練習が6時45分からですから
 その間に夕食です
 鮭のムニエル アスパラとブロッコリーとトマトのサラダ
 わかめのスープ
 熱くて急げない・・・口が動かない・・・
 でも早く行きたい・・・
 で 出かけていきました
 その間に 子供会安全会加入者名簿を書き
 8時に迎えに行き 練習が終わったのが
 8時半です 帰ってからお風呂・・・終わって9時

 子供達が寝てしまうと やっと自分の時間です
 お疲れ様でした 1年間こんな調子なんでしょうね・・・
 母は頑張るのです♪
 
 



2004年04月27日(火)  嵐


 今日久しぶりに朝から雨降りです
 午後には雨足が強くなり
 夕方には嵐になりました

 そんなわけで 午後は家でのんびりしてしまいました
 下の娘が帰ってきて
 さすがに今日は誰とも約束をしなかったようです
 
 はりきってランドセルの中をチェックして
 あれこれおしゃべりしながら支度をしていました
 ご自慢の机に座って 字など書いたり
 折り紙をしたり 1人で黙々と何かしています
 そのうちに
 「ぷってどう書くの?」
 『ふに ○』
 何かいてるのかな・・・
 「てぃーってどう書くの?」
 『てに ちいさいいと棒』
 ん?
 『で・・・何書きたいの?』
 「ぷぱげってぃー」
 『・・・・・・』
 すぱげってぃーのことか?
 『すぱげってぃーかなぁ・・・?』
 「ちがうよ ぷーぱーげーってぃーーーーーだよ」
 『それはね・・・す で始まるんです』
 「あ・・そうか」
 書きたい字と 話す言葉と 聞こえる音が
 一致しないのでしょうか・・・
 カタカナが書けないので全部ひらがなです

 何だか眠くなってきて テレビなんて眺めて
 午後の脳は 壊してしまおっと

 この嵐・・・午前中の私の気持ちみたいです 



2004年04月26日(月)  病気

 
 精神病だと認識することが
 難しく感じています

 生活ができて 自力で排泄ができて
 歩行ができて簡単な会話ができる
 言われれば動ける・・・
 93歳とは思えないような健康状態で
 誰が見ても可愛らしいおばあちゃんです

 どうしたら・・・こうなってしまうのかなぁ
 症状が重く出ているときは
 とにかく黙っている間がないのです
 京都の方なので 関西訛りで
 「どうすんの?」「こまった」「だめやん」
 この繰り返しです
 たとえば・・・
 「牛乳飲んでないよどうすんの?」
 カップに入れたら入れたで
 「牛乳やんか のまんどこう」
 「この牛乳飲むんか・・・こまったなぁ」
 これを気の遠くなる数言い続けます
 お風呂の支度をすると
 「お風呂かぁ 今日はやめとこ」
 支度してはいると
 「入らんかったらよかった 入るのどうしよう」
 入ってからもこの繰り返しです
 短く答えてしまうと それだけ繰り返しが多くなりますから
 長ーーーーく 答えます
 「お風呂はね 毎日入れないんだから
  決めた日にはなるべく入りましょうね
  数が少ないから入ったときには頭を洗いますよ
  お風呂に入るとねぇ 血行が良くなって
  痛いひざにも効果があるし
  体が清潔に保てますからね・・・・」
 くどくどくど・・・・・・
 これだけ言えば・・・と言い終わるか終わらないかのうちに
 「お風呂はやめとこ」
 ・・・だからもう・・・入っちゃってるのよ
 
 精神病の方と向き合うのに 
 理屈をこねていては飲まれてしまいますね
 だまって「うんうん そうだね」って
 さらりと聞いているのですが
 「ねぇ なんで? ねぇ・・・ねぇ・・・」
 ある程度くどくどしないと納得いかないのです
 説明すると 長くて聞いていられないから
 はじめにもどってしまう・・・この繰り返しです
 
 発病したのが5年ほど前と聞きます
 発病前はどんな方だったのでしょうか
 何が原因で 壊れてしまったのでしょうか
 
 



2004年04月25日(日)  記憶


 記憶が・・・薄れてしまうのです

 今日は・・・書けないです

 明日からまた新しい1週間ですね

 忙しい日々が待っていますから

 充電しておきましょう



2004年04月24日(土)  戻り


 寒の戻りって言うのでしょうか・・・
 夕べの太鼓の練習で やけに寒さを感じましたが
 今日も今朝からめちゃめちゃなお天気です
 小雨・・・曇り・・・晴れ・・・曇り・・・小雨・・・
 車の水垢も気になっていて
 こんなお天気に・・・とも思いましたが
 とりあえず 黒いカーテン!?だけでも洗いとりました
 真っ赤なヴィッツが やっと真っ赤なヴィッツに!?
 なったわけです
 その後 数時間で大雨・・・
 まぁ 薄黒い真っ赤なヴィッツが雨に打たれるより
 真っ赤なヴィッツが雨に打たれたほうが
 よほど気分はいいわけで・・・
 まぁ・・・いいけれど・・・

