CYMA’S MURMUR

2003年12月31日(水)   よいお年を!

あっという間に大晦日ですね。

なんとか気分を一新して、
新年を迎えようと思います。

みなさま、よいお年をお迎えください。









2003年12月30日(火)   今年何があった?

仕事・・・いいことなし。

本当に、何の貢献もできなかった。
なのに私なんかを評価してくれる人もいて心苦しい。
本当に、本当に、私は今年仕事をしなかった。
労働時間は長かったけど。
完全に嫌気がさしている。来年は転職を。

恋愛面では、
静かでゆるやかな片思いが終わったあと、
激しい展開が待っていた。
でも全てが過ぎたこと。
元彼との破局の痛みは大分薄れた。

生活面では、
お料理を頻繁にした時期もあったし、
家具とか小物も順番にそろってきて、
部屋の居心地は上昇中。

迷いながらも、ここに越してきてもうすぐ2年が経つ。
契約を更新することも決めた。
しばらくはここで暮らす。
でも来年中には、真面目にマンション購入を考えよう。

何も起こらなかった、なんてことはありえなくて。
とはいえ、色々あったけど、
特筆すべきことはやはりなにもない。

流されて過ぎていっちゃう時間はやっぱりもったいない。

来年はもう少し意識的に動いていこう。






2003年12月29日(月)   想い出の重み


想い出が苦しい

ような気がする。

元彼関係。

先日久方ぶりに会って
ちゃんとしたエンディングを迎えたつもりなのだけれど。

これは未練なのか、なんなのか。

想い出の重みの正体がわからない。


思い出すのは、楽しかったことばかり。

だから多分、現在進行形で未練があるというより、

過去完了的に未練があるのだろう。

何かのきっかけで彼との出来事を思い出すたび、

存在しえないIFを自分に問い掛けてしまうのかもしれない。

だとすると、この小さな痛みは永遠になくならないのかな。


"元々彼"のことに関しては、

思い出すことはあっても、胸は痛まない。

懐かしかったり、
当時の自分をなんと可愛く幼いのだろうと思ったりはするけれど。


すごく大事な経験をしたってことだ。

そう解釈して、受け入れるより他ない。

このかすかな違和感を。



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仕事がひと段落して暇になったら

猛烈に寂しくなった。

チームメンバの半分くらいは先に東京に帰っちゃったし。

寒いし暗いしホテルは寂しい(部屋は素敵だけど)。

こういう夜を幾つも越えて

それでも決して慣れることはないんだろうな。

誰かのたった一言で暖かい気分になれたりもするけど

やっぱりそうじゃなくて

自分で自分を立て直せるように

寂しさに流されずにきちんといられるように

寂しくても負けないのが大人なんだ。






2003年12月28日(日)   

久々、真剣に仕事した。
リミットまであと2日。

なんだか、この雪国にいると、心が落ち着く。

なんの想い出もないから。

ただ、仕事に明け暮れていた記憶と、
お気に入りのホテルの部屋の空気だけ覚えてる。

こうやって、冷え冷えしたトーンで、
ずーっと凍えた心のまま暮らすのも楽かもしれない。

そんなことできないのわかってるけど。


心を閉ざしたいわけじゃなくて。

それどころか、他人と、誰かと、心を通わせたいと思う。

でも、できる気がしないから。

だったらいっそ、このまま・・・


終わらない関係が欲しい。

でも、そもそも、この言い方からして間違っている。

終わらせないための努力を双方続けられる関係が欲しい。

結果的に終わってしまうのは、仕方のないこと。

でも、全てが終わるわけじゃないはずだから。


理性の後押しがない恋はうまくいかないと思ってた。

打算とも言う。

そういう意味では、先日の火遊びは、
理性のサポートはバッチリだった。


もう何も考えない。

ひっそりと感情に寄り添っていく。

再び希望の光が見えるまで。

そうするしかないね、きっと。






2003年12月27日(土)   SNOW



今年は暖かくてまだアスファルトが見えてるよ。

そう聞いていたのに、下車した私が見たのは一面の雪。

一晩で真白に埋め尽くされた街。

-4℃だけど、それほど寒くない。

心がシャッキリするような空気の冷たさ。

飽きるほど見たはずなのに、やはり雪に見とれてしまう。

なんだかんだ言って、私はこの街を嫌いになれない。

楽しいこともあった、確かに、ね。

たった3日間のヘルプなので(延長される危険性大だけど)

まあ、やれることをやってあげようなんて、

珍しく前向きになってみた。







2003年12月26日(金)   


なんだか復調の兆し。

お天気が良かったり。
B'Zのライブで泣いてスッキリしたり。
オーラソーマにすがったり。
ただ時間が流れたり。

原因はいろいろだろうけど。

ちょっとだけ元気になった。

バカみたいなんだけど、風水に手を出してみた。

もちろん、方位がどうこう言われても何もできないので
簡単なところだけつまみぐい。

こういうこと、昔はなによりバカにしてたのになー。

でも風水って、努力の余地があるだけ、星占いよりはマシかもしれない。

・玄関はきれいに明るく、できればタタキは毎日水拭きを

・玄関に動物の置物はダメ⇒陶器のクマをキッチンに移動

・観葉植物増強中

・鏡にはカバーをかぶせる

・トイレのふたは閉めること

・不要品は捨てましょう

・髪の毛には悪い気が付きやすいので、なるべく髪は夜洗う
 お風呂には柑橘系の入浴剤がよい

これくらいかな。ボチボチ実践してる。

あとは、我が家の桃花方面(南)にローズのものを置くと
恋愛運があがるらしい。
現在きれいにブルーコーディネートされてて、
割と気に入ってるのにさてどうするか・・・

この手のものって、元は倫理とか生活習慣だったりするんだろう。
玄関と水周りをキレイに明るくってのは、
そのまま「掃除しろ」ってことよね。
散らかし汚れたた部屋に、運はやってこないわけで。

特に「玄関」は大事らしい。
そこから神様が入ってくるそうだ。

良い方に向かうと思しき行動をとることで、
つられて気分も多少なりとも向上すればラッキー。
部屋がキレイになっただけでも、気分イイです。

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ここ数週間

テンション下がりまくりだった割には

「何も読みたくない。聞きたくない」という気分にはならなかった。

何冊かの本と何枚かのCDを買って、ライブにも行き、
そういうのが、ちょっとずつ自分の中に浸透していくのを感じてた。

一番のヒットは重松清の「リビング」。
なにげなく買った文庫本だったけれど、これが当たり、だった。

いろいろな家族の話。
どこにも正解なんかはなくて、
みんなちょっとずつ何かを抱えてる。

100%ってやっぱりなかなかなくて、
欠けたところを補ったり、
押したり引いたりしながらやりくりしていくものなんだろう。

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総括 〜奴のこと〜

奴絡みのものは、全て廃棄完了(ようやく本日!)。
名刺は、のちのち使うかもしれないけど、
手元に置いておくのは嫌だから妹に預けた。

弁護士からの配達証明の不在通知と、
奴から送られてきたゆうぱっくの不在通知も無視し、
期限も切れたので送り返されたことだろう。

心の整理も95%完了。


彼の側は最初はただヤれればよかったのだと思う。
でも、想像以上に話が合ったのは事実だし、楽しかったのも本当。
ついでに泊まらせてくれるとなれば言うことなし。
ちょうど妻が留守のプチ独身を謳歌できる時期だったというだけのこと。

そして、遊びだからこその、本気、がまぎれていたのだろうと思う。
つまり、セックスだけする相手としてではなく、
普通の恋人同士のように、私を扱った。
それはゲームだけれど、100%の嘘ではない。
でも、もちろん、本当でもない。誠意もない。
そのわずかなズレをずっと感じてた。
不安だった。怖かった。でも見抜けなかった。
なぜなら、今まで根拠もなく不安に陥って物事をダメにした経験があったから。
自分の不安が正当なものである可能性を検証する前に押さえ込んだ。

奴が恋愛について語らないのは、語る資格がないからだったのね。
甘かったわ。そんなの気づかなかった。
「この年になれば、色々な過去があるからなぁ」なんて
思ってた私も私だ。さっさと突っ込めばよかったよ、全く。

愛情より性欲が勝っているのではないかという推測も当りだったし、
結局不安は全て的中していたのだ。

最初から妻子がいることを告げられていたら、
それでも私ははまったかもしれなかった。
不倫でいいや、って、なったかもしれなかった。
そうはならなくて正解だったんだろうけど。


自分の判断力に自信が持てない。

そういう状態に再び追い込まれてしまったけれど。

やっぱり不安を溜め込んじゃいけなかったんだね。
うざがられても、今後は思ってることをちゃんと言ってみる。
全身を使って、納得できるかどうか、ちゃんと考えてみる。

少なくとも私は裏切らない。
嘘をつかない。
まっすぐにぶつかる。

それしか自分を救える方法はないから。


奴のことはこれにて終了。
来年には持ち越さない。

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(追記)

突然出張が決まった。

再び氷点下のあの地へ飛ぶ。

そりゃないよ、って感じ。

でも残念ながら拒否権を持っていない。

やっぱ転職しかないなー。

年末年始のわずかな休みは死守したいけど、

すでに4日間のうち1日は返上することが決定。

さらに1〜2日、召し上げられそう。

はっきり言って ム・カ・ツ・ク!

だって、隣のチームのヘルプだよ。

締め切りが1週間後のタスクをいきなり他チームに振る?

もっと前に予見できなかった?

