CYMA’S MURMUR

2005年01月31日(月)   ひとり

今日のタイトルの「ひとり」は、
恋人がいないとか天外孤独とかそういうのじゃなくて、
パーティ会場の壁の花とかそういう感じ。

今週は各種イベントが多い週で、
社外に出る予定が数回あるのだけれど、
今日は会社の経営方針説明会が大きな会議場で催され、
その後、親睦パーティがホテルで執り行われた。

はっきり言って、そういうイベントは好きじゃない。
私は経営にも興味ないし(←こんなこと言ってるのバレたら首切られる)。

広い会場で、一体誰と一緒にいればいいのかわからない所在無さ。
ひとりでいればいいんだけれど、人目が気になるというか・・・
単独でいると、絶対だれかれが
「何ポツンとしてるのさ?」とか声をかけてくる。
すれ違う、その一瞬。
つまり、ああいう場でひとりでいるのは、
社会的に推奨される事態ではないわけだ。
仲良くしなさいってこと。

その所在無さは、誰しも同じらしく、
結局同じプロジェクトのメンバが何となくより集まったりするのだけれど、
その寄る辺無さがまた嫌な空気。
嫌だとかいいながらも、
そこに所属しているということ、居場所があること、に、
ホッとしている自分が情けない。

でも、そういう場で、ずーっとひとりでいたりしたら、
少なくとも「コンサルタント不適格者」の烙印を押されることは、間違いない。

なんと言えばいいのかな。
好きな人と、好きな時間に会うのはいいんだけど、
沢山の人が押し込められた場所で、
この中の誰と行動を共にする?と迫られるのは嫌なのです。

これは私の社会性の無さをよくあらわしてると思う。
社交的な人は、会場をあちこち歩き回って、
多くの人に声をかけ、また、声をかけられている。

私はときどき前に一緒に仕事をした人や、
同期とすれ違っては近況報告をする程度。
でも、その人とずっと一緒にいるわけじゃないでしょ?
それは、すれ違ったほんの1〜2分のことだからさ。

なんてことを考えながら、疲れた1日。
でも、経営方針を社長が熱く語るのを聞き流しながら、
私が抱えている懸案の解決策を1つ思いついたので、
まあ有意義な1日だったと言えるでしょうか。







2005年01月30日(日)   コトバ

私はやっぱり「ことば」ってものが好きなんだろう。
夜中に外国語講座を熱心に見るのも、
歌詞カードを一生懸命眺めるのも。

昨夜、テレビで京都賞の番組をやっていた。
そこで、チョムスキー(懐かしい!)を見た。
言語学に、とても興味を持っていた昔の自分を思い出した。

その番組には、グドール博士も出ていた。
70歳とは思えない美しさで、少女のような可憐な感じのする、
とても素敵な人だった。
これまた、人類学とか猿学に興味を持っていた頃の自分を思い出した。

そして今日。
金田一先生が、バラエティ番組に出てらした。
敬語とは、相手を不快にさせないこと、という説明に目から鱗。
ああ、日本語に私が興味を持ったのは、
金田一先生の著書を読んだのもきっかけの1つだったなぁ。

何がやりたいかわからないけど、
興味があるものはあるんだよね。

好きなことを仕事にすると、
辛くなるんじゃないかという思いが強いのだけれど。

たとえば、自動翻訳機の開発に携わるのなんか面白そう。
言語学的にも、システム的にも。
翻訳のロジックをどうするか、
変換辞書をシステム的にどういう形式で保持するか、
そういうポイントも面白そうだし、
とりあえず元言語の分析をするのも楽しそう。

私のこの上辺だけの、
何となくわかった気分になれればそれでいいという程度の、
中途半端な言語への興味で、
果たして何かを成すことができるのだろうか?

でも、コトバが好きだ。
なんてことを、さらにしみじみとかみ締める週末。





2005年01月29日(土)   STARMANIA


相変わらず、各種ミュージカルを聞きまくっている。。

フランスのミュージカル”STARMANIA”は買ったはいいものの、
歌詞カードもないし、
あったところでフランス語ではチンプンカンプン。

ラッキーなことに、あらすじを日本語で説明してくれているサイトを見つけた。
また、この”STARMANIA”は”TYCOON”という名で英語化されているので、
そのスクリプトをネットで入手。

というわけで、
あらすじの紙をチラチラ見つつ、
フランス語の歌を聴きながら、
英語のスクリプトを追う、
という非常に訳のわからない遊びを続けている。

ところがコレが、思ったより楽しい。
ただの逐語訳ではなく、ミュージカルの英語化であるから、
当然、メロディに乗るように訳されているわけで、
フランス語版を聴きながら英語歌詞を見ると、
なんと!歌えたりするんですよ。

雰囲気的に、かなり意訳をしているようだけれども、
フランス語を聞きながら英語を読むという体験は、
すっごく楽しい。






2005年01月28日(金)   NEWS


最近のNEWより

・死者は生き返る
  「死んだ人が生き返ると思いますか」との問いに「はい」と回答した
  児童・生徒は小学4年14・7%、小学6年13・1%、
  中学2年18・5%で、中学生が最も高かった。

自分が”死”という現象と概念を意識したのはいつ頃だったろうか。
核家族化して家庭内に老人がおらず死に直面することが少ないとか、
暴力的なTVやゲームの蔓延により現実がわからなくなっているとか、
言い古されてきた原因はあるんだろうけど、、、
種として滅亡に向かってる、って考えるのが、一番しっくりくる。


・ヘンリー王子がナチの軍服で仮装パーティへ & 歴史に対する無知
  BBCが昨年12月に公表した世論調査(16歳以上の男女4000人対象)によると、
  アウシュビッツについて「聞いたことがない」と答えた人は45%もおり、
  35歳以下の世代では60%にのぼった。
  「聞いたことがある」人のうちの70%も、何が起きたか十分に知らないと答えている。

もう、信じられない、としか言いようがない。
アウシュビッツを聞いたことがない???

