日記もくじまえの日記つぎの日記
2002年07月31日(水) 胎動の観察。

昨日の日記には書きませんでしたが、医院で「ガーゼ付き腹帯」を購入してきました。
洗い換え用の腹帯が欲しかったことと、ガーゼ付のものが便利だと思ったためです。
今日、さっそくガーゼ付の腹帯を巻いてみました。
母親の前で実演しながら巻いたのですが、一人でも難なく結ぶことが出来て嬉しかったです。本当に購入して良かった。
ある程度お腹が大きくなってくるまではガードルの方が使い勝手は良かったのですが、お腹が大きくなってくると面倒でも腹帯の方がホールド感があり、安心できます。
暑い季節は汗をかくので、肌の弱い人は難しいかもしれませんが(あせもが出来るため)、肌の強いわたしは断然腹帯派だと分かりました。
母親は「次の子の時にも使えるから、(買って)良かったね。」と言っていましたが、もう次の子の事を考えているなんて、本当にわたしの母親は気が早いです。

そういえば、この間は親がいないのを見計らって、胎動の観察をしてみました。
お腹に手を当てて分かるなら、見た目でもお腹が「ぴくっ。」としているかな?と思ったのですが、わたしの赤ちゃんは下腹部で動いているため、観察には鏡が必要になります。
横になった状態で鏡の焦点を下腹部に向けて観察していたのですが、なんだかとっても怪しい姿ですよね。
でも、思っていたとおりお腹が「ぴくくっ。」となっているのを確認することができました。
まだ赤ちゃん自体が小さいので「手の形」や「足の形」というのは分かりませんでしたが、これだけで満足です。
「やっぱりこの中にいるのね。」とお腹を撫で撫でしてしまいました。
ただ、動きすぎて変な位置に移動されると少し痛いので、お手柔らかにお願いしたいところですが・・・。
先日は右上腹部に移動してきていて、その部分だけ不自然に固く盛り上がっていました。
まるで「こぶ」です。
あまりにも偏った位置にいるのが面白かったので、思わずそうへいを呼んで「今ここにいるよ!凄く分かりやすいでしょ。」と触らせてしまいました。
赤ちゃんを観察していると、毎日本当に楽しいです。


2002年07月30日(火) 3D初体験(健診6回目)【22週0日】

「前回よりも可愛い写真を撮ってもらおう!」とはりきっていたのに、車が混んでいて予約時間に遅刻してしまいました。
予約時間前に「遅れますので、後の方がいらっしゃったら先にお願いします。」と申し出ていたため、ある程度診察時間が遅くなるかもしれないな・・・と予想していたのですが、いくら待っても呼ばれず、その前に別室で助産婦さんによる血圧・体重測定と浮腫・心音の確認を受けました。
「もしかしたら予約に遅れたから遅いのではなく、元々今日は忙しいのかもね。」とそうへいと話ながら順番を待ちました。

受付時の尿検査は今回も問題無しです。
つわり中は高かった血圧(110/66)が、健診毎に(というか、つわりが治まるに連れ)元に戻りつつあります。今回の血圧は86/50です。
実は、これでもまだ高い方なのです。
(わたしの普段の血圧は、上は80未満、下は50以下なので、110/66は普通からすると標準の数値ですよね?)
その辺の事情を知らない助産婦さんは「・・・あれ?低い???」と2回も測り直しをしていました。完全に戻ったら、もっと驚かれそうです・・・。
体重は妊娠前+3キロでした。
これは増えすぎです。分かっていたことですが、かなり落ち込みました。
「食事も妊娠前より栄養バランスを考え、ヘルシーなものを食べるように心がけているし、朝は4時に起きて散歩をしたりと気を付けているのに、体重増加が減らないんです・・・。」と助産婦さんに相談すると、「散歩が少ないですね。今の時期は暑いから、朝・夜1回ずつの散歩にしてくださいね♪ちゃんと歩いている妊婦さんは安産ですよ!」とさらっと言われてしまいました。・・・今日から実行します。

結局予約時間から1時間経った頃、診察室に呼ばれました。
「車が混んでいて、予約時間に遅れてしまってすみません!」
と開口一番に謝罪したのですが、予想通り、忙しいために診察時間がずれていただけのようです。
わたしとしては、「こちらの医院で待たされても嫌な気持ちは全然しないので、構いません!」という感じなのですが、「いつもだったら強気なんですけど、今回ばかりはこちらが悪いから・・・。」と逆に先生に謝られてしまいました。

ところが、この「診察時間の遅れ」には理由があったのです。
なんと、今日から3D超音波の機械を実験的に導入し始めたようで、その試行のために時間がずれ込んでいたのです。
「りなさんも3Dやってみる?」と言われて、即座に頷いてしまいました。
先生とそんな話をしながらも、他の助産婦さんに子宮底長と腹囲を計ってもらいます。
子宮底長は17→23
腹囲は70→76でした。

そしてお待ちかねの3Dです。
「この週数だと、3Dを撮るにはちょうど良い大きさなんだけど・・・(赤ちゃんの)顔の前の羊水が少ないから難しいかな・・・。」と、試行錯誤しながら撮っていただきました。
分かりにくいかもしれませんが、右向きの横顔です。
やはり羊水の少なさがあだになり、皮膚の下の骨も一緒に写り込んだ粗い画像になりました。
眼窩や下顎が写っているため、目や口が開いているように見えますが、実際は閉じています。
この画像だと、笑っているように見えますよね。
家に帰ってから「本当はどんな感じなのかな?」とフォトショップで加工してみたら、こんな感じになりました。

先生に「旦那さん似かな?」と言われた話を母親にしたところ、「それじゃぁ男の子かなぁ?・・・いや!女の子は男親に似ると言うから、やっぱり女の子よ!!」とこじつけて悦に入っているので、家族全員で苦笑しました。母親は、とにかく「女の子」に固執しています。

今日の夕食はゴーヤーチャンプルーとおからです。
にがうりとおからを調理したのは初めてだったので、美味しくできているか心配でしたが好評でした。
本当に、こうやって食事に気を付けているのに・・・と再度考え込んでしまいました。
食後は公約どおり、散歩に出掛けました。
やっぱり、昼よりは気温が低くなっているものの、朝の方が涼しいです。
その気温の中、ウォーキングのフォームでしっかり歩いたため、かなり効きました。
次回の健診は8/27。
それまでの間、体重増加を抑えたいです。


2002年07月29日(月) ミッフィと赤ちゃん

部課長が8月で異動になることが決まったため、そのための書類を急遽揃えることになりました。
その他にもやることがあって大忙しなのですが、明日は健診のために休暇なので、1日にこなす仕事の量が増えてしまいました。
でも、わたしは変な性格で、仕事は忙しい方が好きなのです。
俄然、やる気が出ます。
頭の中で素早く計画を立て、その計画通りに仕事が進んでいくというのが快感なんです。
仕事、本当に楽しいです。