 寒いとは聞いていましたが
 夕方からはストーブを入れました
 片付けなくて良かった・・・
 
 そこでひとつ問題点が・・・
 このところの陽気で ウズラを外に出すことにして
 あ・・・うずら・・・まだ元気なのですよ
 玄関開けると 気の遠くなるような臭い・・・
 人が来ても 玄関はちょっとだけあけて
 長話になりそうなら ぐぐいと私が外に出ていました
 なんで?ウズラに気を使って生活するんだ?
 と たまりかねて 外に台を作り
 かごを外に出しました
 「寒そうでかわいそうだよ・・・」
 ・・・な・・・なにぃ?
 『総合公園のうずらをみなさい! 何度真冬を越していることか
  そもそもウズラなんて 丈夫な鶏なんだから
  寒いくらいなんともないわい』
 とはいったものの・・・ 
 明日の朝 2羽のウズラが枕を並べていたらどうしよう・・・
 とも思いましたが
 なにも電気マットに 電気シートはもういいでしょ
 もったいない・・・という気持ちのほうが 勝ち!
 外に出しました そうしたら夕方からこの寒さですよ・・・
 後に引けない・・・引かなくていいのか・・・
 自問自答
 
 雨がひどいので 祭り太鼓の練習は中止
 隣の区は 練習しています
 我が家に近い山車小屋なので よく聞こえます
 うちの区は大丈夫でしょうか・・・
 練習場・・・「蔵」をお借りするのは駄目なのでしょうか・・・



2004年04月23日(金)  太鼓


 今日から学校に行きました
 久しぶりで疲れたらしく
 夕食前に珍しくウトウトとしていました
 いつもなら寝起きはデレデレですが
 今日はテキパキです
 なんといっても 気になっていた太鼓の練習にいけるから

 祭り太鼓の練習は月曜日から始まったのですが
 月曜は雨で中止 火曜からはご近所の「蔵」を
 解放していただき 素晴らしい練習場で練習が始まりました
 ところが 水疱瘡・・・
 楽しみでもあり 練習しないと山車にのれないと
 ずっとやきもきしていたのです

 ちょうど今夜は私のお当番でもあり
 下の娘も連れて 練習の付き添いをしました 
 久しぶりでもあり みんなから遅れをとってしまったこともあり
 娘の性格からしたら 出遅れるかなと心配しましたが
 しっかりと太鼓の前に陣取り
 後から来た子達に譲る様子もなく
 「代わってあげたほうがいいんじゃないの?」 
 という私の言葉をよそに
 『ねえねこそ練習しなきゃ駄目なの』
 と やる気になっていました

 しかし・・・まぁ・・・ 
 あの 太鼓の楽譜!?というのかな?
 打ち方の記号は 全然わからないですね
 子供達は目を皿にして見つめて叩いていました
 小太鼓がひとつで叩き始め
 大太鼓が叩き始め それを合図に
 一斉に叩きます どこに小太鼓とか大太鼓とか書いてあるのかな
 ただ 赤い丸と黒い丸が 不規則に並んでいるのです
 何人かの保護者が来ていて
 「いやぁ・・・あれを見てどうして叩けるんでしょうね」
 とひとこと言うと
 『あらぁ・・・わからないのは私だけじゃないの?』
 なんてことで盛り上がってしまいました
 規則的ではないし 間もあります
 娘は今年で3年目になり
 練習不足でも なんとか叩けるようになっていますが
 後から高校生の助っ人が現れ
 間に加わると やはり音が違います
 それにしても 何度聞いてもわからないですね
 
 1時間の予定を 30分延長して熱心に教わっていました
 あと 8回練習があります
 いよいよ子供会の一大イベント「お祭り」になります
 忙しくなるなぁ・・・
 

 
 



2004年04月22日(木)  お休み

 
 仕事がないとこんなにも気持ちがゆっくりするものなのかな
 もともとなまけものなのね・・・きっと

 昨日は娘を一人置いて 仕事にでました
 今日はそのお詫びに・・・というほどでもないですが
 仕事を休んで 病院と その後2人で過ごそうと考えました
 病院へ行くと 思ったとおり
 明日から行ってもいいという事です
 水疱瘡かなと思ったときから
 登校できなくて 金曜くらいにはいけるかな・・・
 と 思っていたとおりだったので
 うんうんうんと 先生にうなづいてしまいました
 「たいしたことなくて済んだからねぇ
  学校行きたくてしょうがなかったでしょ」
 『・・・・へへへ』とむすめ
 「なんだよぉ 今日から行ってもいいですかぁ?
  なんて聞かれちゃうと思ったぞ?」
 『・・・ぇぇぇぇ』
 「大丈夫だよぉ これから行けなんて
  言わないでおいてやるからな!」
 ホッとする娘・・・
 面白い先生なのです・・・

 それも予定通り・・・
 お昼はどこかで外食しようと話していたので
 さっそくデパートまで行きました
 ゆっくりのんびり歩いて 足慣らし
 お昼を食べて 下の娘が帰る前に戻りました
 2人でウィンドショッピング
 「ちょっとみてみて」『お母さんこれすごいよ』
 2人で見つけ物自慢です
 「こういうのが好き」「これいいよね」
 自分の好みの服を教えあったりして
 ほとんど背丈が同じになって
 「お母さんより高いかも」
 なんて横に並んだら ほんとに負けそうになっていました
 男の子を育てていないのでわかりませんが
 娘っていいな・・・って実感できるようになりました

 



