CYMA’S MURMUR

2004年05月28日(金)   真夜中の映画


「さぁ寝よう」とベッドに入ったときに、
なぜか、テレビをザッピングしてしまう。

ドキュメンタリーとかテレビショッピングとかに、
見入ってしまったりもする。

それから、映画。

特にBS2が私の寝る時間に映画を放映していることが多く、
たびたび睡眠時間を奪われる結果になっている。

この間は『ミザリー』をやっていた。
これは見始めて数分で、あ、『ミザリー』だ!
とわかったので、心置きなく電源をオフにすることができた。

でも、見たことのない映画で、
それがちょっとおもしろかったりすると、
ついつい、ダラダラと見てしまう。

先日は、『アフターグロウ』をやっていた。
見ている時点では、なんの映画か知らなかった。

タイトルさえわかれば、
「本当に見たいなら、そのうちレンタルでもして見ればいい」
と考えて、さっさと眠ることができる。
ビデオプレーヤもDVDプレーヤもうちにはないじゃん、
ということはさておき。

タイトルがわからない場合が問題だ。
NHKの場合、CMが入らないので、
民法でCMが入るタイミングでの画面片隅へのタイトル表示はない。

うちは新聞を取っていないので、テレビ欄を参照することはできない。
番組表系の雑誌もない。
ネットで確認すれば簡単だけど、
寝るためにマシンを落としたあとなので、再起動するのもばからしい。
しかし、明日になれば、前日のテレビ欄は参照できない(Yahoo!の場合)。

どうせタイトルがわかったって、
見る可能性は少ないんだから、さっさと寝ればいいのに、
なぜだか気になってしまう。

そこで、タイトルが解明できる最低限の情報を収集したら寝よう、
という方向へ進むのだ。

『アフターグロウ』のあらすじは、
とある若夫婦、夫は仕事に夢中で妻はなかなか構ってもらえない。
その妻が、家の修理に来た便利屋と関係を持ってしまう。
一方、夫は、偶然知り合った年上の女性に惹かれるが、
それはなんと便利屋の妻だった。
期せずして、問題のある2組の夫婦のパートナー交換のような状態が起こっていく・・・
というもの。

あらすじでの検索は、難しいだろう。
「便利屋」なのか「修理屋」なのかわからないし・・・

こういうとき、検索の決め手は、固有名詞だ。
便利屋の男は「ラッキー」。
うーん、検索にむかない用語だ。
じゃあ、残りの主人公達の名前は?
それがなかなか、名を呼ぶシーンが出てこない。
なんだかんだで、ほぼラスト近くまで見てしまった。

収集した情報は、
「ラッキー」・・・便利屋の名前
「フィリス」・・・便利屋の妻の名前
「マリアン」・・・便利屋の浮気相手の名前
「モントリオール」・・・物語の舞台

映画を見た翌日、朝っぱらから検索して、
見事『アフターグロウ』であることをつきとめたわけだ。
ご苦労、自分。
っていうか、何のためにそんなことをしているのだろう?

Yahoo!が過去3日分でも、番組表を検索できるようにしてくれれば、問題ないんだけど。

ちなみに『アフターグロウ』の感想
・マリアン美人(ツインピークスに出てたひとらしい)。
・フィリスも美人。それに可愛い。でも、年齢にはあらがえない感じが悲しい。お腹の贅肉とか。
・「実はあなたの子じゃないの」と15年経ってからカムアウトするのはどうかと思う。
 子供ができたときに言うか、あるいは最後まで隠すか、
 言うにしても40年くらい経ってからの方がいいんじゃないでしょうかねぇ。

と、ここで、フィリス役のジュリー・クリスティが映画撮影当時57歳だったことが判明。
信じられない!すっごく美しくてチャーミングなの。
しかしまぁ、57歳なら、ちょっとくらいお腹に肉がついてたってねぇ・・・


なんだかんだいって、私は期待していない真夜中に突然出会う映画が好きなのだ。





2004年05月27日(木)   



