文字姫
old day    days list    new day

自由な国。→→→2004年06月28日(月)
ビデオ漁ってたら魔女の条件の1話が出てきて、見てたら全部見たくなってTSUTAYA行って借りてきた。

なんとなくこのドラマ好きだったんだよね。じみに小説も持ってる。
タッキー可愛かったし懐かしかった。

好きな人がいることってすごいことだなぁって思った。

恋したくなった。
まぁしてるんだけどね。

暇ないとか言って遊んでばっかいないで、やっぱりもう少しドラマや映画や本読んで、色んな視野を持てる人になりたいって思った。

好きな人がいることって、幸せだなぁって、思った。

手。ぎゅって。→→→2004年06月25日(金)
学校の遠足で遊園地行って来た。

絶叫系の乗り物も全然大丈夫だけどぶっちゃけ乗ってても叫んでるだけでそこまで楽しいとか本心では思えてないんだけど、なんか今日は酔う日だった。

まぁバリバリ乗ったけど。
でも帰りのバスとか最悪だったね。酔った酔った。

確かに普通に楽しかったけどね。
でもなんか、たまたまだけど行くとこ行くとこで結構タカたちに会って。
嘘みたいに一緒に乗ったりそこそこしたから、だからすごい楽しかった。

タカはあまり乗れないけど、絶叫系ばっか一緒に乗って、『無理無理!』『大丈夫だって!』『いや無理だって!』みたいなこと言って2人で笑った。

2人で隣になるやつとかも普通に乗ったりしてたんだけど。

隣になったときに、フリーホール乗ってて、すごい高いとこまで上がっていく途中、『無理!これ無理!』『大丈夫だから!』みたいなこと話してたら、手握られてね。

ぎゅって。

なんとなく自然だったしあたしも別に平然装えたし嬉しいっていうのしか大して感じてなかったけど、後々になって考えてみたらなんか、すごいことしてない?

そりゃタカはそういう人だしあたしだけじゃないだろうしスキンシップ過多だけど、でもされてるあたしは期待しちゃうから嫌。

だって手握られたんだけど。

普通に考えてよ。

これ浮気じゃねぇ?

違う?

例えば彼女いない男とか別に意識してない男と手繋いだりキスしたりしても別に大して何も思わないよ。
ていうか意識してなかったら何も思わないけど。

でもタカにされたらすごいことになるよこれ。

だって、海行こうとか花火しようとかならまだしも、結婚しようかとかいう話もちらっとしたし、タカがあたしの席に座ってあたしのフリして男子に『タカと付き合う』って言ったり、それは全然ほんとに冗談だけど、今日だって絶対守れない約束して破ったらジュースとか明らかに話す口実だし、とにかくやっぱ仲いいと思うし、しまいに手握られたら、ねぇ。

もうほんと普通に片思いしてる。

こんなに純粋にそれらしく人を好きになったことって初めてかもしれない。それか中学以来か。

先輩にしても前彼にしても、あたしが好きだったのは『なんとなく先輩や前彼のことで悩んで傷ついてる自分』で、本当は相手のことなんて見てなくて、でも恋愛感情みたいなものはあって、だから『そういう好き』だとあたしは思ってた。

