CYMA’S MURMUR

2003年03月31日(月)   憎まれ役でも

先週末は私もオフだったから人のことは言えないけど。
メンバ全員休むと言い出したのにはかなりガッカリ。
本当に危機感のない彼ら。

上の人は、「いざとなったら近所のホテルに強制宿泊させて、
9:00〜25:00まで強制労働」と言い出す始末。

そんな事態になっては私もかなわないし、
かといってもう各自の自主性にまかせていたら何も回らない。

誰に相談しても「命令して休日出勤させろ」と言う。
多分そう言わないのは元彼くらいのもんだろう。

仕方ないから強権を発動した。
初めてのこと。
今まで命じられたことはあっても命じたことはなかった。
そんなこと言われたらモチベーションは下がるのは、
重々承知だ。だけどもう、仕方ない。

これから1ヶ月は、
申し訳ないですが、基本的に土曜日は出勤でお願いします。

今のところ、誰からも反論の声はあがっていない。

憎まれ役だけど、それも仕方ない。
そんなことよりも今は、滞留してる仕事を前に進めるだけ。





2003年03月29日(土)   嬉しい偶然

無理やりもぎ取った休日。
渋谷の歯科医へ急ぐ。
せっかくの休みも雑事で忙殺されてしまう。

通りすがりのカフェのメニューにしばし足をとめ、
再び歩き出したら、すぐ前にあの人がいた。

あの人・・・
前のプロジェクトで一緒だった人で、
いいなーと思ってたけど残念妻帯者、って人。
最近私に嬉しいメールをくれた人でもある。
やっぱり好き。

あの人・・・
そろそろ名前をあげようかな。
仮にYさん。

あれーなんでこんなとこにいるの?
っていうのが彼の第一声。

もちろん、本社の近所だから大した偶然ではないけれど、
でもちゃんと会えるもんなんだ。
神様に感謝。

歯医者の予約までしばし時間があったから、立ち話。

彼は今月いっぱいでようやく前のプロジェクトを抜けられる、
ということで最後の納品準備に休日出勤していたそうだ。
次の仕事まで休みをとって、その間に北海道に来る予定だと言う。
そうそう、Yさんは北海道出身者なのだった。

俺、札幌行くんだけどさ、遊ぶ?

なんて言われたら「遊ぶ!」って答えるしかないじゃない?
毎日深夜まで働いている状況でどこにそんな時間があるんだよ、
とも思ったけど、万難を排して遊ぼうではないですか!

たったこれだけのことで、とても幸せだった今日一日。




2003年03月27日(木)   HOW TO CLAIM

クレームのつけ方もいろいろある。
やり方によっては、余計こじれる。

こんなことを言い出したのは、
妹からのメールがきっかけだった。

内容を要約すると、
仕事をさぼりがちな咲子ちゃん(仮名・情報第一部所属)と、
それが気に入らない千佳ちゃん(仮名・情報第二部所属)がいて。
咲子ちゃんは、私用外出しまくり、有休とりまくり、さぼりまくり。
隣の部で、咲子ちゃんの不在の被害をもろに受ける千佳ちゃん。
業を煮やして、咲子ちゃんの上司・伊東部長(仮名)にメール。
(引用やばいかな〜でも面白すぎ♪)


> 咲子さん の事なんですが、最近特に彼女は
> 私用外出や年休がとてつもなく多くありませんか。
    中略
> 上司が甘いのか?咲子さんが何も考えてない?のかわかりませんが、
> ちょーっと彼女の勤務態度は行き過ぎだと思われます。
> やりたい放題って感じです。
> 私の場合は同じ情報部の電話を取る立場としては、けっこう迷惑します。
    中略
> 私は昨年、計画年休の3日と2日間の合計5日休みを
> とったのですが、年休は何かの時の為に取っておくものです!とか
> なんらかのコメントを休暇届を出す事に言われました。
> (ちょっと言い過ぎじゃない?って思いましたが!)
    中略
> 今後の彼女の為にもあまり良くない事だと思いますので、
> 代表して私が勇気を持って、メールさせてもらいました。
> 伊東部長、悪く思わないで〜〜!


部長に対してこの言葉遣いは何なんだ?


> 上司が甘いのか?

って本人に向かって言うか?

> (ちょっと言い過ぎじゃない?って思いましたが!)

自分が休ませてもらえないエピソードは不要だよね。

> 私の場合は同じ情報部の電話を取る立場としては、けっこう迷惑します。

こここそ、一番アピールすべきところなのに!

