CYMA’S MURMUR

2002年06月30日(日)   離婚作戦会議

久々に実家に顔を出し、おいしいご飯を堪能。

旅程の書かれたFAX用紙が机上にあったので、
「どっか行くの?」と母に尋ねたら・・・

大学時代の友人が離婚しそうなので、
みんなで集まるのだと言う。

離婚を報告する会、ではなく、
離婚した友人を慰める会、でもなく、
離婚を前提に知恵を持ち寄り作戦を立てる会、
であるらしい。

それぞれ勉強する時間も必要だから、
開催は2週間後にするわね、
ということであるらしい。

何ともたくましくて、微笑ましいなあ。

ただ「自分だったら何もかも終わってから
友人に報告すると思う」と言う母は、
まぎれもなく私と同じ血が流れていることを痛感。





2002年06月28日(金)   20%の私

「ポネット」という映画を見た。
途中の30分ほどだけれど。

前から見たいと思っていたのだけれど、
寝る前にテレビをつけたらBSで放送していたのだ。

幼くして母を失った少女の物語らしいんだけど、
子供だけの独自の世界がよく描かれていた。

すっごく可愛かった。
なんで外国の子供ってあんなに可愛いんだろう?


それはともかく。

彼のことは大分吹っ切れたみたいだ。

もちろん別れのプロセスは今思い出してもむかつくし、
全てを消化できたわけでもない。

それでも、とりあえずもうその過去とは関係なく生活している。

あんなに仲良しで、いい歳した大人二人がラブラブだったのが不思議に思えるほどに。

あれはあれで良かった。
後悔はしていない。

周りが見えなくて、
彼しか見えなくて、
彼も私しか見てなくて、
二人で充足して、

やっぱりそんなのって奇跡だから。
大切にして、そのときの気持ちを信じて進んだこと後悔してない。

でも。今の私はとても冷めている。
恋愛に対する夢もないし、願望もなくなっちゃった。

あの恋情だけで満たされていた日々が嘘のようだ。

あんなに彼に全てを傾けていて、
よく私は社会人としてちゃんと生活できていたものだ・・・

そう考えてようやく気づいた。

当時の私は80%を彼にささげ、
残りの20%で普通の生活を行っていた。

今の私は多分20%での生活を残したまま、
80%は未使用状態なのだ。

だから社会人として仕事する私に、
大きな変化は訪れなかった。

それは私が不真面目だからでも意気消沈しているからでもなく、
これが自然な状態だということだと思う。

100%での生活なんて、なかなかできない。

短期的にはともかく、
長期的に100%のエネルギーを使用し続けることは不可能に近い。

なのに私は彼の80%、いや100%を、
永遠に私に向けてくれと要求していたのかもしれない。

脳に未使用領域があるように、
そして何らかの障害があったときにその未使用領域が
新たに分化しシナプスをのばし新機能を獲得するように、
未使用パワーはバッファとして保持されるべきなのだ。

次に新たなる試練、もしくは興味の対象、
そういうものと遭遇したときに、
私は再びそこに力を注ぎ始めるだろう。

多分、生きるのってそういうことの繰り返し。

でも本当の私は、今ここにいる20%の私なんじゃないかな。







2002年06月27日(木)   泣ける曲

失恋以来、音楽を聴いて泣ける、ということを発見。

「SAKURAドロップス」でよく泣けるのは気づいていたけど、
昨日プリプリの「M」でも泣けることを知った。


彼との間に起こった出来事については、
もう掘り下げて考えるのを止めた。
事実は事実だし、クヨクヨ悩んでもしょうがない・・・
そう思えるようにはなった。

でも、泣けるんだな。自動的に。

平気だと思ってるのは私の理性だけで、
本当は感情はまだ高ぶっているのか、

それともただ泣いてみたいだけなのか。

それにしても今までの人生で、
音楽によって何らかの感情が想起されたことがないわけではないけど、
泣いたことなんて一度もなかったのだ。

失恋によって、
妙にある種の歌の歌詞が実感を伴って聞こえてくるようになった、
とは言えるかもしれない。

私はいつまでも過去の感情を身内に蘇らせることができるタイプではないので
多分、失恋ソングを聞いても泣かなくなった日、
それが私が彼との恋を終わらせることができた日、ということなのかもしれない。