まぁタカだって今の状態がいちばんよくて、付き合ったってあたしが駄目になっちゃうんだろうなって思ってるけどね。

でも今現在はそんなこと関係なくて。
ほんとに純粋に好き。

席替えして、なんだかんだで昼休みとかそこそこ話したし、タカがあたしと話したがってるのわかったし、授業中も目合えばなんかするような感じでちょっと落ち着いたけど。

タカが本当に女の子大好きな気がしてきて複雑。
わかってたけど、なんかそういう『女の子好き』じゃなくて、単にタラシなだけかもしれない。天然の。


上がっていくにつれて、強く握られる手に、少女マンガみたいにドキドキしながら、それでも強く握り返したあたしは、演出じみてて、なんとなく汚いと思った。

帰りにバスから降りて彼女と手繋いで歩いてるタカとすれ違ったときに、声をかける勇気は、とてもじゃないけど、なかった。

結局タカは彼女が好きなんだってわかった。

ただわかっても心がそれを受け付けないだけ。



あたしもうタカのことしか考えてない。








恋が本気になった日。→→→2004年06月24日(木)
席替えした。

今いちばん恐れてたことに急に襲われて殺された。

席替えで殺されるとかバカみたいだけど、あたしはほんとに、信じられないくらいかなり、辛かった。

だってタカと話してたのは授業中だし。
席替わったら今まで通り話せない。

よくここまで仲良くなったって思うくらい仲良くなった。

授業時間はずっと話してたし楽しかった。
夏休みがくるのが嫌なくらい毎日楽しかった。

花火したい、海行きたい、沖縄行きたいって色々言ってたのも、花火しようか、海行こうか、沖縄行こうって、そういう冗談になってきてて、冗談でもあたしはすごく嬉しかった。

色んな冗談で、守りようもない約束して、守れなかったらジュースね、とか、そういう風に冗談に冗談を重ねて言ってたことすら、席が離れることで全部冗談でしかなくなっちゃうと思うと辛かった。

花火も海も沖縄も結婚しちゃうかって言ってたことも、あたしは嬉しかった。

本当にすごくショックで、明日から学校に行くのがすごく怖くて、もし今までのこと全部がなかったみたいなことになってたら、隣になる前みたいに全然話さなくなったらって思うと怖くてどうしようもなかった。

朝に席替えのクジ引きだけはしてたから、もう席はわかってたし、今日1日は大事に使おうみたいなことをタカと言ってて、だから怖いとかそういうの考えないようにして楽しんで、いちばん最後の授業なんてノート取るのもしないでずっと話してた。
あと30分で席替えだ、あと10分で席替えだって。

先輩とか前彼とかよりも、なんか、ショック大きい気して、普段こういうとき友達に甘えたりあまりしたくないんだけど、でも誰かに聞いてほしくて居てほしかったから何人か連絡取ったけど、こんな日に限って見事にみんなもう先約があって駄目だったからひとりで泣いた。

