昨日遅かったので、朝が少し辛かった。 だが君のほうが朝早いのだからもっと辛いはず。 今日は、ゆっくり寝て欲しい。
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君の夢は見なかった。 お互いの努力が足りなかったらしい。
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仕事が乗っているは、 周りに何があっても邪魔にはならない。 集中しているからだ。 逆に注意が散漫だということは 仕事に乗り切れていない証拠。
SEという仕事は掃いて捨てるほどいて、 そのなかで、自分はどの位置にいてどこを目指すのかを 知らなければいけない、と聞かされた。
簡単に言えば、己を知り、己の限界を知れ、と。
歳を取るほど限界はくっきり見えてくるような気がする。 それがいいのか悪いのかはわからない。
でも本当は、まだ燻りながらも輝いていたころの自分に 軽い軽蔑と嫉妬をしているのだと思う。 だから、時間は過ぎて欲しくないし、 歳を取りたくない、なんて本気で思っているのだ。
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自分のことながら、馬鹿だなあと思う。 もっと利口に生きられないものなのか。
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チャットを覗いたら君がいたのだけど、 僕が入ってしまったら、君の考えがちゃんと聞けないような気がして、 一度出てしまった。ごめん。
二つ夢を見た。
一つは、何故か年上の女性の家に上がりこんで好き勝手する夢。 もう一つは、妹の体が縮むという不可解な夢。
欲求不満か、あるいは衝動的な何かを暗示しているのか。
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今日は散々だった。 朝売った株は売った直後に大幅に値を上げて、 損はしていないのに大幅に損をした気分になった。
ぼーっとしながら朝飯代わりのゼリードリンクを飲んでいると、 前歯がパキっと折れた。 特に力は入っていないにもかかわらず。
一瞬何がおきたかわからなくて呆然とした。
幸い、折れたのは1センチに満たない、しかも斜めに欠けただけなので そのままでもそれほど不自然ではなかったが、 ずっとそのままというのも気持ちが悪いので、 途中仕事を抜けて歯医者へ行った。
歯医者ではがっかりするようなことばかり言われ、 ひどく気分が落ち込んだ。 自分はなぜこれほどついていないのか、 泣けてきそうだった。
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報われたい、と思うのは身勝手だろうか? 明日はいいことが起きるといい。
常に自分を俯瞰的にみていれば、 その場面場面で正しい判断が下せると思うのは 思い上がりである。
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僕の場合、機嫌がよいか悪いかは 見ればすぐわかるという。 子供のころは機嫌が悪いなんて事は無かった気がするのだが、 それは物事に対して無関心だったからに違いないし、 自分が社会に対して影響力を持っていなかったからかもしれない。
ともかく、今は機嫌が悪いことがよくある。 ポーズとして、機嫌が悪い振りをしていて、 本当に機嫌が悪くなったこともある。
大抵、それは相手がいて、その人に対して冷たく当たることで 機嫌が悪いのだと伝えようとしているのだと思う。 理解して欲しいという心の表れだろうか。
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久しぶりに、連絡の取れた友達は まだ彼女と付き合っているそうだ。 面白そうだから、今度逢わせろと言ってみるつもりだ。
これではいけないと思った。
目の前の問題に目を向けているつもりで、 ずっとそればかり見ていて、本質から目を背けたかったのかもしれない。
大丈夫、君の事じゃないけれど、君の事でもある。
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今日は君の分まで書こうと思う。
朝はぎりぎりに起きて、枕元から株価をチェック。 最近それが習慣づいている。 今月は少し調子が良くて僅かながら儲けも出ているというのもあるが、 何より今の世界の状況が、リアルタイムに 骨身に沁みるように分かるのが良い。 まあ、自分のお金が掛かっているということに 起因するところもあるのだろうが。
