日記もくじまえの日記つぎの日記
2002年09月30日(月) 冷え性なのに・・・(胎位確認7回目)

今日も胎位確認のために産院へ行って来ました。
自己確認を確実に出来るようになったようで、今回も自分が確認したとおり「頭位」でした。
ここ2週間ほど第一頭位で安定しています。
このまま出産に臨みたいものです。

9月の中旬以降、わたしは湯船に浸かっていません。

初めて逆子治しをした日に「今日はエレベーターは使用しないでください。お風呂も駄目です。」と注意されました。重力から開放されると、お腹の中で赤ちゃんが回ってしまうらしいのです。
「今日は」と限定だったので、安心したわたしはその週の木曜日に湯船に浸かってしまい、その結果金曜日に再度逆子になり、逆子治しを受けました。
それ以来、湯船に浸かるのが怖いのです。
ここ2週間頭位だから、そろそろ平気かな?と思って昨日湯船に浸かったら、1分も経たないうちに赤ちゃんが「ぐるーん。」とし動きだして怖くなり、すぐに上がりました。
油断大敵、です。
すぐに湯船から出たのが良かったようで、幸い骨盤位にはなっていませんでしたが、これからも当分湯船に浸かることは出来ないでしょう。

そんなわたしは、妊娠前に愛用していた「フットスパ」を利用して体を温めています。
やっぱり妊婦に「冷え」は大敵なのです。


2002年09月29日(日) ダンスの発表会

今日は友人がダンスの発表会を行うというので、その発表会を見に行きました。
こうした発表会を見るのは初めてで、そうへいも見てみたいというので二人でお出掛けです。
通勤以外で電車に乗るのは久し振りで、とても新鮮な気持ちになりました。
ダンスの発表会と聞き二人とも小さなものを想像していたので、開演15分前でいいや、と会場に着いたらほぼ満員状態で、並んだ席を取ることが出来ませんでした。結構大きな発表会でした。大失敗です。
ダンスは、ジャズダンスあり、ヒップホップあり、と色々な演目がありました。
どの人も上手く、見応えがありました。
延々とダンスを見るだけでは飽きてしまうかな?と思っていたら間違いで、楽しい誤算でした。
ただ、妊婦が3時間も同じ態勢で座席に座り続けるのはかなりの荒行です。
見終わった後はとても疲れてしまいました。
今日は早く眠ろうと思います。


2002年09月28日(土) 恥ずかしい・・・。(ペアレンツクラス第二回)

今日はペアレンツクラス第2回目です。
今回もペアレンツクラスの始めに自己紹介があり、「出産に向けて頑張っていること」という項目に対して意気揚々と、「職場のトイレで、密かにスクワットをしています!」と言ったら笑われてしまいました。

実は、前回のペアレンツクラスでは「スクワットをしましょう。」と言われていて、限度を知らないわたしは妊娠前でさえやったことのないスクワットを、お腹に重り(笑)がある状態でいきなり頑張ってしまい、数日間筋肉痛でまともに歩けなくなってしまったのです。(どんな風に歩いていたのかというと、ペンギンのように膝を折り曲げずに歩いていました。本当に滑稽です。)
それでいきなりは無理だ、と遅ればせながら気付き、まとめて出来ないのなら一日に小分けにして回数をこなすしかない、と思いました。
でも日中は勤務をしているので、帰宅後に小分けにスクワットをするのは出来ません。
そこで思いついたのは、「職場でやる」ということ。
といっても、妊婦が職場でスクワットをしている光景は相当おかしいし、心配されて止められます。
だからわたしは妙案を思いつきました。
それは、トイレに行くたび、用を済ませた後にスクワットをする、というものです。
妊娠8ヶ月を過ぎ、膀胱が子宮に押されてきたのかトイレに行く回数が増えてきたので、トイレに1回行く毎に10回スクワットをすれば、一日で結構な回数行うことが出来ます。
それで前述の発言となるのですが、これも冷静になって考えてみれば受けを狙ったと思われても仕方がない内容ですね。恥ずかしいです。

その後、実際にこの産院で出産されたOGの方々に経験談を聞きました。
生の体験談は先生のどんな注意にもまして現実味があり、自分に対する戒めになりました。
本当に散歩や運動やスクワットは大切です。
産休に入ったら、もっと頑張りたいと思います。

夜になって、出張のために上京してきたお義父さんが泊まりに来ました。
以前、お義母さんと電話で話していた時に「カスピ海ヨーグルト」をいただくことになっていたのですが、今回お義父さんが運搬役になって持ってきてくれました。
思ったよりもトロっとしていて、今から仕込むのが楽しみです。


2002年09月27日(金) 価値観の違いとはいえ・・・

今日は絶対に外せない仕事があるため、体調は相変わらず悪かったのですが出勤しました。
そして案の定、職場で吐きました。
自分の体の弱さに、本当に嫌気がさします。
やっぱり出産直前まで「吐く」ことからは逃れられないのでしょうか。へこみます。

部長へ昼食をお出ししたとき「もうすぐだね、(性別は)どっちがいいの?」と聞かれました。
妊娠してからというもの、性別に関する問いかけは「もうどっちか分かったの?」と言ったものだったため、予想外の質問に少し戸惑ってしまいました。
もちろん答えは「元気であれば、どちらでもいい。」です。
自分の大切な子供ですから、わたしにとって性別は大した問題ではないのです。
いま妊娠8ヶ月(30週3日)で「もう安心だね。」と言われますが、38週で死産された方の話を聞いたりすると「自分がもしそうなったら・・・。」と想像して辛くなります。
だから、本当に元気ならどちらでもいいのです。
元気に産まれてきてくれることが一番大切。
それなのに・・・。

「ふーん、そうなんだ。良く女性は女の子を欲しがるって聞いたからさ。性別って3ヶ月くらいになると分かってくるでしょう。最近では女の子が欲しいために、男の子だと分かると中絶するお母さんが増えていて、それで男子の出生率が低いらしいよ。」

部長のこの言葉に、わたしがどれだけ衝撃を受けたことか・・・。
わたしは「折角やって来てくれた『いのち』なのに・・・。」としか答えようがなく、悲しくて涙が出そうになりました。
そんな自分勝手な理由で殺されてしまった『いのち』が可哀相で仕方ありません。
価値観の違いといえばそれまでですが、これは「価値観の違い」で済まされる問題なのでしょうか。
「出生前検査」についても色々と思うところがありますが、これに関しても自分の考えを色々と書くのは控えます。
ただ、わたしは検査を受けようとは思いませんし、仮に受けて、自分の赤ちゃんが障害を持っていると分かったとしても、中絶しようとは思いません。わたしは産みたいです。だって自分の可愛い子供ですから。(だから、上記の「元気であれば」とは「障害がなければ」という意味ではありません。)
「障害者」「健常者」という表現自体も本当は嫌なのですが・・・仮に「障害」を持って産まれてきたとしても、それはその子にとっての「普通」だから、わたしもそれが「普通」だと捉えることでしょう。
差別の多いこの世の中で生きていくのは大変だと思いますが、卑屈にならないように育てていきたいと考えています。
世の中、きれい事だけではないと分かっていますが、それでもわたしはそう望みます。
わたしが潔癖すぎるのでしょうか。
妊娠して知る現実は、楽しいことばかりではありませんね。

