ただ時間が過ぎ行くことに恐れを感じている今日この頃。
大人になり、世界の仕組みがわかってきて、 自分の限界がおのずと見えてくると 何か追い立てられているような、 怖さを背後に感じたりする。
歳を取ることにも臆病になって、 誕生日なんか来なければいいのに、と思ってしまう。
頑張り切れていない証拠なのだろうか。 いつも頑張ろうと思う一方で、 一度完全にリセットしたいとも思う。
まだ月曜だ。頑張ろう。
今日の夜になって、親父からやはり問い合わせがあった。 といっても、ほとんど一人でセッティングはできたらしいが、 前のパソコンを初期化する方法がいまいちわからなかったらしい。
今週末は実家に行かねばならないな。
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昼から一人散歩に出た。 最初は駅までのつもりだったが、 なんとなくその先までテクテクと歩いた。
僕らは、どこまで歩けばいいのだろう? 今日もまた誰かが自殺したらしい。 そんなゴールは、誰も期待していないのに。
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夜見た座頭市は、よくできたエンタテイメントだった。 撮影が楽しそうだ、なんて昔芝居をしていたころを思い出す。 もう秋。暖かくして寝よう。
意味もなく部屋の掃除をしたり、 テレビを見てだらだらと過ごした。 パソコンの前をできるだけ離れようと思ったが、 夕方には結局OSを入れ替えたりしていた。
昨日、おやすみを言った後何か書くのだろうという気はしたのだが、 こっそり見ているのも礼儀を欠くと考えてそのまま寝てしまった。
そして、今日になって僕は申し訳なく思うのだが。 言い訳は向こうに書くことにするよ。
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親、主に親父に買ってあげたパソコンが今日届いたらしい。 僕の性格が親父から引き継いだものであれば、 新しいものは真っ先に触ってみたいはずなので セットアップしに実家に帰る、ということは辞めた。 何かあれば電話すると言っていたし。
そんなつまらない親孝行でも、親が喜んでいた。 ただそれは朝の10時で、僕はその電話で起こされたので 少々ぶっきらぼうな対応だったかもしれない。
でも、また布団に入るときに、 その嬉しそうな声を反芻して結局目が覚めてしまったので、 きっと僕も嬉しかったのだろう。
昨日書き残した通り、昼休みの僅かな時間を散歩した。 時間にすれば僅か10分。 それでも太陽が出ている間に見るいつもの帰り道は、 全く違う風景なのだな、と思った。
僕の会社は有名な観光地のすぐ近くにある。 平日でもその賑やかさは絶えることはない。
会社へ戻ると、ここには新鮮な空気が無いと感じる。 周りに座っている同僚は、 昼休みの間もずっとディスプレイを覗きっ放しだ。 いつもは弁当を買って食べ、昼寝をするだけの時間も、 たまにはリフレッシュが大切なのだと知る。
君の言うように、 時間が流れている限り 全く同じ風景なんて一つもない。 それどころか、 世の中には変わらないものは無いのだと知っている。
それでも期待してしまうのです。 いろいろなものが変わらないでいること。 来年の紅葉が美しいこと。
変わっていくと期待しているから、 変わらないと期待しているから、 生きていけるのです。
僕の職場でも紅葉の話が出た。 思うのはもちろん、 目の覚めるような紅葉と、 畳敷きの部屋。
正直、未来の話をするのは怖い。
でも、あの風景が変わらないのなら、 未来を恐れることなどないのかもしれない。
今日は本当に天気が良かった。 明日も晴れているようだったら、 散歩でもしようかと思う。
僕を待ち受けるのは、どんな風景だろうか。
仕事中も、ちょっと手が空いてしまうと 君のページを見に行っている自分がいる。
なにやってんだ、と我ながら思う訳だ。
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ほんの少し、2年くらい前のことを考えていた。 それっきり会っていない人達のこと。 最後にやり取りした言葉が、 今になってそれがどういう意味だったのか判る、 ということもある。
でも、もうその時間には戻れない。 戻りたいのか、というとそういうわけでもない。
タイミングは悪かったなあ、とは思うけれども。
4年前に名古屋で一度会ったっきりの人と、 連絡を取れないか、という依頼が友人から来た。