2004年04月21日(水)  お見舞い


 娘は隔離中です・・・
 
 そんな娘の大親友が
 毎日お見舞いを持ってきてくれます
 本人に会うわけでもなく
 「これ」と 渡して帰っていきます
 かわいい小さな竹ザルに 野いちごを入れて
 それと紙いっぱいの絵手紙です
 今日は綺麗な和紙に野いちごを包んで
 絵手紙つきで届けてくれました
 帰ってしまわないように
 渡される前にお菓子の詰め合わせを持って
 玄関を開けます お菓子と物々交換・・みたいですね
 ありがたいですよね

 今日は仕事に行きました
 初めて上の娘が1人で留守番をしたのです
 5時間・・・6年生の5時間の留守番は
 長いでしょうか・・・?
 そのくらいは大丈夫でしょうか・・・?
 昨日早退しただけに 職場の人たちが
 「娘さん大丈夫? どんな様子だった?」
 と 会う人会う人 心配してくださいました
 若い職員が
 「1人じゃあかわいそうだから
  早めに帰りましょうよ」
 なんていってくれたりもしました
 子育て経験者は
 「子供が小さいときは
  まぁ〜いろいろあったわよ〜がんばれー」
 と 励ましてくれます
 山の中腹に建つ施設なので
 電波が入ったり圏外だったりするのですが
 部屋から部屋へ移動中に娘の電話をキャッチ
 1度外に出てこちらから電話をしました
 たいした用ではないのですが
 心細かったのだと思います
 実家の父がイチゴを持って様子を見に来たとのこと・・・
 父も孫のことが心配で 気が気ではなく
 イチゴを口実に様子を見に来てしまったようです
 
 娘の様子はというと・・・
 体中とはいえ 数えるほどで水疱は治まりそうです
 痒み止めを塗っているのと
 4千円近くする水疱瘡の薬を飲んでいます
 その副作用のせいか ぼんやり眠そうです
 5月のお祭りの太鼓の練習が3日目となり
 早く参加しないと山車の上に乗れないと
 ひやひやしています
 明日は仕事を休みました
 午前中受診して 登校開始日を決めてもらいます
 ずっと一緒にいる予定です



2004年04月20日(火)  呼び出し


 仕事中に学校から呼び出しがありました

 上の娘が8度の熱・・・
 迎えに来るようにとのことです
 仕事を中断する手配を済ませて
 学校に急ぎました

 夕べ 痒い痒い言うので見てみたら
 私でもわかるような 水疱瘡らしき斑点がでていました
 素人判断かとも思い
 様子を見てしまったのが悪かったかな
 これはかかりつけの病院に行かないと・・・
 と 診断されたのは水疱瘡
 予防接種をしているので
 しっかりかかってしまうよりは軽いのですが・・・
 
 今日からしばらく「隔離」・・・ですね
 あさって診察して 学校にいける日が決まるそうです
 食欲もあり 熱も下がったので
 仕事には行けそうかな・・・

 下の娘にもうつるかしら・・・

 



2004年04月19日(月)  次女

 1年生になった次女の張り切りぶりは
 心配してしまうほどです

 今日は帰宅するなり
 「お友達のうちにいってくるね」
 と 出かけたかと思ったら
 庭に連れてきて大騒ぎ大笑いで遊び始めました
 しばらくすると 近くの公園に行くといいます
 お友達と2人で出かけて行きました
 またしばらくして 帰ってきたので
 「おかえり 早かったんじゃない?」
 『あみちゃんね ピアノだってぇ』
 なるほど・・・
 お友達も忙しいんだね

 そのままムシャムシャとおやつを食べて
 1人でビー玉を並べて遊び始めました

 何があってもへっちゃらという感じ
 たくましい女の子ですよね
 明日の時間割をそろえて
 宿題がしてみたい・・・などとつぶやき
 今日も精一杯生きた!って言っているように見えます
 いや・・まだエネルギーがあまっているのかな
 もそもそと机に向うおねえさんに
 「電気つけて上げようか?つけるときれいでしょ?」
 「プッチョごっこしようか?」
 「♪さんぽにぶらぶらぞーーうさん この歌知ってる?」
 「今日の給食 何 おかわりした?・・・おんなじだね」
 のんびりしている上の娘も
 「うん」・・・「うん」・・・
 とてきとうに!?返事をしています
 とにかくやかましくて騒がしい・・・
 嵐のような子です



2004年04月18日(日)  発表会

 下の娘の熱も下がり
 からっと元気な朝の様子にホッとしました

 車で40分ほどのところにある文化会館で
 発表会がありました
 
 ゆっくりと落ち着いて弾きはじめ
 最後までその速さを通して弾くことができました
 弾きおわって 下の娘が急いで花束を持って行きましたが
 打ち合わせしておいたにもかかわらず
 すいすいと袖に引いてしまい
 花束は渡せず ウルウルと戻ってきました
 弾きおえて楽屋から帰ってきた娘が
 「お花忘れた!お花忘れた!」
 と 慌てて帰ってきました
 ・・・やっぱり忘れたのかぁ・・・
 でも 妹に悪かったと言わんばかりに
 自分の失敗を認めて謝る姿は
 成長したなと感じるものがありました
 上の娘らしい失敗でした
 
 リハーサルが12時からでしたから
 お昼ご飯が中途半端になってしまい
 おにぎりを食べたのですが
 演奏後は「お腹すいた」のおおさわぎ
 緊張して食べたものがどこかにいってしまったようです

