今日はお泊りデートの予定だったんです。 ウソ。 1泊出張の予定だったんです。
台風16号のおかげで、飛行機が欠航して、 出張は流れましたけど。
前のプロジェクトはなにしろ大所帯で、 常時50〜100人が地方常駐だったので、 出張だって個々人が好き勝手な時間に 好きな方法で移動していたのです。
でも今回は弱小プロジェクトで、 顧客の手前、航空券は「特割」必須で、 ホテル代も「抑えましたよ、価格」という殊勝なフリが求められる。 全然、おいしくないんです。 おまけに同僚と、始終一緒に行動しなくちゃならないんです。
今日は、夕方移動の予定だったので、 「別行動でいいかな。その方が気楽だし」とひそかに考えていたのです。 そうしたら、見透かしたかのように、リーダーが言うのです。 「君ら、一緒に移動して、夕飯くらい一緒に食べるんだよね?」と。
「なっに、言ってるんですか〜? もう同じ会社の人間とは思えないくらい終始別行動ですよ! たとえ空港ですれ違っても、挨拶もなしですよ。 もちろん、泊まるホテルだって内緒です!」
と、冗談ぽく本音を答えておいたけれども、 ま、出張が流れた今となってはどうでもいいやね。
実は私は一緒に出張する人のこと、嫌いじゃないんです。 多分、知らない街で一緒に夕ご飯を食べるのも楽しいと思う。
でもさぁそういうのって、ちょっとねぇ〜。
だから、台風にちょっとだけ感謝!なのでした。
実家に行ったのだけれど、忘れ物をしてきてしまった。
帰りにコンビニに寄ったら、 会計時に、お財布がないことに気付いた。
カフェでお茶したら、盛大にグラスを倒して、 まわりを水浸しにしてしまった。
何をやってもダメな日ってあるな。
2004年08月28日(土) |
翻訳が難しいことば第三位 |
今日は暇にまかせて、 くだらないネタを次々とネットサーフィンした。 その中から話題を一つ。
世界の言葉から、翻訳が難しいことばを決定したところ、 その第三位が、関西弁の「なぁ」だった、らしい。
詳細は、コチラ
第一位は、コンゴの言葉で、”ilunga”という単語。 「1度目はどんなことでも許し、2度目には我慢し、でも3度目は絶対許さない人」 のことだと言う。
”ilunga”はともかく、 「なぁ」はそもそも翻訳の必要あるのか? ニュアンスの問題だもんねぇ。 真っ向から訳せないし訳さなくてもいいんじゃ?
そもそも、言語学者1000人に調査といったって、 どうやって調査したんだろう?
でも、これからは、テレビなんかで関西の人が、 「なぁ」って言うたびに、意味を考えちゃうだろうな。
昨日・今日と、客先でミーティングだった。
長い長い打ち合わせで、話題もアチコチ蛇行する。
ちょこちょことを、遊びながら参加していたのだが、 最近読んでいなかったメルマガをまとめ読みしていて、 「やっぱりね!」と思うことがあった。
詳細は、<コチラ>。
テーマは O型はいつもさびしい ってこと。
前にも書いたことがあると思うけど、 私はO型の男の人がとても好きだ。
もちろん、血液型で全てが決まるわけではない。 それでも、私から見たO型の魅力は次のような感じだ。
・細かいことにこだわらない ・小さなことに悩んだりしない ・楽しむのが得意で、楽しませるのも得意 ・決断力実行力がある
私にない美質がたっぷり。 元カレもO型だったしね。
今のプロジェクトにもO型の人が2人いて、 どちらも私の好む性質を持っている。
でも彼らを毎日見ていて、 「彼らは寂しがり屋なんだろうなぁ。 だから、あんなにも社交的なんだろうなぁ。 その明るさ、オープンさに私は惹かれるけれども、 本当の意味では案外彼らは弱いのかもしれない」 なんて感じていたところなのだ。
いつもさびしい
なんと複雑な響きを放つ言葉なのだろう。
「今」でも「あの時」でもなく、「いつも」。
多分さびしさはパワーの源なのだ。 それはよくわかったけど。 でも、怖いね。 そんなにさびしいなんて、怖いよね。