なんて言っても仕方ないけど。

ほんと、潮時だという気がする。

うむ。来年は動こう。






2003年12月25日(木)   Froehliche Weihnachten

なぜだか外国語の方がしっくりくる。

多分、日本語は使いすぎて、感情がこもりすぎて、
うまく機能しなくなっちゃったんだと思う。

ニュートラルで、それでいて勝手な思い込みを
ひっそりこめることができる外国語。

英語でもドイツ語でもトルコ語でもなんでもいいけど。
そういうのがイイ。


   Mit den besten Wuenschen
   fuer ein glueckliches Weihnachtsfest
   und erfolgreiches Neues Jahr!


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イブの夜はB'Zライブ@東京ドームに行ってきた。

なんだか入り込めず、3塁側から眺めてた。
それでも楽しかった。

アンコールの1曲目。いつかのメリークリスマス。

いつかの、昔の、過ぎ去った、幸せだったクリスマスの歌。
ただのHAPPY&MERRYな歌ではないけれど、解釈はいろいろできる。

でも昨日の私は、歌に感動したわけでもなく、ただ、
”終わってしまった物事”に対する悲しみで涙がこぼれた。

終わらせたくは、なかった。
失いたくも、なかった。
もっとずっと大切にしたかったはずなのに。

涙が流れるのを止めることはできなかった。
隣の友人は気付いていただろうけど、何も言わなかった。
次の曲が始まっても、私は泣きつづけた。

失われたもののために涙した。

失うプロセスを何度も頭の中で辿り、
終焉を納得しようとしてきたけれど、
そんなことあまり意味がなかったかもしれない。

私はただ、なくしたくなかったのだ。
ずっと隣にいたかった。
終わってしまった過去全ての恋愛を、
私はもっと大切にしたかった。
失われてしまったことを、心の底から悲しく思う。

負けたくないと思った。
誰に?
自分に?

次こそは、今度こそは、決して失わないと心に決めた。
大切にする。守りつづける。

”いつか”にはしない。

相手のあることだから、決して思うとおりにはいかないけど、
私からは終わりにしないし、最後にしない。
少なくともそれくらいの覚悟でいる。

まだ諦めない。
奇跡なんかじゃなく、
日常の小さくても本当の気持ちをちゃんと積み重ねることによって
継続されていく何かをきっと手に入れる。それこそいつか。

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 *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
  いつかのメリークリスマス B'Z
 *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


 ゆっくりと12月のあかりが
 灯りはじめ
 慌ただしく踊る街を
 誰もが好きになる

 僕は走り 閉店まぎわ
 君の欲しがった椅子を買った
 荷物抱え 電車のなか
 ひとりで幸せだった

 いつまでも 手をつないで
 いられるような気がしていた
 何もかもがきらめいて
 がむしゃらに夢を追いかけた

 喜びも 悲しみも全部
 分かちあう日がくること
 想って微笑みあっている
 色褪せたいつかのメリークリスマス


 歌いながら線路沿いを 家へと少し急いだ
 ドアを開けた君はいそがしく
 夕食を作っていた

 誇らしげにプレゼントみせると
 君は心から喜んで
 その顔を見た僕もまた
 素直に君を抱きしめた

 君がいなくなることを
 はじめて怖いと思った
 人を愛するということに
 気がついたいつかのメリークリスマス

 部屋を染めるろうそくの灯を見ながら
 離れることはないと
 言った後で 急に僕は
 何故だかわからず泣いた


 立ち止まってる僕のそばを 誰かが足早に
 通り過ぎる 荷物を抱え 幸せそうな顔で


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2003年12月24日(水)   REMEDY


ALL-FATHER,

PLEASE GIVE ME

TRIED-AND-TRUE REMEDY FOR BROKEN HEARTS

AT CHRISTMAS






2003年12月23日(火)   AT A LOSS


傷ついてるからって

そんなの何の免罪符にもなりはしない

生きてく上でのタブーだけが増えていって

もはやプリミティブな自分の欲求がわからない


山本文緒の「恋愛中毒」を読んだ

多分、3度目

主人公の女性が別れた夫に言う

「私はどうしたらよかったの?」

すごく胸に響いた

私はどうすればよかったんだろう?

答えを得たと

2度と同じ過ちは犯さないと

思えたときもあった

でもそれは、幻で

私はまだ回答を見つけられないまま

途方に暮れている






2003年12月22日(月)   考えかけたこといろいろ

恋愛はさておき(しばらくはないでしょう、もしかすると未来永劫)。
色々なことをちょっとずつ考えている。

思考がアッチコッチに飛ぶので、全然まとまらない。

面倒だから、多分これ以上考えないであろうネタだけ列挙。
(おそらくこのまま放置)

テンションは未だ低いです。超低空。


1.ソフトランディング


 世の中渡っていく上で何が大事って、物事を収束させる能力だな。
「現実的な落とし所を見つける」能力と言ってもいい。

 物事を勢いで始めたり、突っ走ったりするのは案外簡単。
重要なのはどこに帰着させるかってこと。

 「終わりよければ全てよし」は正しい。


2.グリッド


 ORACLE10gのgはグリッドのgなんだって。iの次はg。

 グリッド・コンピューティング。

 技術的なことはどうでもいいけど、
小さなパワーの寄せ集めをうまく使うという機構は
今の時代にすごくマッチしているんじゃないかという気がふとした。

 1人の天才よりも、1万人の凡人の方がパワーを持つかもってこと(ちと違う)。


3.我ことにおいて後悔せず


 最初にこの言葉を知ったときのことはまだ覚えているけど割愛。

 宮元武蔵の言葉だとかそういうこともどうでもよくて。

 ただ「後悔しない」ということが、私の人生における唯一の枷となっている。

 私の行動の原動力は「後悔したくないから」だったりするのだ。
そう考えると、なんだかネガティブですらある。
「どうしてもやりたいから」ではなくて「やらないと多分(きっと)後悔するから」。

 後悔することを、何よりも恐れる私。
傷つくことよりも、失敗することよりも、後悔することが怖い。

 だから、ついつい、突発的に突っ走ることになるのだけれど。

 後悔する方の選択肢が案外正解だったりするのではないかと近頃思う次第。






2003年12月21日(日)   EMERALD GREEN

友人とショッピングに行ってきた。

昼食⇒買物⇒お茶⇒買物⇒お茶⇒買物⇒夕飯の黄金コース。

洋服の他にも小物など買った。
バスルームに飾る観葉植物が欲しくて、
アジアンタムを探したけれど見つからず、
ステレオ・スペルマムという植物を購入。

途中で、かねてから私が興味を持っていたオーラソーマのお店発見。
1人10分のお試しコースを受けてみた。

今まで私はネット上で何度か診断したことがあり、友人は初めて。
本物のボトルは、とてもとても美しくて、魅せられた。

104本のカラーボトルから気になるボトルを4本選ぶというもので、
ボトルにはそれぞれ上下異なる色(場合によっては同色)のオイルが入っている。

私が選んだうち4本中3本が透明の色(クリア)の入ったボトルだった。

一方、友人が選んだの4本中3本が上下同色。

結果の詳細は秘すとして・・・
今回初めて知ったのだが、
・ボトルの上半分は、自分で意識している自分の心
・ボトルの下半分は、自分でも意識していない潜在的な自分の心
なんだそうだ。

つまり、下半分がクリアのボトルばかり選んだ私は、
自分で自分の深層心理がつかめていないということであり、

上下同色を選んだ友人は、自分の本心と表面にギャップがないということらしい。

大当たり!だなあ。
ちなみに私は「普段は慎重なのに、時々情熱的に突っ走る」と言われ、
それを横で聞いていた友人は大笑いしていた。

2番目に選んだボトルを持つことで、
直面する問題を克服するサポートになるそうだ。

私が買ったのはコレ↓ 実物はもっともっと、美しいです。










2003年12月20日(土)   Deep Place

なんだか

深い深い場所にもぐってしまったみたい

一瞬、一瞬は

自分の注意を逸らすことができる

でもそれは

深い穴から

空や太陽や月や星を眺めるようなもので

自分が

深い深い場所にいることに変わりはない

何の手がかりもなく

何の希望もない

意識は穴の外に飛び出しても

また、穴の中に戻ってくる

今はここが居場所

いつまでかわからないけど

穴の中に満ちるのは

無関心と不安と恐怖

上を眺めることはできる

穴の中にいることをそのときは忘れられる

時には上空を横切る鳥や飛行機が見える

救いの手が差しのべられたような幻想も見える

でも結局は

自分で壁を登るなり

横穴を掘るなりして

ここではない場所へ移動しなくてはいけない

深い深い場所

今はまだ誰の言葉も届かない

これは何が原因でもなく

ただ私が

そういう状況に気付いてしまっただけ

気付けなかった今年前半に比べると

凍った心が溶けてきた証拠かもしれない

穴の中にも

新年や春はやってくる

はず






2003年12月19日(金)   『TOKYO STYLE』

『TOKYO STYLE』(都築響一・ちくま文庫)を買った。

1993年の写真集が文庫化されたもの。

発売当時に話題になっていたのを覚えている。

当時は興味を持ったものの、高かったし、
本屋で見ることもなかったのだと思う。

これが、すっごく、面白い!

現在突発的な障害で、データファイルのリカバリ中なのだが、
作業の合間にパラパラめくるだけですごく楽しい。

10年前の空気。

乱雑な部屋の散らかり具合や、
壁のポスター
書棚の中の本のタイトル
鏡台の上の化粧品

そんな1つ1つが、懐かしく、また、新鮮だったりする。

暇つぶしには、お勧めです。






2003年12月18日(木)   まわれ!