 帰りに全皿100円のかっぱ寿司によって
 帰ってきました
 ・・・くたびれたぁ



2004年04月17日(土)  熱


 上の娘の熱が下の娘に移ったみたいです

 明日は上の娘のピアノの発表会です
 置いて行くわけにも行かず・・・
 熱でも連れて行くことになるのですが・・・
 月曜日は学校お休みするようかな・・・
 上の子とは違って まだ1人では置いて
 仕事に行くわけにいかないですし
 それまでによくなるかなぁ・・・
 明日は出かけてしまうしなぁ・・・

 まぁ・・・子供なんてそんなものですよね
 何かがあるって言うと熱を出したりして・・
 上の娘から移ってしまったのでこれは仕方がない・・・
 体力のある子なので
 熱があることにも気がつかなかったりして
 昼間には母の誘いで 一緒に食事をしたのですが
 ハンバーグステーキをたいらげ
 買い物先で母から1人だけソフトクリームを買ってもらって食べ
 今に至っているので 栄養の心配はなさそうです

 熱っぽいので計ったら7度3分で
 「やっぱり・・・熱があるね」
 といった瞬間に
 『あぁ・・・もう駄目・・・・』
 芝居が入ってしまいました
 
 どこまで上がるかな・・・
 たいしたことないといいのですが・・・
 ・・・私はうつりたくないなぁ



2004年04月16日(金)  体調


 なんだかはっきりしなくて・・・

 夕べ 吐き気と下痢で悩まされ
 吐いてしまえば楽になりそうなのに吐けず
 下ってしまえば痛みが治まる下痢も出ずに
 何度もトイレと洗面所を行ったりきたりしました
 やっと吐けた・・・下った・・・・のが
 10時ごろだったでしょうか
 それからも3時間ほど行ったりきたりして
 やっと寝付けました

 今朝は仕事を休もうかとずいぶん時間をかけて悩みましたが
 行こうと思えばいける どうにもこうにも駄目・・・でもなく
 ここは自分に厳しくならなきゃと
 出かけてみることにしました
 早退するくらいなら休もうかと
 職場の駐車場に車を止めてからも迷っていました
 強くならなくちゃ・・・
 気合を入れて職場に入っていきました

 担当女性に事情を説明して
 体調が悪いので 早退するかもしれない
 シャカシャカと仕事が運ばないかもしれないと
 はじめに言っておきました
 あれほど自己中心的でも
 相手が弱っていると いたわりの気持ちが出てくるようです
 『夕べは誰もノックしなかった』
 『お腹は大丈夫?』
 そんな優しさをくれました
 帰り際にいつものように興奮し始め
 どうすんの・・・どうすんのの繰り返しが始まりましたが
 帰る時間を過ぎた頃
 私が女性の顔をしっかり見て
 心からにっこりと笑って見せると
 『・・・・』
 黙ってしまいました
 「また月曜日にね 元気で待っていてね」
 といつもの挨拶をすると
 『心配なんや・・・どうすんの』
 と クチャクチャな顔になってしまいました
 なんか嬉しくて 
 「ありがとう 元気になってくるからね」
 と ドアを閉めました

 祖母を思い出します ばあちゃん最期の頃は涙もろかったなぁ
 あとどのくらいこの女性と一緒にいることが許されているんだろう
 93才の儚さを感じてしまいました 



2004年04月15日(木)  春


 どうも担当女性が不安定です
 春だからかなぁ・・・・
 昨日 娘の具合が悪くて 1時間早退したせいかなぁ
 帰りがけになるとパニックになることが多いのですが
 今日は入浴介助をしているときから
 帰らないでくれ・・・少しくらい遅くなってもいいでしょう
 の連発だったのです
 しかも両手で私をつかもうとするほどに・・・
 「今日も娘の具合が悪くて休んでいるのよ
  時間過ぎるのは難しいのね」
 といっても 人の話は聞かないですから
 お願いですから 時間過ぎるまでいてください
 です・・・
 このところ 深夜に誰かがドアをノックすると言い出し
 朝 部屋に入るたびに 昨夜もノックしていたと話していました
 巡回でしょう とか 徘徊の人がいるからでしょう と
 思い当たることを伝えて 納得してもらっていましたが
 昨日あたりから 妄想が入ってきて
 ノックしているのは男の人らしい とか
 合鍵を造って入ってきやしないか と
 結構ひどくなってきています
 看護婦と相談して あまりひどくなるようだったら
 かかりつけの精神科を予約することにしました
 夜中に目が覚めているということは
 寝不足ということで 当然神経にも障るわけです
 昼間の興奮は 仕方がなくなってきます
 私のいる時間に 不穏になるわけです

 とにかく私を引き止めるのにあの手この手で
 頭の中ひっちゃかめっちゃかになっているのがわかります
 どれも自分でできることなので
 結局は自分のすることが増えていくのですが
 それを 「やってくれしんどくてできない」
 と 投げだしているのです
 この仕事は 本当に根気のいることだと思います
 万全の精神力で挑むのには 自分が健康体でなければ
 相手に巻き込まれてしまいます
 このところ 私の体調もあまりよくないので
 相手と自分 自分と自分との戦いです
 「大丈夫 大丈夫」
 相手をなだめる言葉も
 今日は自分に言い聞かせる言葉になっていたのかもしれないですね

