wooderd chiarie@新宿MARZ
2008年12月31日(水)
年末。微妙に体調悪いながらも、前日聞いていたタイムテーブルを頼りに新宿へ。
SWAN SONG COUNCIL。

入るとちょうどPaperBagLunchBox。
あいかわらず、楽しそうにウキウキとくらい事を言う。
「いやな事なんて忘れられないよ」とか、楽しそうに笑顔で言ってらっしゃる。
声も歌もきれいで、でも歌詞が暗いんだねー…
素晴らしい。

先日のeraでも会ったPAやってるT君などと出会いつつ、ひとバンドスルーして11:45。
定刻どおりにwooderd chiarieが始まる。
初めて見たときはGtVoさんが気になり、その後、ベースラインの印象的なベースさんが気になり、と来て、今見るとギターさんが非常に気になる。
MOONLIGHTはセッション的に出来た歌らしい、というのもありギターさんのアドリブ具合が楽しい。
sputnikaを過ぎてカウントダウン。その後はアイのストーリー、スロー・ラーナー、幽霊たち、で終了。
本当にもっとみたい。
ワンマンが楽しみすぎる。

その後はつるとんたんで年越しうどんを食し、帰宅。
bronbaba@新宿MARZ/motion
2008年12月30日(火)
bronbabaを目当てにSWAN SONG COUNCIL VOL.10へと。

出順
●MARZ
deadly king
ARTLESS NOTE
3nd
もらん
bronbaba
マヒルノ
about tess

●motion
my girlfriend's record
clean of core
オワリカラ
太平洋不知火楽団
the mornings
Far France
green milk from the planet orange


開園時間にMARZへ行くとdeadly king。期待していなかったものの、なかなかどうして。
上手に横向きドラムさん。センターにテレキャス、奥にベース。下手にストラトな感じ。
いわゆるインストポストロックという按配で、Marzらしい、というかなかなか好みな感じ。
デモ購入。

次のARTLESS NOTEはそれほどでもなく、motionへ移動。clean of core。3ピースなプログレバンド。
上手ストラトなギターさんはキーボードも弾きつつ。けど39度overの熱があったとかなかったとか。
下手ドラムで、横向き。
横向きドラム多いなー。まあ俺も好きだけどさ。デモ購入。

オワリカラ、3ndを少し見て、どっちも好みでなかったのでタリーズでお茶。

もらん。初聞き。ケーナルシャインこと成毛氏のいるバンドで、ギター2本のベースレスバンド。
趣はPBLBに似た浮遊するVoと、ループフレージングな成毛ギター。ドラムは女の方でご結婚されたらしい。
悪くない。

bronbabaはフロアで。
しかし、VOXマルチが調子悪いらしく、機材トラブルでなかなか始まらず。結局アンプ直なのかなんなのか、マルチをはずしてやっていた。演奏は前回同様。トラブルあってもあのテンションな感じで、ふむ。風のうわさによると、ベースが加入するとかしないとか。

野暮用で楽器屋へ行きつつ、marz階段でdeadly kingのドラムさん
マヒルノをちょい見−の、green milk from the planet orangeをちょい見−のでabout tess。

あいかわらずのツインギターツインベースツインドラムで、ぐっちゃぐちゃですぜ。
数曲見て、帰宅させて頂いた。
wooderd chiarie@下北沢ERA
2008年12月29日(月)
5DAYS40BANDS!!
4日目

ERAへ到着するとKAFKAがライブ中。5FのRestRoomにてまったりと。
出演は出順で以下。

For Less To Lake
PaperBagLunchbox
the court
Starboard
wooderd chiarie

For Less To Lake。
目当てのひとつ。ギターがPRSからレスポールになっていて、全体のサウンドの親和性があがっていた。やっぱりPRSはエモーショナルなライブバンドには会わないと思う。音が優等生過ぎる。面白くないし、浮くんだよね。
全体の一体感がすごい。始めてみた当時はギターボーカルさんが強くてほかの面子が負けっぱなしだったけれど、今ではタメを張るくらいほかのメンバーのキャラクターが出ていてそれが一体感を作り出している。また見たい。
タテのりで横にしか揺れられないヤツは音楽を聴いたことしかないんだろうな。つまらねえやつらだと思う。

