CYMA’S MURMUR

2002年08月26日(月)   想い出の塊

想い出の塊に押しつぶされそう。

次から次へと浮かんでくる。

もう忘れたはずだったのに。
もう終わったことなのに。

楽しいかったことも、辛かったことも、
泡のように浮かんでくる。

その都度、思う。

でも、

でも、振られてしまったのだから仕方ない。

ここから抜け出すには、
新しい恋人を見つけるしかないのだろうか?
不埒な考えが浮かぶ。

他人になら、

本当に好きだったなら、
そう簡単に忘れられないのは当然だよ。
しばらくは仕方ないよね。

そう、言うと思う。

だから、この今の状態をどうこう言う気もないけれど。

一言にしちゃうと、「不健康」なのだ。

失われたものに心奪われていること。
気に病むこと。

その不健康さが、
アトピーや蕁麻疹や原因不明の吐き気になって現れる。

彼と付き合いだした頃、
私のアトピーはひどい時期だった。

付き合いだして1月もしないうちに、
私の肌はすべすべになった。
彼に全て受け入れられることによって。

こんな他力本願的なことではいけないけれど、
少なくとも彼を断ち切っていかないと、
私は幸せにはなれない。

心身共に健康になりたい。

想い出を海に沈めるか、
解体して燃やしてしまうか、
何か、誰か、いつか。





2002年08月24日(土)   からだの悲鳴

全身にアレルギー性蕁麻疹が発生。
かゆくて堪らない。

蕁麻疹の原因っていうのは解明されていないんだそうな。
食べ物かもしれないし、ハウスダストかもしれないし、
ストレスかもしれない。

着色料や添加物に反応することもあるって話だ。

最近まともなご飯食べてないし、
睡眠時間も少なかったし、
精神状態もよくなかったし、
体が不満を訴えるのもわかる気がする。

金曜日は会社を休んだ。
でも、土曜、日曜は出勤だ。
どういうことよ、それ?

もう限界だと、ここが限界だと、体が言う。

蕁麻疹だけでなく、突然の吐き気と眩暈にも襲われた。
駅のトイレに30分篭って冷や汗を流した。
こういうのも最近月に1度はある。

全身の毛穴という毛穴から汗が吹き出て、
意識は朦朧として、もう死んじゃうとか思う。

タフでありたいと思うけれど、
まともな暮らしをしないと生きていけない。





2002年08月21日(水)   逃れられない

今まで遊んでたツケを返すかのごとく、
怒涛の仕事っぷりを見せたら、さすがに息が切れた。

毎日朝9時から夜中3時まで働く、というのは、
1週間が限度だな〜。

諸所の仕事絡みの理由があり、
旅行を9月末から10月後半へ延期した。
中止にしないところが強情だ。
だけど、こんだけ働いたんだから、
ご褒美くらいもらって当然だと思う。

私は決してワーカホリックではないのだから。

S君は私の出張先まで何度も電話してきて、
そして「終わった」という報告をしてきた。

”慰めて欲しい子ちゃん”のS君は、
仕事中だという私の携帯を10分おきに鳴らし(当然無視)、
挙句の果ては「これから出張先まで車で行くから場所教えて」
というメールを連打してくる始末。

どうしてこの人はこんなにも開けっぴろげなのだろう。

私は、私だって、別れた彼のことを未だ独りで抱えているのに。
ひっそりと。しっかりと。

なかなか消えてくれない影を見つめているのに。

彼のことが好きだった。
今も多分好き。あの頃の彼が。
それはもう現実ではなく、執着でしかないのだけれど。

彼が死んでくれればすっきりすると思う。
ひどい言い草だけど本音。

そうしたら諦められるのに。

あんなに私を好きでいてくれたあの人は、
最後には「もう好きじゃなくなったから別れてください」と言った。
(まあ文字通り私が言わせたんだけど)

だからもう、彼を想っても私にはいいことなんて何もないのに。

泣くだけ無駄なのに。

そうして眠れない夜を抱えているのに。

甘えんなS!