ヘンリー君は、結局アウシュビッツには行かないみたいだけど、
行った方がいいと思うよ。いや、本当に。
私はアウシュビッツには行ったことないけれど、
ドイツにあるダッハウ収容所には行ったことがある。
その日のことは、10年経った今でも、鮮明に覚えてる。

英国の調査だってところが、ビックリだった。
アメリカ人なら、まぁ知らないってこともあるかと思うけど、
ヨーロッパの国でそんなノンキなこと言ってる国があるなんて。

ドイツでは、未だに歴史を風化させないための懸命な施策が取られている。
その真摯さは、日本には存在しないもので、
私はそういうドイツ人の生真面目な部分が好きだったりするのだ。

我が身を振り返ってみれば、
従軍慰安婦のこととか、南京大虐殺のこととか、
やっぱり全く知らないに等しい程度の知識しかないから、
だから単純に「アウシュビッツを知らないなんて!」と
責めることはできないんだけどね。



歴史に起因する国民感情、というのは、
尊重しなきゃいけないし、正直言って「触らぬ神に・・・」という気分もある。
私が近くて食事もおいしそうな韓国に行かないのは、
反日感情を強く持った人たちがいそうな気がするからだったりもする。

逃げてちゃいけないんでしょうけど。







2005年01月27日(木)   ライオンと呼ばれた男

昨夜、BSで見た映画。
 ライオンと呼ばれた男
詳細はコチラ。面白かった!

えーと、面白い、というのとは、
本当はちょっと違うかもしれない。
私がとても好きなタイプの映画だった、ということ。

寝る直前にザッピングしてて(悪い癖だ)、
ピピッとアンテナが反応したのだ。
だって、会社からの帰宅時にちょうど聞いていた、
ミュージカル”STARMANIA”の中の1曲が流れていたから。

最初は、まさかミュージカルが放映されているのではないか!
と思ったけど、そうではなくて映画だった。
アフリカだかどこだかわからないけれど、
大自然の中のライオンの映像もきれいで、
思わず見とれてしまった。

主役にとても力があって、引きつけられた。
最後に確認したら、これが、ジャン・ポール・ベルモンドだった。
なるほど。

1988年のフランス・西ドイツ合作らしい。
西ドイツってのが時代を感じる。
しかし、どこにドイツが絡んでいたというのだ?
全編おフランス語だったし。

DVD出てるなら買っちゃおうかな〜というくらい気に入った。
夜中の幸せ。
今日すっごい寝不足だけど、ま、いっか。



*** 追記 ***
DVD調べたら、VHSしか見つからなかった。
ま、これは、予想できる範囲の出来事だったけど、
びっくりしたのはVHSの値段。なんと\15,540!!

注意書きとして、

   このビデオが高いのには理由があります。
   この商品の価格は、メーカーがレンタルビデオ市場向けに設定しています。
   特に人気のある作品については、
   発売数か月後に廉価版がリリースされることがあります。

って書いてあったけど、そんなのってひどい〜。
レンタル用しか発売されないようなものもあるんだな〜。
1つ勉強になりました。





2005年01月26日(水)   んー


色々考えているけど、上手く書けない。
よって、箇条書き。

・モノが多すぎる。物質社会。

・言動が一致しない人。嫌い。
 言動一致は難しいけど、じゃあ他人を批判するなって。

・ドイツ語の文法がさっぱりわからん。
 でも文意はとれていたりする。
 基礎工事に手を抜くと、あとで後悔。

・自己管理できてません。後悔と懺悔。

・あまり後輩に優しくない。
 だってさ〜。
 学ぼうという姿勢がないと、教える気にもなれないよ。
 我が身を振り返って反省。

・自分が信じているもの(信念・哲学・宗教)が、
 不安定になった瞬間。人は壊れる。

・もし自分が恋人と無人島に漂着したら・・・という妄想。
 理想の恋人像が明らかに・・・

・目標はサバイブ!

・誰も待たない日々。

・猛烈な眠気にノックアウトされた。病気じゃないわけ?

・目が痛い。先週末病院に行ってから、どんどん自覚的になる痛み。

・ヤジロベエ ぐらぐら。
 ヤジロベエって単語聞くの、10年以上ぶりではないか??

・当日記の検索ワード「ひとりでファミレス」。
 案外深い・・・かも?

・満員電車で、つり革2つ占領する人!ムカツク!






2005年01月23日(日)   あああ

色々と最悪。

自分が嫌い。

もう嫌だなぁ。

ほんと、生きてるのって、面倒くさい。




頭を低くして、

体をまるめて、

雷雲が行き過ぎるのを待つ。



なんだって、ずっとは続かない。

いいことも、わるいことも、きっと。








*************** 追記 ***************

ちょっと浮上した。

恋愛関係で気分が乱高下しているわけではないので、
(つまり相手のある話ではないので)

落ち込もうが、嘆き悲しもうが、生活が乱れようが、

基本的に誰にも迷惑かけないし、

自分マター(って変な用語だよな)なのはいいところ。

もう少しだけ頑張ってみろ。自分よ。






2005年01月22日(土)   負けた


昨夜、見てしまった。

昨年の春に1度だけデートした都職員。

家が、メチャメチャ近いから、
見たこと自体は不思議じゃないんだけど。

彼女とラブラブなところを見てしまったわ。

私は、終電の1本前で、疲れきって地元の駅についたところで、
「もしかして、あれは!」という後姿を発見。

小さくて可愛い女の子と手をつないで、
後ろを歩いている人の迷惑になるほど、
とろくさ〜く、ゆっくりふらふら歩いてた。

彼は、毎日定時退社の公務員なので、
多分仕事が終わった後どこかでお食事でもして、
そして彼の家に帰るってわけね。
週末お泊りデート。

何よりも、彼の顔がとてもとても嬉しそうで。
でれでれとにやけていて。

私が男の人のああいう幸せそうな顔を見たのは、
一体いつのことだったか・・・と考えてしまった。

そして、敗北感。

昨年の春は、ひとりもん同士だったのに、
彼はちゃんと彼女を見つけて、
そして幸せで、
いいな〜という実に馬鹿みたいな感情。

彼女は若そうでした。25〜26じゃないかな?
彼とは8歳くらい離れてるってことか。
T大卒の都職員でしょ。結婚相手としては固いよね〜。

なんて、なんで私はそんなことを考えているんだろう?

結婚したいわけじゃないのに、
やっぱり結婚したいみたいだ。

「結婚」という制度自体は好きじゃないし、
面倒くさそう、という感想が何より強いけど、
でも、そういうのを乗り越えて、
お互い一生一緒にいたい、社会的にも結婚して夫婦になろう、
そういう決心を固められる相手がみつかればいいな、と、
そう憧れているんだな。

富めるときも病めるときも、
というのはとても難しい。

本当に私は成長してない。

参ったなぁ・・・







2005年01月21日(金)   最近聞いているCD


最近聞いているCDの感想をメモ。
※多分、1ヶ月後には感想自体が変化しているはずなので、
フレッシュな感想を忘れないように・・・

◆MOZART!
 ウィーンオリジナルキャスト版

 全体的に楽曲がとてもよい。
 ストーリー的に感情移入するポイントは何故かまだないけれど、
 とにかくメロディが素敵。

 今気に入っている曲は・・・

  ◎Wie wird man seinen Schatten los?

