家に帰ると、車庫の前で不振な人物が何やらかがんでごそごそとしていたので、そっと近づくと、単に父がミントの枝葉を刈り取って、袋詰めしていたのでした。 我が家では、最近これを入浴剤がわりにしています。基本は2本。4本入れたときがあって、それはまさにミントティーに浸かってる気分でした(苦笑) 娘たちは存在すら気づかなかった、このミント。 知っていたら、生ハーブティーとか作ったのに。 和菓子屋を営んでいた時は、毎年地域の産業展でハーブ売店の隣に配置され、それをごちそうになっていたのに、なぜ教えてくれないのか父母よ? 「よく出入りの業者が『夏はハッカが売れないから、一瓶あげるよ。風呂に垂らすといいよ』って言ってたっけな」と、今更のようにそれを実践し始めたのは、おそらく突然思い立ったから…。それ以外の理由はないのです。 折りしも、バブクールが安売りになっていて…、さすがにミントは避けて、新茶を購入してみました。あとはジャスミンだったから、クールはハッパ系なのですね。
2003年07月29日(火) |
大奥 特別編−怪談− |
やはり大奥には岸田今日子が出てこなくちゃいけないのね。 ではなくて、祐筆(?)として現れた岸田今日子は、存在自体が怪しげで、本当にいつ、消えてもおかしくないほどです。とても生きた人間とは思えませんでした。 お針子女中のオチが……、一針一針、殺した相手の婚礼衣装を仕上げて行くところが怖かった。しかも、狂っているわけではなく、正気なところが、やりきれなさ倍増でした。 次回からは、いよいよ第三部。大奥終焉までの展開が楽しみです。でも、女の戦いどころではない時代なのですが、天樟院も復活するようだし、瀧山の今後もとっても気になります。 やっぱり、予告ってある意味罪ですよね。
先週から、一日平均40件かけなければならなかったアンケートの催促の仕事が、ようやく一段落つきました。 見知らぬ人に電話をかけるって、かなり気合がいるので、一週間が長く感じました。絶対専門で電話を掛ける仕事はできないと、毎年思います。 それでも、五年もやってると、なんとかマシにはなってきたようで、更に開き直りもあり、掛けられる件数は増えたんですよね。 半月後、また未着の企業にかけなくてはならないのですが、先のことはまたそのとき頑張ろうっということで。
今日は会社で、年に一度の健康診断がありました。 視力が0.7と0.6と上がっていたのがちょっと驚きです。 眼科に行った日から2週間、もらった疲れ目の薬を欠かさずにさし、モニターに向かう時間を気をつけていた成果でしょうか? あと、ブルーベリーね! もし、そうなら今後も続ければもとの1.台に戻れるかもしれません。微かな期待。
しかし、体重は増えたまま戻っていませんでした(当然)。 家で測ったよりも軽かったので、一瞬だけ『減った?』と思ったのですが、降りると−1kgに設定してあるんですよね。忘れてました。 制服を幾ら重ねたってそんなに重くはないと思うんですが、毎年同じ設定で計測しているので、年次経過を正しく知ることはできるんでしょうね。
ということで、さすがにプライドを捨てて、今年は1サイズ上のパンツを2枚買いました。 もう! ダメなんですよ! 去年までのパンツが入らない。スカートは、最近腰で穿くタイプが多かったので大丈夫なんですが(新調する気はないらしい)、パンツはどうにもなりません。 だったらスカートだけ穿いてればいいじゃないか、とも思うのですが、タダでさえ着まわし苦手な上にアイテムまで減ったら、いっつも同じになってしまいます。いや、気になるのは自分だけなんですが…。 まぁ、アイテムが増えても、形が似たり寄ったり(冒険はあまりしない)なので、結局いつも似た感じにはなってしまうのでした。
高田明美さんのブックレット型版画の発売を記念した、展示会が秋葉原でありました。 私はめったに訪れない場所だったので、恐る恐る行ったのですが、色んな店があるんですね。でも、勝手のわからない場所には入れない臆病な私です。 それはさておき。 サイトでは、画集などとちがって版画についての詳細がなかったのですが、行ってちょっとびっくりでした。 ガラスケースに入って、「ご覧になりたい方は、係員まで申し付け下さい」ですから。(そんなのアリ?) A3判くらいの、豪華な皮装丁の表紙に、版画が5枚を製本したもので、価格がまたそれに見合うくらい素晴らしいものでした。 手にとる勇気すらなかったので、とても言い出せませんでした。 とりあえず、展示してある原画と版画だけでも、満足です。 サイトのトップをメインにオリジナル作品と小説の挿絵など、わりと新しいものが多い中、私の最も好きな「木霊」があったので、ちょっと得した気分になりました。 しかし途中からは、一生懸命話すスタッフのお姉さんの話をさえぎることもできず、心の中で(はい、それは知ってますと繰り返しながら)聞いていた時間の方が長かったかしら。(苦笑) 結果、時刻表の魔の時間帯(=40分間の普通列車のみ)にぶつかってしまい、駅のホームで30分間ぼーっとしてました。30分待っても、後からの快速の方が自宅に早く着くんですよね。田舎ですから…。 目の保養したから、まぁいいか。