ちょっと思い当たるところからメールアドレスを割り出し、 メールをするとホンの数分で連絡が取れる。 そのスピードに僕自身が驚いた。
連絡を取った彼も驚いているようだが、 4年前に彼が作った作品が、時を経て今輝こうとしている そのチャンスを失わずに済んだのは幸運だろう。 本当に力のある人程、 こういったチャンスを逃すことは無い。
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僕は彼のことを思い出せなくは無かったが、 普段は気にとめることも無かった。 彼も、きっと同じだろう。 でもそのメールには、 僕からのメールには書かなかった僕のあだ名で呼ぶ彼がいて、 彼の中に、僕はまだ存在していたことを認識した。
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人は忘れる生き物だという。 僕も、名前すら忘れてしまった人が何人もいる。 それでも、そこに存在し共有した時間はきっと頭の隅に残っていて、 時々、それを思い出して切なくなったりする。
いつかジジイになって、それは美しくなるのだろうか。 今という時間も、同じように思い出の一つとなってしまうのが、怖い。
連休の谷間だからか、相変わらずやる気が出ない。 5時半に会社を上がり、漫画喫茶に入り浸っていた。
帰り道の交差点では、 外国籍の女性がマッサージの勧誘をし、 ネオンの下では若者が不相応の格好で 話に耽っている。
少し、元気そうで安心した。 何百キロの向こうまで、手が届けばいいのだが。
この時間まで起きている。
君を想わぬ日など無いのだ。 いい意味でも、悪い意味でも。
思い出す度、記憶に入り混じる君の僅かな香り。 それに幸せなのかもしれない。
今日は荷物が午前中に届くのを待ってさえいれば フリーだったので、一人で出かけることにした。 誰かと話をするのも億劫だったので。
簡単に買い物をして、 そこそこ美味しいものを食べ、 何となく歩いた先は夜の公園。
広場の真ん中で、ふと足が止まると、 糸で縫いつけられたように動かなくなった。
この場に居たくない。 でも帰りたくもない。 小春日和も、太陽が落ちてしまうと凍えるようだった。
それでも、僕は灯りを目指して歩くことにした。 君はもう眠っただろうか。 君を想うことを、許してくれるだろうか。
本当に何を言えばいいのか分からなくなると、 考えるのを脳が拒否するのだろう。 頭が真っ白になって、 全く違うことを考えるように指示する。
多分、ネットワークの向こう側で泣いているだろうって、 そんな事ばかり考えてた。
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実はほんの少し、嫌いになるかな、と思ったけれど、 今日一日過ごして、いろいろ考えたけれど、 やっぱり想いは変わらなかった。
大丈夫。
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ああだこうだと考えても、結局元に戻る。 僕達は震えながら生きているのだ。振り子のように。
1年近く連絡を取っていなかった友達にメールをした。 何度か、一度話を聞いてもらおうと思っていたのだが メールアドレスはまだ生きていて、割とすぐに返事を貰った。
こんな程度のことだけれど、僕は少しホッとする。
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自己犠牲の気持ちが強すぎるのか、 人に嫌われることを極端に嫌がるからか。 よく外面が良くていいひとに見られるし、 そうありたい自分がいる。
本当は、ちょっと疲れている。
自分が自分らしくあれれば、 これほど疲弊することも無いのだが、 この先3ヶ月後、半年後、一年後に 僕がどういう姿でいられるのか想像できないということ、 それ自体がプレッシャーになっている感じがする。
妄想ばかり広がって、その中に自分を溶かし込んでしまえば、 このもやもやも溶けて消えてしまうのだろうか。
今日は早く帰れたからあれをやりたいな、とか 思っているとあっという間に時間は過ぎているもので。 まあ、でもやりたいことのいくつかは出来てはいるんですがね。 データのバックアップとか、つまらん買い物とか。
今月はいろいろと出費が多くて、 それなのになんだかいろいろ取りこぼしていることも多いような。 でも、後ろばかり見ていてもショウガナイ。
