(SleepWalking)



白昼夢
 
そう願ったのは
他でもない私です
なのに


どうしてこうも我儘なのだろうか
忘れたいと思うあなたのことを
忘れたことに気付くなんて


奥底で眠る何かを
まだ期待している
桜は散るのを知りながら

2007年04月10日(火)


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はるのあしおと
 
隅田川の両岸に
ソメイヨシノが咲くでしょう
酔った頭であなたが零した
お花見の企画を思い出す

うちにおいでよ、なんて耳打ち
覚えているのはわたしだけ?
どうしてそうやってあなたは
何時も無責任なのかしら

はやくしないとほら
盛りを忘れてしまうの
忘れているなら今から
押し掛けたってやろうか

淡くざわつくひかりが
きらきらと揺れる
そこかしこに響く
花とわたしに春の足音

2007年04月01日(日)


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