2010年08月30日(月) |
The Tipping Point |
Chapter 4:THE POWER OF CONTEXT(PART ONE)
流行は状況・環境にも依存するということ。
まずは非常に有名なNYの地下鉄の話。 落書きをキレイにしたら犯罪が減ったというアレ。
つまり同じ人でも、荒んだ環境であれば電車賃を払わずにズルしたりするし、 悪目の人でもキレイな環境だとおとなしくしてたりするってこと。
色々な実験の例も紹介される。 カンニングできる環境を作り出してカンニングするかどうか試したり、 神学生が良きサマリア人のように人を助けられるか試したり (急いでいるかどうかというファクターで助ける割合が全然違う)。
一番怖かったのは、囚人実験。 これもまた、どっかで読んだことがある実験だけれども、 被験者をランダムに囚人と刑務官に分け、 刑務官には「秩序を保つように」とだけ告げる。 すると。。。
人間って怖いよねぇ。
MALCOLM GRADWELLの文章が読みやすいのは 構成がしっかりしているからかもしれない。
非常に、筋立てがわかりやすいのだ。
「もうわかったってば」って言いたくなるくらい実例が豊富で その実例がそれぞれ興味深いから楽しい。
■The Tipping Point の単語 tabulate 数値等の表を作成して比較しやすくする rout 大敗 tetanus 切り傷等から侵入したバクテリアによって起きる病気、特に顎が動かなくなる ※破傷風だってさ inoculate ワクチンを打って抗体を作る ※予防接種をする そのままだなぁ。 clamor 人や物が一斉にたてる騒音 ※どよめき、喧騒 surfeit 大きすぎる/多すぎるもの ※過度、過多 trounce 徹底的に打ち負かす ※うんと殴る、けなす befuddled 困惑しきった salient 重要な・目立つ tumult 混乱した・うるさい状況、怒りや悲しみ等強い感情で喚起される精神的混乱 ※大騒ぎ、動揺 rivet 興味があるので、または恐怖心から、見続けてしまう状態 ※〜をリベットで留める、〜を引き付ける、〜の注意を奪う acquit 無罪と判定される felony 殺人のような重大な犯罪 panhandle 路上でお金を乞う pervasive どこにでもある ※行き渡る、蔓延する impetuous よく考えもせずに物事をさっさとしがちな 激しい、衝動的な、性急な、せっかちな vandal 物、特に公共物を傷つける人 mural 壁画 quixotic 実践的でなく、根拠のない希望に基づいた ※ドン・キホーテ流の[式の・風の・的な]、騎士気取りの、非現実的な bonanza 大金を稼げるラッキーな状況 ※〔思いがけない〕ぼろもうけ disciplinarian 秩序やルールに人は従うべきだという考えを持ち、他人にそうさせる人
2010年08月28日(土) |
THE TIPPING POINT |
今日は久々に休日出勤はなしで。
用事を片付けるだけの日。 歯科と皮膚科へ。 それ以外のことをする気力はなく タリーズでマンゴスワークル飲んで帰ってきた。
"The Tipping Point"がかなり面白くなってきた。
そもそもTipping Pointって何かというと (面倒なので裏表紙の文言をコピりますが)
THE TIPPING POINT IS THAT MAGIC MOMENT WHEN AN IDEA, TREND, OR SOCIAL BEHAVIOR CROSSES A THRESHOLD, TIPS, AND SPREADS LIKE WILDFIRE.
