CYMA’S MURMUR

2004年09月30日(木)   祖母の死



まだ遺体は見つかっていない。
早朝から、自衛隊が活動してくれている。
ありがたい。

遺体は見つからないかもしれない。
最悪、川に流されてしまっているだろう。

私は今日も出社して仕事している。
「休んでいいよ」とは言われたけど、家にいてもすることがない。
テレビだって、ニュースだけを放送しているわけではない。

仕事は何故だかとても捗っている。
ときどき涙ぐみ、無心でキーボードを叩き、その繰り返し。
目が腫れてる。頭が痛い。

鉄道もまだ止まっているし、道路も復旧していない。
どういう手段を用いたのか、母はようやく現場にたどり着いたらしい。

もう祖母は死んでいるのだ。
間違いなく。
最期が、苦しくなく、恐怖を感じる暇もなかったことを強く祈る。
そして。
なんとか遺体だけは見つけて欲しい。

*

ここまで書いたところで、見つかったとの連絡があった。

とりあえず、よかった。

死んじゃった事実に比べれば、どうってことのないことだけど。






2004年09月29日(水)   祖母


祖母が亡くなった。

まだ確実な情報ではないけれど、
90%本当の話らしい。

台風による大雨で、土石流がおき、家ごと流されたらしい。
まだわからない。
わからないけど、本当らしい。

鉄道は動いていないし、道路も寸断されていて、
誰も現場に近付けない。
電話だってつながらない。
わからない。
でも、そうらしい。

行方不明の1人の生存が確認されたという報道もあった。
それが祖母であればと思うけれども、
そこに希望をつなぐのも辛い話。

祈っても、届かない。

最後に祖母と話したのは、10日くらい前。
そうだ、日記に書いたっけ、その話。
「東京ラプソディ」の話だ。

こんな終りが来るなんて、想像してなかった。
するはずもなかった。

もっと話しておけばよかった。
もっと会いに行けばよかった。

週末、両親と妹に会ったときに、祖母の話をした。

「電話したけど、元気だったよ。
 町内会の旅行に行こうかどうしようか迷ってたから、
 行けるうちに行っておくべきだ、って勧めておいた」

そう私は言った。
行けるうちに行っておくべきだったのは私だ。

妹は、そのとき、こう言った。

「最近台風や地震が多いから、おばあちゃんの所大丈夫かなって、
 いっつもニュースチェックしてるんだ」

こんなことになるなんて、誰が想像しただろう?

その一方で、祖母らしい最期のような気がする。
病院でいつまでも生きながらえさせられるのは嫌だと言っていた。
延命措置はして欲しくないと言っていた。
誰にも迷惑かけずに、コロっと死ぬのが理想だと言っていた。

まだ確定じゃない。
私はまだ生存の希望を捨てるべきではないのかもしれない。
祈り続けるべきなのかもしれない。

でももう、私は彼女の死を受け入れつつある。

それでも神様。
おばぁちゃんを助けてください。







2004年09月28日(火)   綱渡り



相変わらず綱渡りが続く仕事。
リミットは、月末。
ドキュメント仕上がるかなぁ?
っていうか、誰か、この辺りで許してくれない?

リカバリプランをちゃんと出せば、
とりあえずリミットを引き伸ばすことはできると思う。
でもリカバリってのがまた曲者で、、、
そんなことするくらいなら私は逃げ出したい心境だ。




土曜日は仕事した。
日曜日は、朝早くに、スペインから帰国する両親を迎えに成田に行った。
予想したよりも早めに着いたのに、飛行機の到着は遅れた。
仕事のことも気がかりだったし、寝不足でイライラ。
不機嫌MAXで、一緒に行った妹には悪いことをしてしまった。




空港内をフラフラしてたら、学生時代の友人とバッタリ会った。
彼女がドイツに留学する直前に会ったのが最後だから、
かれこれ6年は会っていない。
最初はメールもしていたんだけれど、それも途中で途絶えたままだった。

