列車脱線事故のニュースを見た。
事故で亡くなった方のお嬢さんが、こう言った。
遺体はめちゃめちゃな状態なんです。 せめて目くらい閉じてくださいと言ったら、 それは葬儀屋の仕事です、って言うんですJRの人は!
あぁ、なんてこと・・・
祖母のことを思い出した。
事故後丸1日経って土砂の中から発見された祖母は、 頭の皮もずるむけになっていたという。 遺体は役場に運び込まれ、ある程度清拭されたものの、 まだ泥がこびりついている状態だったそうだ。
母は泣きながら役場の役人にかけあった。 その勢いに、叔父も大叔父も何も言えなかったらしい。 役人は、渋々という感じで近隣の病院に連絡をとり、 その病院が承諾してくれたため、祖母は病院に移動した。
おそらくその病院の中には、祖母を知っている人もいたのだろう。 時間をかけてとても丁寧に湯灌してくれ、薄化粧までしてもらったそうだ。 私がかけつけたとき、祖母の顔はきれいだった。 もちろん、打撲の大きな痣もあったけど、それでも祖母らしい顔だった。
片手の指は失われていたという。 指が失われた手の上に、損傷のない手を重ね、 とてもキレイにセッティングしてくれた。
だらしないこととか、みっともないことをとても嫌う祖母だったから、 本当にキレイにしてもらえてよかったなと思ったものだ。
葬儀屋の仕事? 何その言い方!
JRはこの事態を、一体なんだと思っているのだろう?
一方、ニュースで被害者の方と遺族の方の情報が取り上げられるたびに、 被害者の尊厳とプライバシーはどうなっているのかと思う。
事故にあったことも、亡くなったことも、 テレビで放送なんてしてもらいたくない人はいくらでもいると思う。
加害者は保護されて、被害者の尊厳は無視される。 そういうのも、ひどいと思う。 考え直す必要が、あると思う。
今回は犠牲者の名前を匿名で放送しているケースを何度か見かけた。 そうあるべきであると思う。 祖母のときは、報道していいかどうかなんて、誰も聞いてくれなかったけれども。
今日、昨年度の評価のフィードバックがあった。 いろいろあって、延び延びになっていたのだが、 いくらなんでも4ヶ月経過してからなんて遅いって・・・
順調に昇格し、順調に昇給した。
「本当に辞めちゃうの?もったいないよね」
と再度言われた。
「次何をするにせよ、この給与は維持できないでしょ」
って。そりゃそうだけどさ、アナタはなぜいつも金の話にするのか。
「給与がどれだけ下がっても時間が欲しいんです」
とは答えたけど、
新年俸の数値に目が釘付けになっちゃった。
もったいな〜い!! 辞めちゃうなんて。
と思うには十分すぎる金額だった。
だからって、この会社でずっとやっていけるわけではないし、 何より精神的にこのままでは参ってしまうと思うので、 ここはやはり勇気を持ってリセットボタンを押すのだ。
まぁ前職の年俸というのは転職活動において それなりのバリューを発揮するからヨシとしよう。
「決意がもう変わらないなら、退職に向けての役員面談をセッティングするよ」
と言われた。
ぐらぐら心を揺らしつつ、
「お願いします」
と答えた。
振り返らない。
すっごくイライラしている。 いろいろと。
って、最近、イライラしてばかりだな、全く。 すっきり終わらせて辞めるには、今が頑張りどころなのに。
ターゲットは隣席女子。入社3年目でしょ。 なんでも私に聞いてくるのはどうかと思うのよ。 時と場合によっては、 マニュアル読めば? って一言で切り捨てるんだけど(こういうところが冷たいと言われる所以だ)。 女の子相手に関係がこじれると厄介なので、ひたすら回答。 だって、「やり方わかんなくてここまで1時間苦しんでたんです」なんて言うし。 プロジェクト全体の利益を考えたら、さっさと教えてやるが吉。 でも彼女の今後を考えると、どう見ても伸びないタイプだよ。 DBAをやりたいって言うわりには、根性ないんだよね。 ちょっとひねったSQLをマニュアルを元に構築する能力もないし、 まぁ経験の違いかもしれないけれども。 マニュアル読めよ!全部書いてあるのに!!!