 娘さんも電話攻めにあって 同じ思いでいると思って
 頑張るしかないです
 私1人じゃないと励ましながら・・・



2004年04月14日(水)  熱


 珍しく上の娘が熱を出しました
 初めての8度です
 熱の出にくい体質だったので
 熱が出るようになったのは
 ここ1・2年のことです
 8度は生まれて初めてです
 体が変わってきているのでしょうか
 
 だんだん難しい年頃になりますね・・・



2004年04月13日(火)  おさがり


 何でもかんでもお姉さんのお下がりで
 間にあわ・・・されてる?下の娘・・・
 
 今日は体育があり 持ち物に゛体操服゛(ひらがな)と
 書いてあるのに 家でのんびりとしている体操服・・・
 見てやらなかったと 申し訳ない思いで車を飛ばしました
 ゆっくり出かける子達が遊びながら歩いています
 と・・・下の娘と同じクラスの子がニコニコと歩いています
 あの子に頼もう!
 「おはよう あのさ 悪いんだけどこれ渡してくれるかな?」
 どうかすると きっぱり「嫌だ」って言う子も
 いるものですから 控えめに尋ねると
 「はい」ととてもいいお返事です
 よかった 学校まで行かなくていいや
 1年生なので少々心配でしたが
 上の娘の学年にお兄ちゃんがいるし子だし
 何とかなるかな・・・と帰ってきました

 帰宅した下の娘に「体操服わかった?」
 ときくと『わかった ねえねが持ってきてくれた』
 「えええ?お母さんは新ちゃんに渡したよ?」
 『ねえねだったよ』
 
 上の娘が帰ってから聞いてみると
 新ちゃんが持っていた体操服袋は
 上の娘が5年間持って通ったもので
 新ちゃんのお兄ちゃんが それはあの子のだと
 親切にも上の娘に渡したそうです
 新ちゃんは困っていたでしょうね・・・
 渡された上の娘が こりゃ妹のだと
 1年生に持って行ったそうです

 そこでわたくしの頭の中には
 下の娘のために 新しい体操服入れを調達しなさい と
 見えない声が聞こえてきたのでした



2004年04月12日(月)  給食



 今日は午後から懇談会があり
 役員決めのとき 珍しく我がクラスは
 誰も候補が出ずに しーんとしたムードが漂いました
 下の学年で役を受けるというのは実は美味しい話で
 学年が上がるにつれて 責任がついてくるので
 争奪で決まるというのが恒例です
 ところが誰一人手が上がらず
 先生が出した提案が
 「上の学年に兄弟がいる人」です
 控えめに手をあげたら 私とあと1人・・・
 もう1人の人が「学年委員受けます」
 と 先を行き いかがでしょうかと振られて
 「だったら成人委員を・・・」
 となり 上の子で地区委員というものを受けているのに
 重なった形になってしまいました
 ・・・なんて人のいいことを
 来年から何一つ受けるものかと
 心にかたーーーく決心しています

 そんなこんなで帰りが夕方遅くなり
 上の娘は遊びに行ってしまい
 下の娘はずっと学校で待っていたのですが
 校庭に迎えに行くとすぐに
 「今日ねぇ 給食すっごく美味しかったよ
  お赤飯とね スープとねぇ ハンバーグと
  オレンジヨーグルト ハンバーグはね
  美味しいから最後に食べた おいしかった」
 ・・・だそうです
 よかったねぇ 給食が美味しく食べられるなんて
 楽しいことだらけの1年生であって欲しいですからね
 
 ・・・その影でお母さんは大変なのだよ
 
  



2004年04月11日(日)  たけのこ


 たけのこが出すぎて困ると聞きつけて
 子供と子供のお友達をつれて
 たけのこを掘りに出かけました

 昼頃から かなり温度が上がり
 暑い日となったのです
 たけのこはちょんちょんちょんと
 地上に葉っぱを覗かせているものを
 掘り下げていくのですが
 ほどほどに土が軟らかく 掘りやすい為
 子供達は次々と掘りたがりますが
 持って歩けなくなってしまうので
 とりあえず2つまでとしました
 それでもかなり重たくて
 持っていった鍬やスコップは
 子供達が持つことになり
 4人で暑い畑の間を ふぅふぅ言いながら帰ってきました

 穂先しか出ていないたけのこは
 確かに柔らかいのですが
 かなりいごくて 剥いても剥いても
 剥けてしまうのです

 それでも自分の掘ったたけのこは
 なんとなく愛着があり
 ありがたくて全部食べてあげたくなってしまいます

 今日抜いたたけのこで 今年3本目
 3本茹でたので 当分楽しめそうです
 大きめに切った煮物 お昼にたけのこご飯を食べました
 お味噌汁にもして 中華料理にもしたいかな
 毎年 もうたけのこは見たくないと思うくらい食べているのに
 今年もまた たけのこ尽くしの始まりです



2004年04月10日(土)  絨毯




 一枚一枚重なり合って

 うす桃色の絨毯ができた

 小さな一枚だったのに

 あたり一面敷き詰められた 春の絨毯

 小さな手のひらに握られて

 パッと風に乗れば

 一枚一枚くるりくるりと楽しげに

 下で待つ子に降りてくる

 さよなら桜 また会おうね



2004年04月09日(金)  理解

 担当の女性の所に 娘さん夫婦が訪ねてきました
 お会いするのは2度目です

 93歳の方の娘で 64歳だそうです
 私が部屋に入ったときは 衣替えの真っ最中で
 ご挨拶をするのに どこにいるのか探してしまうほど
 服であふれかえっていました
 どれを見ても捨ててはならないとがんばる母親に
 優しく声をかけながら 結局何一つ処分できるものがない
 といった感じです
 
