大晦日も掃除をした。 外は雪。車を洗おうと思ったが、とてもそんな状況じゃない。 目の前の道路で車のタイヤが滑っているのを見ると、 とても外には居られないと部屋にこもる。
雪は雨になったようだ。
今年起きた出来事を少し整理して考えてみる。 ちょうど一年前に起きた、去年末のことも思い出してみる。
来年も誰かに優しくして、 誰かを傷つけてしまうのだろう。 通らなければならない道には さまざまなことが待ち受けているはずだが、 逃げるわけにはいかない。
さあ、いこう。
昼頃起き出して、部屋の掃除をする。 正直かなりの汚さだったのだが、 掃除機をかけていくうちに元通りの姿を取り戻してきた。
かつて僕の中枢に深く食い込んでいた、 楽譜やCDの類も、少し整理した。 一部は処分したいのだが、どうしたものだかよくわからない。 人にあげてしまうか、売るか。 捨ててしまうのだけは避けたいのだが。
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夕方に散歩がてら買い物に出かけた。 小腹が空いてスーパーに寄ったのだが、 恐ろしい混みようで驚く。 レジ打ちをしていた女の子の胸には「研修中」の文字があって 本当に頑張っているようだった。
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外は本当に寒くて、なんだか体調を崩したかもしれない。 年越しはもうすぐ。 去年の今日より、僕は頑張っているだろうか? 来年の今日は、頑張っているだろうか?
今年も残り、48時間を切った。
今日は昼頃起きて、パンとコーヒーを飲み込み、 今年残した仕事をする。 だらだらとテレビを見ながらパソコンに向かうと、 なぜか少し幸せだ。
そんなものだ。
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テレビでは、 一年間に起こったことと津波のことがほとんどだった。
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一週間の休みのうち、一日をこうやって過ごした。 明日は部屋の掃除でもしよう。 ほんの少し、気持ちも切り替えるために。
今日で仕事納め。 滞りなく仕事は終わるはずだったが、 やはり数時間分の仕事を残してきた。 最後に納会ということでほんの少しだけ 会社で食べたり飲んだをしたが、 納会に参加している同僚や、 まだ仕事をしている同僚を差し置いて会社から出る。
というのも、友達と待ち合わせていたのだ。
相手は、最近結婚した夫婦。旦那のほうは初対面。 幸せそうな笑顔を前面に押し出す彼女と、 あまり表情を出さない彼の取り合わせは一見大丈夫?と言う感じ。
最初は人見知りなのか、会話も少なかったが、 相談に乗ってもらっているうちに大分打ち解けたようだった。 そうなると、彼の一言一言は非常に重く心に響く。 ああ、人間ができているな、という感じ。 彼女のほうはそれを知ってか知らずか、大分彼に頼っているようで、 少々痛々しい感じを受けたが、まあ本人達が良ければ良いのだろう。
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家に帰ると体がだるい。寒さでやられてしまったのだろうか? 休みの間体を壊さないように計画的に過ごそう、なんて思う。
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苦しいのはみんな同じなのだ。 必死なのもみんな同じ。 冷静さだけは失わないようにすべきだ、と 彼は言ったような気がする。
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少しでも理想に近づけるように今行動を起したい。 慎重に、冷静に。
今年もあと2日で仕事納め、という今日、 朝早くに出社して資料書きをしていた。
年末年始は何も用事はない。 仕事や作業は山のようにある。
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遠くで人が多く死んでいる。 いままで経験したことのない天災が来たとしたら、 人間の力ではどうしようもない。 年の瀬を目前にして、休暇中の人も多かっただろうに。
だが、相手が人間でなく自然であったことだけが 救いのようにも思う。 それほど日本も、世界も、ニュースは暗いことばかりだ。
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今年は長かったように感じるが、あっという間だったようにも思う。 あまり運はなかったほうかもしれないが。
昔から運は悪いほうなのだ。 一生のうちで運の量が決まっているのだとしたら、 僕はかなり貯金しているほうだと思う。
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来年はまた新しいことをひとつ、始めようと思っている。 いや、始めるなら今からでも。 頑張り過ぎな気もするが、これくらいが僕にはちょうどいいのだ。
そのころの僕にはクリスマスなど空虚なもので、 別に誰のためにでもなく、唄を作っていた。
その唄の詞を良く覚えてたね。 素直に嬉しいよ。