軽く髭を剃り、駆け足でバス停に向かった。 ギリギリにバスには乗れたが、iPodを忘れたことに気がついて ちょっと凹む。それも朝の娯楽のひとつなのだ。
バスに乗れたおかげで、電車は一本早く済み、 会社には10分早く到着する。 自分の席に行く前に会社の売店でコーヒーを買う。
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GWも会社に行かなくてはいけなそうだ。
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少し帰りが早かったので、ギリギリ開いているカメラ量販店へ。 USBに繋ぐと光るライトを、本を読む用に欲しかったのだが、 紹介されたものはいまいち。また違う店へ探しに行こうと思う。
それから気になっていた、というにはどうかと思うような 立ち食いそば屋へ行き、物足りずにコンビニで軽い惣菜を買って帰る。
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昨日、ちょっとしたものを買ってきた。 今すぐ使うわけでも、使えるわけでもない。 でも、今しかタイミングが無かったと思う。
それを君に見せられる日は来るのだろうか。
今日は仕事が駄目だった。 去年の自己評価面接をしたのだが、まるで駄目だった。
自分で、自分がどれくらい仕事をしたのかすら忘れているような状態。
毎日遅くなって、給料ばかりもらっていて、 それでいいとは到底思えないのだけれど、 だからといって辞めるわけにはいかない。
明日もまた仕事だ。 僕はまだ元気だ。
仕事のやりかたに納得がいかなくてチームのメンバー4人で喧々諤々。 打ち合わせの後もずっとそんな感じだったのだが、 その様子を聞きつけてか、課長が寄ってきた。
とここまで日記を書いて、 「侃々諤々」(かんかんがくがく)が正しいらしい。 ケンケンガクガクじゃないのか。
それはともかく、課長は若くして部長クラスになったほどの 頭の切れっぷり。 ちょっとした問題も、「いま苦労してでもきちっとしたものを作る」という ことで4人を納得させてしまった。
僕は最後まで食って掛かったのだが、 結局言い勝てなかった。 正しいことを言われてはいるというのはわかっているのだが。
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だが、こうやって人の話を聞き、 自分の意見をぶつけていくことが 成長につながるのだろうという実感がある。 いい歳して成長もない、とは思うのだが。
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今日も朝から少し雨が降っていたが、 桜はまだがんばっていた。 そうだ。ここで散るにはまだ早い。
急な話で妹がひとり立ちすることになったので これ幸いと家に保管していた「使えるけど使わない家具類」を 押し付けるべくレンタカーを借りて実家まで行く。
相変わらず相互的に放任主義のため、 今日から親が旅行に行くことも知らず。 だが、実家に行くともう片方の妹も起きてきて、 恐らく自分の中での歴史上初めての兄妹ドライブとなった。
最初妙にテンションの高かった妹二人は、 途中で飯を食ってしまうと直ぐに寝てしまった。 親が旅行中に子供らが交通事故、という新聞記事にはならないように 兄として慎重な運転をする。
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話は変わるが、 ちょっとしたことで会社で僕は「神経質な人」と思われていることがわかった。 情報の出所が確かすぎるくらい確かなので、 ちょっと凹む。
自分なりにきっちりやろうとしてるだけなのだが、 多分それは細かすぎると周りに思われているのだろう。 だが、あとで文句を言われるのが嫌なので 方針は変えない。
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慎重すぎる運転は疲労感を増す。 どうせ寝てしまっているのだし、と思い、 疲れない程度に慎重な運転に切り替える。 だが、別に目を覚ましたりはしなかった。
きっと考えすぎなのだ。 世間はもっと、シンプルに出来ているのかもしれない。
でも、多分生きかたの方針は変えないし、変わらない。
部屋を掃除して、少し模様替えをした。 要らなくなった服は、リサイクルに廻すべく プラスチックケースの中に入れた。
MDがいらなくなったので、 オークションにでも出そうかと思う。 果たして、いくらくらいで売れるものなんだろう?