ってことだそうだ。
流行、噂話、あるいは性病、、、 そういうものがある地点を過ぎると急激に蔓延する。 その「ある地点」を越える要因の解説、ってところだろうか。
Chapter One:THE THREE RULES OF EPIDEMICS では、流行の3原則が示される。 (1) THE LAW OF THE FEW (2) THE STICKNESS FACTOR (3) THE POWER OF CONTEXT
Chapter Two:THE LAW OF THE FEW では、少数のモノ・人が爆発的流行の起点となることが説明される。 Connectors, Mavens and Salesmenがキーワード。
Connectorsは非常に社交的で人脈に富む人達。 人は大抵1つか2つの団体/グループ/業界にしか属していないが この手の人は1人で幾つもの全く異なる性質のグループに属し 人と人をつなぐハブ的役割を果たす。
Mavensは識者。知識・情報自体に非常に興味があり それを語ることに積極的な人たち。 (最近だと森永卓郎のイメージだなぁ) そしてSalesmenが意見をより浸透させていく。
Chapter Three:THE STICKNESS FACTOR では、セサミストリートを例に取り 流行を作りだすには情報が「記憶に留まる」 ようにすることが肝要だと示す。
この章が、抜群に面白かった。 私の日ごろの興味と合致している話題が多くて。
セサミストリートは子供番組なので 子供相手の理解度実験等が繰り返されていたそうだ。 児童心理学・認知心理学も絡んでくる。
今回初めて知ったのがMutual Exclusivityという考え方。 子供は1つのモノ・人に2つの名前があるとは考えていないという。 つまり、1つの名前があるモノに対して、名前とは異なる言及が された場合、それをモノの属性として理解するというのだ。
リンゴと赤いという単語を知っている状態で 「丸いリンゴ」と聞かされると 「丸い」というのはリンゴの属性について説明しているもので 色以外の意味なんだろうなと子供は推測しながら理解していく。
うん。面白い。
結局この章では、伝説的な成功をおさめたセサミストリートの 要素を流用しつつ、全く新しいBlue's Cluesという 子供番組が作られる過程と、子供相手に特に重要視される Sticknessの作り方について示されるのだ。
いや、やっぱMALCOM GRADWELLは面白いね。 ほとんど辞書要らずでスラスラ読めるのもいい。
1週間くらい前に、またまたイヤフォンが断線した。 そこで買い置きに付け替えたんだけど これがイマイチで、首からぶら下げた状態で歩くと ネックストラップ自体の音がする。
気になって仕方ない。
この夏のマイブームは 爽の白桃味と、MOWのバナナ味だった。 アイスなしでは暮らせない。
ペリカンとゆうパックの統合以後、気になる点が。
まずは、宅配ボックスに配達した荷物について 別途封書で案内が来ること。いいよもう。
そればかりか、先日は留守電まで入ってた。
「ご不在でしたので、宅配ボックスの、えーと 何番かは忘れましたが、、、に入れました。 ・・・・・・・・・・何かお気づきの点がございましたら・・・」
時間の使いどころが違うと思います。 なんなんだろうね、この斜め加減。
ようやく多少余裕が出てきたので 今後の製品戦略を考えようと現状をマトリクス化してみたんだけど。。。
あーライバル会社のPrjが失敗するように悪魔と契約したい気分。
難しいね、色々と。
"The Tipping Point"がなかなかおもしろくなってきた。
最初の性病の事例あたりは正直言って詰まんなかったんだけど そのあとはまぁスルスルと読めている。
あと少しで600万語なので、止まらず進め。
外付けHDを買っちゃいました。1.5TB。 LogitecのLHD-ENU2 ノートPCが死にかけなのはわかっているけど 買い換えの決断がつかないのでとりあえず。
先日会社のマシンのリースアップで新PCに移行したときに 必要なファイルの大半は社内共有サーバに乗せてあったから 移行が非常に簡単だった経験も影響している。
とりあえず、MP3達を移動。全部で10GB程度だから大したことないけれど、 今のノートPCは60GBくらいしか容量がないのでね。
外付けHDとCD/DVD-RWドライブがあれば、やっぱり本体自体は モバイル機でもいいような。 でも大きいモニタはそれなりに使い勝手がいいんだよなぁ。
液晶モニタとモバイル機の組み合わせもありかしら?