それにしても、お互いよく気付いたもんだ。
簡単に近況を話して、電話番号を交換して別れた。

彼女は今、ドイツ語を教えていると言う。
ちゃんと学者への道を進んでいるんだね。

片言のドイツ語が聞き取れたといって安心している私は一体・・・

別に大学時代に学問に打ち込まなかったことは後悔していない。
あれは私にとって社会とアダプトするためのリハビリのような期間だったし。

でも、卒業してからの9年間、じゃあ私は一体何をしていたのか?
何かできるって、言い切れるものがあるのか?
何もないじゃないか・・・

情けない心境になりつつも、彼女に会えたのはとても嬉しい。
さっさと仕事を片付けて、ゆっくり食事でもする機会を持とうと思う。





2004年09月22日(水)   DVDプレーヤー

ついにDVDプレーヤーを買った。

数ヶ月前は、電気店で買う機種を決めて、
さぁ店員に声をかけよう、という段階で、
買うのをやめたのだった。

元々あんまりテレビとか映画に興味がなくて、
そう言うわりには部屋にいる間はたいていテレビがついているのだけれど、
でも画面を見ていることはほとんどなく、
ネットしていたり、部屋を片付けていたり、
テレビはただのBGMだ。

子供の頃からチャンネル権は妹にあった。
妹はテレビ大好きっ子で、
お小遣いやお年玉を貯めてビデオを買ったのも彼女だった。
最初にCDプレーヤーを買ったのも彼女だったなぁ。
勿論、彼女はとっくにDVDプレーヤーを持っている。
私はそういう新しいメディアを取り入れるのが異様に遅い。

そろそろPCを買い換えるつもりなので、
それにDVDドライブをつければいいかなぁと思っていたが、
ノートPCにする予定なので、下手にドライブをつけて重いのも嫌だし。

結局、リージョンフリー(設定可能)かつ、PALの変換機能もついた、
海外DVD対応版を買おうということで、決心が固まった。

海外DVDは安いのが魅力。
映画はあんまり見ないけど、海外ドラマなら見てみたい。
ここ数日は、夜BSでやっている「ホワイトハウス2」にはまっている。
あれは、日本語字幕ないと単語が厳しそうだけど・・・

とりあえず、DVDを1本、アマゾンフランスで買ってみた。

アマゾン日本の価格が6,671円。
アマゾンカナダの価格が44.98CDN$。
アマゾンコムの価格が52.19$。
アマゾンフランスの価格が24.23EUR。
当然、日本以外は、送料がかかる。
結局、フランスを選んだのだけれど、フランス語ってほんと、わかんない。
アマゾン日本で、同じ動作をしながら、
内容を推察しつつ、なんとか注文完了。
そのうち、届くだろう。

しばらくは、
音楽CDの初回版におまけでついてくるようなDVDを見て楽しもうと思う。




2004年09月21日(火)   怖いとき

昨夜、ぼーっとテレビを見てたら、
殺人事件を超能力者が透視する、
というような番組をやっていた。

大した内容でもないんだけど、
見ているうちに、どんどん、怖くなった。

部屋の温度が、下がった気がした。
何か、視線を感じる気がした。

全部、気のせいなんだけど。

家中の電気をつけて、
開きっぱなしになっていたクロゼットのドアや
何やかやをピッチリ隙間無く閉めて、
ベッドから動けずにいた。

誰かに電話したい。
誰かの声が聞きたい、と、思った。

電話相手として思い浮かべることができたのは2人だけだった。

それも、多分、適切ではない2人だ。

こういうときに、気軽に電話をかける相手がいない。
それが私なんだ。と思った。

それは私が選んだことで、仕方ないことで、
でもやっぱり寂しいことよね、と思った。





2004年09月20日(月)   東京ラプソディ

朝、スッキリと目が覚めた。
良い兆候。


ベッドシーツとコンンフォーターケースを洗濯。
それから祖母に電話。

祖母もちょうど暇だったらしく、30分ほど話しこんだ。
もうすぐお彼岸なんだね。
そういえば昨日、テレビで「東京ラプソディ」が流れてて、
おじいちゃんのことを思い出してたんだ・・・
そう言ったら、「あんた、東京ラプソディなんて、知っとるん??」
と言いながらも嬉しそうだった祖母。

祖父母は個人商店を営んでいたので、
子供の頃の私は、商品を配達に行く祖父の車によく乗っていた。
そこで流れていた懐メロの数々は私の体に染み付いてしまっている。


ささっと、お素麺で昼食を終わらせ出社。
休日出勤にはご褒美を!ということで、マッサージを予約。
本当は、6時間くらい働いて、マッサージのつもりだったのだけれど、
ちょうどよい予約が取れなかったので、
作業時間は4.5時間くらいになってしまったけど、ま、いいか。