昨夜はプロジェクトの飲み会だった。

忘年会というより、(今更?)キックオフ集会。

もちろん、欠席。相変わらず付き合いの悪い私。

同期から忘年会の誘いがあったので、そちらに参加。


そのうちデートに着ていこう、と、楽しみに置いてあった新しいスカート。

それに、この冬初めて着るコートを合わせて、結構ウキウキ。

いつものごとく遅めの21時からの集まりで、

私は一旦22時にオフィスに戻って20分ほどの作業を片付けてから、

再度会場に向かったり慌しかったけれど、

久しぶりに、心から楽しめた。

この人たち、好きだなあ。

みんな大人だし、でも茶目っ気もあるし、距離のとり方が上手。

必要以上に踏み込んでこない。

でも他人行儀よりは半歩だけ距離を詰めた心地良い親しさ。

たまにはこういうのがイイ。


リラックスして「最近別れたばかりなんですよ」と言ってみた。

「今年はホント、いいことなかった」と。心がスッキリした。

なぜだか占いができるという人がいて、私の運勢を見てくれた。

生年月だけを元にした簡単なものだけれど。

 あなたは来年が、別れる年。
 だから、今回の出来事は、ちょっと早めに現れただけ。
 来年は、別れも、出会いも、人生の変化も、色々なことがある。
 捨てなきゃ、新しいものは得られないのよ。
 来年は、だから、出会いもある。
 2月4日までに出会う人はダメよ。
 5月〜6月に出会いがある。それも、よく見極めなきゃだめ。
 再来年は体調に注意して。
 しぃまさんの場合は、
 そのワガママを受け入れてくれる人を探さなきゃね。

一体彼女がいつどこでそんな技を身につけたのか謎だけど、

本人は「ちょっと昔勉強したことがあるの」と笑っているだけだった。

別に丸まる信じたわけじゃないけど、まあ、人生は動いていくのだ。

これはこれで、楽しい時間だった。


なんか今年1年、全然全く何一つかけらも、いいことなかったけど。
(いや、ちょっと言い過ぎ↑。ちゃんと素敵な時間もあった。少しだけど)

もういいや、来年こそ頑張ろう。

そろそろ元彼の呪縛から解き放たれてもいい頃だ。

奴の事件は、私が元彼を吹っ切るための大切なステップだったと思えばいい。

それにしても、「待ち人来るも遅し」の待ち人はアレだったの?

神様それはひどすぎます。「待ち人来るも詐欺師」の間違いだったのでしょうか?

それとも、これからの数週間で、どんでん返しでもあるかな。

でも2月4日までは、ダメなのよね(笑)。


昔から、外的要因によって何かがドラスティックに変わることに憧れていた。

夢見ていた。他力本願な私。

私の人生に、彼方からやってきた隕石がぶつかり軌道を変える。

そんな感じ。

しかしまぁそんな野蛮な考えは捨てて、

美しく自転していけるようにしよう。

これが、しぃまの来年の目標です。


目標:自転

というわけで、来年度の目標は「自転する」に決まったのだが。

なかなか、含蓄ある言葉ですね「自転」って。

あれ・・・自転だと、もしかして、どこにも行けない?

でも公転じゃ、太陽が必要だし。ま、いいか。

大切なのは「自分で自力で意志をもって」動くということ。


そういえば、奴に振られた(まだ騙されてたことに気付いてない)ときに

親友に「振られた」ってメールしたら、


Lady go round じゃよ、男もまわる。


ってなコメントが届いたっけ。

ああ、私たちはB'Zファンを何年やっているんでしょう?

まわれ、まわれ!

男だってまわして見せましょう。

それから、来年は職も転がしてみる予定。

あとは、財産も転がしてみましょうか?


とりあえず今年度中に、落とせる垢を落としてキレイサッパリしよう。

風水的にも、思い出のモノを置いておくとロクなことないらしいから。

粗塩で清めて、サヨナラするのがいいんですって。






2003年12月17日(水)   雑感


※無理して日付を元に戻そうと数日書くのを控えたら、
すっごく長文になってしまった。いつものことですが・・・

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ようやくどうにか平常心。

恋を失った今、次に来る欲と言えば・・・
ハイ、物欲です。

ボーナス出たし、いっかぁ・・・と通販しまくり。
なかなか落ち着いてお買物に行く暇も気力もないので。

・コーデュロイのパンツ2本(ボルドーとブラック)
・カシミヤのセーター
・ボディジェル
・CD
・本(仕事関係含む)

なんかを、手当たり次第、買ってみました。
全部で3万円くらいだから、可愛いものです。

今週末は、満を持して(?)親友とお買物。

今回の騒動では、
沢山愚痴を聞いてもらって迷惑かけちゃったから、
ランチくらいご馳走しなきゃね、という感じです。

今一番気になってるもの。
会社の女帝がお召しになっているハーフコート。
すっごい素敵。そしてお高そう。なにより可愛い!

よく観察するために、彼女の席の近くを
用もないのにうろついてしまった・・・

15万円くらいするんじゃないのかなあ。
私とは収入が桁違いだからなぁ。
あれは無理でも、ああいうの欲しいなあ。


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などと言いつつ、やはり平常心とは程遠いよう。

なぜだか、昨日の帰り道、悲しみに満たされた。

涙が出そうで、足を進めることができなかった。

なんで泣きたいのか、さっぱりわからなかった。

誰かに甘えたいだけなのか?誰もいないけれど。

タクシーで帰ってもいいのよ。ちゃんと歩ける?

自分で自分をなだめて、こぶしを握って歩いた。


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年を取ると、理想が高くなっちゃって、どんどん恋から遠ざかる。

って、巷間では言われているようだ。

最近まで、「そりゃあそうだなぁ」って納得してたんだけど、
今は、「そんなことないでしょ」って気持ち。

理想も高くなるかもしれないけど、
キャパだって広がっているかもしれない。

大人になったからこそ可能なことだってあるはずで。
(不倫ではアリマセン)

なんで私はこんなに前向きなんでしょう。

何もないから、かな。

恋の予感も、幸せの足音も、何も聞こえないから。

パラドックスみたいだけど、だからポジティブ。

言うだけは簡単ってことかしら。


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恋は楽しい。
楽しいだけが恋じゃない。

どっちが本当?

二人で楽しい時間を積み重ねていければすごくいいけどね。

でも、自分がツライ、悲しい、そういうときに、
相手がどう自分に関わってくれるかって、
すごく重要だという気がする。

もちろん依存しすぎちゃいけないんだけど。
依存関係ゼロの恋愛関係なんてやっぱりないと思うから。

私が未だに信頼してて情愛も感じてる元彼2人は、
私に愚痴ることはなかったな。
辛さとか弱さを見せることもなかった。

私の前で常に強くいてねなんて思わないよ。
私にできることがあるならやってあげたいと思うし、
支えてあげたいとも思う。当然のこと。

オプションで入る愚痴モードは特に問題ない。
常態が愚痴モードで甘えモードだと少々困るけど。

短期間の浮気相手だった人と、今回の既婚男は、
時々愚痴を言ってきた。

慰めて欲しい子ちゃん。

それって愛情?ただの甘え?
今考えてみれば、浮気だからこその、
自分が受け入れられてるかどうかを確認する作業だったのかも。

別にそれはそれでよかったんだけど。
そういう気持ちすら、安易にあしらわれちゃったのかな。

元彼2人は、多分私の愛情を素直に受け止めていて、
疑うことなんて少しもなかったから、
だから私に愚痴ることもなかったんじゃないかな。

もちろん、2人が大人で強かった、って言い方もできるけど。

2人は、自分で自分を立て直す術を持っていて、
そういうところ、すごく尊敬してた。
まだ、尊敬してる。

今になってみると、彼らだってすごく辛かっただろうし、
別れのときにはかなりヤバイ状態になっていた。
でも、乗り越えたんだね、あなたたちも、そして、私も。

なんでこんなに私は情緒不安定なんだろう?

そういう私の質問に対する元彼の回答。

  女とは不安定な生き物である。
  生理の問題もあるし、
  精子をばらまけばいい男と違って、
  相手の遺伝子の強さを見極めなければならないから、
  ある程度不安定になって相手を試す必要もある。

まったくもう、笑っちゃうよね、こういう説明されると。

でも案外当たっているかも。

男の愚痴は「この女は俺様の精子を受け入れてくれるかな」
というレベルの確認であり(もちろん沢山の人が受け入れてくれる方がベター)、
女の愚痴は「この男は私の卵子を託すに値する強さをもっているだろうか」
という確認なのかもしれない(当然、一番強いのを選び出す必要がある)。

男の愚痴の方が、女の愚痴ほど、粘着じゃないのは、そのせいかな。

なんだか竹内久美子みたい。

基本的には性差よりは個人差の方が大きいと私は考えているけれど。
(卒論、性差をテーマにしてたもんなぁ)

つまり、私が時々壊れた蛇口のように愚痴を垂れ流しにするのも、
私個人の資質としての問題で、女だから、ではないはずなんだ。

「女なんだからそんなもんだよ」って言ってもらえれば、
それはそれで楽になるんだけど、でも、そういう問題でもないのよね。

なぜなら私は情緒不安定な自分にホトホト嫌気が差していて、
ここから脱却したいと切に希望しているから。

責任とか思いつめるとか、そんなつもりはないけれど。

私は子供を産みたいとはこれっぽっちも思っていないけど、
でもすごく好きな人が自分を好きだと言ってくれている状況では、
「この人の子供を産みたいな。そしてこの人と一緒に育てていきたいな」
とは思うものなんだ。
幻想でもなんでもソレが恋ではないのでしょうか。

好きな人に好いてもらう。
すっごくシンプルなのに難しい。

でもなんか。
私まだ諦めてないみたい。
別に特定の想い人がいるわけではないけれど。

また傷つく、ような気もするけど、
でも傷つきたくないからって逃げるのはやめようと思う。

反省はあるけど、後悔はない。


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寂しいから恋人が欲しいというのが間違っているなら

多分私は一生恋なんてできない。

相手のため、と、自分のため、の区別はつけがたい。

あなたが笑うと私は嬉しいんだから、

あなたのためは私のため。

自己犠牲ですら所詮自己満足。

そうでしょ?