もう、ツボに入りまくりだったのですが、
自分だったらどうするか考えてみました。

・咲子ちゃんの私用外出、有休を1ヶ月分記録
・その間代理として自分に回ってきた作業を記録
・自分の作業の障害となるので(記録を添えて立証)、
 咲子ちゃんの部で、咲子ちゃん不在時の対応をして欲しい

多分、以上のポイントのみ伝えることになるでしょう。
記録で勝負、は一歩間違うとストーカー扱いされますが、
でも証拠を見せないと何も言えないしね。

千佳ちゃんのメールは、
私は常識的に休みも外出も控えて真面目に仕事してるのに、
なんで咲子だけ野放しなのよ。ずるーい!
という気持ちが現れていて、ある意味ストレートなのですが、
それだけじゃ現実を変えるのは難しいよな、ということです。

ただ、私のやり方は理が通っているだけに、
人間関係に冷ややかな風が吹く可能性があります。
論理的とはいえベスト解ではないですね。
どうするのがいいのだろう?

落ちとしては、伊東部長からの返信が笑えました。
咲子ちゃんの仕事振りを仕方ないんだよなーと愚痴ったあと、


>不甲斐ない上司のせいで、ご迷惑・ご心配をおけかして申し訳ないです。


こんな会社なら仕方ないか。





2003年03月26日(水)   カムアウト

学生時代の友人で、
ドイツで仕事をしている子が一時帰国する。

久しぶりにみんなで集まろう!
となるのは自然の流れ。

東京での集まりにはとても参加できそうにない私。

 今札幌だから行けない。
 よろしく伝えてね。
 ついでに現状報告しておくと、
 とっくに同棲は解消して別れております。
 大分前だけどね・・・

ようやくみんなにカムアウト。

ちょうど1年弱前、
別居したことをみんなに言おうかなあというタイミングで、
友人2人の結婚話が聞こえてきたのだった。
別居話なんてあまり相応しくないから黙っていた。

もちろん、一番仲のいい子には相談したし話してあったけど。
それ以外の子との接触を、知らない内に避けてた部分があったかも。

それぞれが自分の生活で忙しかったせいもあり(私は転職もしたし)、
全然会う機会もなかったから今回はいいきっかけになった。
すっとした。

まだ反応返ってきてないけど、
みんななんて言うかなー?





2003年03月25日(火)   6時間では睡眠不足

この記事をお読みになった方も多いだろう。
1日6時間の睡眠を2週間続けると、
3日眠っていない人と同等レベルまで思考・判断能力が落ちる
という研究結果。

あーやっぱりね。
でもどうしてくれんのよ。
6時間眠っていれば何とか持ちこたえられるのではないかと、
全ての余暇を投げ打って睡眠時間を確保してきたのに。
日に日に頭が回らなくなるのは気のせいではなかったんだ。

私の毎日はこんな感じ
07:30 起床 シャワーして出勤
25:00 帰宅(ホテルへ)
25:30 就寝

もうこんな生活が3ヶ月続いているわけで。
たまの休みに丸1日眠っても、焼け石に水。
ほんとーに、仕事に頭がまわらない。

仕方ないよなあ。。自然の摂理なのだから。





2003年03月24日(月)   リーダー失格

っつーか、てめーら、働けよ!

とちょっとだけ思う。
嘘です。
すっごく思う。

私は昨日2時まで仕事してて、今日9時には来てるのに、
なんで23:30に帰った君たちは、出社が10時なのさ。
そんで、今日も22:30に帰るってどういうことよ?
作業も終わってないのに?

帰りかけてる後輩に、
「今日はどこまで終わったの?
終わってないなら、それは後どれくらいかかるの?
明日の午前中には終わるでしょ?」
と嫌味を連発してしまった。

彼らが疲れているのもわかる。
(私はもっと疲れてるけど)
でも彼らは週末2連休だったじゃない。
(私は3連休全て休みナシ)
彼らの責任が私より小さいのもわかる。
(私だって好きでやってるんじゃない)