  ◎Irgendwo wird immer getanzt

  ◎Wie kann es moglich sein?

 上から順に、それぞれ、
 モーツァルト、コンスタンツェ、コロレドの歌。

 レオポルドパパは悪くないけど、何故かランク外。

 モーツァルトはすごくいい味出してる。
 音楽的には天才だけど、破天荒な感じも上手く声で表されてる。

 コンスタンツェは、やっぱり悪妻なんだろうなとは思うけど、
 エリザベートと同じで、「私は私の好きなようにやるの!!」
 って強気なところがそそられる。声も好き。

 コロレドは、まぁ、文句なく上手い。UWEだもん。
 特にこの曲は、品性下劣なのに音楽的才能があるモーツァルトに対して、
 二律背反的な気持ちを歌っているもので、
 そういう類のジレンマというのは、私としては感情移入はしないけど、
 非常に理解しやすいものだから。純粋にメロディも好きだけれど。

 ミュージカル「MOZART!」におけるコロレド司教って、
 「ノートルダムの鐘」のフロロや、
 「レミゼラブル」のジャベールとかと、
 ポジション的には同じだね。
 こういう対立構図の作り方って、アメリカではあまり見られないような・・・?
 アメリカだとせいぜい、「オレはオレの正義を貫くぜ!」という、
 単純なスキームに物事がおさめられてしまう気がする。

 今回このCDを聞いて、やっぱりドイツ語って響きがきれいだなあと思った。
 フランス語に浮気しかけてたけど、やっぱり私はドイツ語を愛してる。
 いやもう、韻を踏んでいるところとか、本当に美しい。
 フランス語もいいけどねぇ。何せ、意味わかんないし。


◆Jekyll & Hyde
 ウィーン版

 これは何と言うか・・・期待通りであり、同時に期待はずれだった。
 あまりにも、あまりにも、1994年のComplete版と似ているのだ。
 ボーっとしてると、どちらを聞いているかわからなくなるくらい、
 ”同じ!”という曲もある。

 タイトルロールのThomas Borchertはすっごく上手なんだけど、
 でも私は1994版のAnthony Warlowにメロメロなので、
 やっぱりこちらは分が悪いよね。

 ただし、1994年版でも、1997年のBW版でもあまり感心しなかった
 ”DAS IST DIE STUNDE"(”THIS IS THE MOMENT”)はいい感じだった。

 大部分がそっくりなのに、”Das Gefuhl Von Edward Hyde”(”ALIVE!”)
 だけはテンポが速すぎていかがなものかと・・・

 ハイドは暴力的であるけれども、頭は悪くないはずなのだ(私の中では)。
 焦って追い詰めるようなこともしないはずで、
 猫がねずみをいたぶるように、余裕を持って獲物にチョッカイを出す。
 だから、権力(この場合は悪意と暴力?)があるがゆえの余裕、
 というものを出すには、絶対テンポが速すぎてはいけないのだ。
 おまけにドイツ語だと、英語より断然せかせか聞こえるんだから。

 というわけで、目新しさのない内容だったけれども、
 ドイツ語の学習という意味ではかなり役に立っている。

 英語からドイツ語へは、基本的に逐語訳が可能な部分が多いのだけれど、
 逐語訳できないケースや、わざと逐語訳していないとわかるケースなど、
 興味深い翻訳結果になっている。
 どうしても、ドイツ語は英語に比べると尺が長いから、
 同じ音に同じだけの情報を乗せようとすると無理が出るわけで。
 最近はそういうことを考えながら曲を聴きつつ通勤時間を過ごし、
 会社に到着するとまず辞書で気になった2〜3の単語を調べる、
 という暮らしになっている。





2005年01月20日(木)   雑多な感想


なんでかな

ここ数日、いくつかのテーマで日記の下書きをしたのだけれど、
どれも載せる気になれず。

自分メモ的にキーワードだけ列挙。

・日本におけるドイツ年

・転職に関する現実的結論
 ・(安定している大手の)一般企業の情報システム部で、
 ・今よりも楽でツマラナイ仕事を
 ・今よりもマシな労働時間環境で行い
 ・今よりも低い給料をもらう

・退職後のプラン(ただし失業保険もらうにはこのプランじゃ無理)
  2005年06月    会社を辞める
  2005年07月    ロンドン&パリ旅行
  2005年08月    ウィーン旅行
  2005年10月〜12月 短期留学か何か、ちょっと毛色の変わったこと
  2006年01月〜03月 再就職活動
  2006年04月    入社

・失業保険、推定支給額は月20万以下。

・杉田かおるとの結婚の動機は売名行為か真実の愛か勘違い。

・長谷川理恵が石田純一を振ったとしたら、その心情は想像しやすい。
 当たっているかどうかはさておき。
 31歳から見れば、51歳は、トシ取りすぎ。
 25歳&45歳のときに結婚しておけば話も違っただろうけど。。

・そう考えると、
 結婚して一緒にトシをとっていくのと、
 結婚せず付き合っていて(同居していたとしても)、
 別々にトシをとっていくのとでは、
 全然別の事態にたどり着くんだよな。

・出張から戻ってきたら、
 会社に置いている植物が死にかけていた。
 ピンっと上を向いているはずの葉が、
 閉じた傘の骨のように全てうなだれていた。
 水をあげたら丸1日かけて回復。
 水を遣りすぎて根腐れになるより、
 水が足りない方が回復の可能性が高い。

・これは、人間の愛情も同じで、
 与えすぎると回復不能なほど機能が損なわれる。
 不可逆。
 ま、人間の場合、愛情不足も、致命傷になるかもだけど。
 でも回復可能性からいくと、愛情過多より愛情不足の方がマシ。






2005年01月18日(火)   生活 / 今後の職業について


昨夜突然スイッチが入った。
まぁ、そんなもん。

家に帰る途中にスーパーに寄って、
軽く運動して、
根菜の煮物を作って、
お肉の下ごしらえをして、
部屋を片付けて、
お皿を洗って、
お風呂に入って、
洗濯をした。