すごい言い方悪いけど、使えない奴らばっかだって思った。

結局みんな自己主張と要求ばっかな気がした。

あたしもだけど。

あんな環境もう奇跡でも起きない限りありえないと思う。

つまりタカとあんな風に授業中に話すことはもうないんだ。

全く話さなくなるわけはないけど。
目が合ったり近くに居たりしたら話すんだろうけど。
でも今までのタカはなくなるんだ。

今が絶頂だって思ってたのに。
先輩も前彼もタカもいちばんいいときだって少し思えてたのに。
短すぎる。

あたしからタカ取らないでほしい。

あたしからタカ取らないで。

タカが“ちゃんと”居てくれるなら、先輩も他の人もいらないって思った。







アイショウ。→→→2004年06月23日(水)
先輩とエッチするのは全然いいんだけどね。

でもいくつか問題があるのよ。

先輩は生じゃなきゃな人だから。

彼氏でもないんだしあたしはつけたいわけで、でも実際どうかは知らないけど先輩は生じゃなきゃ感じない人だから。

だからちょっと問題。
先輩とエッチした次の日は身体が痛い。

脚とか脇腹とかが筋肉痛みたいになる。

なんでだろうって色々考えたりした。昨日はカラオケでやったからかなとか。

でもお腹も痛くなる。

つまり相性があまりよくないのかも。


先輩のキスは、誰よりも好きなんだけどなぁ。

いちばんいいとき。→→→2004年06月22日(火)
先輩いわくカラオケセックスしてきた。

先輩を特別視しなくなってからあたしのテンションは高いし、だから先輩もあたしに苛立たないんだと思う。

久しぶりだったし今日は優しいくらいだった。
すごい虚しい言い方だけど、ちゃんと女の子扱いしてくれてる感じ。

少なくてもいつもの俺様調ではなくて、まぁ結局優しかった。

先輩のあたしを気遣うほんの少しの優しさや仕草、接し方がなんだかんだで嬉しかった。

普通に2ケツしたし、カラオケもおごりだったし、口が悪いこともなくて、温もりや優しさを感じる余裕があることなんて、前は考えられなかったと思う。

先輩には先輩の大事な人がいて、あたしは例えば今はタカが糧で、それを補うためのお互いなんだろうって思った。

そう思うのがいちばんいいって思う。

先輩への気持ちがまたラクになった。
セフレきれいにやめれるのは今だって思った。やめないけど。
なんかキレイな感情にちょっと満たされた。

タカがいてくれてよかった。

先輩がいてくれてよかった。





まだ濁った空。→→→2004年06月21日(月)
先輩からメールきて電話きて明日会うことになった。

連絡なかったのは彼女できたからじゃなくて、あたしが先輩の家に出入り禁止になったからみたい。

こないだ最中に先輩の親入ってきてね。隣の部屋だったけどモロだったしさすがに言われたみたい。
だから明日はわざわざカラオケで。久しぶりだし楽しみ。

前彼からもメール返ってきた。

さすがに今回返ってこないのはわけわかんなかったからね。

風邪ひいて寝込んでたって。
そういやずっとゴホゴホいってたなって。

とりあえず安定した。

明日は学校だ。

タカに会える。

嘘ついたり、裏切ったり。→→→2004年06月20日(日)
いや、普通に行って普通にやったってだけの話なんだけど。

柏原崇系のかっこよさだったから、あたしの中ではもう彼は美化に美化を重ねて柏原崇異常のかっこよさくらいになってて、100点満点でいっても120点くらいの人になってたんだけど、実際会うと80〜90点くらいだった(笑)

美化されるんだなぁってすんごく思った。
まぁ全然かっこいいんだけどね。
別にそんな変わってなかったけど前会った時の方がかっこよかったな。

とりあえず今回行ってわかったこと。

・大塚愛が好き。
・自学通い出してるとこ。
・大学行こうとしてるのかもしれない。
・本名だった(漢字もほんとだった)

大塚愛とか好きそうだなぁってすごい思う。だからどのノリでどのキャラでいけばいいのかも大体わかった。
本名なのは普通に安心した。嬉しかった。

次いつ会える?月曜会おうって何度も言われたから、バイトなかったらねみたいな感じで結構あたしは余裕だった。

別にかっこいいけどえっちしかできないだろうから、絶対逃したくないって思うほどの相手じゃないと思ったし、なにより相手は逃げないだろうと思った。

前もだけど可愛い可愛い言われた。
本心じゃなくても本心でもどうでもいいけど、それと先輩の扱い方とを比べたりしてた。

休んでもよかったけどバイトあったし、向こうも自学あるからって一緒に帰ってきて終わり。

またね、月曜ね、みたいな感じで別れた。
なのにメールがこない。

ここ。

ここなの。

ここが、あたしがハマっちゃうところだって思う。

月曜バイトないって言ってんのに、それにメール返さない理由がわからない。
ほんとに全くわからない。
何考えてるのかわからない。

あたしのこと可愛い可愛い言って。
また会おう月曜会おうって何回も向こうから言ってきて。
どこも変なとこなんてなかった。
月曜会ってまたえっちするのがほんとに自然な流れだとしか思えないような感じだった。

なのになんで返事こないわけ?
からかわれてんの?とも思ったけど、あたしのことそんな程度のからかい方でからかったって相手になんの利益もないし、ていうかキープしたいだろうしえっちもしたいだろうし、だからほんとに何考えてるのかわからない。

そしてこんなことであたしの余裕はまたなくなる。
なんでなんでってまた思う。
わからないから。

前回と同じだと思う。

次会ったら聞こうと思ってたことも気をつけようと思ってたことも、実際会ったら彼の美化されて見えてなかった欠点がみえて、あぁ別に聞くほどのことじゃない、気をつけるほどのことじゃないと思って何も変わらない。
なのに帰っていざ会えない状況になると、前と同じように、あれもできなかったこれも聞けなかったって繰り返す。「会えない」から。

とにかくなんで連絡こないのかがわからない。
最悪明日もう1回メールしてみるけど返ってくる気なんて微塵もしない。

なんでなんだろう。

好きだろうなっていう感じの女やってたのに。
2回もさせてやったのに。
可愛い可愛い言ってたじゃん。
あんたがしつこく誘ってきたのに。
タカに会いたいから学校すごい行きたかったのにサボってやったのに。

なのになんで?