かと言って反省しないわけでもない。
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仕事上の、ちょっとしたことで かなり嫌な気分になったのだけれど、 それを表に出すタイミングを逃してしまい、 なんだか気分が悪いまま過ごしてしまった。
多分、顔は微笑んでいても目が笑っていなかったと思う。 悔しいのは、その嫌な気分にさせた相手には、 そういう微妙な変化を感じ取る能力が無いということだ。
ぶん殴って済ませられれば、どんなに気持ちがいいだろうか、と 半ば諦めながら、そういえばちょっと前までの僕は こういうことが今より多かったな、と振り返ってみたりする。
もう少し、自分を許してやるべきだろうか。 それとも反省すべきか。
境内から伸びる道の脇は駐車場になっていた。 都会化が進むにつれ、寺院の維持も大変なのだろう。 あるいは、お参りに遠くから来る人のためなのかもしれない。
お参りを済ませて、大通りへ戻ろうとすると その途中で猫が一匹、脇の茂みから歩み出てきた。 駐車場の脇の段差の匂いを嗅いでいる。
そっとカメラを取り出して、驚かせないように構えたのだが 彼(彼女かもしれないが)は動じる様子も無かった。 しゃがみこむと、向こうから近寄ってくる。 軽く背中をさすり、喉を弄ると、尻尾をぴんと立てたまま 無関心を装ったように見えた。
首輪は無いが、毛並みが良い。 人にも慣れているようだからどこかで飼われているのだろうか。 暫く遊んでいると、入り口から主婦が二人歩いてきて 軽く笑われてしまった。
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自分に我儘を言って、ほんの少しだけ夢を見させてもらった。 そこに君が出てきたよ。なんだか少し、可笑しかった。
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あの猫も、今はどこかで眠っているのだろうか。 また逢えるだろうか。
一昨日からグルグル悩んでいたのは、 なんてことはない、小銭が入ったので 親に何かプレゼントでもしてやろうと思い、 その品定めをしていたからだ。
DVDレコーダなるものが、世間では流行っているようなので 早速電気屋へ行ってみる。 だが、実際操作をしてみると、 これで良く売れるものだ、と不思議に思う。 確かに便利は便利だが、快適ではない。
で、思い直して別の物に決めた。
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ああ、僕の所為だ、と思った。 昨日のチャットの調子も相まって。
考え過ぎなのだと思うけれど、 自分のことをイヤな女だとは思わないで欲しい。 君が悪いんじゃないんだ。
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昨日のチャットが終わった後、倒れるように寝てしまった。 布団にも入らず。 その所為か少し体がだるい。 仕事は残っていたが定時で上がってきた。
夢が思い通りになるのならば、寝るのだって寂しくなんかないのに。
日常は、それはそれで大事なのだけれど、 本当に大事なものは遠くにあるので 時々逃げ出したくなってしまう。
暖かい部屋。 向かい合わせ。 正面は鳥の水炊き。 今夜は鍋。
そんな姿を想像して、今日も帰り道を歩いた。
ただ、一つ言うならば、 僕は君の横顔の方が好きなので、 向かい合わせよりは隣に座ったほうがいい。
何度も矛盾と後悔を繰り返しながら、 毎朝登る坂道の向こうは、 君の携帯の場面にとてもよく似た風景。
君のことを思い出さない日は、 もう来ないのだと思う。
昨日、緊急事態に陥った仕事は、 今日になって土日を潰す、という展開になるも、 最終的にはなんとか蹴りがついて ギリギリながら休みはとれることになりそうだ。
イメージはまだ、右手に残っていて、 柔らかな感覚をまだ僕に伝えてくる。 それはいつまで、残っていてくれるのだろうか。
だめっ子さんへ
自意識過剰かもしれないが、 それが僕のことなら、 僕はそれほど前なんて歩いていない。 手を伸ばせば触れ合うくらいの距離。 追いつきたいと思っているのは、 もしかしたら、僕の方だ。
君の見えないところに行くことはない。 僕も君を見ていたいから。 君が待っていて、と言うのならば、 僕はいつまでも座り込んで、 周りの風景を確かめながら 君のことを考えて待つよ。