<朝9:30記>

ノンビリした日々も終りを告げようとしている。

昨日は、朝9時から夜20時半までミーティングだった。

今日・明日は、主要メンバが客先に行く予定だったので、
ゆっくりできる!と思って楽しみにしていたのに、昨夜突然、

「よし。新兵器投入。明日、一緒に行こう!」
と言われてしまった。

久々にスーツ着用で、この蒸す天気の中、朝からグッタリ。

今日の議題は揉めそうだしなぁ・・・
何時に帰れることやら・・・


昔は、クライアントの所に行きたくて仕方なかった。
ユーザと直接話したり、ヒアリングしたり、してみたくて、
「やる!やる!」と言い続けていた時期もあった(主に新人から2〜3年)。

今はもうそんなに顧客志向もないんだよな。
もちろん、色々な会社の内部に入り込むのは面白いんだけどね。


お客様は、地方の本社から来た4名と、東京支社の2名。

前のプロジェクトでも思ったけど、
地方に本社のある会社の人たちと会うと、
日本全国、色々な方言があるなぁと感心する。

東京に住んでる地方出身者の言葉には感じることができない、
生活感のある方言が聞こえてくる。

標準語より、方言の方が100倍感情表現が豊富だし、
柔らかい感じもキツイ感じもストレートに伝わる。

面白い。



<昼14:00記>

注意しなきゃ、と、思っていたのに、
クライアントとのミーティング中に一瞬意識を失った。

隣に座っていた同僚の手が、私の腕に触れてそれで気付いた。

偶然当たった・・・わけではなく、
多分、「やばい、起こさなきゃ」と思ったのだろう。
大変申し訳ない。

なんだろう。
この抗いがたい眠気は。

アトピーの薬の副作用があるのは確かだ。
別件で医者にかかったときに、薬を見せたら、
「これ飲んでるの?眠くなるでしょう?」と
すごく驚かれた、ということもあったし。

でも、そんなの言い訳にならないよね。
自社作業中ならそれでもいいけど。

今後は、クライアントのところに行くときは、
朝飲む薬を減らしたりしてみよう。

この異様な眠気が薬のせいでなかったら、
それはそれで大事なんだけど・・・



<夕18:00記>

まだまだ終わらないミーティング。
昨夜は内部ミーティングが朝9時から夜8時までだったし、
もう集中力も限界なんだけど・・・

でもなんんだか、楽しくなってきたりして。

この疲れる感じ。頭の芯までクタクタになる感じ。
ちょっとだけ懐かしい。


顧客から直接聞いた情報を元に作業をするのは好きだ。
顧客と交渉してきた同僚から指示を受けるよりはずっといい。



<夜21:00記>

打ち合わせは20時に終わった。

そのあと、自社に戻るとリーダーが言い出したら、
ついていくしかないなぁと覚悟を固めていたのだけれど、
明日が9時から再度打ち合わせであることもあり、
その場で解散となった。ホッ。

本当の修羅場なら、
20時に終了しても、21時には自社に戻って、
終電の24時くらいまで仕事するもんね。

明日もがんばろう。オツカレサマでした。



<翌日追記>

朝の薬をひかえてみた。今日は居眠りはありませんでした。
頭もクリアな感じ。やっぱり、あの薬のせいだったかぁ・・・

抗アレルギー、抗ヒスタミンの類は、多かれ少なかれ副作用に「眠くなる」
という項目が入っているので、どうしようもない気もするけれど。

とりあえず、先生に相談してみよう。
重要な会議がある日は、朝の薬をひかえる。
その代わり、夜飲む量を調整するとか、
朝飲む薬だけ副作用のないものにするとか、
何か一緒に考えてもらおう。






2004年05月26日(水)   最近の読書



★梨木香歩著『からくりからくさ』(新潮文庫)

梨木香歩は、今までなんとなく敬遠していたのだけれど、
裏表紙の説明に惹かれて手にとってみた。

とてもよかった。
しみじみと、じめじめと、所々オドロオドロシイところも気に入った。
読み終わるや否や、すぐに2度目の読みに入ったくらい。

女の子のルームシェア(この場合は下宿だけど)っていうのは、話になるよなぁ。



★北村薫著『朝霧』(創元社文庫)