「それでもいいよ」って

「それでも好きだ」って

「そんなことどうでもいいから一緒にいよう」って

言ってもらいたいのだけれど、

やはり私は無資格者かもしれない。

ひとりでも大丈夫、って思える330日と、

倒れそうに儚い気分を味わう35日。

どっちも本当の私だというのにね。


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近づくんだ?

自分から?

弱さを理由にしちゃうんだ?

それでいいの?

決められるのは自分しかいないのに。








2003年12月16日(火)   そばにいて。

昨夜は弁護士の手紙でパニクってしまったけれど、
妹に電話して話を聞いてもらったら大分落ち着いた。

まともな感覚を失っている私に代わって、
妹はすっごく奴に対して怒ってくれた。
ありがとう。

でも、やっぱり忘れるのがベスト。
何も思い出したくない。考えたくない。

メンタル・パワーが極限まで落ち込んでいる。

何日かやりすごせば、浮上できるのは経験上わかっている。

でもその数日をやりすごすのが、とても苦痛。


死にたいとは思わないけど、
死んじゃったっていいじゃないとは思う。
少なくとも積極的な生きてる意味はみつからない。

ただ私が死ねば、
両親と祖母と数人の友人は悲しむはずで、
それだけが私を現世につなぎとめる。

なんのために生きているか、
なんていう高校生みたいな疑問にとりつかれて、
絶対絶対答えなんて出ない。


私はこうして時々、自分で自分を支えきれなくなる。
それは私の弱さであり罪でもある。

人は誰しも独りでは生きられない。
そんなの知ってる。

助け合って生きていくのもいい。

でも私は他人に受け入れろと要求するばかりで、
誰かを受け入れてあげられるほどのキャパシティを持っていない。

たった1人の相手と、
一生涯慈しみあって共に生きていくなんて、
奇跡どころかまるで神話だ。
でもそういう人たちも世の中にはいっぱいいる。


元彼と再び連絡が取れなくなった。
意図的ではなく、単にタイミングの問題なのだろうけど。

そう考えると、
私の精神が崩壊の危機にさらされてたあの日、
ちゃんとラインがつながったことの方が奇跡に思える。

1年くらい前、
出張先で仕事の重圧に押しつぶされそうになってた日、
そのときもやっぱり電話に出てくれた。不思議。

彼には彼のプライベートがあるし、
私にかまってばかりいられないのもよくわかる。

今追いかけてる恋とか、
始まりそうな予感があると言っていた職場の女の子との微妙な関係とか、
そういう気になることがあるなら、
そちらに全力投球したいという気持ちも十分理解できる。
応援もしてる。

でも、やっぱり、寂しい。


「私」という人間に、
どんな種類でもいいから興味を持ってくれてる人が
どこかにいないものだろうか。

あんなに急速に例の既婚男に惹かれたのは、
奴が私の日常に、私個人に、関心を持ってくれたからだと思う。
まやかしでも。

それくらい私は寂しいのだろう。

寂しさなんて、人間誰しも抱えているものだ。
それもわかってるけどね。

誰かの声を聞きたい夜。
誰も見つからない夜。

そういうのが寂しいから、恋をしたいなんて、
許されることではないのかもしれないけど。

誰でもよくはないけど、誰か。

そばにいて。


*****************************************************

全然関係ないけれど、UPLOADERができたので。
私の愛する、ブダペストの国会議事堂を載せてみました。









2003年12月15日(月)   弁護士からの手紙



弁護士から手紙が届いた。

第三者に公表したりすれば、
名誉毀損になる可能性もあることをご通告します

というもの。

内容自体は大したことない。

大体私はまだ何もアクションしていないのだから、
向こうだってこれ以上のことは言えないわけだ。

でも、すっごく、ショックだった。

元々脅しをかけたのは私だけどさ。

ここまでキッパリハッキリ絶縁されたこと。
ショックだった。

一瞬パニックになった。

元彼はここ数日全然電話に出てくれないし、
誰にも相談できないと思うと、絶望的な気分になった。

心臓がバクバクして、全身から血の気が引いた。

最後まで奴は謝らなかったと思うと悔しい。

私にはどこにも味方がいない。
心細さでどうにかなりそう。

弁護士の言う内容はもっともだけれど、
私が名誉毀損に問われることも辞さないなら、
メールを公表することは可能で、
まだ奴を傷つけられるっていうこと。

だから、奴は弁護士に依頼したところで、
100%の安心は得られないはず。

そう考えれば、ちょっとだけ落ち着けるけど。

もう、奴のことはどうでもよくて、
ただただ、自分の寄る辺の無さが怖くなった。

もちろん、両親も妹もいるし、
友人だっているし、それでも。

やっぱり私は一人なんだなと思った。

すごく怖い。寂しい。心細い。

泣きたい夜に、誰も側にいてくれない。

奴とのここ最近の出来事の中で、
あのお別れメールをもらった日よりも、
今日の方が多分辛い。

どこにも行けない。





2003年12月14日(日)   経験人数のカウント 〜 回復の兆し 〜

男の人に、
(A)今まで何人と付き合った?
(B)今まで何人と寝た?
って質問したとする。

(A)<(B)だったら、なんか嫌じゃないですか?

付き合ってない子ともそういうことしたのね?
それは浮気?!みたいな。

(A)=(B)もしくは(A)>(B)だと安心するけど、
内訳を見てみると、
付き合ってたけどそこまで進まなかった子と、
付き合ってないけど同衾しちゃった子と、
それぞれいるってケースも考えられる。

なんでそんなこと突然言い出したかというと、
今回の既婚男の件を、
私はどうカウントするんだろうと思ったから。

今まで付き合った人、
の中に奴を入れるわけにはいかないでしょ。

だからと言って、
付き合ってもない人とそういうことしちゃった、
って思われるのも癪(誰にだ?)。

付き合ってたつもりだったのに騙されてたことが発覚した、
なんて説明するのも変だし。

なかなか世の中(A)=(B)の平明さを保つのは難しいのかも。
(ため息)

今後もし男の人が(A)<(B)だと言っても、気にするのはやめよう。

***

ついでに、全然関係ないことも思い出した。

傘。

昔の浮気相手と新宿デートの時に雨が降り出したので買った紺色の傘。
元彼と初めて休日デートした日(告白された日)に鎌倉で買ったチェックの傘。
既婚男が最後にうちに泊まりに来た日に置いて帰ったビニール傘。

我が家には過去の男遍歴を示す傘が3本あります。

どなたか要りませんか?

チェックの傘は、まだしばらく取っておくと思うけど。

ビニール傘は、燃やしちゃおうかしら。

*** おまけ

エンピツの機能改変。

Refererもなかなか面白くパワーアップされています。

本当に予定通り終わるのかな?
というやや意地の悪い気持ちでウォッチしていたのですが、
やはり延びましたね。

担当の方が心臓を冷やしている状況をリアルに思い浮かべることができました。
(そこまで深刻ではないかな?)

システムトラブル発生時に、
原因追求&対応している作業者の後ろに
腕組みしたクライアントが無言で立ちプレッシャーを与える、
というような話も割と良く耳にします。
激怒した客に蹴られた、って話も聞いたことあるな。
ご愁傷様です。

最近のシステムはどれも24時間365日稼動が当たり前になってきているので、
システム担当者は心休まる時間がありませんね。

って、私は誰に話し掛けているのでしょうか?

でもこういうサイトは、ユーザの利用状況を逐一把握できて、
それはヤリガイにもつながるのではないかと思ったりもしています。

*** さらにおまけ

今日(まだ11日なのですが)、
ほんのちょっとだけイイ事がありました。

Aさん、ありがとう!

前向きになろうと、
思っています。

こんな決意すぐに忘れてしまうかもしれないけれど。

1.転職
2.英会話

かな、とりあえず。

大体アクションの方向は見えているので、
あとはスケジューリングだけ。

あと、親友と旅行に行こうかと。
それから年末年始、ほんのちょっとだけですが休めそうなので、
妹とどこかに遊びに行こうかと。

こういうことを考えるだけで、HAPPYです。

☆本日のオーラソーマ結果(ヒア&ナウボトル=No.29 Get Up and Go)

あなたの魂は、ようやく長い眠りから目覚めようとしています。
心の中が平和なハーモニーに満たされて、
その奥の方から本来の豊かな愛情や力強さがあふれ出してきます。
本当に自分は何をやりたいのか、どんな人間関係を築いていきたいのか、
どんな人生を送りたいのかということを、正直に見つめてみましょう。
それらが明確になることで、進むべき方向が定まり、
具体的に行動を開始できるはず。
家族や友人の間で、また職場や様々な活動の場で、
積極的に自分の想いや夢を伝えてみてください。
きっと多くの理解者を得ることができるでしょう。


なんだか示唆に富むかんじ。

GET UP AND GO!!!







2003年12月13日(土)   心境


淋しくてたまらない。

仕事しろよ、という感じですが、

ずっとメールを待ちつづけてる。

Aさんのメールと、Bさんのメールと、

元彼のメールと、それから奴のメール。

私はアホか。

恋愛の高揚した気持ちと多幸感は何物にもかえがたいけど、

恋愛の喪失感と空しさは、ちょっと他に例を見ないくらいキツイ。

今気づいたけど、

私って本当に周囲に迷惑を撒き散らしてる?

