にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2003年05月17日(土) ブスでごめんね

整形手術をテーマにしたテレビ番組が流行っています。

術前と術後の顔を比較して、

出演者が一斉におお〜〜っとどよめく、アレです。



わたしの人生はとても不幸でした。

それというのも、皆この醜い容姿のせい・・・・

そして美しく生まれ変わった出演者は、

みな嬉々として新しい人生を歩んでゆくのです。

んじゃ、アンタの死にたいほどの悩みってのは、

ほんの何センチか鼻が高くなれば解決する・・・・

その程度のものだったの!?

・・・・そんなツッコミをいれてみたくなる事も多々ありますが、

手術で本当に幸せになれるのなら、

それもいいんじゃないかって思ったりします。



わたしだって、整形にまったく興味がないわけじゃありません。

つらいダイエットより、

脂肪吸引に、よろめきたくなることもあるのです。

このおなかのお肉が、あと少し減ってくれれば・・・・

なにかイイコトが待っているような、錯覚(?)がするのです。



十代の頃、ブスで悩んでいました。

かわいい顔をしている友人が、うらやましくて仕方なかったのです。

彼女は性格も明るいし、何より自分の容姿に自信を持っていました。

殿方はもちろん、同性からも注目を浴びていました。

彼女と自分を比較するたび、わたしはみじめな気分になったのです。

そして、そんなひがみっぽい自分が大嫌いでした。

きっとそういうのを世間では、性格ブスって呼ぶのでしょうね。

あの頃のわたしに足りなかったものは、

”自信”だったのかもしれません。



三十路を過ぎて悟ったことがあります。

どんな美人も、加齢による容姿の衰えは避けられないということ。

生まれつきの美しさで勝負できるのは、

せいぜい二十代までだということ。

こんな当たり前なことが、若かった私には、

どうしても理解できなかったのです。



今は、若い頃のように容姿に悩むこともなくなりましたが、

それでもやっぱり、美しい人はうらやましいと思います。

だって美人は何かと、お得なことが多いですから。



三十路も終盤を迎えた今、

同級生達をぐるり見渡すと、

かつての美少女も、小じわやほっぺのたるみが目立ってきました。

なのに、容姿は確実に衰えてきているものの、

皆、それぞれに幸せそうです。



そう、けっきょく・・・・・


万人に絶賛される美女もヨイけど、

たったひとりの相手に、「きれいだよ」って誉められれば、

それで充分幸せなのかなって思います。

そういう生き物なのかもしれません。

女って。









2003年05月11日(日) ことしの母の日

きょうは母の日。

とはいえ、毎年特別に何もしていません。

けど、今年はささやかなプレゼントを用意してみたのです。

何年振りでしょうかね、こういうのって。



それというのも、先週たまたま買い物で寄ったスーパーで、

ぴょん母に似合いそうな、エプロンをみつけたからです。

そう、たまたま・・・なんですけどね。(; ̄ー ̄A アセアセ

それは、黒地に赤い花模様のエプロン。

ちょっと派手目の柄が、いかにも彼女好みだったのです。

お値段も手頃だし、

たまには孝行娘のまねごともいいかなって。

せっかくなので店員に頼んで、母の日専用のピンクの箱に、

カーネーションの造花をつけてもらったのです。



朝起きると、ぴょん母は食卓で食後のお茶を飲んでいました。

「はい、母の日!」

テーブルの上に無造作に包みを置くと、

彼女は、これでもか!というほど、

大げさなリアクションで喜んでくれました。

「おとうさん、おとうさん!母の日だって」

わざわざ、父に見せに行き、

満面の笑みで包みを開ける、ぴょん母。



「うちは、母の日にプレゼントなんか要らないからね。

そのぶん自分で貯金をしなさい」

常々わたしに、そう言っているくせにさ・・・(笑)

ププッ ( ̄m ̄*)



けれど・・・・

娘からもらう贈り物って、やっぱりうれしいものなのかなぁ。

うちの場合、めったにしないからよけいに・・・・かな??(笑)



親孝行、したいときには親は無し。

むかしの人が、そう言ってましたっけ。

今もって嫁に行かない(行けない?)わたしは、

ただでさえ親不孝な娘なのです。

たまには、喜ばせてあげるのもいいかもしれません。



上機嫌のぴょん母を、ぼんやり眺めながら、

そんなことを思いました。












2003年05月02日(金) 言霊

わたしって、弱い人間だと思います。



口では強がり言ってるけど、

ほんとは全然自分に自信がもてないのです。

年齢を重ねて、

やっと自分の弱さを認めることができた気がします。



ある友人がこんなことを言っていました。


「口に出したことって本当にそうなるんだよ」


わたしは、どきっとしました。

何か新しいことを始めようとするとき、

決まって弱腰になる自分に思い当たったから。


どうせ、だめだろう。

きっと、だめだろう。

また、だめだろう。


自分をだめにしていたのは、

他でもない自分自身だったのかもしれません。



こんな話を読んだことがあります。

昔の人は、言葉に魂が宿っていると考えていたそうです。

不吉な言動は、ことさら忌み嫌っていたと聞きました。

だから、

どうせ、きっと、また・・・・

この三句は禁句にしようと思いました。

昔の人のように、

言霊(ことだま)を信じてみたい気持ちになったのです。

万が一こんなことで、マイナス思考が、

プラスのそれに代わったら儲けものですしね。

光り輝いている人は、

きっと自分に自信が持てる人なのでしょうね。



いつか・・・・

そう、いつか、

弱くて卑屈な自分自身を、変えられる日が来るといいなと思います。


2003年05月01日(木) 嗚呼ダイエット

また太ってしまいました。

ええ、3キロも。



よる年波で、

ただでさえ美貌に自信が持てなくなった今日この頃なのに、

肥満の恐怖がわたしを襲っています。



原因はわかっています。

ここんところ続いている、不規則な食習慣がイケナイのです。

ストレスの多い毎日を送っているのも、一因かと思います。

わたしはストレスがたまると、

甘いものをドカ食いする癖があるからです。


でもだからといって、簡単にそれらを是正できるものでもないのです。

仕事を辞めれば、一挙に解決することなのですが、

この就職難のご時世に、簡単にできることではありません。

ああ、でもこれではいかん!なんといっても健康に悪いですから。

なんとかしないといけないと、日々痛感しております。

とりあえず間食を我慢してみようと考えました。

あと、晩ご飯をちょっぴりにし、

その分、朝ご飯をたっぷり採るように心がけました。

それから、お昼に食べていたおやつも、一個だけに絞りました。

残業のときに食べていた夜食も、きっぱりやめました。

そして実行に移してみました、一週間ばかり。



人間って・・・・

空腹を抱えていると、怒りっぽくなるものなんですね。

やってしまいました。

ついに、キレてしまいました。

仕事上のトラブルで、ついに爆発してしまったのです。

(しかもトラブルの元凶は自分にあった)

ええ、前後の見境などまったくありませんでした。

相手がお客さんではなく、

社内の人間であったことがせめてもの救いでしたが、

針のむしろに座る心地です。

もしかしたら、「逆ギレ女」というあだ名がつけられるかもしれません。

連休明けがこわいです。

〜(T▽T〜)(〜T▽T)〜



ダイエットもほどほどにしておかないとね。


・・・・などと、まだまったく効果が現れぬまま、

中止しようかどうしようか悩んでいるわたしなのです。







ぴょん

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