前述の前のプロジェクトで一緒だった同い年の人。
その人からの情報によると、 他のメンバから「早くしぃまさんを東京に戻してあげて」と いう意見があったとか。
ずっと札幌だけど、モチベーションは大丈夫?って。
私を気にかけてくれた人に感謝。
そんなに北国生活が堪えているように見えますか、私?
モチベーションなんてもちろんマイナスのメモリをさしてるけど、 それが何か?
だって、乗りかかった船だもの、仕方ないじゃない。 逃げ出すわけにいかないじゃない。 最後まで見届けるしかないじゃない。
なんてことを、優しい言葉のオブラートに包んで言ってみた。
わかるよ。
ってその人は言ったけど。
乗りかかった船。一連托生。あまりにも陸地が遠くて・・・
前のプロジェクトで一緒に仕事した人から電話。
今度、私がいるプロジェクトに来ることになったらしい。
同い年なあの人。
すごく年下の妻がいるあの人。
「俺、奥さんいなかったら生きてけない。 生かされてる気がするもん」と言ってはばからないあの人。
背も低いし、顔だってお世辞にもいいとは言えないのに、 世帯を持って、奥さんに生かされてて、仕事も私より頑張って・・・
同い年なのに・・・
なんか複雑な気分。
これって嫉妬?
朝日新聞のサイトにあった 価値観判断、というものを昼休みにやってみた。
*** + 結果 + *** 私に適している職業は・・・
業種 コンピュータ・通信 マスコミ・出版 建設・不動産
職種 研究開発 専門コンサルタント 管理・事務
だってさ。
当ってるのか?
ちょっとがっかり、少し安心。
何が原因?
私の力不足です。不徳のいたすところです。
なんてのじゃお話にならない。
最終責任者は社長であり、 社長は信頼していたはずの右腕を非難するかもしれない。
原因追求の目的は、 断罪ではなく再発防止だ。
何が原因?
わからないよ。 だから私はこの職業に向いていない。
ぱっくりと肉が裂けて、 血が滴り落ち、 じゅくじゅくと怨念をはらんでいた傷口が ふさがりつつあるのを感じる。
なんだかオドロオドロシイ文章になっちゃったけど、 春風のように心は穏やかです。
時の流れの偉大さを感じます。
・常宿が5月半ばから値上がりして泊まれなくなる (オンシーズンだもんね〜)ことにショック!
・ついでに会社から「会社の経費のことを考えろ! 法人契約宿に泊まれ!航空券は一番安いのを買え(得割とか)!」 という通達あり。出張中の唯一の楽しみであるホテル選びの権利を 奪われそうな予感。
・昨年度の評価がFIXし、FEED BACKが行われた。 みなさん、いい評価つけてくれてありがとう。恐縮です。 順調に50万円ほど年収アップしました。
・mp3プレーヤ購入。NEXTWAYのNMP-412Xの256MB版。 もうサイッコー!電池込みで37gという軽さ。 USBストレージとしても、ボイスレコーダとしても、 ラジオとしても使用できる多機能ぶり。 今年一番のヒットかも。小型軽量というキーワードに弱い私としてはもうメロメロ。
・とりあえず、色々アルバム4枚ほどを収めて札幌に来たのだけれど、 不注意で中身消失!同僚からmp3をめぐんでもらった。 本人のハチャメチャさをあらわすかのように、すごいごちゃ混ぜ状態。 (チャイコフスキーのくるみ割人形が一番の異彩を放っている)。
・ダイエット黙々と実施中。前述のmp3プレーヤ大活躍。 地道にプチウォーキングしてます。 特に、隣人にもらった椎名林檎が早歩きにぴったりなリズムで、 今更ながら聞きまくり(歌舞伎町の女王)。
2003年04月22日(火) |
ささやかで穏やかな日 |
夏のある日曜日。 用事は土曜日に全て片付けた。 ノンビリした日曜日。
午前中に掃除も終えて、 何もすることのない午後。
外は雨。激しい雨。雷も鳴っている。 クーラーの効いた室内の空気は冷たく乾燥している。
雑誌を持ち込みお風呂に入ったあとは、 おいしい紅茶を入れて本を読む。
外は雨。風に揺れる木々。 穏やかな午後。
そういう時間を持つのが今の夢。
会社のネットワークがダウンした。 ネットにつなげないだけではなく、 ファイルサーバにもDBサーバにもつながらない。 メールだって見れない。 こうなるともうお手上げだ。
まさに陸の孤島状態となってしまった。 最初の頃は、みんな悠長に構えていた。 週末に函館に行って来たという人のお土産 (いかすみクッキーと鮭とば)を食べて、 更に誰かが出してきたキットカットを食べて、 おまけにハワイ土産のマカダミアナッツチョコを食べて、 コーヒーを飲んだ。
3時間経っても回復しないと、 段々イライラしてきた。 とにかく、なぁんにもできないのだ。
情報社会の脆弱性とか言う気はないけど、 やっぱりサイバーテロって効果的かも。
今日はもうホテルに帰って休みたい。 お腹いっぱいだし・・・
テレビがなくても生きていけるけど、 ネットがなかったらもう生きていけない。
キーワードは癒し。 ようやく、今ごろ、そう思うようになった。
癒しブームっていつ頃からだったっけ? 優香?飯島直子?