文庫化されるのをずっと待ってた。
私って気が長いんだ。

社会人になっても変わらず無垢な「私」と、相変わらずの円紫さん。

リドル・ストーリーの展開は、
人間のダークサイドを際立たせているけれど、
それでもほのぼのできる読み物だ。



★江國香織著『ウエハースの椅子』(ハルキ文庫)

なんか、今までの江國香織のイメージとちょっと違ったけど、
これこそが作者自身に割と近いんじゃないかと錯覚してしまった。

絶望と親しく暮らしながらも、
最後は信じたいものを信じてしまう。

信じるに足るかどうかは問題ではないのだ、と、
改めて思った。

信じたいから信じる。

たとえ、傷つくことになったとしても。






2004年05月25日(火)   外国土産・輸入菓子



世界はどんどん小さくなっている。
手を伸ばせば、簡単に届く。

高校生の頃、初めて海外に行った。
ホームステイでカナダに。
それが約15年前の出来事だ。

それ以来、12回15ヶ国を周った。
(うち4回は香港、ちなみに香港<返還前>と上海は別の国カウント)
カナダ、中国、オーストラリアを除けば、全部ヨーロッパ。

知らぬ間にEUはどんどん拡大して、
ユーロ圏が広がっている。
マルクもフランもシリングもペセタも、ユーロに置き換わっていく。

同じ大陸上でも、1つ1つが全然違う国なのに。言葉も違うし・・・
EUと括られることに、部外者の私は少々寂しさを覚えている。



夏の旅行に向けて、着々と準備が進行中。

お土産何買おう、と、調べるのも楽しみの1つ。

でも、残念なことに、最近はなんだって日本で買える。
日本で買えないモノなんて、そうそうない。
現地でしか手に入らないものを持ち帰ることこそ、お土産の醍醐味なのになぁ。



日本では手に入らないモノでオススメなのは、

・スイスの「シュプリングリ」というチョコレートメーカー
 私のイチオシは「ルクセンブルクリ」というマカロン。
 ※バレンタイン時期にはデパ地下に出店していることもあるらしい。

・オーストラリアの「ヴァイオレットクランブル」
 これは大昔日記(前Ver.かも)に書いた気がするが、癖になるウマさ。
 しかし一部の人には甘すぎと敬遠される。
 ちなみにネスレー社の商品。チョコバーの一種。
 TIMTAMが巷に溢れている今、何故この商品は輸入されないのか?

うーん、これくらいしか、ないな。

日本で買える、というと、まあソニプラや成城石井。
もしくはインポートフェア(池袋東武でよくやってる)だね。

日本で買える、好きな外国菓子は・・・

・ベルギー「ロータス」のカラメル・クッキー

・ドイツ「HARIBO」のグミ

・香港(またはシンガポール)のシュリンプ・ロール
 ※ちなみに、香港とシンガポールでは味が違う。

くらいかな。


もう、こうなったら、お土産に持ち帰ることは考えずに、
現地でおいしいものを味わうことだけ考えよう。

ちなみに、

・マカオのエッグタルト
・ウィーンのケーキ
・スペインのポルポロン
・香港のマンゴプリン
・ハンガリーのパラチンタ
・フランスのパン

なんてところが、もう一度食べたいな〜と思うもの。
特に「この店で!」っていうのはないんだけどね。

あーお腹空いてきちゃった。






2004年05月23日(日)   妹


もうすぐ誕生日なのだが、
祝う気にも、嘆く気にもなれない。

ただ、淡々と過ぎていくものなのでしょう。

歳をとることに関しても、もはやあまり何も感じない。

新しいプロジェクトで、24だの26だのの子に囲まれてると、
しみじみと我が身がオバサンであることを認識するけれど。


妹がお祝いしてくれると言うので、週末出かけた。
「モノと食事とどっちがいい?」と言うので、
韓国料理をリクエストして、堪能した。

それにしても、妹に奢ってもらうなんて、珍しいこともあるもんだ。


今まであまり考えたことがなかったけれど、
同性のきょうだいがいること、すごく感謝してる。

女友達に話せることと、妹に話せることは、
似通っているけど、微妙に違う。
妹と私は、家族ということで、
問答無用に同じバックグラウンドを背負っているから、
だから話しやすい、ということが確実にある。