2002年08月13日(火)   片思いでもしてみたい

S君は久しぶりに会ったというのに、
開口一番「あれ?太った?」なんて言うし。

やっぱバレたか。ダイエットしなきゃ。
と思った途端に、お昼が豪華になったりする。

昨日は買出しに行こうとしたら同期とばったり会って
トンカツを食べてしまったし、
今日はボスが鰻をご馳走してくれた。

同期とのひと時は、他愛ない話ばかりだったけれど、
とても心和む時間だった。

みんな年下の男の子ばかりなんだけど。
感謝しております。

ボスは、鰻をご馳走してくれるなんて、
ついに夏休みを諦めろと言い渡されるのかとビクビクした。

けど、「明日から頑張って」という激励だったらしい。
明日から4日間客先で作業を行う。
第一の山場。
これを超えれば多少は楽になるはずだ。

旅行直前に行われることが決定した2次リリースも気がかりだけど、
旅行を諦めるわけにはいかないし、
そのためには今回の1次リリースをなんとしてでも成功させねば。

仕事に振り回されながら、
ずっと彼のことを考えている。

私のことをすごく好きでいてくれた彼のこと。
私のことを好きでなくなった彼のこと。
二人でいた自然な風景。

いったいあとどれだけ時が過ぎれば忘れられるのだろう?
もしかしたら、一生引きずったりして。

それはないかもしれないけど、
でも簡単には落ち着かない。

恋がしたい。
片思いでもいい。

一瞬すれ違ったりとか、ちょっと会話を交わしたりとか、
それだけのことで幸せになれるような片思いがしたいよお。





2002年08月12日(月)   デジカメ購入

デジカメ買いました。
ミノルタのDimageX。

小さくて軽くてもう最高!

昨日夕方届いたので、
家の中でカシャカシャやってみましたが、
かなり快調。

我が家には被写体になりそうなものがなくて、
仕方なく玄関に飾ってある絵を取ってみたり。

露出補正やホワイトバランスの切り替えで
画像の具合を試したり。

とても楽しいおもちゃを手に入れました。

これで旅行もばっちり。
と言いたいところだけれど、
システムの本番稼動開始が1ヶ月延期されて、
私の旅行の直前になってしまったのがかなり気になります。

リーダーは
「キャンセル料くらいいくらでも払ってあげるよ、ハハハ」
なんぞと言い出すし。
冗談ではありません。

ちゃんと旅行にいけますように。
お祈りしなくちゃ。





2002年08月11日(日)   S君のその後

S君と会った。
一時間ほどお茶を飲んだだけだけれど。

お話は、想像してたほど面白くはなかった。
(私ってば本当に友達甲斐のないやつだ)

彼女は33歳。お相手のヒモ男も33歳。S君は29歳。
ヒモ男は33歳にして、未だ就職したことがなく、
公認会計士を目指して勉強中だそう。

彼女はヒモ男を切るに切れない状況にあったらしく、
「家に帰るのが怖い」などと言ってS君に泣きついたのが始まりらしい。

ちょっと思慮の足らないS君は、
自分だけに問題をとどめておけなくなったらしく、
会社の社長と先輩に相談した。
(S君も彼女も社員30名ほどの同じ会社の社員で同じ現場で働いている)
これが後々事態をややこしくする。

ヒモ男の存在を認めた上でS君は彼女にプロポーズ。
1年後も二人とも同じ気持ちだったら結婚しよう。
ところが何故だか結婚をはやる彼女は、
すぐに籍を入れましょう、と提案。

籍を入れるまではお互いの両親に報告したくない、
という彼女の意思を汲んで、
S君は婚姻届の保証人を会社の社長に頼む。

会社で婚姻届を受け渡そうと約束していた日、
彼女は体調不良を理由に出社しなかった。
退社後に彼女の家に行ったS君はヒモ男と衝突してしまう。

話し合いは平行線を辿り、
彼女は彼女でヒモ男が泣くから別れられない、とか、
住民票がヒモ男と同一になっているからまだ婚姻届は出せない、
とか煮え切らない態度をとり出し、S君は切れて婚約破棄を決意。

ということらしい。

これでも詳細が不明だからなんとも言えないけど、
彼女はヒモ男と別れた方がよいと理性では考えていて、
そこに現れたS君に渡りに船とばかりに飛びついたのではないか?
性急に結婚しようとしたのも、
そうすればヒモ男を切れると考えてのことかもしれない。
ところが、そう簡単にヒモ男を切ることはできず、泥沼化。

大体住民票云々というのも怪しい。
戸籍と住民票は別なんだから、
他の男と同棲しているからといって婚姻届を出せない理由にはならないし。

彼女は混乱してしまい会社を続けて休む始末で、
社長や現場のリーダーも含めて事態が混乱しているらしい。

でもさーまだ会ってるんだよ。
で、ホテル行ったんだ、昨日も。
嫌いな奴とホテルなんて行ける?

混乱したS君はそんなことを言う。

そりゃ嫌われてはないでしょ。
でも現実問題として、
彼女がヒモ男を切れない以上、どうしようもないよね?

