日々の思い ひばり【MAIL】 My追加 短くて長かった9月の終わり 2002年09月30日(月) この前に書いた日記はなんと一月前。 書きたいことはたくさんあったのだが、書けないままに日が過ぎてしまった。 少し前に散歩で出会った方に団地の下で、たぬきに餌付けをしてる人がいるとか、イタチは、団地の中にいたとか、果ては小学校の近くでサルが現れたなどと聞かされ、びっくりしながらほんの1分も歩いたところで、ほんとにたぬきと出合った。 ちょうど団地の一方のはずれのところで、下は、貯水池になっていてその周りは、つたなどの植物に覆われている。 1メートルほどの幅で近くの人が、畑として利用しているところでもある。 ちょうど向かい合った感じで、丸々太った可愛い子犬という感じの生き物、紛れも無くたぬきだ。 しばらく見詰め合っていたけれど、犬には、殆ど反応しなかったし、ラナもまたまるで反応しなかった。 思わず「あら、まあ、たぬきさん」と声をかけるとくるりと振り返って、しげみの中に消えていった。 そこはいつもみんなの散歩コースなのだ。他の人にはその後会わないので、まだ話をしてないけれどつい、会えないかなとそっちの道を通ってしまう。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 26日に息子たちが帰ってきた。 夫の定年パーテーに出席するためだ。 帰ってくる早々力仕事をやって欲しいと頼んでおいた 私たちが、旅行に出た時に、じゅうたんをはずしてしまっていて、クリーニング屋さんに預けっぱなしにしていたのだが、それを持ってきてもらって、敷き詰める仕事があったのだ。 何しろテレビが、重くて私ではうまくいかない。 夫は、新しい職場に研修に出かけるので、車で空港まで迎えに行きそこで、4人で食事をして別れることにした。到着ターミナルを間違って、迎えに行ってしまったし、携帯はバッグの中に入れてあるし（呼び出し音にまるで気づかない）で、予定より、短い時間の食事になった。 家について、一息ゆっくりしたところでじゅうたん貼りをやってもらう。 テレビや、パソコンの配線を一時はずし、動かしそしてやっと終了。 二男が、てきぱきと配線を済ます。あっという間に終わった。 こうして一日目が始まる。 夫は11時までの仕事。息子たちが迎えに行き、12時前になってやっと家族がそろった。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 27日。 私の実家で、姉妹が集まってお祝いをしてくれることになっていた。 二男は、リン（先代のわんちゃん）を埋葬しているところには行ったことがなかったのでまずはそこを訪ねてから、一度戻りラナをつれて佐賀へ向かうことにする。 金曜日のため、仕事を終えてからの集合になったのだが総勢２５名の大パーティーとなる。これは、まさにゴッドマザーたる母の思いつきと呼びかけから実現したのだ。 夫は、すっかり感激して言葉を無くし、息子たちは盛り上げ役に徹している 私が、この世に生まれてから、あの家で大きくなったこの半世紀のうち、 ここまで、楽しかった家族パーティーはついぞ無かったし、これからも無いだろうと思われる楽しい時間だった。惜しむらくは、父が居なかったこと。 そして、弟は、仕事が詰まっていて、10時半まで、帰れなかったことだ。 夕べも寝たのは、2時だったのに。今夜も同じ・・・ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 28日 布団を敷けるだけ敷いて雑魚寝をした夜明けは早い。 ゆっくりと早朝散歩に出かける。 今日は、夫の職場でのパーティーがある。 でも、夕べの余韻が残っていて昼までは、行きたくないなあという思いが強い 我が家に着いたのは、午後2時半、4時過ぎには、家をでなければいけないので、支度にかかる。 夫は、お礼の言葉を練習するのに余念が無い。 二男はというと、夫以上に緊張している。（それには、訳があるのだけど） ホテルの会場には、当たり前だけど見知らぬ人ばかり、それも男性ばかりだ。2時間半の式典は、心地よい緊張と、あっというような楽しい余興に包まれ短く思われたすばらしいパーティーだった。 家庭での夫しか知らない私と息子たちにとって、職場での夫が、どのような存在だったのか改めて認識した最初で、最後の日だった。 息子は、名も知らない先輩方に捉まって、何を聞かされたのか、目にいっぱい涙をためていたりした。 万歳の後アーチで送られ何度も胴上げをされて見送られた。 うちに戻ったのは、０時過ぎ。そして就寝はやっぱり3時。あすはゆっくりしよう。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ ３０日 昨日は夫や子供たち、昼まで寝ていた。 お父さんに服をプレゼントするんだとお金を用意してきていたのだけど、結局買物にはいけずに終わってしまう。 いろいろ思い出される・・つづく BACK　 　NEXT 目次ページ