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今日の僕はかなりおかしい。 ずっと篭って仕事をしていた。 こんな状態がしばらく続くと思うが、 多分大丈夫なので心配はいらない。
これは自分自身との戦い。 失ったものを取り戻すのではなく、 新しく手に入れるための戦い。
まるで子供のやることのようだが、 つまらないことに願をかけたりすることが 普段の生活の中でよくある。
「次の横断歩道が赤に変わらなければ〜」とか 「このゲームをクリアできれば〜」とか、 きっと傍から見るとくだらないのだが ちょっとでも自分自身を安心させたい、 というか自信を持ちたいのだろう。
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そんなつまらない自信をつけるためにお参りにも行く。 おみくじを引き、お守りを買ったりもする。 全国的に有名なあるお寺にお参りするために、 結構な費用を掛けて出向いたこともある。
そこで買ったお守りは今でも持っていて、 普段持ち歩いている。 効果は、まだよくわからない。
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自分にはデリカシーが無いのかもしれない。 何であんなことを言ったのか、と思うことも多い。 時々考えすぎてしまって、 いっそのこと他人とコミュニケーションを取るのも 辞めてしまおうか、と思うこともある。
それでも、僕は自分の言葉で伝えるのを辞めない。 命のある限りは、ずっと。
今日は気合を入れて、少しまじめに働いた。 夜からは忘年会だったが、辞めてしまった後輩も来たりと 楽しいひとときを過ごす。
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1次会で帰るつもりだったのだが、 同期の男に、半ば無理矢理2次会に参加させられた。 彼が言うには、そんな僕を凄いという。 それは、少し買いかぶりすぎだ。
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夜遅く、帰ってきて、少し仕事をして。 あとは何をするわけでもないのだけれど、 今の時間まで起きていてしまう。
とりあえず、布団にだけは入っておこう。 明日も仕事だ。
今日はまるで仕事が手につかなかった。 まったく。誰の所為だ。
仕事で外部の人を雇ったので、 今日のお昼をつぶして社内を案内した。 彼らは、わざわざ仙台からやっていて、 こちらは暖かい、と言う。
昔、仕事の関係で東北へ行ったとき、 寒さの質が違うな、と思ったのを思い出した。 本当に寒い地方というのは、音ですら凍っている感覚がある。
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会社帰りに喫茶店に寄り、 残りわずかとなっていた借りていた本を読み終えた。
ハッピーエンドの本を読み終えると、 その幸せな最後の部分を何度も読み返した。 多分これは癖だ。
この小説は二つの話が一つに向かって進むタイプの話なのだが、 途中で少し読み違えていて、 トリックをより斬新なものと理解して一人感動していた。
後で考えると、これは何かに使えそうである。 まあ、小説を書く予定など無いのだが。
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なぜか23日仕事になってしまった。 自分でも何がなんだかわからない。 まあ、皆休んでいる中出社するととても仕事がはかどるので、 それはそれでいいか、と思っている。
代休は来年。いい年になるといいけれど。
あれが、多分切っ掛けになってしまうのだろう。 ずっと、ヒトツのことを考えている。
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冷静に自己分析すると、多分言うのが怖かったのだろう。 クリスマスには君には逢えないこと。 だから、プレゼントは誰にも負けないようにと悩みぬいた。
イブは仕事を入れた。休む気にはならない。 夜遅くまで仕事をして、あとは何もしないつもりだ。 今年ほど、クリスマスが心底憎らしいと思う年は無いだろう。
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数年前は、誰でもいいから僕を救ってくれと思っていた。 僕は君に救ってほしい。 でも僕は君を救うことができない。
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買い物の帰り道、猛烈にタバコが吸いたくなった。 何かに縋りたい兆候なのだと思う。
安請け合いした契約後の仕事が、 実はかなりの分量であると手をつけてから気がついた。 朝から作業をしていたのだが、いまようやく半分過ぎたというところ。 明日中に終わればよいのだが。
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あの日貰ったロールケーキは、 結局新幹線では食べずに次の日会社に持っていった。 おやつの時間にコーヒーを買うと、 自分の席で、少しコソコソしながら食べた。 同僚には、それが女性の手作りだと言うことに気がついていただろうか?
