結婚と不倫と離婚の間
蒲公英



 妻より趣味を取った





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初めてのデートの日程調整のメールのやり取りを夫が見つけたからです。

なのに、夫はその日、オートクラブの集会に出掛けました。

もちろん、私と彼はリアルで会うのは初めてだけど、メールやチャットではかなり親密にやり取りをしている事も夫は知っていました。

なのに、どうしてあの日、私を黙って行かせたのか、今も不思議でなりません。




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それなのに夫は「約束(集会参加を)したんだから仕方ないだろ!」と言って出掛けて行きました。

私は彼に言ってあったのです。
もし、夫が集会に行くのを取りやめて家にいるようならそちらには行けなくなるから承知しといてくださいね、と。

結局、その日、私は彼と会ってしまいました。

2007年07月31日(火)



 養育費 (1)

「養育費って再婚したもらえなくなるんでしょう?」と聞かれた。
そんな事はありません。 養育費は子供が実親からもらえるもので、実親のどちらが再婚しようとももらえる権利があります。

我が子は実父から毎月2万5千円の養育費をもらっています。
子供が中学校にあがったら3万円、大学に進学した場合はその都度相談と言う取り決めになっています。

今のところ、毎月の養育費はお稽古事と学習塾と学校教育費に充てています。

月2万5千円の養育は多い方ではないと思いますが、ほとんど遅れないし毎月きちんと振り込んでくれているので、その点は感謝しています。




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そんなに余裕があったとは・・・
養育費交渉に失敗した感あります。

2007年07月21日(土)



 離婚を考える時 (1)

前の結婚では、何度か離婚を考えた事がある。
最初に考えたのはいつだったろうか?

結婚して4ヶ月後だ。

元夫は、結婚前からずっと欲しがっていた車の購入を決意していた。
しかし、就職してからまだ1年足らずの元夫には全く貯金がなく、私の結婚前からの貯金を当てにしていたが、その点は、私も承諾していた。

欲しい車はもう決まっているので、後はどこで購入するか、何軒かで見積もりをとり、あれこれ悩んでいた。
そのうちに、私の妊娠が発覚!

私は、それで当然、車の購入はなかった話になると思った。
妊娠・出産となれば経済的に新車を購入する余裕がなくなる事もあるが、




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それなのに、元夫は急遽話を進め仮契約をした。
数日後、私が、「子供が産まれるのだから、2シートは止めて!」と頼むと、「もう契約済ませちゃったから無理!」と突っぱねられた。
まだ仮契約の段階で、代金も払っていなかったので、解約が出来ないはずはないと思っていたが、あまりの強引さに呆れる思いと、その頃はまだ元夫を大事に思っていたので、「長年の夢だったんだから、叶えてあげたいな」と言う気持ちもあって、結局、私はそれを許してしまった。

しかし、心の奥底で、「車と産まれて来る子供と、どっちが大切なんだよ!」と小さな怒りを感じていた。

それが、「この人に一生ついて行けるかな?」と不安を感じた最初の瞬間だ。


2007年07月14日(土)



 引止めて欲しかった

元夫と離婚の話を進めて行く中で、私は元夫に 「どうして、私の不倫に気付いた時に、力づくで私を引き止めなかったの?」と尋ねた。

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「もしも、子供が不良グループ誘われて、どんどん悪くなって行くのに気付いた時、貴方は、『子供を信じているから』と黙って見守るだけなの?」と私は聞いてみた。

「いや・・・それはどうかな・・・?」

きっと子供が悪い仲間から離れられないでいたなら、親としては必死で何とかするはず。

私は大人だから、「必死に引き止めて欲しかった」などと思うのは甘い考えなのだろうか?

私がチャットにはまっていた時に、パソコンを無くしてしまえば良かったのに、元夫は自分のためにそれが出来なかった。

私がこれから彼に会いに行くと知っていても、元夫は私を放って出掛けていった。

携帯電話だって、「君が何故携帯を持つ必要があるんだ!?」と言いながら、「じゃ、貴方も持たないで。私も持たないようにするから。」と言う私の言葉は無視した。

私が言うべきことではないが、あの時もっと必死で引き止めてくれていたら、ひょっとしたらこんな風にはなっていなかったかもしれないと今でも思う。

2007年07月05日(木)
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