でもだからって、与えられたスケジュールをまっとうする
努力さえ見せてくれないのはどういうこと?
正当な理由を説明してみなさいよ。

モチベーションをあげる方法がわからない。
自分の気持ちをコントロールするのにさえ手をやいているのに、
他人のやる気を引き出す方法なんてわかんないよ。

私はリーダー失格で、それはもうそれでいいのだけれど。





2003年03月23日(日)   といかけ

言葉足らずでごめんなさい

ぶっきらぼうでごめんなさい

なんて

優しくされたから謝るのは

間違っている





2003年03月22日(土)   ショコラ

朝4時過ぎまで仕事してた・・・
さすがにオフィスには私以外誰もいなくて、
だから音楽をかけてマイペースで作業。

タクシーでホテルに戻って、洗濯開始。
今週末のお宿は、レオパレス。
コインランドリー無料で便利。

洗濯機をまわしてから、ビデオ鑑賞。
例のレオネット、という奴。
全150タイトル中、1日4タイトルまで無料。

アダルトビデオが多いのが気に入らないし、
画像も時々乱れるけど、まあ仕方ない。

今回は「ショコラ」をチョイス。
あまり期待してなかったけど、
想像以上に楽しめた。
もっと甘いだけの話かと思ってたんだけど、
全然そんなことはなくて。
それでも寓話の世界っぽい雰囲気もただよっていて、
ヨーロッパの石畳の小さな街の風景が綺麗で。

ジョニー・デップにうっとりしてしまいました。
ジョニー・デップをいいと思うのなんて、初めてだよ。

相手が自分のことを好きだということが瞬間事実として認識され、
自分も相手のことを好きなんだと思い、そしてそれを確かめる。

そういう瞬間が恋愛の一番楽しいときかもしれない。
ちょっとドキドキしてしまった。

結局寝たのが朝7時半。
でも、ちょっと寝ただけで、仕事の電話で叩き起こされた。
あと少し映画の余韻にひたっていたかったのに。

今日は何を見ようかな。




2003年03月20日(木)   厳しさと優しさと

厳しさと優しさに囲まれて仕事をしている

相変わらず角松敏生の攻撃は厳しいし、
状況は日に日に悪化する。

でも、誰もがいがみ合っているわけではなく、
立場と方法が違うけれども、目指すゴールは同じなのだろうと思う。

前のプロジェクトの上司で、
最近今のプロジェクトにうつってきた人から、
「大丈夫?3連休あいてるから何でも手伝うよ」
というメールをいただいた。
一瞬泣きそうになった。

多分、まだ頑張れる。
まだ、頑張らなきゃいけない。

少なくともベストをつくさなきゃ。




2003年03月19日(水)   角松敏生の攻撃と救世主

イントラチームとの不和は最高潮。
バナナで釘が打てそうな氷点下メールが
ものすごい勢いで飛んでくる。

私が普段交渉している担当者は、
角松敏生似の子。(いや最近角松見てないしイメージだけど)
面と向かうと穏やかなのに、
メール文面の攻撃力はすごいものがある。
もうそれだけで私は再起不能なほどに打ちのめされる。

なんとか底から這い上がって降ってきた難題を解決すると、
見計らったかのようなタイミングで次のアタックが開始される。
日に何度もそんなことをしていると、
次第に自分の情動が麻痺していくのがわかる。

胃潰瘍になって倒れたい。
現場から逃亡したいとマジで思う。

唯一の救いは同僚からのメール。
もう倒れる!もう泣き喚く!っていうか誰か助けてよ!
って思った瞬間に降ってきたメール。

そっちが落ち着いたら一度帰っておいでよ。
この間も来れなかったしさあ(プレゼンの打ち上げ)、飲みにでもいこうよ。

↑これ、原文ママ。
本当に癒されました。ありがとう。
やっぱり好きだなあ。





2003年03月18日(火)   壊れない

壊れそうで壊れない
私のこころ

もうダメと何度も思うし
何もかも放擲したいと思う

それでも壊れられない
動けない
ギブアップできない

とうに許容量はオーバーしてるというのに

できないと言える勇気って
とても難しいと初めてわかった

そっちが落ち着いたら一度帰っておいでよ
って言ってくれたあの人にもすがりたい

自分で解決できないなら
助けを呼ぶしかないじゃない
手を離すのも仕方ないじゃない

反省して学ぶことができるのなら
白旗をあげて降参するのも選択肢のひとつだ

壊れるよりは





2003年03月17日(月)   嬉しいメール

あの人からメールが届いた。

前のプロジェクトで一緒だった人で、
「妻帯者でなければアタックするのにー」と思ってた相手。

プレゼン終わったの?って、
どうも見に来てくれるつもりだったらしい。

やっぱり優しいね。やっぱりいい。

恋愛感情ではないけれど、
彼も私に好意はあるはず。

どういう形であれ、
関係をはぐくんでいければいいのにな。
ま、落とし所は”飲み友達”くらいしかないけどさ。





2003年03月13日(木)   元彼効果

元彼効果、なのだろうか?

ずーっと続いていた異常食欲がピタリとおさまった。
仕事もまじめにこなせるようになった。

元彼効果?

それとも、安かったから飲み始めたプーアール茶の効き目?