悩ましい。
ちなみにノートPCを寝室に戻したら やっぱり寝室にいる時間が倍増してしまった。
この時期クーラーなしでは過ごせないので 一旦寝室のクーラーをつけてこもっちゃうと リビングに行く気になれないんだよね。
そんで、リビングがきれいになったかというとあまりそういうこともなく 仕事が忙しいこともあって色々ととっ散らかっている。
一番大切なのは設備ではなく心だよね。
今日は新規プロジェクトスタートの日。 そちらに専念したいのは山々だけれど、他にもはずせないことがあって、 結局ダブルヘッダーの日になった。移動時間が多く疲れた。
プロジェクトには決断力とリーダーシップのある要の人を入れてくださいと しつこく言い続けた甲斐あって、かなり強力な人材を仲間にできた。 私が失敗さえしなければ、きっと成功していい事例となるだろう。
それにしても疲れた。 私ってば大人になったもんだ。
精魂込めたプレゼンを披露したはずが 失注してしまいました。
まぁ最初からわかってたような気もする。 RFPも出さないつもりだって言ってたところを 無理やりRFPもらって提案させてもらったんだけどさ。
やっぱ最初から決まってたんだよなぁ。
私の戦績としては1勝1敗だ。 1勝の方は逆に早い段階でライバルを却下してウチ1本に絞ってくれた。 そのプロジェクトは明日キックオフを迎える。
是が非でも成功させよう。
ライバルは元ウチの会社の社員が興した会社で だからウチの手の内もよく知ってるみたい。 でも私には彼らの顔が全く見えない。 かすかな風の噂だけ。
イケナイ手を使って資料入手とかしたいけど そんな簡単にはいかないのよね。
■The Tipping Poing の単語 on the note まさに ※時間通りに、性格に、正しくて prosaic 退屈な、普通の ※平凡な、面白くない recrimination 非難 ※逆襲、非難し返すこと impinge 悪影響を与える ※影響を与える、権利を侵害する、ぶつかる、衝突する seep ゆっくり流れる、広がる idiosyncrasy 珍しい習慣、奇行 ※特異体質、特異性 versatile 多才な ※用途の広い、多目的な take a shine to sb 一目ぼれする reciprocate 似たようなことがあったので、同じことをする、誰かについて他の人と同様のことを感じる ※報いる、等価のものを返す、相互一致する fluke 幸運なこと gregarious 友好的、社交的 avid できるかぎり多く何かをする ※熱烈な、貪欲な obnoxious 攻撃的な、無礼な connoisseur 知識人、通 ※乾式か、目利き emphatic 重要性を強調するように強く意見を述べる ※語気の強い formidable 力強い、印象深い、難しくてチャレンジングな ※恐怖心を起こさせる、大変な、骨の折れる hangdog expression 申し訳ない気になってしまうような表情 ※下劣なhy方言 exuberant 幸せで力に満ちており興奮している ※あふれんばかりの、熱狂的な
仕事したあと実家へ。
スーツケースを取りに行ったのだ。
車で送ってくれるというのでお言葉に甘え ついでに植木3鉢ももらってGO
マンションの駐車場で植木2鉢入れたダンボールを抱えて 歩き出したところでこけた私。
またですか。。。
勿論植木も転がった。(致命傷ではなかった)
でもそれよりショックなのは。。。
パンツのひざが破れたこと!
先日買ったばっかで今日がまだ3回目なのに。
旅行にもっていく予定だったのに。
あ〜自己責任とは言え辛いわ〜 \13,800だったと思うけど短い命だった。
膝にアップリケ、という案も一瞬浮かんだけど いい年してそれはないよね、と理性でおさえた。
反省しなきゃね。
昨夜も仕事の夢ばかり見てた。
今週は特に重い仕事が多くって。
負け犬とか嫁かず後家とかそういう自虐的ワードを除くと 今の私の肩書きはまさに「キャリアウーマン」だな、と。
ライバルと一騎打ちになっている重要な提案のプレゼンをしたのと ライバルに打ち勝って契約を取った重要プロジェクトのキックオフを迎えるのと これまた独りでコンサルからインプリまで担当した案件の データ移行&サーバ移行の作業計画を立案し終えたのと。
メインは上記3つだけど、 その間に重要提案に関わる機器メーカーの営業と面談し、 担当製品の次期バージョンコラボ予定の某ASPサービス会社と I/Fの技術会議を開き、 更に部下の今年度の目標設定ミーティングをして あとISO関係の書類も作ったし。。。
今なら胸を張って言える。
私、お給料分は働いてます!
今週は別に終電後タクシー帰宅とかしてないし そこそこ睡眠はとれているのだけれど 仕事の夢ばかりでよく目覚めたし とにかく仕事が知的エネルギーを膨大に要求し プレッシャーが大きいものばかりだったから やっぱり何か疲れが溜まりすぎている。
例の、私が恋してるかもと勘違いした人は、 高原ドライブで滝のマイナスイオンで癒されたと語っていたし 「やっぱり気分転換はしなきゃだめですよ」と 多分に忙しい私への哀れみを含んだ様子で言っていた。
マイナスイオン!