これを恋と錯覚しなくなったのは、あたしのここ数ヶ月の汚い経験からの成長だと思う。

もう一人、前にお客が、あたしを可愛い可愛い言ってて、次会ったときは制服ねなんて言いながら、結局メールシカトされて、あぁもう会わないんだって思って、顔も結構よかったしあの人ならそこそこ安くさせてあげたのにもったいないっていうか、やっぱなんでって、思ってた。

なんで会う気もないのに向こうから会おうとか言ってくるんだろうっていうのが本気でわからなかった。
彼と比べてた。

だけどその人からは今日メールがきた。
メール気づかなかったって。
嬉しかった。

タイミング悪かったから、彼から返事がきたかと思って少し期待したくらい。

なんだかんだで色々経験してわかった。

期待する私が悪いんじゃなくて、期待を裏切るような相手に期待をすることがいけないんだ。

もっと相手見なきゃ。
あたしずっと盲目だった。
自分の中のイメージで相手語ってた。

先輩から連絡がこなくなってもう少なくても2週間は経った。
数えてないけど数えたらびっくりするような感じだと思う。

昨日先輩からメールがきた。
明日暇?って言われて、ほんとに暇だったから暇って返したら、友達の女も一人誰か暇なやついない?ってきて、いないから暇なんだけどって送ったら返事はこなくなった。

この人の場合自分の用件だけ伝えてそれが無理なら返事返さない人だから全然慣れてたけど、でもムカついたし、メールシカトするのって最低だってほんとに思った。

まぁすごい経ってから返ってきたんだけどね。
まだ彼女はできてないらしい。もうちょっとだって。

なんかどうでもよくなって、「前彼とやっちゃった。もうワヤなんだけど」って送った。

こんなこと先輩に言ってもどうにもならないどころか、先輩のあたしへのイメージが下がるだけで、あたしがもうちょっと、大人だったら、言わなければいいのにってわかるだけじゃなくて、言わずにいれるけど、あたしはまだ、先輩に同情してほしいって思ってしまうような子供だから。

返事なんてもうこないんだろうな。






もう、そろそろ、ほんとに。





生茶。→→→2004年06月18日(金)
生茶の夏の茶会?みたいなのを飲んだ。
おいしかった。

こないだのポッキーデコレみたいに、これ見たら彼のこと思い出すようになると思う。

バカな女みたい。



本気知らず。→→→2004年06月17日(木)
近況。

・タカとはかなりいい感じに仲良くて楽しい。

・学祭の準備も忙しくて学校が楽しい。

・駄目になるかもって思ってた友達と復縁した。気持ちが通じたみたい。よかった。

・『明日彼女できるかも笑』って言ってた先輩からはもうずっと連絡がない。でも夢には1回出てきた。昨日。

・元彼からさっきメールがきた。



元彼からメールがきた。

明日学校サボって家行くことになった。
一気に運が向いてきてびっくり。

今のテンションならヨリ戻すんじゃないかな。形だけ。

とりあえず気持ち盛り上げなきゃ。


ひかりについて。→→→2004年06月10日(木)
すごくすごく長くなったけど、今の私全てなので、よければ、読んで下さい。

読んでくれている全ての人へ。



正直に書きます。

正直、しばらく日記書くのやめようと思ってた。

しばらくって言っても2、3日かもしれないし、微妙に更新だけはするかもしれないけど、でも今の気持ちを書くのはやめようって思ってた。

整理がつくまでやめようって思った。
書いちゃ駄目だって思った。
あたしの日記なのに。

ほんとに正直に書きます。

8日の日記は、7日のあたしの心境です。

7日に強く思っていたことを8日に更新しました。
テストとかあったからね。

正直に言います。

8日のあたしは、光が少し霞んだ状態でした。

7日以前にあった希望は、そのままの熱を保っていなく、少なからず薄れていた。

以前の自分と比べれば前向きだったけど、だけど、7日のようにはっきりと光は見えてなかった。

7日のように、漠然とした希望も、自信も、キレイもなかった。

7日考えていたことをモヤモヤした気持ちの中打って、モヤモヤした気持ちのまま記した。

あの日記の内容が嘘だとかいうことは微塵もないし、確かにあれはあたしが強く思ったことで、だからここに残すべきだとも思った。

だけどそれをキーボードで打っていたあたしは、光を言い切れるテンションじゃなかった。
だけど見ないフリをした。

ボード打ちながら思ってた。

『希望を持てるようになった。』

(でも昨日ほどあたし持ててない。)