うっかり朝日を見ることになるかと思ってしまいました。今の季節は4時になると、空が白み始めます。30分を過ぎたら、もうすっかり明るくなっています。「今更言われなくても知ってます」という方も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか? 投稿の〆切が今日の17:00ということで、会社があるから当然夜の内に送らなくてはならずに焦りました。 もっと早くから準備しておけば良かったんですが、3連休で安心していたせいです。 運の悪いことに、もう一つ、添削課題の〆切も今日で、朝から朝まで、実に充実した一日を過ごしました。 しかし、最大の敗因はコナンの最新刊です。 一時保存中に明日の支度をしようと、バックを整理したら貸してもらったコナンの最新刊に目が留まりまして、がまんできずに読みふけってしまいました。黒の組織がらみだったから余計にはどめが……。 そんなこんなで、今日は一日身体がぽかぽかしていました。さすがにこれだけ寝不足だと、眠くならないんですよね。
未確認だった財布も無事に見つかり、色々なことにほっとした日でした。 あ、でもまだ滞っているものがあったのでした……。 今日明日には色々改訂したいのに…ムリかな?
2003年07月20日(日) |
何事も自分のせいですから |
いい加減、週末にまとめて日記を書くのを改めようと思ってはいるのですが… 今日から改めよう、うん。
以前「あんたのは日記じゃない月記だ」と言われまして、「おぉ、なるほどそういう時期もあったな」と昨年を振り返ったりしています。あらら、昨年7月はありませんね(苦笑)
今日は予約していたDVDが入ったというので、引き取りに行ったのですが、ふと財布を某場所に忘れたままなことすら忘れておりまして、…買えませんでした。 この某場所がすぐには確認しようのない場所でして、そこになかったらどうしようかと、今からハラハラしております。カード類も全部入ってますからね。 まぁ、なかったらそれまでということで、被害にあったら、それはそれであきらめるしかない、と。 何事も自分のせいですからね。
突っ込みどころは満載なのですが、面白かったですね。 今まで見たドラマより役柄も合っていて、さすが本人たちのために書かれた映画だと思いました。 脇を固める人も割りと有名な人たちばかりで、予想していたよりも、贅沢なつくりでした。 笑えたのは南條の過去の美談が漫画化された、その絵がとってもアメコミ風なところ。 その決めセリフ「俺たちは人を救うために存在してるんだ」を、至るところで熱く語る東とか。真剣なところが、何故か笑えてしまう。 そして、江口が橘管理官に「あなたは嘘を付けない人だ。目を見てわかった」と言うところ。 これを聞いて、絶対後から橘さんの仕事っぷりに感心(?)する江口という回想シーンが入ると思ったのに…何にもなし。それなのに、そんなことを言われて「自分を信じられれば、他人を信じられる。人を好きになれる。あなたみたいにね」って橘さん江口が好きになったの? なんて素敵なお話! と思っていたら、解説には「母性愛」と書かれていて、少し残念でした。三宅くんはそういう役回りが多いから、仕方ないか…と。 それにしても、年齢設定上の敬語表現で、他のクルーに「南條さん」と呼ばれるのがとってもツボでした。でも、同期の彼女には「南條」と呼び捨てされるところがまた、良いんですよ…。 果たして、あの世界に辿り着くのには、一体何年かかるやらですが、近未来に夢を馳せられる映画だったと思います。