そういうわけで、今日は、今年初のお弁当持参。
アトピーのためにも、
やっぱり週に2回は手作り弁当にした方がいいのだろうな。



**



話は変わって。

会社を辞めたら、何をしたいのか?
ちょっとだけ考えてみた。

・失業保険をもらってみたい。

・ジムに通いたい。平日昼間なら安いだろうし。
 使うのはとりあえず、プールだけだけど。

・アルバイトか、派遣社員で、
 今まで関わったことのない仕事をしてみたい。
 ↑これやると、失業保険ダメじゃん。

・この先の生き方を真剣に考える。
 ↑こうやって、先のばしにしている段階で、もうダメだね。
 ↑↑大体、大学卒業時に、30歳までに方向性を固めようと決めたのではなかったか。

・心置きなく、旅行に行く。
 とりあえず、ロンドン&パリ旅行は決定。
 それとは別に、ウィーンに行こうかなと考えている。
 私が仕事していなければ、旅程は一緒に行く子の都合に合わせられるし、
 それって楽でいいじゃない?
 長期休暇の許可をもらうのも、ストレスなんだもん。

・英会話に通う。
 多分、長期戦は向かないので、TOEIC用の短期コース。
 で、TOEICで、前回得点+60点くらいを目指す。
 それだけとれれば、結構いい感じ。
 今の点でも履歴書に書けるけど、あと一声欲しいんだよね。

・海外で働きたい。
 でも、仕事がなんでもいいわけではないし、
 どこの国でもいいわけでもない。
 長期間行きっぱなしというのも嫌だし、
 今の部屋をどうするか?という問題がある。
 荷物を全部実家に送っちゃう手もあるけれど、
 今の部屋はとてもとてもとても気に入っているので、
 手放したくない。ああ、なんて低レベルな煩悩なんだ。

先の決まらないまま会社を辞めるなんて、
今までの私なら考えられないことだけれど、
でもそれだけ、今の仕事が向いてないと痛感してるってことなんだ。

私が派遣社員になったら、両親はちょっとショックを受けるかもね。
正社員に対するコダワリって、やっぱりあるのだと思う。

数年遊んで暮らせる蓄えはあるけれど、
やはり無職になると節約生活をしなきゃいけないだろうな。気分的にね。
基本的に外食やコンビにはやめて、3食自炊で。
もちろん会社支給の定期券もないから、交通費のことも考えておでかけ。

それよりも何よりも、
「会社へ行かなきゃ」という足かせのない状態で、
まともな人間らしい暮らしが私にできるのかどうかが不安。
きっと、昼夜大逆転状態になっちゃう。

でもでもそれでも、会社辞めるんだ。

自由って怖いものなんだ。
臆病者の私はそう思う。

でもそれでも。
荒療治だとも思うけど、
先の見えないまま会社を辞めよう。



**



というわけで、勢いで海外就職についてちょっとだけ調べた。

   アメリカで就労しようとする外国人が一般的に取得する就労ビザを
   H-1Bビザといい、このH-1Bビザを取得するには、

   ◆学士号以上の学位を取得していること
   ◆就こうとする職種が、取得した学位に関連した専門職であること

   といった要件を満たす必要があります。

だって。
いや、アメリカに行く気はないけどさ。
取得した学位に関連した専門職って、それは無理。
外国語学科卒のコンサル崩れのSEには行き場所がないってこと??

   ■ロンドン ITサポート
   年俸制。経験、能力を考慮の上、当社規定により優遇。
   最初は2万から2万5000ポンドの間からスタート後、6カ月の仮採用期間後に見直し。
   2年以上のWindowsサーバー・クライアント環境でのテクニカルサポート経験者。
   英語でサポートできる能力、自動車免許共に必要。
   
   ■N.Y. 開発エンジニア
   アプリケーションソフトウエアの設計、開発、保守、運用、
   ITコンサルテイング、ネットワーク保守
   3年以上の職種経験者を随時募集中。英語力は高いほうがよいが、
   技術に自信があれば、英語は初心者でも可能。
   
   ■バンコク プログラマ
   CGI、PHP、MySQL、Javaなどのプログラミング、OS=Linux、Windowsなど。
   データベースプログラミングもしくはシステム開発。
   25〜45歳、実務経験3年以上、英語でメールのやり取りのできる方
   学歴:専門学校卒以上
   タイ・バンコクで職務経験を生かし、更なるステップアップを目指す方を歓迎します。
   就労準備として1〜3カ月、有給でインターシップを行う事もできます
   (必須ではない。また渡航費・滞在費などは実費を自己負担)
   
   ■ロンドン システムエンジニア
   複数の顧客のITシステムのコンサルティング、設計、構築、保守、
   セキュリティー強化策実施など。
   弊社にて労働許可証申請致します。許可証取得まで平均5週間くらい掛かります。
   年俸:2万〜3万ポンド。
   ITのインフラに関するスキルを持っている方。
   MCSE、CCNP、CLPなど歓迎。TOEIC750点くらいあればなお可。

ぱっと検索してみて、こんな感じ。
この他には、シンガポールとか上海の仕事が多い。
あと、海外に拠点を置く、日本人相手のコールセンター。ちょっと問題外。

最後のロンドンのSEがいい感じ。
3万ポンドもらえれば、まあ文句なしだよね。
2万ポンドでは少なすぎ(ってエラそうだわ)。
しかし、TOEICは問題ないにしても、MCSE持ってないし、
インフラは私全然わからない。

どうも、海外での求人って、
日系企業の海外支社のネットワーク構築支援とかが
業務の中心になっているみたいで、
大きなシステム開発までは至らないんだろうな。
大きなものになれば、本国開発になるんだろうし。

ネットワークとかインフラに関わりあいになる気にはなれない。
データベース関連の職種募集してないかなあ。

っていうか、私、システム技術者を続ける気なのか?
でもこのトシから未経験で、っていうと、なかなか間口が狭いし、
おまけに給料が安い。
そう。給与水準を下げれば、職も見つかるとは思うんだけど・・・

上に載せた、タイの求人。
有給インターンシップって面白そうじゃない?
1ヶ月くらい、タイの安宿に暮らして仕事するのも楽しいかも、なんて。

下手に職種を変えて、大幅減収になるよりも、
多分システム関連の職種のまま派遣で働く方が断然収入はいいのよね。
システム関係って、なんだかんだいって技術だから、
それなりに時給取れるんだもん。

何かどうしてもやりたいことがあれば、
それは給料が減ろうが、何だろうが、チャレンジすべきだろうけど、
何がやりたいかよくわからないのに、
わざわざ快適指数が下がりそうなことを考えるのも変だしさ・・・