私にはAB型の友人が多いけれど、 彼女達は、ほんと、1人でいるのが得意だ。 彼女達に比べると、私は寂しがりやだと思ってきたけれど。 でもね。 さびしくたって私は1人でいる。 気が合わない人と、さびしいからと言って出かけたりしない。
元カレの言葉を思い出した。 「1次会で帰るなんて考えられない。最後まで行かないと、 自分の知らないところで何か面白いことがあるかもしれないじゃん」 そういう考えを私はしたことないんだよなぁ。 楽しくて、楽しくて、1次会で帰るのが惜しくて、 2次会まで行ったことはあるけど、 それだって多分今までの人生で10回もない。
今のプロジェクトでもO型の2人を中心に、 休日にみんなで遊びに行ったり、数々のイベントが催されている。 私は基本的に参加しない。 平日顔を付き合わせている人たちと、 わざわざ自分の休日を使って会う必要があるとは思えないから。
こう書いて見ると、冷たい人ね、私(笑)。
ちょっと話題がずれるけれども、 少し前にテレビで、 「鎌倉の地図を作れ」という課題に対する、 血液型ごとの反応を見る企画をやっていた。 血液型が同じ子供を3人ずつグループにして、 制限時間内、好きに行動させる。
A型:出発地点から100m(500mだったかも?)を 徹底調査し、道の両側にある店の名前を正確に記録し、 細かい地図を作成
B型:テーマを「食べ物」にしぼり、商店街を歩き回り、 試食しまくり、食べ物の写真をとりまくり、 にぎやかな地図を作成
O型:寺と海の二箇所を制覇。ただ遊んでいただけ。 地図も遊んだ場所の写真を盛り込んだ楽しいもの。
AB型:市役所だかなんだかをまわり、観光パンフレットをゲット。 それらの資料を元に、全体が見渡せるタイプの地図を作成。
この番組を見てて、なんかちょっと悲しかった。 明らかに私はAB型キャラなんだけれど、 大人の目で見ると、A型とAB型の行動は、子供らしさに欠けるよね。
一方、B型とO型は、子供らしくて、自由で、パワーがあっていいなぁと思った。 私は自分にないものだからこそ、B型O型にあこがれているのだ。
子供なんだから「地図を作れ」なんてわけのわからない課題に縛られることないじゃん。 目の前にはじめての場所がある!海がある!遊ばずしてなんとする!?
O型の無邪気さを、やはり私は愛すだろう。 でも決して、自分はO型のようになれないことも知っている。 どう頑張ったって、あんな風には振舞えない。
あの無邪気さ・自由さの裏に、さびしさがあるんだよね。
私はこの頑なさの裏に、何を隠しているのだろうか?
2004年08月26日(木) |
VIVACO / 夢 |
ViVACO
昨日、初めて『ViVACO』(リクルート)を手に入れた。 コンビニで偶然発見し、即ゲット。
知らない人のために簡単に説明すると、 『ViVACO』ってのはリクルートが出版している雑誌で、 コスメのサンプルを沢山おまけにつけているものなのだ。 首都圏中心に発売され、第1号、2号ともに即日完売状態。 私の買った第3号では、部数が45,000に増やされたようだ。
コスメって、やっぱり女心を刺激する。 学生時代はずーっとスッピンだったのにねぇ・・・
*
またまた、元カレの夢を見た。
ヨーロッパを鉄道旅行中の私。 ウィーンから、どこへ行こうか考え中。 「久しぶりにプラハがいいかなぁ」と思い、列車に乗り込む。 しばらくしたら、なぜかブダペストに着いたので、 「ブダペストもいいかも!」と突発的にそこで下車。 駅の階段のところで、何故か作務衣を来た元カレとバッタリ。 彼は、なんだかよくわからないコミューンに属しており、 みなで生活している場所に私を案内してくれた・・・
夢を見た原因は単純で、 昨夜帰り道で、彼によく似た後ろ姿の人を見かけたから。 一瞬本人なんじゃないかと疑った。 よく見たら、50代のおじさんだったけど。