◆出生前検査とは
妊娠中に血液検査や羊水検査などをしてお腹の中の赤ちゃんに異常があるかどうか(主にダウン症であるかどうか)を調べる検査。
血液検査には「トリプルマーカー検査」「クアトロテスト」などがあり、ここで確率が高いと判断された場合、希望者は更に精度の高い検査として羊水検査を受けることができる。
羊水検査は羊水の遺伝子を調べる検査で、羊水を採取するために羊水穿刺(お腹に直接針を刺して羊水を抜き取る)を行う。必ずしも安全な検査とは言えず、これにより流産した事例もある。
これらの検査は確実な結果が分かるわけではなく、「確率」という曖昧な基準で結果が出るため、陰性と診断されてもダウン症児であった場合もある。
「出産前に異常があるということが分かれば、出生後の処置に役立てることが出来る」と言う意見を述べる医療関係者もいるが、これまでに羊水検査で「陽性」と診断された全員が中絶を行っている。(もちろん「赤ちゃんに障害があるから」という理由での中絶は法律的に認められないため、「経済的に育てられない」などの理由で中絶している。)
出生後の処置に役立てるためだけであるなら、中絶が認められない妊娠22週以降での検査でも良いはずだが、実際には22週前に検査結果が出るように検査が行われている。
倫理的な問題もあり、これまでは両親や家系で遺伝子病を持つ家庭、35歳以上の妊婦などが受ける検査であり、誰でも受けられる検査ではなかったが、現在はそれ以外の妊婦さんにも普及しつつある。
(注:わたしなりに調べてまとめたものなので、間違いがあるかもしれません。詳しく知りたい方はネットで検索してみると、色々な情報を得ることが出来ると思います。)


2002年09月26日(木) 風邪かな?

妊娠してからというもの、そうへいが乗換の少ない駅まで車で送ってくれています。
ところが今日はその駅に着く前に具合が悪くなってしまいました。
途中で路駐してもらい、しばらく後部座席で横になっていましたが回復できなかったため、今日は出勤を諦めました。
家に帰って熱を計ると微熱です。
妊娠してなければ無理をしてでも働きますが、今の状態では無理は禁物・・・というか、周りが無理をさせてくれませんので(当たり前)、大人しく横になっていました。
昨日は久し振りに夕食を食べましたが、実は最近、夕食を食べていません。
具合が悪くて食べられないのです。
今日は昼食を吐いてしまい、結局夕食も食べませんでした。
鼻がずるずるしています。
風邪をひいてしまったのでしょうか。


2002年09月25日(水) キックゲーム

今までキックゲームもどきで満足していましたが、本当のキックゲームとはどんなものだろうと思い、ネットで検索してみました。
そうしたら・・・キックゲームって、胎教なんですね。
ただ単にお腹の中の赤ちゃんと遊ぶだけのものだと思っていたのでびっくりです。
わたしなりに解釈した「キックゲーム」は次のとおり。

−−−−−−
赤ちゃんがお腹を蹴ったら、お腹を叩いて応えることでコミュニケーションをとる方法。
胎動を感じ始める妊娠6ヶ月くらいから行うことが出来る。
キックゲームはリラックスした状態で行う。
回数は1日2・3回程度で、2週間くらいは続ける。
上手に出来たら赤ちゃんを誉めてあげることが大切。

赤ちゃんが蹴った場所を「キック」と言いながらポンと叩く。(「キック」は、はっきりと赤ちゃんに聞こえるように発音する。)
赤ちゃんがそれに応えて再度蹴ってくる(1〜2分程度は待つ)ので、また「キック」と言いながら叩く。
というのを繰り返す。
これに慣れてきたら、反対側のお腹を「キック」と言いながら叩くと、赤ちゃんはお母さんがたたいた場所を蹴ってくる。上手くできたら、お腹の上や下など、色々な場所を叩いてみる。
しばらく続けると叩いた場所を2〜3秒くらいで正確に蹴り返すようになる。
これらが出来るようになったら次の段階で、「ふたつ」と言いながら、お腹を2回叩くと赤ちゃんは2回蹴り返すようになる。だんだん叩く回数を増やしていく。
−−−−−−

お腹の中の赤ちゃんが数を認識出来るということには驚きますが、実際に10までキックゲームを出来た人がいるらしいので凄いです。(「まぐれ」ではなく、毎回やって毎回成功している。)
でも、調べてみて「わたしは別にここまで頑張らなくてもいいや。」と思いました。
というか、あかぽこはわたしが「キック」と言うのと同時にキックしてくるんです。しかも連打で・・・。
わたしが叩く「振動」に反応する、というよりは「言葉」に反応しているのかな。
いくらやってもきちんとした「キックゲーム」にならないので、諦めの境地です。


2002年09月24日(火) とってもいい子!!(胎位確認6回目)【30週0日】

「親ばか」沢山入っていますが、あかぽこはとてもいい子です。
逆子にばかりなっていた頃は「頭は下だよ。お願いね。」と言い聞かせても聞いてくれず、何度も何度も戻ってしまっていましたが、しばらくしてから「赤ちゃんは宇宙に漂うが如くだから、どっちが上か下か分からないのかも。わたしの言い方が悪いんだ。」と思い直し、下腹部をぽこぽこ叩いて「頭はこっちだよー。」と言うようになりました。
そうしたところ、わたしの言葉が通じたのか、逆子にならなくなったのです。
だから毎朝、自分で胎位確認をする時に誉めてあげています。
「今日も頭、ここ(ぽこぽこ下腹部を叩きながら)にあるねー。あかぽこ、とっても良い子!昨日も沢山運動(胎動のこと)してたね。元気いっぱいで、お母さん嬉しいよ。本当に良い子!!(と、最後にお腹を撫でる。)」
お腹への「話しかけ」が恥ずかしくて出来ない、という妊婦さんもいらっしゃるようですが、わたしもそうへいも抵抗がないため、こんな風に事ある毎に話しかけていて、赤ちゃんはお腹の中にいてもすでに3人で暮らしているみたいです。

そんなわけで、今日は胎位確認でしたが大丈夫でした。
9月上旬頃はどこに頭があるのか、全く分かりませんでしたが、最近では自分でしっかりと確認できるようになってきたため、週2回と申し渡されていた胎位確認も週1回にしてもらうことが出来たので良かったです。


2002年09月23日(月) お祭りの音

実家のパソコンが今日になっておかしくなり、ブラウザの綴じるボタンなどの表示がおかしくなってしまいました。
数字やアルファベットになってしまい、とても使いづらいです。
慌ててネットで調べ、その通りに対応したら直りましたが、本当にびっくりしました。
簡単に直るもので良かったです。OSを再インストールするのって大変ですよね。