そろそろというか、いい加減、家に戻らなければならないので、持ち帰る荷物をまとめなければならないのですが、置きっぱなしでも良いと思われるものがいくつか出てきて笑ってしまいました。
それは赤ちゃんグッズです。
わたしは産前産後それぞれ1ヶ月ずつ、実家でお世話になる予定です。
当たり前ですが、産まれた後に使うものを家に持ち帰っても、結局は実家に持ってこなければなりません。
実は先日、弟と弟の彼女が出産祝いの前渡し?で赤ちゃんグッズを買ってきてくれました。
普通、無事に産まれてこなかったときのことを考えて、出産祝いは産後に贈るものです(常識)。なので、「何が欲しい?」と聞かれた時に「買うのは産まれてからだよ。赤ちゃんものはミッフィグッズでよろしく。」と言っていたのです。
ところが、弟も「叔父さん」になるのが楽しみのようで、買ってきたのです。
こういった理由で、実家にはミッフィグッズが増えつつあります。(わたしが購入したものもあるため。)
友人にも「出産祝いはミッフィものでよろしく!」と言ってあるので、最終的にはもっと増えるのでしょう。
ミッフィに囲まれた赤ちゃんを想像すると、幸せになります。

明日は健診日。
赤ちゃんは大きくなっているかな?楽しみです。
今度こそ正面の写真が撮れますように!


2002年07月28日(日) 限界に挑戦し、敗北。

今日は日曜日で時間に余裕があるため、朝の4時から7時までの3時間、散歩をすることにしました。
大体14キロ程度は歩けたと思います。
平日は1時間程度で、休日でも2時間までしか連続して歩いたことが無かったため、今回は「限界に挑戦」といった感じでした。
これには天気も味方をしていて、曇りで気温が低かったから頑張れたというのもあると思います。いつもだったら6時を過ぎると気温が上がってきてしまい、暑さでバテてしまうからです。
片道1時間半で折り返したのですが、やはりこれだけ歩くといつもと違う景色を見ることが出来て楽しく、そうへいも満足しているようでした。
ところが、家に帰ってから、本当に「限界に挑戦」していたのだと思い知りました。
疲れてしまって、身動きが出来ないのです。
そんなわけで、午後は掃除をしたり色々なことをしたかったのですが、何もせずに一日横になって過ごしました。
やっぱり、距離は少しずつ伸ばしていかないと駄目だと実感しました。
あまり無理をせず、頑張っていきたいと思います。


2002年07月27日(土) 歯医者へ。

つわり中から歯が痛んだり、歯磨きをすると出血したり、歯茎が腫れたりと色々気になっていたのですが、つわりも終わったことだし早めに診てもらった方が良いか、と思って重たい腰を上げて歯医者に行って来ました。
重たい腰を上げたのには他にも理由があり、母親から赤ちゃんに「虫歯菌」が移る、と聞いていたので、虫歯があるようなら出産前に治したいと思っていたからです。
行って来たのは、母親お勧めの「ここは痛くないよ」という実家に近い歯医者さんです。
確かに清潔感溢れる綺麗な病院で驚きました。
先生はとても丁寧な方で、詳しく丁寧に説明してくれます。
歯のチェックをしていただいた後、今後の治療の方針について話をしたのですが、わたしが「ここが痛いです。」と訴えた歯は治療済みで金属が被さっています。
この歯が虫歯になっているかどうかは、レントゲンを撮るか、麻酔をして金属を外すしか無いそうです。
日常生活が出来ないほど歯が痛むというわけでもないので、出産後に確認・治療した方が良いでしょう、妊娠中でも良いというなら治療しますが、どうしますか?と先生に聞かれて出産後に治療することにしました。
やはり妊娠中のリスク(レントゲン・薬の使用)は負いたくないです。
それにしても、治療の方針を患者の意見を聞いて決めてくださるので、信頼できる先生だと思いました。
とりあえず25週までに歯石を取ったりして口の中を綺麗にしましょう、ということで今日の診察は終わりました。

今日の早朝散歩についてですが、昨晩そうへいに付き合ってテレビを見ていたら就寝時間が遅くなってしまい、朝起きられませんでした。
そうへいが「夜散歩しようよ・・・。」と寝ぼけながら提案してきたので早朝散歩はお休みしたのですが、結局夜の散歩には行きませんでした。
駄目母ですね。


2002年07月26日(金) 跡を濁さず。

今日の早朝散歩は多摩川まで行ってみました。
家から徒歩約30分くらいです。
意外と近くて驚きました。
途中、車が通らない閑静な住宅地の中を歩いていったのですが、カラスの多いこと!
いつも歩いているルートにはあまりカラスがいないので、怖かったです。

仕事の話になりますが、産休に向けて引継資料の作成を始めました。
細かいことが沢山あるので、分かりやすくまとめることが出来るのかが心配です。
産休にはいるまであと3ヶ月余り。
それまでの間に資料の作成や整理など、やることが沢山で大変ですが「立つ鳥跡を濁さず」で、すべてをきちんとしてからお休みに入りたいと思っています。


2002年07月25日(木) どうすればいいのか・・・

育児休業や保育園について色々調べていくうちに、気持ちが落ち込んでいくのが分かります。

まず調べたことを整理します。(わたしの職場・居住地について調べたので、当てはまらない方もいるかもしれません。)

【手当関係】
出産一時金は標準報酬の月額。(ただし、最低30万円は保証。)
産前6週(多胎の時は10週)・産後8週(本人の申し出がある場合は6週)の間、休暇を取ることが出来る。(この間の出産手当金は標準報酬の日額の65%、ただし土日は支給の対象外。)(標準報酬の日額=標準報酬の月額×1/22)
育児休業は、男性・女性を問わず、子供が3才に達する日まで取ることが出来る。その間は無給だが、組合より育児休業手当金(標準報酬の日額の40%、そのうち10%については復職後6ヶ月が経過したときに支給)が支給される。(ただし、育児休業手当金の支給は1才に達する日まで。)
育児休業中の期末勤勉手当(ボーナス)について、今までは基準日に育休中の時は支払われなかったのが、99年からは基準日以前の勤務状況により支給されるようになった。

【保育園関係】
待機児童率が高い。
産休あけ保育をしている保育園もあるが、定員は少ない。
0歳児では100日以上、8ヶ月以上で定員枠が分けられている。
1歳以上は学齢で計算する。
入園してからしばらくの間、「ならし保育」(保育時間を短い時間から徐々に普通にしていく。)を行う。
保育時間は0830〜1700、ただし1才の誕生日から特例保育0730〜0830、1700〜1830が認められるようになる。
延長保育は1830〜1930の1時間。
延長保育は定員が少なく、選考がきびしい。

わたしは母乳で育てたいという希望があります。
この場合の「母乳」はおっぱいで、と言う意味で、哺乳瓶を使わないことを意味します。
すると、保育園入園の時期は「1才未満で離乳食がある程度進んでいる頃」と限定されます。
ならし保育の期間も考えなければなりませんし、延長保育が認められなければ、いくらそうへいが協力してくれたとしても、残業はほぼ絶望的です。
しかも、わたしにとって都合の良い時期に入園できるのでしょうか。
自分の子供に与える負担を考えると、泣きたくなります。
わたしは甘かった。甘すぎた。
赤ちゃんは沢山愛情を注いで育てたい、という夢があったのに・・・。
これでは自分の都合を赤ちゃんに押しつけているだけではないか、と悩み、自責しています。
救いなのは、幼稚園の先生をしている友人が「子供の頃から人に預けられて可哀相、とみんな気にするけど、独立心のある子供に育つという利点もあるし、実際に預けられている子供達はみんな友達が出来て楽しそうだよ。」と言ってくれたことです。