いいなぁ!
その言葉だけで癒されそうな錯覚。
いいもん。私来月は旅行に行くんだもん。
色々詰まってて日程調整も大変だけど 逃避行を夢見てあともう少しだけ頑張ろう。
先日ちょっと書いた「恋」ですが 完全に勘違いだったみたい。
私提案書でよっぽどプレッシャー抱えてたんだなぁ。
クールダウンしてみると 「うーん。いい人だし、話してて楽しいけどね〜」 程度の感想に戻りました。
提案書が終わって一息ついたものの (上司がビールをおごってくれた) まだまだ他の案件がある。
私が初めて自分だけで取ってきた案件(17M+α)が キックオフを迎えるからその準備があるし 部下の今年度の目標設定とか 派遣さんの契約更新とか 別案件のクロージングとか色々。
でもまぁ。
できることがあるってのは有難いことだ。
結局今朝出社して、昨夜22時くらいに営業が追記したバージョンの 提案書がメールで届いているのを発見。
でもまぁ怒らずにすんでよかった。 (怒ってたけど、どなりも、なじりも、しなかった)
プライベートが色々と大変なのはわかるけどね。 結局は製品の機能だとか、コンサルタントの資質とか、相性とか 色々あれど、営業の熱意ってものが大切だと思うのですよ。
なんとかなるだろう。 なんて思ってるのは、相手にはバレバレだし 決していい結果にはつながらないよ。
今朝から"The Tipping Point"を読み始めた。
これまた序章だけ読んでGive Upしてたんだよね。 1章に入ったらまた読みにくい感じだったけど 少しだけ我慢して読んでたら大丈夫になった。
せっかく生き返った洋書読み習慣を絶やしてはいけないと思う。
2010年08月15日(日) |
The Book of Lies 読了 |
結局昨日は、私が少しだけ直した資料と共に 「私もうすぐ帰っちゃうけど大丈夫?」と書いてメールしたら
私の席まで来て自分が書いたところを見せてくれた。 のだけれど。
なんも進んでないじゃん!
とりあえず方向性だけ確認して私は帰宅。
今朝、昨夜の成果物が届いていることを期待して (さらに私が付け加えるべきところがあるならやってあげようと) 会社のメールに接続したけれど連絡はなし。
まぁもういいけど。 って捨てられないのが痛いところだ。
でもまぁ私の分は終わってるからもう無視。
"The Book of Lies"読了。
う〜ん。イマイチ?
でもまぁ私に英語を読むことを思い出させた功績は大きい。
次は何を読もっかなぁ。 あんまり選択肢がないのよね。 最近図書館にもさっぱり行ってないし。
今手元にあるのは、Give Up 本がほとんどだし。
休日出勤。またまたでござる。
世の中は夏休みだっていうのにさ。 まぁ電車すいてるからいいか。
実は月曜日提出期限の提案書があるんですよ。
そもそも提案書作成タスクってのは唐突にやってくる。 営業したりデモしたり色々して様子はうかがってるんだけど 結局のところRFPが出てきてからが勝負なので。
当然、提案書作成のためにスケジュールをあけておいたりは していなので、提案書作成ってのは通常業務+αの作業になります。
だから今週2回も終電を逃してたりするのも仕方ないし 休日出勤だってもちろん否やはないですが。
でも担当営業が自分の責任範囲(見積金額とかそういうの)について 全然提案内容が練れていないことが昨夜発覚し (言っておきますが、私のパートはそれなりに上手くできております。 上司にはもう少しアピール&プッシュするように言われたので 過去実績やなんかをオーバーにリライトしている最中) じゃぁ今日やろうということになったのですが。
営業が11時に来るっていうから相談に乗ってあげようと その時間に来たんですが。。。
まだ来ねぇぞ営業!! ただいま12:30。 もうどういうことよ、これって。 アンタの都合に合わせて私は来てあげたってのに。
なんかもう疲れたので 別タスクをちゃちゃっとやってあと2時間くらいで帰ってしまおう。
全くもう。
アンタこの案件取れなかったら、今年の目標売上達成できないんでしょ? もう少し気合い見せたらどうなのよ!