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自分の部屋に暖房を入れた。 座椅子に座りながらパソコンを打っていると、 うとうとと眠くなってくる。 ある意味、冬の醍醐味とも言えるかもしれない。
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君と逢っていたことを毎日思い出している。 その一言一言を思い出している。 同じ場所に居て、同じ空気を吸って、 君の香りをまた嗅ぐことができたことが きっと嬉しいのだろう、と、自己分析をする。
やっぱり、僕は恵まれているのだと思う。
小さな不満は沢山あるけれども、 いろいろ考えて、結局は自分の努力が 足りないだけという理由に起因することを 僕は納得済みなのだ。
努力をしようとする自分と、 楽しようとする自分の葛藤が常に存在して、 よくある「唯一の敵は自分自身」という様相。
苦手な人は居るけど、嫌いな人は一握りだけで済んでいるし、 今自分の周りにはそういう人は居なくて安心しているし。
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君に逢ったという記憶が鮮明な間は つまらない日常も楽しく思えるから不思議だ。
そして、その瞬間があるから死ねないのだと思う。
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なんかまとまりが無いな。すまん。
他の誰からも得られないものを いつも貰っているから。 僕は君にプレゼントをした。
僕が貰っているものに比べたら、 些細なものなのだけれど、 喜んでくれれば、僕も嬉しい。
どうも普段から自信が無いのか、 うまく後輩に指示を出すことができない。
仕事が出来る後輩だと余計にそうだ。 今日も、本当は先に指示して作ってもらうべき 物を先回りして作られてしまった。 仕様の内容の確定も、後輩の方が手際がよい。
僕は、同じように仕事をしろと言っても多分出来ないだろう。 得手不得手があるとは言っても、 やっぱり出来るに越したことは無くて、 今は追いつこうともがいている最中。
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帰りに吉野家で豚丼が食べたくなり、 店に入ると、程なくくたびれた感じのおっさんが入ってきた。 店員を呼び止めると、 「1年前牛丼食べてお金払わなかった。今払いたい。」 と言う。 びっくりしてやり取りを見ていたのだが、 店員は反応が薄く、普通に並と味噌汁のお金を受け取ってレジを打った。
おっさんが帰ると、その店員は別の店員に 「そんなの覚えてないのに。」と言う。 僕は、どうして素直に感動できないのか、と、 心の中で呟いた。
でも、僕がもし、今ここでお金を払わず出て行ったとしても、 きっと1年後に思い出すことなど無いのだ。 魂は綺麗なままでいられない。
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唇が荒れて、また口の端が切れた。 いよいよ明日だというのに。恥ずかしい。
今日は流星群がふたご座の周りを飛び回るらしかったのだが、 こちらでは厚い雲が覆われていて何も見えず。 さっきも思い出したように空を眺めたのだが、 街の明かりが雲に反射して明るくなっている。 窓の下ではタクシーが、信号待ちで日報を書いている。
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去年の今頃は、ベランダでよくタバコを吸っていた。 震える指先に灯った明かりは、 永遠の一瞬という様相だった。
僕は、その一瞬を逃すまいとして、 何本も吸い続けた。
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そうでなくても冬空は物悲しくて、 辞めているタバコを吸いたくなるときがある。 指先が寂しいのだ。
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君の手を握ぎろう。 きっと、それだけで嬉しくなるはず。
最近少し減ってきた体重が、 ここにきて戻ってきてしまった。 そういえばウエストもふっくらしてきたような気も。 ジュースは飲まないようにしているのだが、 寒くなってからコーヒーの量が増えたからかもしれない。 そうでなくても運動をしないのだから、 もう少しセーブして暮さなくてはいけないだろうな。
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水曜日のために服を買おうと思ったが、 朝遅くまで寝てしまった上に、 急な仕事が入ったため、 結局外出することも侭ならない。
水曜は何を着ていこうか。 スーツなら楽なんだがどうするかな。
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冬の服はあまり成功したことが無い。 この前、そうやって失敗した服をすべてリサイクル収集に出した。 ずっとダンボールに入っていたものだ。
幾つかの思い出を封じておくほど、 退屈でも傲慢でもない、と言い訳をして ゴミ捨て場に向かう。
