halt@渋谷乙
2009年11月28日(土)
仕事を終えて乙へ。


入るとスペシャルゲストのノーベンバーズ小林氏が弾き語り中。
途中DJをやっていたART-SCHOOL戸高氏がギターで参加したり、いろいろなゲストプレーヤーが参加していた。

客はノベンバ客なのか、それっぽい女性客ばかりな感じで。

お次がhalt。
テノリオンから始まるのは変わらず。前回ナイスパで見たツアーファイナルよりは良いステージでした。
途中の曲で一度ストップしたり無茶なこともあったけど、全体としてはいい感じで。
ただ、やっぱりベースさんがかつて見た良い時期ほどではなく。なんか集中しきっていないというか、雑念が感じられるんだよなあ。もったいない。
ドラムさんは相変わらず良い感じで。

ラストがwhere is my mind?。
ゲストの雰囲気からしてまあアートスクールとかそっち系な感じ。
なかなか悪くない。
けど頭が痛すぎて途中退出。
smash funny stone@新宿JAM
2009年11月27日(金)
以前ライブに来てもらった恩もあり、ふらっとJAMへと。

入るとplat home nineが始まる。

上手ジャズマスgtvo女性、下手ジャガーgt、奥上手にドラム(+キーボ?サンプラー?)奥下手にベースといった感じ。

うーん、全体感は悪くない、むしろ好きなんだけどディテールの部分で気になるなあ、というところは多かった。
特にボーカルスタイル。全然悪いわけじゃないんだけど、個人的にあまり趣味じゃ無いというか。
特に低い部分の出かたが俗っぽい、というか。。まあこれは個々の趣味の問題なのでバンドの良し悪しにはあんまり関係ないのだけど。

ちゃんとアレンジも練って作っているし、世界観もあるし。
けど変態性は感じ無かったかな。


smash funny stone。
上手レスポゴールドトップ、下手IBANEZ JET KING(定かでは無い)なGtVo、Drというベースレススリーピースバンド。
Gt2人が共にオクターバーを繋いでアンプ2台づつならしていた。なかなか面白い。

しょっぱなのリフから5と6の11拍でまとめてくるあたり、なかなか。そういうの嫌いじゃない。

誤解を恐れないで言えば「メタルとプログレが好きなLUNA SEAがAt The Drive-Inをやってる」感じ。
声質がそう思わせるのかな?

カナキリという曲がかっこよく。

ドラムさんが体調悪かったせい(?)か、ドラムがあまり安定感が無く。おかずのとことか切り替えのとことかで引っかかりがちょいと気になった。
とは言え、なかなか良いライブでした。

カレー警察うまし。
そんな日。
LITE@下北沢ERA
2009年11月24日(火)
Turns red EPレコ発2days2日目。

出演は出順で以下。
kruucrew
papier tigre
wooderd chiarie
avengers in sci-fi
LITE

ERAに入るとすでにライブは始まっていた。
kruucrew。上手ジャズマス、下手サックス、センターベースの4人組。
サックスはマイクからカオスパッドに繋がっていて、そのカオスパッドからhotcake、ディレイ(ルーパーとして使用?)、dd-20、フィルターてな具合の足元。こういうサックスの使い方は面白いなあ。
曲調としては良くわからん。とりあえずループ感の強い爆音な印象であった。

papier tigre。
ベースレス、上手SG下手リッケン。オルタナティブ!
ベースレスとは言え、ステージにはベースアンプがセッティングしてありSGからなんらかの手段を使って低音を出していた。音としてはスッカスカだけど、バシっと3人の音がそろう瞬間はそれを感じさせない。日本人には無いタイム感だな、ああいうのは。ドラムがかなりパッション湧き出てて好印象。かっこいい。

wooderd chiarie。
結構久々な印象のあるうっちゃりさん。どうやらアルバムをレコーディング中らしい。
ギターさんのボードがでかくなってた。並べてるエフェクトはあまりかわらなかったけど。ギタボさん、G1をおかずにアンプのスイッチだけをセッティング。曲的に必要ないからなのかエフェクトを使うのをやめることにしたのかは謎。
ベースさんは相変わらず。
最初はあまりのらず。とは言え悪くは無い。でも平易な印象で。
もっとマイワールドを現出させればいいのになあ。なんか軽い印象はあった。
新曲などやりつつ。
ラストの心象風景画は良い。良いのである。