かくのごとく、日々営業に対するフラストレーションが蓄積されていく。
最終的には提案書って営業のものなんだよ。 技術的内容はもちろん我々が責任もってバックアップしますけど。
あーあ、腹立つわ〜
・・・
結局2時にメールが来て「遅れます」と。 んでやってきたのが3時。私に挨拶なし。 (営業と技術はフロアの端と端だから直接は見えないんだよね)
まぁビビってるんだとは思うけどね。
もう知らない勝手にやれば、って言いたいけど、立場上それも無理。 この案件取りたいのは私も同じだし。 かといって、営業部分を手伝うのはやっぱりヤだし。 仕方ないかなぁ。
まぁ提案書以外にもやることは山ほどあるから もう少し他の作業をしつつがんばろう。 ただいま16時。
あぁ好きだなぁと思う人ができました。
まぁどうにもこうにも進展はしないでしょうが。
思うだけでこんなにハッピーになれるなんて 安価でお手軽なことだなぁと。
こんな気分は超久しぶりなので ふわふわした妄想をしばらくは楽しみたい気分。
相手は仕事で関係がある人。
今月はあと2〜3回会うけれどその後はしばらく会えないと思う。
週末には○○県にドライブするという話を聞いて 「いいな〜私も行きたい!」と思ったけどそんなこと言えず。 仕事あるしね。
そもそも勝手に彼女いないはずと決めつけてるけど そんなのわからないし。
っていうか、だから、現実的に進展の可能性はないんだから 妄想なんだから、そんなこと気にしなくていいじゃない?
ルックスは全然好みじゃない。恰好良くもない。
電話での声と話し方はすごく好みだ。
すっごい暑がりで(特に肥満というわけではない) ダラダラと汗を流してる。 そんなの嫌なんだけど、嫌悪感を感じない。
触れたいと思う。
あったかそうだなぁと思う。
好きだなぁと思う。
仕事関係だけど、結構2人だけで話す機会は多かったから それなりにプライベートなことも話しているけれど とにかく一緒にいて楽しい。
恋愛ってこんなだったなぁ。懐かしい。
どこにも辿りつかない想い。
多分、現実逃避の一種(笑)。
それでもいいさ。
昨夜、『乙女の密告』を読んだ。
またタクシー帰りだったので時間があるわけじゃなかったんだけど 帰宅後ちょっとだけ読み出したら止まらなくて、 薄い本なので終わりまで進めてしまった。
この小説、芥川賞受賞作なのだ。 それはさておき、舞台は京都の外国語大学。 ドイツ語学科、なんでしょうね。
スピーチコンテストに向けて、 アンネの日記の一説を暗唱することになるのだけれど。。。 (ドイツ語が出てくることを期待してたけど、出てこなかったなぁ)
前半で奇天烈なドイツ人教授が出てきたところで爆笑してしまった。 (イメージ的にはのだめのミルヒーみたいな?)
まぁ地名は違えど同じく外国語大学でドイツ語を学んだ身としては 「そんなドイツ人いない!」と突っ込みたくはあったけれど ちょっとしたディテールが「わかるわ〜」という感じで懐かしかった。
私にとってのドイツ人教授はね・・・ 名前を日本語直訳した和名を持っていて その名前が染め抜かれた法被も持っていて 近所の定食屋に出前を頼むときもその和名を使ってて 夕方4時の薄暗い半地下の教室でも必ず電気を消して授業をし 辞書はシンチンゲルご指名で 朝3時に起床して、5時には出勤し、6時までには 教室の黒板一杯にその日使うドイツ語単語を書き連ねる人でした。 (懐かしいよね、みんな!)
ドイツ語学科でなんで原語がドイツ語じゃないテキストを 使うのかという疑問はあるけれど(ドイツ語はオランダ語とは近いけどね) 確かにアンネの日記って、私も乙女なイメージでしか読んだ記憶がなく (だって小学校の頃だもん、読んだの) ユダヤ人/オランダ人としてのアイデンティティって視点は新鮮だった。
そういう意味では私はアンネの日記を正しくは読んだことがないのだろう。
今私がアンネの日記を読んだらどういう気分になるかはわからないけど 読まないだろうなぁ。
今日は富士裾野の方へ出張だったのだけれど 朝JRの駅でえきねっと予約済みチケットを受け取ろうとしたら 「受け取り可能な予約はありません」と出てきた。
訳がわからなかったけど、ロスする時間はないから その場でチケットを購入したけれど一体どういうことなんだ。
予約した時にはC列の座席を取れたのに 今朝はもうB席しか空きがなかった。 お盆だから仕方ないけれど。
携帯からえきねっとサイトで調べてみたけど 過去の購入履歴を見られるページはなし。 間違って未来の別の日付で買ってしまったんじゃないかと 探したけどそれもなし。 そもそも未来日で有効なチケットがあれば 受け取り時にそれが候補として出てくるはずだもんね。
考えられるのは、申込確認まで進んだのに 最終購入ボタンを押し忘れた、ということだけど そんなのってあり?
