CYMA’S MURMUR

2005年05月31日(火)   明日からの予定


明日からの予定を考えなくては。
決めなくては。
ダラダラ流されがちだからこそ。

とりあえず、週休2日なので、明日からの3日分だけ決めよう。

■ユーロ円の底値チェック
 おかげさまでユーロ安。T/C買うタイミングを見極めること。
 多分、今週中にT/Cをオーダーする。

■TOEIC準備
 まだ何もできていない。
 考えるのも面倒くさい。そう。やる気がイマイチ。
 とりあえず、今週中にオンライン申し込みを実施する。
 あとは、以下の問題集を毎日やる。

 ◇TOEIC730点突破のための実践問題517 2日分/日
  いやぁ一応730点はあるけど、やっておくに越したことないだろう。
  14日で終わる構成になってるから、とりあえず毎日2日分ずつ実施。

 ◇TOEIC必修文法 3UNITS/日
  21UNITあるので、1日3つずつ実施。

 ◇リスニング・チャレンジ30 3問/日

 結構ハードかしら?まず3日間やってみて、計画を見直そう。

 基本的には、「前倒しは可だけれど、後回しは不可」だ。
 何があってもやること。一度破ると、なし崩しになるから。

 あと、オンラインで無料でできるチェックやボキャブラリテストも
 毎日やるようにスケジューリングしなきゃ。

■退職準備
 会社からの貸与品を返却しなくてはならない。
 携帯の説明書とか、秘密保持契約書とか、セキュリティカードとか、
 LANカードとか、色々。ちゃんと探して準備しないと。

■退職準備その2
 会社支給のノートPCにあるドキュメントを整理し、
 必要なものを自分のPCにコピーすること。
 メールも整理して、必要なメールを退避し、メアドも整理する。

というわけで、がんばっていきましょう。






2005年05月30日(月)   Message In A Bottle



『Message In A Bottle』をDVDで見た。

泣いた。
バカみたいな私。
でもこういう悔しさって、ほんと、たまらない。

こういうのが”大人の恋”かなぁって思った。
ここで言う”大人の恋”っていうのは、
自分の心と(または)相手の心にのみ障壁のある関係のこと。

まずは、男も女も十分に大人で、自分で自分の生活を支えていること。
相手に好意を持つことから全ては始まるけれども、
その関係をどう作っていくのは自分と相手次第。
「好きだ」という気持ちだけではどうにもできない葛藤がなんらかある状態。
そして、その悩みに決断を下すのも、自分(または相手)のみということ。

うまく説明できないけど。

ストーリーは、主人公テリーサが海辺でボトルを拾うことから始まる。
そのボトルの中には、
キャサリンという女性への思いの丈が綴られた手紙が入っていた。
新聞社に勤めるテリーサは色々な手段を用いて、手紙の差出人を突き止める。
手紙の文面に心を打たれたテリーサは、
差出人の男性ギャレットに会いに行き、恋に落ちる・・・
手紙は、ギャレットが亡くなった妻キャサリンに宛てたものだった。
亡き妻の思い出の中で生きるギャレット。
それでもギャレットもテリーサに惹かれていく・・・

ただ自分の心と相手の心だけを見つめていく大人の恋は、
あまりにも純粋で、悲しい。

父親役のポール・ニューマンがいい味出してたなぁ。
ただ、嵐の船出はどうかと思う。
そうじゃなくても、ストーリーをつなげることはできたのではないか?
あれでは、ただの馬鹿男だ。

評論見ると、評判は散々のようである。
ま、それもわからなくはないけど。

でもね。
亡き妻にとらわれる男と、
その男の誠実さに惹かれるがゆえに、
自分の思いの持って行き場のない女性の関係は、
うまく描かれてると思う。
恋愛なんて、あの程度、ああいうもんで、
でも当事者には一大事。そういうもんでしょ?






2005年05月29日(日)   本 & 映画


昨夜、BSでやっていた『スリーパーズ』を見た。
ロバート・デ・ニーロってやっぱりすごいと思った。
ダスティン・ホフマンンには最後まで気付かなかった・・・




DVDで『シッピング・ニュース』を見た。
独特な世界。
凍て付きそうな厳しい世界。
自分の一族の歴史が眠る島。
氷河の上を、家を引っ張って移動する一族。

全てが夢(それも悪夢)のようで、
でも辛うじて現実世界に片足を残している。
わずかな手掛りを元に、”生活”に復帰していく軌跡、
と考えると、よくできた映画だなと思った。




図書館で、以下の本を借りた。
■ふだん着のウィーン案内 (真鍋千絵 著) 晶文社
■ウィーン音楽の散歩道 (近藤寿行 著) 講談社
■皇妃エリザベート ハプスブルクの美神 (カトリーヌ・クレマン 著) 創元社
■ウィーン路地裏の風景 (河野純一 著) 音楽之友社
■個人旅行イギリス 昭文社
■地球の歩き方 ロンドン '04〜'05 ダイヤモンド社
■イエティの伝言 (薄井ゆうじ 著) 小学館

最後のだけ、旅行に関係ない本。
なんとなく読み始めたら、とまらずに一気に読んでしまった。






2005年05月28日(土)   打ち上げ / PC購入


そういえば、先週プロジェクトの打ち上げがあった。
あんまり関係ない偉い人が参加して威張っていたので、嫌な感じだった。

2次会に行こうと腕を捕まれた。
断りの文句を口にしている間に、手を握って引っ張られた。
思わず、帰ってきてしまった。

別にどうってことないけどさ。

私だって、アレが客なら、仕方ないから愛想笑いの1つ2つする。
でも、同じ会社の(それももうすぐ辞める会社の)人間に、
温情をかけてやる必要もないでしょう?
アナタがいる飲み会では、私が楽しめません!
まったくもう・・・

大人気ないなぁとも思うけど、
あそこで話を合わせて笑ってあげると相手はつけあがる。
だから、ある程度ちゃんと線を引くのも、
自分を守るのには大切なことだと思う。

でも、気分のいい出来事ではなかった。



ノートPCを購入した。

会社支給のPCにある様々なファイルを移す必要があるし、
今家にあるデスクトップはもう死にかけているから。

こんなに簡単に決まるなんて思わなかった。
ビッグカメラのPC館に行こうとして、
でもその前に近場を覗こうとさくらやを覗いた。

思ったより空いていた。
店員に声をかけられたので、いろいろ相談して見せてもらった。
適当にお安いやつに決めた。所要時間10分。
どうせ、メールとネットしかしないんだから、これで十分だなあ。