ヒモ男の腕にはロレックスが光っていたそうだ。
彼女稼ぎいいからなあ。

完全に彼女に振り回されたS君はかわいそうだけど、
でも同情しきれない。

S君はヒモ男に土下座して「結婚させてください」と言ったそうだ。
そしてヒモ男も土下座して「別れさせないでください」と言ったとか。

いい年して、登場人物3人ともバカみたいなんだよねえ。

なんか後味のよくない話でした。





2002年08月09日(金)   まだ忘れられない

相変わらず(?)絶不調。

昨日は23時過ぎから仕事熱が盛り上がったので、
おもわずタクシー帰宅してしまったけれど、
今日はまだこの時間まで、仕事と言える仕事をしていない。

やったことと言えば、
・美容院の予約(土曜日に行く)
・デジカメ購入(DimageXを送料・振込手数料込み\38,500にて)

あとは追加購入するつもりのSDカードのチェックなど。

すごい不良社員だ。
自分でも持て余すほどに仕事に対する意欲がない。

昨日は会社を抜けて皮膚科に行った。
ハンガリーはプロポリスが日本の10分の1くらいで買える
らしいんですけど、アトピーにどうでしょう?
と聞いたら先生に鼻で笑われた。

もうかれこれ9年くらい通っている皮膚科で、
腕も悪くないし性格もいいけど、
民間療法などに対する冷たさは結構すごい。
まあ民間療法で逆に症状が悪化するケースも多々あるのは知ってるけど。

失恋の後遺症は未だに大きい。
彼のことを、何度も何度も考える。
一年前のまだ幸せだった私達のこと。
消えてしまった想いのこと。

私はまだ彼が好きなのかもしれない。
惰性で執着なのかもしれない。

なんにせよ、彼の不在はとても大きい。
そんなに簡単に片のつく問題ではないのだ。
あんなにも好きだったのだから。

この不在感・欠落感はなくならないんだろう。
気にならなくはなるかもしれないけど。
それにもまだ長い時間がかかる。

まだまだ先は長い・・・




2002年08月07日(水)   デジカメが欲しい

全くと言っていいほど仕事をする気になれない。
なんとなく会社に来て、緊急対応はしているものの、
やらなきゃいけないことが全く片付いていかない。
なんでここまで腑抜けになっちゃったのか。

結局自分で自分のタスクをコントロールできないというか、
甘やかしてしまうわけだ。

高いモチベーションを維持できるようなタスクじゃない、
というのもあるけれど、
仕事なんだからそんなの理由にならないし。

で、会社で何をしているかというと、ネット三昧だ。
昨日は一日デジカメについて調べていた。
急に欲しくてたまらなくなったのだ。
旅行に持っていこうと思う。

なにせ、1ヶ月旅行して写真は20枚
(同行した友人からもらった分も含めて)
という前例の持ち主なので、写真を撮るにはそれなりの覚悟がいる。

とにかく軽いカメラじゃないと、
またホテルに置いてけぼりになるしなあ。

というわけで1日サイトを漁って、情報収集。
こういうときに私はパラノイア的にシツコイ。

その粘りを仕事に向けろよ、と自分でもツッコミたいくらい。

来週はついにシステムの本番稼動。
お客様の夏休みを利用してセッティングが行われる。

万全の体制でのぞまなきゃいけないんだよなあ・・・

今週末は嵐の前の静けさで休めそうなので、
今日はお仕事頑張りましょう。





2002年08月05日(月)   禁断の実

禁断の実に手を伸ばしそうになった。

最終的には誘惑より、眠気が勝った。
深夜タクシー帰宅になるほどの激務の勝利。

それでも、その実に触れたいと、
触れてみようかと、迷うのはそれなりに快感だった。

禁断の実は、私が望んだから現れた。
『そういうこと』を私は期待して、甘えた言葉を吐いた。

そういう匂いに敏感な生き物が集まった。

オファーが1つだったときには迷ったけれど、
ちょっとした時間差で次々とオファーが来たときには
少し笑った。

そして多分少し元気になった。

いつか私は禁断の果実に手を出すかもしれないけど、
それはきっとそんなに悪くないことなんじゃないか。

抽象的な話で恐縮ですが、そんな週末でした。




2002年08月02日(金)   夏の雷雨

昼間とは思えないくらい暗くなって、
稲妻が光り、激しい雨が降る。

閃光と間髪をおかずに、落雷の大きな音が聞こえる。

私はしばし幸せな気分になる。

できることなら、
自宅のベッドでのんびりしていたいようなお天気だ。

この雨のように激しく、
彼との出来事の全てを洗い流してしまいたい。

一気に降って、短い時間に通りすぎる夏の雨が好き。

クーラーのきいた部屋の中で、何も考えずに過去を捨てたい。




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