なんかスッキリしなーい。
予約したとき値段がいつもの3,980だったのは覚えてるんだよね。 でも今朝は4,600円だった。 だからやっぱり日付間違いな気がするのだけれど。
帰宅後、支払カードの利用履歴を見たけどそこにも記載なし。 ないならそれでいいけどさ。 後から知らないうちに請求されてたとかあると怖い。
■The Book of Lies の単語 turnstile 回転ドア be in a pickle 難局にありどうしていいかわからないこと penitentiary 刑務所 vault 金庫 dense 馬鹿な confinement 幽閉 flounder 問題があり失敗しそうである de-accession (芸術作品などの)売却
2010年08月10日(火) |
The Last 5 Years |
昨夜はタクシー帰宅だったのだけれど タクシーで少し眠ったらなんだか元気になってしまって 帰宅後YouTubeで色々見てるうちに盛り上がってしまった。
もちろん、今見るのは、The Last 5 Years
(いつもYouTubeを見るたびに思うのだけれど "Me singing"みたいな素人の動画が邪魔だわ)
山本耕史がやってるのは知ってたけど 想像以上に上手かったので驚いた。 思わず見入ってしまった。シュムールの歌、ね。
Rob Fowlerがシュムールを歌ってるのも出てきた。 Rob Fowlerって聞き覚えがあるぞ、誰だっけ? と思ったら、Tutanchamunに出てて私が気に入ってた人だった。 英語で歌ってましたが、ウィーンで公演があった模様。
私一番のお気に入りの"See, I'm smiling"は ちゃんと「切れ」パート前に 一緒にいるのに仕事の電話ばっかしてるジェイミーって描写が入ってた。 なるほど、そういうことね。
ついでに色々見たけど、ChrisのJ&Hがすっごく良かった。 Dangerous Gameね。ドイツ語版なのが惜しかった。
話をL5Yに戻すと、このシュムールの歌もなかなか私好み。 こんなクリスマスプレゼントってちょっと素敵じゃない?
■The Book of Lies の単語 manure 堆肥 sappy 愛や感情を馬鹿げた方法で表現する様 ※のろまな、感傷的な、女々しい ex-con 前科者 maudlin お涙頂戴の ※感傷的な、涙もろい schmancy 高価でファッショナブルな(大抵は否定的な意味で用いる) squad 小隊 splodge はね(泥はねとか、絵具が跳ねたりとか、変な形に広がったマーク) ※斑点、染み anvil 金床 ※説明文を読んで、あ、これが「金床」って奴ねと初めて理解した fratricide 兄弟を殺害すること redemption 悪から解き放たれること、キリストによってなされたと信じられている ※贖罪 repent 後悔する blurt あまり考えずに話す、思わず口にする ※うっかり口走る op-ed 記事に対する様々な意見が載せられている新聞のページ ※論説、であるらしいよ chide (誰かの言動を受け入れられないと)抗議する ※たしなめる、注意する low-key 控えめな crestfallen がっかりした lacerate 裂傷を負う、誰かを強く非難する cavalry 騎馬隊 saber/sabre フェンシングの剣、刃が曲がった重い刀 infantry 歩兵 incantation 呪文 pungent 味や匂いが芳醇な allegiance 忠誠心 atrocity 戦時中に行われる極めて残忍で暴力的な行為 forceps 鉗子 ※ってやつだと思うよ。医療用の何かをつかむ器具。写真付き。 mandrake 毒性のある植物(かつては魔力があると思われていた) gurney ストレッチャー
うーん。やっぱLDOCEだけだと色々ツライ。 ので、一部※のあとに英辞郎の訳も載せてみた。 schmancyは英辞郎には記載なし。
あぁみんな夏休みだし、暇そうなのに なんで私だけ忙しいのか?
