ヒビノコト
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2003年03月30日(日) 渡り鳥。

よくよく考えてみると、私は、今まで木のそばで
暮らしたことがなかったです。

今回はじめて、木のそばで住めるのが何より嬉しい。
もう名前とかつけちゃいそうな勢い(怖い)。

ひょろ長いあまり御立派とは言えない木なのだけど。
あっ、‘のっぽさん’と名付けよう(やっぱり怖い)。

仕事の合間に、ベランダに出て、のっぽさんをぼ-っと見るのが
習慣となってしまいました。
今日また、ぼーっと見てたら、のっぽさんのところに
鳥がやってきましたっ。
(もういい加減やめます。大人です。ハイ)

なんていう鳥かわからない、スズメでもなくメジロでもなく・・
すっとした上品な感じの鳥でした。

鳥小屋を作ろう!なんてまた、嬉しがってしまいました。

とってつけたよな話しですが、
(とってつけてるのですが)
映画「WATARIDORI」が観てみたい。
パスポートもビザもいらない渡り鳥。
国境を自由に飛ぶ鳥の視線で、
地球の生死、環境を見つめた映画。

今、一番観てみたい映画です。


2003年03月24日(月) コレカラ。

小雨が降っています。

軒の下でスズメのカップルが寄り添って
雨宿りしています。

ベランダの横の大きな木の緑が
雨粒できらきらしています。

梅丘に越してきました。

戦争が起こってしまい
なんともやりきれない気持を持っての
今回のお引っ越し。

世界に問うというより、自分にいろいろな事を
問うような引っ越しの期間となってしまいました。

気持をあきらめやいらだちという負のエネルギーに傾けず、
図太く明るい陽のエネルギ-を発信していきたいと思うのです。

これからは、梅丘からのヒビノコト。
ささいなコトで喜んでいられる
おとぼけのなんでもない日々が届けられたらと
切に思います。








2003年03月20日(木) 淡々と。

お腹にぐっと力を入れる。

邪悪な気に負けないように、お腹にぐっと力を入れる。

そして引っ越しの準備の続きをする。

自ら、悪い気は出さないように、

ヒステリックにならず、

普段どおりユーモアを忘れずに。

淡々と自分のすべき事をやっていこうと思います。

普段どおりの生活をしていこうと思います。

・・・という訳で?

ただ今段ボール箱たくさんの部屋にいます。

物は少ない方だと思ってましたが、

あるあるアル。。

立体の仕事やカメラもちょこっとしてたりするので、

木材やらアクリルの板やら

カメラスタジオで使う垂れ幕(一度しか使った事がない)

スタジオ用ランプ、画材、紙。。。

荷造りだけでクラッときてしまいました。

引っ越しって大変なんだぁ〜とつくづく。




2003年03月16日(日) 梅丘

3/22(土)に世田谷の梅丘に引っ越す事となりました。
今の家から駅でいうと三つ先なので、
それほどたいした引っ越しでもないのですが。

梅丘と言えば梅祭りで有名な羽根木公園、
安くて美味しい「美登利寿司」(いつも行列)
などなどがあるところ。

緑も多くて空も広くて、「なんだか穏やかなところ
だなぁ〜ほっとするなぁ〜」なんて以前から思ってて、
そこの住人になれるんだと思うとなんだか嬉しい。

これからは、よりいっそう、いらないものを
削ぎ落として、豊かな気持で、ユーモアを忘れずに
生活も仕事もしていきたいと思うのであります。

まだ引っ越し通知も出来てなくて、ついでに
引っ越し準備もしてないのですが、
集中してパッと引っ越す予定であります。

これからも、よろしくお願いします。

*梅丘と書いて‘うめがおか’と読みます。






2003年03月11日(火) 光り

「シャ乱Qのベストアルバム」
「白雲の城」(氷川きよし)

母のヘビーローテンションCD2枚。
「白雲の城」は、今2、3人の友達に貸してるとのこと。

「シャ乱Q」は私からのプレゼント
買う時どれだけ恥ずかしかった事か・・
オシャレな若者集まるHMVにて、顔真っ赤にしてコソコソと購入。
(一枚だけありました)