あーイライラ・・・
久々に海外求人情報を検索。
スイスでのお仕事。 社内にあるコンピューター(ハード)とそのソフト(データーベース)の保守、管理 労働開始日は、2005年5月1日からです。 労働期間は、2005年9月30日までの5カ月間です。 ・データベースの知識が深い方 (Access97を用いた予約/顧客管理システムを運用しているため)
これなんていいなぁ。5月開始ってのが駄目だけど、 8月開始とかだったら、絶対行っちゃうな。 Accessは、はっきり言って嫌いだけど、まぁDBの端くれなんだから何とかなるでしょ。
しかし、他に目ぼしいものなし。ちぇ。
2005年04月26日(火) |
NdDP 歌詞その2 |
お前は暇なんかいっ! と自分で突っ込みを入れつつ、 深夜にDVDを何度も再生して字幕を書き取る私。 こういう風に癒されたっていいじゃない。 傍から見ればただの変人かもしれないけれど。
というわけで、グランゴワールを伴侶として 受け入れたエスメラルダの、グランゴワールとのやり取り。 ま、グランゴワールが思いっきり振られているシーンですな。 「じゃぁ教えて。Phoebusってどんな意味なの? 気になって仕方のない人なのよ」ってね。
<英語> E:Now may I know E:Who I've the honor of marrying G:I'm Gringoire the Bard the prince of Paris's streets! E:He's the prince of Paris's streets! G:I'm not a ladies man if you desire, I will make you G:My nymph, my muse, my lady E:You, who can read and write E:You, the poet, do you know E:What Phoebus means? G:By Jupiter who on this earth G:Dares to go by this name? E:He's the one for whom my heart beats G:If I recall my latin G:The word Phoebus means sun E:Phoebus means sun
このシーンのグランゴワールはなんだか可愛くて好き。 ちょっと不貞腐れてるところも、 もったいぶってPhoebusの意味を教えてあげるところも。
ここでの疑問点は、 ・ladies man ってどういう意味?普通に使うの? 文脈から判断すると、プレイボーイとかそういう感じ? ・Jupiterがなんで出てくるの? の2点。
ladies man については、意味が予想通りであることを確認。 Jupiterの方は、やっぱりよくわからないので、とりあえず保留。
<ドイツ語> E:Koennte ich nun wissen E:Wer mir die Ehre erweist mein Ehemann zu sein G:Ich bin der Dichter Gringoire, Ich bin der Prinz der Strassen von Paris! E:Er ist der Prinz der Strassen von Paris! G:Ich bin kein Frauenheld, Wenn du es wunschst, macht ich aus dir G:Meine Circe, meine Muse, meine Braut E:Du, der lesen und schreiben kannst E:Du, der Dichter kannst du mir sagen E:Was Phoebus bedeutet G:Gott im Himmel Wer auf Erden wagt es G:Einen solchen Namen zu tragen? E:Es ist der fur den mein Herz schlaegt G:Wenn ich mich An mein Latein erinnere G:Bedeutet das Wort Phoebus Sonne E:Phoebus bedeutet Sonne
というわけで、Jupiterは特に意味がないんだな。 こっちでは、”天にまします神”だもん。 天に神がおられるのに、 誰がこの地上であえてそのような名を名乗っているのだ? とかそういう感じ?うー、自信ない。
<フランス語> E:Maintenaunt pourrais je savoir E:Qui j'ai l'gibbeur d'avoir pour mari G:Je suis le poet Gringoire Je suis prince des rues de Paris! E:ll est le prince des rues de Paris! G:Je ne suis pas un homme a femmes Si tu veux je femi de toi G:Mon egerie, ma muse, ma Dame E:Toi qui suis lire er ecrire E:Toi le poete peux-tu me dire E:Ce que veut dire Phoebus G:Par jipiter Qui donc sur terre G:Ose porter un nom pareil? E:C'est celai pour qui mon coear bat G:Si je m'souviens De mon latin G:Le mot Phoebus veut dire soleil E:Phoebus veut dire soleil
こっちは、ちゃんとJupiterなんだよね。英語の方が正解っと。
やっぱりフランス語の響きって可愛いなぁ。
繰り返しDVDを見るうち、グランゴワールがお気に入りになっちゃった。 最初はカジモトをチェックしてたんだけどね。 グランゴワールのダンスも結構ツボだったりする。
それにしても、あんだけ広い舞台を動き回りながら、 よくあんなにもキレイな声が出るもんだなぁ。
DVDを注文した。 本当は、夏の旅行で現地購入の予定だったんだけど、 待てなかったわ。 おフラ〜ンスから、届くのはいつになることやら。
DVDといえば、「オペラ座の怪人」のDVDが出るらしい。 あれ、もう出たんだっけ? UK版は英語のみで、USA版は英・仏・西語だって。 肝心の独語版は、発売予定が9月らしく、 「え〜そんなに先なの〜?」とは思うものの、 ま、おとなしく待つのみだ。
