ヒビノコト
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よくよく考えてみると、私は、今まで木のそばで 暮らしたことがなかったです。
今回はじめて、木のそばで住めるのが何より嬉しい。 もう名前とかつけちゃいそうな勢い(怖い)。
ひょろ長いあまり御立派とは言えない木なのだけど。 あっ、‘のっぽさん’と名付けよう(やっぱり怖い)。
仕事の合間に、ベランダに出て、のっぽさんをぼ-っと見るのが 習慣となってしまいました。 今日また、ぼーっと見てたら、のっぽさんのところに 鳥がやってきましたっ。 (もういい加減やめます。大人です。ハイ)
なんていう鳥かわからない、スズメでもなくメジロでもなく・・ すっとした上品な感じの鳥でした。
鳥小屋を作ろう!なんてまた、嬉しがってしまいました。
とってつけたよな話しですが、 (とってつけてるのですが) 映画「WATARIDORI」が観てみたい。 パスポートもビザもいらない渡り鳥。 国境を自由に飛ぶ鳥の視線で、 地球の生死、環境を見つめた映画。
今、一番観てみたい映画です。
小雨が降っています。
軒の下でスズメのカップルが寄り添って 雨宿りしています。
ベランダの横の大きな木の緑が 雨粒できらきらしています。
梅丘に越してきました。
戦争が起こってしまい なんともやりきれない気持を持っての 今回のお引っ越し。
世界に問うというより、自分にいろいろな事を 問うような引っ越しの期間となってしまいました。
気持をあきらめやいらだちという負のエネルギーに傾けず、 図太く明るい陽のエネルギ-を発信していきたいと思うのです。
これからは、梅丘からのヒビノコト。 ささいなコトで喜んでいられる おとぼけのなんでもない日々が届けられたらと 切に思います。
お腹にぐっと力を入れる。
邪悪な気に負けないように、お腹にぐっと力を入れる。
そして引っ越しの準備の続きをする。
自ら、悪い気は出さないように、
ヒステリックにならず、
普段どおりユーモアを忘れずに。
淡々と自分のすべき事をやっていこうと思います。
普段どおりの生活をしていこうと思います。
・・・という訳で?
ただ今段ボール箱たくさんの部屋にいます。
物は少ない方だと思ってましたが、
あるあるアル。。
立体の仕事やカメラもちょこっとしてたりするので、
木材やらアクリルの板やら
カメラスタジオで使う垂れ幕(一度しか使った事がない)
スタジオ用ランプ、画材、紙。。。
荷造りだけでクラッときてしまいました。
引っ越しって大変なんだぁ〜とつくづく。
3/22(土)に世田谷の梅丘に引っ越す事となりました。 今の家から駅でいうと三つ先なので、 それほどたいした引っ越しでもないのですが。
梅丘と言えば梅祭りで有名な羽根木公園、 安くて美味しい「美登利寿司」(いつも行列) などなどがあるところ。
緑も多くて空も広くて、「なんだか穏やかなところ だなぁ〜ほっとするなぁ〜」なんて以前から思ってて、 そこの住人になれるんだと思うとなんだか嬉しい。
これからは、よりいっそう、いらないものを 削ぎ落として、豊かな気持で、ユーモアを忘れずに 生活も仕事もしていきたいと思うのであります。
まだ引っ越し通知も出来てなくて、ついでに 引っ越し準備もしてないのですが、 集中してパッと引っ越す予定であります。
これからも、よろしくお願いします。
*梅丘と書いて‘うめがおか’と読みます。
「シャ乱Qのベストアルバム」 「白雲の城」(氷川きよし)
母のヘビーローテンションCD2枚。 「白雲の城」は、今2、3人の友達に貸してるとのこと。
「シャ乱Q」は私からのプレゼント 買う時どれだけ恥ずかしかった事か・・ オシャレな若者集まるHMVにて、顔真っ赤にしてコソコソと購入。 (一枚だけありました)
「白雲の城」は、お母さんが聞きたがってたからと、 兄嫁さんが買ってくれました。
母に電話したら、そんな話しやら、甥の大学卒業式に 出席する話し。
「卒業式ってどんなんか、興味あるやん。 大学の校舎も見てみたいやん♪」
