ヒビノコト
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2003年02月27日(木) ルーシー・リー

美しい朝焼けを見て感動して...
あまり言葉にならないといいますか、したくないといいますか。

今日は赤坂のニューオータニ美術館まで
「静寂の美〜ル−シ−・リ−展」を見に行きました。
http://www.yakimono.net/tougei-ten/newotani-m01.htm

ル−シ−・リ−ってまったく知らなかったのでありますが、
私の好きなサイトで絶賛していて、気になる気になるで、
行ってきました。

ル−シ−・リ−
イギリスでは人間国宝級の有名な陶芸家。
88歳で脳硬塞で倒れるまでの68年間、一途にロクロに向かい続けたそうです。

陶芸という域を越えて、私には自然の一部のように感じました。
自然の美しいフォルムそのままなので、口あんぐりで観て、一周して
また見直して、角度変えてまた観て。

なんだかネチネチと理屈こね回してたらダメだなぁ。。
そんな気持になりました。

ただひたすらに。。
ル−シ−・リ−展、圧巻でありました。



2003年02月25日(火) TAXI怖い。

タクシーがダメです。
匂いがダメ、そのうえクネクネ道とか通られると、
白旗パタパタ、降参です。歩きます歩きます、降ろしてぇ〜

電車のあるうちに帰ればよかった。。
最終電車に乗らなきゃと言いつつ、その時の話題がすごく
おもしろくて、あ〜この話しを途中で終わらすのは
もったいない!なんて思ってしまったものですから。。

で、タクシ-で帰る事に。
嫌だなぁ嫌だなぁ、なるべく歩こう、歩きましょい。
でもひと駅で疲れる、やっぱタクシ−乗りましょうか?

乗りましょう乗りましょう、でもタクシーが来ない。。
で、座って待ってたら、横に酔っぱらいのおっちゃんがひょこっと座る。
結局おっちゃんとお喋り。というかおっちゃんの演説。
人間は動物だ・結婚して子孫を残すのが当然だ・人生はずっと勉強だ・
親の介護で地獄を見た・子供には老後頼らない・妻を愛してる・・
演説おしまい。結構フンフンと素直に聞いてしまった。

さてさてタクシー乗りましょう。
つかまりました、乗りましょう。
くねくね、くねくね・・・・・・
降りましょう、降りましょう。
ちょっとダメ、やっぱダメ。
ふーー
冷たい夜風が気持ちいい。
ちょっと待ってね。
タクシー乗る決心着くまでちょっと待ってね。
オープンカーのタクシ-があればいいのに。

はい、もう大丈夫。頑張って乗ってみます。
あの気持悪い乗り物に。
頑張って乗ってみます。息止めて乗ってみます。
はぁ〜ふぅ〜よっしゃ。

ではでは、有難う、今日は楽しかった。

追記 タクシーには何の罪もありません。
電車があるうちに帰ります。ハイ。


2003年02月23日(日) book

詩人君の詩集の表紙を描く。
絵と文字をデザインする。
だんだんと楽しくなってきて、
自分のBOOK作りもついでに。
どちらもお手製のBOOK。
詩人君のは、仕事ではないし、本人も汚くて
気が変?になったのがお好きみたいなので、
あまり深く考えず、カッコつけずへたぴぃに。
私のは、素直にのびのびと。
あれ?同じか。

私のbookは、こつこつとヒビノコトのように描いていくつもりです。
出来上がりましたら、どうか見てやってください。
へたぴぃ&自己満足の世界だと思われますが。。

でもいつか、誰かの手元にずっと大切に残ってくれるような
遠い記憶のラブレターのようなBOOKを作りたい。
はぁ--まだまだ。。のんびりいきます。。


2003年02月22日(土) 刺激。

脳は刺激を求める。
新鮮な刺激を。

昨日のシャボン玉飛んだぁ〜♪は、
童心に帰って楽しみました、ではなく、
予想に反しての思わぬ展開で、ちょっとわくわくしたのでした。
軽い刺激。
機関銃のよなシャボン玉作れる装置もあるらしいです。


2003年02月21日(金) シャボン玉。

春の日。

今日はシャボン玉飛ばしました。
それもでかいの。バスケットボールくらいの大きさ。
思わず、うわっ!とドデカい声。
作り方教えてもらい、今度、花見の席で披露してやろう。。
これでいたずらしてやろう。。。とほくそ笑みました。