辞めたあとどうするか?
具体的プランはゼロなんだけど、 とりあえずやりたいな〜ってことを考えてみた。
1.脱ペーパドライバ! スクールに通うと高いのよね。 私の運転する車の助手席に座る勇気のある人募集中。
2.英会話スクール体験 5校以上体験レッスンを受けてみる。 無職の無収入なので、実際に契約できるかは謎。
3.ダイエット これは永遠のテーマなり。
4.ビジネス ってほどものものでもないけど、 まずは、不用品をヤフオクで売り尽くそう。 もちろん、実家からも仕入れ(?)て。 そのためには、車運転できると便利なのよね〜。 なにせ無収入だから、小銭だって稼がなきゃ。
5.株などの資金運用 これもまた、無収入だからこそ、 頑張らねば。
ってところまで書いて、 私がいかに無収入状態を怖れているか、ということが、 よくわかったわ。
無収入か〜。 そんな立場にたったことないよ。 社会人になって丸9年。
貯金はあるから生活の心配はしていないけど、 小心者なので、自分で選んだ無職生活から、 メンタル・ダメージを受けかねないなぁと。
生きていくのって、大変。
昨日は、会社で1日過ごした。 相変わらず生産性は悪かったけど、 予定していた作業は全て完了した。
そして、さっさと眠りについたものの、 どうにも寝つきが悪い。 0時に就寝して、1時、2時、4時と目を覚まし、 4時からは本を読み始めたものの一向に眠くならないので、 5時に起きて、衣替えを始めてしまった。
8時にようやく眠くなり、再度ベッドへ。 あとは1日中、ダラダラと眠って過ごした。 やれやれ。
◆チャイ・コイ 岩井志麻子著 中公文庫
えーと・・・官能小説? 山手線の中で読み始めて、「ヤバイ!」と思ってしまった。 電車の中で他人が読んでいるものが気になる私としては、 逆に他人から見られている可能性も考えるわけで・・・
婦人公論文芸賞受賞作、であるらしい。 「女性の視点からのセックスの描写」とか言われても、 今更そんなものに価値ないでしょ?昭和初期ならいざ知らず。
読み返すことは、ないな。
◆泳ぐのに、安全でも適切でもありません 江國香織著 集英社文庫
久々に面白かった。 こういうトーンは好き。 それにしても、なんだか人生って切ないわぁ・・・
◆日本語で一番大事なもの 大野晋 丸谷才一 著 中公文庫
歌の例を豊富に引きつつ、文法を語る。 これが面白いんだなぁ。 タミル語とのつながりとかはエキサイティングだし。 何よりも、日本語の、日本語らしさとその美しさを感じられる。 どうしても勉強的要素があるから、軽く流し読むわけにはいかないんだけど。
◆小さなスナック ナンシー関 リリー・フランキー 著 文春文庫
頭が疲れているときには、こういう本が一番。 くすくす笑ったり、ニヤリと笑ったり。
読みながら、つくづく惜しい人をなくしたなぁ。 もう新著を読めないんだなぁと寂しかった。 こういう感情って珍しい。
ナンシー関の対談は、 まず最初の大月隆寛の頃は、リアルタイムで時々クレアを買って読んでいた。 その次の、町山広美のは、文庫で持ってるけど、 ちょっと攻撃的すぎるというかとがった感じがしてあまり好きじゃない。 そして今回の、リリー・フランキーとの対談は、 会話のリズムと内容の歪み具合が、とてもいいのだ。 あぁ本当にもう見られないなんて、残念。
◆猛スピードで母は 長島有著 文春文庫
なかなか面白かった。 それ以上の感想は、今はないな。 読んだのが3週間以上前だから、よく覚えてないや。
ついに辞意を表明した。
今までに、プロジェクトのメンバ2人には告げてあったけれど、 今日はプロジェクト・リーダーに報告した。
わざわざ、 「お話したいことがあるので、お時間いただけますか?」 とやる程のものでもないなぁと思ったので、
客先への移動中の地下鉄の中で切り出してみた。
5人で移動していたのだけれど、 たまたま私とリーダーだけが並びで着席したので、
これは、いいチャンスだよなぁ。 地下鉄の中ってシチュエーションもなんだかイイ!
と思い、「実は・・・」と話してみた。
一応の留意は見せつつも、すんなり了承。 「決意は固いの?」と聞かれ、 「120%です」とキッパリ即答。 問題なく、話は進むでしょう。
「これからどうするの?もったいないよね」とも言われた。
同じように退職後、 現在は派遣で楽天のシステムを作っている人の話が出てきた。
今よりも全然安い給料で、やってる内容は似たようなこと
になるのは、もったいないよ、という感想らしい。
ま、確かに、もったいないよ。 今は、もったいないくらい高い給料もらってるよ。
でももう、体も頭もついていけないんだから、仕方ないじゃない?
「職種を変えるって手もあるけど」
という提案ももらった。 でもウチの会社は、管理部門も含めて、みんな忙しいのだ。 5時とか6時に退社するというのは夢の世界。
この場を去ることに恐怖はある。 でもこの場にい続けることはもっと怖い。 だから。
もう決めたから。
自社に戻ってから、既に退職の気持ちを話してあった2人に、
例の話、地下鉄の中でDさんにしたよ
と言ったら、
地下鉄の中??いつの間に??
とオオウケしていた。
まぁ、普通のシチュエーションじゃないよねえ、 地下鉄の中で辞意表明。
でも、ま、スッキリしたわ。
とある既に廃盤になっているCDが欲しくて、 いろいろ探していたら、アマゾン・ドイツに発見! もちろん、マーケットプレイス。
以前にアマゾン・コムのマーケットプレイスで見たときは、 99.99$という、人の足元を見た価格設定で涙を呑んだのだった。
今回は、9.5EURというリーズナブルなお値段。 いただき!と思ったら、海外発送不可だった。ガックリ。
海外発送か〜、気持ち的には面倒だよね〜。 でも、普通郵便でぽいっと送ってくれればいいだけなんだから。
なんとかならないもんかなあ。
2005年04月19日(火) |
Attention Deficit Trait |
ADTだって。初めて知った。 私これかも!と思うのは危険。でもね〜。
兆候としては、
たとえば、自分の潜在力を十分に出し切って仕事をしていない。 本当はもっと生産的になれると思いながら実際には生産性が落ちている。 仕事の結果が示すよりも自分は利口だと思う。 人からの質問に、普段よりも薄っぺらな言い方で性急に答える。 新しいアイデアが枯渇する。 仕事の時間が延びる一方で、睡眠時間は短くなる。 身体を動かすことも少なくなり、友人と一緒に過ごす自由時間も減る、 などが考えられます。 一般的には、仕事にかける時間が増えていながら、 逆に全体的な成果は少なくなっている状態と言えます。
だって。
そっくりそのまま、当てはまるんですけど!