これから、マッサージに行って、それから家に帰る。
仕事は、まぁまぁ捗ったので、よいでしょう。


今週は、もう1日祝日がある。
そう思うとなんか嬉しい。







2004年09月19日(日)   ダラダラ

今日は一日何もせず。

ダラダラダラダラ〜と、していた。

明日はまた会社に行くつもりなのだけれど、
行きたくないなぁ。面倒くさい。
でも、明日5時間くらい作業しておけば、
その後の作業がちょっとは楽になるしなぁ。

休日は他人に邪魔されることもないし、
音楽聴き放題だから、捗るしね。






2004年09月18日(土)   新しいCD

私は一体どこまで行くんだろう?
自分でもちょっと呆れてます。

ミュージカルつながりで、新たに買ったCDが今日届いた。

◇Notre-Dame de Paris
 フランス語版を購入。基本的には、英語版と同じ(当たり前?)。
まぁ、主要キャストは同じ人だしなぁ。
 仏語だともっと違和感あるかと思ってたけど、そうでもなかった。
でも、所々、歌詞が微妙に違う。
もちろん、英語と、仏語の日本語訳の比較だけれど。
 Fleur-de-Lysがねぇ、可愛くないんだよね。声も日本語訳も。
ここは、英語版とちょっと歌詞が違うかなというところ。
少なくともこちらのFleur-de-Lysには同情も共感もできない。
 でも舞台のストーリーの説明なんかも付いていて、大分状況が理解できた。
日本発売のCDはそういうところがいいよね。

◇Elisabeth Originalaufnahmen Auf Dem Musical
 やっぱフランス語のCDを買っちゃったら、ドイツ語も聞いてあげなくちゃ、ってことで。
最初は"JCS"や"Phantom Of The Opera"の独語バージョンにしようかと思ったけれど、
ちょうどディスカウントしていたこともあって、ウィーン発のエリザベートにしてみた。
 大当たり!固有名詞以外まるでわからない仏語に比べて独語って、
やっぱりちょっとはわかるのだ(ドイツ語学科卒の割には超お粗末なヒアリング能力だけど)。
 雰囲気的には、"Phantom Of The Opera"にすごく似てる。
オープニングの裁判のシーンなんて、
"Phantom Of The Opera"のオークションのシーンっぽい感じだし。
おまけにルケーニ役の人の声が、私が聞き込んだPhantomのMichael Crawfordに似ている。
と思ったら、このルケーニ役のEthan FreemanもPhantomを演じたことがあるらしく、なるほどね。
 現状は、軽く粗筋を読んだだけで、ただ聞くのを楽しんでいる。
わかるところはわかるし、わからないところは何を言っているかさっぱりわからない。
これから、歌詞カードを見て、わからない単語を引いて、自力で歌詞を理解して、
それから日本語訳の歌詞と比較して・・・と、結構長い間楽しめそうだ。
 こういう風にはまっていることは妹以外には誰にも話していない。
妹には「それってオタクじゃないの?やりすぎでしょ。気持ち悪い」って言われた。
ま、それもそうだよなぁ・・・と思うので、一人で大人しく楽しむだけ。
 しかし、これもなぁ。学生時代にウィーンに行ったときには、上演中だったんだよなぁ。
確かに当時も存在は知ってたはずなんだけど。あの頃に見ておけば・・・と少々後悔。

◇POE Eric Woolfson
 こちらは、1996JesusのSteve Balsamoが参加しているCD。
 なんと、エドガー・アラン・ポーを主題としたアルバムだ。
 これが、想像以上に楽しい仕上がりで、ちょっと嬉しくなっている。
 「モルグ街の殺人」を題材にした歌もあるのだけれど、どういう話だったっけ?
小学生の頃読んだ記憶があるんだけど、一体何年前よ?
検索したけど、イマイチよくわかんないんだよね。
歌の歌詞に、「犯人はオランウーダンだ!」みたいな部分があって、
そういう話だったっけ?と興味をそそられているところ。