・・・育児休暇、いつまで取ればいいのかますます分からなくなりました。


2002年07月24日(水) 一人で散歩。

そうへいは何やら仕事関係で忙しいらしく、毎日遅くまで起きています。
昨日(今日?)は3時まで作業していました。
睡眠時間1時間で散歩に連れ出すのは可哀相なので、今日は一人で早朝散歩に出掛けました。
今日に限って人とすれ違うことが無く、少し怖かったです。
ビクビクしながら歩いていると、家に戻る途中でトラックの運転手さんに道を聞かれました。
しばらく話していたら懐かしい感じがしたので、トラックのナンバーを確認したら、やっぱり静岡ナンバーでした。
わたしの母親は静岡出身で、東京に出てきてから30年くらいは経っているはずなのに、遠州弁がぬけていません。そして、その運転手さんも遠州弁を話していたのでした。
実は今、母方のおばあちゃんの容態が思わしくないそうです。
そんなことまで思い出して、少し悲しくなってしまいました。
おばあちゃん、元気になると良いんですが・・・。

一人の散歩は、思っていたよりつまらなかったです。


2002年07月23日(火) 知識が足りない。【21週0日】

昨日は疲れてしまって「早朝散歩」が出来なかったのですが、今日はちゃんと起きることが出来たので散歩へ行くことが出来ました。
散歩は、毎日通る道を微妙に変えています。
変化があった方が飽きないし、新しい発見もあって楽しいからです。
最近は散歩に慣れてきたためか、隣の市まで行くことが出来るようになりました。
1回の散歩ではあまり体重の変化は見られませんが、少しずつの積み重ねで体脂肪は減少していると思います。
わたしの両親から、毎日15分×2回のウォーキングを始めただけで体脂肪が減ってきた、という話を聞きました。それなら1時間〜2時間散歩しているわたしの方が、効果が現れてもいいという希望的観測からですが・・・。
とにかく、妊娠中毒症にだけはならないように気を付けたいものです。

今日は上司に、育休の期間について聞かれました。
正直、わたしもどうするのか困っていました。
でも、わたしが休んでいる間の穴をどうするのかを早めに決めなければなりませんし、もうすぐ7ヶ月に入りますから、時間の猶予はあまりありません。
女性の先輩にも色々話を伺ってみましたが、やっぱり保育園次第のようです。
もっときちんと保育園について調べてみようと思いました。


2002年07月22日(月) 体重の増加は・・・

実家へ戻り、気を遣わないということがどれだけ楽なことか、本当に身に染みて分かりました。
クーラーを好きな温度で設定し、疲れればすぐに横になれます。
今日は「家でのんびり」を味わいました。
「のんびり」が良かったのか、体調が戻ったので一安心です。
心配していた夏バテへの移行は回避出来ました。
妊婦に疲れは禁物ですね。

朝、早速体重を量ってみたのですが、200グラム程度の増加で済みました。
このくらいなら誤差の範囲ですので、朝の散歩でコントロールできると思います。


2002年07月21日(日) 暑さでまいりました。

宿をチェックアウトしてきたわたしの両親と、そうへい母親、わたしとそうへいの5人で穂高へ行って来ました。

豊科のスワンガーデンにある竹風堂で「栗みぞれ(わたしの好物)」を食し、手打ちそばを食べ、アートヒルズ(ガラスの工芸館?)へ。
その後大王わさび農園へ行き、お土産を買いました。
昨日に引き続き天気が良く気温が高かったため、今日も倒れそうになりました。
妊婦には荒行です。
こんな時は胎動がなくなります。そして涼しくなると動き始めるので、わたしの気持ちと連動しているのかな?と思えて面白いです。

昨日で梅雨明け宣言が出たそうで、これからますます暑くなってゆくのでしょう。
とても不安です。
「早く涼しくならないかな。」と、そればかりを考えてしまいます。


2002年07月20日(土) 仲人さんへ妊娠報告

今日から一泊二日で松本(そうへい両親宅)へ出掛けます。
わたしの両親には車を出してもらいました。宿代は日頃の感謝を込めてプレゼントです。

本来であれば、結婚前にお互いの両親がお互いの家を訪問して挨拶をするものだと思っていたのですが、実際はそうへいの両親が我が家へ訪問しただけだったため、わたしの両親は「そうへい両親宅へきちんとご挨拶に伺いたい。」と思っていました。
また、結婚式が終わった後に仲人さんへお礼の挨拶をするものですが、こちらもそうへい両親に任せきりで自分たちはお礼をしていないということを気にしていました。(仲人さんも長野県在住のため、そうへい両親が「わざわざ東京から来るのは大変。」と気を利かせてくれたため、挨拶をしていません。)

そこで、今回はこの2つに合わせて仲人さんへの「妊娠報告」も行うことにしたのです。

母親は朝4時半には家を出る!と行っていましたが、前日に就寝した時間が遅かったために全員寝坊してしまい、結局6時すぎに家を出ました。
それでも、6時に出れば3時間ほどで松本へ着けるはずでした。
ところが途中で事故渋滞が2つもあり、結局6時間もかかってしまったため、母親はしきりに「わたしの言うとおり4時半に家を出ていれば!(←自分も寝坊したのに!)」と言っていました。
午前中はそうへい両親宅へ訪問する予定だったのを急遽変更し、そのまま仲人さん宅へ。

わたしは3度目の訪問ですが、わたしの両親は初めてだったので緊張していました。
仲人さん宅の応接室は和室です。
長時間滞在してご迷惑をお掛けしたくなかったのですが、諸事情により引き留められ、結局3時間も滞在してしまいました。
ご迷惑をお掛けしたくないのはもちろんですが、大きなお腹で長時間正座はきつかったです。途中で足を崩させていただきましたが、座椅子がないため寄りかかれなかったのは痛手でした。
手で体を支えながら座るのは、本当に大変なんです。
しかも、妊婦は暑がりなのですが、体を冷やしちゃいけないようにという配慮からか、クーラーをかけているのに襖は開けっ放しなのです。
仲人さん宅はとても広いため、冷房は全然効きません。
途中で具合が悪くて倒れそうなところを、気合いで笑顔を作って頑張りました。

その後、そうへい両親宅へ移動しました。(こちらは洋間なのでソファーです。)
1時間ほど歓談した後、わたしの両親は宿へ移動。
わたしとそうへいは久し振りの松本泊です。

それにしても、長野県の習慣なのか、お宅訪問をすると必ずといっていいほど次から次へお菓子やら果物やらを出して接待してくれます。(仲人さん宅・そうへい両親宅共に。)
歓迎の気持ちを表してくれているので嬉しい限りなのですが、妊婦的には体重増加が気になって仕方ありませんでした。
帰宅後に体重計へ乗るのが怖いです・・・。


2002年07月19日(金) 笑わなくても・・・。

最近腰痛が酷くなってきたため、家に帰るとガードルからさらしに替えるようにしています。
その際、母親に手伝ってもらっているのですが・・・。

母親が、わたしのお腹を見るたびに爆笑するのです。
「丸い、丸い〜!」と、涙を流しながら笑います。

そこまで笑わなくてもいいんじゃないの?と思うのですが、そうなると誰も母親を止めることが出来ません。
どうやら、体は細い?のにお腹だけ「ぽこん」と飛び出ている様子がおかしいようです。
お腹が大きくなり始めた頃は「大きくなってきたー!」と喜んでいたのに、この落差はなんでしょうね?

