403 Forbidden

2005年06月27日(月)

ここのところの残業続きで、心もおかしくなっていくようだ。
何もかも投げ出して、反対向きの電車に乗れればいいけど、
そんな無責任なことはできるはずもない。

心臓が痛い、と言ったら
会社の人が「心臓には神経が無いはずだけど」。
神経が無いのはあなたの心の方だろう、
と自分でも心の無いことを思う。

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休日に、やはり仕事に向かっている電車の中で、
車椅子のカップルを見かけた。
いまや障害者の社会進出は進んでいるし、
電車やバスで車椅子に乗る人を見ることは多いけれど、
そのカップルというのは初めてだった。

なんとなく、ものめずらしく見てしまう自分がいて
自分自身に幻滅する。
だが、彼らはそんな中でも肩を寄せ合っていた。
若い人たちと、なんら変わりは無かった。

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僕にはまだ時間がある?
ないんだろうね。わかってる。
頑張るよ。

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スガシカオの唄がうまくなってる。
なんかイヤだ。



2005年06月24日(金)

少し走ると終電の一本前に乗ることができた。
先週から休みなしで突っ走り、
ときどきタクシーのお世話になった今週の終わりは、
なんとか一日だけ休みを貰って終えることができる。

その終電の一本前の地下鉄は少し混んでいたが、
奇跡的に座ることができた。
ふとみると向かいの席には携帯を一心に見つめる女性。
顔は整っているが下半身が太い。
左隣はやせたおっさん。右側は興味なし。

向かいの女性がこちらを見る。
別に視線をそらすでもなく、僕はぼぅっと前を向いている。
よく見ると、彼女の顔は少しゆがんでいる。
疲れているような表情。

左隣のおっさんはおもむろに携帯電話を取り出し、
女性の写真を見始めた。
横からは色相が反転してよく見えないが、
単なるスナップ写真のようだ。
それでも、彼はいとおしそうに見ている。

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君は今日、どんな格好で、
どんなことをして、
どんなものを食べて、
どんなことを想っているのだろうか。

君の写真を見る。
凄く楽しそうだ。



2005年06月20日(月)

今月に入ってから、かなり仕事がやばいことになっていて、
毎日終電に乗るのが常、の毎日。
日記を書くなんてとんでもない!というところなのだけど、

昨日忙しい中デートをしてきて、
(しかもめちゃくちゃ暑い日だった)
楽しかったよ、という記念の日記。

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約束をしよう。
僕は、君を忘れない。

当たり前すぎて、約束にならないけれど。



2005年06月05日(日)

あまりに疲れていた所為か、なんだか眠れないので日記でも書くことにする。

アマゾンで買った戸田誠二の本が届いた。
彼のサイトを初めて見たとき、ある一遍で涙が止まらなかったことがあり、
思わずその感想をメールしたことがあった。
そんな彼が、今は商業誌に連載を持つ身らしい。
なんだか少し遠くへ行ってしまう気もする。

僕は、
彼の書くストーリーは常に万人には「受け入れられないもの」
であって欲しいと思っている。
そこにある痛みが社会全体に蔓延っているとしたら、
それは異常だ。
否、もう既に世界は異常であって、
そして、それにみんな気がついている。

だからどうしたというのだ。
昔僕らは正常な世界にいたというのか?
農民から搾取するだけの世界が?
奴隷がいないと回らない世界が?
戦争の責任を有色人種に擦り付ける世界が?

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彼の絵はそのストーリーとは裏腹に、
光を丁寧に描く。

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その一遍はまだ出版された本には収録されていないようだ。
それは救いでもある。


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