今日は母親を誘って散歩に出掛けました。
2駅先まで歩いて戻ってくるというルートでしたが、近所の神社でお祭りをやっていて、御神輿を出すために歩行者天国になっていました。
お祭りの雰囲気は本当ににぎやかで楽しくて、わたしは大好きです。
太鼓の音に赤ちゃんがびっくりしていたので「今お祭りをやっていて、御神輿が出ているよ。太鼓の音、びっくりしちゃった?大丈夫だよー。」なんて話しかけながら歩きました。
お昼はそうへいお気に入りのインド料理店でカレーランチ。本場の方が作っていて、とても美味しいのです。母親はこういったカレーを食べたのは初めてだけど美味しい、と喜んでいました。
その後、仕事から帰ってきた父親を誘いだして更に散歩。
いつものウォーキングとは違って、ただ歩くだけの本当の「散歩」でしたが、10時に家を出て帰ってきたのは19時半だったので、結構良い運動になったと思います。


2002年09月22日(日) ベビーカー購入

赤ちゃん用品を買うために、数社の通販カタログをあつめました。
昨夜は「揃える物リスト」を片手にカタログをチェックし、どこのお店が一番安いか、どこのお店が一番良いものを置いているか、自分で一覧を作成しました。
今日はそれを片手に、「赤ちゃん本舗」へ行って来ました。

赤ちゃん本舗の支店はあちこちにあり、色々な店舗へ実際に行きましたが、ここの店舗が一番気に入っています。今日でここの店舗への来店は2回目です。
孫の買い物、ということでわたしの両親も一緒に来ていて、ベビーカーを買ってもらいました。
実はベビーカーの購入については迷っていて、産まれてから購入するつもりでした。

A型は2ヶ月から使えるけどベッドのままだから、座れるようになったら赤ちゃんが飽きてしまいそう。
B型は7ヶ月からなので、それ以前のお出掛けには使えないけど、それ以後は長期間使えそう。
だからA型はレンタルにしてB型を買おうと思っていたら、疲れた赤ちゃんが眠るときはやっぱりA型の方が便利だといいます。
更に、軽い方が階段では楽だという方もいますが、軽いと路面を拾うのでガタガタと乗り心地が悪く、思い方が安定していて赤ちゃんには良い、という方もいます。
どちらの意見も頷けるものばかりで、色々考えているうちに訳が分からなくなってしまいました。
ところが、わたしの親はA・B両用のものを昔使っていたらしく、昔あったんだから今もそういうのがあるだろう、それがいい!と言います。
産まれてから考えればいい、と深く調べていなかったのですが、親の言うとおりそういったものが店頭にありました。
お金は親が出してくれるのでわたしは意見を控え、親が「いい!」と言ったものを買ってもらいました。
両対面式、フードが深く、ベッドにも椅子にもなり、他のメーカーより小さくたためるもので重さは6.5キロです。
「こういうものがいい」というのは、結局それぞれ個人の価値観ですから、買ってもらったベビーカーがわたしに合っているかどうかはまだ分かりませんが、合っていればいいな、と思います。
赤ちゃんも気に入ってくれると良いな。


2002年09月21日(土) おっぱいと食事の関係

今日は団地の集団清掃日でした。
先月はそうへい一人に頑張ってもらいましたが、ここのところ体調が良かったため、久し振りにわたしも参加しました。
妊娠前に着ていたジャージを無理矢理着て掃除していたのですが、上着がだぼっとしているためにお腹があまり目立たなかったようです。他の奥様方に「いま何ヶ月?」と聞かれて「8ヶ月なんです。」と言ったら「じゃぁ、もうすぐじゃない!」と驚かれてしまいました。

お昼は気になっていた近所のリストランテへ行って来ました。
そうへいと二人、わくわくしながら食べたお食事は全て満足出来るものでした。
先日行ったお店も大満足だったし、2連続で「大当たり」だったため、幸せです。
このお店にも「また来たい。」と思いました。

最近、外食が多いです。
何故かというと、17日の講習会で産院OGのお母さんたちに「食べられるのは今だけ。」とアドバイスを受けていたからです。
確かに妊娠中の体重増加(特に妊娠8ヶ月以降)は妊娠中毒症を引き起こす恐れがあるため、気を付けなければなりません。
ただ、出産後は「お母さんが食べたもの=赤ちゃんが飲むおっぱい」といった形で直結しているため、今よりも食事をきちんとしなければならなくなります。
まだ母乳を出したことがないので分かりませんが、油物を食べただけでおっぱいが詰まったり張ったりするお母さんもいるそうなので、「揚げ物・油物・ケーキ」などは全く食べられなくなると覚悟をしておいた方が良いようです。酷くなると乳腺炎になるようですし・・・。
乳腺炎になると、40度の高熱やおっぱいがカチカチになって激痛で苦しむそうなので、それは嫌です。
また、お母さんの食事が偏るとおっぱいが不味くなります。
「最近、娘がおっぱいを噛むのを止めてくれない。」と悩んでいたお母さんが自分のおっぱいを舐めて「これじゃ、嫌がって噛むはずだ。」と納得した・・・なんて事例もあるそうです。(おっぱいを噛むのは他に理由があることもあります。)この方の場合、食事に気を付けておっぱいが美味しくなったら噛まなくなったということでした。
話をまとめると、母乳で育てたいと考えているお母さんは、出産後の方が食事制限が厳しくなるため、妊娠中に食べたいものを食べておいた方が良い、ということですね。
そんなわけで、体重増加や栄養バランスに気を付けながら、好きな物を食べています。
不思議と、カロリーまで気にして食事していた頃に比べて体重が増えなくなりました。
逆に、沢山歩かなくても体重が減っています。
驚くことに、最高体重から2キロも減ったんです。
妊娠8ヶ月からは急激に体重が増える・・・と聞いていたので、首を傾げています。
これはわたしにしか当てはまらないことなのかもしれませんので、この日記を元に暴飲暴食をしないように気を付けてくださいね。

ちなみに、美味しいおっぱいを出すには野菜中心の和食(塩分控えめ)が一番いいそうです。
頑張れるのか、少し不安です。


2002年09月20日(金) 頑張ってみた。

引継の資料は大分前から作成していましたが、今日やっと完成しました。
端末を操作する作業が多いため、文章だけだと上手く伝わらないので、プリントスクリーンを駆使しながら、「なるべく分かりやすく」を目標に頑張っていたのです。
ここ数日間の努力が形になり、嬉しいです。
わたしの業務は雑務が多いので抜けている部分があるかもしれませんが、そうした部分は気付く度に加えていき、産休までには完璧にしたいと思っています。

産休まで、あと1ヶ月。


2002年09月19日(木) 痕跡が無くなる

スキャナで画像を取り込んで欲しいとの依頼があり、その作業をしながら「こんな風に仕事をするのもあと少しなんだな・・・。」と思いました。

わたしの所属している課には、スキャナが一台しかありません。
わたしがホームーページの作成を担当していた関係上、スキャナはわたしの机に置いてあります。
今でもたまにホームページの作業を行っていますが、産休に入るため、その大部分は他の部署に引継が終了しています。
そして、その名残のスキャナも、同じ課の他の方へ渡すことになります。