PaperBagLunchbox
2年以上ぶり、2回目の彼ら。あいかわらず浮遊感のあるボーカルさん。最初ベースが危うかったけれど、後半に行くと安定。ドラムさんが女性だったのは知らなかった。なかなか良いドラムを叩く。いいね。勢いと迫力は増していた。またちゃんと見たい。是非。

the courtの途中からStarboardの途中まで夕飯を食べに。
ラスト3曲程度でERAに戻りつつ、wooderd chiarie待ち。

wooderd chiarie
MOONLIGHTから。ギターさんがグイグイきてる。以前は音源通りを心がけるというプレイぶりだったんだけども、最近はアドリブ的なプレイを織り交ぜてきていて、大事なところはしっかりはずさずに、個人的にはそれがいい感じ。
アイのストーリーで短い本編が終わり、アンコールでThrob in Theory。凄まじい。音がウネる。声が神経に直接触れている様な耽美な感覚。痺れる。独特のビブラートが響く。

物足りない。明後日、早く見たい。その前に明日はbronbabaだったりする。
HONEY APPLE MONSTER@渋谷la.mama
2008年12月13日(土)
SECOND HOUSEというイベントらしく。
出演は出順で以下。

PAPER TIGER
スカイハイツオーケストラ
Bell East
lights
HONEY APPLE MONSTER

ラママへ入るとスカイハイツオーケストラがやっている。
一応ホストのバンドらしいのだが、なぜか二番手。
いわゆるポップな、まあラママ的に言えばミスチルライクな、個人的な発想で言ったら歌の下手なポルノ的な。
こういうバンドは、「声」とか「歌詞」とか、あきらかな"ギフト"が無いと厳しいと思う。
なぜかというと、ポップネスを売りにするという事は「売れる」ことが正義となるわけだから。その為には耳障りの良い音だけじゃ無理なわけで、個性か、顔か、お金が無いと無理なわけです。
まあそれでも、本人達がやりたいのなら問題は無いわけで、演奏も上手いし曲も悪いわけでもなく、ある意味ラママらしいバンドではありました。

次がBell East。
フロム仙台という彼らだけども、これまた同じようにポップなバンド。
スカイハイツ〜もこのバンドも、あまりにもVoが王道すぎて、厳しい。突き抜ける為にはかなり努力がいる土俵だと思う。
そんな中、ベースがかなりの異質で、それが一つの救いになっていた。この日見たプレイヤーで一番良いプレイヤーでした。

lightsは判りやすいくらいのsupercarフォロワー。
下手なところまでフォローしているという、ある意味徹底している。笑
まあ正直、よくこの演奏力でライブをやろうと思うな、という…ドラムが特に。
見ている人に「がんばって」なんて思わせちゃ駄目だろう。
まず、練習しましょう。

で、ラストが某ham。
一応ラストライブで、トリ。今まで見た中で、客も一番くらいいたし、まあ良かったのでは。
ある意味現役を退いたセットリストで、記念的なライブになっているのは…実際微妙かと。
まあ本人達が良いのならいいんだけど。
とは言え、演奏的には一番まとまっている印象。前半まったり後半勢いな感じで。まったりパートは今まで見た中では一番いやみも無く、聞けた感。その分勢いパートは一番良い印象よりは若干落ちていた感もあったけれど、良いといえるステージだったのでは。
「ケンジがんばれー」なMCには爆笑させてもらったが…
Summer〜→Bookで終わり、お定まりのアンコールからM&M(初聞きだったが)→Another Starで終わり。
まあ、それで終わると思ってたけど。

中学生の言う、薄っぺらくて明らかに間違っているような、青臭くてウソ臭いセリフを地で行くようなバンドでした。それがまあ、一番の強みで、一番のアホっぽさ。でも瞬間の一体感とか、疾走感とか、そんなのは持ってたように思う。

その後、終電までに帰ろうと思った打ち上げでなぜか朝までコース。
うーん、疲れた。