2005年05月27日(金)   ランチ / TOEIC


今日は、同期の女性2名とランチした。多分、ラストランチ。

食前と食後にドリンクがついているランチセットなので、
食前酒としてスパークリングワインを飲んだ。
昼間から・・・でもタマにはいいか。少量だし。

楽しかった。

そんなに頻繁には無理だろうけど、
彼女たちとは退職後も付き合っていきたいと思う。



TOEICの準備、何もしてない。
勉強は6月1日スタート予定なのだけれど。

とりあえず、家にある参考書をざざっと確認した。

ある本には、文法トピックごとの正答率
(比較級は100%、時制関連は82%など)が書かれた紙が挟まっていた。
間違った問題にはチェックがついていて、
それも1度目2度目と色分けされている。

私の性格をよく現している。

大学受験のときも、3年前のTOEIC受験のときも、同じ手法だった。
こういうのって、若いとき(多分高校生)に身に着けるべきもので、
一旦身に着けるとなかなか変わらないし変えようもない。

「辞めたらどうするの?」
と聞かれるたびに、
「ノープランだけど、とりあえずTOEIC受ける。
 私の転職の儀式だから」
と答えている。

みなそろって、「700点あるの?」と聞く。
(既に5人くらいから言われた)
「700はあるよ」と答えつつ、
世の中的には700点がボーダーなのかい?と思う。

実際、700点では、実務的には使えないよ。
もちろん、テストでわかるのは能力の一部分なので、
一概には言えないけれども。

まぁランクBということでは、730点が一応のボーダーになるのだろう。

大学卒業時、私の周囲には900点代がゴロゴロしていたので、
なんだかちょっとだけ私はコンプレックスを持っているのかも、
と思い当たってみた。

でもまぁ、お金と時間をかけて受ける以上は、
成果を出さなくてはなるまい。
そうでなくては意味がない。

自分の短期集中型性格を前提として、
7月24日をターゲットに据えたわけだし。

そう。少なくとも、前回よりは上の点を取らねばなるまい。
ちょっとカツを入れなおそう。






2005年05月26日(木)   退職通知メール



退職日は、私の希望が通ったみたい。
有休33日消化。これくらい、いいよねぇ?
給与も大きいけど、そのときまでは保険証を使えるというのも大きい。
1.5ヶ月あれば、色々今後のプランも立てられるし。

今の会社では、
たいてい辞めるときにそれまでお世話になった人に、
メールを出してそれでオシマイ。

全社員宛に出す猛者もいれば、
すごーく範囲を区切って出す人もいる。

でも大体文意は一緒。

 ・本来ならば直接ご挨拶に伺うべきですがメールで失礼します
 ・私事ですが辞めます
 ・お世話になりました
 ・ありがとうございました

って感じ。
文体は、大体慇懃無礼系。もちろん、そうじゃないパターンもある。
あとは、辞めたあとどうするとか、連絡先とか。

ほとんどの人は、最終出社日にそのメールを出す。
最終出社日とは、退職手続きをして、会社支給PCや携帯を返却し、
翌日からはメールアドレスも使えなくなりサーバにもアクセスできなくなる日。

ほとんど接点のなかった人からのメールはいいけれど、
それなりに親しかった人から突然最後通牒が来るとやっぱり寂しい。
みんながみんな本社にいるわけじゃないから、
顔も合わせることなくサヨナラというのもよくあることだ。

とりあえず、第一弾の、退職メールを今日出してみた。
宛先は、雪国で労苦をともにした人たち。
私の最終出社日まではまだ間がある。
地方で仕事しているメンバも、
週の頭には本社に来ることが多いから、
事前に通知しておけば、来週直接会える可能性もあるし。

早速、チラホラと反応が返ってきた。

私はこういう縁をつないでいくことが、
激しく苦手なのだけれど、
でも、
どこかにつながればいいなと思ったりもしているのだ。






2005年05月25日(水)   ネットショッピング




父からのメールで気付いた。
今日で、32歳になりました。

32ですって!
字面で見ると、ビビるわ。

どうするんでしょう。
会社辞めるし、その後はノープランだし・・・






今日は、ネットショッピングしまくり。

■化粧品 (販売元のサイトで購入)

■お皿 (楽天で購入。お誕生日ポイントとANAのポイントがあったから)

■食品 (セシールで購入。お誕生日ポイントがあったから)

■T/C (セシールで購入。今日のレートがなかなか良かったので)

■海外旅行保険 (最近は損保ジャパンばかりでオーダーメード)

いやぁ、£のT/Cはかなりいい所を突いたと思う。
諸経費込みで、1ポンド、200円だ。

お買い物、5件中2件はお誕生日ポイント絡み。

「あなたのポイントの有効期限が迫ってますよ」

というメールが届くと、つい意地汚く「何か買わなきゃ」って思っちゃう。

乗せられてるなぁ。






2005年05月24日(火)   退職に向けて


昨日、退社間際に、

「可能であれば、7月15日を退職日とさせてください」

と役員殿に連絡した。
(最初同じ苗字の新人にメールを送りそうになって慌てた)。

想定外に長かったんだろうな。

「ずいぶん長いけど、残有休は人事に確認した?」

って返事がきた。

最初のメールに、「人事に確認済みです」って書いたやん!

でもまぁタダでお金をもらえるなら、もらっておこう。
ちょっと位の嫌味は我慢ガマン。

今年のことだけ考えると、
在籍は半年なのに全消化?って思われるかもしれないけど、
去年・一昨年と、大量に未取得のまま権利消失した有休日数を考えれば、
これくらい頂いてもいいと思う。

なんて書きつつ、「何か言われたら嫌だなぁ」とちょっとビビッってる。
小心者の私。






2005年05月23日(月)   いろいろ


『Romeo & Julia』を聞き続けるうち、
しっくり来るどころか、かなりはまってきた。

どうしても歌詞が知りたくなって、探し回った。
ファーストキャストのファンクラブの掲示板の記事から、
ようやく歌詞をゲット。
ここまでの執念もすごい。




旅行関連で1点問題(ってほどでもないけど)発生。
JALのマイルをICクーポンにしようと思ってたけど、
よく考えたら出発ターミナルが違うからそう簡単には行かない。
どうするかな〜?
たった1万マイルだからな〜。
悩む。




有休消化について。
今の会社は、有休が2種類ある。
1つは普通の有休、
もう1つは退職を宣言すると権利が消滅する有休。
基本的には、普通に有休消化していくと、
この2番目の有休からなくなっていく仕組み。

人の入れ替わりが激しい会社だからこその措置。
その分、中途入社でも最初からばっちり有休がもらえる。

私の有休残数は49日。
それプラス、振り替え休日が10日(GWずっと働いていたからね)。

で、退職宣言してどれだけ有休が残るのかと思ったら、
たった、26日ですって!