今日は○回目の誕生日でした。会社から送られてくるバースデイケーキを食べつつ、ひっそりと家族でお祝いです。 自分の年齢って、自分を知っている人には気軽に言えるんですが、さすがに初対面の人には言いにくくなってきました。 そうすると、芸能人の誰とタメとか言いたくなるんですが、考えてみるとこれって全く比較対照にならないんですよね。ブラウン管の中の人は大抵若く見えますから、それと同じと言った所で、苦笑されるのがオチです。 ところで、身分詐称で他人の住所、氏名、年齢、電話、職業etcを覚えた人に、干支を聞くとすぐにボロが出るという話を聞きました。 子供のころから、星座と同じくらい親しんでいる干支ですが、自分のものはすぐに出るけれど、違う年の干支ってとっさには出ないから、そんなの聞くなよってないきおいで焦りが出るみたいです。 これを聞いて真っ先に思ったのは、名探偵コナンの工藤新一VS怪盗キッドのネタ。変装した相手の運転免許番号まで覚えてしまったキッド様は、干支もあっさり答えられたのかしら〜? 「普段自分では覚えていないものまで覚えてしまう」という推理の行く先は? なーんてね。
今の季節、玄関に入ると、”風蘭”の甘い良い匂いが立ち込めています。最近ようやく開花を始め、場所を玄関に移しました。古木等に根を這わせて成長する着生蘭の一種で、風の蘭と書くほどに、風通しの良いところを好み殆ど朝霧だけで生きている植物だそうです。 父渾身の作はまだ開花が満足ではないので、放置状態ですが、玄関に置かれたものは我が家でも最も郡の多い大作です。 私は花の香りは、金木犀や沈丁花といったマットな甘い匂いが好きで、この風蘭もそんな甘い匂いが疲れを癒してくれます。ただ、疲れすぎているときには、重い匂いなんですけれどね(苦笑) サイトのphotoに飾ってありますので、気になった方は姿をみてやってください。 http://album.nikon-image.com/nk/NAlbumPage.asp?key=157811&un=34107&id=48&m=2&s=0
ようやくPHSを解約し、携帯一本に。しかし、おそらく、PHSと同じ機能しか使わないような気がします。何せ、メールを打つのに非常に時間がかかります…。とりあえず、待受画面がガッシュにできただけで満足です。 ところで、昨夜某番組を観ていたら、(笑)の分析をしている大学院研究生がおりまして、曰く「これを付ける人間は自分のことばかり話す、自己中心的な人間。(笑)って笑いを求められても、こっちはまったく笑えない。そんなメール貰って鬱陶しいだけ。いっそ(とほほ)か(自己満足)にすれば格調高くなるわ」というもの。 まぁ、人間性の分析は遠からずといったところですが、(笑)付けて、その笑いを人に求めますかね? 目の前に相手のいる会話なら、自分が笑い事として話しているのをわかってもらえますが、文章だとそうはいきません。だから、絵文字や(笑・泣・etc…)を入れるのだと思います。自分が「そう」であることを知ってもらいたいだけだと思うんですよ。 それに、友達からのそんな感情の入ったメールなら、読む方も『そうなんだ』と思うわけですしね。 感情のないメールと淡々と綴られる方が、怖くありませんか? 「鬱陶しい」と感じるメールを受け取らなくてはならない彼女が、少々哀れでした。
そして、私は(笑)を使う方だとは思います。 それでも、メールの文面は用件のみの方が圧倒的に多いので、「味気なさすぎ」とも言われます。時には、その用件さえも端折ってしまうことがあって(頭と手が一致せずに先走ってしまうんですね)、最近少し気をつけるようになりました。 とりあえず、口で伝えるよりは、メールの方が便利です。『しまった…!』が少なくて済みますからね(笑)
眼科に行ってきました。 町に一軒しかない眼科は常に盛況で、行けば必ず半日が潰れてしまいます。 裸眼と検査眼鏡にレンズを嵌めたものとで検査した後、眼鏡もコンタクトもないと答えた私に「…今日は何で来たの?」と、その先生の質問の意図がわかりませんでした。 とりあえず、警察で注意を受けたことと、去年まで1.0以上あったことを告げると、あからさまに驚かれて、「これじゃ、言われるでしょ」と。 結果は0.4と0.2で、やはりがっくり下がってました。(つまり、先生は、その数値から眼鏡かコンタクトの矯正に来たと思ったようです。) 結局、目そのもに異常はなく、単に近眼になっただけでした。 「まぁ、黒板が見えなくて困るってことも(年齢的に)ないでしょうし、遠くを見たいっていうんじゃなければ、問題ないでしょ」とあっさりしたもので、疲れ目の目薬だけ貰ってきました。 視力が1.5のときには、「0.の世界」はどんななんだろうと興味がありましたが、いざ自分がなってみれば、遠くが霞む程度で何ら変わらないんですね。 コンサートや舞台のときだけ、眼鏡やコンタクトにする友人の気持ちが、とってもよくわかりました。
