これまでそれなりに可愛がってきた植物たち。 思いの他の雪のためにすっかりだめにしてしまった。 せいぜい寒波も一日くらいと油断したのが運のつき。 何日も続いて、軒下に置いただけのシンビジュームは、花芽が4本立っていた鉢が3鉢、すっかり傷んでしまったし、「金のなる木」も大木に育っていたのに、かぶせたつもりのカバーが外れてしまって4鉢ともだめになった。 他の植物たちもすべて可愛そうに傷んでしまった。 根がしっかりしていたらもしかしたら回復できるかも知れないが、多分可能性はないだろう。 後悔先に立たず・・・かなり辛いなあ
なんてことないけれど、気持ちよく一日を送れる日がある。 後で考えるとそんな日は小さなことだけど、心浮き立つことが何かしらあったりするものだ。 相乗効果というのだろうか、散歩に出ると昨日までは見えなかった土の状態が急に春めいていたりする。 ラジオから聞こえるメロディーがとても柔らかに聞こえたりもする。 そんなときの自分の顔もやっぱり和らいでいるのだろうか。 足元を歩いているわんこの歩みまでも軽やかに感じてしまう。
最後の日記を書いてから一月以上がたってしまった。 書かなくなった訳なんて特にないのだけど・・ 強いてあげてみると、この一年を過ぎていくのに、これまで私がいた空間が嫁世代だったものが、姑世代に代わったということかもしれない。 嫁世代の年齢が何歳までとか言う意味ではないが。 何かひとつをとってもそれを白と見るか、グレーと見るかそんな細かいこともこれまでは納得行くまで考えたいほうだった。 それが気がつくと、どっちでもいいと思うようになってしまっている。 「あなたがそう思うのなら、そうしたら」ってそんな感じだ。 これまでの私は口ではそういっても、心の中ではかなり反芻していた。 けど、なぜか、考えることに根気がなくなった。 そんな自分を、哀れな気持ちで見てる自分がいる。 そして、家事に集中することでごまかし、紛らわしている自分もいる。 だからって、毎日がさびしいわけではなく、どっちかと言うと楽しいのだけど。
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