ま、これなら遠慮なく全消化させてもらおう。
振休と合わせて36日間。
でもフルだと週半ばで中途半端だから、3日間捨てて、
7月第二週の終わりを退職日にしようと思う。
これだけでも、1.5ヶ月分の給与(60万)が手に入るし、
6月もきっちり在籍することになるから、
ボーナスだって満額入る(元々年俸だから当たり前だけど)。
ということで、役員殿にメールしなくては。




ダイヤのピアス。
先日、妹にご馳走になりに銀座に行ったときに、
ついでに一緒にティファニーを覗いた。

一番安いので、17万円。
これが、海外で買えば、大体11〜12万。
とってもチッコイ。
でも予算は12万円しかない。

やっぱり、これだ!と思う奴は、30万円クラス。

さて、12万円の使い道をどうするか?
妹は「バカラでグラスでも買えば?それともヴィトン買う?」
なんて言う。

一応、祖母の肩身代わりなので(父方の方です)、
残るものを買わなきゃ悪いだろう。
だから、ヴィトンは有り得ない。
指輪はもう結構持っているから要らない。
そう。欲しいのはダイヤなのだ。

母方の祖母の肩身代わりのお金はもう少し金額が大きいから、
それでダイヤを買おうかとも考えたけど、

「50万円のピアスなんて馬鹿じゃない?
 大体、ピアスなんて落とすかもしれないしさ」

と言われ、それもそうだなぁと。

まぁ、母方の祖母のお金では、腕時計を購入予定なのだし。

というわけで、12万円が宙に浮いております。




師匠がたまたま本社に来て、私の席にやってきた。
世間話を数分。

そして小声で「実は辞めるんですよ」と言ってみた。

そうしたら、「これはまだ誰にも言ってないけど私も辞めるから」と。

「理由はなんですか?」と聞いたら、

「まぁステップアップのためかな。同じことやってても仕方ないし」と。

お見事!

「私なんてダメダメですね。”忙しすぎる”が理由だもん」

と言ったら、「そんなことないよ。」と一応慰めてくれました。

「そのうちご飯でも」と言い合ってわかれたけれど、実現するかな?






2005年05月22日(日)   予習その他


昨日は妹が誕生日記念にご馳走してくれるというので、
ベトナム料理を食べに行った。

とてもおいしかった。
あの店は穴場でいい。
また行こうっと。



今日は図書館に行って、旅行関係の本を借りてきた。
一度に20冊まで借りられるなんて、すごいなぁ。
子供の頃は、3冊までだったよ。
インターネットで予約も出来るし、便利、便利。

借りてきたのは以下の7冊。

■ワールドガイド 街物語 イギリス (JTB)
■図説ロンドン都市物語 (小林章夫著 河出書房新社)
■女王陛下の町ロンドン (出口保夫著 PHP研究所)
■地球の歩き方パリ&近郊の町'03〜'04 (ダイヤモンド社)
■世界歴史紀行パリ (有田英光著 読売新聞社)
■モーツァルトの旅 ヴィーン (海老沢敏著 音楽之友社)
■ハプスブルク物語 (紀内治 南川三治朗 著 新潮社)


ロンドンでは、特にロンドン塔に力を入れて観光予定なのだ。
だから、アン・ブーリンとか、そういうところの知識を得たい。
夏目漱石の倫敦塔も読まなきゃ。

パリは日帰りだから、そうそうどこにも行けない。
観光は、シテ島しかしない。
ノートルダムと、サントシャペルと、コンシェルジュリー。
これだけでも、見所たくさん。

ウィーンはまぁ全体的に見て回るけど、
やっぱりポイントとしてはハプスブルク家。
シシィももちろん、マリアテレジアや、
マリーアントワネットもおさえれば、パリのコンシェルジュリーも面白いし。
マリーアントワネットと同時代ということで、
モーツァルトもやっぱりキーになってくる。
シェーンブルン宮殿でモーツァルトがマリーにプロポーズしたのは有名だし。

そんな感じで、盛り上がっていこうと思う。


ついでに、本棚の整理もした。
遠藤周作の「王妃マリーアントワネット」を
読み返そうと思ったからなのだけれど、
見つからなかった。
引越しの時にブックオフに売っちゃったんだろうな。

そのかわり、「世界名画の旅」が出てきたので、
LondonとWienに関係する巻をチェックすることにした。

それから、TOEIC関係の本を集めてみた。
7月のTOEICを受けることにしたのだ。
新しい本は買わずに、手持ちの本をもう一度頭から解いてみる。
5月中は軽い準備で、
6月からは1日ごとのノルマを決めて勉強する予定。






2005年05月21日(土)   整理 / The Da Vinci Code


退職に向けて、
ドキュメントやメールの整理を始めた。

在籍期間3年+α。
結構いろいろなものが降り積もっている。

入社当初の自分のメールを読み返していたら、
すっごく自信があって仕事できる人っぽいメールだった。
おまけに好感度も高し。
うーむ。何が変わったのでしょう。
今の私には、逆立ちしてもあんなメール書けない。

あー、いやになっちゃうなー。



会社の子が面白かったから、と言って、
『The Da Vinci Code』を貸してくれた。

一晩で読んでしまった。
なかなか面白かった。

ちょうどロンドンの話も出てきたので、
旅行に向けて歴史の勉強とかそういう準備も始めようと、
あらためて思った。






2005年05月20日(金)   面談 / アメリ


退職面談をした。

何故だか、とても、緊張した。

「もったいないね」

役員もまた、そう言った。

給与の話ではなく、技術の話、そして、
キャリアの話、かな。

管理部門(経理や人事)に移らないか、
という誘いもあった。

管理部門に移れば、まぁルーチンワークをしながら、
そこそこのお給料がもらえることはわかっている。
もちろん、管理部門とはいえ一般の会社より、ずっと忙しいんだけど、
それでも開発をするよりは時間的には全然楽なはずだ。

でも。

それは違う、と、思った。

私のやりたいことって何なんだろう?