というわけで、これらの3枚をさっそくMP3プレーヤに詰め込んで、
誰もいないオフィスで聞きながら(時々は小声で歌いながら)仕事をしている。

もう少し、頑張ろうっと。




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2004年09月17日(金)   『海猫』


『海猫』 谷村志穂著 新潮文庫

久しぶりに、小説らしい小説を読んだ気がする。

普段私が愛読している、村上春樹や江國香織は、
なんというか小説のようで小説でない。
リアリティのない辺りが特に。
現実味がないにも関わらず、
その小説世界の空気感はすごく自分に近いところにあって、
心理的に共感もするのだけれど。
ディテールはリアルでも、総体は御伽噺。
私にとって、村上春樹や江國香織はstoryなのだな。
novelではなくて。
どう違うと聞かれても困るけど。

話を戻して、『海猫』。
函館の風景と言葉が心地よい。
北海道という土地の特殊性もあるのだろうけれど、
出てくる女性それぞれの潔さも印象的だ。

映画化されるらしい。
伊藤美咲がまた主人公のイメージとピッタリ。
佐藤浩一と仲村トオルも悪くないけど、
小説の年齢設定とズレすぎでは?

それはともかく、
人物が丁寧に描かれていて、
地味な(笑)大河ドラマ的雰囲気も漂わせつつ、
やはり「強い女」という裏テーマが訴える力を持っている作品だと思った。

個人的には、一番ロクデナシっぽかった主人公の弟が、
浮き草的にではありながらも、
ちゃんと家庭を築いて平凡にトシをとっていくところと、
主人公の母親の生命力が印象的だった。






2004年09月16日(木)   浮気を許せるか(NDdPより勝手に妄想)



今聞いている中で一番のお気に入りは、
Fleur-de-lys が歌う”My Heart If You Will Swear”

Quasimodoを主人公とするストーリーの本筋からは逸れるけれども、
ざっくり流れを説明すると・・・こんな感じ。

美形の護衛隊長Phoebusは、
いいところのお嬢さんFleur-de-lysと婚約している。
しかし、ジプシーの少女Esmeraldaに夢中になってしまう。

この恋の行方も、Phoebusのキャラクターも、
原作、ディズニーアニメ版、舞台版、でかなり異なるのだけれど、
舞台版の(英語版の)歌詞だけを元に状況を妄想してみる。

まず、Esmeraldaに夢中になったPhoebusが歌う”Belle ( is the only word )”

She may be more pure, more pure than words can tell.
But when she dances feelings come no man can quell.
Beneath her rainbow coloured dress there burns the well.

とEsmeraldaに心乱されている様を歌ったあと、

My promised one, please let me one time be untrue.
Before in front of god and man I marry you.

なんぞと、「浮気を認めろ」ともとれることを言うのだ。
そしてさらに、

To be with her I'd let the devil take me whole.
Oh Fleur-de-lys I am a man who knows no law.

開き直る。

えぇ、私はFleur-de-lysの気持ちを思うと、
ほんと、同情を禁じえない。
あんまりじゃないか、そんな言い方。
っていうか、Esmeraldaが好きなくせに、
Fleur-de-lysとの結婚はする気なわけ?

こんなにも他の女に入れあげている男と結婚したいなんて私は思えない。
PhoebusがEsmeraldaと何かしたかどうかは、この際関係ない。
たとえ、手を握ることさえしていなかったとしても、
こんなにも心奪われていることを聞かされたら、私は絶対許せない。

こんなこと言われるくらいなら、
「Esmeraldaと寝た」と言われる方が100万倍マシだ。。。

しかし、しかし、それに対して、
Fleur-de-lys が歌う”My Heart If You Will Swear”
ずばり、歌詞は・・・

You'll have my heart if you will swear.
That you will hang Esmeralda.

Esmeraldaを絞首刑にすると誓ってくれるなら、
私の心はアナタのものよ。

怖い!
低めの声で、すごーく冷静に歌うFleur-de-lysが、ほんと、怖い。
その抑えた声の下に、すっごく激しい情熱を秘めているのがわかる。

どうしてもPhoebusが欲しいのか?

Phoebusが戻ってくるならそれもよし。
ただし、譲れない条件がある。
それはあなたがそんなにも心奪われたあのジプシーの女を殺すこと。

心変わりが一瞬の気の迷いだったことの証明に殺させるのか。
それとも自分の愛しい人の心をさらった女が憎くてたまらないのか。

あんなにも心酔していた女性を殺して自分の元に戻ってきた男を愛せるのか?