そうへいは、「お義母さん、嬉しくて仕方がないんだよ。」と言います。
確かに毎日毎日わたしのお腹に触ってくるし、この間は母親の職場の人に嫌がらせ?で「おばあちゃん!」と言われたのに喜んでいました。
その職場の人も驚いて、「嬉しいの?」と聞いたのですが、母親は「うん。」って満面の笑みで返事していましたし。(笑)
普通の女性は「おばあちゃん」と呼ばれるのを嫌がるらしいのですが、そんなことも気にならないほど、もう今から赤ちゃんにメロメロの様子です。
これで赤ちゃんが産まれたら、もっと大変なことになりそうで、今からどきどきです。


2002年07月18日(木) とろけるー!

しばらく体調が良くなかったために中止していた早朝散歩を、今日から再開しました。
ただし、平日なので起床は4時です。
散歩後のシャワー、仕事へ出掛ける準備やお化粧をする時間などを考えると、この時間に起きないと不可能なのです。
4時からの散歩は土日の5時散歩に比べると、更に気温は低くてお散歩しやすいです。
端から見ると、こんな早朝に散歩している妊婦というのは、とても怪しいかもしれませんね。(笑)
それにしても、3日間散歩をしなかっただけで、体が随分と鈍っています。
便秘もそのせいだったらしく、帰宅したらすんなり産まれてきました。
下腹部の違和感が無くなってすっきりしたので、きもちいいです。
気のせいか、胎動も活発になっているような気がします。
再び増加気味だった体重も調整していきたいです。

そういえば、他の課の人に今更ながら「妊娠してるの?」と聞かれました。
普段、お腹が余り目立たない格好をして出勤しているのですが、昨日はワンピースを着ていたため、妊娠しているのが分かったようです。
本当に「今更」なので、指摘されたこちらの方が驚いてしまいました。
もう6ヶ月に入ったんですけどね・・・。
考えてみれば、紙婚式の食事へ出掛けた際に、披露宴を担当してくださった係の人にお会いしてしばらくお話しをしたのですが、「あまり妊婦っぽくないですねぇ。」と言われました。
自分の奥さんは、妊娠した時にに太って顔も体も丸くなったし、病院などで会う他の妊婦さんもみんなそんな感じなので、妊婦はみんなそういうものだと思っていたけれど、わたしはお腹だけ出ていて他は全然変わっていない、というのがその理由だそうです。
「一生懸命」とは、本当に毎日3時間歩いている妊婦さんに申し訳なくて言えませんけれども、それなりに努力(和食中心・歩く・掃除する)をしていたのが成果として出ているのかな?と嬉しくなりました。
単純なわたしは、それだけでやる気が出てきてしまうのです。
これからも頑張らないといけませんね。

夜、家に帰宅してから横になっていたら「ぽこぽこっ。」と来たので、そうへいに「いま動いてるよ。」と教えてあげました。
そうへいがお腹を触れる時間に胎動がある時は、必ず報告しているのです。
そうへいはいそいそと嬉しそうにやって来て、しばらく普通に胎動を感じていたのですが、何の気なしに「つんつん。」とお腹をつつきました。
すると。
赤ちゃんが同じ所に「ぽこ。」とキックをしてくれたのです。
調子に乗ったそうへいは、更に続けました。「つんつん。」「ぽこ。」「つんつん。」「ぽこ。」・・・
キックゲーム(もどき?)を堪能したそうへいは、いたく感激していました。
赤ちゃんとコミュニケーションが取れたという事実が、とてもとても嬉しかったようです。
そして、絶対他人に見せられない顔で、とろけてました。(笑)


2002年07月17日(水) 欲しい。

以前「妊娠したら、カフェイン飲料が飲めない!」と日記に書いたことがありましたが、今は全然気にせず飲んでいます。
カフェインで影響が出るのは一日に20〜30杯くらい飲んだ時、と聞いてから気にするのを止めたのです。
もちろん、貧血の症状が出てきたら飲むのは止めようと思ってますが、今のところなんともないため、アッサムティー・フレーバーティーなどを楽しみながら飲んでいます。

それから今、頑張って飲もうとしているのは「アルカリ水」。
実家の浄水器は10年ほど前から、「アルカリ浄水器」なんです。
最近、色々騒がれていますよね。
わたしはただ「水だけ」を飲むのは苦手なので、ウーロン茶とか日本茶に逃げていたのですが、親に「便秘にも効くぞ。」と言われてから、なるべく飲むようにしているのです。
家には浄水器が付いていないため、赤ちゃんが産まれたら困るな、と思って家用にも「アルカリ浄水器」を購入しました。
赤ちゃんは当分母乳で、「水」は関係してこないけど?と思われるかもしれませんが、母乳にはお母さんが食べたり飲んだりしたものがそのまま反映されるというので、きちんとしたものを口にしたいのです。(母乳の味が甘かったり苦かったりと変化するらしいです。やっぱり、美味しい母乳をあげたいですよね。)
そのうち有機栽培の野菜にも手を伸ばす予定。

赤ちゃんが産まれるに際して欲しいものは他にもあります。
「ふらっか〜ず」という子供乗せ専用自転車や「トリップ・トラップチェア」、後はコンビの「ラップクラッチ」、車のベビーシートなどです。
「ふらっか〜ず」は母親が大分前に買ってきた「赤すぐ」という本に載っていて、とても気になっている商品です。
そして、この間職場で「ふらっか〜ず」を使用している方を目撃してから、更に欲しい気持ちに火がついています。
お金、いくらあっても足りませんね。


2002年07月16日(火) 便秘のせいかな?【20週0日】

今日から6ヶ月に突入です。
つわりが終わってからというもの、本当に時間が過ぎるのが早いように感じます。
今になって、やっと色々な胎動の変化を、赤ちゃんがお腹の中にいるという「不思議」を楽しんでいる時なのに、この楽しい時間はあっという間に終わってしまうと思うと悲しくなります。だからこそ、毎日お腹の中の赤ちゃんとの時間を大切に過ごさなければ、と思います。・・・つわりの時は「早くつわりを終えて、さっさと産んでしまいたい。」なんて言っていたのに、随分変わりましたね。(笑)