その記憶と、先週のベルギー鉄道旅行がミックスされただけで、 特に不思議な内容ではないよね。 コミューンとか作務衣とかは少々怪しいけど。
意味不明という点では、先月見た夢。
プロジェクト・リーダーが 「今回で出張最後だから、CONCORDEで行っていいよ」 と私に告げるのだ。 で、CONCORDEに乗るわけだけれど、 搭乗する前の手続きに非常に時間がかかり、 移動はさすがに一瞬(!)なのだけれど(イメージはタイムマシン)、 CONCORDEより普通の飛行機の方がよかったんじゃないか・・・ という夢。
何故CONCORDEが出てきたかは、とても謎。
なんだかんだと勢いがついて、 とりあえず数年前のTurkey旅行記を完成。
手始めに妹に見せたら、以下のような感想が帰ってきた。
おもしろいが・・・。身内だからかも。 なんていうかもう少し砕けたかんじ?ていうかそういう のがあればわくわくしながら読めると思うんだけど。 頭がいい文章?なんだよね。たぶん・・。
つまり、「面白くない」というわけだろう。 わかってるんだけどね。 私って、根っからツマラナイ人間なので、 面白い文章って書けないんだよね。
こういうのって、天性のものなので、 頑張ったところでツライものがある。 構成をひねったり、言い回しを変えたりとか、 そういうテクニックでどうこうなるものでもない。
いいのよ。おもしろ読み物目指してないもん。 これからその国を旅しよう、って人が、 1つか2つでいいから、何か役立ちそうなヒントを拾えればいいな、 っていう趣旨の旅行記なんだもん!
なんて言い訳したけれども、負けは、負け。
妹も私に触発されたらしく、 とりあえずバリ島旅行記のさわりを送ってきたんだけど、 ・・・やっぱり妹の文章の方が数倍面白い! がっくり。 でもでも、いやいや、私のは旅のヒント満載の文章を目指すんだ。 コンセプトが違うんだ。 と自分に言い聞かせる。
このままだと、父もコンテンツ書きたいと言い出しそうなので、 家族ページになりそうな予感。
まだ、他人様にお見せできる状態ではないんだけれど、 今月中にはグランド・オープン(大げさだって)の目処を立てたい。
◇オリンピック 女子マラソン
寝ようと思っていたのに、ついつい見てしまった。 色々な選手に勝手にsympathizeしていた私。
追走者のプレッシャーに耐えて勝利をつかんだ野口みずき 出場権を得られなかった高橋尚子 泣きながら棄権したラドクリフ
多分、私の想像は間違っている。 彼女達の気持ちなんて、 ベッドの中からただテレビを眺めてた私にわかるわけない。 それでも、すごく、心がしびれた。
それから、解説をしていた有森裕子。 これは多分、村上春樹の本で、 有森裕子の話を読んでいたからなおさらなのだろうけど。
寝不足になったって構わないと思わせるドラマ、だった。
◇ホームページを作るということ/システム技術者として
ホームページを作ろう!と動き始めたものの、 楽しさの反面、億劫さの方が先に立つ。
やっぱり私ってシステム屋さんじゃないよなぁ・・・とションボリ。 イマドキは、その辺の普通の人がサイト運営してるってのに。
私はWEB系の開発経験がない。 これってば、イマドキのシステム屋さんとしては、結構致命的。 WEB系システムのプロジェクトの経験は結構長いんだけどねぇ。 初期は「JAVAやりたい!」って主張してたんだけど、 いっつも仕様変更とかに追い回されて、要件定義しているだけで、 実際の開発作業には入れなかった。 そうこうするうち、新しい技術を追いかける元気がなくなって、 んー、開発は若い人に任せた!って感じになってきた。 JAVAって言語的には難しくないけど、 私には環境が複雑すぎてついていけないんだよね(トホホ)。
大昔だけど、システムでCSSを採用するかどうか、っていう ミーティングがあったなぁ(遠い目)。 あのシステム、ちゃんと動いているかしら??
