日々の思い

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家電戦争
2002年10月30日(水)

今、福岡では新しい家電ショップが開店するというので、話題持ちきり。

福岡というところは、九州では玄関口。
昔佐賀に住んでたころ、大都会に見えたものだ。

こちらへ移り住んでから、中心地へよく通った。
福岡は大きく分けて3つに分かれる

博多駅界隈。
天神界隈。
そして百道界隈だ。

昔は博多から川端、中州、というのがメインで「玉屋」が修学旅行の
お買物ポイントだった。
今では玉屋はもうその姿を消し、メインも博多駅周辺から天神へ移り、
天神も、もしかしたら、百道にメインを譲るのかも知れない。

いまや一番美しい街並みは百道(特に都市高速から眺めるとだが)のような気がする。ハイテクの先端を行く企業がずらっと軒を並べ、マンションも一戸建ても外観からしてハイセンスだ。
その周辺に住んでると聞くとどんな職業なんだろうとつい羨望の目で見てしまう。これは多分私だけではないだろう。

そんな福岡に、
今度新しいお店がオープンするのは、博多駅のそば。
昨日用事があって、出かけたのだけど、駅のコンコースでにぎやかに会員募集が始まっていた。その前日に前からある家電ショップの新聞広告が入り
客への質問のような言葉が書いてあったそうだ。
消費者としては安い店ができると同じ品ならどうしてもそちらで買うわけだし、企業間の競争があって、値段が下がるのは嬉しい。

しかし、と思う。
あまりに下がりすぎると、それだけサービスが受けれなくなるようで、
つまり、何を付随するにしても一々それに値段が付けられるのではないかと思うのだ。
町の電気屋さんで、事のついでにこれもお願いとか、
こっちだと思ったけどやっぱりこっちにするわと気軽に頼んでいたことが、
一つ一つ値段がつくのかも知れないなどと考えると、ただ安いだけで、
買物をするのはどうかななんて思ってる(別に電気屋さんの回し者ではないのだけど)

どこの店でどんな風に買物をするか私たち消費者は賢くならないといけない。つまり、ある意味生きにくい世の中なのかもしれないな。




ラナの災難
2002年10月23日(水)

ラナが朝からあんまり元気がよすぎて跳ね回るので外へ出しておいた
大喜びで走り回ってるのを見て、昼ご飯の用意をしお弁当を作った。
静かになったなあと思って台所に立っていると、なんだか吐いている音がする。気になって外へでてみると、なんと毛虫と格闘していたらしい。

周りに真っ黒い毛虫と吐き出した砂がいっぱい。
たまに土を食べることがあるので、まあ犬だからと思っていたのだけど、
今回は結構たくさん食べたようで、2箇所に吐いた後があった。
毛虫は形はそのままでまだ生きている。
どうやらラナのほうが刺されたらしい。

とりあえず家に連れ帰る。
朝のえさを残していたのを私たちが食事するのと同時に食べ始め綺麗に平らげた

それからである。
しばらくしてどうも様子が変だ
ぺろぺろと忙しげに口をなめる。
せわしない感じで、うろうろする。
変だと思ってケージに入れて様子を見ていると、
あわただしく動き回った後に、食べたばかりのえさをすっかり吐いてしまった。そしてやっぱりぺろぺろと口を忙しく舐める。

私は、もう一度毛虫を確認しに外へでた。
すると殆ど鳴く事のないラナが「きゃん」と大きく一声鳴くのが聞こえる。
戻ってみると、夫が「また吐いたぞ、それに目もうつろだし早く病院へでんわしろ」という。

夫は出勤時間が迫っていて、自分で連れて行くことができないのだ。
それで、訳を言って先生に来て貰う事にする。
しばらくして落ち着いたように見えたが、やっぱり予定通り来て貰った

先生は考えた末、「う〜ん、喉に炎症があるのかもしれませんねえ、たまたま条件が重なったのかも・・」とおっしゃって、炎症止めの注射と、もう一本抗生物質の注射をして帰られた。

それで、今はケージの中でおとなしくしてるけど、時々せわしく口を舐めているし、突然立ち上がってうろうろしたり、まだ吐き気が残ってるようだ。
元気が有り余って、いたずらばかりの近頃で、つい怒ってしまう回数が増えているのだけど、病気よりもいたずらしてるほうが張り合いがある。

早く元気になってくれない?ラナ?