午前中に台風が上陸、というので心配していましたが、台風だと言われなければ普通の雨と変わらず、安心しました。
仕事も淡々とこなして帰宅したのですが、昨日から崩れた体調が戻りません。
ここのところ、何かの拍子に「ぷくーっ。」とお腹が張るのです。
とてもとても固くなって、なんだか不安になってしまいますが、固くなったお腹をさすりながら「赤ちゃん、どうしたの?なにか不満があるのかな?」なんて話しかけています。
もしかしたら、最近少し便秘気味なので「お腹の中が狭いの。」と赤ちゃんが訴えているのかもしれませんね。
それで慌てて夕食はブランフレークを食しました。
今まではオールブランを愛用していたのですが、あまり美味しくないんです・・・。
やっぱり食べた後の効果はオールブランの方が勝ちますが、ブランフレークの方が甘く味付けしてあって食べやすいです。
そういえば、この2・3日で体重が1キロも増えてしまって青くなっていたのですが、そうへいに「便が貯まってるせいじゃない?」と指摘されました。そういわれればそうかもしれません。一応便通はあるものの、すっきりしないんですよね。
とにかく便秘は良くないので、どうにか解消したいと思います。


2002年07月15日(月) 紙婚式

今日は結婚記念日です。
結婚1年目は「紙婚式」というそうです。
この1年間を振り返ってみると、大変なことの連続でした。
1999年10月にそうへいが長野で就職してからずっと長距離恋愛で、2001年7月に結婚した後も相変わらずの遠距離だったのです。(いわゆる「週末婚/別居婚」と言われるものです。)
今年の4月から同居できるようになり、それまで本当に、二人にとっては大変な道のりでした。
もちろん、二人だけで今までの道のりを乗り越えてきたわけではありません。

わたしの両親には散々心配をかけてきました。本当にお世話になりっぱなしです。(今も実家滞在中ですし。)
弟は初対面で「そうへいさん、いい人じゃん。」と言ってくれ、どこかに出掛けると必ずお土産を買ってきてくれます。
そうへいの両親はわたしを快く迎えてくれ、大切にしてくれます。わたしを大切にするあまり、そうへいを叱っていたという事実には感激しました。(そうへいの家では代々見合い結婚で恋愛結婚は初めて。しかも県外から嫁をもらうのも初めて。どんなことでも「初めてのこと」をするには勇気が要るのです。)
義妹は二人ともわたしと仲良くしてくれます。そうへい家で分からないことがあると義妹たちがフォローしてくれるので、毎回助かっています。可愛い義妹たちです。
そうへいのおばあちゃんは「女の人でも働けるうちは働いた方が良いの!」と共働きを応援してくれ、色々心配しては漬け物を送ってきてくれます。親戚の皆さんに「うちの嫁はしっかりしていて良い娘なの!」と言ってくださってるそうで、本当はまだまだ未熟な人間なので恥ずかしい限りですが、有難いことです。
友人達は、つわりの酷かったわたしの体調を気遣い、それでも放っておくでもなく声を掛けてくれ、ストレスが溜まったときは一緒に莫迦騒ぎをしてくれました。

そして今、お腹の中に赤ちゃんがいます。
来年は三人だね、今後も色々あるだろうけど二人で頑張ろう、とそうへいが言ってくれました。
来年も「この1年は幸せだった。」と言えるように、頑張っていきたいと思います。


2002年07月14日(日) ドイツハムのお店

今日も1時間半程度の早朝散歩を実施しました。
義妹のゆかりくんが泊まりに来て夜の1時半までおしゃべりしていたので「朝起きられるかな?」と心配していましたが、わたしの体内時計は正確でした。
けれども睡眠時間が短いのはさすがに堪えたので、朝食後にもう一度寝直しです。

10時すぎに昨日発見した「手作りドイツハムのお店」へ行くため再び起床し、思ったよりも気温が高かったので、今度は車で出掛けました。
本当にこぢんまりとしたお店で、よほどの通しか知らないお店だと思います。
手作りベーコンが「国際コンクール金賞」と書いてあったのでベーコンと、気になるソーセージを何本か購入しました。
ベーコンとソーセージは予想以上に美味しく、そうへいは早速このお店のファンになったようです。

夜は食事に出掛けました。
実は、明日はわたし達の結婚記念日です。
披露宴を行った明治記念館から「結婚1周年記念のお食事券」が送られてきていたのですが、明日は平日のため、今日行くことにしていたのです。
メニューは「洋食・中華・和食・鉄板焼き」から選べるようになっていて、体重増加を気にするわたしの希望により「和食」を選択することにしました。
仏滅のせいもあってかお客さんは少なく、「仏滅に記念日を祝ってるのって、わたし達ぐらいかもね。」と笑いながら食事しました。
わたしの苦手なひじきも出てきたのですが、赤ちゃんのためを思い頑張って食べました。
すると意外と美味しくて、調理の違いでこんなにも差が出るものかと感心しました。
どの料理も美味しくて、とても良い「結婚記念日イブ」だったと思います。


2002年07月13日(土) 早朝散歩

最近あまりにも暑いので、母親に日中の散歩を止められました。
それで、太陽の出ていない早朝に散歩をすることにしました。
毎朝何故か5時には目が覚めてしまうので、わたしには早朝が向いているのです。(普段はもう一度寝直して、6時に起きています。)

朝起きるとそうへいはぐっすりと眠っていました。
起こしたら可哀相だよね・・・と、起こさずに散歩へ出掛けようと思ったのですが、声をかけずに行ったら後で文句を言われるかしら?と思い直し、「散歩に行ってくるよ?」と声をかけました。
普段はなかなか起きないのに珍しく飛び起きたので、「まだ眠っててもいいんだよ?」と言うと、朝は人通りが少ないので心配だから付いていく!と言い張ります。
結局そうへいの準備を待って、二人で散歩へ出掛けました。

「朝は空気が綺麗で気持ちがいいね。涼しいし。」なんて話ながら歩きました。
同じ太陽の出ていない時間帯でも、酔っぱらいの多い夜とは大違いです。
普段通らないような住宅街を歩いていたら、その中に突然手作りドイツハムのお店を見つけました。
駅から随分離れているし、本当に住宅街で、近くに商店街があるわけでもないのに、驚きました。
どう考えてもお客さんが来ないような立地なのです。
しかし、美味しい食べ物大好き!なわたし達の嗅覚は鋭く、「ここは美味しいような気がする。」と二人の意見は一致しました。
お店が開く時間帯に買いに来ようね、と話ながら散歩を続行です。
太陽が昇る頃に家に着き、結局1時間半程度歩きました。
早朝の散歩は空気が綺麗だし、普段は見つけられないものを見つけたり・・・と色々楽しくてお勧めです。


