結婚と不倫と離婚の間
蒲公英



 離婚を考える時 (2)

2度めに「この人と一生人生をともにするなんて・・・」と思ったのは、妊娠6ヶ月の時だ。
当時私はパートで仕事をしていたが、そろそろ身体を大事にした方が良いというので、仕事を止めることにした。
しかし、勤め先のオーナーが、私がよければ、育児期間も含め休職という形で月に1回の勉強会だけでも参加しないかと話を持ちかけてくれた。私は迷わずそうしたかったが、即答は避け、まず帰宅後すぐに夫に相談してみた。




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勤め先は個人営業の小さな漢方薬局だったので、休職中のお給料なんて出るはずがない。
そんな事を本当に知らずに聞いているのか? それとも分かっていて、そんなお金にならない事をするなということなのか?
どちらにして、夫のその言葉に愕然としてしましった。

さらに、勉強会に出席する日は夜10時頃に車で迎えに来て欲しいと言ったら、「無理!」の一言。
夫は毎日遅くとも8時には帰宅していたので無理なはずがないにの。

この人と一緒にいると、私は自分のやりたいことを何も出来なくなってしまう・・・
この人には、私の夢の実現のために力を貸そうなんて気持ち全然無いんだ・・・
と思ったら、これから先、この人とずっと一緒にいなければならない自分の人生って、なんてつまらなくて寂しいのだろうと悲しくなった。

2007年08月03日(金)
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