産休に入るということは、赤ちゃんに会うための準備をする時間が出来るということですから、とても嬉しいのですが、仕事の上では自分の痕跡が無くなっていくようで寂しくもあります。
とにかく、わたしが産休に入るまでに、全ての仕事の申し継ぎをきちんと行わなくてはなりません。
机回りも、置いてある私物を少しずつ持ち帰り、きれいに掃除しないといけませんね。


2002年09月18日(水) 力強くなったね。

ここのところ胎位確認等で仕事を頻繁に休んでいたため、久し振りに出勤したら仕事が凄く溜まっていました。
今後胎位が安定すればいいのですが、安定しない場合は通院回数が増えるため、実質の出勤日数はあと2週間程度となります。
片づけなければならない仕事とルーチンワークに追われて気ばかりが焦ります。

わたしの仕事を赤ちゃんも応援してくれているらしく、7ヶ月に入って大人しくなっていた胎動が、最近また激しくなってきました。
今までの胎動と違って育ってきているため、たまに「うっ。」となります。
その様子を職場の人が見ていて「具合が悪い?休んでくる?」と言ってくれますが、気分が悪いわけではないので「いえ、わたしは元気なんですけど、ちょっと胎動が・・・(ぽこ)あうっ!」といったやりとりをしています。
みんなに「本当に元気な赤ちゃんだね。」と言われて、わたしも「本当にね・・・。」と思いました。
きっと、元気すぎるから逆子になってしまうのでしょう。(ということにしておきたい。)
この調子で元気に産まれてきてくれるといいのですが・・・。

胎動ですが、8ヶ月に入るとこんなに違うんだ・・・と、本当に楽しく観察しています。
お腹が波打っている程度のものが、中から何かが飛び出しそうな動きになっていて、膨らんだところを指先で押すと「こりっ。」とした赤ちゃんの足の裏や手の感触を楽しむことが出来ます。
驚くことに、赤ちゃんの力が結構強く、押し返してくるのです。
これまでやってきた「キックゲームもどき」ではなく、本当の「キックゲーム」を楽しんでいます。


2002年09月17日(火) 1kg突破!(健診8回目・胎位確認5回目)【29週0日】

今回は、母子手帳と共にもらった妊婦健康診査受診票を使った2回目の健診となります。
通常の妊婦健診(尿、血圧、心音、浮腫の検査・体重、子宮底長、腹囲の測定・超音波)に加えて膣分泌物、血液一般、不規則抗体検査があります。

今日の外来は忙しそうでした。
入院・予備の部屋が全て埋まり、胎位確認をリビングで行っています。
わたしも診察室へ呼ばれる前に胎位確認を受けました。
自分の判断になんとなく自信がなかったのですが、朝確認したとおり頭位だったので良かったです。
わたしとともに「逆子仲間」の妊婦さん達はあぐらを組んだり逆立ちをしたり大変そうでした。


子宮底長25.5→27
腹囲76.5→79
血圧は90/50で、尿検査は蛋白・糖ともに陰性、浮腫もなしでした。
増えすぎた体重も頑張って減量に成功したため、特に注意を受けずに済んだので良かったです。
待望の超音波写真、今回は割と顔の輪郭がはっきりしていると思います。
鼻の形と、耳が外に出ている感じがそのまま「そうへい」という感じで、本当にこの子はそうへい似なんだと実感しました。(後で両親にも見てもらいましたが、同じ感想でした。)
それから足の裏も撮っていただきました。
BPD(児頭大横経)は65.7ミリ→72.1ミリ、足のサイズは51.7ミリで、胎児の推定体重は1165gでした。
うちの子は、週数に対して「頭が小さく・足が大きい」そうです。

足が大きいのは少し心配ですが、頭が小さいのは安産に有利なため嬉しくなりました。
思わずお腹に向かって「でかした!あかぽこ。」と誉めてしまいました。
次回の健診は10/8ですが、胎位確認が週に2回と申し渡されてしまったため、当分産院に通い詰めとなります。

ところで、ここの産院の妊婦さん達は連帯感が強く、出産後も盛んに情報交換を行っています。
健診の後は、この「OG」さんたちが主催する講習会へ出席してきました。
妊婦で出席したのはわたしを含めて2人で、夫連れの参加はわたしだけだったので目立ったようです。
色々な方たちに声をかけていただき、沢山の体験談を聞けたので良かったです。
そうへいも少し緊張気味でしたが、赤ちゃんを抱っこさせてもらったりして嬉しそうでした。
「こんなに赤ちゃんに囲まれたのは初めて。」と、とろけていました。

それから、昨日の日記に書いていた「神棚板」を取り付け、無事に安産祈願のお札もお祀りすることが出来ました。
本当は朝にお供えするのですが、また実家へ戻るので「申し訳ございません。」と、お酒、お水、お米、塩をお供えしました。
そういえば榊と〆縄を購入していなかったため「片手落ち」な状態になってしまい、更に「八脚案」を購入したのですが、わたし達の神社では「三宝」を使うことが判明し、そうへいと二人で大弱りです。
土曜日に一度家へ戻るので、それまでには用意してお祀りしたいです。

今日の夕食は久し振りに二人で外食しました。
これは健診を無事通過した自分へのご褒美です。
ずっと気になっていた近所のレストランに行って来たのですが、予想以上に美味しく・インテリアのセンスも良く・オーナー夫妻も良い方たちで、二人して「にっこり」してしまいました。
体重を気にしながら通って、常連になりたいと思います。


2002年09月16日(月) 頑張りすぎ?

胎位確認等で通院回数が多いためにわたしの両親が心配して、ここのところ(また)実家にいます。
実家滞在中に涼しくなってきてしまい、長袖の洋服が手元にありません。
明日は通院のついでに家により、服を取ってこようね・・・と話ながら散歩に出掛けました。
長袖がないので当然半袖でしたが、父親が心配してフード付のウィンドブレーカーを貸してくれたため大助かりです。
このウィンドブレーカーが正解で、散歩途中で雨が降ってきてしまい、傘を持たずにいたわたしとそうへいはフードを被って散歩を続けることが出来ました。
ところが、あまりの寒さにわたしの体調がおかしくなってしまい、1時間半歩いたところでバスに乗って家へ戻ることにしました。
寒いのに、頑張りすぎたのでしょうか。

体重増加と野菜不足を補うため、昼食は中華風野菜スープを作って飲んだのですが、生姜を入れたのが良かったようで途端に体が温まり、元気になりました。
それで午後から、不足していた生活雑貨を購入するために、ホームセンターへ行って来ました。

購入したのは主に掃除用品です。
クイックルワイパーの替えシートなど、「買わなくちゃ。」と思っていたものを大体買うことが出来て満足しました。
代金を払って帰ろうとした時、店の出口付近に神棚板が売っているのを見つけ、これも購入しました。
わたしたちは神前で結婚式を挙げたのですが、この時にお札と神殿をいただいていました。
それで、神棚を設置してお祀りしようと思っていたのですが、恥ずかしいことに「神棚セット」がどこに売っているのか分からず、しばらく物置に放置していたのです。かなり「ばち当たり」ですよね。
棚板と共に神具や八脚案も購入しました。
やっとお祀りすることが出来るので嬉しいです。