何はともあれ、さっさと辞めて、生活を根本から立て直さないと。
幸い、今、IT業界は人手不足らしい。 父(元エンジニア)曰く、「出来る人間が足りない」ってことらしいけど、 まぁドサクサに紛れて転職できるかも。
なんてわずかな光を見出した私に父の一言。 「しぃまもこれが最後のチャンスだろうからな」
事実だけれど、グッサリ来ます。 これ以上年とると、転職のチャンスは減るけれど、 だからって一生勤め続ける自信なんてないよ。
あーあ。
中国で反日デモの動きが勢いを増している。
第一の感想は、
中国にはもうしばらく行けないなぁ 上海と深センに行っておいてよかったなぁ
と、ちょっと恥ずかしいくらい俗なものだった。
ニュース等で詳細を知るにつれ、大きくなってきた感想は、
教育って大事だし、怖いものだなぁ
ということ。
あんな教科書で、惨い歴史ばかり教えられてきたのなら、 むしろ今まで暴動が起きなかった方が不思議なくらいだ。
正直言って、安直なデモという行為に、哀れみさえ感じる。 言いすぎなのはわかってるけど。
日本人として、中国で活躍している日本人たちの恐怖を思う。 同時に、日本にいる中国人たちのいたたまれなさを思う。
そこから先は、私の思考は停止してしまう。 大声で中国批判をする気にはなれない。 かといって、黙認しておける事態でもない。
外交って、難しい。
私たち一般国民にできるのは、 ただ冷静に成り行きを見守ることだけ。
劇団四季の”CATS”を見てきた。 とても、とても、面白かった。
CATSを見るのは、これが初めて。
実は、あんまり興味がなかったのだ。 でも妹がCATS好きで、一緒に行こうと誘われて行ってきた。 彼女は、6年程前にロンドンで見たのが最後だと言う。
オープニングから、その世界に引き込まれた。 暗闇の中、猫の目があちこちで光るのだ。
猫っぽい、を越えて、猫そのもののような動きから目が離せなかった。 特にシャム猫! その動きのセクシーさに釘付け。
ストーリーは、たいしたことないんだよね。あってないようなもの。 音楽も特にどうということない(ALWなんだけどね)。 でも、ダンスとコーラスがとても素晴らしかった。 今後もたまになら見に行ってもいいかなぁと思った。 しかしまぁ、基本的には、お子ちゃまにお勧め。 自分に子供がいれば、ぜひぜひ見せたいなぁと。
事前に予習として、 オリジナル・ロンドン・キャストのCD(妹の所持品)を1回だけ聞いた。 この段階では「んー好みではない。」が感想。
実際舞台を見てみて、日本語歌詞ということは、 全く気にならなかった。 母国語で聞く、ということは、本当に楽でいいとしみじみ思った。 まぁ時々リズム的に合わないなぁと思う歌詞もあったけれど。
キャッツ・シアターもなかなか素敵だった。
キャスト・メモ(気に入った分だけ)
・グリザベラ 金 志賢 ・マンカストラップ 趙 宇 ・ラム・タム・タガー 荒川 務 ・タントミール 滝沢 由佳
最近、なぜだかふと思い出した詩。
立花隆の「宇宙からの帰還」に出てくる、 バックミンスター・フラーの詩だ。
Environment to each must be "All that is, excepting me." Universe in turn must be "All that is including me." The only difference between environment and universe is me..... The observer, doer, thinker, lover, enjoyer
ちっぽけでも、意味がなくても、 It's me. なのだ。 私とてやはり、宇宙の構成要素なのだ。
振り返ってみると、私の宗教観は、この 「宇宙からの帰還」がベースになっているかもしれない。
中学生の頃、初めて読んでから、 1〜2年に1度くらいのペースで必ず読み返す定番中の定番。 映画化されるよりずっと前に、アポロ13のことを知ったのもこの本だし、 宇宙で飛行士の多くが体験したという、”宗教を超えた高次の存在”というのも、 私の中に大きなイメージで焼きついている。
私の オリジナル なんてものは、どこにもない。 それでも。 そういうものなのだから。
毎日帰宅は0時過ぎで、
朝だって色々やることがあるから早目に出社したりして、
さすがに疲労がピーク。
今日は、夜間処理がうまくいったこともあり、
早々に退社した。とはいっても、家に着いたのが22時半。
今日は、ユーロスターのチケットを予約した。
早割で、日帰り往復チケットが、94US$だった。 安い。ラッキー。
これで、一応、
・往復の航空券 ・中日の移動の航空券 ・ユーロスターチケット ・Londonのホテル ・Wienのホテル ・Londonのミュージカル ・Wienのミュージカル
の手配が完了。
あとは、最低限行きたい場所をプロットして、 その行きたい場所近辺でオプショナルで行ける場所を 複数準備すればOK。
Parisのランチくらいは、予約をしておいた方がいいかな。 まぁ、Londonに着いてから、直接電話予約してもいいけど。
時刻表とか、所要時間とか、そういうのを細かく調べて、 エクセルでスケジュール表を作っている。 隣のシートには、旅費をまとめてある。 通貨を選択(円、ドル、ポンド、ユーロ対応)すると、 円換算で金額が表示される予算シートも作った。
こういうところは、とても父に似ている私。 母と妹は、そんなこと、やりもしない。
誰に教わったわけでもないのに、 情報を収集して、組み立てて、ということが好きなのは、 やっぱり 血 なんだろうなぁと ぼんやり思った。
最近買ったもの。リネン100%のバスタオル。
使い心地、満点。大きなリネンにすっぽりくるまっていると、
体中、あっという間に、サラサラになる。
もう1枚、早いうちに購入しよう。
ミュージカル「十戒」のCDをちょっと前から聞いている。
わけもわからないまま、思わず聞き惚れてしまうところばあるのは、さすが。
昨日初めて、歌詞カードを見てみた。 見開きで、左側にフランス語、右側に日本語。
この歌詞カードを眺めてみたら、想像以上に、
フランス語わかるかもっ!