大体の大枠はつかんでいるから、 多分やりたいことを実装できるとは思うけど、 「通!」な人がみたら、「なんじゃこのソース!?」って思うんじゃないか、って そんなことが気になって仕方ない。 素人だからそんなこと気にしてる場合じゃないんだけど。 でも格好悪いソースってやっぱ嫌だなぁ・・・ ちゃんとした開発に携わったこともないし、まともに勉強する気もない(オイ)ので、 標準化されたキレイなソースを書ける自信がないんだよなぁ(ため息)。
今回借りた無料ホームページは、MySQL可、なのだ。 これでも一応私はデータベース屋さんだからねぇ(主におらくら〜だけど)、 いずれチャレンジしたいなぁと、小声でつぶやいてみたりしているわけです。
勢いで、旅行記のページを作ってみた。
ほんと、勢いだけで。
人様にはお見せできる代物ではないけれど、
これからボチボチ、メンテナンスしていこうと思う。
私って、ほんと、面倒くさがり、なので、
あんまり凝ったページにはならないだろうなぁ。
でも、これから旅行に行こう!という人が、
ガイドブックに載っていないような
ちょっとしたTIPSを拾える場所になればいいな、
なんて考えている。
そこまで行くにはかなり時間がかかりそうですが・・・
勢い、
これが、肝心、
だよね?
色々やりたいことはあったのに
1日中寝ていた。
多分、疲れていたのだろう。
旅行中は毎日7時間は寝ていたとはいえ、
朝から晩まで歩き回っていたのだから。
何もしないって、
贅沢なことだなと思った。
今年の初めで一旦終了となった 「文化的な暮らしをしよう」キャンペーンを 再開することにした。
目標は、月に1度文化的催しモノにでかけよう! という実に単純なもの。
今のところ、↓こんな感じで動いている。 7月:劇団四季 ジーザス・クライスト=スーパースター 観劇 8月:ヨーロッパ旅行(世界遺産を色々と見ました) 9月:blast! 観劇
10月は昨年見た義孝最後の続き、実盛物語を是非見たいんだけど、 歌舞伎座に一緒に行ってくれる人いるかなあ?
あとは、グッゲンハイム美術館展に行きたいなぁ。 これはまぁ職場から近いから、ちょっと仕事を抜けて行くのもいいかも。 今年はコンサートとかライブにはまだ行っていないので、 そっち方面のチケットも押さえなきゃ。
お墓参りに全然行っていない。 社会人になってからは、割と、 盆暮正月なんてものと無関係な生活をしているというのもあるけれど。
母方の実家に行けば、お墓参りには行く。 歩いて5分くらいのところに、お墓はある。 春には桜が満開になる。いいお寺だ。
父方のお墓参りには、ほとんど行ったことがない。 あんまりそういうことに熱心な家系ではないのだ。 特に父方の祖父方のお墓には行った事がない。 祖父と祖母は、駆け落ち同然の結婚だったので、 祖母と祖父の実家の仲が悪かったのが一因だ。
なんで突然こんな話を始めたかというと、 時々読ませていただいている私より少々年上の女性の日記で、
(特に父方の)お墓参りをしないと縁遠くなる
というネタが出ていたからだ。
父方のお墓参りに乗り気でない母親に、 「お墓参りしないと結婚できないらしいよ」と彼女が言ったところ、 途端に母上がお墓参りに乗り気になったそうだ。
実際にお墓参りに行くかどうかはさておき、 自分の先祖というかルーツに思いをはせてみるのもいいかもしれない、 と思った。
旅行の行きと帰りで、映画を合計6本見た。
・50 FIRST DATES ・SHREK2 ・13 GOING ON 30 ・THE BIG BOUNCE ・ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND ・THE PRINCE & ME
”50 FIRST DATES”と”THE BIG BOUNCE”のみ日本語吹き替え。 あとは、英語オンリー。 基本的に軽めのコメディばかり見ていたから言葉に問題はなかったけど、 ”ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND”だけは、 ストーリーを追うので精一杯だった。難しかった。
一番面白かったのは、”13 GOING ON 30”かな。 お決まりのストーリーなんだけど、 幼馴染役の男の人が結構好みだったので(笑)。
お決まりのストーリーという意味では、 ”THE PRINCE & ME”も負けていない。 もう笑っちゃうくらい定石の嵐。 でも機内でぼーっと見るには最適。
BAのイチオシは、”SHREK2”だったようで、 これだけは、往路も復路も上映していた。 あと、”THE DAY AFTER TOMORROW”とか、 他にもスリラーものアクションものがあったけど、そちらはパス。
普段あまり映画を見ない私としては、 1年分以上の映画を見た気分だ。
帰国しました。
ずーっと雨が続いたお天気が残念だったけれど、 大きな問題もなく、ヨーロッパの街並みを満喫。
いつも通り、結構詳細な日記をつけていたので、 いずれ旅行記のホームページを作りたい。 (一体、いつになるのだろう?)