 服をたたみながらお話をして 今までにあったことや
 聞きたかったことなど 思いつく順に次から次へと
 話していきます 入れ歯の事もでました
 何とか不快感を解消したい ということも伝えました
 娘さんも同じような思いで 5年前に取り組んだそうです
 でも歯槽膿漏で手のつけようがなく
 結局は現状維持という結果になったこと
 精神病にかかったのが5年ほど前のこと
 それからずっとこの症状に悩まされていることなど
 聞きたかったことがたくさん聞けました

 今の能力を生かすことにこだわるあまりに
 本人の負担ではないか
 管理しないと生活は無理とはいえ
 どこまで抑えるべきなのか
 細かい問題を聞いていただきました

 「朝と夕方に電話が来るんですよ」
 そんな話から 私がいる間に困ったことがあって
 こぼされるようなことがあったら教えてくださいね
 というと それとは逆で 私がいないときに
 不安で電話をかけるそうです
 朝起きてから 5分おきくらいに2時間近く
 何度も何度もかかるそうです 夕方の食事の後に
 同じように・・・
 電話をかけていることは知っていましたが
 まさかそんなにとは思わず
 大変な思いをしていることに驚きました
 「とにかく同じことを何度も何度も・・・
  私は自分を産んでくれた母だから我慢もしますが
  時には主人に愚痴をこぼしてしまうんですよ
  なのにあなたは他人なのに
  どうしてこれに耐えているのかと思うと
  本当に頭が下がる思いです ありがとう」
 涙を流して話し始めました
 生活を共にしないとわからない苦労
 今まで私が抱えてきた 誰にも理解できないストレスを
 娘さんと共有していたことに気付き
 私まで涙がでてしまいました
 「あなたがどれほど苦労しているのか
  私はよーくわかるの 私の抱えてきたことだもの」
 ・・・こんなところに理解者が・・・
 家族ではお手上げで ここにいる人にまかせっきりで
 時々様子を見に来ているだけではと
 お気楽なご家族なのかと思ったこともありました
 離れているとはいえ 数分おきにかかってくる電話に
 ちゃんと向き合って対応していたのです
 だからこそ私の思いを察することができる
 私も娘さんの思いは 今1番わかってあげられるように思います
 本人から離れた台所で しばし2人で涙をぬぐっていました
 大変さを共感しあえたのです
 家族の希望で雇われているのだから
 もっと話し合うべきだったのです

 私なりに向き合って ケアプランをたてたことを
 娘さんに聞いていただくと 是非そうしてくださいと
 ご理解いただきました 施設側からは
 一緒にいるだけでも大変だから まずはそれだけでいいです
 細かいプランはたてません といわれたのが
 2、3日前のこと 私の必要性はその程度なのかと
 すっかり気力を失っていたので
 体の中から泉がわいてくるような思いがしました

 まだまだわからないことはあるけれど
 ほんの少しの自信と 勇気をいただけた感じです

 



2004年04月08日(木)  気のせい

 精神病って・・・

 どうして一緒にいるとくたびれてしまうのかな
 病気とわかっていて そういう向き合い方をしていても
 一緒にいるということは
 それなりに期待感を抱いてしまうからでしょうか
 私が生きてきた中で身についたものがあって
 人と向き合うときに無意識にしていること されていること
 言葉を話すように 当たり前にしていることがあって
 それが精神病の患者さんには欠けているような気がします
 ゛考えられない゛言動によって与えられるストレスが
 いつの間にかこちらをくたびれさせている・・・
 一緒にいなければわからない精神症状
 周りの人にはわからないものを
 1人で受け入れていくストレス・・・
 精神病患者と向き合うには
 向き合った者のケアが絶対に必要だと確信しました

 仕事以外で 人と話すこと出かけること
 仕事ではしないようなことをする気分転換が
 必要なのだと感じます

 今までずっと訴えられていた 入れ歯の不具合のこと
 何とか解消しようと乗り出して4ヶ月になります
 安定剤を変えたり 1人で装着できるように練習をしたり
 食事のたびにはずして洗ったりと
 かなり煩わされてきました 何とか解消したいばかりに・・・
 時間をかけてきた割にまったく解消されず
 今日はとうとう歯茎に痛みを感じると言い出し
 歯医者に行くことを進めました
 「前にも行ったけどどうすることもできないって言われたよ」
 えっ?歯医者に行ってるの?なのにこの騒ぎ・・・
 その時の様子を聞いてもはっきりしません
 「なんかな もしかしたら歯がおかしい気がするだけで
  気のせいかもわからんの」
 ・・・・ってこの4ヶ月の苦労は何?
 気のせいのために 私はこんなにも真剣に取り組んだのか・・・
 本当に歯がおかしいなら問題を取り除かなくてはならないし
 気のせいなら「なんともないからそれでいいです」と
 聞き流しますよ それはかなり対応が違ってくることです
 ・・・なんて言ってもわからないのかな
 私は大変な間違いをしていたのかもしれない
 ただ言ってみて 心配して欲しかっただけなのかもしれない
 そう考え出したら ものすごく落ち込んでしまいました
 いや・・・腹を立てたのかもしれないです
 相手にも自分にもです