やりたくないことはわかるのに、
やりたいことはわからない。

でも。

新しいお客さんのところに行って、
要件をヒアリングして、
システムを構築して、
そういう作業はやっぱり嫌いじゃないのかもしれない。

辞めることが現実になった途端にそんなことを思う。

妹からのメールに

  お父さんもお母さんもすごい心配していたよ。
  やっぱり年収はすごいいいしさ。
  この先どこかに勤めたとしても、今よりも安い給料で
  すごい忙しいかもしれないし。
  でも、直接は言えずにいるみたい。

とあった。

確かにね〜。
親の気持ちもわかるよ。

だからって、

 「辞めてどうするの?
  このまま続けた方がいいんじゃないの?」

なんて言われたら切れるだろうな。

自立している娘に口を出せずに、
でも心配している親心はわかるけど、
私だってツライのだ。

本当は、会社辞めることも黙ってて、
次の道が決まってから報告するほうがよかったのかもね。

なんだか、ちょっと心が重くなった。

有休は全消化してもいいみたいなことを
役員が言っていたので
(「任せるから好きに退職日決めていいよ」)
遠慮なく全消化させてもらおうかと思っている。

結構ありますよ。
しかし役員がいいと言っても、人事部は渋るかも。
でもここは、ごねておくべきかな。
この会社は退職金もないしね。

ちょっと落ち込んだ心をはげますべく、
帰りに花を買った。

ガーベラにも心引かれたけれど、
もちが悪いからやめて、黄色いカラーを買った。
めちゃめちゃ元気になれそうな、POPな黄色。
でも形自体はシック。

今まで自分で買った花の中で一番高かった。
退職記念。





***

DVDで『アメリ』を見た。

イマイチ好みのタイプではない。

なんというか、アメリの悪意が、どうにも鼻につくのだ。
その悪意はただの御伽にしないためのキーワードかもしれないけれども。
そこがフランスらしいとも言えるけれども。








2005年05月19日(木)   Romeo & Julia


さて、一番の目玉『Romeo & Julia』を聞いてみた。

うーんと・・・・・
えーと・・・・・

  フランス語の方がいいっ!

なんだか、結構がっくりきたりして。

しかしまぁ今日通勤時に聞いてみたら、
案外いい感じにまとまっていた。
作品としては、申し分ないかと思います。



やっぱり何にせよ、最初の作品のインパクトって強いし、
それでイメージが固まってしまうってことはある。

オリジナルキャストは何よりも偉い!
とは思うけど、それが全てじゃないしね。



簡単な感想。
 ・ロミオがフランス版より子供っぽい。
  というか少年っぽい。
 ・衣装はフランス版より好み。
 ・ジュリエットは、タイプが違うけど、やっぱり可愛い。
 ・大公の声がイメージと違う。
  実はフランス版で一番好きなのが大公だったりして・・・
 ・マーキュシオの声がちょっと・・・
 ・収録曲のチョイスに文句あり。



予習としてドイツ語版を聞き続けるべきだけど、
フランス語版もやっぱり捨てがたい。
オリジナルの言語が一番合うのは当たり前だ。

でもドイツ語で歌われることによって、
だいぶ意味がわかって嬉しかった。
ただ、歌詞カードがついていないのは非常に残念。
シーンごとの2〜3行の説明はついていて、
それだけでもフランス語版を見てただけじゃわからなかった情報が
結構たくさんあった。
言葉ってやっぱり重要だ。

今日はミーティング中にこっそり英語版の歌詞を読んでみた。
フランス語版の歌詞と同じ内容とはかぎらないけど、
「えーそんなこと言ってたんだ」という発見があり面白かった。

ティボルトの歌詞にはちょっと、哀れを感じた。

  I long to see her look I me
  The way she looks at him but that will happen soon
  We'll talk and we will touch
  We will laugh and drink too much
  My dream will come true before the mid-night moon

でもそれに続く歌詞で、オイオイオイって感じ。

  It's today, It's today, my life starts from today
  Soon as his body is laid to rest
  My love for her will be expressed
  I'll say the things that I never did
  It's my turn to enjoy all of the things
  That her and Romeo share

なんていうのかな、
新たな愛とか、無償の愛とかじゃなく、

”ジュリエットとロメオが分かち合っていたその愛”
を俺がロミオを殺していただいちゃうぜ!

っていうノリ自体が、すでにおかしいってば。



でもやっぱり意味がわかるのっていいよね。
意味がわからなくても惹かれるフランス語作品のパワーには感服だけど。



そういえば、ドイツ語版で、”Ohne Sie”って曲があって、
フランス語版のタイトルは何だったっけ?としばし考えた。

これは英語では”Without you”にあたるので、
最近得た片言単語をつなげると、”Sans toi”だよな〜。

ってところまできて、「サントワマミー」の「サントワ」
って”Sans toi”だということに気付いて嬉しくなった。

で、「マミー」は何か、調べてみたら、
”m'aime”つまり”my love”って感じか。

で、フランス語版のタイトルはなんだっけ?
”Sans toi”ってのはなかったよな〜。
なんて思いつつ確認してみたら、”Sans Elle”だった。

う、やられた!
ドイツ語の”Sie”は”you”の意味と”she”の意味とあるからな。
正解は、”Without her”ってことですね。
”ohne”は4格支配だから、わかりにくいのよね。
なんて、言い訳だけれども。
だいたい、”Without you”なら、”Ohne dich”だよね。
あぁ、勉強になったなあ(←基礎の基礎だってば)。

まぁこんな感じでしばらくは楽しめそうである。







2005年05月18日(水)   Mostly Martha / ドイツからCD到着


『Mostly Martha』を見た。
邦題『マーサの幸せレシピ』ってのはどうなのよ。

題名から想像する幸せそうな雰囲気とは程遠く、
最初の方は心が凍て付きそうで見ていてつらかった。
なんて書くと大げさかもしれないけど、
見たことを後悔するのと紙一重くらいの感覚でつらかった。

主人公は、シェフのマーサ。
料理の才能はあるし、美人。
なのに、イマイチ人付き合いがうまくいかない。
雇い主に命じられて、セラピーにも通っているけれど、
本人は自分の何が悪いのかわかっていない。
姉の事故死をきっかけに、姪っ子と暮らすようになり、
マーサの心もとけていく・・・・
って感じのストーリー。

前半がねぇ・・・
本当に救いがたくツライのですよ。
見ていて、痛々しい。

幸せになれる要素はいくらでも持っているのに、
自分でそれがよくわかっていない、うまく立ち回れないマーサ。

だからこそ、後半、彼女が少しずつ心を開いて、
満面の笑みを浮かべると、こちらまですごく嬉しくなってしまうのだ。

途中から店に入ってきたイタリア人シェフがとてもいい味を出している。
天真爛漫で野放図に見えて、細やかな気遣いのできる男。
いいね。
っていうか、いいな(笑)。

何かが大きく変わるわけでなくても、
タイミングときっかけ次第で、
人間のあり方なんて大きく動くものなんだ。
もちろん、幸せな方向に。

そういう意味では、『幸せレシピ』かもね。
(でもこの邦題には断固反対!)