2004年05月21日(金)   AMAZONのオススメリスト



仕事中に大分遊んでしまった。

最初は、業務に必要な本をAMAZONで検索していたのだけれど、
ついついオススメリストの育成に力を入れてしまった。


  Amazon.co.jpでは、お客様のお好みにあわせたおすすめ商品を、
  リアルタイムでお知らせしています。ぜひショッピングにお役立てください。
  おすすめ商品ページの商品リストは、お客様の購入履歴、商品の評価、
  持っている商品などのデータをもとに自動的に作成、更新されます。
  リストの商品は、「おすすめ商品の絞り込み」ボックスから
  自由にカスタマイズすることができます。


ということで。

ベースとなるネタは、私がAMAZONから購入した商品だけなので、
最初のリストはひどく偏ったものだった。技術書だらけ。

どうすれば、効率よく我が嗜好をAMAZONに知らしめることができるのか?
よくわからなかったので、とりあえず記憶させたい作家ごとに、
それぞれ2〜3商品をショッピングカート放り込んで、
おすすめ商品リストが更新されたところで、
自分が既に持ってる本をマークし、評価を入れていくという手法を取った。

1.「江國香織」を登録
  ⇒ おすすめリストに「山本文緒」も追加された。
  ※ これは、なんとなく納得。

  ⇒ 『冷静と情熱のあいだ』を”持っている”としたところ、
    「辻人成」がおすすめリストに追加された。
  ※ 単純すぎでございます。

2.「村上春樹」を登録
  ⇒ おすすめリストに村上春樹の英訳本が多数出現。
  ※ うーん、そっちに行くか・・・

3.「沢木耕太郎」を登録
  ⇒ 旅行本つながりへ「椎名誠」「蔵前仁一」「下川裕治」など。
  ※ わかりやすいなぁ。

  ⇒ 『壇』を”持っている”にしたところ、「壇一雄」が追加された。
  ※ ベタすぎやっちゅーねん。もちろん書名は『火宅の人』だ。
    なぜだか「三島由紀夫」もついてきた。どういうこと?

4.「乃南アサ」を登録
  ⇒ 「野沢尚」がリストに追加された。
  ※ これはちょっと・・・

5.「保坂和志」を登録
  ⇒ 「高橋源一郎」が追加された。
  ※ なぜ?「小説の書き方」系の本は”持っている”にしていないのに。

Ratingのロジックがイマイチよくわからない。
一番、比重を置いているのは、ナンなのか?

実際の関連付けを人手で行っているわけはないので、
結局のところは、同時購買データから抽出しているんだろうな。

テーマに興味があるのか、ジャンルなのか、作家なのかによって、
結果は全然変わってくる。

沢木耕太郎⇒旅行本や沢木耕太郎⇒壇一雄の流れはわかりやすいけど、
沢木耕太郎⇒ノンフィクション、スポーツドキュメンタリ、ってのはないのね。
どっちかというと、そっちが普通かなと思うんだけど。
まあ『深夜特急』読者には、旅行本オススメで合ってるのかもしれないけどさ。

 『SEの思考法と技術―システム思考からDFD・ERDの実践活用まで』
 『製造業のBOM(部品表)入門―一流の製造業への王道』
 『Oracle DBA Unixコマンドデスクトップリファレンス』

なんて本と、小説を同一ラインに並べられても、見る方も困るんだよね。

ぜひ、オススメ本も、カテゴリ別にブラウズできるようにしてもらいたいもんだ。






2004年05月19日(水)   せきがえ

会社で席替えがあり、別フロアに移動した。

風景が一変して、ちょっと変な感じ。

昨日までいたフロアは、
前に一緒に仕事したことのある人たちが沢山いた。
業務上直接関係なくても、
彼らの姿が目に入るところにあるだけで、
私は大分ホッとしていたのだな、と気付いた。

