susquatch@新宿ACB
2008年08月03日(日)
any for delightの活動休止LIVE。目当てはsusquatchのみという。
出演は出順で以下

UNLIMITS(シークレットだった模様)
the brown
susquatch
SOUTH BLOW
any for delight

開場後すぐにいくと階段並び。とにかく暑い…蒸し風呂のような階段で入場順にならび、どうにかACBにたどり着くとそこは寒いほどの空間。
何気なくACBは初。パンク、メロコアとかな感じのハコ、というイメージ。

開演を10分ほど押して始まったのは女子GtVoのメロコア的バンド。UNLIMITS。
いろいろ曲やってたけど、押しも引きも無い。抑揚が無い。タッチと音色を混同している、というか平坦というか。
なんというんだろうなあ…アレンジをサボっているようにしか聞こえない。

で、the brown。
出音は良いんだけどパフォーマンスが嫌だなあ、と。特にリズム隊はいいな、と思った。
けどなあ…Voは女の人でスタンドVoなんだけど、パフォーマンスがわかりやすすぎる。
Coccoが好きなんだろうな、という借り物のようなパフォーマンスで。。もちろん裸足でした。
いちいちお辞儀をするときにスカートの端を持ち上げるとことかがもう…なんというか、駄目でした。
出音が良かっただけに、残念。

お目当てsusquatchは大体2ヶ月ぶり。
イベントに合わせてか趣味が変わったのかは謎だけど、ギターの音はラウド寄りになっていた。特に稲葉さん。

曲順は割りといつもどおり。ただ、この日はかなり気合が入っていたようで、いつにもましてエモーショナル。
susquatchみたいにアンサンブルの精微なバンドはエモーションを持つのは難しいと思うし実際今まではそうだったけど、やはりどうやらエモーションをパフォーマンスに昇華出来るようになったみたい。
素晴らしいパフォーマンスでした。

「any for delightにってわけじゃなく、死んだ人の為の曲です」とghost。「故郷を思い出して」と祭。音源化されてないこの2曲もやはり素晴らしい。

今がいろんな意味で一番良い時期だな、と改めて思う。
今後新譜やらを出せば少なからずバンドを取り巻く状況は変わって行くだろうし、今みたいに少ない曲を濃く何回もライブでやる事も減るように思う。となると表現もまた変わって行くのは必然で。
そこにはそこで素晴らしい世界もあるかもしれないけど、少し寂しい気持ちも出るだろうな、と。
ワンマンツアーをやるくらいになればまた別かもしれないけど、それはそれでやはり寂しい、と。

行けるうちに行っとこう。
それは他のバンドも一緒だけども…

SOUTH BLOW中で、我慢の限界に達しACBを後にする。
any for delightごめんよ…でも、もう無理でした。。

海峡行って、人心地。そんな日。