 ・・・とにかく
 私なりのやり方で 上手に向き合っていかなくてはならないですね
 
 



2004年04月07日(水)  褒める


 人は いくつになっても褒められたいものです

 93歳の担当女性は
 とにかく人に頼ることしか知らない人
 そんなに頼っていたら
 息を吸うのさえ 誰かに頼らなくてはならなくなりそう
 
 人らしく・・・
 残り少ない人生を
 人らしく生きて欲しいと願うことからはじめたこと
 ゛自分でする゛ということ
 自分で動くこと 自分で考えること
 動いたことで結果が出たこと
 考えたことで自分に自信が持てること
 その喜びを味わっていただこうと
 悪戦苦闘を続けています

 「入れ歯がおかしい」
 彼女と出会ったときから
 彼女が抱えている 今の彼女の人生最大の悩みです
 入れ歯安定剤を変えることから始まり
 自分でできるようになることへと視点を変え
 私は口だけで一切手を出しませんでした
 安定剤を薬局に頼むところは私がしますが
 歯をはずして洗い 口をすすぎ
 安定剤を塗り 口に入れる
 これをするのに1時間かかっていたのが
 2ヶ月ほど過ぎた昨日 5分で終えたのです
 まずは自分でしようと思ったことを褒め
 私を頼りつつも自分が動いていたことを褒め
 最後までできたことを褒めました
 褒めて褒めて褒めちぎり・・・
 
 今朝は私が来るのを待って
 歯を取り替え始めました
 「見ててや いっしょにやってな」
 『うんうん いいよ いるだけならね』
 そしたらぶつぶつと文句を言いながら
 はじめたのです
 「何もしてくれへんな」
 こんな独り言もまじえながら・・・
 「できた」
 わずかな微笑を浮かべて
 私に褒めてくれといわんばかりです
 『すごいすごい すごいねぇ 1人でできちゃったね』
 思いつく限りの褒め言葉を並べてみました
 何を言ってるの とか ばかにしてるのか
 なんて 大人の感情ではないのでしょうか
 子供のように喜んでいました

 なんでも 私が出勤するまで
 「まだ来ない」 「時間じゃないけど来るかもしれん」
 と ずっと待っていてくれたそうです
 
 93歳の 娘ができました ふふふ
 



2004年04月06日(火)  満月



 生まれたての満月が

 光る前に肩をたたいてきました

 優しくて控えめで

 いそいでいたら気がつけないほどです

 暗いおもてに出て早足で歩くとすぐに呼ばれて

 見上げると 何も言わずに

 じっと私を見ています

 「あっ」思わず挨拶をしたくなりました

 「こんばんは」


 お布団に入って眠ろうと

 横になったら 目があって

 「おやすみなさい」と伝えました

 私は寝なきゃ

 あなたのように 一晩中輝いて 闇夜を明るくしては

 楽しいお話を作るわけにはいかないのよ

 それはもちろんそうしていたいけれどね


 朝になって輝く青い空

 満月を隠してしまった青い空

 あんなに輝いて 何度も呼んでくれたのに

 寂しい朝になってしまいました
 



2004年04月05日(月)  入学式


 下の娘の入学式でした
 おかげさまで無事に小学生となりました
 この場をお借りして
 日ごろお世話になっている皆様に
 感謝の気持ちをお伝えいたします
 ありがとうございます

 今朝は 入学式の前に
 子供会地区委員のお仕事から始まりました
 旗を持って 通学時に横断する子供達を守ること
 ほんの5メートルほどの横断歩道ですが
 両側に1人ずつ立って
 黄色の゛横断中゛マークのついた大きな旗をかかげます
 下の娘と一緒にお当番をするのもこれで最後ですね

 家に戻って家事を済ませてからの入学式
 娘の通う学校は 私の目から見て
 素晴らしい学校だとみんなに自慢しています
 子供達がどの学年も穏やかで素直なのです
 なにより しつけが大変身についていて素晴らしいのです
 先生や父兄に対する敬意の態度は
 こちらが学ぶほどです

 入学式は6年生がホストとなって
 1人に1人ずつリボンのお花を胸につけて
 つけた6年生が つけられた1年生の手を引いて
 待っていた教室から体育館に連れて行ってくれます
 その前に父兄は先に体育館で待ちます
 6年生に手を引かれて入ってくる1年生の
 照れ笑いがかわいかったこと・・・
 両側に分かれて片方が1組
 反対側に2組の父兄が座ります
 その前を手を引かれた1年生が通るのです
 撮影隊父兄が立ち上がって我が子を写していました

 君が代を歌い 校歌を歌い
 それも ひばり合唱団かと思うくらい
 元気に歌うし
 お祝いの言葉も2年生と6年生が出てきて
 大きな声で一言ずつ台詞を言います
 その中に「私たちは 1年生を大切にします
 困ったことがあったら いつでもきてください」
 という言葉があり
 「大切にします」なんて なかなか言えないよなぁ
 と 感動してしまいました
 2年生からは紙工作のプレゼントです
 幼稚園の延長みたいな作品とはいえ
 嬉しいじゃあないですか
 
 1年生を囲むように座った在校生も
 話をする先生の顔から目を話さずに聞き入っていたり
 移動する態度が 人を待たせないように
 敏速だったり 何から何まで感心することばかりでした
 
 いよいよ1年生
 緊張して笑顔が少なくなってしまった娘です
 明日からそれも取り戻せるといいのですが・・・
 がんばれー! 
 