それはともかく。
今はまっているのはアロマポット。 キャンドルの灯が揺れるのもいい雰囲気だし、 香りで安らぐことができる。
色々なエッセンシャルオイルを買い集めたい気分。
あとは、茶香炉が欲しいなあ。 のんびりのんびり、したいです。 こう書いてしまうとなんだか陳腐だけれども。
前の会社の後輩の子からメールが来た。
転職について話を聞きたい、と。
その子はもともと北海道出身の子で、 新人で東京に来てから北海道事業部に転属になるまで 3年間、3つのプロジェクトで一緒に仕事をした。
3つ目のプロジェクトには私が彼を引っ張りこんだ。 トラブルだらけのプロジェクトで、 人を補充するのに「誰がいい?」と営業に聞かれたから 「K君がいいなー」と言ったら連れてきてくれたのだ。
彼は私の一言のせいで、激務にさらされて大変そうだったけれど、 期待以上のパフォーマンスを発揮してくれた。
また一緒に仕事したいなと思える1人でもある。
そんなK君だから、ちゃんと話をしてあげたい。
転職は成功でしたか?失敗でしたか?
そうメールに質問があったけれど、答えは「よくわからない」。
年収はアップ。それは成功。 仕事が忙しすぎる。これは失敗。 尊敬できる技術者が周囲に大勢いる。これは成功。
自分の力に自信を失いかけている。これは・・・真実?
さっさと諦めて他の道をみつけるのもいいけれど、 物事はそう簡単にはいかない。
そもそも私は大学4年で進路に迷ったときに (大学院に行くという選択肢もあった)、 とりあえず決断を棚上げしたのだ。
学問を続けてもゴールは見えない気がした。 下手に院に行くより、4大新卒の方が就職しやすいだろうとも思えた。 30歳になるまでに、何かを見つけよう。そう思った。 外国の大学に留学するのでもいいし、他の適職を探してもいい。そう考えた。
でも結局は流され続けていただけだったのだ。 先が見えない。今に自信も持てない。どこにも行けない。
この閉塞感は、転職に全く関係ない。 私のメンタルな問題だ。 だけど・・・
そこまでK君に話すべきかどうか、迷っちゃうな。
2003年04月16日(水) |
ナーバス・モンスター |
”キング オブ 働き者” プロジェクト・メンバの誰しもが認めるK谷さんが入院した。
あの人よく働くよねー。 だめだよ、比べちゃ。あの人は怪物なんだから。 そうだよね、普通の人間と比較しちゃダメだよねー。
なぁんて会話によく登場していたK谷さんなのに、 病名は「神経性胃炎」。
やっぱりK谷さんも人の子だったのねー。
あの重圧の中で、 部下を引っ張りながら誰よりも勤務時間の長かったK谷さん。 ちょっと前に私に対して 「関係ないから知らないなんて発言は聞きたくない。云々」の メールを投げてきた人でもある。
彼は今、我々が仕事をしているビルのすぐ真横の病院に入院している。 冗談じゃなく、無線LANさえあれば支障なく仕事できる距離だ。
さっき、玄関でばったりK谷さんに会った。
「もう退院されたんですか?」という問いの答えは 「いや。ちょっとタバコ吸いに来たんだ」
お互い前のわだかまりはない。 もうそんなこと言っている場合ではないし、 双方とも進まなきゃいけないという認識も一致しているから。
早くよくなって退院してくださいね、K谷さん。
タクシーの中でかかっているラジオ番組はさまざま。
最近、立て続けに音楽番組で山崎まさよしの新曲が流れた。
ちょっと気になったから、シングル購入。
昔、山崎まさよしを聞きまくっていた頃のことを思いだした。
とある相手と浮気中で。 かかってきた電話の向こうに、山崎まさよしが流れてた。 ちょうどそのとき、私も同じアルバムを聞いていたところで、 そんな些細な偶然が嬉しかったし楽しかった。 初めてその人の家でエッチしたときも、 やっぱり山崎まさよしが流れてた。
そんなことを思い出しても、 だからどうということはなくて、 過去の出来事はそれはそれで、 どうにも現在とリンクしているとは思えない。
もちろん、今の私を形作る過去のひとつではあるけれど、 ダイレクトに呼びかけてくるものは、もうない。
懐かしくなって、昔のアルバムを聞いてみた。 やっぱり好きだなあ、と思いながらぼーっと聞いていたら、 「ドミノ」が流れた。
これだ、と思った。 多分、本当だったのだろう。 私たちの別居の何割かは、 彼のこれと同じような気持ちに起因していたのは確かだ。
♪ どうでも いいんだったら このままで構わないけど どうにか したいから 一度くらい切り開いても しょうがないだろう 少し痛いけど我慢して 絡まるように抱きしめて 少ししみるけど吹きつけて 腐りそうな傷をかき消したい Ah辛くても
どうにか なるんだったら このままで構わないけど うやむやにできないか ら 一度くらい 壊しても しょうがないだろう 少し苦いけど飲みほして 暴れそうな心縛りつけて 何もかも全て吐きだして 一から初めてもかまわない Ah君となら