という気分になった。
もちろん、気分だけだけれど。
本当に、英語にはラテン語ルーツの単語が多いのね、と、 あらためて感じた。
ただ聞いているだけではわからなかった部分が、 綴りを見ると、意味がわかったりする。 綴りと意味を意識しながら聞くと、 今度はフランス語独特の発音ルールが、これまた、
なんとなく
わかった気になったりもする。
いやぁ面白い。本当に。
相変わらず、「旅先で何を買ってこよう」と アレコレ考えては現実逃避。
前にも書いたように、バカラで花瓶を買うのは決定。 あと、ヘンケルスでキッチン鋏を買おうと思っている。 ドイツには行かないけど、オーストリアに行くのだから、まあ良し。 実際、向こうと日本の価格差を調べて、大して違わないようならこっちで買っちゃうけど。 実はここ数ヶ月のうちどこかで(全然いつだか思い出せない) 朝の「はなまるマーケット」でキッチン鋏の特集をしていたのだ。 いやぁなかなか便利そうでございます。
あとは、ソフトですね。 どの国で、何を買うか、アマゾンを開いてはチェックに余念がない。
でも、フランス以外、あんまり面白いものがないのだ。ツマラン。 フランスは、舞台が必ずちゃんとDVD化されているけれど、ウィーンは違う。 これって、主催者側の感覚の問題なのかな。 フランスの舞台は、好評でもチャッチャとクローズする印象があるから、 その分DVDという形で残すのかもしれない。
DVD化しちゃうと、逆に舞台に直接足を運ぶお客さんが減って、 クローズが早まる、という考え方もあるらしい。 しかし、そうかな? ミュージカルが好きな人が、DVDだけで我慢するかな? DVDは実際の舞台を見る前の予習だったり、 見たあとの余韻を楽しむものだったり、 実際に見に行けない場合の代替手段なんだからさ。 というわけで、ウィーン・ミュージカルもDVD出して欲しい。
今のところ、ウィーンでCD3枚程、ロンドンでCD2枚程、そして、 フランスでDVD4本程購入予定。
でもフランスのDVD、4本中2本は、フランス字幕のみ、なのだ。 うーむ、まぁストーリーはわかってるからいいかぁ。
最低限、英語字幕は欲しいよなぁ。 なんとかしてくれないかなぁ。
DVDで「恋愛適齢期」を見た。
公開当時のテレビCMから私が勝手に想像してたのとは、 ストーリーが違った。 「年上と年下の男性から同時にアプローチされ悩む」 話かと思ってたけど、年下は単なる当て馬だった。
キアヌ・リーブス可哀想すぎないですか?
年齢っていうのは、残酷なものだと思う。 ダイアン・キートン演じる主人公とその娘。 どちらが魅力的で美しいか? 答えは歴然としている。
それは、ダイアンに好意を持つ2人の男、 ジャック・ニコルソンとキアヌ・リーブスにも言える。 キアヌ、格好いいよ。 ジャックは完全にオッサンでなんというか、”対象外”だ。
でもそれは、単なる外見だけの印象でしかなくて、 ダイアンもジャックも、後半へと話が進むほど素敵に見える。
でもなぁ、この話って、 特にキアヌ・リーブスはいらなかったんじゃないかな?
一度別れたあと、その傷心をキアヌで埋めたわけよね。 パリに一緒に来てるってことは。 それを責めることはできないけど、やっぱりそういうのってどうかなあ。 単に、壮年の男女の恋物語にしておいた方が、 後味が良かったんじゃないかしら?
今日は、沢山眠って昼過ぎに起きたあげく、お昼寝までした。 夜は、レンコンチヂミを作った。かなり上出来。 勢いで、キンピラをつくったり、常備菜の準備。 そして、お弁当もフライングで作って、ゆっくりお風呂に入った。 また明日からハードな日が始まる。 あんまりやりたくないけど、仕方ないからがんばろうっと。
病院に行くために家を出た。
シンプルな自転車が2台あった。 荷台に白いツールボックスのようなものがついている。
その向こう側に、自転車の持ち主と思しき男性が2人、 スーツ姿で立ってこっちを見ていた。
不審に思って足早に通りすぎようとした私に、 彼らは声をかけてきた。
警察なんですけど
私は足を止め、MP3プレーヤのイヤホンをはずした。 私に話しかけてきた方が多分格上なのだろう。 背が低く、少々太めで、ハゲている。 もう1人は若く、背も高く、顔も悪くない。 まるで出来の悪いドラマのような組み合わせだった。
話の内容は
1週間程前に、私の住んでいる建物の3階に空き巣が入った パソコンやデジカメ等の電化製品を盗まれた そういうものがなくなったことはないか?
というものだった。
「うちは安全」と思い込むことで考えないようにしてたけど、 ついに来てしまった。日本の安全はもはやタダではないのだ。
正直言って、今週は仕事に振り回されて家は荒れ放題、
何か盗られたってわかりゃしない
くらい散らかっているのだ。 そんなこと警察には言えなかったけど。
時計とか宝飾品もなくなってないですか?
重ねて聞かれたけど、
いや〜、うちは何もなくなってないです
としか言えなかった。 私は一番気になったことを聞いてみた。
ドアから入ったってことですか?
ハゲた方が、3階のベランダを見上げながら答えた。
それがわからないんですよ。
この建物は3階立てで、ワンフロアに2軒しかない。 そのため、各戸3面に窓がある。
うちは、東南向きにベランダがある。 部屋にはベランダの他に、南西に出窓。 キッチンは、南西と北西に窓。 トイレとバスは北西に窓。この明るさが気に入っている。
我が家は1階だけれども、通りからは半階分高くなっている。 道から階段を数階あがると、建物の入り口で、ガラス扉。 中には郵便受けがあり、さらに数段階段を登ると、1階の2戸分の扉が並ぶ。 うちの扉は、外からまっすぐ見える。 隣の家の扉は、2階へと続く階段に隠れて、外からは見れない。 この外から見通せる扉が、落ち着かない感じで嫌いだったけれど、 防犯的観点からは、よかったのかもしれない。 3階に空き巣が入ったのも、3階なら鍵を開ける作業も人目につかないからだろう。
それにしても、怖いなぁ。 出掛けにそんなことを聞かされて、外出中も家が気になって仕方なかった。 やはりなにか、防犯グッズを買って、警備を強化しなくては。
いろいろ考えながら、病院で薬をもらい、ちょっと買い物をし、 食事をして、家にもどってきた。 そのまま再度お散歩にでかけ、近所の遊歩道沿いの桜を堪能。 夕方からは、お仕事。それが終わったら、部屋を片付けよう。 空き巣が入ってもすぐにわかるように。
DVDレンタル第二段、「パッション」がやってきた。 まだ初めの方しか見てないけど・・・・ 知らなかった、ラテン語とアラム語だなんて!