2002年06月26日(水)   忙しすぎて

忙しすぎて、
何も考えられない状況が続いている。
ある意味健全。

これだけ働くなら、
年俸をもうちょっとあげてもらわないと
割に合わない。

もう3週間くらい、
仕事関係以外の人と会ってない。

とりあえず今のプロジェクトで成果をあげて、
それなりの評価を得て、
居場所を作らなきゃと思う。
外様でいるのも疲れるものだから。

生活に潤いを!
なけなしのお休みに花を買って飾ってみた。
朝と夜せいぜい30秒ずつくらいしか眺められないけれども。

こんな生活してて、
家に帰ると人がいるのってどうなんだろう?
実家にいる頃もこういう暮らしをしたことはあるけど。

たとえば恋人。たとえば夫。
そういう人が家にいたらどうなるんだろう?

多分癒されるのでしょう。

でも今の私にはそう思えない。
「他人」なんていたら疲れるだけじゃない。
私はどうも「他人」と相容れないらしい。

ひとりだから、好きなように。
ひとりだから、自分の意のままに全てをコントロール。

これが多分本来の私の志向なのだ。

恋をして誰かと暮らせる、暮らしたいと思うのも悪くない。

いい悪いの問題じゃなくて、
でも多分私には自分がおもうより「ひとり」に対する耐性があるのかも。

きっとこのまま30歳とかにすぐなっちゃうのね。

その時私はどう感じるのかな。




2002年06月21日(金)   幸せと言い切れるように

今、彼に関するあらゆる感情が希薄になった。

まあ、こんなもんかな。

友情と恋はやっぱり違うのかも。
恋は一過性なのかも。
そうじゃない恋もあるって信じたいけど。

最後ゴタゴタしたせいで、
暖かい思い出にはならなかった彼との恋愛。

でもね、それでも、
やっぱり彼は私のことが好きだったんだなって、
客観的には思えるようになった。

好きだったから、
一緒に住もうって、籍を入れようって、言ったし、
私のために色々と無理してくれた。

こうして振り返ると、
あのときのお互いの気持ちは本当だったのだろうと思う。

だからって、どうってもんでもないんだけど。

終わってしまったことは、終わってしまったことだ。

もう多分読み返すこともないので、
古い日記も6月いっぱいくらいで全部削除しようと思う。

冷めない恋を得たいけど、
多分そういう奇跡もどこかにはあるのだろうけれど、
私はもうそういうことは信じられないと思う。

でも生活には色々な形式があるからね。
燃え上がる恋じゃなくても穏やかな安らぎだったり、
深い信頼感だったり、どんな形でもいいから、
「私は今幸せ」って言い切れるようにもう一度なりたい。





2002年06月20日(木)   大人

大人になったなあ、と明け方のタクシーの中で思った。

深夜に一人でタクシーに乗るなんて、
昔の私には考えられなかった。

私はどうも弱腰なところがあって、
未だに一人で外食するのも苦手だし、
知らない人と営業トークするのにも慣れてない。

でももう、29なんだよなあ。
いい歳したオバサンだよなあ。

ファーストフードかカフェ限定だけど、
一人でも食事できるようになったし。

タクシーの運転手さんと世間話もする。

そんな当たり前のことが、
ようやくできるようになって。

多分普通の感覚からは5〜7年程度遅れている。
処世術レベルでは私はまだ20代前半でしかない。

いいことだとは思わないけど、
気長にやっていくしかない。

ちょっとずつ景色は変わっていくのだから。

自分だけのお城である一人暮らしの部屋を片付けたり、
休日に一人でブラブラしたり、
自分に関わる全てを自分でコントロールすることの楽しさを、
この歳になってようやく知りつつある。