相変わらずの嬉しがり、好奇心旺盛な母。
私にとっては光り。
2003年03月09日(日) |
ヴォルフガング・ライプ展 |
ぎりぎりセーフ。
東京国立近代美術館で開催されている 「ヴォルフガング・ライプ展」に行ってきました。 3/9が最終日。
花粉・牛乳・米(種子)・蜜蝋など自然界の物質による インスタレーション。
タンポポやマツの花粉を四角く敷きつめた作品は、 あまり深い意味など感じられなくても、 ついつい見とれてしまう美しい質感でありました。
固体の死をより大きな生命連鎖へ、 そんな思索に満ちた作品たち。
ランプ自身、東洋の文化や思想・宗教から さまざまな啓示を受けて作品を制作してきたそうです。
展示を見終わった後、 北の丸公園で、生命連鎖かぁ〜なんて思いながら、 雲一つない青空をただぼ〜っと見ていた私でありました。
2003年03月07日(金) |
ルーシー・リーpart2 |
ルーシーリー。ド感動! よかった〜。惚れた〜。 サインまで美しい〜。 これがセンスと言うものか!+技術。 生き物みたい。
友人からのメール。
ルーシー展、おすすめした友人2人とも よかったぁ〜と言ってくれて嬉しい。
別にルーシーさんの関係者ではないので 宣伝しなくていいのだけど。。。
共感してくれるのって、これもまたヒビの喜びのひとつ。
お引っ越しのコト、嬉しがって御報告したのですが、 まだ先の話しで、それより仕事じゃいと思い ウキウキ♪日記削除しました。。。 気を引き締めねば。 嬉しがりすぎ。
またちゃんと決まりましたら、ココで御報告させて いただきます。
・・と申しましても、すんごく楽しみ。
・文化村のル.シネマで「小さな中国のお針子」を観る。 バルザックが読みたくなる。
・映画が終わって、下の階に行ったら「メトロポリタン美術館展」 開催されている。 一瞬迷う。 でも、バルテュスの絵も展示されてるみたいなので、やっぱり入る。 人が多すぎて、ゆっくりと観れない。。 バルテュスだけ印象に残る。
・お仕事の打ち合わせ
・赤坂のお上品なお好み焼き屋へ。 久しぶりのお好み焼き♪なんて思いたくさん注文。 皆が「もう食べれない。。」と言うけれど、 浪花の神様に怒られる。。なんて訳のわからない事を思い、 残ったお好み焼き、ひとりで全部食べる。
・「マリオネット」のライブ。 ギタ-のテクに思わず一瞬息をのむ。 ポルトガルギター、マンドリンの音色で グレートーンの美しい映像がたくさん浮かぶ。 映画音楽にぴったし。 アコースティックギターやっぱり好きだなぁ。 今「マリオネット」と「アマリアロドリゲス」の CD聞きながら、ヒビノコト書いてます。
映画・美術・音楽・食・・ちょっと欲張り過ぎの一日。 春の陽気のせいか、 たくさんの光りある美しいものを吸収したいと思う 今日この頃なのであります。
あわあわと、色濃い日々が過ぎていきました。。(月子)
「センセイの鞄」ドラマ化されたのをビデオで見ました。 http://www.wowow.co.jp/drama_anime/sensei/contents.html (このサイトの角田光代さんのお言葉が、一番印象的)
作/川上弘美 演出/久世光彦 主演/柄本明(センセイ) 小泉今日子(月子)
川上さんの日本語の美しさを、そのまま丁寧に 映像化されたよなドラマ。
はぁ--、おなごだからでありましょうか? 見終わった後は、なんともせつない気持になってしまいました。
久世さんの演出も出演者もすべて味があり楽しめました。
人が人を切に求める気持も、ずしずし伝わってきて、 私は生真面目で年老いたセンセイが月子に見せた 一瞬のはんべそのよな、子供のよな顔が忘れられない。
「センセイの鞄」の本を送ってくれた友人に、 今度は「センセイの鞄」のビデオを送りました。
たまんない。。。(友人の弁)
また別の友人が見たい見たいと言うので、 これから、「センセイの鞄」しか貸さないビデオ屋はじめようかなと。。
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