12日からのオールナイトイベント。
久しぶりの中野ナイト。目当ては勿論ゴリマチさん率いるHOT STYLE EXPO。
まあ出演は出順で以下。
ぐしゃ人間
ALTRA
HOT STYLE EXPO
CHAOTIC SPEED KING
玉筋クールJ太郎
手刀前でJと落ち合い一緒に中へ。もうひとりの連れであるKは仕事の関係で後からくるとの事。
1番手で始まったぐしゃ人間はドラムを除く三人が女の子。まだ若そう。
PRSなギターさんは小さくてギターの縮尺が不思議な感じ。リッケンなベースさんはなかなか安定感がある。
短髪金髪なボーカルさんは意外とシャイな感じ。HIPHOPなイベントに呼ばれて光栄です、とドラムの通訳を介しておっしゃってました。
2番手はALTRA。非常にファンキーなチョッパーで始まって、結構マニアックなバンドなのかと思ったら非常に普通な感じの歌がのる、という少し不思議なバンド。
ぴえーる氏の後輩というベースさんが言うには、本来は3番手だったはずの出順が2番手に変わったその理由というのは、かなり神妙な顔をして話かけてきたぴえーる氏の「化粧が終わんないから出順変わってくれない？」というセリフらしい。
おかげでもう一人の連れであるKがHOT STYLEに間に合ったので非常に助かったのだが。
テレキャス使いなギターさんもドラムさんもなかなかテクニカル。しかし歌が非常に普通、というある意味違和感のあるバンドでございました。
そして、HOT STYLE EXPOでございます。
今回はギャルバンでグレイコピー、という噂を聞いていたので楽しみにしていたが、やはり非常にセクシーであった。
ボーカルのテル美ちゃんはパンチラを連発していてサービスショットも満載。
「彼女のモダン」〜「Kiss'n NOISE」〜「千ノナイフガ胸ヲ刺ス」と続くライブ。どうやらまだインディーデビューもしていない頃のグレイをコピーしている模様。
非常にモトネタがマニアックで笑わさせて頂いた。
でも、あのネタがどこまで人に通じるのかはカナリ微妙だと思うが･･･
そしてラストはやはり、タクコとピンコを呼び込んでのロージア。ラストはエックスポーズでお別れ。すばらしい年越しのギグであった・・・
お次はタクコとピンコこと、takuto氏と中野氏の即興バトルバンド、カオティックスピードキング。
あのステージの後にカオティックという全く別ベクトルのライブをやるという触れ幅が凄いが、セッティング終わって出てきた二人が演奏を始めるまでの間で、多少浮かれモードだった客席すら緊張感で張り詰めさせるというあの殺気。
ヤバい。
穿った見方をすれば、お互い好き勝手弾いてるだけ、と言う事も言えるかもしれない。
けども、そんなものを超越する何かがあそこには存在してた。
以前見たカオティックに比べたら二人でのカラミも出ていたし、何よりもあの凄まじい手数を叩き/弾き続けるのが凄い。
最後には捨てられたスティックが７本８本と転がっていて、急に消えた音の余韻と疲労感が残った。
ラストは玉筋クールJ太郎。
あいかわらず酷い。酷いとしか言いようが無い。
今回はDJも連れていて、新曲も一曲披露していた。
いやー、酷い。酷いとしか言いようが無い。
そしてピエール氏がすべる度に笑けて来るのだった。
４時には全てのライブが終わり、連れ二人と飯を食った後なぜかカラオケに行って家路についたのだった。
中学時代の友人に誘われて大して聞いた事もないのに行ってきました武道館。
いつかのtmge以来のチバはどんな感じかなー、という好奇心のみでの参加。
で、率直な感想を言うと、ぬるいな、という感じ。
queで見たアベの殺気しか感じ無いような空気感も無いし、あまり伝わってくるものもない。
更に酷いのはPA。
始まって数曲は全体的に帯域が被りまくりで、特にベースがドラムに被りまくりで全然輪郭が聞こえない。
Voも妙にハイが上がってて耳に痛い。
PA卓のまん前に立って見てたのにそれってどうよ、と。
会場の音響のせいかもな、とか思ってたら終演後に流れてた音源はもうバッチリ良い音で流れてる、という。
あの規模でも使えないPAはいるなあ、やっぱ。
ライブ自体は、というと･･･
キューちゃんはやはり凄い。それは非常に感じた。
というかキューちゃんでなんとか持っている感じ。
ベースは前述の通りPAで潰されてるし、ギターもかなり微妙。チバは雰囲気を感じない。
バンドとしてまだまだ武道館規模でやるのは早いなー、という印象。
というかキューちゃんとチバにサポートが二人ついてるようにしか見えない存在感と演奏。
まだまだだなー、という。
でも本編ラスト二曲とアンコールの一個目はPAもこなれて来たのかまあまあ良くなって、チバの雰囲気も出てきてて悪くなかった。
ダブルアンコールは微妙だったけど･･･
うーん、しばらく見なくても良いかな。
音源は聞いてもいいかもしれないと思ったのでした。