多分、まだまだこれからだ。

とにかく今は、
終電、深夜タクシー、朝まで会社、出張、
この4つの選択肢しかない生活をはやく切り抜けること。

全てはそれから。





2002年06月17日(月)   仕事とプライベート

鮮やかであんなにも大きかった思い出が、
しゅるしゅるとあっと言う間に萎縮していった。

あの辛さから逃れられた。

でも一抹の寂しさがぬぐえない。

辛い思い出から解放されたのと同時に
幸せな思い出自体も色褪せてしまったから。


仕事は山場を迎えていて。
徹夜とか出張とか休日返上とか深夜のタクシー帰宅とかそんな感じ。

ようやく勝手がわかってきて、
自由にやれる環境が整った。
自分の力を発揮することも頼られることも。

あとちょっとすれば、もっと楽になれる。何もかも。

社会人になったとき「なんて楽なんだ!」と思った。
プレッシャーとか責任はあるけれど、
家でリラックスできるのが何より大きかった。

私の行っていた大学は厳しくて、留年者も多数いた。
勉強しなきゃと思いつつダラダラしている堕落学生ではあったが、
それでもレポートやテストが始終気にかかっていた。
家でもその状態に変わりはなく、
だからこそ緊張から一瞬でも逃れたくて、あの頃はよくお茶を飲んだ。

コーヒーをドリップしてみたり、
ロイヤルミルクティを入れたり、
ラム酒を落としたり紅茶の様々なバリエーションを試した。

働くようになって気づいたら家でゆっくりお茶を入れることがめっきりなくなっていた。
そんなことしなくても家は私のプライベートスペースで、誰も私に強制したりしない。
会社に行かない時間は、私は家で好きにしていていいのだ。
なんと素晴らしい!

仕事が順調になれば、私はまたもっと自由になれる。
別な世界が新たに開けるかもしれないではないか。

だから今は。仕事を頑張ろう。





2002年06月16日(日)   記憶の湖

彼のことがどんどん遠くなる。
これが私の望んだこと?

忘れていくのは防御反応かもしれないし、
私が薄情なだけかもしれない。

薄情でもかまわない。
あの辛さから抜け出せるなら。


彼との間に起こった全ての出来事
〜良いことも悪いことも〜
それら全てに現実感がない。

忘れたわけではない。
でも心に触れるわけではない。
ただの事実として、それは私の中に眠っている。

全然思い出さないわけじゃない。
二人で歩いた道とか、一緒に見た光景とか、
そういう景色がフラッシュバックのように眼前に現れる。
何度も、何度も。

驚いた。
今”二人で歩いた道とか、一緒に見た光景とか”と書いた瞬間、涙が出てきた。

それはともかく。

私が思い出すのは、彼とのことばかりではない。

ここ数日、前に付き合ってた人とデートで行った先の風景とか、
10年前に友人と旅したドイツの田舎町の眺めとか、
そういうものが次々と頭をよぎっていく。

それらは不思議と私の心を刺激しない。
私に何も与えない。
ただ記憶の湖が波立って、
底の方から新旧とりまぜた映像が浮かんでは消えていく。

全てにリアリティが希薄になってきている。

人は「思い出に生かされる」とも言えるかもしれないけれど、
今私にとって過去というものは何の意味も持たない。

確かに連綿と今の私につながってはいるけれど、
それは単に過程であって、
今の私にとって何ら価値のあるものでもない。

寂しいけれど。

今を生きなきゃ。





2002年06月14日(金)   初めてのまちで

出張で客先に来ている。

初めての町で一人でホテルにいる。

何もない町だけど、それなりに楽しい。

彼と、住んでいた頃は、
外にいても、どんなに楽しくても、
家に帰りたくて仕方なかった。

でも今は、何を気にする必要もなくて、
仕事ばかりで他に何をする時間がなくても構わなくて、
それはそれで清々しい気がする。

彼のことが、どんどん遠くなる。

あんなに好きで、あんなに仲良しで、
そんな全てがまるで幻のように。

忘れたわけじゃなくて、
耐えきれない心が思い出を凍らせただけなのだろうけど。

それでもこうして忘れていける気がする。

彼と付き合ってた頃とは、全然違う私。

もっと仕事をがんばって、
もっと色々なことにチャレンジして、
もっと違う私になる。






2002年06月12日(水)   小休止

ようやくトラブルの原因が見えてきて、一安心。
まだまだ出そうだけど。

それにしてもお客様。
正しいデータを抽出していただかないと、
私とても困ってしまいます。
本番にこんないい加減なデータ出してきたら承知しない!!