そういえば、懐妊祝い(兼ねて出産祝い)として、わたしの両親がビデオカメラを購入してくれました。
商品は来週届くそうですが、これで出産の様子や赤ちゃんの成長を記録出来るようになったので、今から楽しみです。


2002年09月15日(日) 布団のダニって・・・

今日は家電店へ行き、赤ちゃんのために「布団用掃除アタッチメント」を購入してきました。
前の日記にも書きましたが、わたし達はベビー用寝具を購入しません。
でもそれだと大人用寝具に付いているかもしれない「ダニ」などが心配だったのです。
布団用掃除機を購入してもいいのですが、それだと場所をとるため、普通の掃除機の先に付けられるアタッチメントを、と思っていました。
ずっと気になっていたものを購入できて良かったです。


2002年09月14日(土) 為せば成る!(ペアレンツクラス第一回・胎位確認4回目)

今日は「ペアレンツクラス」へ出席するために来院しました。
なんだか今週は来院回数が多いですね。

ペアレンツクラスに出席しているのは同時期にお産を控えている妊婦さんとそのパートナーさんで、まず始めに自己紹介の時間がありました。
「3時間の散歩」を推奨しているこの医院の妊婦さんらしく、皆さんスリムで良い意味で「妊婦らしくない」方達ばかりです。
自分もここの妊婦らしくなっているのか不安になってしまいました。

次に出産ビデオを見ました。
三人のお子さんを産んだ方の記録で、三人三様のお産です。
一人目は助産院で、二人目と三人目については自宅出産。
特に三人目のお子さんについては前駆陣痛が長く続いて、その辛さに涙するシーンなど、考えさせられるものがありました。
この方自身も助産師さん(一人目の出産に感動できたら助産師になる、と決意していて、本当に助産師さんになった)だということもあるかもしれませんが、それにしても本当に凄いです。
こんなに開けっぴろげに産んでいる「その部分」を公開しているのですから・・・尊敬します。
おかげでわたしを含む全ての参加者達はカルチャーショックを受けていました。
あんなふうに「ぱくっ。」と赤ちゃんが出てくるのなら、確かに会陰裂傷を受ける方もあるはずです。
なんだか出産するのが少し怖くなってしまいましたが、産んだ後に赤ちゃんを抱えて満たされた表情をしているその方を見て、「それでも産みたい。」と思うことが出来ました。
なんでも「為せば成る」んですよね。
怖いけど、やっぱりお腹でぽこぽこ動く赤ちゃんは可愛いし、この先この子と一緒に生活したいのです。
ますます散歩や運動に勤しんで、安産出来るよう頑張ります。

ビデオを見た後、スライドと模型(骨盤・子宮・赤ちゃん)を使って先生の講義がありました。
お産の巧妙な仕組みと、なぜ「3時間の散歩」や「運動」、「食生活」について先生が強く注意しているのか、その理由をわかりやすく説明してくださり、納得です。
そして、やっぱりわたしは分娩台で産むことを選択しなくて良かった、と思いました。(この「お産の仕組み」については、分かりやすくまとめたページを別に作れれば、と考えています。フラッシュをきちんと勉強します。)

第一回のプログラムが全て終了したあと、先生にわたしを含めた3人の妊婦さんが呼び止められ、再度胎位確認をすることになりました。
特にわたしは一週間に2回も外回転術を受けているため、「逆子要注意妊婦」に指定されているようです。

「昨日の今日で逆子になっていたらどうしよう。」と思っていましたが、今回は頭位でした。(良かった!)
今朝自分で確認したときも頭位だと思ったのですが、自信がなかったのです。
赤ちゃん、このまま頭位でよろしく。


2002年09月13日(金) 好きなの?(胎位確認3回目)

今日も自分で胎位を確認してみましたが、上にも下にも堅くて丸いものがあり、どちらが頭かお尻か判断できませんでした。
でも、水曜日に頭位だったのだから大丈夫!といつになく楽観的だったため、「逆子になったかも。」と思ってから来院すればいいのでは・・・なんて、不遜なことを考えていました。
それでも元の予約が金曜日だったので、一応今日も体位確認に行くことにしました。
ところが、不遜なことを考えた「ばち」が当たったのか、助産師さんもどちらが頭か判断が出来ずに超音波で見てもらったところ・・・また逆子になっていました。
あんなに毎日「あかぽこ、頭は下だよー、ここが頭だからねー。」と言い聞かせていたのに!
お風呂に入るとき以外は「しっかり」と腹帯を巻いていたのに!
全て無駄だったようです・・・。

今回は水曜日に大丈夫だと確認が取れていたこともあり、昨日か夜のうちに回ったのだと推測が出来たため、助産師さん達は安心していました。
というのも、逆子になって数日経ってしまうと、その位置で赤ちゃんがしっかり固定してしまうので苦労するらしく、すぐであれば逆子なおしがしやすいそうです。。
うちの赤ちゃんは回ってすぐだったため、今回はすんなり戻ってくれたので安心しました。
何せ「お尻振り運動」が短時間で終わったのですから・・・。

これでわたしの赤ちゃんは「やっぱり逆子好き」だということが判明し、ますます気が抜けなくなりました。


2002年09月12日(木) ちょっと止めてほしい。

わたしの母親は相当な「祖母ばかである」という話を前にしたと思いますが、わたしのお腹が大きくなるにつれて、その症状がどんどん悪化しています。
わたしの体調が安定しないことや医院へ通う回数が多いことが重なって、ここのところ実家にいる日数が多いのですか、そのせいでわたしの腹帯巻きを自分の「仕事」のように思いこんでいます。
自分で巻くよりはしっかりと巻けるので、逆子予防をしている今ではとても有難いことですが、止めてほしいこともあります。
毎朝腹帯を巻く前に、わたしのお腹に向かって「赤ちゃん、おはよう〜。」と言いながら、お腹に「ちゅっ。」とするのです。
必ずです。

そうへいは毎日その様子を端で見ながら苦笑しています。
わたしの母親の愛は深すぎて、時々ついていけません・・・。

ところでお転婆赤ちゃんの今日の様子ですが、一応頭を下にしているようです。
ただ、頭の位置が骨盤の中から出て、大分上の方へ上がってきているのが気になります。
いつでも回転できる準備なのでしょうか。
もっと階段昇降やウォーキングを強化して、赤ちゃんの位置を下げなければいけませんね。


2002年09月11日(水) 再度、逆子疑惑(胎位確認2回目)

実は昨日の15時半すぎくらいから具合が悪くなっていました。
左下腹部が痛く、その痛みで吐き気とめまいがするのです。
40分ほど横になったら痛みは治まったのですが、吐き気がおさまりません。
そこで何度か吐こうと試みてみたものの、吐くことは出来ませんでした。
医院へ電話し、あまり酷いようなら腹帯を外しても良いとの許可をもらい、「明日になって赤ちゃんが逆子になっているようなら朝一番で電話をください。」と指示を受けました。

職場から駅まで徒歩15分のところ、2倍の30分かかり、そうへいと合流する頃には痛みが左から中央下腹部へ移動、足を上げると子宮に激痛が走るため、車に乗り込むのも一苦労という有り様です。
家に着く頃にはほとんど足を動かせない状態になり、ペンギン歩きで帰宅しました。