とりあえず、人材派遣会社の話でも聞きに行ってみるかな。

多分、次に決めた仕事が、私の一生の仕事になる。
口に糊していかなくてはならないのだから、
働き続けなくてはならない。

もちろん、いくつになっても、人生の軌道修正は可能だけれど、
それは年々億劫になるし、また難しさも増すだろう。

そう考えると、海外生活はやっぱり夢かな。
ずっと暮らす気はないんだもん。
2〜3ヶ月、ボランティアかインターンシップか短期留学あたりで、
遊んでお茶を濁すのが正解な気がしてきた。

まぁ急ぐことはないから、ちょっとずつ調べてみよう。








2005年01月17日(月)   万葉

最近読んだ本。

■万葉の人々
犬養孝 著  新潮文庫

読み返すのは10年ぶりくらい。
高校から大学の頃、私は万葉集が大好きだった。
一瞬、国文学者になろうかと思ったこともあったほどだ。

久々に、万葉な気分になったから、本棚の奥から引っ張り出した。
でも読んだのは前半だけ。
私が好きなのは、万葉の1期だけなのだ。

後半の、柿本人麻呂とかは、全然好きになれない。
万葉1期の、伸びやかさが素敵。
そして、多分にもれず、額田王のロマンスも、好き。

この本は、ほんとうにわかりやすく、入門には最適だ。
著者の、優しく、品がある解説からは、
何より歌を愛している気持ちが痛いほど伝わってきて、
こちらも襟を正さなくてはと思う。

そういえば、高校の頃、
「あなたは外国人と結婚するといいと思うのよ。
アメリカ人だったら、夕飯ハンバーガーでも何も言わないと思うし」
と、ウチの母がよく私に言っていた。
言い換えれば、
「日本人の妻はこの子にはつとまらないだろうなぁ。
アメリカ人なら家事をしないで仕事に専念する妻にも理解がありそう。
外人となら結婚できるんじゃないの?」
ということだ。

それに対して私は、
「外人でもいいけど、万葉集を理解できない人とは結婚したくない」
と答えていたのだった。

ベースとなる文化が異なるとコミュニケーションが大変だろうから、
というような理由ではなくて、
単に「この歌、いいと思わない?」と話を振ったときに、
「?」という反応をされると寂しいなぁと思っただけなのだけれど。

ついでに言えば、今まで付き合った人で、
万葉の歌を少しでも理解しそうな人なんて1人もいなかった。
もしかすると、日本に興味を持ってやってきてる外国人の方が、
その当たりの造詣は深いかもしれない。

それはさておき、万葉集を片手に、奈良1人旅とかもいいな〜
なんて気分になってきた。
その気にさえなれば、簡単に実現できることなのに、
今まで1度も実行に移したことがない1人旅。

そろそろチャレンジしてみようかしら。






2005年01月16日(日)   雨



すごい雨だった。

我が家は特に、雨音が響くのだ。
出窓の天井部分が、
何の素材でできているかわからないけれど、
雨粒が叩きつける音が大きく響く。

会社に行かなきゃ、と思いつつ、
雨を理由におさぼり。

1日だらだらだらだらとして、
結局仕事を始めたのは午後10時。

夜中2時まで作業して、ギブアップ。
続きはまた明日・・・



話は変わるけれども、最近気になっているもの。
緒方拳と草薙剛が出てるテレビCM。
あれは、何の商品?サービス?なのか、覚えてないけれど。
息子役の草薙剛の家と、父親役の緒方拳の家が、
テレビ電話(なのか?インターネットテレビ電話?あれ何?)で
つながってる設定の奴。

あれの肝は、つなぎっぱ、って所だと思う。
「もう寝るね」なんていって、電源を落としてはいけなくて。
画面の向こうから大声で呼ばれれば、
他の部屋にいても気付くくらいが理想ではないかしら。
我が家の場合、リビング兼寝室だから夜もつけっぱなしは少々キツイけど、
ミュートにしておいて、必要なときは、向こうからこちらの音量を
切り替えられる仕組みにしておけば問題ないはず。

可能であれば、祖母が生きていれば、
私はああいう機械を通して、
田舎と24時間つなぎっぱなしにしたかった。

私の部屋と、田舎のおうち(もうないけど)の居間をつなぎたかった。
私の部屋は、大方の時間、無人だけれども、
でも帰宅して、テレビ画面を覗いて、もし祖母が起きていれば、
「ただいま」って言う。
「今日は寒いね」とかそういう他愛ない内容で構わない。
お互い時間が合えば、向こうとこちらで、同じテレビ番組を鑑賞しながら、
感想を言い合ったりできるかもしれない。そういうこと。

うん。こういう技術は普及していってもらいたい。
遠くない将来、私の両親だって、立派な「老人」の部類に入るだろう。
多分、私は一緒には住んであげられないから、
せめて電話線越しにつながっていれば、大分暮らしが違うと思う。






2005年01月15日(土)   TAPDOGS

TAPDOGSを見てきた。

エキサイティングだった。
結成10年だけあって、構成も練られているし、
ほんと楽しめるショーだった。

特に、セットが素晴らしかった。
すごく機能的に組み立てられていた。
メンバがリズムを取りながらセットを組み替えていく
過程も素敵だった。

明日は仕事しなきゃ。





2005年01月14日(金)   慌しい

慌しい1日だった。
ほんと、あっという間に1日が過ぎた。

ぶっつけ本番で、ユーザ教育3時間の場を持たせるなんて、
やっぱり私も年をとったもんだ。

課題を残しつつ、出張終了。
忙しすぎて、おいしいものは食べられなかった。残念。


帰ってきたら、ドイツアマゾンからCDが届いていた。
早速チェック。なかなかよさそう。
1枚は、歌詞カードがついてなくて、「ん〜まずい!」
と思ったけど、案外意味がわかってビックリした。
まぁ、「なんとなく意味がわかる」レベルで驚いちゃう程度だから、
ドイツ語学科卒ってことはトップシークレットだわ。


来週は、とっても忙しくなりそう。
明日は遊ぶ予定だけど、日曜日は出勤かな〜。





2005年01月13日(木)   仕事

仕事が上手くいかない。

いや、能力不足の割には
うまくゴマカせていると言えるけれども。

やっぱり、この仕事を続けていくことは無理だ。
顧客業務にも、技術にも、興味が持てない。
モチベーションを保てない。
義務すら果たせてない。

辞めるしかないと思う。
辞め時だ。

しかし、辞めてどうする?

別の業界に転職できるだろうか?