『頑張れば人生楽しめる気がして、頑張れば何でもできるような気がした。』

(でも昨日ほどあたし自信ない。)

『辛いことも苦しいことも泣くこともあるけど、楽しいことも嬉しいこともあって、幸せを探そうとできるようになるかもしれないって思った。』

(でもそれもまた怖くなってきた。)

『怖いけど、明るい方に、光がある方に進んでるんじゃないかって思う。』

(ていうか今はそう思ってないと怖い。)

『今はあったかい気持ちで穏やかになれそうな気がする。』

(うわ。文字まで自信なくなってきた。)

『駄目じゃない。無理じゃない。』

(でもまた駄目になるかもしれない。)

『幸せになるんだ。』

(駄目だ。今あたしまた「なれるか」を気にしてる。)

『今はまだ途中だと私が思ってしまって、だからまだ途中なだけ。』

(ほら。また不安が文字に映る。)

『キレイになった気分。』

(やばい。言い切れない。)

『陶酔でも勘違いでもいいよ。』

(もう酔いから覚めたのかもしれない。)

『キレイな方がいいに決まってる。』

(そんなのはわかってる。)

『だったらキレイなままでいよう。』

(いたい。)

『いつか、光を感じられるといいなって。』

(…思えるようになった、けど。)





光を見失いそうで怖かった。

漠然とした希望には、見つけた理由なんてなかったから、失ったときにまた探し出すのは困難だと思ってた。

なのにまた漠然と、『失う』気がしてならなかった。

『光がある』って考えられるようになった進歩。
それは今も変わらない。
私にとって大きな進歩だと思う。

だけど『光』を追いかけられることへの『希望』を失ってしまったら、『光』自体は消えてしまう。

あることは知ってても消えてしまう。
消えてしまえば『光はない』ということになってしまう。
『ある』ことはわかってるのに『なくなって』しまう。
そんなの怖かった。

光があると考えられるようになって、光の存在と、光に照らされている実感と、光に向かっている自分に、キレイな気持ちになれた。

だけど暗闇にまた、飲み込まれかけて、授業中必死で逃れる方法を考えた。

基を考えてみた。

私が光の存在に気づいたのは、きっとタカのせいだった。

もっと言えば、『先輩と出会って、そしてタカと出会ったから』。

もっともっと言えば、『元彼と別れて先輩と出会って、タカと出会ったから』。


全部言えば、

『なんとなく生かされていた生活の中で、

去年の夏、

私にとって、とても大切な人と出会って、

とても大切だと思って、

本当に、

好きになって、

だけど届かなくて、

辛くて、

逃れたくて、

そのうち、

好きなのかわからなくなって、

だけど大切で、

だけど失いたくなくて、

どうすればいいかわからなくて、

まだ辛くて、

そんな時、元彼に出会って、

ぶっちゃけ付き合ってないようなもんだけど、

かっこいい彼をなくすのは嫌だったあたしの感情は動いて、

恋をしたような感覚に陥って、

実際、あれが恋じゃなかったと言い切ることはできないけど、

だけど『そういう恋』で、

とにかくどうにかラクになりたくて、

とにかく誰か作ろうと思って、

作ったのが先輩で、

元彼はだいぶ消えてくれたけど、

でも先輩への葛藤も生まれて、