ご迷惑をおかけしている皆様、すみません。

あなた方のおかげで、私、生きていられるんです。

なんでしょうね。

私は、幸せより不幸なときほど、より饒舌に語り出す。

元彼は、私のそういうところが、嫌だったんだろうな。

楽しいときを重ねていこうと誓ったのに、奴に裏切られ・・・

って、それはもう、どうでもいいけど。

恋をしていないときの方が100万倍私は大人だ。

理性が働かない恋もいいけど、やっぱり大人になりたい。

制御不能は怖いから。

でも淋しいのも怖いのです。


************************************************************


急速に遠のいていく記憶。

これは防御反応?

いいえ。

信じられる感情の交流がなかったからだ。

当時は、信じたい、という一念ですがっていたけど、

奴の愛情を心の底から信じることはできなかった。

常に不安がつきまとってた。

だから、心に残る記憶がない。

そう考えると

2年近く経っても私の心に居座りつづける元彼はすごい。

条件じゃ人の気持ちはどうにもできないということ。

いくら熱烈な想いでも、一方通行では、心に穴は開かないということ。

二人の気持ちが、ちゃんと通じ合った時間が存在した場合のみ、

相手の不在が心に穴を開ける。

心に穴が開くような恋を元彼とできてよかったよ。

苦しいけど。

あの馬鹿男に、心に穴を開けたりされなくてよかったよ。

そんなの傷つき損だもん。


************************************************************


すごい情熱。

私の奴を思う気持ち。

もう恋愛感情だけではないけれど。

奴の発言や、メールの中の事象1つ1つを、

事実か否か検証している。

偏執狂だ。

○○教授に△△してたという話は嘘。

××で◆◆事故に遭ったという話はどうも本当。

ちょっとキーボード叩くだけで、

簡単に検証できちゃう嘘ってどうなのよ?

でも仕事中にそんなことしてる私こそお笑い種。


すごい才能。

奴の嘘のつき方。

見栄と、こじつけ。

丸きりの嘘。

駄洒落のような嘘。

途中まで嘘。

途中から嘘。

多種多様の嘘をとりまぜて

あんなにリアルに語るなんて、

馬鹿だ馬鹿だと思っていたけど

なかなか才能あるんじゃない?

嘘で飾り立てた自分を、

誉めてもらってそんなに嬉しかったの?

可哀想な人ね。







2003年12月12日(金)   マイスタンダードと自分への信頼感


昔。

付き合っている人がいながら、
別の人とホテルへ行った。

まあ、前後の事情があるといえばあるし、
ないといえばない。

割と突発的に行動力が出るタイプなので、
何かの契機になればという程度の気持ちだったけど、
そうなってしまった。

3ヶ月くらいその人とデートしてた。
"一応"ではあるが、その人のことも好きだった。
俗に言う二股?

でも、本命彼氏の方と、その間ほとんど会ってないから、
なんか純粋な二股(?)でもない気がする。

どちらも好きとか付き合うとかそういう単語を出さなかった。
双方ともに、ステディは別にいることは知っていたから。

結局それはなし崩しになかったことになり、
そのとき付き合ってた人にバレることもなく、
何の契機にすらならなかった。

本気じゃないって、そういうこと。

その人のことで、泣いたり悩んだりもしたけど、
やっぱり「本気」ではなかったのだ。

そのせいか、今振り返っても、あの頃のことはよく思い出せない。

でもそのときに思ったのは、

これでもう私は誰も信用することができない。

ってこと。

それこそが、自分がしでかしたことの罰なのだと思った。

自分がやってしまったことを、
何故他人がやらないと言い切れるだろう?

将来私と付き合う人を、
私は信じきれなくなってしまったんだな。
自分のせいで。

そう思った。

今回の馬鹿男の件で、そんなことをふと思い出した。

結局人間の想像力には限りがあって。
なかなか、自分の考えと他人の行動根拠を切り離して予測するのは難しい。

つまり、私が、
「何かしたらリベンジされる可能性があるので注意」と思うのは、
私自身が「何かされたらリベンジする」女だからなのだ。
(いえ、そんな、多分、キッツイことはしませんよ。
 でも泣き寝入りはしないケド)

そして、私は、
「面倒な嘘をついたり手順を踏んでまで浮気なんてしたいわけないじゃん」
と思っているので、
「いっぱいメール書いたり、いろいろ手順を踏んでくる彼が、
浮気目的なわけない」と思い込んだのだ。

常にジャッジの基準は自分で。
マイスタンダードでしか物事を考えられない。

でも世の中の人の基準は、当然私の基準と合致しないこともあり。

だから。

色々な判断を誤ってしまう。

奴からのメールには「会って謝りたい」と言うわりに、
謝意も誠意も感じられない。
ただ、保身の感情だけが満ちている。
食事も喉を通らない、と、まるで自分が被害者であるような口ぶりだ。

「謝りたい」とはあるけれど、「ごめんなさい」とは書いていない。
奴のひどい嘘八百メールを読んで私が体調を崩したこととか、
丸1日以上、何も食べず、ただ眠りに逃避する羽目に陥ったこととか、
そういうことは想像できやしないのだろう。

自分本位な人。

でも、憎めない。

ちょっとでも想像力があれば、
その自分本位さをひたかくして、
とりあえず下手に謝り倒したりする手もあるだろうに。
もしくは意に反しても「好きだ」と言い続け、
私をたぶらかすことも可能かもしれない。
そんなこと思いつきもしないんだね。
まるで子供。

私にとって、時間はなによりも貴重なもので。

だから私に会うために時間を工面してくれることは、
そのまま愛情表現と受け取れた。

学生やフリーターではなく、
すごく仕事に追われている二人だからこそ。

愛情なんて、どうせ利己的な感情でしかない。

ただホテルに行って別れてそれぞれの家に帰るだけの関係だったら、
こんな勘違いしなかったろうに。
(っていうかそもそもそういう関係にはならなかっただろうけど)

ちょっとした代償(お金、時間、&リスク)をかけてでも浮気したい、
って気持ちは、理解の範疇外だったのですよ。

そんなこと言い出したら、切りがないけど。

理解できない思考回路の持ち主も世の中にはいっぱいいるって、
もういちど再認識した方がいい。

私がおかした罪を、相手もおかすとは限らないし。
私が決しておかさない罪を、罪とも思わず行う人もいるということ。

当たり前の結論でした。

<なんだか暦日付よりどんどんズレてきています。進行方向に。
そのうち落ち着くと思うので、しばらくこのまま行きます。
書きたいことは、溜め込まない。まとめると、読みにくいしね。
現実世界との接点を失ってるという解釈もできるかも。
壊れっぷりは壊れっぷりなりに、事実として。>







2003年12月11日(木)   ゴッコ遊びと本気の区別がつかないなんて 他

奴がなんで簡単なプロフィール段階で私を選んだか、
ずっと謎だった。

「あんまり細かいこと考えない人なんだろうな」

そう、勝手に結論付けていた。

ただ、最初から、遊ぶ目的の相手を探していたのだとすると、
私のプロフィールは妥当だったろうと、今ならわかる。

ひどい話だけれど。

誰でも良かったのだろう。

ヤれれば良かったのだろう。

ついでに恋愛ゴッコできれば、なお楽しい、そんなところ。

ゴッコと本気の区別がつかなかったのは何故だろう?

それを考えると、少々暗澹たる気持ちになるけれど、

それは仕方のないことかもしれない。

だって、私だって、最初はゴッコだったのだ。

最初から双方共に100%である関係なんて、

なかなか存在しない。

元彼の時だって、私は状況に流されて、それで始まったのだから。

情熱も気持ちもちゃんと感じてた。

私が失敗したのは、

火遊びにそこまでのエネルギーを注ぐことができる人種がいると

思いもしなかったこと。

既婚者だからこそ、遊びにかなりのエネルギーを費やせたのだと

気づけなかったこと。


でもまだ。

信じたいという想いがある。

だって、どう考えても、どれだけ検証しても、

何度リプレイしても、

彼は私のことを好きだったのだと思うんだもの。

たとえ短い間でも。

その瞬間はそれが真実だった。


彼女じゃなくて妻子がいたという事実が

私の”信じたい心”に拍車をかける。

結婚して長く経つ夫婦なら、

倦怠感を感じていてもおかしくないから。

そんなときに、私と出会って、

嘘でも、一瞬でも、私と恋をしたと考えられないだろうか?


愚かな私。

あんなに怯えながら私に電話してきた奴が

私を好きなわけないじゃんね。


たとえば、彼がこれを機に離婚したとして、

私は彼と付き合う気になれるかというとそれはNO。

だからって、不倫に突入するかというとそれもNO。

どのみち、行き止まりなんだってば。


それにしても。

不倫はNGって結論を出すその根拠が、

「奥さんに慰謝料請求されるなんてたまんないから」

という理由なのはどうなんだ。

リアリストだね。

倫理の問題ではありません。

慰謝料請求の心配がないなら、

私から誘ってあと1〜2回寝てみるのも手だと切実に思う。

きっとそうすれば、終わりが見えるから。

まさか、そこから、ズルズル泥沼にハマルとは思えない。

甘いかな?


本当にいいお勉強だったなぁ。

世の馬鹿男について、1つ学んだ。


付き合おうと言われて

毎日長いメールを2〜3通くれても

デートに誘ってくれても

面白い話をしてくれても

重い荷物を持ってくれても

電球を取り替えてくれても

食事をご馳走してくれても

好きだと言われても

可愛いと言われても

すごく丁寧に愛撫されても

優しく名前を呼ばれても

会いたかったと切ない声で囁かれても

私のために仕事を抜けてお見舞いに来てくれても

一晩中飽きずに抱き合い語り合っても

食事を作ってくれても

お皿を洗ってくれても

全部嘘!