2002年07月12日(金) 親ばか全開だけど・・・

ここのところ、そうへいと「赤ちゃんが産まれたら何をするか。」という話で盛り上がっています。
沢山絵本を読んであげたり、一緒に歌を歌ったり、すこし大きくなったら山や川や海に連れて行ったり、みんなでピクニックに出掛けたり・・・。
これは、わたしが小さな頃に親にしてもらったことそのままで、自分の子供にも沢山楽しいことを教えてあげたいという願いがあります。
そうへいとあれこれ、「あそこも良いところだ。ここはどう?」と話していると本当に楽しいです。
実は、赤ちゃんがお腹の中にいる今も、綺麗な景色を見ると「赤ちゃん、夕焼けが綺麗だよ。」なんて話しかけています。

・・・今から親ばか全開ですよね。

それも、事件や犯罪が多くて暮らしにくいこの世の中へ産まれてくる赤ちゃんに、少しでもこの世の中の素敵な部分を分かって欲しいという思いがあるからです。
産まれてきてがっかりしてしまったら、可哀相ですよね。
そんな話を母親になんとなく話していたら、「わたしもあんたを産むときに同じ事を考えたよ。暮らしにくい世の中に産まれてきて大丈夫か、とても心配した。」と教えてくれました。
もちろん、世の中楽しいことばかりではなく、辛いことや大変なことも死んでしまいたいと思うことも沢山経験してきましたが、わたしは産まれてきて良かったと思っています。全ての経験がわたしの財産です。
それで「この子も大丈夫だ、頑張ってくれる。」と思うことが出来ました。
この子には、この子にしかできない経験が沢山待っているのですから・・・。

一緒に色んな経験をしようね、赤ちゃん。


2002年07月11日(木) 赤ちゃん、幸せ?

なんだか今日は、朝から具合が悪いです。
お昼ご飯を戻しそうになりましたが、何とか我慢して終業まで頑張りました。
家に着いてからも起きていられず横になっていたのですが、なんでしょう?夏バテをしてしまったのでしょうか。
というのも、前の日記にも書きましたがわたしの職場は貧乏です。
冷房が入り始めたのは7月に入ってからで、しかも昼休みは「省エネ」と称して冷房が止まってしまいます。さらに、設定温度を高くしているらしく、室内の気温は(冷房の入った状態で)30度です。
野外で仕事をしている方に比べれば、直射日光を浴びない分幸せなのでしょうが、やっぱりきついです。
妊娠してから暑がりになったということも、原因かもしれませんが・・・。
夏バテで体重増加が抑えられれば良いのですが、これで体を壊しても仕方がないし、と複雑な気持ちです。(ちなみに現在の体重増加は妊娠前+1キロです。)

そういえば、昨日の日記に書いていた「胎動」についてですが、やっと母親に分かってもらうことが出来ました。
「あ、今ぴくってしたよ。この辺でしょ?」と嬉しそうでした。
本当に分かってもらえて良かったです。

ぽこぽこ元気だと、わたしも嬉しくて「よしよし」と赤ちゃんの頭を撫でてあげたくなりますが、まだ無理なので代わりにお腹を撫でています。
最近はわたし・そうへいに加えて、母親もわたしのお腹を撫でているので、赤ちゃんは沢山愛されているな・・・と幸せな気持ちになります。


2002年07月10日(水) 照れてるの?

今日はそうへいと一緒に夕食を作りました。
いつもだったらわたしが仕事を終えて、帰宅する頃には母親がご飯を作って待っていてくれるのですが、今日は仕事が忙しかったようでわたしの帰宅の方が早かったのです。
ここのところ実家に入り浸りでお世話になりっぱなしだったため、少しくらい凝ったものを作りたかったのですが、台風で買い物に出かけられない状態だったので、あり合わせの材料で夕食を作ることにしました。
メニューはトマトの冷製パスタと鶏肉のパリパリ焼き・バルサミコソースがけ、の2品です。
トマト・ニンニクは買い置きがあったし、鶏肉は冷凍のもの、バジルは庭で育てています。
鶏肉はレモンで食べようかと考えましたが、意外とバルサミコソースが合っていたので驚きました。本当はもっと癖の強い肉(羊や牛肉)の方が合うんですよね。
冷製パスタは初めて作ったのですが、両親に好評だったので良かったです。しかも15分くらいで出来てしまうくらい簡単なものなので、また作ろうと思います。
赤ちゃんもバルサミコソースが気に入ったようで、鶏肉を食べるときにぽこぽこお腹を蹴っていました。いつもご飯を食べているときに胎動を感じるので、もしかしたら食いしん坊なのかもしれませんね。

胎動といえば、母親が胎動を感じたいようです。
それで、先日から何度もわたしのお腹を触って挑戦しているのですが、今のところ失敗に終わっています。
胎動を感じ始めると母親の所に行ってお腹を触ってもらうのですが、何故か母親が触った途端に胎動が止まってしまうのです。
その度にがっかりしているので、なんだか申し訳なくなります。
わたしが緊張してしまうのか、それとも赤ちゃんが照れているのか・・・。
心の中で赤ちゃんに「おばあちゃんにもぽこんってして!」と毎日お願いしているところです。


2002年07月09日(火) 睡眠妨害?【19週0日】

あっという間に19週です。

昨日、というか今日の2時頃、ゆかりくん(義妹)から電話がかかってきました。
ちょうど熟睡中だったので、眠い目を擦りながらそうへいが電話に出ると「部屋にごきぶりが!どうしよう!」という内容のものでした。
わたしもごきぶりが苦手なので気の毒に思いましたが、一人暮らしでは避けては通れない道です。(なので、わたしは一人暮らしをしなかった。)自分で解決するほかありません。
ところがそうへいは、わたしの睡眠を妨害したのが許せなかったようで、遅い時間に電話をしてはいけない、とゆかりくんを叱っていました。
わたしは睡眠が翌日の体調に出るタイプなので、それを心配していたそうです。
実際、電話をもらっても、車で1時間程度の距離があるため(しかも夜中の2時)、どうしようもないことでもありますが。(笑)
そうへいが心配していたわたしの体調ですが、特に影響はありませんでした。
本当にごきぶり登場には同情します。(我が家ではゴキパオ使用。)

「睡眠」といえば、大分前に母親が抱き枕を買ってきてくれました。
わたしが「最近、お腹が大きくなって横向きで寝てるんだけど、抱き枕が欲しいな・・・。」と言っていたのを覚えていたようです。
本当に孫が出来るということが嬉しいんですね。
その抱き枕はイルカの形をしているので、そのまんまですが「イルカちゃん」と呼んでいます。
イルカちゃんのおかげで、よく眠れるようになりました。
布団を抱き込むことも無くなりましたし、大活躍です。


2002年07月08日(月) はぐくんでいる。

昨日は「晴れ間が見えるから、夜は天の川を見ようね。」と言っていたにもかかわらず、思っていたよりも疲れていたようで、21時には眠ってしまいました。
何年ぶりかの晴れの七夕だったのに、もったいないことをしてしまいました。
それでも、つわりの時期を思い返せば眠れるだけ幸せです。
胎動にも慣れて、赤ちゃんがぽこぽこお腹を蹴っていても眠れるようになりましたし、沢山眠れると翌日の体調がいいです。

赤ちゃんの胎動ですが、最近は膀胱(子宮口?)に向けて蹴っているせいか、トイレが近いです。
お腹に向かって「早く会いたいなー。」なんて話しかけていたから、赤ちゃんも早くお腹から出ようとして子宮口を蹴っているのかな?と莫迦なことまで考えてしまいました。

