パンドラの箱
DiaryINDEX|past|will
これほどにお互いを必要として、 これほどにお互いを愛している。 私たちほど、愛し合っているパートナーはいないだろう。
もう、何もいらない。 そこには依存もない。 お互いが自立して、支えあう。 これが本当に愛すると言うことなんだ。
何かを犠牲にするとか、 何かを代償に欲しがるとか、 何の期待もなく、 何の強制もない。
私たちはそろぞれ自由で、 深く結びついているから。
ふたりの記念日を、来年からは一緒に祝っていこう。
さあ、そこに跪き、許しを乞いなさい。
自分が悪かったと。 許してくださいと。
土下座をしてもいいんじゃない? それほどにあなたの犯した罪は重く、ひどいものなのだから。
ほら。 頭を下げなさいよ。 踏みつけて地面に顔を擦り付けてやるから。
え? これで気が済むかって?
そんなわけないでしょ?
こうやって永遠に、あたしに許しを乞い、 決して許されることなく、地面に這いつくばる姿を晒しつづけなさいよ。
なに?その目は。 自分がしてきたことを考えてみなさいよ。 馬鹿なプライドばかりを振りかざし、 善人ぶって人を騙し、 その愚かさを思い知ればいい。 身のほど知らずであることを思い知ればいい。
どうしても許して欲しい? そうね・・・あなたの一番大切なものを。
それを守るために、 あなたが今まで何をしてきたか、 これから何をするべきか、 きちんと答えが出せるなら、そのときは許してやってもいい。
そして二度と減らず口を叩かないと誓えるならば。
|