あーあ、モチベーションの低いお客様のお尻を叩く作業って、
私苦手なんですよね。これは今後の課題、ということで。


相変わらず、彼のことは日に10回程度(という数値は適当だけど)思い出す。

ちょうど同棲し出したのが一年前だから、その頃のこととか。

大分思い出が遠くなってきたことを感じる。
一年前のこと、忘れたわけじゃないし、
細かいことも覚えてるし、あの頃は幸せだった。
でも振り返ると、全てに紗がかかったようで、輪郭がぼやける。

同棲して、すっごく幸せだったけど、
いくつか不満があったことも思い出した。

ついこないだまで、彼との付き合いのいい面だけ見て、
失いたくないって思いつづけてきたけど、
当然、いい面ばかりじゃなかった。

別れた今になって、彼の悪い面に焦点を当てるのは、
イソップのスッパイブドウみたいでどうかと思うけど。

一緒に住み始めてわかった些細な違和感。
当時はそんなの意識してなかったけど。
小さな不満が鬱積して、私は彼にぶつかってしまったのだ。
もうちょっといい解決方法があっただろうとは思うけど、
「合わない」部分もあったのだろう。

アジャスト可能な問題と、そうでない問題があって、
個人の本質に関わったりすることは、多分調整不能だ。

彼は一見とてもフレキシブルで、
私はそのフレキシビリティを高く評価していたし、甘えてもいた。

でも彼は強い我を持ってもいたのだ。
そこも好きだったんだけどね。

失恋して、元彼に甘えたりもしたけど、
何度か電話で話すうち、元彼のひとの良さが鼻についてきて・・・
すっごく勝手なこと言ってるってわかってるけど、
でもなんだか嫌になってしまった。

終わるには終わるだけの理由があって、
終わったものは、再び始まったりはしない。

私は元彼にもう一度恋することは決してないし、
私を振った彼が私に戻ってくることも絶対ない。
そういうことだ。

だから、この現実の中で、
とりあえず私も進んでいかなきゃ。






2002年06月11日(火)   まだまだトラブル

トラブルが絶える様子もない。

今日も徹夜?
それは嫌。

自分の知識の曖昧さが突発事項で際立つ。
私は計画性はあるけど、ハプニングには弱いのだ。

ここが肝心。






2002年06月10日(月)   さらにトラブル

トラブルです。
色々と。

自分の不甲斐なさを思い知らされています。

私は打たれ弱いのです。

今夜は徹夜です。

何があってもタクシー帰宅!
をモットーとしてきたこの私が徹夜作業です。

テンパってます。

今週が作業の山場です。
とりあえず始発帰宅を目標に頑張ります。




2002年06月09日(日)   とんだ週末

始まりは順調かと思えた週末。
続々トラブル発生。

久々に休日らしくノンビリ過ごした土曜日。
たまにはおいしいものでも、と料理なんかしたのが運の尽き。

なぜだか鍋を火にかけたまますっかり忘れてしまったのだ。
部屋の掃除をしたり、実家に電話したり、
なんだか暑いなあ、と扇風機をクローゼットの奥から取り出して組み立てたり。
気づいた時には部屋が煙ったくて湿度が高くなっていた。
「そろそろご飯が炊けるかなあ?」とキッチンに行ってびっくり。
白い煙が充満していて、何も見えなかった。
一瞬のパニック。事態が理解できないまま電気を消した。
頭の中には暗闇に煌々と光る火の景色があった。
けれど実際は何もなかった。
慌てて電気をつけて、それでもまだ煙の原因に思い当たらず、
数秒首をかしげたあとようやくコンロに放ったらかした煮物にたどり着いた。
爆発したりして・・・と気になったけれど、
そんなこと言っていられないので、近寄って火を止めた。
換気扇を回す。窓を開ける。それでも一面真っ白で何も見えない。
しばらくしてようやく真っ黒に炭化した煮物と、
取っ手の根元まで燃えてしまった雪平鍋を発見。
気分のよかった休日に水を差された気分。
それにしても我が家、あんなに煙が出てたのに、
火災報知気ってないのかしら?