何度でも肝に銘じよう。 今年の私のメインタスクは部下の教育だ。 彼らが育ってくれないと私はいつまでたっても楽にならない。
寝た気がしないのはなぜ? 目覚ましはかけていなかったのだけれど 小刻みに目が覚めて嫌な感じ。
11時に出社して仕事。 最近休日出勤の人が少ないなぁ。 いいことだとは思うけどね。
電話もメールも来ないし、音楽聴き放題だから かなり仕事が捗るのはうれしいことだ。
思ったよりも早く終われそうだったから マッサージに行くことにした。
ある程度集中的に行ってこの緊張過多な状態から 抜け出さないといろいろと良くない影響がありそうなので。
妹を連れだして買い物。
今日の主目的はメガネ。 私はコンタクトを使用していないので メガネをはずしてフレーム選びをしようとすると いまいちよくわからないのよね。 なので忌憚ない意見をくれる人をつれていかねばならぬ。
何となく今の気分は紺が旬なので 紺のフレームにしたかったのだけれど、似合わないんだわこれが。
結局グレーブラウンみたいな微妙な色彩のチタンフレームにした。 サイドのツルに模様がついていてちょっとかわいい。
先週買ったジーンズのすそ上げ済みのものも受け取り 更にバーゲンでジャケットを1枚購入(17,000円が7,000円になっていた)。
ついでにワールドカレンシーショップで米ドル購入。
その後、実家に行って夕飯をご馳走になって帰ってきた。
明日は仕事です。 今週は正念場なり。
また肩こりがひどくなり頭痛までしてきたのでマッサージへ。
いつも行く店に行けるだけの余裕がなかったので (仕事がめちゃめちゃ忙しいのだ) 前からチェックしていた家の近所の店へ。
中国人夫婦(推測だけど間違ってないと思う)がやってる店で いつも行ってる店のような丁寧さとか整った感じはないけれど 60分5000円だしまぁいいのではないか。
凝ってる筋を押しながら 「ココ痛イネ」とか「コッチハイタキモチイイネ」とか 言ってくることは全てあたっているのだけれど なんでタメ口なのか。ま、いいけど。
それにしても押すと痛いところがこんなにたくさんある 私の体は大丈夫なのか?
明日も来いと言われたけど、そんなの無理っす。
ちなみにこの店は、うつ伏せで枕におでこを乗っけるスタイル。 これが案外いいかもと思った次第。
私がいつも行ってる店は、ベッドに穴が開いていて そこに逆Uの字のクッション+薄い布(試着室にあるフェイスカバーみたいな素材) が敷かれていて、そこに顔を乗っけるという仕組み。
穴が開いていて空気が籠らないのはいいのだけれど 問題は、顔に跡が着くってこと。
ここ1年くらいなんだけどさ。 頬に筋がついちゃうの。 どうしても施術中に動いちゃって布に皺が寄って それがそのまま頬に転写されるというわけ。
ほんと、昔はこんなことなかったから、 正に肌が衰えてるってことなんだろうけど。
年取るって厭ねぇ。
2010年08月05日(木) |
The Last 5 Years |
ドイツ語版の3曲目を激しくリピしたあと 英語版へ。
英語版だとやっぱりわかるなぁ。 今度は英語版の3曲目を激しくリピ。
2曲目が「君こそ僕が探し求めてた人!」って ノリノリの男性の歌なのに 3曲目の女性の曲は「5年前みたいに」って歌詞が出てきたり 後半は相手に切れたりしてるので まったくもって流れがつかめず。
ドイツ語でもDeine Frauって言ってるのはわかったけど 英語番では明確にyour wifeが出てきて「不倫の歌なのか?」と。
でも聞き続けるうちによくわからなくなってきた。 とりあえず後半の切れパートは 浮気されて切れてるとかじゃなく 思い通りにならない(不倫だから会いたいときに会えないとか?) ことに我慢ならないんだというように聞こえる。
ここでさっくり諦めて、歌詞参照。
うん。この曲はほぼちゃんとヒアリングできてたみたい。
で、シノプシスを見たら、重要な発見が。
つまりこの作品は1組の夫婦の物語で 出会いから別れまでを描いているのだけれど
女性は別れから出会いにさかのぼり 男性は出会いから別れに進んでいく その中間地点に2人が交わる結婚式の描写がある
ということであるらしい。
なるほど。だから2曲目と3曲目のトーンがあんなに違うのか。 え、ってことはyour wifeって誰さ?