先輩での辛さもあって、

先輩への恋のような感覚もあって、

それでも、それは『恋じゃない恋』だと、思うことにしたから、

そんな中でそれを守りながら傷ついて、傷ついた自分も守りながら過ごしたくて、

そして、タカに出会ったから』。




今思えば、みんなが光だったんだ。

『光』は『人間』のことだったんだ。

私が進む暗闇の道を、出会った大切な人が、光になって照らしてるんだ。

だから私の視界は明るくなって、道は照らされて、光が、幸せが見えてくる。

授業中、その結果に行き着けた。

正直、タカとは特別な関係じゃないし、元彼のときみたいに、先輩のときみたいに、なんとなく好きになって、勝手に頭の中で支えにしてバランスを取りたかっただけだと思う。

それは夏に出会ったあの人も同じかもしれない。

ていうか恋愛なんてそんなものなのかもしれない。

だけどあたしがタカと喋っていいなぁって思った嬉しさも、先輩に感じた同情も優しく扱ってほしいと思ったことも、元彼に求めた都合のよさも、あの人に持った、死にたくなるような全ての熱も感情も愛も、全部恋のようなものだって思う。

タカに光を見出していた私は、例えばタカが彼女といるところを見て、他の子と話すことに敏感になって、あたしへの特別はないんだって思って、きれいに思ってるだけじゃ成り立たない自分のキタナサに、失望して、タカを、光を見失ったんだと思う。

好きになってどうするのとか、先輩と何が違うのとか、『気持ち』に『事情』が入り込んだらキレイじゃない。辛いだけ。

だから人間なんてキレイじゃない。

考えてしまったらキレイじゃない。
悩んでしまったらキレイじゃない。
でも考えてしまう。
悩んでしまう汚れてしまう。

私はどうすればいいんだろう。

また同じ道に戻ってきた。

光から遠退いて暗い道。

『光なんてない』と思っていた。

『光が見つからない』ともがいていた。

あの。


光のなくなった道を歩いても、幸せを感じることはなかった。

タカと話しても。
大事な友達を想っても。
想われても。
光は灯らない。


また誰か探さなきゃ。
また誰かで気持ち守らなきゃ。

あぁでも。

いつまでこれ繰り返せば、あの人みたいに愛した人に、愛してもらうことができるんだろう。


でも仕方ないし。

今のことだけ考えて。

今苦しいことだけ考えて。

誰かで。

バランスを。


そう思ってまた、道を反れて、暗い方へ進んでしまおうと、してた。


ラクなんだよきっと。

どんどん暗い方へ進んでることになんて大して気づかなかった。

暗闇の中でラクになれれば光なんていらなかった。




だけど、本当は私は、8日の日記のままでいたくて、キレイな私だけをここに、残したかった。

本当のことを書かなきゃ意味がなくても。

それでもこんな汚い自分書きたくなかった。

読んでる人なんて気にしてませんなんて思えなかった。

光を読んで、何か感じた人がいたとして、それをこんなにも早く覆すことはできなかった。

裏切るような感じがして辛かった。

だから書かないのが賢明だと思った。


思った、10分後。

何も考えたくなくて、考えたくないんだから寝ようと思って、たけど、なんとなくついてたパソコンでカシャカシャやってて、なんとなく掲示板見なきゃって思って、見てみたら書き込みが、あって。