今の自分を捨てられたら、楽だろうか? いや、そんなことは無い。 今までの僕も僕だ。
頭の後ろのほうが重い。
頭が痛いわけではないのだが、 毎日ただ眠かったりする。
夜になるとさらに眠くなる。 体よりも脳が疲れているみたいだ。
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土曜、友人に会ってきた。 株について少し話を聞いてきたのだが、 僕はまだまだ勉強不足のようだ。 長い目で、勉強していかなくてはいけないだろうな。 男二人で美術館に行き、つまらない話をして帰る。
今、頭を休める時間がないと、話をすると、 友人は、 映画を見に行くのがいい、とアドバイスしてくれた。
アクション映画でも見に行こうかな。
自分が人より優れている様を、 人に認めさせたいとは誰しも思うこと。
でも、実力が伴わない場合はただの虚勢となる。
でも、本当の意味で 等身大の自分をさらけ出している人なんていない。 いたら多分気持ちが悪い。 それは羞恥心が無いと言っているのと同意義だ。
ちょっと悲しいことがあっても歯を食いしばり、 ちょっと嬉しいことがあってもガッツポーズは小さく、 少し去勢を張り、少し謙虚となり、
でも本当は、デッカク生きてみたいなあと思ってるのだけれど。
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と書いているうちに、お金はそこそこでも 自分は人に認められることがしたいのだなあ、と感じる。
虚栄心ではなく、自尊心。 まずは自分が自分を認めないといけないのだろうな。
人の感じ方なんて千差万別で、 たとえばちょっとした言葉の行き違いでも 心が離れていくのには十分なのだ。
そんなことを思い浮かべながら、 今日仕事をしていた。 「ちょっとした言葉の行き違い」なんて 今まで生きてきて何度もめぐり合っているけれど 今日もその何回かのヒトツだったのかもしれない。
そんな感じで疲れてしまっていて、 早く寝てしまおうとした。 布団に入っても、少し目は醒めていたのだが、 何でもいいから夢を見たくて、すぐに寝てしまった。
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何かに依存しなければ生きていけないのは皆同じだ。 だが、お互いに依存する一方で、 独立もしていなくては意味が無い。
もたれ合っていないと倒れてしまう関係なんてまっぴらだ。 ただ、手をつないでお互いを交互に引っ張り上げるような、 そんな関係を僕は望んでいる。
頼られて貸した肩も、次には揉み解してくれればいい。
やたらのどが渇く。
頑張ろうと思えば思うほど空回りすることは 自分でもよくわかっていたので今日は少しペースを落し気味。
Webページの占いは、結構よい方だった。
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連絡が来て欲しい人からは来ない。 そこそこどうでもいい人からも来ない。 頼られてもいいのに頼られない。
別にそれで問題は無いのだが、 頼られない寂しさというのもある。
そんな感じの一日だった。
朝の地下鉄では、借りている小説を読むことにしている。
普段本を読むときは、あまり時間をかけず 飛ばし飛ばし読む癖がついているのだが、 電車にのっている15分の間、ページにすると数ページを じっくりと読んでいる。
目的地に着けば、どんなにいいところでも 本を閉じるのがルール。 ようやく三分の一読み終えて、面白くなってきたところ。
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昼は、いつもお弁当を買って食べていたのだが、 お腹の出具合が気になりだしてから 春雨スープとおにぎり、という形に変えた。 すると効果テキメン。 体重計でも、体感でもわかるほどの変わりよう。 これがいわゆるダイエットなのだろうが、 女の子が悦に入る気持ちがわからないでもない。
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まあ、そんなこんなで、 最近ブルーになったりすることもあまり無くなった。 欲を言えば、もう少し仕事を楽にしたいとか、 勉強する時間が欲しいとかはある。
だがとりあえず、僕はまだ生きていられるようだ。
夜にちょっとした飲み会があって都会まで出ていた。 その店は前に一度、合コンで行ったことがあって、 場所は知っていた。
学生時代の友達は、皆それなりに年齢を重ねていた。 あるものは太り、あるものはそのまま、 だが痩せたりかっこよかったり、という人はあまりいない。
そこで僕は、なんだかとても浮かれていて飲めない酒を飲んでしまい、 後半はトイレとお友達だった。 携帯電話で友人に助けを呼び、水を持ってきてもらって ようやく落ち着いたのが会の終わる間際。
それでもどうしようもなく頭が痛くて、 お開きになったあとも一人喫茶店でうつ伏せになっていた。 どれくらいの時間が経ったのかわからない。 孤独でない時間と、孤独な時間を交互に味わう。