なんてことがあるんだね。


彼に仕返ししたいという気持ちは当然ある。

報復・復讐・仕返し・嫌がらせ
法に触れない・ばれない・安全な・効果的な

なんてキーワードで検索かけて、
ひとしきり世の中のリベンジ事情をサーチしてみたけど。

我が身の保身を第一に考えると
とれる手段は限られてくるし。

なんだか「教育的指導」になっちゃいそうで、それが嫌。

奴が小狡さを身に付けてENDなんてあんまりだから。


大体。

嘘をつくなら、ばれないようにするのが、礼儀だと思う。

嘘をつくなら、決死の覚悟で。

ばれたら、どんな仕打ちをうけても仕方ないとの決意が必要。

簡単にばれる嘘をつくほど罪深いことはない。

それなら、まだ、愚鈍な正直さの方が、幾分マシ。


なんて、いくら喚いても。

騙された事実は変わんないな。

やっぱり、自分の馬鹿さが一番ショックだ。



***********************************



子供がいるから離婚できない

という言い草を

私は鼻で笑うことはできない。

悲しいことだとは思うけど

言い訳にされた子供が本当にカスガイになることもあるだろうし

家族を守るという決意は

尊いものだと思います。

家族っていうのは、作っていくものだから

お互いの意志によって、なんとでもなるのではないかな。


でもまあ。

一度壊れた信頼は回復しない、と、

私の場合は思います。不信感拭いがたし。


いや、別に、奴が上記のような発言をしたわけではありません。

ただ、奴にとって、家族ってなんなんだろう?と思っただけ。

今までの話が本当ならば、

奴は家族を大切にするタイプのようです。

父親と母親が大好きで、

妹のこともすっごく可愛がっていて、

あの大地震のときには慌てて実家に駆けつけて。

お涙頂戴もののドキュメンタリーとかで、すぐ涙する、情に厚いタイプ。

この印象のどこまでが当たりで、どこまでが間違っているのかな?

血縁を大事にするという解釈から行けば、

3人の子供は可愛くて仕方ないはずよね。

私にも「子供が好きだ」って何度も言ったし。

じゃあ奥さんは?

やっぱり好きなんでしょうよ。

大事なだけじゃなくて、愛してるんでしょ。

うん。どう考えてもそれがまっとうな結論。


やっぱり私はただ遊ばれただけ。

いいように、遊ばれた。

ベッドに入るのをもう少しじらしていれば、

あとちょっとは長続きしたかもしれないけど、

それは所詮体目当てのこと。


奴とセックスしたことに関しては

そんなに後悔していない。

体だけが目当てだったのだと、理性は断じているけれど、

感覚的には、恋愛の延長線上のようなセックスだったから。

まあ今さら、出し惜しむようなものでもない。

勿論、妻帯者だと知っていたらそうはならなかっただろうから、

そういう意味では完全に騙された被害者なのだけれど。

奴はすごく優しく宝物のように私の体を扱った。

終わったあとも自分本位ではなく、

私の体調を気にして、寒いと言えば暖めてくれ、

いつまでも他愛もない話を二人でし続けた。

眠ってしまうのは惜しいと、二人とも感じてた。

そこまで含めて、奴にとってはゲームだったのだろうけれども。


やはり、見極めは、難しいな。

希望的解釈、というのは、よろしくない。


「家族」という幻想を

私は羨ましく思うし、

実際自分の両親のことを考えると、

大切なものだとも思うけど、

でも男と女として数十年も続けていく、ということには、

やはり無理があるとしか思えない。

性別も超えて、家族になる、と言ってしまえば終わりかもしれないけど。

たとえ一瞬心が揺らいでも

それはただの迷いだと決め付けることができれば幸せだけれど。



***********************************



女なんて、情緒不安定で、よく泣くもんだ。



元彼が言うのですよ。

そんなことない!
それはあなたの女運が悪いのよ。
絶対、泣かない、サッパリ系の女もいるはずだもん!

強く主張したら、

え、俺、女運悪いの・・・?

って、ちょっとへこんでた。

私が彼を好きなところのひとつが、こういうところ。

つまり

「ウダウダ泣きやがって、うぜぇ!」

とか言わずに

「女なんてそんなもんだよ」

と、とりあえず、丸ごと受け止めてくれちゃうところ。

最後まで支えきれるかどうかは、また、別の話だけれども。



***********************************



まぁなんだかんだ、

上記のような(どんなだ)自問自答を経て、

ようやく心も落ち着いてきた(はやいな)。


リベンジは、元彼から面白い案でも出てきたらやるけど、

そうじゃない限り何もしないでしょう。


ただ、貸してるものがあるから、

それは返して欲しいもんだ。

どうやって連絡とるかな?


あと、奴の話で

「奥さんには全て話した」っていうのがあったんだけど、

どうも胡散臭い気がしてきた。

「すでにバレてる」って言えば、

こっちがバラそうとはしない、という戦略なのでは?

だから、「お忘れ物です」と書いて、

我が家に置き去りにされたコンドームの箱を、

お家に送りつけて差し上げようかしら?なんて。

ついでに、やる気満々の奴のメールも同封してさしあげてもよくってよ。


てなことは、どうでもいいわけで。


まあ、何故だかわからないけど、昨夜から今朝にかけて

「立ち直ったなぁ」と思っていたりする。


しばらくは大人しくしておこう。


元彼に指摘されたのだけれど、

尋常ならざる忙しさで、バランスを崩してる、と。

まず仕事を改善しないと、

他にも恋なんてあるって気分にもなれないでしょ、と。

確かにそうかもね。

だからって、

渋谷センター街を2往復すれば、

1人くらいいいのがひっかかってくるって。

という発言には無理があります。


私の現状は、そんなところでしょうか。



***********************************
<追記>

立ち直ったなぁと思った途端に、奴からメール。

夜も眠れないから一度会って謝りたい。弁護士にも相談中。

そういう内容。

脅しが効きすぎましたか?

でもまぁ私でも弁護士に相談はするな。

心配なんでしょ?

私が何をするか、それで自分がどうなっちゃうか、

心配なんでしょ?

案外、これで、夫婦の結束が固まったりなんかしちゃったりして。

「なんかされるかも」って言う可能性の恐怖は、

終わりがない分、怖いよね。

だったら、お金払ってでも、終わりにしたいって気持ち、

よくわかります♪

会うことはもうないだろうけど。

私の側には若干の未練があったと言うのに、

奴はもう恐怖でいっぱいなのね。

なんか、本当に、馬鹿な息子に教育的指導を施したような気分です。

事実でも名誉毀損になっちゃう、とか、

法律の世界は本当にややこしいわ。

言われた側が恐怖を感じれば脅迫ってことになるらしいしね。

でも、今回の場合、私は「何をやる」とも言ってないし。

もう、ただ、ひたすら面倒・・・

あんまり楽しくなかったなぁ。

でもまぁフィナーレが近づいてまいりました。

***********************************
<追記の追記>

またメールが来たよ。奴から。

受信トレイに奴の名前を見つけるとすごく嬉しい。

そんな自分にダメージを受けている真っ最中。

会う気はないけど貸してるものを返せ。ってメールしたら、

じゃあ返すから会おう。って。

私が書いた文章読んでるかい?

でも嬉しいのだ。そして返信したくなるのだ。

向こうは私を恐れているというのに、まったく、もう。

とりあえず、今晩元彼に相談しないと、先のことが決められない。

弁護士、という、権力が出てくると、私がどれくらい困るのか。

面倒なのは確かだけど。

お金取る気はサラサラなくて。
万が一まとまった額入れば、それはそれで、
どっかに寄付しちゃうと思うけど。
だって金目当てなんて思われたら癪なんですもの。

会ったらどうなるのか?さっぱり読めない。

ゴメンナサイって土下座でもするの?

大体どこで会うの?

うちってわけはないし、どこかの喫茶店?