今回は、今まで以上に英語の大切さを痛感した。 フランス語には本当にお手上げ状態で。
BURUSSELSは、フランス語主体で、 BURUGGEは、オランダ語主体だった。 オランダ語は、かなりドイツ語に似ているので、 広告や看板やメニューの意味が直感的に把握できてよかった。 本当に、意味のわかる文字列と意味不明の文字列の違いは大きい。 旅程的に、前半がフランス語圏、後半がオランダ語圏だったので、 あとになるほど、リラックスできてよかった。
最終日は、神の恵みか、晴れ間がやってきた。 BURUGGEのCANALは、とても素晴らしかった。 昼間と、夜と、2回ボートに乗った。 今まで、アムステルダムやヴェニスで運河巡りをしたことがあるけれど、 BURUGGEこそ、マイ・ベスト・カナルです。 水辺に緑というのは、本当に美しい。 夜景も、ただただ、ため息が出る美しさだった。
食べ物は、本当においしかった。 でも物価が高くて閉口した。 学生時代だったら、お金がなくておいしいもの食べられなかったかも。
明日、仕事復帰。 さっき、軽くメールチェックだけしたけれど、 仕事は忙しくなりそうだ。
休んだ分、頑張らなくては。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ さかのぼって、旅行中の写真をちょっとだけ掲載しました。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
★☆旅行6日目☆★
チョコレート
★☆旅行5日目☆★
BURUGGEで泊まったホテル 目の前を運河が流れる
運河の夜景
★☆旅行4日目☆★
BURUSSELS グランプラスのフラワーカーペット
夜景
★☆旅行3日目☆★
ANTWERPENの駅
ムール貝の白ワイン蒸し
★☆旅行2日目☆★
BURUSSELSの王宮
世界三大がっかりの1つ、小便小僧
2004年08月11日(水) |
Reise nach Belgien / 旅行1日目 |
フライングして書いてます。 旅行に行ってきます。 5泊7日なので、私的には「短い!」ですけど。
行き先は、タイトル通り、 「ワッフルとチョコレートとビールの国」です。 私の宿敵フランス語だけが恐怖です。 でもオランダ語はドイツ語に似てるから(多分)なんとかなるさ。
ちなみに、帰国日は平日ですが、 「会社休んで成田まで車で迎えにきて」と妹に依頼。 すんなり了承されました。 父は「会社休ませて、迎えに来いなんて・・・」と苦笑してましたが、 これもひとえに、フレッシュな生チョコを食べさせてあげようという姉の愛なのです。
それでは、行ってまいります。
★☆旅行1日目☆★
BAの機内食
BAのお食事は、おいしいと思う。 AFもおいしいけど、機内食グルメランキング最下位は、 今のところぶっちぎりでJALだ。 あれだけは、なんとかして欲しい・・・
旅行前の出社最終日なので、 イマイチ仕事に身が入らない。
でも、色々と作業が振ってくるので、慌しい。 今日はさっさとフェードアウトしたいのに。
*
相変わらず、頭の中はバルサモの歌声でいっぱいだ。 あんなにも、テッド・ニーリーの歌い方が好きだったのに。 ほんの1日で、私の中のベスト・ジーザスが入れ替わってしまった。 不思議だ。 バルサモに聞き慣れてしまうと、 テッドを聞いたときに、少々物足りなく思ってしまったり、 私って罰当たり・・・な気分。 でも、それだけバルサモの声はすごい。 どこまでも、永遠に続くんじゃないかと思うくらい、長く、ながく、のびる。 それも超高音で。