そして今朝。
出張準備は事前にしてあったのだけれど、
お財布だけがなぜかカバンに入っていなかった。
駅で気づいて取りに戻った。
なんとか特急列車の時間には間に合ったけれど、
走りすぎて気分が悪くなった。

そして仕事。
細かなミスを連発し、あんまり調子良くないなと感じていた矢先、
オラクルから音沙汰なしになってしまった。
やばっ、デッドロックかけちゃったかな。
セッション切ろうっと。
と思った時にはもう遅く、サーバーがダウン。
その直前にディスク系のエラーが表示され、ハード障害の模様。

自力では如何ともしがたく、アーキテクチャチームに電話連絡をとりながら、
復旧まで結局4時間近くかかった。

予定していた作業を完了することもできなかったし、
ロシア戦が見たくてウズウズしてるお客さんは帰りたがって機嫌が悪いし、
どうにもよくない雰囲気だった。

でも何よりもいけなかったのは、
私が彼のことをしきりに思い出してしまったことなのだろう。

だって丁度一年前が、私と彼が同棲を始めた日だったから。
丸1年ももたないなんて。

あの一緒に住み始めた日の幸せな気分がとても遠くて、
気もそぞろになってしまった。

全て終わったこと。





2002年06月07日(金)   鈍痛

1日に、10回ほど彼のこと思い出す。
それはふとした瞬間。
無意識だったり、何かに記憶が呼び覚まされたり、意識的だったり。

その度に胸に鈍い痛みを感じる。

この痛みが妥当な大きさかどうか、それはわからない。

でも私の胸はうずく。

良かった思い出、悪かった思い出、それぞれ喚起したあとに、
「結局嫌われちゃったんだな」と思う。

仕方ないことだ。

それが現実。

今でも彼に言いたいことはいっぱいある。
感謝の言葉より恨み言の方が多い。
どこまでも彼を責めそう。
心変わりを責めることはできないと知っているから、
彼の優柔不断な態度とか、そういうのをいちいち、
重箱の隅をつつくかのごとく責める言葉が頭に溢れる。

こうやって私は彼を

追い詰めて

追い詰めて

追い詰めてしまったのだろう。

胸に鈍痛が走ったあと、必ずやるせない思いがする。

私はまだ立ち止まっている。





2002年06月05日(水)   やっぱり恋は終わる

中山美穂と辻仁成の結婚で落ち込む私って何?
理由は南果歩が可哀想だから。

いや、南果歩さん、勝手なこと言ってごめんなさい。

でも今日の私の気持ちとしては、
やっぱり恋は終わるのね〜だ。

結婚というある種成就した恋のニュースを聞いて、
「恋は終わる」という結論に行くのは、
まあ私が失恋直後だからなのだろう。

お互いに「もう終わりだぜ」って思ってるならいいけどさ、
片方は「まだまだ続くつもりだったのに」って状態はやっぱり辛いよね。

飽きっぽい方が勝ちなのか?
そうなのか?

いや別に飽きる飽きないの話ではないけれど。

ずっと燃え上がり続ける恋なんてなくて、
非日常はいつか日常になって、
そこには安らぎがあるのだろうけれどトキメキはなくて、
そういう状態が我慢できない人もいるんだろうな。
そして次のトキメキへと移っていくわけね。

私の場合、彼に愛想を尽かされたわけで、
別に彼が日常に飽き足らなくなって浮気したってわけではないんだけど。

ただ彼の方がはやく私との生活を日常のものとして認識し出したのに対して、
私の方はまだまだ非日常にとどまっていたくて、
それが満たされなくて拗ねてるうちにおかしなことになったとは言えるかも。
ああ、やっぱり私って馬鹿。

いつかまた何かが始まるだろうけどそれもきっと終わるんだ。
そう考えちゃうとなんか引いてしまう。

どうせ繰り返しなら、新しく始める意味なんてあるのか?
もう一度同じエンディングを見るかもしれないのに?