朝の通勤電車の中で聞こえてきたのは「今日、一限なかったんだよね。もっと遅い電車にすればよかった」という女子高生の声。 『えぇ!! 今時の高校は大学と同じで、授業なければ遅く行ってもいいの?』と一瞬思ってしまいましたが、そんなことはありませんよね。 時が経つにつれて、「生徒の自主性」が重んじられてきた反面、『オイオイ…』という子が増えるのも、仕方のないことなのでしょうか。(何て今更な)
ところで、最近母校の制服を見て、ちょっとびっくりしました。女子の夏服のベストがなかったんです。 確かに生地が冬服より薄くなるとはいっても、暑いものは暑い。一枚なくなったことで、見た目は涼しげなんですが、……恥ずかしいんですよね。ブラが透けて見えますから。 おそらく生徒総会→学校に提案→着衣自由に至ったとは思うのですが、健全な青少年にとってアレはどうなんだろう…と、いらぬ心配をしてしまいます。余計なことを考える時点で、PTAのおばちゃんになっている自分に苦笑しました。
2003年07月07日(月) |
誰か、嘘だと言って… |
免許の更新に、最寄の警察署に行ってきました。警察で更新すると平日に2回行かなくてはならないのですが、免許センターは遥か遠くにあるので、年とともに行く気力がなくなってきました。 有給も有り余っていることですし、仕事も夏場は余裕があるので。 事前に撮った証明写真を見ると、4年半前より若返って見えるのが不思議です。家族全員がそう言ったので、まずまちがいなく。でも残念ながら、理由ははっきりしてるんですよね。 まず、最近のBOXはデジタルなので顔色や輪郭がぼやけるせい、そして間違いなく髪が茶色くなっているせい(苦笑)、そしてさらに、冬場(4年半前に二輪の免許を取ったので、不定期更新したのです)は仕事でやつれていたから。つまり、今年の冬に撮れば、きっともっと悲惨な状態なんでしょう…。 手続きをすませ、視力検査になって……。「わかりません」の連発です。あらら? 両目OK…、左目OK…、右目……「これは? これは?」何度見てもワッカがぐるぐると回って見えるのです。がーん。 おかしい、去年の夏まで、1.0だったのに! 最近視力の低下を実感していたものの、免許の更新に差し障りがあるとは思っても見なかったので、ちょっとびっくりです。 「うーん、まあ大丈夫でしょう」と、どうやらまぐれ当たりが何個かあったようで、無事通過して、1ヶ月後の優良講習を受けるところまで行けました。そして、念のため視力を聞いてみたら 「両目は問題なしですね、左は0.3、右はかろうじて0.3かな?」「ええ! 前は1.0だったんですよ!」「でも、今は0.3ですよ」 検査する人が嘘をつくはずもなく…、あぁ…1.0から0.3に急降下とは! これも、哀しいかな。原因ははっきりしてるんですよね。 そう、サイトを開いたから。パソコンに向かう時間が圧倒的に増えたせいです。 さすがに、ちょっと生活を改めないと、大変なことになると焦っております。
「これにしようよ!」とイキナリ妹が言い出したので、何かと思ったら、携帯のキャンペーンの広告を見て言ったのでした。 Docomoの505iシリーズの発売に伴い、504iシリーズが値下がっていたのです。しかも、ファミリー割引で0円。 姉妹そろって、この手のものには縁の薄い人間なので、互いに必要にせまられて(?)持ち始めた機種は、すでに4年を経過しておりまして、…で、この機会に買い換えてしまいました。 私は今までPHSだったので、基本料金だけですでに今までの倍ですが、まぁいいか…と。 しかし、貰ったものの、機能が多すぎて使い方がわかりません。TU-KAの松っちゃんの気持ちがとっても理解できる私でした。
ぼんやりしているうちに、庭のオシロイバナが開花しておりました。 私にとって最も夏の訪れを感じさせてくれるのが、朝顔でもひまわりでもなく、この花です。 何故か。 朝顔やひまわりは種を蒔かないと芽を出してくれませんが、オシロイバナは勝手に生えてくるからです。しかも、庭の最も日当たりの良い(朝日から西日までが当たる)場所に陣取って、他の花の養分を奪うかのように猛烈な勢いで垣根を作ります。 夏の終わりに根ごと抜いて捨て去ったその先でも、翌年には芽を出し、増殖を続けております。さすがに、土の入れ替えを行うような場所まではムリですが(笑) 家に咲くのは、白とピンクだけなので、赤と黄色が欲しいと思い続けて何年…。確かに蒔いた年もあったはずなのに、どうも2色の芽は出ないんですよね。うまくいかないものです。