今のお給料は無理でも、
ある程度の水準は保ちたい。
なんて、贅沢。

1〜2年は、派遣で暮らしてみるか?
でも2年後の私はもう、本当にタイムリミットな年だ。
キャリアがあればともかく、
何もなければ社会は振り向きもしないだろう。

海外に暮らしたい。とも思う。

先日海外求人を見ていたら、
ロンドンで年収400万程度で、PGを募集していた。
年収はがた落ちだけれど(前職を辞めるときの水準より更に更に低い!)、
でもロンドンで暮らすのは魅力的。

夢を語るのは簡単。
実現するのは難しい。
頑張らなくてはならないのに、怖い、困った。







2005年01月12日(水)   いわしチップス


最近のお気に入り。
いわしチップス。

バリバリ、ぼりぼり、と
音を立てて食べる。

体によさそうな気がする。

カルシウムが取得できそう。

1袋90Kcal。
でもきっと、あまり体にいいわけではないのだろう。

怒りっぽさが改善されるかと思いきやそうでもなく。

今日、コンビニで温めてもらったお弁当を取り違えられて、
私が買ったものがロストしてしまった。

完全にうっかりものの店員のミスで、
なのに最初はそのことを認めようとせず、
余った引き取り手のないお好み焼きを私のものだと決め付けられた。

レシートを見せて(商品名も印字されている)、
私が買ったのはこれではありません!と言ったら、
上の人が出てきて平謝りしたけれども。

戦ってる最中の私の顔の不機嫌さと言ったら!
全くもって素晴らしい。
こういうときに、ニコヤカに対応するのが大人なのだろうか?
でも、前も書いたけど、不機嫌さって、
はっきり示しておかないとナメタ対応する人がいるんだよ。
最初から丁寧に対応されれば、私だって軽く見逃してあげるのに。

お好み焼きを買ったつもりが違う商品を渡されたと後で気付いたはずの、
もう1人の当事者はどうしたのだろうか?

それにしても、こういう出来事があると、
私の不機嫌は後を引くことが多いのだけれど、
今回は店を出た瞬間には、「ま、いっか」という気分になった。
やっぱりカルシウムの効能かな?

さて、今日は午後から出張。
これから移動して、客先にちょっと顔出し。
何かおいしいものを食べられるといいな。







2005年01月10日(月)   The Fisher King

小奇麗で手入れの行き届いている女
というものを演出しようとすると、
時間はいくらあっても足りないのかもね。

今日はネイルを塗ろうと思っていたけれどギブアップ。
だけど、夜中にだらだらと映画を見てしまう時間はあるわけ。
やっぱり私には美容に対する執着心が足りないんだわ。

とりあえずは、素材をある程度の水準に保ちたいのだ。
お肌と、髪の毛と、爪&手の周辺。

面倒くさがりなので、フェイスケアも適当だったけれど、
ちょっとだけ手間をかけてちゃんと成分が浸透するよう、
優しく時間をかけるよう心がけてみた。

髪の毛も、濡れたまま寝ちゃうことが多かったけど、
ちゃんと乾かすようにした。
電子レンジゆたんぽ”ゆたぽん”をチンしている間が、
ドライヤータイム。そのたかだか4分が面倒くさいんだな。

爪まわりは主に会社でケア。
マグカップを洗ったり、水を使ったあとに、
たっぷりハンドクリームを塗って、
それからマヴァラのオイルで爪の生え際をマッサージ。

とりあえずは、これを維持するところから始めよう。


今日見た映画(途中からだけど)、The Fisher King。

御伽噺と言ってしまえばそれまでだけど、素敵だった。
特に、女性陣、中でもマーセデス・ルールが、
強くてしなやかな女性を好演していた。
ロビン・ウィリアムスはどこでいつ見てもロビンなんだけど・・・

主題歌もよかった。 HOW ABOUT YOU

  I like New York in June,
  How about you?
  I like a Gershwin tune,
  How about you?
  I love a fireside
  When a storm is due
  How about you?
  I like potato chips,
  Moonlight
  And motor trips,
  How about you?

これって、もう、恋愛初期の王道というか、
どんな些細なことでも相手のコトが知りたいっていう、
そして自分のことを知ってもらいたいっていう、
そういう気持ちがストレートに溢れてて可愛いと思う。

パリーとリディアという、
一般常識からはちょっとはずれてしまっていて、
そして社会から温かく受け入れられているわけではない2人が、
一緒に食事をしながらどんどん親しくなっていくシーンは、
なんてことないのに、とても巧みだと思った。
ああ、こうやって人は恋に落ちるんだ、と思った。

途中から見たからただのラブコメだと思ってたんだけど、
いきなり妄想の世界が出てくるし、
ストーリーもよくわからないところがあったんだけれど、
それでもしっかり楽しめた。

もし機会があれば、頭からちゃんと見てみたい。







2005年01月09日(日)   掃除 & 女力

部屋が荒れ気味。
もちろん、心が荒れ気味だから。

昨日は気力がなかったので、
今日は起きてから、掃除が終わるまでご飯を食べない!
と固く誓って部屋を片付けた。

まぁ許せる範囲まで片付けた。

すぐにモノが散乱するのが出窓スペース。
出窓のすぐ下にベッドがあるのだけれど、
「とりあえず」という感じでベッドの上に置いたモノが、
寝る直前に全て出窓に押し上げられるから。

今日も化粧ポーチだの、本だの、会社の資料だの、
はさみだのが散らばっていたけれど、全て片付けた。
今は、植物(サンデリアーナとスペルマムとパキラ)と、
目覚まし時計しかない。きれいだ。嬉しい。

心が荒れ気味の割りには、肌の調子がよいのは嬉しいところ。
正月に妹の化粧をじっくり見物して、
また3日に買い物に行ったときに友人のコスメライフを確認して、
やっぱり私ももう少し力を入れなくてはと思った次第。

彼女がコスメカウンターに行くのに付き合ったのだけれど、
なんと彼女はプレストパウダーが2ヶ月でなくなると言うのだ。
去年の正月に買った奴がまだ半分以上残っている私ってば・・・

彼女は私のお姉さん的存在で、
学生時代から「女の子のありかた」というものを、
沢山学ばせてもらった。

彼女自身はお兄さんが1人いるだけで、
姉妹がいるわけではないから、
彼女は全て試行錯誤して身につけてきたわけだ。

さすがに女の子という歳ではなくなったが、
だからこそ彼女は「女力キープ」に心血を注いでいるらしい。

去年「美顔機買ったんだ〜」と言われたときも驚いたけど、
更にはレーザー脱毛機や、イオンスチーマも導入して、
着々と肌を衰えさせない努力をしているらしい。

何か1つくらい私もした方がいいのだろうか?