この曲のに隠されたFleur-de-lysの心は、
どれだけ考えてもよくわからないけど、
でもそこに大きなエネルギーがあることだけはハッキリわかる。
覚悟を決めた強い女性像が見える。

そして、EsmeraldaとFleur-de-lysの間で葛藤するPhoebusが歌う”Torn Apart”

Torn apart, I am a man divided.
Torn apart, I want two women's love.
Two women want my love.
I don't know how to cut my heart in two.

One for the day, the other for the night.
One just for now, the other all my life.
One for always, until the end of time.
The other soon will find, my love won't stay.

最初歌詞を聞いたときは、ギャグ?って思った。
いくらなんでも、もう少し練った歌詞にできなかったものか?

この歌はCDでは上述のFleur-de-lysの強い歌のあとなのだけれど、
実際の舞台では割と最初の方に歌われるらしい。

私の持ってるCDには収録されていないけれど、
Phoebusが「あなたの元に戻る」とFleur-de-lysに歌うところもあるらしく、
まったくPhoebusって男は最低の奴だなあ。

なんだかすごく長文になってしまったが、結論。
浮気は絶対絶対、許せない。

とにかく音楽がいいし、勝手にストーリーを妄想するだけでも
楽しめるので、”Notre-Dame de Paris”のCDはオススメです。






2004年09月15日(水)   The pressure is on me.


お尻に火が付かないと動かない人なのだ。
目先の気楽さに流される。

私って、いつからこういう人になっちゃったんだろう?

締め切り直前まで作業しているなんて、考えられなかった。
卒論だって、提出日の2週間前くらいには余裕で仕上がってた。

だからたとえプレッシャーに押しつぶされそうでも、
それはもう自業自得で、
誰かに救いを求められる筋合いでもないのだ。

現実の中で、きっちりステップを踏んでいかねばならない。

多分、きっと、もっと、ずっと。






2004年09月13日(月)   ヤバイ

仕事がヤバイ。

ちょっとスケジュールを勘違いしていたこともあって、
今週・来週は、死ぬほど働かないとまずいかも。

先週、ぼーっと遊んでたのが、痛いよなぁ。
自業自得だけど・・・




なんだか、本当に、
自分を全然信じられなくて。

どこまでも、どこまでも、落ちていく感じ。

諦めちゃいけない。

私しか私を救えない。

わかってるけど、逃げ出したい。





2004年09月11日(土)   BLAST! ・・・贅沢病



BLAST!を見てきた。
開場前パフォーマンスも、ばっちり最前列で堪能した。

ともかく楽しめた。
席もとても良かったし。
でも少々物足りなさも・・・
私、贅沢になってるなぁ。

感動させてもらいたかったって、
その根性がすでにイカンでしょう。

演者と客席が一体になっている感じとか、
ただもう頭の芯がしびれて鳥肌が立つ感じとか、
そういう公演を今まで運良く何度か体験して、
私は確実に贅沢にワガママになっている。


公演を見に行くと必ず山ほどのチラシが配られる。
またその中に、ソソルものを見つけてしまった。

1つ目は、Rafael Amargo という人のフラメンコ。

早速母を誘い、チケットも入手した。

チラシの写真がメチャメチャ格好いいのだ。
でも今調べたら年下でビックリ。


2つ目は、TAP DOGS  というタップダンス・グループ。
こちらは、プレオーダーを申し込んだ。


生の迫力にパワーをもらえるのは嬉しいけど、
やっぱり外から何かをもらおうという考えだけではいけない。

素敵なショーを見るならば、
それを最大限楽しめるだけの健全な体と心を私も用意しなくては。







2004年09月10日(金)   NDdP

JCSをいい加減聞き終えて、
次なるターゲットとして適当に洋楽CDを買ってみたけれど、
全然心に引っかかってこない。
一応試聴したときは良さそうだったのになぁ。

そういえば、と、
ロンドンで買った”Notre-Dame de Paris”を聞いてみたら、
これがなかなか良かった。

もともと、JCSのジーザス役をしていたSteve Balsamoの声聞きたさに
買ってみたのだけれど、Balsamoは期待はずれ。
可もなく不可もない。
やはりあのミラクル・ボイスは
ちゃらちゃらしたラブソングなんかにはもったいない。
もっと魂からの叫びのような、何かがないと・・・
悲痛な何かが・・・