なんて素敵!
検索してみたら、簡単な解説ページも見つかったし、 ちょっと基本語だけでも勉強してみようかと思う。 ほんと、サワリだけだけど。 アラム語はともかく、ラテン語は基礎を理解しておくと、 絶対色々なことに役立つもんね。
それにしても ”Jesus Christ Superstar”と一緒だわ!と思った。 そりゃ、どっちも聖書を元にしてるんだから、同じだろうけど。 2回目は英語字幕で、言葉を堪能しよう。 (そういえば、英語と日本語が見開きになっている聖書を持ってたんだけど、 一体どこに行ってしまったのだろう?) しかし、内容的に2回も見たいもんではないかもしれないが・・・
何が本当かわからない部分は多いけれど、 2000年も前の人が未だに世界の人の心をつかんでいるのはすごいことだよね。
ただ、やっぱり、日本人には、原罪とか、 キリストが人類を救うために自ら犠牲になったとか、 そういう考え方は相容れないと思うのよね。 相容れないっていうか、文化的に絶対理解できない領域じゃないかと。
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見終わった。
一番の感想は、
母親マリアがすごくクローズアップされてるなぁ
ってこと。
私的にはかなり意外だった。
母マリアは、オノ・ヨーコ系の理知的な顔立ちをしている。 キリストの母、というより、ふつうの人の子の母で、 そこがクローズアップされることで、 キリストの神性が薄れていると感じた。
母と子が無邪気に戯れてるシーンが一番好き。 この母マリア役の人、本当に、私の好みの顔してる。 マグダラのマリアもいい感じだった。
一方、ユダは印象薄すぎ。 やっぱりユダが何故裏切ったのかもよくわからない。 こうなってくると、キリストの受難を引き起こすための シナリオの一環としてユダが神によってキリストを裏切らせられた、 って考えもできなくないのかな。
ストーリーとしては、聖書以上でも以下でもなく、 解説があるわけでもないから、謎な部分もやはり多い。
・ピラトの妻はなぜあんなにキリストに肩入れしているの?
・ピラトの苦悩は、人間的にではなく、単に立場上ってこと?
・ヘロデって本当にあんなヘンテコ・キャラなの? (ミュージカルだけ脚色してあるのかと思ってた)
・キリストの磔刑を望んだのはユダヤの民のはずなのに、 実際処刑するローマ人たちがあんなに嬉しそうなのは何故? サディスティックに気分が盛り上がってるってこと? ローマ人じゃないのかな?鞭打ちのところはなぜか字幕がないし。 (そう。でも鞭打ちの回数を数える数字は聞き取れるものもある)
とかね。
カヤパとピラトの衣装や建物が、本当に当時の再現ならば、 2000年前って、物質的にも結構豊かだったんだなぁ。 もちろん、一部の人だけだけど。
言葉に関しては、英語字幕で見ると、聞き取れる単語がたまにある。 HPで紹介されていた 王(rex) という単語も聞き取れた。 うーん、面白い。
余裕がないから、他人に腹を立ててばかりいる。
・毎日お昼に洗面台を水浸しにする人 (なんで自分が濡らした所だけでもは拭くってことができないのだろう?)
・新人ちゃんが「週末やります!」という言葉を言い訳に金曜日早く退社したにも関わらず、 「週末すっごく体調が悪くてできませんでしたぁ。すみませ〜ん」と月曜日に言ったこと。 その割には、髪の毛だけはきれいに染め直されていることとか。 (彼女は元々、遊びに行くために家族が病気だなどと嘘をつくとのもっぱらの評判)
・私の隣席の女の子が、”昼休み”と称して席をはずして、2時間半戻ってこないこと。
どれもムカつく。
ただまぁ女を敵に回すと、えらい目に会うので、 今のところ、
・見知らぬ女が濡らしまくった洗面台を毎日拭き、
・新人ちゃんには、 「大変ね。もう大丈夫なの?」といたわりの言葉をかけ、 (「もう今は全然大丈夫ですぅ」と答えられてゲンナリ)
・隣席の女の子がやるべきだった作業は黙って私が代わりに実行し、
会社では誰にも文句を言わずに一応平静を保っている。一応ね。 でももう切れる。もう会社に来たくない。もう仕事したくない。
こんな気持ちが、こんなにも無責任な感じに膨らんできたのはさすがに初めてで、 あーもーやっ!って気分です。
もう、色々と限界の見える年頃だなぁと思う。
昨日仕事で大チョンボ(←なんつー言い方も最近聞かないが)してしまい、 かなり精神的に参っている。 ま、被害はタカが知れてるんだけど。 被害総額は、14万円くらいか(時給1万円換算・・・ぼってるな、ウチの会社)。
何か確固たる目標や夢があれば、いくらでも頑張れるし、 ある意味若者よりこの年代(30代以上)の方が底力を出す気がするけど、 無目的で”うまく”やるには年を取りすぎてしまっている。 そういう意味でとても、”Limited”な気分なのだ。残念ながら。
少なくとも、無限の可能性、というものは、既に失われている。 哀しいことに。
若さとは愚かなことよね。 私は若者らしく、若さと可能性を無駄に消費してしまったのだ。 本当に残念ながら。
自分で自分のことを、 中途半端な言語オタクだなぁと思う。
瑣末なことをつついて遊んでいるだけで、 実用に足る外国語を操れるわけじゃないし。
でもまぁ趣味と割り切るならそれもよし。 仕事して他人に迷惑かけたりしてるわけじゃないし。
そんな私が今欲しいもの。 イタリア語版の「ローマの休日」DVD。
すごいんだよ、これ。
・言語:イタリア語・フランス語・英語・スペイン語・ドイツ語 ・字幕:イタリア語・フランス語・英語・スペイン語・ポルトガル語 アラビア語・デンマーク語・チェコ語・ハンガリー語・オランダ語 ドイツ語・フィンランド語・スウェーデン語・ノルウェー語・ ポーランド語・ギリシャ語・アイスランド語・トルコ語・ヘブライ語
すごくないですか? ハンガリー語とトルコ語が入っているところが、私的にポイント高し。 ヘブライ語なんて、ただそう聞くだけで素敵。 アイスランド語ってどんなのか想像もつかない。 吹き替え音声が豊富なのも素晴らしい。 これ1本あれば、かなり楽しめそうじゃない?