次、avengers in sci-fi。
まじまじと見るのは初めて。でもやっぱり興味が持てない。
ボコーダーやらRC20やらベースシンセやら使って変な音出してはいるけど、ただ爆音で音を垂れ流している風にしか見えないんだよなあ。いや、楽しそう。熱量は感じる。けど琴線には触れない。

そんでラストがLITE。
昨日のライブで感じた不満みたいなものは何も無く、ただただ圧巻。
ライブを見に行って鬼気迫るモノを感じたのは久々だなあ。
Turns Red EPに入ってない新曲はとてもかっこよかった。決して奇を衒っていないながらもインストロックの新世代を感じるサウンド。キーボードとサンプラーの導入はバンドの可能性を無限大に近く広げているなと感じる。
そしてアンコール2曲目。
今年見たライブの中でもベストアクトだったんじゃないかと言うくらいの演奏。
ベースのイザワさんが、凄い。凄すぎた。

2日連続でLITE見れちゃうなんて楽しすぎた。
LITE/rega@下北沢ERA
2009年11月23日(月)
Turns red EPレコ発2days初日。

出演は出順で以下。
deepsea drive machine
rega
なのるなもない(降神)
9dw
LITE

なかなかイケイケなイベント。

1番手はdeepsea drive machine。
下手がモズライト、センターベース、上手がストラト(だったっけ?)な4人組。音楽性的には生演奏でハウス〜テクノな音像を作り出す。演奏クオリティは高く、ワーミーを多用したり、同期モノを効果的に取り込んでいたりと意欲的。
でも、「生でやる」意味が薄いんじゃないかな、と思わないでもなかった。

次。rega。
まさに縦横無尽と呼ぶに相応しい、高揚のインストゥルメンタル。
メインを取る楽器が次々と入れ替わりつつも、それぞれのプレイアビリティは常に余すことなく表現。なにより演奏している彼らが非常に楽しそうで「陽」の気がダクダクと溢れてくる。なんて楽しい空間なんだ!

3番手、なのるなもない
降神というユニットのMCの片割れ。降神という名前は聞いたことがあったけど、見るのも聞くのも初。繊細で流れるようなフロウ。ライムは多用せず、内向的なポエトリーリーディング然としたラップを披露。曲構成も凝ることなく、ヒーリングミュージックのようなトラックに押し付けの無いささやくようなラップ。
初見でこのヴァイヴスにのるのは難しいけど、非常にオリジナルなスタイルをもったラッパーだなあ、と。
ラストの曲はヒップホップの作法に則った感じでのりやすかったかなー。

次。9dw。
これまた名前は良く見るが、初見。下手からベース、ドラム、キーボード・ギター、マニピュレーターといった構成。
音楽性はと言えば、プログレやフュージョンのエッセンスを取り入れたいわゆるAOR、なのかな。
サウンド自体はすっきりとシェイプアップされていて派手さは無い。
複雑に組み込まれたループ感のただよう生のリズム・シーケンスに付かず離れずで寄り添うベースライン。ユニゾンしたかと思えば離れ、時にはライトハンドも多用するギター。
大人なサウンド。

ラストはホストのLITE。
いつも上手からみてたので、センターより下手側、イザワさんの前でライブを見るのは久々。

足元はmoogのベースシンセやら、ビッグマフmodやらを使っていた。ベースはバッカス。
改めて、まじまじとべースを見てるとやはり圧巻、というか。指裁き見てるだけで楽しくなってくる。
センターのギターさんのキーボードはmicroKORG XLで、横にはサンプラーがあったり。
上手ギターさんはこの日はちょっと調子が悪そう(プレイの)。いつものキレはあんまりなかったかなあ。
とは言え、非常にすばらしいアクトなのは間違いなくあっという間のステージ。

おなかいっぱいの初日でした。
susquatch@渋谷CYCLONE
2009年11月07日(土)
家でひと仕事を終え、まどろんでいたらいつのまにか寝ていた。気づくと6時半。やばい、サイクロンまではどう少なくみつもっても1時間はかかるわけで。やっちまったーと思いつつも急いで支度して電車にのり渋谷へと。