*
こうやって、「これが一番」だと思っていたものが一番じゃなくなったり、 自分の認識や気持ちが、自分の目の前で音を立てて切り替わるような瞬間は、 なかなかドラマティックだ。
新しい発見をした興奮を、忘れたくはないと思う。 でもそれは結構難しい。
今回、数年ぶりにJCSにはまって気付いたのだけれど、 現在の私のキリスト教観の基礎は、 数年前にJCSを繰り返し聞いていた頃に固まったもののようだ。 そんなことすっかり忘れて、最初から自分の固有の意見だったかのように錯覚してたけど。 (ちなみに私は幼稚園と、中学高校が、カトリック系のところに通っていたので、 割とキリスト教および聖書には馴染みがあるけれど、子供の頃から神は信じていない)
純粋なオリジナルというのは、絶対ないとは言わないけれど、相当難しい。 人は万物の影響を受けている。
自分の中で「当たり前」になってしまっていることこそ、 もう一度その根拠と正当性を検証する必要があるのかもしれない。
なんぞということを、ちょっとだけ考えた。
2004年08月09日(月) |
ミーハー魂/人生の様相 |
何があったというわけではないけど
ちょっとだけ目が覚めたというかなんというか・・・
まぁ分をわきまえましょうってことかな
ギリギリのポジショニングはやっぱり危険だから
そろそろ引き際
勘違いって、それも恥ずかしいもんだ
***
さらに熱心にJCSを聞きつづけた結果、 ついにスティーブ・バルサモが私の中で勝利。 彼のハイトーン・ボイスの素晴らしさといったら!
ゲッセマネの See how I die! の"die”の部分の声の伸びにもうノックアウトされました。
というわけでご本人のサイトをのぞいてみたら・・・ うーん、美形は美形なんだけど、 ナルシスト入りすぎ?
それにしても、本当にロンドンで生バルサモを 見るチャンスがあったのに逃してしまったのだとしたら、 今更後悔しても遅いけど、それでも後悔。
なんだかんだ言って、 こんな風に、ああでもナイ、こうでもナイと、 勝手に楽しんでいるときが一番自由でいい気がする。 何かにはまっていると、精神は安定しているし。
***
生活は、いくつもの様相が折り重なって営まれている。
普段の仕事があり、仕事の悩みがあり、 将来へ続く自分のキャリアに対する不安がある。
ものを食べ、眠り、日常を漫然と過ごす傍ら、 一方でかすかな恋心もどきを楽しんでいる。
ここ数週間の余暇は、ほとんどJCSを聞き溺れて、 色々な関連事項を調べたりして遊んでいる。
それとは別に、旅行の準備をちゃくちゃくとこなしている自分もいる。
複数の軸を持つことは大切だし、 私は幸せなんだろう。多分。
でも、何かが間違っている気がする。 ただ、そういう気がする。 理由も何もわからない。 でも、確かに、何かが・・・
目の痛みがまたひどくなってきた。
一時期、ブルーベリーのサプリメント摂取により、 状態はよくなったんだけど。
明日病院に行くべきか迷う。 旅行前に行っておいたほうがいいよなぁ。
*
なんとか荷造りを終えて発送済みだから、 今回は旅行に関しては気楽。 前回は、終電で帰ってきて、朝5時までパッキングして、 2時間だけ寝て空港に行ったんだよな。
でも本当は、寝不足で飛行機に乗る方がいいのだ。 熟睡していれば目的地に着くのは楽でいい。
*