そして今日の朝。
赤ちゃんのいる場所が良く分からないのです。
これがそうかと言われれば「そうかな?」という感じで、赤ちゃんの頭が見つかりません。
キックの位置も昨日とは違います。
そこで医院へ電話すると「逆子になっているかどうか確認できないようなら、午前中に来院してください。」とのこと。
急遽仕事をお休みし、医院へ行きました。
すると、赤ちゃんはお腹の中で一回転し、また元の頭位に戻っていました。
頭位は頭位でも、第二頭位から第一頭位へ変わっています。
どうりで胴体やお尻の確認が取れなかったわけです。
心音も力強く、とても元気で安心しました。
月曜に戻した位置が気に入らなかったのか、骨盤に入っていた頭を無理矢理?外して動きまわっていたため痛かったのかな?と自分を納得させました。
そうだとしたら、お転婆さんですね。

助産師さんに話を伺ったところ、胎位は32週頃安定するそうです。
だから他の病院などでは30週を過ぎてから胎位を確認したりしているようですが、逆子大好き!という赤ちゃんも中にはいるため、ここの医院では28週すぎから赤ちゃんに「この位置が定位置だよ。」と根気強く教えて?いるそうです。
逆子好きの赤ちゃんは何度直してもいくら固定しても戻ってしまうのですが、こうして頑張っていると何とか頭位へ戻ってくれるみたいで、そんな話を聞いていたら微笑んでしまいました。
金曜日に再度胎位確認がありますが、赤ちゃんの位置が落ち着いていればいいな、と思います。


2002年09月10日(火) 待ってるよ。【28週0日】

今日から8ヶ月です。
昨日もらった「揃えるものリスト」に基づき、手元にあるものの確認をしました。
従姉妹に布おむつ一式などをもらっているのですが、確認してみると数が少し足りないようです。
リストをもらうまでは購入を我慢していたため、「赤ちゃんの」買い物が楽しみで、その気持ちはわたしの母親も同じだったらしく「今週末買いに行こう!」と張りきっていました。

そういえば、わたしの通っている産院では「新生児室」というものがなく、産まれたらすぐに母親と添い寝します。
だから、「揃えるものリスト」には寝具がありません。
産院ではお母さんに添い寝されて安心して眠っていたのに、退院した途端一人だと寂しくて泣いてしまうそうです。
退院後も赤ちゃんと添い寝してあげてください、赤ちゃんも安心できますし、夜中の授乳はおっぱいをくわえさせたままウトウト出来ますよ、と言われました。
確かに冬の寒い季節、夜中の授乳は回数が重なると大変だな、と思っていたところです。
この方法なら、部屋を暖めてから電気をつけて起きあがり、カーディガンを羽織って赤ちゃんを抱きかかえる・・・といった手順を省くことが出来るので良さそうです。
従姉妹たちも「赤ちゃん用の寝具はもったいないよ。」と言っていました。
初めての子供だから色々揃えてあげたいな・・・とも思っていましたが、赤ちゃんとのスキンシップの方が良いような気がして、購入するのは止めます。
でも、質問するのを忘れていましたが、掛け布団はどうするのでしょう?
わたしは(夏でも冬でも)布団を蹴飛ばして眠る人なので、これでは赤ちゃんが風邪をひいてしまいます!今度ゆっくり聞こうと思います・・・。

ところで、従姉妹からの頂き物に「赤ちゃん用枕」があって、自分の体の横においたら実感が湧いてきました。
3ヶ月後には、ここに自分の赤ちゃんがスヤスヤと寝息を立てているんだ、と思うと本当に幸せな気分になります。


2002年09月09日(月) 駄目すぎる・辛すぎる(胎位確認1回目)

今日は胎位確認です。
実はわたしとそうへいを含め、両家の弟妹たちも逆子で産まれていた経緯があり、「逆子になるのでは?」という疑惑があったのですが、2週間前の健診時では頭位といわれていたため、幾分か楽な気持ちでいました。

産院へ着き尿検査をした後、すぐに助産師さんに呼ばれて、そうへいと共にいつもと違う部屋へ行きました。
胎位確認は助産師さんのみで行うようで、さっそく胎位確認です。
助産師のAさんがドップラーで心音の確認を始めましたが、やっぱり手こずりました。
うちの子は位置が掴みづらい「助産師さん泣かせ」の赤ちゃんで、毎回心音を確認するのに時間がかかるのです。
やっとのことで左側に心音を確認し、両手でお腹を押しながら「第一頭位だと思うんですけど・・・。でも、これがお尻か頭か判別つかないんですよね・・・。」と助産師のBさんに歯切れの悪い報告をしました。それからBさんも確認してみましたが駄目でした。
なんだか嫌な予感です。

「診察室へ行って、エコーを当ててみましょう。」と言われ、部屋を移動することになりました。
わたしが立ち上がると「あ、その前に体重を計ってくださいね。」と声をかけられてしまい、体重測定から逃げることは出来ませんでした。
しぶしぶ体重計に乗ると、昨日より更に増えています。
しばらくの沈黙の後。

「・・・ちょっと、2週間で増えすぎですよね。食事管理を行いますから、毎日食べたものをノートに書いて持ってきてくださいね。間食もすべて書いてください。」

注意されるだけだと思っていたのが甘かったようです。
恐れていた「食事管理」を受けることになってしまいました・・・。
自業自得とはいえ、自分が情けないです。

加えてエコーの結果、骨盤位(逆子)と判明しました。
頭が上で、背中が左側を向いている状態です。
恐れていたことが二つも現実となってしまい、落ち込みます。

とにかく、逆子だと判明したので胎位矯正を受けることになりました。
ワンピースで来院していたのですが、Aさんに入院用のパジャマのズボンを渡されて更に別室へ移動し、「逆子を直すためにお尻振り運動をしてもらいます。こういう運動で、赤ちゃんのお尻が骨盤から離すために行います。疲れたら休みながらで良いですから、15分間くらい頑張ってください。」と指示を受け、さっそくお尻振り運動です。
その手順ですが、まず、布団へ仰向けになってからお尻を壁にぴったりと着け、足を上にのばしてそこで踏ん張ります。そうしてからお尻を浮かして前後に振るのです。
お腹の真下に胸がくるような状態になるため、肺が圧迫されて苦しくなります。
自然と涙が出てくるくらい苦しいのですが、丸いお腹が自分の目の前でぷるぷる揺れている様を見ていると、なんだか可笑しくなってきて笑えます。
ところが、思ったよりもお腹が重いので重労働で、汗がどんどん出てきます。
苦しくて「どのくらい経った?」と聞くと「まだ3分だよ。」と言われたときには本気で泣きたくなりました。
でも、これも赤ちゃんのためだし、わたしにしか出来ないこと。
そう思い、必死に頑張りました。
10分経った頃Aさんが確認に来て、お腹の上から赤ちゃんの位置を直す「外回転」を行いまいしたが、赤ちゃんのお尻が十分骨盤から離れていなかったようで上手くいきません。
わたしは「やっとあの苦行から開放される!」と喜んでいたのですが、またお尻を振ることになってしまいました。
更に10分間お尻を振ったあと今度はBさんが来て、「少し痛いかもしれません・・・。」と言われながら再度外回転です。
「少し」でも「かも」でもなく、本当に痛かったのですが、ひたすら我慢しました。
「うーん、これで直ったかな?」とBさんがドップラーを当てました。
赤ちゃんは元気で、無事に頭位へ戻ったようです。
「ここに赤ちゃんの頭があるんですけど、毎朝自分で確認してみてくださいね。」と言われ、確認方法を教わりました。
赤ちゃんの頭はお腹の深い位置にあるので、両手を思いっきりお腹の中に沈めて確認します。
確かに固くて丸い物がそこにあり、「赤ちゃん、いるんだね。」と嬉しくなりました。
そうへいも触らせてもらい、嬉しそうです。