コピーをとったり、飲み物を買いに行ったり、
ちょっと席をはずしたタイミングで小さな雑談をする、
そういうことが、息抜きになっていたのだ。

今のフロアは、社長室もあるフロアで、
雰囲気が硬く、どうにも落ち着かない。

気楽な関係を築いていくのはこれからなのだろうけど。






2004年05月15日(土)   彼らの妻


今の会社に入って2年。
その間、会社で好きになった人2人。

1人目がYさん。私より1コ上。同い年の奥様あり。
2人目がJ。同い年。大学の同級生と昨年結婚。

まぁ、サクッと2連敗なわけですが。


Yさんとは今度飲みに行く約束をした。
本当に実現するのか?
でも昨日はお互い余裕があったので、
チャット状態でメールが行き交った。

Jとは毎日ランチを一緒にしていたけど、
私が来週から異動なのでそれも昨日で終了。


既婚者相手じゃショウガナイよなぁ。
ということをフラフラ考えていたら、
「何故私は彼らと不倫する可能性が微塵もないと思っているのか?」
という疑問が湧いてきた。

実は、「この人に誘われれば不倫するかも」
と思う相手が別にいるにはいるのだ。
現実には、その人は私を誘わないし、
最近接点もないので、あり得ない話なのだけれど。


「不倫するかも」と「不倫はあり得ない」の差は何か?
(ここでいう不倫とは独身女性&既婚男性の組合せ限定)

あくまで私の感覚だけれど、
「不倫はあり得ない」タイプの男性は、

1.私と年が近い
2.彼らの妻も私と年が近く、また(おそらく)キャラも似ている

の条件を満たしているのだ。

だから、逆にいえば、「不倫するかも」な男性は、

1.私と年が離れている(5つ以上年上)
2.彼らの妻は、私と正反対のキャラ(専業主婦で大人しくて優しくて・・・)

ということになる。

女性側の不倫のメリットというのは、
年齢差によって豊富な人生経験から出る豊かなアドバイスが得られることと、
結婚によって(妻のバックアップによって)男性が得た余裕を享受できる、
ということがメインだと思うので、
年が近くて同士のようになってしまう男性は不倫相手には適さない気がするのだ。

男性側の不倫のメリットは、
婚外交渉の非日常感と妻からは得られない刺激を楽しめる、
ということになると思うので、
妻と同じタイプの女性を不倫相手に選ぶことはないはず、だと思う。


同年代だからというのが一番大きい要素だとは思うけれど、
実際Jの奥さん(私も仕事で関係したことがある某大手企業勤務)とか、
Yさんの奥さん(パートタイムで通訳の仕事をしている)とかは、
私とバックグラウンドも、考え方も、似ている部分があったりする。

じゃあ、なんでJやYさんは、ランチや飲みに私を誘うのか?

それはただ気楽だからなのだろうと思う。
妻という一番自分に近い女性と、似たタイプの女性で、
扱いやすく、会社の話題をするのにも適切、と、
ただそれだけなんだろう。