一緒に食事したい気分ではないでしょ、お互い。

ハナスコトナンテナニモナイ。

私を好きだと錯覚させてくれるなら会ってもいいけど(おいおい)、

ビクビクと謝罪されて、何もしないで忘れてくれと懇願されるくらいなら

会わない方がいいと思うんだけどなぁ。

まあ返事を急ぐこともないので、今日は放置。






2003年12月10日(水)   久しぶりに元彼に会った

元彼Y。

私の中に、一番大きな存在を占める人。

突然に始まった恋は、一気に熱を帯び、

一緒に暮らして、すぐ破綻した。

でも、短くても、お互いの気持ちが100%ピタリと一致したときがあったのだ。

期待はしていないけど、

やはり、今後も、彼のように私を受け入れてくれる人を求めるだろう。

1年7ヶ月ぶりの再会。

変わらない調子で彼は現れた。

ちょっと白髪が増えたかな。

相変わらず、年下の女の子を追いかけているというのには、

苦笑するしかないね。

しかも、私の前の彼女も絡んでいるらしい。

ちょっとだけ、嫉妬。

私と別れてから誰とも付き合っていないと聞いていたから、

ホンの少し”焼けボックイ”を期待したけど、

会った途端「それはあり得ない」と納得できた。

彼の中では、しっかり、はっきり、私は過去になっている。

過去にはなったけど、一応私は彼の懐に入ったところで止まっているから、

だから夜中に電話しても優しく聞いてくれるんだね。

友達だよね。。。

例の既婚男のせいで疲弊して取り乱して真夜中に電話する私。

「もしもし、起きてた?今ちょっとだけ時間いいかな?」

礼儀として聞く私に

「なに、他人行儀にあらたまってんだよ」と笑う彼。

4時間近く、飲み屋で過ごした。

お互いの近況、恋の話、

それから、あの頃の話。

ヒールの高いブーツを履いた私の隣で、

記憶の中より背が低い彼。

あの頃私は、ペッタンコの靴ばかり履いていたね。

最初の頃のデートは、ヒールを履いてたんだけど、

途中からヒールなしの靴に切り替えたら、

「あれ、今日はなんだか、ちっちゃいね」って笑ったよね。

私と別れた理由を彼は

提供できるものが何もなくなったから

だと言った。

しぃまはいつも同じように宥めて支えてもらえばよかったかもしれないけど、

俺が飽きっぽいから、いつもと同じ慰め方なんてできないんだよ。

そして、ヴァリエーションが尽きちゃったから、

一緒にいられなくなっただけ。

なんだってさ。

相変わらず、適当なことを言う彼と一緒にいると、

ツライことも忘れて笑えて来る。

なぜ、あのとき、

そう振り返って後悔しても、意味はないね。

何か決定的なONE POINTがあるわけではないから。

全てが積み重なって道を作ってく。

そういうことを無言で確認しあった。

奴がうちでスマートに皿を洗った話をしたら、

「それ、俺に対する、嫌味?」って笑った。

違うよ。

たった1晩泊まりに来てお皿を洗うのと、

一緒に暮らしてる生活の中での皿洗いは全然違う。

そんなこと、私だって、よくわかってるよ。

奴がね、うちに最初に来た日、

お風呂の電球を取り替えてくれたの。

それで、虫も殺してくれたんだよ。

そう言って泣く私を、ちょっと困った顔で見てたね。

彼女ができちゃったらしょうがないけど、

でもね。彼女ができるまでは、

私が家で困ったとき

たとえば電球が取り替えられないときとか、

ゴキブリが出たとき

うちに来てくれる?

そう聞いたら「いいよ」って言ってくれた。

嘘でも嬉しいよ。

きっと、そういうとき、

あなたの電話はむなしく鳴り響くだけ。

きっときっとつながらないのわかってるけど。

嬉しいです。

恋愛で大人になる必要はない

そう、あなたは、言う。

感情をおさえる必要はない。

思ったことを出すしかないんだ。

それでも、大丈夫なときは、大丈夫だから、と。

今回の奴の件で

私がすごく自分の感情をセーブしてたことに関して

「それは俺のせいだな」と呟いてた。

確かにそれはそうなんだけど、

勝手に臆病になったのは私。

傷つきたくないと、打算的になろうとして、

それでもやっぱり恋にはまってしまった。


元彼に会って、

全てが過ぎたことであることをようやく確認できた。

やっと終わった。

まだ想い出は胸に痛いし、

「鎌倉とか競馬とか、関連ワードを未だに避けてるんだよ」

という私の話に彼は苦笑していたけど。

今現在の彼の想い人は、

なんと最近私の実家の近くに引っ越したそうだ。

初めてのフリをして、あの辺りを歩いた、そう言っていた。

梅畑の前で、初めてキスをしたこと、

お願いだから忘れないで。

どれだけ時が流れても、

どれだけ距離が離れても、

あの想い出は、二人だけのものだから。


******* 追記 *******

私の傷心を心配てくださる何人かの読者の方から
メールをいただきました。
心よりお礼申し上げます。

リアルしぃまを知っている人間は知るよしのない心の奥底を、
日記によって熟知している人がこの世のどこかにいるということに、
やっぱり驚いてしまいます。素朴な感想ですが。

気分的にはアップダウンが激しく、
また体調もすぐれず、仕事も忙しいままですが、
しぃまは何とかやっております。






2003年12月09日(火)    アイタイ ?

あんなヒドイ嘘をつかれて

騙されて

いいように遊ばれて

全てが明らかになった後だというのに

会いたい

会いたい

会いたい

気持ちが止まらない

最初からオープンにして不倫のオファーをくれればよかったのに

なんてことまで思う始末

恋は

恋心は

トコトン最後まで行かなきゃ終われない

それが私の持論

やっぱりここは

まだ終着点ではない気がする

奥さんにバレてるっていうのが本当だとしたら

今後私が奴に会うってことは

それは慰謝料を請求されても仕方ない立場に立つということ

法的に弱い立場に立たされると言うこと

誰からも後ろ指なんて指されたくない

それでも

それでもと望むだけの強い覚悟があるのか?

元彼の現想い人は、

彼氏の浮気調査のために

度重なる尾行まで行ったらしい

最後には、相手の女と、会談までしたそうだ

職場で待ち伏せるパワーもないならさっさと諦めろ

元彼ははっきりとそう言った

追いかけてもいいけど

後から、半年なり、一年なりの時間を無駄に過ごしたと思わない

そういう覚悟はあるのか、と

そんなことはわからないけれど

今は

「妻と子は大事だけど、君が好きだ」

そう言わせたい

まぁリベンジ云々という脅しをかけてしまったから

ビビって近寄ってこないかもしれないけど

会いたい

抱きしめられたい

そしてそれから?

一体何を考えてるの、私は

アイタイ

ただそれだけ・・・





2003年12月08日(月)    攻守交替 混乱のなかで

暫定対処ですが、
過去日記を一部消去しました。

奴(彼とは呼べまい)関係の部分を。

所々、虫食いで残してありますが、意味不明ですね。
ご容赦願います。

一応、今後のリベンジプランの一環です。
まあ、この日記の存在がバレることはないと思いますが、
念には念を入れておきましょう。

今のところ、昨夜の電話のウロタエぶりで
私の溜飲は下がったので、
これ以上アタックをしかけることは(多分)ないですが、
まあ成り行き次第というところです。

握ってるネタは、多いような足りないような・・・
でも、いくつかの効果的なプランがあることはあります。

奴の嘘(あとから検証したらポロポロ発覚)関係を、
職場の人に知らしめて藁っていただくのもよいかと思うしね。

身元が判明しただけで、それ以上疑わなかった私こそ
いいツラのカワですが、でも、当初の想定通り、
「身元がわれてれば、何かあったとき闘える」
というポリシーは生きているわけです。

なんでかなー。
奴がアホだったのが、想定外だな。

普通だったら、職場も本名も住所もばれるような状態で、
悪いことしないでしょ?
だって、何かあったとき、それこそ訴えられたり、
仕返しされたりする可能性があるんだからさ。

そういう可能性に思い至らない、想像力の欠如、
それこそが奴の本性かもしれません。

奴が既婚者であることがまだ発覚していない頃、
元彼に「職場前で張り込んで捕まえろ」って言われたのよね。

私は
「仕事忙しいし、寒い時期なのに、いつ出てくるともしれない
相手をただ待つほどの情熱は私にはない」と答えた。

すると元彼は
「そこまでする気がないなら、さっさと諦めろ」とのたまった訳で。

でも、正しい・正しくない、卑怯・卑怯じゃない、美しい・美しくないはさておき、
真実というものには絶対のパワーがあります。

10年来の彼女とか、親父の猛反対とか、
どっから引っ張り出してきたんだよ!という嘘ネタは、
私を納得させることができなかったわけで。

ただ単に、「妻不在中のお遊び」とタイトル付けすることで、
一瞬にして眼からウロコがボロボロ落ちて、腑に落ちまくるあたり、
事実のパワーであるよ、と、強く思った次第。

その胡散臭さを見抜けなかった私は、
やはり現実に疲れていて、何か逃避先を必要としていたのでしょう。
それは本物の恋ではないだろうけど。

少なくとも、私はまだ奴に好意をもっている。
自分でも驚いちゃう。

それってなんなんだろうと思う。
人間の心は不思議なもんですね。





2003年12月07日(日)    男の正体 呆れたけどちょっと笑った

元彼アドバイスと、紆余曲折を経て、

あの男の素性がわかった。

なんてことはない、妻帯者

ガキまでいますか・・・

一応一回聞いたんだけどな、
「まさか結婚してないよね?子供いたりして?
 それともバツイチとか?」って。

聞き方が悪かったか。

どうも奥様が実家に戻られている間の
短い遊びだったらしい。

全く見破れなかった自分に、かなりガッカリ。
でも振り返れば、予兆はあった。

なんか彼は結構色々大胆な嘘もついていたようで、
電話がないというのもその一つ。
104で簡単にばれるんだから、
そんな嘘つくなよ、ばーか。

こちらから奇襲攻撃して、
「ソレ相応のリベンジをさせていただきます」と宣言。

なんか、やっぱ、彼はすっごくバカみたい。
危機管理能力が弱いよ。

奥様には全てばれた(というより、ばらして許しを願った)
らしいんだけど、っていうか、嘘つく先間違ってないか?

私に、「実は妻子がいた、ゴメン」と言うべきであり、
奥方には、ばれないようにするのが普通の男ではないの?