胎位矯正後の位置は第二頭位(頭が下・背中は右側)で、心音も右側に聞こえました。
このままではまた逆子になってしまう恐れがあり、赤ちゃんの位置を落ち着けるための処置を続けて行いました。
まず左側を下にして(シムスの体位で)しばらく横になり、次にあぐらをかきます。
これで、骨盤の中に赤ちゃんの頭が沈んだはずです。
それから助産師のCさんが再度胎位の確認を取り、赤ちゃんが回転してしまわないようミニタオルを丸く巻いた物を2本、お腹の両側に入れて腹帯を巻きました。
次の胎位確認まで、お風呂に入る時以外はずっとこのままです。

わたしは普通よりもお腹が固いようで、少し手こずったと助産師さん達が言っていましたが、もっと手こずる人はお腹を柔らかくする薬を使って胎位矯正を行うらしく、それに比べれば楽だったそうです。
あと、ここのところ感じていた「お腹の張り」は赤ちゃんが逆子になって落ち着かなかったせいだそうです。矯正したので治ると思いますよ、と言われて嬉しくなりました。

妊娠中期(入院・退院後に用意する物、など)の説明を受け、今日は終わりです。
次は金曜日ですが、赤ちゃんが回転しないように気を付けたいと思います。

【おまけ:胎位について】
子宮の中にいる胎児の位置のことで、第一頭位は正式には第1胎向という。これは胎児の背中が母体の左側にあるものを指し、これに対し第二頭位は右側にある姿勢のことをいう。どちらも正常。
これはドイツ式の表現で、欧米式では別の表現を使う。


2002年09月08日(日) 今日も吐いています。

吐くのは辛いですが、つわりの時とは違い、吐けば楽になることが分かっているので気持ちも楽です。
つわりの時は、吐かなければ辛いし吐いても具合悪いし、調子のいいときは本当に僅かな時間で、今思い返しても良く頑張ったな・・・と思います。
「妊娠・出産で一番辛いのはつわり。産むときの痛みは一瞬だけど、つわりの辛さはいつまで続くか分からないから本当に辛かった。」といったことを色んなところで聞きますが、本当にそうだと思います。
まだ出産していないのにそう思えるほど、つわりは辛かった・・・。
今更ながら、つわりのない人が本当に羨ましいです。

ところで、明日の「胎位確認」に先駆けて、勇気を持って体重を計ってみました。
・・・・・・。
どうしましょう。
太りすぎです。
前回の健診時、4週間で100gしか増えていなかったから、調子に乗りすぎていました。
その健診から2週間で、こんなに体重が増えようとは・・・。
今までで最高の増え幅です。
最悪です。
明日は「(正確には)健診ではないので、母子手帳は要りませんよ。」と言われていたのですが、体重測定はないですよね?・・・ないと信じたいです。
そうすれば次の健診までに頑張りますから・・・。


2002年09月07日(土) ジレンマ

体調が悪く、ほとんど一日眠っていました。
日記には書いていませんでしたが、ここのところずっと、お腹が凄く張って痛いのです。
「張り」は一日に頻回あり、張ってくると傍目で分かるくらいお腹が盛り上がり、その度にそうへいも驚いています。
そのせいでここのところ運動が思うように出来ません。
確実に体が鈍ってきているのが、自分でも分かります。
動いていないのにお腹だけは空くし、誘惑に負けて食べてしまうため、怖くて体重計にも乗れません。
食べても「張り」のせいで苦しくて吐いてしまうため、そんなに体重は増えていないと思うのですが・・・。


2002年09月06日(金) 母として、社会人として

月曜日に胎位確認があるため、休暇の申請をしました。
毎回健診時に休暇申請するのですが、とても気がひけます。
赤ちゃんの成長を確認するためには必要なことですが、本当に申し訳ない気持ちになります。
母としてのわたしは、確実に成長する赤ちゃんの様子を見るのが楽しみですが、職場で働く一個人としては、他にかける負担を思って押しつぶされそうになります。

来年度以降の異動に関する調査書類も提出日だったのですが、これも悩みました。
来年度・・・といっても復帰予定が11月ですから、ほとんど働かないことになります。そして再来年度に異動となりますが、乳児をかかえてどこまで自分が働けるのか分からないため、不安です。
順調に働ければいいですが、そうではなく、休暇ばかりを取るようになってしまったら、自分は職場にとって「お荷物」以外の何者でもなくなる・・・そんな不安です。
もしそうなったとしても、赤ちゃんのことを放ってまで仕事をしたいとは思っていません。
ぎりぎりの判断ですが、そうならないように頑張りたいと思います。
でも頑張りすぎて自分が潰れやしないか・・・次から次へと不安がわき出てきます。
今からそんなことを言っていても杞憂ですよね。
分かっていても、不安を拭えません。
職場復帰後、笑っていたいです。


2002年09月05日(木) 胎児名について

「胎児名をつけてお腹に呼びかけていると、産まれてからも胎児名に反応する」という話を聞いて、わたしも赤ちゃんに可愛い胎児名を付けようと思っていました。
わたしの通っている産院は性別の告知をしませんので、男の子でも女の子でも良いように、共通の音(例えば「な」という音を含む名前、と限定する)を決めて名前を考え、その音で胎児名も考えるつもりでした。

ところが、気付けばわたしはお腹の中にいる赤ちゃんを「あかぽこ。」と呼んでいるではありませんか!(しかも大分前から。)
「ちゃん」はなしで、ただ単純に「あかぽこ。」
とても無意識に、自然にそう呼んでしまっているのですが、産まれてからも赤ちゃんを「あかぽこ。」と呼んでしまいそうで怖いです。

こんな胎児名でいいのか疑問に思ったりもしたのですが、ネットで検索をかけてみたらもっと上手(うわて)の方たちがいて、かなり笑わせていただきました。名付けの由来が、また面白いのです。
わたしなんて、本当に自然に呼んでいただけのものだったため、由来がありません。
なんだか負けた気分。