あっ、仕事の打ち合わせでシャボン玉飛ばしたのでした。
シャボン玉は仕事の資料としてでありました。あくまでも。

今日は、春の日。
なので、ひきこもり仕事生活、一時中断して、
久しぶりに外に出ました。

打ち合わせのついでに、詩人君が作る詩集の表紙の
紙を探したり、画材買ったり、本を立ち読みしたり。

シャボン玉の作り方、黄金レシピ教えたろぉ--と思い、
友人にお茶しようメールしました。
「仕事。」
・・あっさりふられました。
おいおい、せっかくの春の日なのに。。

追記
シャボン玉でいたずら。
お天気の良い日、2階くらいの高さから
下にゆらりとたくさん落とします。
道を歩いてる人(知り合いに限る)、
ふと空を見上げると、たくさんのきらきら光る透明な物体が、
ゆらゆらと地球に落ちてくる。
大きいので一瞬シャボン玉には見えないと思われます。
きっとキレイだろうなぁ。



2003年02月19日(水) 「キーン」

ギタ-の音色が好きです。

といっても、つい最近の話しですが。
山崎まさよしさんの‘sheep’というアルバムで
「キーン」という音を知ってから。

なんと言っていいのかわからないので、いつも困ってしまうのですが、
弦を引っ掻くような?滑らすような?感じの音。
音楽音痴&表現力ゼロでスミマセン。。

このあいだのsenのライブで、ポンタ君が「キーン」を弾いてくれて、
ゾクッ!鳥肌立ちました。

私の急所まで響く感じの音。
後でポンタ君に聞いたら、どうやら「キーン」好きたくさんいるみたい。
動物的本能まで響く音なのだ、きっと。

というわけで「キ-ン」が聞けるかどうかわかりませんが、
ポルトガルギタ-とマンドリンのライブがあります。

友人の5*seasonさんおすすめのユニット‘マリオネット’。
「ちむちゃん、きっと好きやで。ぐっとくるよ。」

ファドやマドレデウスも好きなので、はまりそうな予感。
しかしポルトガルギターって??

*****お詫び********

ライブの日程等、ここで掲載してしまいましたが、
‘マリオネット’3/6のライブチケット完売したそうであります。
あ〜その日、暇だったら、行ってみるかと思われた方
いらっしゃいましたら、ごめんなさいです。

まさかこんな人気者になるとは....
と、5*seasonさんも言っておりました。





2003年02月18日(火) 時間

電気のヒューズがとんで、
電気量節約のため、電気ストーブ一つと小さなランプ一つ。
暗がりにオレンジ色の光り。
寒い寒いと愚痴りながら、小さくなってコソコソお喋り。
朝まで、他愛のない話し。
血液型、私は〜型とあうねん。(私は〜)
チョコレ-ト何個もうたん?(これで2個になった)
安吾の『白痴』貸してぇ(嫌)
なんでそんな顔して笑うん?(こんな顔やから)
お酒なくなったねぇ(なくなったねぇ)
もっと買ってくればよかったねぇ(よかったねぇ)
あと、え〜と、何を話したかさえ覚えてないくらい
他愛のない話したくさん。
覚えているのは、
その小さな空間は、平和な空気で満たされていたこと。
皆の気持が、負には向かってなかったこと。
ぼけぼけスローなリズム。

暗闇にオレンジ色の光りぽつん。
あたたかな光り見つめる時間。
誰もが記憶する柔らかな時間。


2003年02月17日(月) センセイの鞄

えっ。
川上弘美さんの小説「センセイの鞄」が、
ドラマ化されてwowowで16日放送される事を知り、
録画してもらおうと急いで兄の家に電話。
ぎりぎりセーフ。

「センセイの鞄」
年老いたセンセイと教え子であったツキコさんの
大人の恋愛小説、谷崎潤一郎賞を受賞した作品です。

抑制のきいた大人の愛の物語り。
小津安二郎の映画のように静かに淡々と、
二人の恋慕が、はかなく美しく伝わってくるお話であります。

センセイ役に柄本明さん、ツキコ役をキョンキョンが
演じていると知り、余計に見たくなってしまいました。

川上さんの作品って、いつも私を落ち着いた気分にさせてくれる。
ガサツな私もしばしゆらぁ〜り。


2003年02月16日(日) 難儀もまたよろし。

あ〜やっぱり、なんか違う。
思った事とちょっと違うなぁ。
昨日の日記を読み返して、ちとがっくし。
心のニュアンスみたいなの言葉に全然出来てないなぁ。
書きたいのに書けない。
そんは事より絵を描けっ!です。
でもちょっと言葉にもしてみたい。
二兎追うもの一兎も得ずです。欲ばりすぎです。
ふぅ〜難儀な性格。