そう。さすがにまだ女を捨てる訳にはいかないからね。
個人的にはもういいかと思う面もあるけれど、
会社とかで(儀礼的に)女扱いをしていただくと、
すごく申し訳ない気分になってしまうので、
ちょっとでもマシなお姉さん(オバサン?)であるべく
少しは努力すべきよね?

というわけで、今日も久々にパックなどしてみるのでした。。。







2005年01月08日(土)   SHOPPING


買い物に行った。
本日のマストアイテムはスーツ。
来週また出張だし・・・

3日に初売りに行ったときにも思ったけど、
デパートはどの売り場も全体的に活気がない。
景気が悪いってこと?それとも別の理由?

それでは本日の戦利品。

・黒いスーツ(スエード素材、タイトスカート)
・カーキのスーツ(ラップスカート、元値4万が何故か1万円!)
・くすんだブルーのアンサンブル
・パステルグリーンのキャミソール
・白いニット
・リップグロスとマスカラ@RMK
・ストッキングとハンカチ
・ボディクリームとリップクリーム@MARKS&WEB
・その他ネイルケアグッズとコスメ雑貨色々

12時半に家を出て、帰ってきたのが19時半。
20分ほどお茶を飲んで休憩した以外歩きっぱなし。
とても疲れた。




本日の読書。

■夏の朝の成層圏
池澤夏樹 著  中公文庫

船から落ちて遭難した主人公が、
流れ着いた無人島で暮らしていくお話。

うっかりと読み飛ばしそうになったけれども、
海で漂流しているときの描写や、
島に上陸したときの描写が、
とても繊細で(少なくとも私にとっては)非常にリアルだった。

心細さよりも、ずっと水につかっていることの不快感とか、
そういうのがすごく怖かった。

無人島サバイバルと言えば、やはりまずはフローネだ。
でもあれは、家族揃ってのサバイバルだからね。

最近テレビで、よゐこが無人島で暮らしているのも見た。
終りがあるから頑張れるし、このケースもやはり1人ではないからね。

それにしても、無人島で雨露をしのぎ、暖をとり、
食料と水を供給してくれる男がいれば、
そりゃあ文明生活の中で見るのより数千倍格好いいだろうな。

なんて。
こういう発想自体、傍観者の意見でしかない。

ほんのちょっと想像してみるだけでも、
常に周囲にざらざらとした砂の感触があることとか、
決して外界から遮断された空間を得ることができないこととか、
真の暗闇とか、暴力的なスコールとか、
そういう私が経験したことのない事柄たち。

それでも、南の島での暮らしは私に憧れを抱かせる。
年に1度は読み返す本のリストに加えることにしよう。





2005年01月07日(金)   危機



仕事する気になれない。
って、いつものことだけれど。

今日は、ちょっとすごい綱渡りをした。

本当は11月末で終わらせなくてはならなかった仕事を、
私は誰にも知られず放置していたのだ。
なんでと言われても困るけど、なんとなく。
ちょっと厄介で、下調べしただけで嫌になったんだよなぁ。
そのうちやろう、と思ったまま忘れ去って年越し、と。

今日突然そのモノはどこにあるの?と聞かれてしまったので、
適当に話をはぐらかしながら1.5時間で完成させた。
そして何食わぬ顔で提出。ふぅ。

火事場の馬鹿力?
当初見積もりでは、0.75人日くらいだったんだけど、
すごく集中したら0.2人日以下だったわけね。
2ヶ月前の自分の下調べメモがとても役に立ちました。

それにしても、信じられない、私。
いくらなんてもひどい仕事っぷりだわ。
バレてないけど・・・

あぁ3連休がこんなに嬉しいなんて。
やっぱり正月明けにはリハビリが必要。





2005年01月06日(木)   鬱々


朝から寂しい感じ

でもこの寂しさは、とても東京という街にしっくりくる


私は言葉を上手く使えない

本質に触れられない

大切なことは何一つ言葉にならない

身振りでも眼差しでも表せない

そういう無力感


ただひとつできること

MOVE

自動詞としてのMOVE

そして他動詞としてのMOVE

行動で具体的に示すこと




p.s.
同僚の身に降りかかりそうに見えた不幸は、
杞憂に終わったようでホッとしています。
でも、事態は何も変わってなくて、
世界のどこかで同僚の代わりに別の人が号泣してる。
悲しみは古ぼけていて、でもいつだって新鮮だ。








2005年01月05日(水)   タノシクナイ



最近、暗いなと、思う。

私の書く日記も、私の行動も、私自身の性格も。

この日記は、誰に憚ることなく本音を出す場だから、
これはこれでいいのかもしれないけれど、
でもそういう所からちょっとでも明るく楽しくして、
自らを鼓舞していかなきゃいけないんじゃないか、とも、思う。

でも方法がわかんない。
浮上の仕方を忘れてしまったみたい。

現状は現状で、低め安定で、悪くないと言えば悪くないんだけど。
自分で決めた会社を辞める期限まであと半年を切って、
それでも先行きがまったく不透明なので、
なんだか焦っているというのもある。





たった今、同僚に関する、悲しいニュースが飛び込んできた。
まだ、ことの真偽が定かではないのだけれど、
もし本当だとしたら・・・運命のあまりの過酷さに言葉も出ない。

一方的に襲い掛かる運命に、人間はなす術もない。
終りの瞬間、後悔は必ずあるだろう。
如何にその後悔を小さくできるかという点でのみ、
人は自分の意志を貫くことができるのかもしれない。

なんだか最近、畳の上または病院のベッドで死ねるのは、
十分幸せなことなのかもしれないなんて思うようになってしまった。








2005年01月04日(火)   寝正月

1日中寝ていた。

見事。

たまにはこういう類の逃避が必要な人間なんだ、私は。

13時間半眠って夕方起きて、

食事を食べて3時間経ってまた5時間眠った。

トウのたった眠り姫。

夜12時過ぎに、ようやくスイッチが入って、
部屋を片付け、お風呂に入り、それから洗濯。
それでも3時過ぎには熟睡に。

明日からの仕事のことを考えるとかなり憂鬱。
でもまぁ仕方ないなぁ。

今年1年頑張ろう、という気になかなかなれない。


そういえば、年賀状というシステムを個人的に勝手に廃止してから
数年経つけれど、それでもまだチョコっと年賀状がやってくる。
嬉しくないかといえばそうでもなく、
でも続ける気にはなれないんだけど。
そんな中、また学生時代の友人の妊娠報告があった。
30代前半ともなると、みんな着実に家庭を築いていくのだなぁ。