なんとも言えない衝動があって、 平静を保つのに苦労する。 どうしようもない、耐えがたい苦痛と、 それを取り除くための一筋の希望。
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今日は朝から暖かくてコートを着なかった。
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なんのために生きているのか、 サッパリ分からなくなりがちな世の中。 僕もいまいち仕事をする意味が分からなくなってきた。
そんなことを考えながら、 昼間はバナナのパンをほおばる。
遠い空の下を想像しながら。
休みが取れそうなので、一人で何かリフレッシュできるようなことを しようと思う。
結局、京都へ行かなくてはいけないのかどうなのか よく分からないまま月曜を終えた。
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今の携帯にはストラップをつけていない。 ストラップを取り付ける場所が いまいち気に入らない、という以外に特に意味はないのだが、 つけていないことを言われたとき、少しドキリとした。
やましい事はないのに。変な話だ。
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今日は朝寒かったので喜々として新しいコートを着て出かけた。 期待を裏切らず、ちゃんと僕の体を温めてくれた。 土曜日の夜、これを着ていた人のことを、少し思った。
往きの新幹線で鳴るチャイムはあれほど気持ちを高揚させるのに、 帰りのそれは本当に悲しくなる。
涙を止める術を知らない僕は、 それを拭うことしかできない。 でもまた逢えるのなら、 少なくともそれまでは懸命に生きて、 またその日を迎えたい。
昨日の休みに、とびきりいいコートを買った。 ちょっとありえないような値段をしていたらしいが、 よく考えずに買った。
前のコートも高かったけれど、 それこそ何年も着続けて元を取った。 最後は裏地がボロボロになり、洋裁をやる母に聞いても 買いなおした方がいいと言われる始末だった。
一点豪華主義も少し改めなければ。
今度のコートは物は上だが値段はまだ安い。 冬コートなのでまだちょっと恥ずかしいかもしれないが、 明日、着ていこうか迷う。
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服は、気に入ったものは擦り切れるまで着て、 最後はいつもボロボロになる。 あまり気に入らないものは、いつまでもタンスの肥やしのままだ。 必然的に、変な服ばかりがタンスに残る。
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明日着ていく服を決めた。 残念ながら、肌の調子はあまりよくないけれど、 少し待っていてください。
多分余裕が無いんだと思う。
昨日まとまった契約だが、 いつそちらに伺うかで揉める。 金を払ってるから、3日に来いというのは 乱暴すぎると思うのだが、立場が弱いのでそうともいえない。
わかりました、調整します、と一旦電話を置いて、 仕方なく行く心構えをしていると、 今度はメールで、3日じゃなくていいです、との返事。
畜生、初めからそう言いやがれ、と心底思う。
相手をよく知る友人にヘルプを出す。 そして、 気が変わりやすい人だということ、 ちゃんと自分の主張を言うこととアドバイスを受ける。
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ちょっとしたお金に目が眩んで、 無駄にストレスを貯めている気がする。 だが、それは決断したことなのだから、 今更何を言っても仕方の無いことだ。
ビタミンが足りない。 週末に補給を。
契約がまとまった。
だがそれに付随して問題が一つ。 それも、なんだか対処に困るような問題。
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自分に能力が無いのも考え物だが、 逆に高く見られるのも困る。 僕は凄く才能があるわけじゃない。 怠慢で強引で間が抜けているのは確か。
だから、そんなに僕を買いかぶらないで欲しい。 つまらないことで僕を貶めたりしないで欲しい。
少し、心が弱っている模様。 ストレスだろうか、少し肌も荒れてきた。
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