そう。どうも私は、1つの言語を深く理解するよりも、 言語Aではこう言うけど、言語Bではこう言う、 みたいなことが好きなのだ。
振り返れば、社会の参考書の裏表紙に記された歴史上人物の呼び方が、 こういう類の興味の始まりだったかもしれない。
マイケルが、ミシェルで ミハイルで ミヒャエルで ミゲールだとか、
チャールズが、シャルルで カルルで カールで カルロスだとか、
エリザベスが、エリザベートで エリザヴェータで エリーザベトで イサベルだとか、
ジョージが、ジョルジュで ゲオルギーで ゲオルクで ホルヘだとか
そういうのが、たまらなく楽しかった。
それぞれ、何語かおわかりでしょうか? 左から、英語、仏語、露語、独語、西語、ですね。
こうしてみると、スペイン語はかなりいい味出してるよなぁ。
ちなみに、F1のシューマッハは何故”ミハイル”なのか? よくわかんないけど、昔F1好きの友人から聞いた話によると、
テレビのインタビューでシューマッハが、 ”マイケルって呼んでくれよ。その方が格好イイじゃん” と言っていた
らしい。
ヨーロッパの人には、その発音によってイメージがあるんだろうね。 ドイツにいる友人によると、スペインなんかは”大いなる田舎”扱いらしい。 ドイツにそんな風に思われるスペインも可哀想だけど。 どちらが洗練されているか、といえば、ドイツよりはスペインだと思う。
今朝は起きたら、左目が若干腫れていた。 極力家から出ずに頑張っているのに・・・
いつまで続くのか、花粉症。
昼間は仕事を少々。 明日提出予定のドキュメントを完成させた。 今週は出張が予定されているし、なんか嫌だなぁ。
暇だったから、またまたNotre Dame de Parisの歌詞でお勉強してみた。
まずは、エスメラルダとフェビュスの逢引中に、 フェビュスが刺されてしまった直後のグランゴワールの語り。
<英語> Fate Mistress of our destinies Fate When you cross our path Fate prince or pauper Fate queen or prostitute Fate You hold our lives in your hand
<ドイツ語> Verhaengnis Gebieterin unseres Schiksals Verhaengnis Wenn du unsere Wege kreuzt Verhaengnis, das uns zu Prinzen order zu unbedeutenden macht Verhaengnis Das uns zur Koenigin order zur Hure macht Verhaengnis Du haeltst unsere Leben in deiner Hand
<フランス語> Fatalite Maitresse de nos destins Fatalite Quand tu croises nos chemins Fatalite Qu'on soit prince ou moins que rien Fatalite Qu'on soit reine ou bien patain Fatalite Tu tiens nos vies dans tu main
まず思ったのが、fateとdestinyってどう違うんだっけ?ってこと。 fateの方が、不運的な意味合いが強いらしいけど。
それにしても、この手の単語は、完全にラテン語ルーツなのね。 ドイツ語だけ仲間はずれにされたようで寂しい。
"prince or pauper"と"queen or prostitute"のところは、 完全に英語の手抜きかな? ドイツ語もフランス語もそれだけじゃないでしょう。
"You hold our lives in your hand"の部分は、 ドイツ語がほぼ逐語訳状態でわかりやすいな。 仏語は、Tu以外、わからん。
もう1シーン。
フロロがグランゴワールにエスメラルダはどこだ?と訪ねるシーン。
<英語> F:Gringoire, where is your wife? F:We don't see her dancing at Notre Dame anymore G:To tell you the truth, I don't know G:You're a priest, I a poet G:We don't share the same wives G:Yours is religion, mine is poetry
<ドイツ語> F:Gringoire, was hast du mit deiner Frau gemacht? F:Die man nicht mehr vor Notre Dame tanzen sieht G:Ich weiss es ehrlich gesagt nicht G:Sie sind Priester und ich Dichter G:Fur uns sind die Frauen nicht G:Dieselbe Religion, dieselbe Poesie
<フランス語> F:Gringoire qu'as-tu fait de tu femme? F:Qu'on ne voit plus danser a Notre Dame G:Je n'en sais rien pour etre honnete G:Vous etes pretre et moi poete G:Nous n'avons pos des femnes G:La meme religion, la meme poesie
"where is your wife?"のところも、若干雑ではないだろうか? どちらかというと"妻をどうした?(どこにやった?)"って感じか。
ドイツ語では、グランゴワールはフロロをSieで呼び、 フロロはグランゴワールをDuで呼んでるのが面白い。
なんにせよ、ミュージカルでも小説でも映画でも、 原語が一番ってことだよなぁ。
DVD発送のお知らせが来たのが、木曜日の夕方。 金曜日にはまだ届いていなかった。
金曜日の夜中にネットで配達状況を確認したら、
「配達完了しました」
になっていたので、少々慌ててしまった。
でも、発送お知らせのメールをよく読んでみたら、
・ヤマト運輸の業務都合により、HP上では「配達完了」となっているに もかかわらず、実際には未だ配達されていないなど、同日内で若干表 示と配達が前後する場合がありますので、あらかじめご了承下さいま せ。
と書いてあった。 (これは、メールの文章そのまま。改行位置が変だよねぇ)
結局土曜日のお昼くらいに到着したけど、これっていかがなものか。
”同日内で表示と配達が前後する”って状況でもないだろう。 いや、深夜0時を過ぎれば、同日ってこと?