★肝心のドイツ語については、
早口は聞き取れないけど、基本語はOKってレベル。
そうだよね。ドイツ語字幕つきがあればいいのに。






会社から帰ってきたら、
ドイツからCDが届いていた。

5月17日発売のものを含む計4枚。
こんなに早く到着するとは!
まぁフライングで入荷したんでしょうけど。

しかし!

4枚中2枚、ケースが割れてた。
それもかなりひどく。

まぁ、中のCDを守るという役目は立派に果たしたわけで、
文句を言う元気もないけど、でもな〜。

いくらなんでも、あんな薄いダンボールで包んだだけで送るのはひどいでしょ。

今回は、アマゾンでは買えない商品だったから仕方ないけど、
アマゾンで買えるときはアマゾンを利用しようっと。
アマゾンだと、プチプチも入ってるし、
今までケースが壊れていたことはあまりない。
(ちょっとはあったかも)

なんだか気分が悪いけど、
CD自体はとても楽しみにしていたものなので、
早速聴いてみよう。






2005年05月17日(火)   予約魔


予約魔、というほどでもないけれど、
予定を決めて予約をするのが結構好き。

90日前きっかりの発売と同時にユーロスターのチケットを買ったのも、
そういう予約癖のなせる業だ。

日本では、自由席より指定席が高いというのが相場だけれど、
ヨーロッパにおいては、日時をガチガチに指定するからこそ安い、
という考え方があるらしい。なるほどね。

確かに、自由、は何者にも変えがたい。

私は既に、ロンドンからパリへ行く日時を決めて、
切符も手配してしまったわけだけれど、
例えば、現地で、今日は天気が悪いからパリ行きは明日にしよう!
みたいな融通を利かせることはもうできないってことで。

でも予約しないとうまくいかないことも、
世の中結構ある。

要は、そのイベントにどれだけ思い入れがあるか、ってことだ。
ミュージカルのチケットが当日でも買えることは知っている。
場合によっては、ハーフプライスになることも。
でも、ソールドアウトで見られない可能性もあるわけで。
どうしても見たい!場合は、やはり日本から予約していくのが正解だと思う。

今のところ、移動手段とミュージカル・チケット以外に、
予約しているものはないのだけれど、
パリのランチも、やはり予約することにした。
国際電話は面倒だけれど、
今の時代、E-Mailで予約できるのがとてもありがたい。

あとは、WienのSchloss Schoenbrunnかな。
予約できるなんて、これまた便利な世の中だよね。

そこまで手配すれば、あとは現地でなんとでもなるかなぁ。






2005年05月16日(月)   スイッチ


週末は、ダラダラダラと過ごしてしまった。

退職後のフリー期間が心配だ。
どうしても、規律正しいタイプではないんだよね。。。

ちゃんとスケジューリングして生きていかなくては。



しかし何故だか今日はスイッチが入りました。

21時半に帰宅して、夕飯を作りつつ、お弁当の準備も完了。
軽く掃除して、お風呂に入って、洗濯して、いい感じ。
常にこうありたいものだけれど、規制がないとそういうわけにもな〜。






2005年05月15日(日)   通貨


旅行にどうやってお金を持っていくか?

最近は割とラフに、
日本円のキャッシュをそのまま持って行くことが多かった。
大昔カナダにホームステイに行ったときは、
T/Cで持ってたなぁ。
そのあと、ヨーロッパを周遊したときも、やっぱりT/Cだった。
あの頃は、パスポート紛失時のために、コピーとか写真の予備とか、
準備万端用意していたもんだ。

さて、お金の話。
前回ベルギーでかなり泣かされたので、
今回はまじめに対策することにしたのだ。

結局のところ、AMEXのT/Cで持っていって(もちろん現地通貨建て)、
現地のAMEXで手数料なしで両替するのがベストのようだ。

ここ数ヶ月、毎日為替をチェックしているのだけれど、
2〜3日前からポンドが下がっている。
むむ、買い時か。

「ここぞ!」というときに
会社のそばのワールドカレンシーセンターに駆け込むつもりだったけれど、
もう少しお得で楽な方法を発見した。

それは、通販会社の「セシール」で購入するというもの。
手数料が0.5%で送料無料。
レートは、毎日11時時点の東京三菱のレートと同じ。
これは、楽でいいではないか!

あとは、いつを”底”と読むかだわ。
今なら、200円を切った価格で買える。
でも、もう少し、あと2〜3円、下がらないかな?





2005年05月14日(土)   十戒



「十戒」の映画を見たのは大昔(20年近く前だと思う)なので、
ストーリーなんて覚えちゃいないんだけれど。

ミュージカル「十戒」のDVDを見て、
感情移入できない理由として思い当たったのは、

  モーゼが最初から生意気!

だからかと。

史実とか聖書の記述とかはさておき、
単純に物語として考えるとね。

  拾われっ子モーゼは、心優しく物静かで謙虚な人格。
  しかし、ヘブライの民が奴隷として
  酷い扱いを受けていることに我慢できず
  ついには立ち上がり、「約束の地」を目指す。

って方が良くない?

つまり、なんというか、モーゼの成長という観点が欲しいわけ。

DVDでは、モーゼ最初からやる気満々なんだよね。
あわよくば王座につきたい、どころか、
自分の方が相応しい!くらいの勢いがある。

最初から最後まで、モーゼがおっさんくさいんだよ。
ヘブライの民への思い入れも響いてこない。

ラムセスが、傲慢なのは、許せるんだけどね。

なんってことを、2度目の鑑賞で思いました。

特典映像のメイキングなんかも見た。
字幕なしなのが難点だけど、これがなかなか面白かった。
出来上がったものに文句をつけるのは簡単だけれど、
アレを1から構築するのはすごいと思う。




話は変わるけれども、シツコクDVD等を見ることによって、
フランス語の単語知識が徐々に増えてきた。

特に、R&Jは字幕がフランス語しかないから、
字幕を見ては気になった単語をオンライン辞書で確認する日々。

あくまで体系立っては勉強せず、
気の赴くままに知りたいことだけ確認する、
という方法で、何がどこまで達成されるのか。
実験的興味あり。

★★偏りまくりのフランス語メモ★★

    avec     with
    sans     without
    pas      no,not
    encore    still, yet
    reve     dream
    que      that
    es      are
    dans     a, in, inside, into, per, within
    quand     when
    comme     how
    demain    tomorrow
    plus     more
    chacun    each
    beau     beautiful
    attendent   wait






2005年05月13日(金)   読書メモ


■廃用身
久坂部羊 著   幻冬舎文庫

えーと、読むんじゃなかった。。。
後味がどうもなぁ。

何が怖いって、読み進むうちに、
「廃用身の切断」がすっごくいいこと!のように思えてくること。

人間の尊厳ってなんだろう、って思う。
動かない手足の意味なんて、本人にしかわからないわけだし。

全然関係ないけど、私の学校のモットー(っていうのか、理念?)は、
”HOMINIS DIGNITATI” (人間の尊厳のために)だった。
念のために書いておくと、大学は違うところです。。。



■ラッシュライフ
伊坂幸太郎 著   新潮文庫

すっごく面白かった!