治療費5,500円なり。
ラナの災難だけどひばり家の災難も大きいよ



週の終わり
2002年10月21日(月)

なんだかやたらに忙しい1週間が終わった。
今やっとほっとしたところ。

先週の土曜日のこと、前夜の睡眠不足の上(深夜3時ころ就寝)起床5時半で朝のお味噌汁だけを用意してお客様をほったらかして出かけ、すべてが終わって帰宅したのが、午後3時ころ、ほっとしたついでに「ちょっとだけお昼寝するね」と寝たのはいいのだけどふと目を覚ますと時計は5時、

「大変今日は町内清掃なのに雨だね、この分だと中止かな?」と夫に言うと「今日は何日だと思ってる?」と言う返事。
「だって今日は20日でしょう」
「よく時計を見ろ、5時だぞ」
「えっ、そんなに・・もしかして丸一日寝てたの?・・・・」
あきれた顔の夫に数秒後に納得、土曜日の夕方5時なのです。
ほんの1時間半ほど寝ただけなのに、魂がすっかりどこかに行っていたのでしょう。めったになかった予定いっぱいの週の終わりでした。

でも、子供って、やっぱり可愛いなあ。
いまどきの小学生は家事のことは何にもしないけどひとたび何かを計画して実行するとなるとあっという間に人員配置をして、すべて自分たちで計画を立て、司会から挨拶まで何の苦も無くやり遂げる。その実行力はすばらしい。

しかし、やっぱりつかれた・・・


紅薔薇(red_rose)
2002年10月18日(金)

   真っ赤に咲き誇る薔薇

   いつの時代にも人の心を惹きつけてきた

   暗闇でも、朝もやの中でも

   そこにあるのは、激しい情熱

   熱い思い

   ほとばしる若さ

   約束された愛

   しかし・・・

   うちにあるのは

   同じくらいの激しい悲しみ

   滂沱の涙

   嗚咽

   聖女の見えない目からあふれでる声無き涙

   そして

   その声を聞いたときから・・・

   深紅の花びらが露を宿す時

   人々は全身を悲しみに浸すことになる

   目を逸らすことさえできずに

   ただ、たたずむのだ

   万感の思いを込めて

                      ひばり



   


ラナの話
2002年10月06日(日)

らなは、月齢が11ヶ月を過ぎました。
もうかなり前からだけど、なんとなく体が丸くなってきて、おっぱいが膨らんできてて、なんとなくいやな予感がしていたのです。
はじめは、大して食べないのに、運動不足かなとか、思っていたのだけど、
おなかの色がちょっとづつ変わってきたしなんとも妊娠の兆候なのです。
けど、思い当たることはないし、なぜ?と思っていたのだけど、やっぱり病院へ行ってみようと先月末に電話をしたところ「そうですねえ、つれてきてみてください」ということでした。

診察台に乗せて、おもむろに「じゃ、念のために頭を抑えてみて」といわれその通りにしていたら、先生がラナの後ろから手を回して、なんとおっぱいに触ったんです。
そして、「ほらやっぱり」ですって。お乳が出ていたのです

なんと想像妊娠だったんです。思わず「え〜〜〜」と叫んでしまいました。
先生の奥さんが、「11ヶ月で、ラナちゃんもすっかりお姉ちゃんになって」といわれ、みんなで大笑いでした。
お人形で遊んでそうなることもあるそうです。
話には聞いたことはありましたが、まさか我が家でそんなことがと、あっけに取られて帰ってきました。
いま、ラナは生まれてくる子供のために俄然、食欲が増してきて、一生懸命栄養をつけているようです(笑)
たまに、部屋の中をあちこちしつこく念入りに探検してますから、もしかしたら、出産の場所を探してるのかも・・・

なんだか赤ちゃんみたいな顔のラナが、赤ちゃんを産むつもりだなんて、信じられないけど、動物の成長て早いんですねえ。
妊娠は60日くらいで、収まるそうだけどどんな風にして終わるのでしょう

あんまり繰り返すようだと治療が必要だということで、今回は、料金200円でよかったです。先生も気の毒に思われたのかも知れません。


10月3日
2002年10月04日(金)

息子たちは、30日に、それぞれ心を残しながら帰っていった。
前日から、すっかり無口になった二男、でも向こうに着いたときは、もう元気だった。この前は続きを書くつもりだったけど、やっぱり書くのを、止める。

昨日は、夫の54歳の誕生日、そして定年退官日。
朝早くからでかけ、あいさつ回りやら、見送り行事やら、それに殆どのどを通らない昼食会やらを終えて、大きな花束を戴き家にとにかく帰り着いたのは、3時少し前。
3時までに終えたい用事をぎりぎり済ませ、その他いっぱいの仕事を終わらせて、家に落ち着いたのは、7時を過ぎていた。
ああ、これで、明日からは、別の人生、新人の会社員になるんだなあと、
夫は感慨深げにつぶやく。

34年間という人生の中で一番いい時期をすごしてきたわけだから、次から次にいろんな思いが沸き起こっているのだろう。
でも、今日はとにかく疲れた。
出世とはまるで無縁の夫だったが、見送ってくださった250名もの方たちのかけてくださった一言一言に夫が、職場でどうだったのかがよくわかった。
私たち夫婦にとって、昨日は別の意味でも重大な日だった。
この日を迎えられたことを心から感謝している。

今朝は、新人一年生として朝早く出勤して行った。
もうあと12年は、私もお弁当つくりをやりたいと思う。



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