同じことを2度聞かれるのが苦手だ。 「前にも聞いたけど、あれ、何だっけ?」 っていうのはまだ許せるけど、 前に話題にしたことをすっかり忘れている人。 激しく苦手だ。
無関心って言うのは、やはり罪の一種だよ。
2004年08月07日(土) |
マニアかオタクか(JCS熱は続く) |
家にいる間中、ずっと、Jesus Christ Superstar を聞いている。 毎度のことながら、私のこのシツコサはなんなのか。 マニアとかオタクとかそういう種類のものなのかしら。
ネットで検索してみると、同じようにはまっている方は結構いる。 あちこちで舞台を見て、CDを買って、比較している人もいる。
でも何が違うかっていうと、 彼らは情報を発信し、情報を交換(BBSなどで)するけれど、 私はそういうことを全くしないってことだ。
友人にも会社の同僚にも、 こんなに自分がはまっているってことを話したことはない。 ただヒッソリと聞き狂い、飽きたらやめるだけ。 引きこもりっぽいな。 でも、常に心の片隅にはその存在があり、 多分私は海外旅行をするたびにCDショップで買い集めるだろう。
こういう性格って、なんだか怖いよね? 自分のことだけどさ・・・
1996モノを最初に聞いたときは、違和感があったのだけれど、 大分バルサモ・ジーザスにも慣れて来た。 結構、いける。いや、かなり、いける。 でも、私の中ではテッド・ジーザスの印象が強すぎて・・・
私が映画版を好きなのは、完成度が高いというのもあるけれど、 ただ単に最初に見たからだろう。 原作を読んでから映画を見るとつまらなかったりするのと同じ。
今度は、ドイツキャスト版(ただし英語)を買ってみようかと考え中。 いくつか試聴したけれど、アメリカ版はことごとく趣味に合わない。 なぜでしょう。
そろそろJCSは一旦切り上げて、 さくっとオペラ座の怪人をおさらいして、 ミュージカル熱はひとまず終了にしようと思っている。 (できるかな?)
それにしても、JCSは歌詞が平易なところがいい。 ほとんど、確認しなくても聞き取れるし。語彙も多くない。 そして、8割方、歌詞を覚えてしまった私。 その熱心さを他のことへ向ければいいのに・・・ オペラ座の怪人は、若干英語の難易度があがるから、 頑張ってリスニングしよう。 (でもやはりメインの部分は歌詞が頭の中にあるからなぁ)。
私って、やっぱりオタクでしょうかね??
JCSの1996モノが届いた。
聞き比べると、色々発見がある。
同じメロディ、同じ歌詞、なのに演出でこうも違うのか! という新鮮な驚き。 あと、映画版と舞台版は3%くらい(数字は適当だけど)セリフが違うってこと。 その違いの中に、私が非常に重要だと思う部分もあった。
結局のところは、ANDREW LLOYD WEBER と TIM RICE の才能の勝利? ほんと、すごい傑作だ。
ところで、1996と言えば、私が大学を卒業した年だ(と思う、多分)。 卒業旅行のロンドンでオペラ座の怪人見たんだけどなぁ。 ついでにJCSも見てくればよかったよ。 あっちはチケットが安かったし・・・なんて今思っても仕方ないけど。
週末のうちに、パッキングして成田にスーツケースごと送っちゃう予定。 頑張って作業しなきゃ・・・
すごくモテそうなのに。
出会いだってあるのに。
彼が恋をしないのは、
必要ないから、
もしくは、
まだあの彼女が忘れられないから。
ソンナコト私には関係ないケド。
自分の領域に踏み込まれるのが怖いと、
過剰に反応されると重いと、
そう言った。
なぜ、そんな話を私にするのだろう?