群像劇・・・
登場人物の誰もがVIVIDに描かれていて魅力的。
私は、黒澤が好きですが(笑)。

ミステリーだとは思わなかったな。
それぞれの人にとって異なる教訓を秘めた童話みたいな感じ。

矜持のある泥棒って設定は、
なんかとってもハードボイルドで魅惑的(←バカだ)。

「神」に関する記述もなかなか興味深かった。

バラバラの物語が1つに収斂しなかったとしても、
パーツパーツが上出来なので楽しめると思う。
(なんて書くと、苦心して組み立てた作者はガッカリするかな・・)



■光の帝国―常野物語
恩田陸 著   集英社文庫

なかなか面白かった。
特殊な能力を持つ常野の一族にまつわる連作。

一番最初のお話は、

 なんだかコバルト文庫の匂いがする!(笑)

なんて思った。
小学生か中学生の私が読んでたら、結構好きだったろうな、と。
でもまぁ、私はいい年した大人(っつーかオバサン?)なわけで。

連作だから、いろいろな年代の主人公が語るので、
コバルト文庫ばかりではない。
私としては、身近な年代の女性が主役の物語が、一番ぐっときた。






2005年05月12日(木)   得たもの

前のプロジェクトで一緒だった人と話した。
今日はたまたま本社作業だったらしい。

「調子どうですか?」

って言うから

「まぁ順調。ようやくカットオーバーしたし。
 ついに辞めますよ〜」

って答えたら

「えー!先越された!
 俺もどうするかなぁ。あ〜辞めたい」

と真剣に悩み出したので、驚いた。



寒い寒い北の地で、朝5時まで仕事したよね。
みんなで、なんだか変な具合にハイになりながらホテルに戻って、
またすぐ9時にロビー集合で出社したっけ。
そういうのが何日続いたんだっけ・・・

「今思い出すと、楽しかったですね」

と彼が言った。

「そうだね。今思えば、ね。
 思い出したくもない思い出じゃなくて、
 楽しかったなって思い出せるようになってよかったよね」

私は答えた。



多分、きっと、あの日々も無駄じゃなかったんだ。

終わりよければ全てよし。

それは本当。

ちゃんとキレイに後始末して行こう。

楽しい思い出として永遠に心に残るように。






2005年05月11日(水)   いろいろ

「ゴッホ殺人事件」を読み終わった。
上巻は面白かったけど、
下巻はイマイチだった。

ちなみに、「ドービニーの庭」はこれ
やっぱりいい絵だわ。
ちなみに私はバーゼル版の方が好き。

この小説に出てきて初めて知ったのがモサド。

Wikipediaによると
  モサド (Mossad, ヘブライ語:情報および特殊作戦研究所) は
  米CIAやソ連KGBを凌ぐともいわれるイスラエルの情報機関。

  それは、情報収集、秘密工作(準軍事的な活動および暗殺を含む)
  および対テロリズム活動を行う。
  その焦点はアラブ国家に向けられ、組織は世界の至る所に存在する。

  元々は第二次世界大戦前の1937年に
  ユダヤ人のパレスチナへの非合法の密入国を助けるために創設され、
  1951年4月に、中央調整研究所および
  中央情報安全保障研究所から形成された。
  モサドは民間のサービスで、スタッフはすべて、
  イスラエルの徴兵システムの一部として
  イスラエル国防軍に採用されるが、
  軍隊の階級を使用しない。
  また、それらのうちの多数は士官である。

  しかし結構失敗も多く、関係ない民間人を殺し、
  その殺した工作員が警察官につかまりあげくのはてに、
  モサドの工作員と自白してしまったり。
  また秘密組織にありがちな腐敗に悩まされたりと、
  最強と名高いが、かなり疑問が伴う。
  が、質の非常に高い諜報機関であることは事実。

だって。

ふ〜ん、モサドね〜。




会社を辞めることが、ちょっとずつリークされて広まっている。

って、別に隠してないんだけどさ。

ちょっと前に辞めた人の噂を聞いて欝になる。
転職活動が捗々しくないらしい。

 「あの人、また似た職種で活動してるんだよ。
  同じことやるなら、辞める必要なかったんじゃないかな。
  なかなか決まらずに苦労してるみたいだし」

だって。

そ〜です、か〜。

でも私は、時間的ユトリに主眼を置いた転職活動するんだもん。

そう考えると、既婚者って羨ましい。

給与が少なくても、自分のペースを守って家庭を大事にできる職場、
とかを探せるもんね。リスクヘッジとしての夫がいるわけだし。

今読んでる小説「ラッシュライフ」にも失業者が出てくるのだけれど、

なんか読んでて、胸打たれるというか、ツライ気持ちになったとさ。

あ〜あ。




ちょっとだけショックな出来事あり。

ちょっとだけ心浮き立つ出来事もあり。

他人の不幸を望んでしまう自分あり。

他人の気持ちなんて、わかるわけがなく。

それが鎧なのか、素直な感情の発露なのか、真意がわからない。

次はうまくいく。きっとうまくやれる。
根拠もなくそんなことを思ったり。
それは多分、机上の空論。




コロコロと興味の矛先を変える人が苦手。

だからこれでいい。




過酷なGWを乗り越えたら、燃え尽きてしまったみたい。
もう気力が残っていない。
1日11時間働けば十分でしょう?
もうこれ以上、何もできません。








2005年05月10日(火)   旅行準備



海外旅行関連のブログを読んでいて、
「アルキカタ マスターカード」なるものを見つけた。
なんと、海外での買い物の5.5%がキャッシュバックされるという魅惑のカードだ。

これはいい!と早速オンライン申し込み。
なんといっても、もうすぐ退職する身。
こういう手続きは在職中の方がいいもんね。

しかし!

ふと気づくと、申し込みページに アコム の文字。
げ、そういうこと・・・!