嘘のつき方が中途半端。
おまけに文章がバカだからなあ。

おもわず本気で親身に
「もうちょっと考えた方がいいよ」って
アドバイスまでしちゃったよ。

リベンジという脅しにびびったのか、
深夜、自宅から私の携帯に連絡があった。

私:何の御用でしょうか?
男:もう一度謝りたいと思いまして。
私:ふーん。
男:長い間結婚していると、お互いを大切にする気持ちが
  減っていって、いろいろあって奥さんは実家に帰っていた
  のだけれど、友達が欲しいなぁと思うようになりまして。
私:へーえ。友達、ねえ。
男:会ってみたら、想像以上に魅力的な人だったので、
  ついついもっと親しくなりたいと思ってしまいました。
私:ふーん。で?
男:申し訳ありませんでした。
私:へぇ。
男:色々楽しかったんですが、不安だと泣かせてしまったし、
  子供いる?って聞かれて答えられなかったのもあるし、
  こちらはともかく、そちらにはこのままでは悪いと思いました。
私:それも嘘だよね。奥さんが実家から戻ってくるから、
  ばれちゃ困ると思っただけでしょ。
男:それもあります。
私:で、あの、バカみたいな嘘メールになるわけだ?
  バッカじゃないの?
男:すみませんでした。僕はどうしたらいいでしょうか?
私:別に何もしていただく必要はございません。
男:でも・・・
私:もう謝ってもらいたいとも思わないし、
  やってもらいたいことも、何一つありません。
男:いや、でも、何かできることがあれば・・・
私:一体何ができるわけ?この状況で何もできないよね?
男:そうですけど・・・
私:大体、この電話だって、謝るのが目的じゃないでしょ?
男:それは半々です。
私:何と何が半々?
男:謝りたいのと、あと、さっきリベンジ云々言ってたから・・・
私:心配になったわけだ?
男:まあ。だから、何かできることがあれば。
私:だから!何もしてもらいたくないって、言ってるでしょ?
  私は事実を捻じ曲げる気もないし、何かを捏造する気もない。
  ただ、私の手許にある事実をどう利用しようと私の自由ですよね?
男:僕が批判されるのは仕方ないけれども、妻と子は・・・
私:奥さんとお子さんには何の恨みもないし、何かする気はないです。
  ただ、あなたはもう大人なんだし、
  自分のやったことには責任をとる必要があるわよね?
男:そうなんだけど。妻と子は関係ないから。
私:だから!私のターゲットはあなただけよ。
  奥さんとお子さんは関係ない。
  あなたは自分のキャリアを心配したら?
  私は、私の好きなようにやらせていただきます。
男:でも僕のキャリアがどうこうなると、妻と子にも影響が・・・
私:そんなことは知りません。私の直接ターゲットはあなた。
  それが間接的に妻子に及ぶのはあなたの行動が招いた結果よね?
男:それで、僕はどうしたらいいですか?
私:ですから何もしていただく必要はございません。
  色々な友人を交えて一番効果的な方法を考えるので、
  お楽しみに待っていらしたら?
男:えー、そんなぁ・・・
私:明日も仕事なので、そろそろ寝ないと。切りますね、じゃ。

ってなわけで、なかなか楽しい会話でした。

バカ男なんだけど、ちょっと憎めなかった。

少なくとも、未練とか、そういうのは吹っ切れたし、
ストーリーとしてスッキリ整合性が取れたから、
例の意味不明なお別れメールを受け取ったときより、
大分状況は好転したと言える。

一応、イニシアティブも取ったし。
少々お灸も据えたしね。

これからどうするかは、元彼も交えて策を練ります。

まあ、あんまり面倒なことをするほどの情熱は
持ち合わせていませんが。

相手の対応次第でもある。

でも何がショックって、
こんなバカみたいな既婚者の遊びにひっかかってしまったこと。

身元がばれてるからこそ、変な嘘をつかないという思い込みが、
こんな結果を招いた。

やっぱりネットの出会いというのは怖いと思う。
勿論、最初から身上調査をキッチリしてればこんなことには
ならなかっただろうけど、でも、
そんなエネルギーを使うだけの価値もないもんね。

というわけで、これが全ての顛末。

まだおまけストーリーが生まれる余地はありそうだけれど。

今回の事件でよかったのは、
元彼と連絡がとれて、友人関係には戻れたことでしょうか。








2003年12月06日(土)   突然振られました その後


出張から戻ってるはずなのに連絡がなく、
不安をかきたてられていた夕方、
件名ナシのメールが彼から届いた。

それが昨日分に載せてある文章。

若干の嫌な予感があったとはいえ、
急転直下の出来事で、

ただ、体中の血が下がって貧血ぽくなり、
冷や汗が出て、吐き気がした。
何度か読み返したりしてるうちに、
椅子から崩れ落ちた。
涙が右から2粒、左から1粒零れ落ちた。

周りの人が心配して寄って来た。
「ソファに横になれば」
「脈が浅いよ、大丈夫」←てか、脈はかるなよ。
なんてことを口々に言われた。
涙を見せるわけにはいかなかった。

どうしても私がやらなくてはならない作業があったので、
なんとか終電直前まで頑張った。

自分で自分を支えられなかった。

誰かの支えを必要とした。

妹と友人にメールで報告した。
それでは癒されなかった。

元彼に電話した。
携帯はすぐ留守電に切り替わった。
家の電話も、留守電に切り替わった。


お久しぶりです。相談というか聞いて欲しいことが
あるんだけど、あとでかけなおしてもいいかな、
いいですか?またかけます


なんだか脈絡のないメッセージを残した。

数十分後、その元彼から電話が来た。
まだ会社だから、家に帰ってから電話していい?と聞いた。
彼の声を聞いたら、さらに涙が零れた。
「なに?なんか結構危険度高い?」
私の声の調子から彼はそんなことを言っていた。
彼の声は、とてもとても、優しかった。

いつもなら歩く道のりもタクシーに乗って、
急いで家に帰った。
思い切り泣きたかった。人目のないところに行きたかった。

元彼に電話。
結局、12時前から、朝6時まで、
彼は私の話に付き合ってくれた。

彼からもらったメールを元彼に転送してあったので、
それを解釈して、いろいろ分析してくれた。

当たってても、当たってなくても、
そんなことはどうでもいい。

一晩中私の話を聞いてくれる元彼に涙した。


10年越しの元カノになんて、勝てるわけないじゃない。
でも、ついこないだまで、すごく優しかったのに。
私に向ける想いは、嘘じゃなかったはずなのに。
一体私の何が悪かったの?
向こうから付き合おうって言ったのに、
うちに泊まってご飯も食べたのに、
なんでこんなことになるの?

そう言って泣く私に、元彼は色々話してくれた。

その話は、多分またそのうち書くけれど・・・


オヤジの猛反対ごときで付き合いを断念しちゃうような
情けない男に用はなーい!


わめいたり、泣いたり、笑ったり、朝まで話した。

彼をまだ好きかどうか、それはよくわからない。
期間が短かったから、傷は浅いのかもしれない。

私が泣いたのが地雷を踏んじゃったのか?

でもどのみち、こういう結果になったのではないか。
私が恐れていたとおり。
私が不安に思っていたまさにそのまま。

私が彼といるときに元彼を思い出していたように、
彼も私といるときに元カノを思い出していたのだろうか。

ありえるね。
切ないね。

元彼は「10年経ってうまくいかなかったもんが、
今更うまくいくわけないから、それが終わるころがチャンスだよ」
と言って笑ったけど、
「彼は割とロマンチックな思い込みとかが好きだから、
”10年越しの恋が実る”という単純でわかりやすい枠組みに
きっと一生懸命になるよ。そういうタイプなんだもん」
と言ったら、「それは当たってるかもね」って言ってた。


言葉も行動も信じられないとしたら、
何を信じたらいいんだろう?

と泣く私に元彼は言った。


それは、女の勘。
ある意味、週末にしぃまが泣いたのも、
的確にそういう状況の変化を感じ取っていたからだと思う。
その感覚こそが一番当たるし信じられるはずだ。



私はいい子にしてたのよ。
明るくしてたし、彼は、私のこんなドロドロしたところを知らない。
前の経験から、想いを出しすぎたらうまくいかないと思ってたから、
私は感情をコントロールしていた。
それが悪かったのかな?



感情を抑えちゃだめだって、前も言ったろ。



言ったけど、でも、そのせいで私達ダメになったんじゃん!
そんなこと言われなかったら、私もう少し抑えてたもん。
私がもう少し感情を抑えることができたら、終わらなかった。



そんなことはない。それは違うよ。
あれは全部、俺のせいだって、言わなかったっけ?
しぃまは悪くないし、感情は抑えるべきではないんだよ、
どんなときでも。恋愛ってそういうものだ。


あれだけ二人でボロボロになったのに、
そう言ってくれる元彼がありがたかったし、
このしなやかさが好きだと改めて思った。
戻れはしないだろうけど・・・

元彼も元々彼も、別れのときには泣いてくれた。
男の涙。

でも今回の彼は、直接会うどころか、
メール1本で全てを終わりにした。
その程度だったということなのだろうか?


彼は仕事を大事にしてて、
恋愛初期の盛り上がってるはずの期間でさえ、
私のために仕事を休んではくれなかった。
でも、今回は、仕事を放り出して大阪まで
彼女に会いに行ったってことは、
やっぱもう勝負ついてるよね?



そう考えると、そうだね。
しぃまが彼の男としての自信を回復させちゃったのかも。
それで、元カノにもっかい行ける、って気分になっちゃったのかもね。


静かに同意され、私はまた激しく泣いた。

納得できない。何もかも。

でも終わったんだって、頭の片隅ではよくわかってる。

最初は私は冷静だった。
ビジネスとして結婚したいとさえ思った。
そのままでいたらよかったのに、
何故私はこんなに彼にはまってしまったのだろう。

そして彼は私にはまることなく、
元カノの元に行ってしまった。

そんなのって、もう、何も、信じられない。

どこかに、私を全部受け入れてくれて、
私が全部受け入れてあげられる、
そんな奇跡みたいな人がいるんだろうか?







2003年12月05日(金)   振られました(お断りメール大公開!)

 

※ 諸事情により、一旦メール文面を削除しました。





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