胸を打たれた。




私は、自分のために日記を書いてる。

自分を記したくて、自分を救いたくて、自分が好きだから、書いてるんだと思ってる。

だから読んでる人に何を思われようが、これ読んだら腹立つだろうなぁってことも、普通ひくよなぁってことも、それでもそれが今の自分なんだからって、飾らなかった。

だけど、読んでいる人がいることは、読んで何か感じてくれる人がいることは、私に言葉をくれることは、そのままの自分を書くのと、同じくらい大切だった。

糧だった。
だから書いてこれた。公表してこれた。

だから、8日の日記を読んで何か感じている人がいることが、それを伝えてくれている人がいることが、本当にすごく、嬉しかった。

心に光が照った。

私が葛藤して出たキレイな答だけを書いたら、全部がキレイになると思う。

だけど、葛藤していた間の、汚い、醜い感情も、全て曝け出しての『キレイ』なんだ。

それがあるから伝わるんだ。

そう、思って今日は書いた。


また光を失ったと思って、今日1日辛かった。

どうしようって思ったし、また暗闇に逃げようとした。
ていうか逃げた。逃げ切る直前だった。

だけどまた光に救われた。
薄い光が射してきた。

読んでいる人も、私の光だった。


返信は、今日はもうこれから剛さんがうたばんに出るので、もっと時間と感情に余裕があるときに、じっくりさせて頂きます。

今、読んでいるあなた方に私は救われました。
今までも何度も救われてきました。
本当にありがとうございました。

光なんて、見えているときと見えていないときがあって、だから人は悩んだり、戦ったり、笑ったりできるんだと思います。

言葉にしてしまえば安易だけど、それはすごく苦しいことも伴うし、幸せも愛も伴います。

それが人間です。

それが光だって、私は今日また思いました。

今日たくさん、汚い感情が生まれたけど、またひとつキレイになったな。

これがあの人の言う『戦い』なんだって、なんとなく思った。


ここまで長い文章を、最後までちゃんと読んでくれた人がいるかはわからないし、私が読む側ならきっと最初でやめるとも思うけど。

読んでくれている全ての人へ、感謝と愛を込めて。



2004年6月10日







光。→→→2004年06月08日(火)
光が射してきたみたい。

ずっと、どこなのかもわからない道にひたすら迷い込んで、迷い込んで迷い込んで、考えて悩んで、傷ついて、モガイテ、葛藤してきたけど、光が見えてきたみたい。

道が明るい。
光がある。
光が見える。

これから先の人生、落ちる一方で、いいことなんて全然ないんじゃないかって本気で思ってた。

何も見えなくて、それが嫌で、保障がなくて、怖くて、言葉通りお先真っ暗だって思ってた。

けど希望を持てるようになった。

なんでだろう急に。
頑張れば人生楽しめる気がして、頑張れば何でもできるような気がした。

辛いことも苦しいことも泣くこともあるけど、楽しいことも嬉しいこともあって、幸せを探そうとできるようになるかもしれないって思った。

これから先、私何があるかわからないし、絶望することも、希望が溢れることもあると思う。

苦しくなってたまに泣くと思う。

もう駄目だって思うと思う。

だけど今は、怖いけど、明るい方に、光がある方に進んでるんじゃないかって思う。


たくさんの人に出会ってきた。

たくさんのことを感じ取ってきた。

生まれた場所、育った環境、世代、時代、家族、先生、友達、大切な人、大事なもの、糧、思ったこと、悩んだこと、してしまったこと。

どれかひとつでもどうにか、違ってたら、今の私はいないんだってわかった。

私をつくった両親。
なくしたくない友達。
好きなドラマ。漫画。
可愛いまろん。
影響された人。
好きだと思った人。
好きじゃないと思った人。
愛してくれた人。
愛してほしかった人。
生きてる時代。
政治。
芸能。
背景。
言葉。
今聴いてるこの曲。
全部私なんだ。

幸せになりたかった。
けどなれるかわからなくて怖かった。今でも怖い。全然怖い。

けどこれからもたぶん、たくさんの人と出会って、たくさんのものを見て、葛藤して、だけど、光を見て歩き続ければいいんだって思う。

私自分が好きだもん。

自分が大事。

だから辛くて、悩んで、怖くて仕方ないんだ。
みんな自分を愛してるから。
だからみんな生きてるんだ。

……いつか、いつか自分みたいに愛してあげれる相手が、できたらいいなって思うよ。

今はあったかい気持ちで穏やかになれそうな気がする。

駄目じゃない。無理じゃない。
私はこれからたくさん出会って、経験して、成長して、幸せになるんだ。

いつだってなれるんだ。

今はまだ途中だと私が思ってしまって、だからまだ途中なだけ。

もう、人を好きになることも、誰かに愛されることも、私が望んだような幸せに満たされることも、無理なのかもしれないって思うとすごく怖かった。

でも今は、またいつでも人を好きになれるって思うよ。

出会った全ての人から、見てきた全てのものから、学びました。

キレイになった気分。
それでいいよ。
陶酔でも勘違いでもいいよ。

キレイな方がいいに決まってる。

だったらキレイなままでいよう。




いつか、光を感じられるといいなって。







テスト日。→→→2004年06月07日(月)
やばい。

まだ1教科の半分も終わってない。



やばぁい!!