答えはひとつだよね。
同じラストになるかもしれないけど、
違う結末を見られる可能性もあるってこと。
多分毎回私達はその可能性に賭ける。

「一生一緒にいたい」ではなく、
「一生一緒だ」という強い確信を一度は持ったはずの関係は、
呆気なく崩れ去った。

結婚願望はないけれど、
結婚生活を20年も30年も継続させることができるような相手に、
出会いたいとは思う。

まずは私の生活のそこかしこに亡霊のように顔を出す、
彼の影を全て追い払いたい。






2002年06月04日(火)   涙ぼたぼた

ふとしたことから彼のことを考えて、
涙がボタボタ落ちた、昨日。

まだこんなに泣けるんだ、って不思議だった。

一方では実感として彼は遠く小さくなりつつある。

会ってないから、じゃなくて、
もう想う対象じゃないと決めたから、って感じ。

私は元気です。彼のことを思い出さなければ。
私は大丈夫。彼のことを聞かれなければね。

こういう条件付きの安定じゃ嫌なのだ。

思い出の暖かさに微笑んだり、
もしくは思い出しても何とも思わないことに驚いたりしたいのだ。

切り離し、遠ざけるんじゃなくて、
直視しても平気っていう受け入れ状態にしたい。

時間がかかるのでしょうけど。

じっと見つめたり、開き直ったり、色々したけど、
結局傷口に直接触れることができずにいる。

会わずに電話で別れ話を済ませたのがいけなかった?
いやいや、あのタイミングで会ってたら、
大変なことになっていた、きっと。

大体平日にいきなりああいう話をしようとするなんて、
ヒドイじゃないの。

でも一刻も早く話をしたかった彼の気持ちもわからないわけではない。

別れ話をするつもりで週末の約束をする気にもなれなかったのだろう。

でも・・・・・・

一体どうすればよかった?彼は?私は?

なるようになっただけなんだから。

ただ時間が過ぎるのを待たなくちゃ。

ダメだってば。


*************************


職場はワールドカップでやや浮き足立っている。
私にはよくわからないけど。

リーダはわざわざ外部にテレビの見られる部屋をおさえた模様。
気もそぞろで仕事されたり、早く帰られたりするより、
思う存分応援したあと仕事の続きをしろ、ということらしい。

1日会社を休んだだけで、
今日出社するのが大変だった。

来てしまえば何てことないし、忙しいんだけど。

乗り越えないと。
成長しないと。
仕事しないと。

とにかく。
食い扶持稼いで生活していかなきゃ。

それが先決。





2002年06月03日(月)   ずる休み

なんだか気が乗らないから・・・
そういう理由で会社をずる休み。

あーあ、いけない方向へ進んでるわ、私。

別れてから初めて彼の夢を見てしまった週末。
夢の中での私達は、別れる直前の危うい関係で、
でも私の中にはまだやり直すことへの期待があって。
目が覚めてから辛かった。

仕事は暇ではないけど、
「私じゃなきゃ」って作業はない。

転職したばかりだし、
途中からプロジェクトに参加したのだから
過去の経緯も知らないし、
私は私の作業をこなしてるとは思うけど。

普通に見れば私は頑張っている、それなりに。

でも、この会社は、周囲の人間は、
頑張りすぎなくらいに頑張ってるのだ。

女の子が丸2日徹夜ってどういうこと?

何故こんなにタイトなスケジュールになったのか、
私は聞いてもいないからわからないけど。

ガムシャラに体力勝負じゃなくて、
他にやり様があるんじゃないの?と思う。

その一方で、多分徹夜しない私のことを、
「本気じゃない」と見ている人がいるのではないか?
なんてことを気にしてしまう。

仕事で徹夜なんてするのは馬鹿。
そんなの知ってるよ。

だけど集団心理ってものがあって。
みんなで連続徹夜して、
職場の床に転がって、
段々精神的にハイになってる人たちに、
自分は疎外感を感じてる。

ほんと、バカみたいだけど。

私は私なりの成果をあげている!
と主張できればいいんだろうけどね。

ああ。明日から頑張ろう。
今日はオフ。



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