「負け犬」という言葉はやっぱり便利で、
そういう「着実に家庭を築き大人になっていくコース」から
ドロップアウトしますよ!ということを、
かる〜くカミングアウトできればそれは生きるのが楽になるはず。

別に「絶対結婚しない!」と言い張る気はないけど、
「結婚したい」という焦りや情熱は毛頭ないしね。

自分はドロップアウト宣言しておきながら勝手だけれど、
世のモラトリアム男性には少々物足りなさも感じていたりする。
往生際が悪いよ!と思う。
30代後半で独身なのは、本当にもてないか、縛られたくないかの、
どちらかで、自分も同類ではあるのだけれども、
そういうタイプと結婚してうまくいくわけもなく、
だからまぁ一生このままなんだろうなと、
ひそやかに覚悟は固まりつつある。

あぁなんだか年頭から暗いなぁ。






2005年01月03日(月)   買い物

友人と買い物に行った。
私は何も買わず。
友人は、「自分にご褒美」と言いつつ、7万円ほど消費。

デパートの人込みも予想ほどではなく、
景気悪いのかな?と思った。

まぁ、明日が仕事はじめの会社が多いから、
みな家で最後の静養してるのかもね。


本日の読書
■自由恋愛
岩井志麻子 著 中公文庫

最初の方でストーリー展開は見えてしまったのだけれど、
それでも一気に読み進めてしまった。
男性に頼らざるには生活が立ち行かない、というのは、
やっぱりとても悲劇であると思う。
経済力って大事です。って、そんな感想でいいのか?
大正時代の雰囲気がなんともいい味を出していた。
思わず祖母の女学生時代に想いをはせてみたり。





2005年01月02日(日)   今日の出来事 +α


午前中に荷物受け取り。
アマゾン.COMからのCDと、
お正月用に購入(でも急な葬儀で受け取り間に合わず)した輝宝梅。

何をするともなく、「北の国から」をテレビでダラダラ見てしまった。

夕方買い物にでかけた。
帰り道、暗いところで派手に転んだ。
雪の名残で、アスファルトが凍結していた。

明日は友人とショッピング。
正月休みもあっという間に終わってしまう。





★以下、最近の読書メモ★

■皇妃エリザベートの真実
ガブリエーレ プラシュル=ビッヒラー 著  集英社文庫

これは、ミュージカル「エリザベート」を
見たり聞いたりしたことのある人にはオススメ。
エリザベートって、本当に、なかなか見所のある人なんだなぁ。
ミュージカルで扱われていたエピソードが、
私には所々唐突な印象に見えていたのだけれど、
基本的には史実通りだったことがわかった。

エリザベートの強さ、というのは、
ミュージカルの上でも重要なポイントなので、
この本を踏まえた上で、もう一度全編聞きなおしてみたいと思っている。


■君へ。つたえたい気持ち三十七話
ダ・ヴィンチ編集部 編  ダ・ヴィンチブックス

1つずつはとても短いのだけれど、ぐっと来る瞬間がある。
ちょっとした心の揺れ、が描写されている話に私は弱い。


■寡黙な死体 みだらな弔い
小川洋子 著  中公文庫

登場人物がちょっとずつクロスしているタイプの連作。
日常からほんの少し逸脱したエピソードが綴られているのだけれど、
まるで自分もこの物語のどこかに、一端に、関わっているのではないかという
不思議な気分を味わえるお話だった。


■魔女の1ダース
米原万理 著  新潮文庫

実家で母の本棚から拝借。
他にもこの著者のものは読んだことがあるけど、これが一番面白かったかも。
話の流れが多岐に渡ってわかりにくい部分もあるけれど、
筆者の豊かな経験から語られるエピソードにはとても強いインパクトがある。


■失恋
鷺沢萌 著  新潮文庫

激しくない分、切ない想い、が、綴られている。
私の過去の経験と似通った恋はどこにも描かれていないけど、
それでも所々の心理描写に深く感情移入してしまう。
切ないけれど、後味は悪くない。頑張ろう、と、思う。



最期に、前に書いた洋書は、
結局半分まで読んだところで放りっぱなし。
よくよく考えれば、無理して読まねばならぬ言われもないんだよね。
昔グレシャム読んだときは、わからない部分があっても、
引き込まれて最後まで読んだから、作品に魅力がないってことなのよ。
と、何故か読まないことに対する言い訳。
もう捨てちゃおうかな、あの本。







2005年01月01日(土)   謹賀新年


明けましておめでとうございます。



喪中につき、お節も何もなし。
お節料理を全く食べないお正月なんて、
生まれてこの方多分初めてだ。

でも一応お正月だから、
実家で夕飯は豪華に食べた。

松阪牛の鉄板焼きがメインだったんだけど、
一緒に鮑のステーキやフォアグラのソテーも食べた。
鮑、おいしい!!!!

フォアグラは2年前に私がブダペストで買ってきたものだ。
前に「お土産のフォアグラもう食べた?」って聞いたら、
母は「食べたけどおいしくなかった」と答えたのだけれど、
実はそれは嘘だったらしい。
食べてないうちに賞味期限が切れてしまっていると思い込み、
しかし食べてないとは言えず、適当な嘘をついたらしい。
全くもう・・・

フォアグラをつまみに、ワインを飲んだ。
このワインは父がスペインで買ってきたもので、
日本で買えば2万円以上するだろうというので、
貧乏根性を出して私も2杯飲んだ。

上機嫌で食事をしていたのだけれど、
デザートを食べようかなという段階になって、
急激に気持ち悪くなって、結局戻してしまった。
新年から何をやっているんだか、私は・・・

しかし、戻せばすっきり元気になる体質の私は、
その後デザートも完食。
食べすぎのお正月。明日から引き締めなくては。



今年の抱負。
思いつかないな。
でも、少々、アクティブに動いていかなくてはと思う。
結局、自分で動かないと、状況は変わっていかないから。
その一方で、小さな努力を日々積み重ねていかなくてはと思っている。
お弁当つくりもそうだし、部屋の掃除も、健康的な暮らしも、
そういう生活の断片をきっちり作業していくことが、
何かに、どこかに、つながるのではないか、と。

はっきりしませんね。
とりあえず、本厄だからな〜。
大きな不幸がなければそれでヨシとしなくてはならないでしょう。

年々、時間の過ぎるのが早くなっているから、
この1年もあっという間だろう。

そうだな。今年の目標。抽象的すぎるけど。

  時間を大切にする!

ということで。




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