にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2003年04月26日(土) 中国のおともだち

わたしたちの会社に、中国から二人の男性が研修に来ています。

ちょっと知的な陳さんと、若くてカワイイ李くんです。

ゴールデンウィーク初日の今日は、

彼らから、餃子パーティに招待されました。

場所は、彼らが滞在している会社の寮です。



時間より少し遅れて訪問すると、

すでに、わいわいがやがや餃子作りが始まっていました。

彼らの馴れた手つきに感心しながら、

わたしたちも餃子の皮作りに挑戦しました。



手作りの生地は、ふわふわもっちり市販のものとはだいぶ違います。

「ふーん、中国の人はこんなふうに餃子を食べるんだね」

彼らの説明にいちいち感心しながら、

にぎやかに餃子は出来上がってゆきます。

きょうのメニューは、水餃子。

ゆでたてぷりぷりを酢醤油でいただきます。



中国は、いま世界中でもっとも注目を集めている国。

わたしたちは、彼らの地元である西安の話から、

中国の人々の暮らしまで、興味深くあれこれ質問しました。

日本語が上手な陳さんは、

李くんとわたしたちの通訳をしながら、

ていねいに答えてくれました。



わたしはふと、こんなことを考えました。

もしも、わたしが陳さんの立場だったら、

こんなふうに外国人に日本を紹介することができるだろうか?

陳さんは、中国各地の名所史跡はもちろん、

政治経済、歴史、古典の解説まで、

実に多くの質問に答えてくれたのです。

わたしも日本人として、

自分の国のことを、もっともっと知る必要があるなぁと痛感しました。



餃子でいっぱいになったおなかをかかえて、

わたしたちは彼らの寮を後にしました。



美味しかった餃子のお礼は、

もう考えてあるのです。

わたしたちは彼らが帰国する前に、

富士山へ連れて行こうと話し合っているのです。

彼らは小学生の頃、教科書ではじめて富士山を知ったそうです。

「帰るまでに本物を見てみたい」

そんなふうに陳さんが言っていたから。



そう・・・・・どうせなら、

とびっきり美しい富士山を、彼らに見せてあげたいな。

空気が澄んでくる秋がいいかな。

そして、

ああ、日本に来てよかったって、

彼らが喜んでくれるといいな。



まだ、ずっと先の計画なのに、

いまから盛り上がっているわたしたちなのです。
















ぴょん

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