♪
再建はならなかったけど、 彼の気持ちは嘘ではなかったと今は思える。 そう冷静に考えられる。泣かずに。
少しずつ傷が癒えていくのを感じる。
前述の浮気の相手と、 同棲してた元彼とを比べるのはおかしいけれど、 でも多分、元彼とのあれこれも、浮気相手とのそれのように きれいに過去として処理されていくのだろう。
それでいい。
土曜日は歯科医通い。 土日休めるほど余裕はないので、 その分日曜日お仕事。
ただのお休みだったら、 家でだらだらしちゃうかも。
でも歯医者に行くと、 その帰りにお茶やショッピングができて楽しい。
・歯医者へ ・カフェでランチ ・リフレクソロジー ・ショッピング(あれやこれや山ほど) ・メガネを新調 ・コインランドリー(雨だったので乾燥機だけ使いに)
これだけの用事をこなして、 疲れたけど気分はすっきり。
普段の私は私でなくて、 今日の私が本来の私だ。
そんなことを訳もなく思った。
もちろん、仕事してる私も私なんだけど。 今あんまり仕事がうまくいってないから、 こんなこと考えてしまったのでしょう。
生活ってのは、楽しいことばかりじゃない。
自由な時間が無限にあったらもてあますし、 時間を拘束されるのも嫌。
誰しもバランスをなんとか調整しながら生きている。
ふと思い立って 昨年度の自分の勤務時間を累計してみた。
2822時間!
これだけでは多いんだか普通なんだかわからない。
235時間/月
毎月営業日が20日とすると
11時間45分/日
もしくは1日8時間で換算すると
352人日!!
まぁともかく 時給計算してみようっと・・・ はぅっっっ!
学生時代の塾講師バイトと時給がトントン!
計算するんじゃなかった・・・
忙しいのはわかるけど、 なるべく勤務時間を削減する努力をしようと堅く決意・・・
久々に ファッション誌なんてものを読んだ。
昨日会社を休んで暇だったから(半分本当、半分ズル)。
久しくこういう世界から遠ざかっていたなあ。
可愛い服が着たい。 おしゃれもしたい。 幸い雪も溶けたことだし。
ここ数ヶ月太ってしまった体を元に戻して、 ファッショナブルを目指そう!
Yさんからメールが来た。 明後日まで札幌にいるけど・・・って。
急すぎるよ!
連絡遅くなってゴメンって。 仕方ないなあもう。
楽しみにしてたのに。 でもしょうがないか。 週末ですら遊ぶ時間がないような現状だもんね。
残念ながらまたの機会に・・・ 所詮他人のものだしね・・・
今泊まっているホテルは、すっごく気に入っているのだけれど。 でもやっぱり他に引っ越そうかなあと考えている。
理由はサービスが均一でないからだ。
姿見にカバーがかかっていたりいなかったり。 (夜間剥き出しの鏡はちょっと気になる)
バスローブがあったりなかったり。
いつもはテーブルの上にある一輪挿しのお花がなかったり。
最初からないのとは違って、 「あるかもしれない」って思ってるものがないのって、 結構がっくり来てしまう。
だからといって、鏡のカバーだとかお花だとかは、 わざわざフロントに電話して持ってきてもらうものでもないし・・・
でも毎回お花は楽しみにしていたので、 今回なくてとっても残念。
今のところに移るまで私が常宿にしていたホテルは、 設備や広さでは今のホテルに全然かなわないけれど、 老舗らしい細やかさと、いつ行っても変わらないサービスがあった。
ソフトの標準化ってのは難しいだろうと思う。 この場合ソフトってのは人をさすのだけれど。
こんな理由で他のホテルを探さなくてはならないなんて 残念だなあ。私が我侭なだけでしょうか?
歯が痛かったから
歯医者に行くために日帰り旅行敢行
朝6時半に起きて
歯医者に行って
友達とご飯を食べて
札幌の職場に戻ってきたら19時だった
それからお仕事
私の今日って一体なんだったのかな・・・
2003年04月03日(木) |
反省・・・届かないことば |
私は語ったつもりだった
伝わっていないのなら意味はなかった
言葉は、仕草は
発しただけではダメで、やってみせただけじゃダメで、
誰かに、他人に
認めてもらわなくては、理解してもらわなければ
存在しないも同じだ
そんな当たり前のこと、だけど、文脈によっては難しいこと
マドリッドのパエジャ。
ウィーンのヴィーナーシュニッツェル。
ブダペストのグーラシュ。
バルセロナのアイスクリーム。
ホンコンのマンゴジュース。
ミラノのマロングラッセ。
脳内逃避行。
COOL DRIVE の NEW DAY という曲にはまり中。
JALの機内の音楽プログラムで聞いてから、 ずっと気になっていたのでCDを買ってしまった。
いつかそんな日が来るといいのに。
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