胎動を感じていなかった頃は、赤ちゃんがちゃんと育っているのか、生きているのかが心配でたまらずいつも不安を感じていましたが、胎動を感じている今はとても幸せです。
毎日胎動を感じて「うん、今日も元気だね。」と話しかけています。
あんまり「ぐにょーん。」と動いていると、何をして遊んでいるのか想像して楽しくなり、笑ってしまいます。
「安定期」とは良く言ったもので、本当にいま、体も心も安定しているな、と感じています。
お腹の中で赤ちゃんを「はぐくんでいる。」と実感中です。


2002年07月07日(日) お中元えらび

午前中は母親を誘って散歩に出かけました。
運動靴を家に忘れてきてしまい、まず靴を買いに行きたいというと、母親が買ってくれることになりました。

選ぶときのポイントは
1.子供靴であること。(わたしのサイズは21センチ)
2.軽量であること。
3.ヒモ、マジックテープなどの手間がかからない。
の3つでした。
特に3の条件については妊婦仲間から「妊娠後期になってくると前に屈めなくなってくるから、履きやすい靴が良いよ。」というアドバイスがあったので、重要なポイントです。

手頃な靴が見つかり、そのおかげで足取りも軽く散歩することが出来ました。
日傘も忘れてきたため、母親の日傘を借りてしばらく歩いたのですが、少し歩いただけでも汗が出てきます。
実家へ戻る途中、喫茶店でお茶をして、汗が引いたところで帰宅しました。

午後は仲人さんへ贈るお中元を選びに行きました。
本当はそうへい側の両親と選ぶことが出来ればいいのですが、そのためにわざわざ松本から出てきていただくのも申し訳ないということで、贈る品については一任していただき、そうへい、わたしの両親と4人でお出掛けです。
場所はいつもの新宿伊勢丹へ。
本当に不況なのかと疑うくらい、多くの人で賑わっていました。
お腹をかばいながら贈答品を物色です。
伊勢丹の地下食にも入っている「アンリ・シャルパンティエ」のセットがわたしの目を引き、そうへいも賛成してくれたため、すぐに決定しました。
その後、両親が贈答品を選ぶのを待って発送の手続です。
お中元のカードを持ったわたしと母親を見て、始めは2人続きの席に案内されたのですが、付き添いのそうへいと父親を確認すると素早く「こちらに広い席をご用意いたしましたので」と4人で座れる席へ案内されました。さすが伊勢丹です。

ところで、お中元売場は子供服売場と同じフロアにあり、ついつい可愛い洋服の前で立ち止まってしまいます。
そうへいと二人で「この服、可愛くない?あ、これも!」なんて早くも夢を見ながら歩くのは楽しかったです。

全ての用事が済んだ後、地下食に夕食のおかずを見に行きました。
はたはたとキビナゴの干物が美味しそうで、そうへいと父親が釘付けになっていたため、母親は仕方なく購入です。(母親は魚が苦手。)
更に鮎を発見したそうへいが狂喜乱舞して(鮎が大好物)収拾がつかなくなってしまったため、そうへい用に鮎を購入。
一匹550円もしました。・・・高いですよね?

はたはたを食べているときに赤ちゃんがぽこぽこと動いていたので、もしかしたら魚も好きなんでしょうか。
そういえば、午前中の散歩とデパートでの緊張、ヘルシーな夕食で体重が減りました。
昨日青くなっていただけに、とても嬉しいです。


2002年07月06日(土) ケンタッキーフライドチキン

また今日から実家のお世話になっています。
わたしの体調は万全なのですが、諸事情があって来週日曜まで滞在予定です。
本当に月の半分は実家で過ごしていますね。
母親が嬉しそうにしているのがせめてもの救いです。

今日はそうへいと二人でおでかけです。
本当は体重コントロールのことを考えると、家で手作りのものを食べた方がよいのですが、外でお昼を食べることにしました。
それもケンタッキーで、です。
妊娠してから無性にケンタが食べたくて仕方なく、体重増加を恐れてなるべく我慢しているのですが、どうしても我慢できないときだけ食べています。
1ヶ月ぶりに食べたケンタはジューシーで幸せでした。

その後、久し振りに図書館へ行きました。
本を借りようと思ったのですが、考えてみればもうここの住人ではないのですよね。
仕方なく諦めて、本屋のはしごをしました。
わたしとそうへいは本屋が大好きです。
欲しい本を何冊か発見して、4冊購入しました。

それから車に乗ってPCショップへ。
そうへいが欲しいパソコンがあるので、金額の確認だけ・・・と見に行ったのですが、そのパソコンが早くも中古で売りに出されていたのです。
しかも、メモリもデフォルトの256に512を積んで合計768なのに、新品で買うよりも安いのです。
3月に発表されたばかりのモデルだったので、これは買い!と購入してしまいました。
買うつもりではなかったため、ミニに乗ってきていたのですが、なかなか車に積み込むことが出来ずに大変な思いをしました。
駐車場の守衛さんも妊婦がおろおろしているのが心配だったようで見に来てくださり、しかも手間取ったぶん、駐車料金がオーバーしていたのをタダにしてくださいました。優しい守衛さんで良かったです。

今日も一日充実していましたが、最近体重計に乗っていないな・・・(ケンタも食べたし)、と思って体重計に乗ったら大変なことになっていました。
思わず素っ裸になって計り直したのですが、あまり変わりませんでした。
本当に、このままではまずいです。
運動靴を家に忘れて思うように歩けなかったので、明日は靴を購入して沢山歩きたいと思います。


2002年07月05日(金) 重力を感じます。

昨日は心に受けた衝撃が大きくて、それを受け止めることができずにいたのですが、一日考えて、少しは気持ちの整理がつきました。
そんな感じで、今日は元気です。
出勤中も歩きながら「元気って、幸せなことだな。」と笑顔で歩いていたので傍から見ると随分変な人だったことと思います。思っていることが顔に直結しているというのは、こういうときに不便です。
でも、本当に「元気」ということが嬉しくてたまりません。

今日は仕事に熱中しすぎていたせいか、胎動をあまり感じませんでした。
体調が良かったこともあり、自分が妊娠していることを忘れてしまいそうになりました。
ところが、妊娠前と変わらぬ動きをしていたら、階段を上っているときに現実に引き戻されてしまいました。最近、階段を上るのが大変になってきているんです・・・。
この「お腹の重さ」は、お風呂に入っているときにも感じます。
湯船に浸かっているときは、ある程度重力から解放されているため何も感じないのですが、湯船からあがろうとすると途端にお腹で重力を感じるのです。
わたしは今でも、信号が変わろうとするときに横断歩道を走って渡ったりしているのですが、そろそろ危ないから自粛しないといけませんね。
何を今更?という色んな人の声が聞こえてきそうです。
気をつけます。


