2007年04月24日(火) |
そんな場合ではないのだけど |
アノヒトからの連絡が来ない。 あの話はなかったことになるのかな?
探しものをしながらぼんやりとそんなことを考えていた。
それならそれで一言欲しいのだけど。 このままだといつまで経ってもおさいふさんの元へ帰れない。 あ。 この際いっそのことどこかへ雲隠れしてしまおうかしら。 でもきっとおさいふさんは探してくれたりしないよね。
……う。 余計なことを考えていたら手で砂を掘り続けてしまった。
何度と無く訪れてはいるものの日中の砂漠は厳しい。 この砂の中で戦ったこともあるのに。
…私は戦闘らしい事をしなかったけど。
フードを深く被って先へと進む。 時折顔を上げると射すような日差し。 文字通り「射る」ような。 この中で探しものをしようというのだから「楽」と言われたのが詐欺のよう。 ううん。 「楽」とは一言も言われませんでしたね。 女性一人でも大丈夫というのがそんな気分にさせただけで。
流砂のことは後回しにして、まずはちゃんと相棒さんと知り合わなくては。 とても元気な方ってことだけしかわからないですからねえ。 あとは私と同じで武器らしい武器を持たないってこと。
さてと…最初は何処を探しましょうか。
砂の薔薇を探しに行くのですよ。
武器ー? うーん、うーん…いらないんじゃないかなあ。 見せるためだけのものだから、モンスター相手には持ってても重いだけですよね。きっと。
ご一緒するのは知らない女性なのですよ。 そですねえ。 ずっとご一緒しようかと思ったのですけど、地図を見る限りは分かれた方が良さそうなのですよね。 だって私、流砂を渡れる自信がないですから。
水桶いっぱいのワインをいただいたら手袋をキュッとはめて。 だって砂漠へ探しに行くのですから日焼けしちゃいますし。
わたしはどう動くべきですかねえ。 『べき』なんてものはもうないのですけど。
ただ何もしないでいるわけにはいかないかもですね。
あの頃にはもう戻りたくはなかったはずなのだけど。 ほんの少しわくわくしたりして。
これは「血」なのでしょうかねえ。
オーボーとアムアムの収穫を終えた。 エルネルはパンにして店頭に並べたけれど、こちらはまだ。 しばらく干してパンに入れるかアルコールに浸けるか悩むところ。
ごあいさつはあと一軒だけ。 あの常連さんが60個を買い終えるまでは待っていられないから、20ぐらいを残してパンやケーキにしてしまおう。
ウーティスさんからプレゼントが届いて、誕生日が過ぎていたことを思い出したり。 おさいふさんはイベント事に疎いからお祝いをしてくれたりしない。 今年は顔も見なかったな。 てゆか生きてるのかしら?
ああ、そういえば内務さんにいただいたお酒のお礼にも行っていない。 もう随分経ってしまったけど、ちゃんとお礼に行かなくては。
|