とはいえ、全体的に楽しめるミュージカル音楽だ。
歌詞が・・・イマイチ私には訴えかけてこないのだけれどね。
オリジナルのフランス語版だとまた趣が違うのだろうな。

ディズニーのアニメは見たことがあるのだけれど、
全くストーリーが記憶になくて、今回調べてみたら、、、
暗い。メチャメチャ暗い話だ。
(ちなみにディズニー版はハッピー・エンド)

来年の夏はロンドンとパリに行こうかと計画中なので
(あまりに先の話なので鬼が笑うかもしれないけれど)、
予習の一環として、ユーゴーの原作を読もうかと思案中。

それにしても、何かもっとのめり込める音楽ないかなぁ。
NDdPは、そんなに長くもたないと思う。






2004年09月07日(火)   災害


またまた台風で、ミーティングがお流れに。

うぉっ、停電した!UPSが・・・。家の車が浸水しそう!?
雨漏りもしてるし、会議どころじゃないけー。

なぁんて言われてしまえば仕方ない。

台風被害を受けた皆様、お見舞い申し上げます。

それにしても、台風も地震も当たり年で(浅間山噴火ってのもあったな)、
地球は怒ってるんだろうなぁとなんとなく感じる今日この頃。

私の祖母も、関西地方に一人暮らししているので、
心配になって今朝電話してみた。
やはり先日の大揺れは怖かったとのこと。

電話くらいしか、してあげられることがない。
両親もますます今後トシをとっていくし・・・
色々真面目に考えなきゃいけない局面に来ているなぁなんて。







2004年09月06日(月)   動けない


話しながら、ちょっと泣きそうだった。
イイ年して、馬鹿みたいったらない。

私が同じ内容の相談をされたら、
「そんなのアンタが変わらないと
 どうしようもないことじゃん」
と一蹴するよ、きっと。


何をすべきかは私だってわかってて、
でもそう出来ない・・・

出来ないことを一度許してしまったら、
あとは坂を転がるように出来ない言い訳の嵐。


こんなんじゃダメだってわかってるけど、
どうしても出来ないのよね〜
なんて、百万回ため息をついたところで、
現実は変わらない。






2004年09月05日(日)   気分をかえる

ちょっとでも気分をかえようと、
朝からお出かけ。

私の心を浮き立たせてくれるものは何なのか。
それすらワカンナイなんて、全く困っちゃうなぁ。

香りなのか、食べ物なのか、ぬくもりなのか、
音楽なのか、もっと単純な物質なのか、誰かの言葉なのか、
私を支え導くものが何かわからないけど、
でも、人じゃないのは確か。

モノとかそれに類するものに頼るのはいいけど、
他人に頼っちゃダメ。
なんとか自力で浮上するキッカケをつかまないと。






2004年09月04日(土)   今週のこと

今週は、どうにもこうにも、
調子のあがらない日々だった。

何があったわけでもないけど、倦怠感。
仕事もやる気しないし、問題は発覚するし、時間はないし・・・


何か、目に見えない悪循環を断ち切らなきゃ、
と思っている。
何をしたらいいか、わからないんだけど。


今週読んだ本3冊。
どれも、ネット上で薦めている人がいたので
そのコメントに惹かれて手を伸ばしてみた。

◆余白の愛 小川洋子著 中公文庫

面白かった。でも前に読んだ「密やかな結晶」と
非常に雰囲気が似通っている。
小川洋子は、大分昔に「シュガータイム」を読んで以来、
なかなか読む気になれずにいたのだけれど、
もう少し読んでみようかと思っている。


◆みんなの秘密 林真理子著 講談社文庫

これはね〜。やっぱり面白くなかった。
私林真理子とは合わないんだよな。
なんか、登場人物全てがプロトタイプすぎて、
入り込む余地がなかったのだ。


◆天国までの百マイル 浅田次郎 朝日文庫

確かに泣けた。
面白かったんだけど、
だからこそ、ちょっと惜しかったなと思う。
どこが、とうまく説明できなくてもどかしいけど、
何度も繰り返し読むかと言われると読まないと思う。
でも泣きました。やっぱりポイントは、マリだよね。




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