放置
意味がわからない
もうずっと1人でいなきゃいけないような、そんな気がした
あたしはダメ
このまま何処かへと行ってしまえればいい
逃げてばかりだなんて言わないで
其れしかないでしょう?
ずっとひとり
きょうもひとり
あしたもひとり
ずっとひとり
あたしはひとり
あたしは自分の手が好きだった
手だけでも綺麗だと思いたかった
でも本当はそんな事はなくって
色も黒いし、たいした手じゃないんだってわかってた
今日はネイルを塗った
ピンク色のネイル
ピンクなんて似合わないけど
あたしの今日は午後からはじまる
素直にはなれないから
あたしはもう二度とココから出られない
誰もあたしの事実を知らないから
あたしはもう二度と口をきかない
もうすぐ秋がやってくる
あたしのココロの隙間に風を吹かせる
そしてあたしを1人にさせる
誰にも何にも影響されないように・・・と
きっとあなたは迎えに来ない
寒さに凍えるあたしを遠くから見るだけ
あたしの手がかじかんで動かなくなっても
あなたはあたしを暖めてはくれない
あたしはもう独りきりでは生きていけない
独り言をつぶやいた
輝く満月の下で
ただ、あたしを照らすだけの月は
とてつもなく憎らしく思えた
この姿など誰にも見せたくは無い
嗚呼
めちゃくちゃにして
もう何も考えたくないの
鋭いナイフで傷つけて
あなたの手で切り刻んで
あたしの息吹が途絶えるまで
何も無い
何も手に入れられない
あたしはもう駄目かもしれない
そんな事無いよって言って欲しい
けどそれは無理
この手は届かない
ずっとずっとずっと
もういらないかもしれない
何もかもいらない
響らない携帯を置いて家を飛び出した
そんなのわかってる ただ認めたくないだけ
あなたがあたしを否定する度に あたしは悲しくなるの
だって生きてる価値が無くなった気がするから
あたしには価値なんて無いでしょう?
抱きしめられるとそれだけで幸せで
生きている気がするのは
きっと今のうちだけなんだろうな
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