私にしても、「不倫してもいいかも」と思う相手に期待するサポートを、
彼らに求めることはないので、
きわめてカジュアルに言いたい放題できる楽さがある。


というわけで、やっぱり既婚者相手じゃ、どうにもならない。

彼らの妻、を、時々私は羨ましく思うのだ。
多分、そのポジションにいるのは私でもよかった。
大差はない。

それでも、私はそういう人間関係を誰とも築けないままここまで来たわけで。
そこにはやはり、大きな差がある。
人格的欠損があるのかもしれない。

彼らと楽しくしながら、そうして私は彼らの妻に思いを馳せる。

そういうのって、やっぱり不自然だ。





2004年05月14日(金)   落し物


落とした定期入れが出てきた。
警察署まで取りに行ってきた。
世の中捨てたもんじゃないね。


私はあまり失くし物をしないタイプだと思っていたけれど、
よくよく考えるといろいろなモノを落としまくっていた。

学生時代はそんなことなかったから、
これは社会人になってからの病みたい。


1.定期入れ  ⇒ 警察(だっけ?)
2.腕時計   ⇒ 警察
3.キーケース ⇒ 駅
4.定期入れ  ⇒ 駅
5.定期入れ  ⇒ 警察


思い出せるだけで、全部で5点(うち3回定期入れか・・・要注意!)。
すごいのは、全部、手元に戻ってきている、ということだ。

1.のケースで、どこに引き取りに行ったか記憶が曖昧なんだけど、
今回と同様、定期入れの中の名刺がキーとなって、
会社に連絡が来たのでした。

みなさま、定期入れには名刺を数枚(ここポイント!)
仕込んでおく事をオススメします。



## もう「恋愛」ってこともなさそうなのでジャンル変更してみました。







2004年05月10日(月)   カタコリ

アロアソの高価な(←私にとっては)オイルを
惜しみなく投入して入浴したり、
それなりの努力をしたにも関わらず、昨夜も寝つかれず。

頑張ってようやく3時に眠りについたのに、
3:40にはバッチリ目が覚めていた。

イッタイ、ドウイウコト?

そのまま4:30までウダウダ過ごし、再入眠。


睡眠不足のせいか、
昨日から頭が痛いのです。

落ちているものを拾ったり、
頭を下に下げるとコメカミに激痛が。

今日になって、ようやく、
「これは肩凝りのせいでは?」と思い当たる。

マッサージに行きたいけど(ここ最近全然行ってない)、
今のオフィスの近くには行きつけのサロンはないし、
仕方ないので、隣のビルの中のニールズヤードへ。

前から気になっていた、
「ショルダーリリーフサルブ」のテスターを
首の後ろにもみ込んだ。

効く! 効くよ、これ!! すごい!!!

香りもいいし、癒される〜。

明日には財布握り締めて、買いに行っちゃうな、きっと。


それはさておき、今夜は眠れるだろうか?






2004年05月09日(日)   ネムレナイ


ネムレナイ。

何故だか、眠りに入ることに抵抗がある日々。

身体は「眠い」と言っているのに、

神経がとがっている。

見たくもない雑誌の最後のページをめくるまで寝られない、

なんて思い込んだりもする。

ようやく眠りに落ちる頃には疲労困憊で、

自分のバカさに呆れてしまう。

潔く眠ることを放棄して何かするのは構わないけど、

そんなときこそ、自分の無趣味を呪ったりする。

眠れない。

眠いけど寝てはいけない。

でもやることもない。

考え事をするとロクなことを考えないので考えたくない。

電話する相手もいない。

ましてや行く所もない。

ナイナイづくしだ。

今夜もネムレナイ。





2004年05月08日(土)   『センセイの鞄』

先日、ドラマ「センセイの鞄」を見た。

その前に、ドラマの宣伝をやっているのを見て、
久々に本を読み返そうかと考えていたのだが、
読み返すより前にドラマを見た。

ドラマは、とても、原作に忠実だった。
小泉今日子は、私のイメージとは違ったけど、
とても可愛い女性を演じてていいなと思った。

そして、昨日、ようやく本を探し出し読み返した。
(『センセイの鞄』 川上弘美 平凡社)

最初にこの本を読んだときは、
なんか嫌な気分になったのだった。

それは、年をとることへの恐怖、だったのかもしれない。

でも、今回読み返してみて、
そんな嫌な気分は全然感じなかった。

多分、私が年をとったということなのだろう。

手許にあるのは、初版第七刷で、2年半ほど前の日付。

本当にイロイロなことを考えた2年半だったから、
感じ方が変わっていても当然かもしれない。

エピソードの1つ1つが、胸に染みる。

私だったら、小島君と付き合っちゃうけどな(笑)。

そうなのかな?





2004年05月07日(金)   GW MEMO

単なる行動記録

・部屋を片付け、衣替えした。
 病気かと思うほど集中できず、丸2日かかってようやく収束。

・祖母の見舞いに行った。
 私 「おばあちゃん、今いくつだっけ?」
 祖母「私?81」
 父 「何サバよんでんだよ、87だろ?」
 祖母「あれ、そうだっけ?」
 私 「まぁ、どっちでもいいじゃんねぇ・・・」

・友人とショッピング
 夏のヨーロッパ旅行が決定

・SHANGHAI旅行のアルバム作成。労作。

・料理!

・取締役と面談。部署移動決定。

まぁ何もない日々。





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