慌てて申し込みは中止して、ネットで他の情報を検索。
特に怪しいカードではないけれど、基本がリボ設定で、
自ら一括返還しないとリボの金利がかかるということ。
これはまぁ承知していたけれど、何よりも、
消費者金融の信用情報に載ってしまうと言う。

うー。まっとうな人間としては、5.5%なんかに釣られずに、
普通のカードを使っておくべきなんだろうな。




ついでに、利用できるフライトマイルが残っていないかチェック。

JALで1万マイル強、残っていた。
もう今年は増える予定もないし(今のプロジェクトは顧客の関係でANA優先)、
一部は今年度末で有効期限を迎えるから、使ってしまうしかないな。
ICクーポンにして、今度の旅行の前に成田空港で使い尽くすことに決定。

空港ショッピングの予定も立てなきゃだし、
出発まであと2ヶ月を切ったから、
そろそろ準備を進めなきゃ。






2005年05月09日(月)   世界遺産



出張中にも世界遺産を見た。

ちょうど、ホテルの隣が「それ」だったので、
朝食を兼ねて、お散歩に出かけた。
ベンチに座って、パンを食べた。
晴れ渡った空と気持ちのいい風、そして木々の緑、
その合間に悲しい歴史の傷跡。

私にはただの過去の出来事でも、
この地ではその出来事は脈々と息づいている。


さて。
私はどれくらい世界遺産を見たことがあるのだろう?

ふと思い立って、調べてみた。

とにかく、大昔でも、1回でも、行ったこと、
見たことがある場所をピックアップ。

■日本
 ・法隆寺地域の仏教建造物群
 ・姫路城
 ・広島平和記念碑(原爆ドーム)

■トルコ
 ・イスタンブール歴史地区
 ・ギョレメ国立公園ならびにカッパドキアの岩石遺跡群

■イギリス
 ・ロンドン塔

■イタリア
 ・レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」がある
  サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会
  ならびにドミニコ会修道院
 ・フィレンツェ歴史地区
 ・ヴェネチアとその潟

■イタリア/バチカン
 ・ローマ歴史地区、その市内にあって治外法権を有する
  教皇庁の所有遺産、サン・パウロ・フォーリ・レ・ムーラ

■オーストリア
 ・ザルツブルク市街の歴史地区
 ・シェーンブルン宮殿と庭園群
 ・ウィーン歴史地区

■ギリシア
 ・デルフィの考古遺跡

■スペイン
 ・コルドバ歴史地区
 ・グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン
 ・バルセロナのパルケ・グエル、パラシオ・グエル、カサ・ミラ
 ・トレドの歴史都市
 ・セビリアの大聖堂、アルカサル、アーチボ・デ・インディアス

■チェコ
 ・プラハ歴史地区

■ドイツ
 ・ケルン大聖堂

■ハンガリー
 ・ドナウ河岸、ブダ城地区、アンドラーシ大通りを含むブダペスト

■フランス
 ・ヴェルサイユ宮殿と庭園
 ・パリのセーヌ河岸

■ベルギー
 ・ブリュッセルの大広場

■オーストラリア
 ・カカドゥ国立公園

■カナダ
 ・カナディアン・ロッキー山岳公園群

これも世界遺産だったんだ!と思うものと、
あれは世界遺産じゃないの?って思うものと、
いろいろあるなぁ。

チェックしたリストがちょっとだけ古かったかもしれない。
もしかすると漏れがあるかも。

世界遺産だから見なきゃ、
というような考えは好きじゃないんだよね。

さぁ退職準備と旅行の準備を進めて行こう。






2005年05月08日(日)   十戒/ロミオとジュリエット


「十戒」のDVDを見た。

感想を手短に。

・全体的にCDの方が歌がうまい
・短い
・モーゼがおっさんくさい
・ラムセスが微妙なキャラ
・映像処理が多すぎてあんまり気に入らない
・ミリアムは可愛い
・英語字幕があるのはいいね

って感じかなあ。
全部CDと同じ人だと思ってたけど、違うのかも。
所々、CDより1オクターブあげて歌っているところとかは、
なかなか聞かせる感じでよかったけど。

評価としてはイマイチかな。
ま、ファースト・インプレッションからどれくらい変わるか、
ということも楽しみではあるけれど。




「ロミオとジュリエット」のDVDも見た。

「十戒」よりこちらの方が断然いい。

ロミオ役は当時20歳で、ジュリエット役は16歳らしい。

すっごく可愛くて可憐なジュリエットで、
これはそりゃ10代じゃないと無理だよなぁ。

でもフランス語字幕しかないので、細かい筋がわからない。
フランス語字幕でもないよりマシなんだけれども。

歌もみんなすごく上手で、こちらはCDとほぼ同じ感じ。

ついに、ドイツ語版(Wien2005年版、5/17発売予定)もオーダーしたし、
Wien行きに向けて予習に本腰を入れようかな。

しかし、まぁ、シェイクスピア大先生にケチをつけるわけじゃないけど、
R&Jのストーリーって、どうにも納得がいかないんだよね。
特に、仮死状態になる薬ってのが腑に落ちない。




なんか、最近、フランス語の作品ばかりで、少々じれている。

根拠もなくエコヒイキする程度には、ドイツ語が好きなのだ。
一応、ドイツ語学科卒ですから。

GW中は出張先で、「MOZART!」を繰り返し聞いていた。

ドイツ語の響きが、細胞の隅々にまで行き渡って疲れがほぐされる感じ。
「ELISABETH」なんかより、全然「MOZART!」の方がいい。
しつこく聞くうちに、6割くらい歌詞を覚えたかな。

そのおかげかどうか、おとといテレビでやってたドイツ語交じりのドラマ
(筋はよくわかんないけど、戦時中の話)、
かなりゆっくりしたしゃべり方だったとは言え、
いい線までヒアリングできていて嬉しかった。

Wien版のR&Jの他にも、ドイツ語のCDを3枚注文したから、
届くのがとても楽しみ。
旅行に向けて、ある程度ドイツ語漬けになるのもいいかも。






2005年05月07日(土)   帰宅


今日も朝イチから仕事して、
ようやく夜帰宅。

まったく疲れた。

フランスからのDVDの配達不在通知が入っていた。
5月2には届いていたらしい。早いな。
明日はDVD三昧ってことで。



やっぱり家はいいね。
本当に。



夜間処理は、家からウォッチング。
お客様にも「家からちゃんと見守っておりますので」
と言ってしまったからね。
「聖母マリアみたいだね。見守ってくれるなんて」
と部長さんに言われました。

まぁ問題なく動くと思う。

あとは、オンライン処理で、
たまに出ているシステムエラーが落ち着けばな〜。
ま、オンラインのエラーは、私には責任ないから、
みんながんばれって感じ。
私の責務はもう98%終わったってことですわ。


明日はどうしようかな。眠りまくりかな。






2005年05月06日(金)   ようやく



無事本稼動を迎えた。

それにしても、今回の出張では、私は今までの怠け癖を一気に挽回するくらいの
バリューの発揮と貢献ができたと、贔屓目でなく思う。
期間中ずっと一緒にいたのは、2歳年上で同じ職級の人。
合間に、若い子が単発ヘルプでやってきたけれど、基本的には2人で切り盛りしてきた。
本当に頭を抱えたくなる難問も多かったけれど、なんとかしのいだ。

「これは何が原因なんですか?」
「どうすれば解消できますか?」
と次々に疑問を私にぶつけてくるユーザと私の知識は同じくらいのものだ。
でもまぁ、ネットで調査をかけつつ、論理的に考えられる線から順に調査して、
なんとか難局を切り抜けた。

本当に、ふてぶてしいまでの図々しさが身についたなと思う。
正直さや勢いで勝負できるのは、精々入社2年目までなのだから、
この資質は結構今後役に立つのではないだろうか?