ちなみに、以下が切れパートの歌詞
You know what makes me crazy? I'm sorry, can I say this? You know what makes me nuts? The fact that we could be together Here together Sharing our night Spending our time And you are gonna choose someone else to be with No, you are Yes, Jamie, that's exactly what you're doing: You could be here with me Or be there with them As usual, guess which you pick
No, Jamie, you do not have to go to another party With the same twenty jerks you already know You could stay with your wife on her fucking birthday And you could, God forbid, even see my show And I know in your soul it must drive you crazy That you won't get to play with your little girlfriends No, I'm not, no I'm not! And the point is, Jamie, That you can't spend a single day that's not about
You and you and nothing but you "Mahvelous" novelist, you! Isn't he wonderful, just twenty-eight The savior of writing You and you and nothing but you Miles and piles of you Pushing through windows and bursting through walls En route to the sky And I...
最後のパラグラフをみると、有名小説家である夫に 切れているという風にも見える。
女優(志望?)の彼女にとって 既に成功しておりその名声から解き放たれることのない 夫に対する憤懣があるとでもいうか。
それにしても
You could stay with your wife on her fucking birthday And you could, God forbid, even see my show
がわからない。 your wife が自分だとすると、her birthday の her は誰?
やる気はなかったのだけれど 諸事情によりカンファレンスで発表する羽目に。
20分程度だし内容も他の場所で話したことがあるもののアレンジなので 特に問題もなく、我ながらうまくできた。
他人様の評価なんてまぁ当てにならないものだけど、 終わった直後に営業部長が「すごくわかりやすくて良かったよ」 と言ってくれたし、顧客のキーマンも 「説明が良かったから、聞いて買おうかなって思った人もいたんじゃない?」 と言って下さったので少し浮かれ気味。
懇親会でも、現顧客および未来の顧客(来週あたり発注くれそう!)と 色々なお話をさせていただいた。
私、大人になったなぁ。
数年前なら懇親会は出ずに帰ってたもんね。 でも今は営業を捕まえて、主要所を紹介してもらったり、 情報収集したり根回ししたり、いろいろと。
仕事取ってくるのも重要な仕事のうちですから。
立て込んでて忙しいけど、こうして報われる瞬間もあるのだから 頑張って取り組んでいこうと思う。
大阪出張。これで4回目?
いやぁなんというか。 毎回、すごい「アウェー感」を感じるのは何故?
富士の裾野とか、納豆の国とか、よく行く プチ出張先ではこんなこと感じないんだけどなぁ。
地下鉄にSUICAで乗れないのもアウェー感の一因かも。 いまどき東京では切符買うことなんてないからさ。
あと、エスカレーターで左側に立って 「あ、違う!」って思う瞬間とか。
とにかく見知らぬ都会と言う感じで非常に居心地が悪い。
それにしても、電車の中で聞こえてくる会話は それほどコテコテ大阪弁ではないようなんだけど そういうもん?
何にせよ、日帰り大阪は非常に疲れる。 非生産的に消費される新幹線の往復5時間だけでウンザリだ。
お疲れ様でした。
昨夜、見るともなしに鉄腕ダッシュを見ていたら コーヒーの木のカイガラムシの話が出てきた。
むー。
うちのと少し違う。 もしかしてまだいるのかも。。。
そう思って今朝見てみたら。
テレビで見たのとは違うけど 今まで気付いていなかった部分にも 白いフワフワ物体がくっついているのを発見。
意を決して、切り落としまくりました。
えぇ。鉄腕ダッシュではコーヒー栽培のプロの方が 「根気強く虫をこすり落とすしかない」ってなことを 仰ってましたが。そんなことできないよ。
ってことで、怪しいのは全部伐採。
大体、このアラレア、葉っぱが茂りすぎなのだ。 葉っぱが重なり合ったその影にカイガラムシがいることが多かったので もう少し風通しが良くなったほうがいいだろうという判断もあった。
もうしばらくウォッチし続けなきゃ駄目だなぁ。
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