しかし、サイクロンにつくと盛大に押していたらしくまだ始まっていなかった。結局20:00に近くなったところで開演。



数えてみたら、susquatchのライブは17回目らしい。
意外と少ないような気もしないでもない。
とりあえず、自分にとってのsusquatchが終わる日であることは間違いがなく。


押し押しで始まったライブはここ最近のsusquatchのライブでは出色の出来で。
ベースのバランスも良い感じに抑えられつつ丸い音。押切さんのギターの音も人が多いせいか高域のいやなところが弱めで(下手にいたのもあると思うけど)アンサンブルも結構聞こえてる。何より、ドラムが安定していたのが一番良い印象を与えた要因なのかなあ。

稲葉さんも今日は前を向いてギターを弾くシーンが多い。

summer solstice、ceto、harvest。やっぱwater plantの曲が好き。
とは言え、ghostやmatsuriなんかも同時期にやっていたし思い出深くはあるのだけど。

途中のMCで稲葉さんが新しいギターの人にプレイを教え込んでいるような事を言っていた。
ということは既存曲は今後もやる、ということなんだろうか。

本編は3chordsで終わり。

polkaやらないから多分ラストなんだろうなー、と思っていたらやっぱりラスト。しかもダブルアンコール、という。
ダブルアンコールが起きるかどうかなんてわからないけど、稲葉さんとのラストにはこの曲をやりたかったから。ダブルアンコールありがとう、とは押切さんの弁。

押切さんのインタールードからイントロへ。
稲葉さんがアンプのスイッチをスタンバイにしていて最初音が出ないなんてところもsusquatchらしい。笑

2本のギターが複雑かつ繊細に絡み合う。
まるで今日で別れてしまうカップルみたいに、泣き笑い合うように向き合いながらギターを弾く2人。
言葉ではなく、まさにギターで語りあっていた。


なんか、湿っぽさは全然なく、本当に今後へ向けて前を向いたライブだったな、と思う。
その中にメンバーそれぞれの思いも感じられたし、誠実に音楽をやっていたなあ、と。

すばらしいライブでした。
rain drops pianissimo@池袋Black Hole
2009年11月04日(水)


自分のライブを終えて、中抜けで来てやった池袋。
驚いていたようで何より。

そんな彼らのライブは中々気合入っていたのだけど、ベースがリハなしだったというのもあってかちょい音が強め。まああんくらい出ていてもいいんだけど、ギターが逆にちょい弱めだったので際立ってしまった。もうちょい上手ギターが立つと聞いてるほうに届くと思うのだけど。

しかし、総じて良い感じだと思います。

おわって即自分が出ていたライブハウスに戻るのであった。
あんよ@新宿NINE SPICES
2009年11月03日(火)


がんばるなあ、あんよは。
と言うことであんよ。しかしケツカッチンのため、ラスト一曲がみれなかった。非常に残念…

一曲目のギター、アクシデントでもあったのか(そうは見えなかったんだけど)ギターの音が弱い。ギターの音は全体的にもうチョイ練り直してもいいのかもしれない。
最初の方、緊張していたのかVoがかなりシャープしていて聞いてて気になったなあ…。まあでも、ボーカルって難しいですよね。

2バンド目のGIZMOはあんよの大学の先輩らしい。
うーん、ギターも悪くない、アップライトでボウイングも織り交ぜなベースも悪くない、ドラムもキーボも。やっぱり気になるのはVoさん。
ああいうステージングなボーカルは苦手なんだよなあ…

1バンド目のwozniakがかっこよかった。

ギターをRC-50でループさせてからドラムを叩くGt&Drの方。
ドラム叩きながらスタンドに立てかけてあるギターを弾いたりもしていたり…
左手でベースをタッピングしながら右手でキーボードを弾くBa&Keyの方。
RC-50で音源を同期させていたり、DL-4を2台使いしていたりと興味深い2人組であった。

音源購入。

ループフレーズってのはバンドであわせるのが難しいと思うのだけど、思うにドラマーが自分のタイム感でギターループ作るならやりやすいんじゃないかなあ、なんて思ったり。
なかなか刺激的ナイト。