2004年04月04日(日)  真実

 下の娘のために机を買ってもらったのは
 2週間前のこと
 上の娘が使っている机は
 亡くなった祖父の形見です
 小さいけれど いいものだとか
 さほど机などに関心の無かった上の娘には
 充分だったのです

 そして5年がたち 下の娘に机がやってきて
 下の娘の机は大きいものだと
 上の娘には 来年中学入学のときに
 いいものを買うという約束の元に
 事を進めたのですが
 やはり目の当たりに新しくて大きな机を見たら
 面白くないのはよくよくわかります
 何でもお下がりの下の娘に
 上の娘の机をお下がりにし
 新しいものを上の娘に・・・とも考えましたが
 机くらい自分のために買ったと思えるように
 してやりたいという 私の母の気持ちもあります

 来年新しくしようと断言し
 いやな予感がして 子供達が寝てしまった後に
 メジャーで寸法を測ると
 平均が1メートルの子供の机が
 2つ並ばないという事実が発覚したのです
 ・・・これは大変なことです
 来年に・・・この言葉を信じて今を我慢している
 上の娘には この事実は伝えられないですよね
 寸法が合わないからやっぱり我慢して・・・などとは
 来年 またしても大掛かりな模様替えが行われることになるのかな

 これから1年間 頭をひねって
 この事実をどう乗り越えるかが 問題です・・・



2004年04月03日(土)  ハッピーバースディ


 今日は私の誕生日です

 節目の歳でもあるので
 ちょっぴり新鮮な気持ちです

 桜がのびのびと咲けないお天気でしたが
 仲間が集まって 桜の下でお花見をしました
 
 その仲間が帰り際に
 「行ってもいい?お誕生日だものね」
 と声をかけてくれたので
 嬉しくなりました
 『どうぞどうぞ いいよ』
 あれこれ相談の後
 お友達のお宅へお邪魔することになり
 お祝いもしてくれることになりました

 お寿司を取ってもらって
 ケーキを買ってもらって
 ろうそくをつけて 吹き消しました
 
 嬉しかったな・・・ウルウルしてしまいました
 私はお誕生日が大好きです
 生まれてきてよかったな
 皆さんに感謝の気持ちをお伝えします



2004年04月02日(金)  姉妹

 幼稚園のお友達と
 先生を囲んでお出かけするという企画がありました

 近くの大きな公園で・・・
 ということでしたが あいにくの雨
 前に日記にも書きましたが
 下の娘のクラスは 行事のたびによく雨に降られました
 卒園しても行事に降られてしまいました

 ということで 近くの博物館に行き先を変更して決行です
 私は平日で仕事があるので
 子供達には残念だけど
 不参加の予定でした
 今朝になって ふと考えてみたら
 今日行く予定の博物館は
 地元にあるので 学校でもよく行きます
 電車に乗って2駅のところにあるのですが
 経験しているわけですから
 上の娘の年なら行けるはずよね・・・と

 上の娘が起きてきてから相談です
 行ってみない?とすすめると
 えーっ という返事 めんどくさがりの娘ですから
 あれこれ説明して 何とかその気にさせ
 下の娘の担任の先生も来るので
 会わせてあげるように
 お友達のお母さんに まず挨拶をすること
 帰る時も挨拶をすることなどなど
 言って聞かせました

 仕事から帰ると ちゃんと家に帰っていて
 2人して玄関で抱きついてきます
 その様子に 嬉しさと 冒険した緊張感が伝わってくるようで
 こちらも嬉しくなりました
 「連れて行ってくれてありがとう」
 と 上の娘に言うと
 『うん!』と恥ずかしそうにうなづきます
 「ねえねのお話聞けておりこうさんだった?」
 と 下の娘に言うと
 『うん!』と 自慢げにうなずきます
 すぐに部屋の中に走って行き
 ひとつずつ買う事を許してあげたお土産を見せてくれました
 博物館まで行った証拠のような 記念のような
 一味違ったお土産になったと思います

 すらりと背の伸びてきた上の娘の後を
 子犬のようにコロコロと追いかけて歩く下の娘・・・
 かわいらしい姉妹に見えます
 2人とも成長しました
 
 



2004年04月01日(木)  春

 なんですか・・・
 春というのは 精神的に不安定にさせるものがあるらしいです

 担当女性は 2人とも精神薬を常用しています
 1人はそれほど強いものではないのですが
 飲むと飲まないとでは はっきりと違いが
 でるほどの不穏状態にあります
 もう1人は 確実に精神病の強い薬で
 抑制しています
 
 今日はどちらも大変不安定で
 穏やかに話していたかと思うと
 突然何かが気になり始め
 怒ったり苛立ったりします
 しばらくすると 謝ったり・・・
 
 気持ちが不安定くらいの人なら
 あちこちで見かけますが
 やはり 精神に異常があるというのは
 はっきりとした違いがあるようです
 ただなんとなく落ち込んだり 元気が出ない
 自分にもそういうことがありますが
 ・・・違いますね
 痴呆の症状とも違う・・・
 本当に病気かなと 疑う日々でしたが
 次第に「こういうことか・・・」と
 気付かされることが多くなってきました
 
 精神病の不思議
 なんて複雑なものなのでしょう


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