語りたがりで、
淋しがりやで、
なのにヒトリなのは、
固い意志があるからなのだと思う。
朝からお客様のところへ。
今日は2人だけ。
午前中で打ち合わせを終え、昼食に行った。
和食のお店に入ったら、なぜだか、個室に通された。
向かい合わせで、少々挙動に困る。
目が、泳いでしまう。
彼は、こちらをまっすぐに見てくる。
ちょっと面白がってるんじゃないかというくらい。
まっすぐに見据えてくる。
この人はすごく目に力があるんだよなぁ。
目を泳がせているだけでは情けないので、
何度かばっちり目線を合わせてみたけど、
なんだか疲れてしまった。
『きらきらひかる』(江國香織著 新潮文庫)
読むのは4度目。 こういう結婚っていいなぁ〜。 大分この世界に馴染んできた感じ。
『沈むさかな』(式田ティエン著 宝島社文庫)
そこにオトスか、と驚いた。 決して好きな話ではないけど、興味深かった。 雰囲気は悪くないんだけど、空回りな感じ。
『スタバトマーテル』(近藤史恵著 中公文庫)
なんとなく展開の読める話だったけど、そこそこ楽しめた。
『シドニー!(ワラビー熱血篇)』(村上春樹著 文春文庫) 『シドニー!(コアラ純情篇)』(村上春樹著 文春文庫)
安心して読める。楽しめる。 すごぉおく感動したシーンもあった。 冴えているなぁと思った文章もあった。 思わず、お風呂に入りながら朗読しちゃったりもした。
私は、何が描かれているか、よりも、 誰がどのように描く(語る)か、ということが、 とても気になるみたいだ。
素材は問題ではない。 誰かの目を通して世界を見ること。 それは、自分ではできないことだから。
”busted” Matchbox 20
MP3プレーヤの空き領域にサイズがピッタリだったから ふとした気分で入れて聞いてみたら、すっごくよかった。 ちなみに、この曲が入ってたアルバム”Yourself Or Someone Like You”の 他の曲は全然ピンと来なかったので、いい偶然だった。
”GETHSEMANE” Jesus Christ Superstar : Original motion picture soundtrack album
劇団四季を見てから、お約束通りサントラ (ロンドンオリジナルキャスト版ではなかった)をひっぱりだして聞きまくり。 やっぱりこちらの方がストーリーも歌詞もしっくりくる。 私の聞き落としもあるとは思うが、重要な台詞がいくつも舞台からは抜けていた。 日本語の制約だから仕方ないけどなぁ。
ゲッセマネでジーザスが神に対して訴えかけるシーン。最大の山場。 このシーンなくしてJCSは語れない。
I'd have to know I'd have to know my Lord I'd have to see I'd have to see my Lord If I die what will be my reward? I'd have to know I'd have to know my Lord Why should I die? 〜中略〜 Can you show me now that I would not be killed in vain? Show me just a little of your omnipresent brain Show me there's a reason for your wanting me to die You're far too keen on where and how and not so hot on why Alright I'll die! Just watch me die! 〜中略〜 I will drink your cup of poison, nail me to your cross and break me Bleed me beat me kill me take me now before I change my mind
神が満足のいく説明もせず何の見返りもないままジーザスに死を求めたとすると、 それはやはり酷な話だ。ジーザスは神を愛し、でも神はあまりに冷たい。 ジーザスの声は悲痛に響く。
このゲッセマネのシーンの直前に、ジーザスはユダに怒りをぶつける。 「早く行ってなすべきことをなせ。彼らが待っているぞ」と。 あまりにも人間的なジーザスの1面。 一方で、最後まで神は不在の印象だ。顔が見えない。
人を生かすものは何なのか。 そういうことをつい考えてしまう。
★追記★
今日は1時間ほど、いつもより早く帰宅できたので、 JCSのサントラを聞きながら旅行の準備。 そうこうするうちに、聞き比べをしたくなって ”20th ANNIVERSARY LONDON CAST RECORDING”を探して聞く。 こちらの方が、先日見た舞台に大分近い。 映画版より舞台版の方が近いのは当たり前か。
ついつい勢いがついて、アマゾンで各種CDを視聴し、 とりあえず”1996 London Cast”ものを購入。 ”Original London Concept Recording”や ”オリジナル・ブロード・ウェイ・キャスト”版にも 惹かれたけれど、視聴の結果、 ジーザスの声が一番好みであった1996ものに決定。
レビューに「ジーザスは高音で決まる」と書いていた人がいたが、 私もそれには賛成。 映画版のジーザスは、高音がとてもいい。 私の勝手なイメージだけど、ジーザスは線が細めで声も高目の方がはまる。 声が低くなると、ユダとかぶるんだよね。 1996ものは、ユダの声もいい感じだったから期待大。
それにしても私って、粘着質というかなんと言うか、 時々火がつくと突っ走るよなぁ。 誰にもご迷惑かけてないからいいけれど。
CD届くのが楽しみ。
|