にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2006年11月25日(土) 大和路錦秋


奈良へ日帰り旅に行ってまいりました。

紅葉狩りです。

紅葉狩りは毎年京都が定番コースでしたが、

今年は趣向を変えて奈良にしてみたのです。

今回は「のんびり晩秋を楽しむ」・・・・がテーマですので、

いつものケチケチ旅から脱却し、人並みに鉄道も特急を使うとかして、

ゆったりのんびり大和路を歩いてまいりました。

本当は、談山神社に行ってみたかったのですが、

バスツアーの定員が満杯ということで、

奈良公園周辺の散策に切り替えました。



毎年恒例ですが、新幹線はもちろんのこと、

京都駅はものすごい混みようでした。

もちろん、紅葉見物の観光客でしょう。

それに比べ、奈良は比較的空いておりまして、

のどかな古都を満喫することができたのです。



奈良といえば、大仏様。

まずは東大寺に拝観し、周辺の散策をいたします。

そういえば奈良は20年ぶり。

今回同行した母は、修学旅行以来(!)だと言っておりました。

京都は何度も行く機会があったけど、

奈良はだいぶご無沙汰しておりましたっけ。

二月堂、三月堂、春日大社に興福寺・・・・・・

奈良公園は、いまが紅葉の見ごろでありました。



そして奈良といえば、鹿。

金、橙、赤・・・・・

古寺を背景にし、紅葉の中に佇む彼らは、

まるで絵画のようであります。

やめとけばいいのに、鹿せんべいを買った母は、

さんざん鹿たちに追い回されておりました。

観光地の動物の厚かましさは、どこへ行っても変わりません。(笑)

しかし鹿は、なぜあんな味のないおせんべいを好むのだろう??

そういえば、遠い昔に修学旅行生だったわたしも、

同じ疑問を持ったような・・・・ ( ̄-  ̄ ) ンー



たっぷり紅葉を堪能した後は、

”ならまち”の街歩きを楽しみました。

レトロな趣の入り組んだ小路を、地図を片手に散策するのです。

途中でみつけた渋めのカフェで一休み。

そうして、一日たっぷり遊んで帰途につきました。



雅な京都もよいけれど、奈良はまた違った魅力があるものです。

次回は、美味しい物も楽しみたいなぁ・・・なんてね。

またひとつ、紅葉狩りの候補地が増えたのでありました。

















2006年11月21日(火) 脱力

気が抜けています。

疲れがどっと出たような、ほっとしたような。



実はわたし、今日、あるお仕事から下ろされたのです。

まぁ早い話、飛ばされちゃったっていうか(笑) (⌒_⌒;)

先月末から今日まで、ため息が出るような忙しさでした。

新しく立ち上がった、とある仕事を任されていたためです。



最初から、ハードワークは予想されていました。

誰もが尻込みするようなお仕事なのに、

なぜわたしなんかに??と、重責で不安がいっぱい。

連日の残業、そして休日出勤。

毎日クタクタになって帰宅しました。

でも、自分の裁量で決定できるから、やりがいがあったのです。

忙しかったけど、充実していたこの一ヶ月。

自分なりに一生懸命でしたけど、

結果はいまだ出ずじまい・・・・・

グループ内の人間関係のもつれなんかも影響して、

とうとう本日、見切りをつけられたというわけです。



「よかったじゃない、あんな仕事から離れて」

周りの人たちは口々にそう言います。

ええ、わたしとてほっとしております。

誰が見たって、わたしなんかでは力不足だし、

最初から無謀な人選だったと思うでしょう。

明日から、夜遅くまで居残ることもなくなります。

・・・・・なのに。

なぜか割り切れないこの気持ち。

あ〜〜よかった!なんて、周りに言ってみるものの、

ぽっかりと心に穴が開いたようです。

やっと軌道に乗り始めたこのお仕事に、

愛着を感じ始めていたところでした。



あと少しだけ、時間をもらいたかったな・・・・・・・



明日から、別のお仕事がわたしを待っています。

気を取り直して、

また、頑張ります。
















2006年11月12日(日) 冬が来る


『東京に「木枯らし1号」…昨年と同じ日』



 気象庁は12日、東京地方に、

冬の訪れを知らせる「木枯らし1号」が吹いたと発表した。

 東京・大手町で午前4時5分、

最大瞬間風速18・9メートルの西北西の風を観測。

 昨年と同じ日だった。

(読売新聞) - 11月12日16時29分更新



・・・・・・冬の訪れ、ですか。

都会の人は、こんなふうに季節の変わり目を感じるのかしらね。

わたしはというと。

田んぼのお化粧直しで、それを感じます。

金色の稲穂が刈り取られ、

切り取った株の跡が整然と並びます。

その寒々とした風景に、冬の訪れを感じるのです。

子供のころは、待ちかねたように田んぼへ飛び出して、

サッカーやらキャッチボールやら、

広々とした空間で思いきり走り回ったものでした。



冬は、苦手な季節です。

寒さが苦手なのです。

昨今の温暖化で、昔よりだいぶ暖かくなった気はいたしますが、

それでもやはり憂鬱です。

体調を壊しやすいし、仕事も忙しくなってまいります。

暖房器具をお部屋に出したり、防寒着を用意したり、

今日は冬支度を整えました。



さぁ、冬が来る。

冬が来る。

なんとなく落ち着かない、季節の変わり目。

冬眠するわけでもないのにね。



「今夜は鍋だよ」

母の声が聞こえました。

あったかいものを食べて、体調を整えて、

来たるべく季節に備えましょう。



冬が、もうそこまで・・・・・・












ぴょん

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