2002年07月04日(木) ちょっと元気がないです。

ここのところあんなに胎動を感じていたのに、今日はあまり感じられません。
少し不安になったりもしますが、たまに感じる「ぽこりん。」を信じよう、と思います。
胎動が少ないのは、気持ちが落ち込んでいたせいもあるのでしょう。今日は色々あったのです。
明日は元気になりたいです。


2002年07月03日(水) 寝不足

よく、「夜、眠ろうと思って横になると胎動が激しくて眠れないのよ。」という妊婦さんの話を聞いていましたが、まさか自分もそうなるとは思っていませんでした。
実家で夕飯を食べているときも「ぽこん、ぽこん」、家へ戻る車の中でも「ぽこりん」。
そして、眠るときも胎動が激しかったのです。
まだ、「痛い」という程のキックはないのですが、しきりにお腹の中でモコモコされると気になって眠れません。
それで今日は寝不足です。
慣れれば気にならなくなるのでしょうか。

寝不足でも、仕事に集中していると眠気を感じません。
今日はわたしが先頭を切って動かしているプロジェクトの会議を行いました。
このプロジェクトは大分前に立ち上がっており、色んな方から注目を浴びているのですが、わたしの体調不良のために長い間休止状態でした。他に適任の方がいなかったため、どうしようもなかったのです。
体調も戻ってきたし、産休まで間がないので、早く進めることになりました。
つわりで心も体も辛かったときは、今から思い返しても随分とネガティブになっていましたが、やっぱり仕事は楽しいです。
目に見えた成果が出て、それが後に残っていくと思うとやる気が出ます。
仕事はわたしの中で無くてはならない存在になってしまっているのだな、と感じました。
このプロジェクトを終了させて、思い残すことなく産休に入りたいです。


2002年07月02日(火) 感じる。(健診5回目)【18週0日】

最近胎動が活発になってきて、手を当てて感じることが出来るようになりました。
医院へ出かける前、そうへいに触ってみる?と声をかけると、嬉々としてお腹に手を当ててきました。
わたしはお腹の中で直に胎動を感じるので分かりやすいのですが、そうへいは外からなので分かりにくいらしく、強めのキックが来るまで少し時間がかかりました。
しばらくすると、強めに「ぽこりん」。
そうへいも胎動を感じることが出来て嬉しかったみたいです。
とっても感動していて、これを毎日の日課にする!と言っていました。

いつもどおり受付を済ませた後、助産師さんが「着帯は済ませましたか?」とやって来ました。
「先月の戌の日に着けてみましたが、一人では上手く着けられません。」というと、助産師さん達が手縫いで作ったオリジナルの腹帯を使って着け方を教えてくださいました。
その腹帯は、普通の腹帯の両端に各70センチ程度のガーゼが縫いつけてあります。このガーゼがポイントで、これがあるととても着けやすいということが分かりました。
早速わたしもガーゼを縫いつけたいです。

そのあと診察室へ呼ばれ、中へ入った途端「随分お腹が大きくなったわね!」と先生に言われました。
「すみません、太りました。」と自己申告をしましたが、体重増加については特に注意を受けませんでした。ただし、今後の体重増加は月に1キロにしてください、とのことです。
ベッドに横になると助産師さんが心音の確認をしてくださるのですが、今回はなかなか赤ちゃんが見つからない様子で、とても手間取っていました。
先生が見かねて替わってくださったのですが、先生も見つけられないようで、触診をしながら「赤ちゃん、ここにいると思うんだけど。これ赤ちゃんよねぇ?」とドップラーを移動させます。
それでも見つからないので、先生は笑いながら「今はこうやってカンニングできる機械があるから、いいわよね。」と、超音波を当てました。わたしは先生のこういうお茶目なところが好きなのです。
全員で画面に注目し、しばらくすると先生が「あら、赤ちゃん狭くないのかしら?随分変なところにいるわね。」と言いました。
なんと赤ちゃんは、子宮の右端にいました。左側の子宮は半分以上空いています。
しかも頭を180度へその緒に向けて曲げた状態で、前屈をしているような格好をしています。(大人には不可能な態勢だそうです。)あまりにも変な格好をしているので心配になってしまい、そうへいと二人で「こんな格好で大丈夫ですか?」と聞いてしまいました。こんな格好でも大丈夫だそうです。
その位置からキックを繰り出している様子もしっかり映っており、ああ、だから左側に胎動を感じるんだな、と納得しました。
それにしても変な子です。(笑)
ますます赤ちゃんが可愛くなってしまいました。
でも、可愛いのはいいのですが、この変な格好のせいでCRLを計ることが出来ませんでした。もちろん全身写真も撮れません。毎回のお楽しみなので少しがっかりです。
その代わり、顔の写真を撮っていただきました(でも、変な体勢のせいで骨写真のみ)。脳を二つに分けている「大脳窯」が良く分かります。
BPDは約4センチでした。
ちなみに今回の腹囲は67→70センチ、子宮底は12→17センチです。

次回の健診は7月30日に決まりました。
大きくなっているのを確認するのが楽しみです。

【おまけ】超音波写真の用語集
CRL(頭殿長):頭の先からお尻までの長さ(座高)。
BPD(児頭大横経):頭を上部から見た時の真横の長さ。
FTA:胎児の胴体をへその位置で輪切りにした断面積。
FL(大腿骨長):大腿骨の長さ。BPD、FTA、FLの数値から推定体重を算出する。
F-W:胎児の推定体重。
GS:胎嚢(羊水が入っている袋)の長さ。


2002年07月01日(月) 久し振りのお化粧。

今日から7月ということで驚いてしまいました。
つわりで苦しんでいたときは時間が経つのが遅く感じられましたが、振り返ってみるとあっという間ですね。
あと半年もすれば赤ちゃんに会えるんだ!と思うと幸せな気持ちになります。

そういえば、色んな方に心配をかけていた風邪、大分良くなりました。
まだ鼻声だったりもしますが、元気です。
気分も向上したし吐かなくなったので、今まで出来ないでいた「お化粧」を再開しました。
不思議ですけど、化粧をすると気分も引き締まります。きちんとした格好をしたり、それを維持できるということは素敵なことだな、と再確認しました。
実はお化粧ってあまり得意な方じゃないんです。だからこそ、すっぴんでも平気で仕事に行けていたのかもしれません。
今日、化粧をした後そうへいに「どう?」って聞いたら、へたくそな化粧でも「一生懸命きちんとしようとする『姿勢』が好きだ」と、喜んでいました。
沢山「頑張ったね。」と誉めてくれたので嬉しくなり、もう少し見栄えのするお化粧が出来るように研究しようかな?と思いました。
わたしって単純ですか?

明日は5回目の健診があります。
風邪を引いてから、早く直すために栄養のあるものを食べたり一日横になったりしていたので、体重が少し増加気味です。
課長にも「顔、浮腫んでるの?」と言われてしまい、焦燥感は募ります。
そのくせ、差し入れでいただいたプリンを食べてしまったりして、言っていることとやっていることがちぐはぐですね。(プリン、秋津のロートンヌのだったんです。ここのケーキ類、大好きなんです。)
明日、先生に怒られてしまうでしょうか。怖いです。


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