昨日寝る時、お布団の中で、
川上弘美の「ゆっくりさよならをとなえる」を読みました。

あとがきの最後の文章

‘〜そもそもさみしいから文章を書いているのに、
書く事によってますますさみしくなる。難儀です。
でも生きてるから、生きのびてこれたから、
さみしさも感じられるわけです。難儀もまたよろし、ですね。’

ちょびっと救われる。



2003年02月15日(土) あげる。

ふと思ったのです。

贈物。
あ〜いいなぁ〜好き好きこういうの♪
なんてまずは自分がちゃんと気にいって、
相手の人、少しくらいは喜んでくれるかなぁ〜
でも自己満足かもなぁ〜
なんてちょっと迷って考えて、
でも贈りたいって気持がいっぱいになって
プレゼントするのがいい。

どうでもいいやぁ---とか、
邪魔くさいなぁ---とかの気持があるなら、
無理して贈らないほうがいい。
その気持まで贈物にくっついていくから。

何事も心を込めてじゃないと、
無意味どころかマイナスになる事もあるなぁ。

そんな事をふと思ったバレンタイン。


2003年02月14日(金) ライブのお知らせ

バレンタインです。ライブです。

本日14日、夜7時半から、senが「うつくしまふくしま」
というところでライブをします。
急なinformation..スミマセン。。

「うつくしまふくしま」
福島県のアンテナショップ。
お酒もたべものも美味しくて安いので
senも私もよく行くお店なのです。

今回は、美味しいもの食べたり飲んだりしながら、
心地よく音楽を聞こうという感じ。
jazzのユニットも参加されるみたいなので、
そちらのほうも楽しみ。

「うつくしまふくしま」
小田急線祖師谷大蔵駅から徒歩5分
東京都世田谷区祖師谷3-36-26
03-3484-7861


2003年02月10日(月) ミカンとふぇんで-。

「ヒロコちゃん、ふぇんで-が届いた!ふぇんで-が。むちゃ可愛い♪
仏さんに、くれぐれもよろしく言っといてなぁ。」

仏(あだ名です)が、FENDIの小物入れを人からもらい、
私の母がFENDI好きと知り、もらいもので悪いけど
といって母に送ってくれました。

毎年冬になると、母は実家のある瀬戸内海に浮かぶ島、
屋代島に帰り、そこからミカンをあちらこちらに送ります。

私にも送られてくるのですが、さすがにもう飽き飽き。
仏がウチに遊びに来た時、その段ボール箱いっぱいのみかん
に目が釘付け。
「美味しそう、食べていい?食べていい?」
と聞くので、どうぞどうぞ、出来るならすべて食べてぇ。

美味しいっ!嘘か真かわかりませんが、何度もそう言ってくれる。
やはり島のミカンを誉めてもらうと嬉しい。

母に評判がいいと言うと、じゃまた送るから、仏さんにもあげて
とまた今年もミカンの山が我が家へ。

結局ふぇんで-とミカンの送りあいっこ。
ほのぼのしてて、ちっちゃな幸せ。
一人じぃ〜んとしたミカンの香りの一日なのでした。


2003年02月09日(日) 好きなCAFE

今日は、用事があり下北沢へ。
で、NとCHIKOUTEでお茶する。
CHIKOUTE、好きなカフェであります。

平日に一人で本を持って行きたいところ。
いらないものをすべて省いたようなシンプルな空間です。

使い込まれた家具、色彩をおさえたお皿やカップ、
清楚な感じのスタッフさんたち・・

今日は、丸ストーブがあり、ホーローのやかんから
湯気がシュンシュン。
出されたお皿が粉引の白の陶器。
あ〜こんな深い白の陶器が欲しい、今度探してみようと
小さな決意いたしました。