まさか、前日の夜間バッチで、翌日配達予定のものを全て完了ステータスにしてる? そんな馬鹿みたいな仕様ってある?
それとも、金曜日配達予定で、一足早くステータスは配達完了にしてたけど、 なんらかの理由で金曜日には配達できなかったってこと?
はっきり言って、正しいステータスを表示できないなら、 ネット上での確認機能なんて、何の意味もないではないか。
ま、クロネコメール便は安いんだろうから、仕方ないのでしょうね。
さて、「グッバイ、レーニン! 」。 面白かった。
それにしても、ドイツが東西に分断されていたことを、 すっかり忘れきってた自分にビックリ。 ベルリンの壁が崩れたとき、ニュースを必死で見てた自分とか、 そのあと友人のお父さんのお土産のお裾分けで ベルリンの壁の欠片をもらったこととか、 色々なことを思い出した。
朝鮮半島は分断されたままなのに、 ドイツはゲルマン人らしい我慢強さで困難を黙々と克服していったんだなぁ、 なんて思った。
実際の壁崩壊後の東ドイツが、どれほどの勢いで西化したのかはわからないけど、 この映画を見る限りでは、やはり止められない勢いがあったようだ。
愛国主義者である母親が、病に倒れて意識不明の間に、壁が崩壊してしまう。 数ヵ月後に母親は奇跡的に目を覚ますが、東ドイツの崩壊を伝えるわけにもいかず、 息子が事実を隠すために奔走する、というストーリー。
主人公は、東ドイツのピクルスを探しまわったり、 フリーマーケットで東ドイツの遺物を買いあさって、 母親のために「東ドイツ」を保存し続ける。
母親が、部屋を抜け出してひとりで外に出て、 吊り下げられ運ばれていくレーニン像を眺めるシーンは、 なんとも言えない強烈なインパクトがある。 フセイン像が倒されてた映像なんかと同じだ。
自分の信念が打ち負かされる形になるとしても、 事実を知る方が幸せなんだろじゃないか?
母思いの息子は、友人の協力を得て、 「壁が開放されて、西から東に多数の人が押し寄せている」 という嘘のニュース映像を作成する。
母はなんらかの疑念はあったかもしれないけれど、 最後まで真実を知らされないままだ。
それを哀しいと感じる私がいるのだけれど、 でも全ては息子の愛と献身の結果だとするならば、 それはそれで彼女は幸せだったのだろうと思った。
本筋とは関係ないけれど、 母親の部屋の雰囲気が結構好き。 壁紙の色も可愛いし、ベッドカバリングもとても可愛い。
※ドイツ語字幕なし。残念。
「トゥー・ウィークス・ノーティス」も見た。
ま、予想通り。以上でも以下でもなく(笑)。
こういうのって、暇つぶし以外にはならないと思うのですが。 サンドラ・ブロックは、正統派美人だなぁと、しみじみ見たくらいでしょうか。
これは(特別版)と付いているだけあって、 特典がいくつかついていた。
ヒューとサンドラと監督による音声解説が面白かった。 全部は聞いてないけど。 でも、聞いた限りでは、サンドラって結構嫌な奴っぽい(笑)。 大女優的ワガママさというようなものが、よく出ているトークだった。
音声解説といえば、「JESUS CRIST SUPERSTAR」にも付いてたなァ。 何せ、字幕もなく音声だけなので、ヒアリングするのに根性を要するのだけれど。 でも、サイモンのシーンに出てくるダンサーの中に、 テッド・ニーリーの妻がいる、なんていうどうでもいい情報を得られて面白かった。
監督 「あ、どこだ?君の奥さん」 テッド「その左側」 監督 「そうそう。可愛いねぇ」
みたいな会話は実に牧歌的であります。
オペラ座の怪人の英語歌詞を探してネットを徘徊していて、 面白いものを見つけた(結構有名どころなのかもね)。
「オペラ座の怪人」字幕改善委員会
ざっとしか読んでないけど、いやぁ想像以上にスゴイね。
誤訳とかそういうの以前に、戸田大先生のセンスがスゴイ。
でも結論から言えば、 外国語がわからない身としては、 字幕に頼らざるを得ない部分も多いし、 それはそれで諦めるべきなんでしょう。
もちろん、字幕の精度が高ければよりありがたいけれどね。
ただでさえ、LOST IN TRANSLATION ということが起こるならば、 なるべくギャップを少なくそうと努力するのが、 翻訳者・通訳者の義務だろうとは思うけど。
ミスリードされる可能性がある、 ってことは、常に念頭に置いておく必要があるなぁ。
そういえば、数日前に、ノートルダム・ド・パリの 歌詞(のようなもの)を引用したけれど、 あれはDVDの英語字幕を写したものなのだ。 場合によっては、フランス語で実際歌われている歌詞と 全然違う、ということがあるかもしれない。 まぁ、ドイツ語歌詞を見ても、内容にブレはないから、 そこそこ信用できるレベルだとは思うけど。
それにしても、字幕の質が低いせいで、 映画の楽しみが損なわれるのはかなりもったいないことだなぁ。
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