もう少し勉強しないとだめだけど、
やはり生活のことを考えると、
もう少し余裕のある会社でDBAとしてそこそこの暮らしをすることになるのかな。

今の会社での最後の仕事を、まっとうすることができて心から安心した。

終わりよければ全てよし。

多分、ね。






2005年05月05日(木)   半分OFF ゴッホ!


本日は移行作業予備日。

顧客としても、休みをとりたい気分だったらしく、
移行作業が順調であることを理由に今日はOFFの予定だった。

せっかくだから、日本三景のひとつを見に行こうと計画していたのだけれど、
前日になって一部のユーザが作業を行うことがわかったため、
私も立ち会うことにした。
ま、観光に来たわけではないので、仕事優先ってことで。

それでも、午後3時からの作業となったため、午前中はOFF。

そこで、美術館に行ってみることにした。
特別展のコンセプトが面白そうだったのと、ゴッホが1点あるから。

実は今、ゴッホを題材にした、「ゴッホ殺人事件」(高橋克彦 著)を読んでいて、
ゴッホ熱が高まっているところなのだ。

それにしても、特別展を見終わり、常設展の部屋に入ったところで、
ゴッホの絵がこれだったとは!と驚いた。

「ドービニーの庭」という作品なのだけれども、
最近テレビでこの作品を取り上げている番組を見たばかりなのだ。
たしかそのときも、「あ、あの町の美術館にあるんだ」と思ったけど、
まさか行くことになるとは思いもせず、記憶からすっかり抜け落ちていた。

「ドービニーの庭」を題材にしたゴッホの作品は3作あると言う。
そのうち2作は、サイズも構図もとても似通っている。
もう1点はスイスのバーゼルにあり、そちらが現場で描かれたもので、
日本の美術館にある方が、後にアトリエで作成されたものらしい。

テレビ番組では、この2点の「ドービニーの庭」の差異に、
死ぬ間際のゴッホのメッセージを読み取っていた。
そう、この作品は、死の2週間前に描かれたものだったのだ。

庭に描かれたガーデンチェアは3脚で、それを番組では、
弟テオとその妻ヨハンナ、そして甥っ子の3人分だと解説していた。
そこに入りたいけど、入れない。身を引く覚悟のゴッホ。

ここで小説に戻るけれども「ゴッホ殺人事件」はゴッホの死を題材としたもので、
「ゴッホの死は自殺ではなく、弟テオによる犯行だった」という説を軸としている。
というわけで、あまりにもタイムリーで、嬉しくなってしまった。

作品の前にあるソファに座って、ゴッホをしばらく眺めていた。
なかなか充実した1日だ。

その後、すぐ横にあるリーガロイヤルで少々リッチにランチをしてからホテルに戻り、
ちょっと休憩してから出社したところ。

本稼動直前。がんばろう。






2005年05月04日(水)   イライラ絶好調



毎日毎日、トラブルが発生する。

そのたびに、寿命が縮む気がする。

こちらが深夜まで作業している裏で、
東京居残り組みからは何の配慮も感じられないので切れてしまった。

「お手数でなければやっていただいていいですか?」って

お手数どころか、今こちらは取り込み中なんです!
前日だって、深夜3時半まで仕事してたの!
あなたはずーっと休んでて、久々の出社で今日は東京待機なんでしょ?
その作業は私じゃなくてあなたでもできるでしょ?
というか元々アナタのミスでしょ。
発見してあげたのは私だけれど、あなたがリカバリするのが当然じゃないの?

って感じで、カーッと頭に血が上ったけれど、

「申し訳ありませんが、そちらで全て対応してください。
 対応が終わったら連絡をお願いします。」

と素っ気無く返すのみにとどまった。

それにしてもムカツク!

仕方ないと言えば、仕方ないのよ。
彼女のミスは、最終的には私の責任で、プロジェクトの責任で、我が社の責任よ。
それはわかってるけどね。

でも私だったら、

「申し訳ありませんでした。こちらで対応します。
 そちらの作業に影響がないとは思いますが、
 実行前に再度ご連絡しますので、よろしくお願いいたします」

って返すと思うのよ。

いやぁ言っても仕方ないけどね。

一緒にこちらに来ている人に、

「しぃまさん○×さんと仲悪すぎ」

って突っ込まれちゃったし・・・

あーあ。






2005年05月01日(日)   GWの過ごし方


客先に来ている。
GW中は、ずーっとこちらで過ごす。
ホテルで眠れればいいけど、どうなることやら。

システム屋さんの宿命として、
GW、お盆、お正月、などの連休タイムは、
システム稼動準備にあてられることがとても多い。
顧客業務が休みの間に、システム切り替えの準備をするわけだ。

移動の飛行機はそれほど混んでおらず、
赤ん坊爆弾もたいしてくすぶることなく順調なフライト。
幸先いいゾと思ったら、着いた途端にヘビーなハード障害発生。
担当者がすごく切羽詰まった顔をしていて可哀想だったが、
私は何もしてあげられません。
ハードの設定が押した分、私の作業も開始が遅れ、徹夜も辞さない流れに。
あーあ。

それにしても、今回のお客様は○○メーカーなのだけれど、
本社は元□□の建物を改築してあり、広大な敷地に大きな建物、
廊下は入り組んでいて、地下には△△室まである。
夜中が恐ろしいんだよねぇ。絶対何か出るわ。
そして、メーカーにありがちな性質として、
すぐに電気を消しまくるんだ、あの人たちは。
夜トイレ行くときなんて、本当に真っ暗闇の中を進む羽目に陥る。

まぁお化けが出ようが、妖怪が出ようが、かまわないから、
システム移行が無事終了することを祈ることにしよう。





 < 過去  INDEX  未来 >


しぃま [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加