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当時、ほんの少し恋愛感情を持っていた友達は、 司法試験を受け続けていたようだ。 来年から今までの制度では受かりにくくなるので、 受験も来年で最後にするという。 受かれば弁護士への道、落ちればどうなるかわからないという選択には、 きっと壮絶な戦いがあったに違いない。 証拠などないが、そうなのだと確信している。
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何か気の利いたことを書いてやろうと思ったが忘れてしまった。 また、思い出したら書こう。 よって、タイトルはなし。
去年のその日は、 僕はスタジアムの近くで車を停めてラジオを聴いていた。
遠くで、ものすごい光の渦が空に向かっているのが見えた。 近くに停まっている車の中でも、誰かがラジオを聴いているようだった。
電話を待っていた。
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今日たまたま、実家へ帰る途中でその道を通った。 向こうに見えるスタジアムは昼間見るとただの大きな人工物。 多くのドラマが生まれ、そして多くの夢が消えてゆく場所。 大きく見渡しながら、丁度一年前の出来事を思った。
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車のウインカーが点かなくなる故障をスタンドで治した関係で、 実家へは1時間遅れで到着した。 それからすぐ、家族でお墓へ向かう。 親父が手際よく作業をするのを見ながら、 いつかそれが自分に取って代わる日のことを思い浮かべ、 唇を軽く噛む。
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雨が強く降っている。 明日は暑いそうだ。
親父にパソコンを買ってやったため、 玉突き的に今までのパソコンを処分することになった。 会社の人に安く譲ることになったらしいが、 そのための初期化ができないと緊急連絡。
明日、朝早く一人実家へ帰ることになった。
朝早くしたのは、親が墓参りに行くと言うからだ。 僕は爺さまの顔は知らないし、婆さまによく懐いていた訳でもない。 ただ、それでも自分の血の繋がりは大切にすべきだろうと、 今更ながら思っている。
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今日は朝寝坊をした。 なんとかタクシーを使えば間に合うという時間だったが、 急ごう、と思ったとたん今日は朝ミーティングだったことを 思い出した。 もちろん、そうなるとまるで間に合わない。 勢いで午前中休んでしまおうかとも思ったが、 あと一日だ、と自分に言い聞かせて出社した。
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多分、このところの忙しさとか、 考えすぎとかで思考が麻痺しているのだろうか。 仕事中でもボーとしていることが多い。 一方で、体の方は快調。 昼飯を食べ過ぎないようにして、 荒れた肌にはマメに薬を塗っているのがよかったらしい。
あとは、しっかりした睡眠すべきだな。 寝坊の件もあるし。
昨日実はまだ仕事があったにもかかわらず、 僕は会社から帰ってしまっていたらしい。 その所為なのか、朝からなんとなく周りはそっけない。
何があったのか、必死にメールを読み、 対策を練って戦闘に参加。 夕方には、ようやくその仕事も終わって 何とか面目を保つことができた。
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高校の友達は、当然同じ歳なのだけれど 大学院に行っている。 それぞれの人生だからとやかく言うことはないのだが、 一方で今の会社はぬるま湯に近くて、 追い込まれながらも必死に喰らいついている彼に ジェラシーを感じずにはいられない。 追い立てられるように勉強をする、あの感覚をまた味わうべく、 何が次の僕には必要なのか、今見極めようとしている。
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そんなことを考える一方で、 12月中に一度は直接触れ合いたい、と思う自分もいる。 でも、さすが師走というだけあって忙しい。 さて、どうしたものか。
これも見極めなくてはならないことのヒトツ。
昨日はどうにも疲れていて、 帰宅するなり少し寝ようと布団に入ったのだが、 そのまま朝まで寝てしまった。
慣れない時間帯に寝てしまった所為か、 会社に行っても酷く眠い。 だが結局忙しくて、くたくたになる。
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今年も、残りあと一ヶ月。 もう何年も持ち続けているものは、 今年も持ち越すことになるのだろう。
確かなことは何もない。 確かにできることも、確かなものも。 ただ、薄っすらとした、希望のようなものが 僕の周りに纏わりついているのだけはわかる。
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朝の冷え込みが、再びこの季節が来たことを僕に伝えた。 あの時握った手は、また冷たくなってしまったのだろうか?
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