集英社のマルトクニュースに、2004カレンダーの店頭予約開始がありました。 何と「ヒカルの碁」は全点描き下ろし、しかも、A2壁掛けではありませんか!? 素晴らしい…。そう、今年は扇型の卓上カレンダーでした。机に飾るにはなかなか素敵なデザインなんですが、如何せん、私の机にはその場所がなくて、カレンダーの日付など見えない遠い場所(書棚部上)に飾ってあります。かろうじて、平安幻想絵巻のポスターは書棚部のガラス戸に挟んでいつでも目に付きますが。 これがA2となると、まったく話は違ってきます。大きいから鴨居に幾らでも掛けられるのです。 今から来年が待ち遠しくなってしまいます。
2003年07月02日(水) |
同じ温度って難しい。 |
今ごろになって、「伝説のマダム」の最終回を観て、びっくりしました。都合3回くらいしか観なかったので、ここに至る展開はわからなかったのですが、牧師(草刈正雄)とマリ(桃井かおり)が親友だったとは! 最高の試合の後、「おまえが女だったら結婚する」とまで、高揚した二人。その後、消えた親友が女になって、ウェディングドレス姿で現れたのを見たとたん、逃げ出した気持ちの方が想像しやすいですよね。 冗談で「私が男だったら嫁にしたい」とは言ったりしますが…。
マリのセリフの「こっちが思っているのと同じことを相手も思っているって、思っちゃダメよ。熱が上がり過ぎたら、冷まさないと。相手の温度に合わせないとね」 これは何にでも言えることなんですけれど、やはり人間関係って難しい。
以前JangleSmileの「おなじ星」で「たとえあなたが女に生まれていたとしても、私の心は必ずこの場所辿りついてるわ」という歌詞に疑問を抱いて、バカな質問を年下の青年にしました。 QES=もしも、「あなた」が女に生まれいて、友人としての関係をもった場合、そのときの彼女は、恋人にはどういうタイプを求めるのかな? ANS=根本的には異性は違うと思いますが、人間的に考えてみると、同じ物は必ず持っている人だと思います。
根本的に異性は違う。それが普通の感覚なんですよね。どんなに好きでも、同性は恋の対象にはならない人が圧倒的に多いのです。それが恋になってしまうとしたら、その人はそういう回路を持って生まれてきたのだと思っています。 だから、一人の同性を好きになったら、次も同性だろうな…と。 回路は恋だけに限らず、あらゆることに対して、そう仕組まれているとも思います。就職採用診断(?)などでも、どんなに違う道を辿ろうとしても、行きつく先が同じになってしまうって、そういうことです。
6月から毎回楽しみに観ている(初回を見逃したのが悔やまれる)時代劇です。20年前の記憶があるのが哀しいところですが、今回は女の「悲哀」より「戦い」メインのようで、趣も違って楽しんでいます。画面も明るく、効果も衣装も豪華で、とても1時間の時代劇とは思えません。今年は、江戸開府400年ということで、展覧会や記念行事が目白押しですが、その影響でしょうか。
先週までの瀧島(浅野ゆう子)VS篤子(菅野美穂)で、特におぉ!と思ったのは、やはり将軍死後のラストシーン。篤子が、自分を迎えにきた東郷(=薩摩藩士で元恋人)を瀧島が見逃した理由を問うたところでした。 てっきり、家定の篤子に対する「自分が死んだら好きに生きろ」という言葉を尊重したからだと思っていたのですが、「大奥は女の牢獄、囚われる人間は多いに越したことはありませんでしょう」(にっこり)という言葉が出て、さすが女の戦いのドラマと思いました。 もう一つの楽しみは、衣装の豪華さですね。まる(池脇千鶴)は今週から格上げされて、給金が上がったためか、いかにも町娘な衣装から、打ち掛けまでついてました。
今週から実成院(野際陽子)と和宮(安達裕美)が登場して、まるだけが常時レギュラーなのですね。 予告を観ていた限り、和宮は小生意気な性格かと思っていたのですが、ただの世間知らずなお姫様で、一途に将軍を慕っているので、実成院がとても悪役に見えます。さすが野際陽子…。 今後は和宮がこのまま悲劇のヒロインと化すのか、それとも反撃(&助け)があるのかが、非常に楽しみです。それにしても、安達裕美は可愛い…、というより愛らしい。
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