具体的な胎児名を書いてしまうと失礼にあたりますので、気になる方は検索してみてください。


2002年09月04日(水) ありあわせ料理。

今、そうへいはダイエット中です。
つわり中に食べられない分を食べてもらっていたのですが、そのために太ってしまった分を戻そうと躍起になっています。
一方わたしはというと、7ヶ月に入ってから体重の増加が少なくなりました。
少ししか食べていなくても太ってしまう自分に嫌気がさしたりしていましたが、今は割と制限をかけずに食べても太らないので幸せです。

ところで、わたしは「こじゃれた料理」を作るより、冷蔵庫の余り物を利用した「思いつき料理」の方が得意です。
生活感のない、きれいに飾られた食卓に憧れていましたが、現実は厳しく、かなり生活感溢れています。(笑)
今日は余り物のじゃこを利用して「じゃこチャーハン」。
チャーハンは某料理本を読んでからよくアレンジして作っていますが、じゃこチャーハンを作った後にネットで検索したら、同じようなことを考える方が多いようで似たようなレシピが沢山引っかかりました。

わたしの作り方(一人分)。
材料は茶碗一杯より少な目のご飯、たまご1個、じゃこ(適量)、にんじん・ネギ(細かく刻む)以上。
野菜は好きな野菜で、合いそうな物を加えても構いませんが、今日は冷蔵庫ににんじんとネギくらいしかなかったし、彩りも良くなるのでこの2つのみ。
調味料は醤油・ナンプラー・日本酒を小さじ1ずつくらい(多分。いつも目分量なので。)に胡椒適量を前もって混ぜて用意しておくこと。
妊婦的には塩分が多いですか?全然計算していないので、気になる方は塩分量を確認してから作ってください。

あらかじめご飯にたまごを割り入れてかき混ぜておきます。そうすると後からたまごを加えるよりパラパラのチャーハンになります。ただし、ご飯は少し冷ましてから。かき混ぜたら長時間そのままで置かないこと。たまごが染みこんでベチョベチョになってしまいます。材料をすべて用意して、あとは炒めるだけ・・・という段階になってから行ってください。
まず、じゃこを大さじ1くらいのごま油でカリカリになるまで炒めます。炒めているときにじゃこがはじけて飛んでくるので、気を付けましょう。
次に、野菜を火の通りにくい順に加え、ある程度火が通ったらご飯を入れます。
ご飯を炒めるときはお玉を使ってください。
お玉の背中側を利用して、ご飯をフライパンに押しつける→崩してかき混ぜる、という動作を繰り返します。ご飯を押しつけるときは、あまり力を入れすぎるとお米が潰れてしまうので、適度な力で行ってください。こうすると本当にパラパラに仕上がります。
パラパラになってきたら、調味料を周りから流し入れて更に炒めます。
味見をして、塩胡椒で味を調えてください。(味が濃くなるのが怖いようなら、調味料を少しずつ加えていくという方法で味付けする。)

思いつきで作ったわりには、かなり美味しかったです。
じゃこ・野菜の量を多めに作ったのでヘルシーだったと思いますし。
ナンプラーが苦手な人・好きな人によって、醤油との比率を調整するとなお良いです。
このレシピから発展して、カレー粉を少し加えて炒めたり、ニンニク・生姜・唐辛子を使い、たまごを加えずにご飯を炒めてから半熟目玉焼きをチャーハンの上に乗せたりしても美味しいような気がします。
アレンジの世界はどんどん広がります・・・。

そうへいはアジア・エスニック系の料理が好きなので、わたしがチャーハンを食べるのを羨ましそうに見ていました。(ダイエットメニューを実践しているので、それ以外の物を食べられないのです。)
意地悪して美味しい物を沢山作り、そうへいの前で食べたいと思います。

それにしても、こういう「適当・あり合わせ・アレンジ」料理のレシピばっかり豊富なんですよね。
肉じゃがにしても、普通の肉じゃがとは大分違うようですし。(でもそうへいには人気。)
きちんとした料理を、本を見ないで作れるようになりたいです。


2002年09月03日(火) 夫婦は似てくるもの?【27週0日】

どこから埃が出てくるのか、まめに掃除しているはずなのに、すぐに部屋が汚くなります。
特に台所が酷いです。
仕事をしているために平日なかなか掃除の時間がとれず、他の部屋が汚くなってもある程度我慢しているのですが、「台所は綺麗に。」という親の躾のせいで、台所だけは我慢なりません。
ゴキブリが嫌いなせいも多分にあるとは思いますが、本当に台所だけは綺麗じゃないと嫌なのです。

最近はそうへいもわたしの影響を受けてきれい好きになりつつあります。
台所掃除をしていたら色々と気になってしまい、「あそこもやろうと思っていた、ここも。」というところが次々と出てきたのですが、その指摘箇所が二人揃って同じ場所で(夫婦って似てくるものなのかしら)と笑ってしまいました。

そうへいと色々「片付け計画」について話をしていて、その方針についても同じ方向だということが確認できました。
お金はありませんが、押し入れ収納家具を購入するということで話がまとまりそうです。
どちらにしても、赤ちゃんが産まれる前にはなんとかしたいです。


2002年09月02日(月) お風呂のドア

今日はお風呂場のドア修繕がありました。
住んでいるところはわたしの職場の社宅なので、前の住人とも面識があります。
その住人が住んでいた頃に申請していた「修繕」だったのですが、やっと今になって修繕してくれることになったようです。

問題のドアですが、ドアだけではなく浴室側下の部分も腐っています。
それをアルミテープを貼って、誤魔化していたのですが、修理に来た人が思っていたよりも酷かったようで、ドアだけ外して「一度戻って対策を考えてから再度連絡します。」と帰っていってしまいました。
ドアが無くてもお風呂に入れるように、ビニールカーテンとそれを吊すための突っ張り棒を置いていってくれましたが、本当にこれで水が漏れないのでしょうか・・・。
残暑の厳しいこの季節にお風呂に入れないのはかなりの痛手です。
銭湯に行こうかとも考えたのですが、銭湯の床で「つるん。」となるのをそうへいが心配して禁止されてしまっているので、それも出来ません。
階段から転げ落ちて以来、信用がないんです・・・。
ドア、早く直って欲しいです。


2002年09月01日(日) 疲れちゃったのかな

来月になったら身動きが取れなくなってきてしまうため、久しく会っていない友人達に声をかけて、なるべく動ける間に会おう!と頑張っています。
今日は専門学校時代の友人達と、新宿で昼食を食べました。
会うのは1年ぶりくらいでしたが、みんな変わらず元気でした。
「すごーい!お腹大きいー!!」と驚かれてしまい、少し照れくさかったです。

その後、心配して迎えに来てくれたそうへいと二人でデートしました。
伊勢丹のBPQCで台所雑貨を眺めたり(商品券を持って行くのを忘れてしまい、今回は購入しませんでした。)、ヴァージンでCDを購入したり。
こうやって出産前に新宿に来るのはあと何回なのでしょう。
そう考えながら、新宿を楽しみました。

疲れが出たのか、家に着いたら具合が悪くなってしまい、また吐いてしまいました。
ここのところ吐いてばっかりです。
胃腸の様子がおかしいため、お腹がもの凄く空いたり、膨満感に苦しめられたり・・・。
あまりにもこの状態が続くようなら、次の健診で相談したいと思います。


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