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掃除する前にベランダで煙草を2本吸う。 向かいのアパートの屋根の上から、桜の木が上半分だけ見える。 ちょっとした花見だ。
そういえば、お花見なんて大学生のとき以来したことがない。 会社では、一部の部署がやっているらしいが、 すぐ周りではそれどころではない仕事の量だし、 僕自身はお酒が駄目なので積極的に誘われることもない。
一度ブルーシートの上で場所取りをして、 昼間っから馬鹿みたいにお弁当を食べてみたい、 そんな気もする風景だった。
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明日は花を見に出かけようかな。 カメラを持って、写真でも撮りに行こう。
朝早くの出勤・かつ寝不足の状態でも iPod miniは快調に僕の心を揺らす。 桜は既に花びらを舞い散らせて、 空気を染める。
ピンク、というのは簡単だ。 桃色、というのも違う。 桜色の空気。
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ここのところ、どうでもいいやと思ってた上昇志向も やっぱり人に認められたい気持ちが高まってきて やりたいことばかり増えるのに一向に頭がついていかない。
周りにもだらだらと仕事をしているのがばれている様な気がする。
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僕はずっと矛盾を抱えていて、 もうそれに押し潰されるのでは無いかという気がする。
ここのところの日常。 君の知らない日常を記すと、
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副業の振込みがあったらしいのだが、 ほぼ同時に通帳をなくしてしまい、 その残高の多さが本当に振り込まれたものなのか 確認ができていない。
一緒になくしたと思ったカード類はあとから出てきたのだが、 結局どこにいったかわからないまま、再発行を依頼する。
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ずっと借りていたパソコンは送り返してしまったので、 新しく休めのノートパソコンを買った。 持ち運びは少し不便になったが、大きいキーボードは手になじんで良い。
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君からもらったiPod Miniはほぼ毎日持ち歩くようになって、 毎日何を聞いているかと思えば、 5年前のヒップホップだったりする。
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株がここにきてようやくプラスマイナスゼロまで来た。 一時期は6万近く損を出していたのだから、 それを思うとちょっと怖い気もする。
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朝バスの時間までに起きられず、タクシーを捕まえようと 通りまででると、近くのお寺の桜の木が満開だった。 朝の光にそれは美しすぎて時間を忘れそうになる。 会社の同僚は花見の場所探しに忙しい。
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最近プロジェクトが変更になって、 プロジェクトリーダーだった僕は平社員に戻った。 一緒に仕事をしていた仲間のほとんどとは離れ、 新しい環境で新しい仕事をしている。 その所為で帰れない日々が続く。
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最近むやみに泣いたりしなくなった。 大人になったのだと思う。 もしくは、そんな時間も無くなってしまったのかもしれない。
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この前の飲み会で、少しだけタバコを吸った。
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ときどき、何の前触れもなく、 君の香水の匂いをかぐことが多い。 実際に香るはずもないところでだ。 春の記憶の混乱なのか。
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きっと忘れた日なんて無い。
副業のほうの最後の作業。
なんとか契約書をそろい終え、CDを焼き、 収入印紙や印鑑代や発送料で結構な金額が飛んだ。 馬鹿らしいと思いながら、でも何事も経験だと言い聞かせて。 これでようやく副業の方のケリが着くだろう。
副業の方は去年の6月から開始したのだが、 目の前の報酬に釣られて、だらだらと引き延ばされた挙句、 いろいろとタダ働きを強いられたわけで、 結局大きく損をしたと思う。 普段の仕事がどれだけ楽に、うまく回っているか これでようやくわかったような気がする。
今まで使わせてもらっていたノートパソコンも返却した。 いいパソコンだった。 惜しかったけれど、これも仕方がないことだ。
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じっくり寝る時間が取れたせいか夢をバンバン見た。 ずっと約束していた君の夢も見た。
どこかの市民プール、室内プールで一人泳いでいる。 周りはなぜか自分の知り合いばかり。 軽く挨拶をしながら黙々と泳ぎ続ける。
プールの反対側にタイプの女性が居た。 こちらへ向かって歩いてくる。 僕は泳ぎながらそちらへ向かう。
僕は水中から水面の上の彼女の様子を覗く。 彼女は冷ややかな瞳で僕を見ている。 僕を見ているがリアクションは無い。
そこで目が覚めた。 あまりいい夢じゃなくてごめん。
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今日という日を意識しないわけにはいかない。 でもいつまでもこの状態で居られない。
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