彼と話して、楽しかったけど、胸が苦しくなったりはしなかったよ。
「キャッチ入ったから」って言われたとき
「それは彼女?」って聞きたくなったりはしたけれど。

恋人って感覚は、10ヶ月の間にしっかりと消滅していた。

あの人と、手をつないで、キスをして、
あんなにもあんなにも一緒にいたなんて信じられないね。。。

友達なのかなんなのか、関係に名前はつけられない。
私は彼を利用している。それはそれで構わないのかな。

もし今の私の元気が彼のおかげだとしたら、
その効き目が切れてしまうのが怖いよ。

あなたなしでは生きられないと真剣に思った、
あの頃には戻りたくないから。





2003年03月12日(水)   プレゼン終了

プレゼンテーションが終了した。

前のプロジェクトの上司も見に来てくれた。
他の人からも、たくさん好意的なコメントをもらった。

素直に嬉しかった。
そしてちょっと申し訳なかった。

決して全力で仕事をしたわけではないから。
手を抜いた部分があるから。
それは誰よりも自分が一番わかっていることで・・・

自らを振り返り総括し、
それを他人がそれぞれ判定してくれる。
それは思ったよりも身になる出来事だった。

ここから何かを学び、進んでいけたらと思う。




2003年03月10日(月)   自己価値としての年俸

もうすぐ年俸査定のためのプレゼンテーション、
という儀式がやってくる。
上司に対して会社への自分の貢献を主張する、というイベントだが、
今の私には辛いばかりだ。

今の私の年俸はまあまあ。
前職に比べれば大分あがったけれども。

少なくとも今の会社は評価が年俸に直結している。

社員ではないが、今一緒に仕事しているオジサンは、
月4回のプロジェクト参加で月100万円の契約だ。
1日中びっしり詰まったミーティングをこなし、
その間に大量かつ精度の高いドキュメントを作成する。
私にはとても真似できない。日当25万円!

この間の電話で、元彼は現在年俸交渉中だと言っていた。
月10万、年俸で120万円の値上げ交渉中だと。
今でさえ、私の1.4倍の年収があるくせに。

実力のある人たち。
実力がお金で買い取られる世界。
私はその世界で生きていく自信が、
最近とみになくなってきている。

それでも仕事を通じてしか社会と関われないと思っているから、
ここから逃げることはできないと、強迫観念のように思い込んでいる。

とにかくプレゼンではアメリカ人になりきろう。
厚顔無恥で構わない。主張した者勝ちだから。
黒のものも白というその説得力がコンサルの要でもあるのだから。

でもこんなに辛いのは、
今でさえ身の丈を超えた自分を演出してしまっているからかもしれない。





2003年03月09日(日)   元彼と電話

仕事で行き詰まって、仕方なくて、
自分が嫌で嫌で、どうしていいかわからなくて、
泣きながら友人に電話した。
友人と話しながら「そうだ、元彼に電話しよう」と思った。

たった2コールで彼は電話に出た。
キャッチが入るまで53分話した。楽しかった。

元彼の能天気ぶりが私を助けてくれた。
そのノンキさが恋の破綻の原因ではあったけれど。

何かが解決したわけでもないけれど、気分が楽になった。
明日からまた頑張ろうと思えた。

とにかく彼に救われた。
多分、友人として。





2003年03月02日(日)   ひなまつり

大雨の1日が明けて、抜けるような青空が見えた。

暖かさのある穏やかな風を感じながら、春だなあと思う。

そして思い出してしまう。

元彼に告白された2年前の雛祭りの日のことを。

鎌倉で1日遊んで、帰りに告白された。

「○○さんって、彼女いましたよね?」
私はそう答えた。

けれどまあ、その日から付き合いだした。
彼の服装も、自分の服装も、はっきりと覚えている。
彼が私の耳たぶに触れたことも。

終電で家に帰ったあと、私の携帯の電池が切れるまで、
朝5時までずーっと電話で話してたっけ。

そんなことを思い出しても、
それほど心騒がない。

最近ずっと元彼のことを思い出すたび、
傷つかない自分を発見して少し寂しくなったりしている。

でもこれは健全なことなのだ。
自然の摂理・・・忘却。

それでも彼にまつわるヨシナシゴトを、
私は避けていたりする。

鎌倉、という文字も見たくないし、
彼が好きだったテレビ番組はすぐにチャンネルを変える。
彼の出身地の話も聞きたくないし、
彼と一緒に見た映画のことも思い出したくない。

でももうすぐ、それらのことも、きっときれいさっぱりと。
忘却のかなたへ。記憶の底へ。

そして本当の春が来る。




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