「白雲の城」は、お母さんが聞きたがってたからと、
兄嫁さんが買ってくれました。

母に電話したら、そんな話しやら、甥の大学卒業式に
出席する話し。

「卒業式ってどんなんか、興味あるやん。
大学の校舎も見てみたいやん♪」

相変わらずの嬉しがり、好奇心旺盛な母。

私にとっては光り。


2003年03月09日(日) ヴォルフガング・ライプ展

ぎりぎりセーフ。

東京国立近代美術館で開催されている
「ヴォルフガング・ライプ展」に行ってきました。
3/9が最終日。

花粉・牛乳・米(種子)・蜜蝋など自然界の物質による
インスタレーション。

タンポポやマツの花粉を四角く敷きつめた作品は、
あまり深い意味など感じられなくても、
ついつい見とれてしまう美しい質感でありました。

固体の死をより大きな生命連鎖へ、
そんな思索に満ちた作品たち。

ランプ自身、東洋の文化や思想・宗教から
さまざまな啓示を受けて作品を制作してきたそうです。

展示を見終わった後、
北の丸公園で、生命連鎖かぁ〜なんて思いながら、
雲一つない青空をただぼ〜っと見ていた私でありました。



2003年03月07日(金) ルーシー・リーpart2

ルーシーリー。ド感動!
よかった〜。惚れた〜。
サインまで美しい〜。
これがセンスと言うものか!+技術。
生き物みたい。

友人からのメール。

ルーシー展、おすすめした友人2人とも
よかったぁ〜と言ってくれて嬉しい。

別にルーシーさんの関係者ではないので
宣伝しなくていいのだけど。。。

共感してくれるのって、これもまたヒビの喜びのひとつ。


2003年03月06日(木) まだ先です。

お引っ越しのコト、嬉しがって御報告したのですが、
まだ先の話しで、それより仕事じゃいと思い
ウキウキ♪日記削除しました。。。
気を引き締めねば。
嬉しがりすぎ。

またちゃんと決まりましたら、ココで御報告させて
いただきます。

・・と申しましても、すんごく楽しみ。


2003年03月04日(火) 欲張りすぎ?

・文化村のル.シネマで「小さな中国のお針子」を観る。
 バルザックが読みたくなる。

・映画が終わって、下の階に行ったら「メトロポリタン美術館展」
 開催されている。
 一瞬迷う。
 でも、バルテュスの絵も展示されてるみたいなので、やっぱり入る。
 人が多すぎて、ゆっくりと観れない。。
 バルテュスだけ印象に残る。

・お仕事の打ち合わせ

・赤坂のお上品なお好み焼き屋へ。
 久しぶりのお好み焼き♪なんて思いたくさん注文。
 皆が「もう食べれない。。」と言うけれど、
 浪花の神様に怒られる。。なんて訳のわからない事を思い、
 残ったお好み焼き、ひとりで全部食べる。

・「マリオネット」のライブ。
 ギタ-のテクに思わず一瞬息をのむ。
 ポルトガルギター、マンドリンの音色で
 グレートーンの美しい映像がたくさん浮かぶ。
 映画音楽にぴったし。
 
 アコースティックギターやっぱり好きだなぁ。
 今「マリオネット」と「アマリアロドリゲス」の
 CD聞きながら、ヒビノコト書いてます。

 映画・美術・音楽・食・・ちょっと欲張り過ぎの一日。
 春の陽気のせいか、
 たくさんの光りある美しいものを吸収したいと思う
 今日この頃なのであります。

 




2003年03月02日(日) センセイの鞄2

あわあわと、色濃い日々が過ぎていきました。。(月子)

「センセイの鞄」ドラマ化されたのをビデオで見ました。
http://www.wowow.co.jp/drama_anime/sensei/contents.html
(このサイトの角田光代さんのお言葉が、一番印象的)

作/川上弘美 演出/久世光彦 
主演/柄本明(センセイ) 小泉今日子(月子)

川上さんの日本語の美しさを、そのまま丁寧に
映像化されたよなドラマ。

はぁ--、おなごだからでありましょうか?
見終わった後は、なんともせつない気持になってしまいました。

久世さんの演出も出演者もすべて味があり楽しめました。

人が人を切に求める気持も、ずしずし伝わってきて、
私は生真面目で年老いたセンセイが月子に見せた
一瞬のはんべそのよな、子供のよな顔が忘れられない。

「センセイの鞄」の本を送ってくれた友人に、
今度は「センセイの鞄」のビデオを送りました。

たまんない。。。(友人の弁)

また別の友人が見たい見たいと言うので、
これから、「センセイの鞄」しか貸さないビデオ屋はじめようかなと。。




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