CHICOUTE CAFE
http://hello.to/cicoute


2003年02月07日(金) 本の話part2

仕事の資料探しに図書館へ。
で、また関係のない本借りてしまった。。

「たからものって何ですか?」パロル舎 編・著 伊勢華子

著者が2年間の歳月をへて、22の国と地域、
119人以上の子供たちに「宝物って何ですか」を聞き続け、
子供達の言葉と絵でそれぞれの宝物を綴った本であります。
子供の言葉と絵が可愛い。
「家族」「私の犬」「花」「サッカー」(ダントツに多い)
「ポケモン」「友達とあそぶこと」「ココナッツの木」
「マクドナルドのアイスクリーム」フムフム..
私がドキッとしたのは、「おひさま」と「ぼく」。
どちらも宝物の範疇越えてて、心揺さぶられた。
宝物と思えることが増えるって、愛おしいものが増えるって、
生きる喜びだなぁとつくづく。

昔、ここでも読むと言ってた
「増量・誰も知らない名言集」著 リリー・フランキー
読み終えました。
あ〜日記に書かなきゃよかった。
Hな本でした。。。
Hでもいろいろですが、ちょっとこれは、
吐きそう?なところもありまして。。
でも、窮地にたたされた時の男の人から出る一瞬の言葉って、
滑稽で情けなくて、笑えました。
ヒトゴトにしてられないかぁ?
リリーさんの文章自体が面白くて、電車の中で読んでたら、
ぷっ!と吹き出してしまい、笑いが止まらなくて苦労。
あ〜ただの変人。。
決してお薦めしませんが、なんとな〜くお薦め。微妙。
                                                                                                                                                                            


2003年02月06日(木) 高校時代

‘ちむ、久しぶり〜元気?’

高校時代の友人サッキが私のHPを見てメールをくれました。
‘ちむ’は私の高校時代のあだ名。
友達からも先生からも、そう呼ばれておりました。
単にムチムチしてたからです。。
どうでもいいですね。ハイ。

サッキ、去年の暮れに高校時代の友人に会ったので、
皆の近況報告してくれました。
一人は、再婚して子供が出来て、今その幸せ噛みしめて
子育てに奮闘中。
もう一人は、高校時代、手伝う事をとても嫌がっていた
実家の花屋さん継ぐ決意をして、仕事帰りに花屋さんの勉強。
サッキは、もういちど大学に入り直して、心理学の勉強をするみたい。
皆それぞれに頑張っているなぁ。
私も頑張らなくては。。。
と、それで終わればいいのだけど、弱っちい私は、
彼女達のそれぞれの人生、貴重な人生、その深さを想うと
少し目眩がする。

さすがに15くらいから知っていて、おまけにバレ−部という
スポ根の世界を共にしたので、一緒に泣いてバカした仲なので、
一人一人の人生が、私には愛おしく深くそして重い。

自分の事は棚に上げて、一人の人生を見つめて読むという事をしたら
何十万、何百万、何千万のページになるのだなぁ。
その厚みに目眩。

距離も環境もすいぶんと離れてしまい、
私は、その全てを読む事は出来ないけれど、
今度会ったら、数ページだけでも、丁寧に読ませてもらおうと思う。
敬意をもって、その厚みを感じながら。






2003年02月04日(火) 品性

今日は、仏(あだ名です)とお昼ごはん。
お互い時間がないので、コ1時間。
なのに‘品性とは?’と、ややこしい話しをして
盛り上がってしまいました。
上品とか下品とかじゃなくて、品格のある人のお話。
そういう人って、破れたTシャツ、汚れたジーンズ姿でも、品があるよねぇ、
どう転んでも、その品性は失われない気がするねぇ、
いくら高級ブランド身につけても、届かない品性ってあるよね。
まぁどうでもよいことなのだけど、そんな話しをしてました。

こちらも、どうでもいいことなのですが、
大阪弁で話す人(私を含む)にも
品の良い大阪弁を話す方はいらっしゃいます。
大阪弁=柄が悪いのイメージでありますが。

残念ながら、私は柄悪く大阪弁使ってしまっています。
だって、そのほうが、うけるねんもん。。


2003年02月02日(日) sen

このあいだの友人senのライヴ、とろけました。

美しいライブでありました。
ほんのり甘いのだけど、柔らかいのだけど、
どこかに、きっぱりとした強さも感じられました。
senの音楽は、ポンタ君に守られて、すくすく育っていく感じ。
羨ましいっ!
次ぎのライブは、きっともっと好き。

あまり上手く言葉に出来なくて、ライブの感想書きたいなぁと
思いつつ、今日になってしまいました。
結局言葉になってないなぁ、、トホ。


ライブ終わった後、来てた人が
「今度いつやるんですか?どこでやるんですか?」
と必死になってsenに聞いておりました。


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