恋をしちゃいました。→→→2004年06月04日(金)
タカと隣になったのは2週間くらい前。

大っ嫌いな男子がもう片方の隣だったし、あたしは嫌いなのに向こうは気づかないから(そういうとこが嫌いなんだけど)話しかけられるしまじほんと嫌だなぁって思ってた。

タカは右側なんだけど、数日前嫌いな方の男子がちょっと事故って入院して、それから2人で話すようになった。

授業中が主なんだけどね。
嬉しくて駄目なんだあたし。

先輩を抑えたくて消したくて、まず学校生活を楽しまなくちゃいけないって思ってた。

学祭とか普通の会話とか、そういうの自然にすごく楽しめなくちゃいけないって思った。

正直私の中に学校を見下してる感が最近すごくあったから、自分でも駄目だって思って、じゃぁうちのクラス男女間仲良くないんけど、男子とも話すべきだって思ったし、それが普通だと思った。
それが始まりだった。

タカはよく笑う。

別に普段のあたしなら笑わないようなことでも笑う。
いつも笑ってる。
笑い上戸なんだと思う。

クラスにひとりはいそうな男子だって思う。
明るくて、中心にいて、話しやすくて、楽しそうなそういう人。
女の子ともよく話すし、笑ってるから、すぐ打ち解けられる感じ。

あたしはぶっちゃけタカのことがあまり好きじゃなかった。

あたしは冷めてるから、タカが笑ってても別に面白くなかったし、自己中に映ったときもあったし、うちのクラスでいちばんかっこいいってみんなが言っても、あたしはそうは思ってなかったし、別に関わりたい人じゃなかった。好きじゃなかった。

先輩のあたしの扱い方とタカやクラスの普通の男子の扱い方を比べたんだと思う。

冷たくされたいなんて微塵も思ってないし優しくされたい。
普通に扱われたい。
それだけだった。

笑顔で話し掛けてくるタカにいいなぁって思った。

すごく普通だなぁって、自然だなって思った。

あたしもタカと話すときはすごく笑顔だった。
別にそんな楽しいことじゃなくても笑えた。
タカと話して笑うことに意味があると思った。

タカと話してて嬉しかった。
ずっとタカと話してたかった。

タカいいなぁって思った。
好きだなぁって思った。

こんな風に人を好きだって思ったのは初めてだった。

どこが好きかわからないじゃない、顔でもない、雰囲気でもない。
うまく言えないけど、すごくキレイな感情だった。

タカと話すのが嬉しくて、学校が楽しい。
タカと話せるんだって思うと学校に行くのが嫌じゃなくなった。
お腹痛くて保健室行くのさえ嫌だった。
タカと話す機会を失うのは嫌だった。勿体無いと思った。

前に、「片思いは楽しい」って言っている人がいて、あたしは楽しい片思いなんてしたことがなかったから、いいなぁって思ってた。
だけど今あたしは楽しい。

タカ好きだなぁって思うだけで。
タカと話すだけで。
気持ちが落ち着く。

癒されて、浄化されてるような感じがする。
自己暗示かもしれないし、陶酔かもしれない。

だけどそれでも気分は晴れるし、明るくなるし、あたしは笑えて、楽しいから、今少し幸せだなって思う。

普通の学生がする恋ってこんななのかなって思った。
恋だなぁって思う。

激しい好きじゃなくて。
求める愛じゃなくて。
押し付けじゃなくて。
好きなだけ。

タカが好き。

好き。

左側の男子は検査程度の入院だから月曜には帰ってくる。
ていうか月曜からテストだからちょっとの間席は遠くなる。
しかもテストが終わったらまた席替えがあるかもしれない。

あたしからタカを取らないでほしい。

あたしがタカを好きだとかは、タカはもちろん、友達も誰も考えもしないと思う。
それでいいの。

あたしはどうせ先輩と切る気はないんだろうし、タカを好きだってだけで、タカのことを考えれて、先輩のことは本当の意味で好きじゃなくなって、だけど誘われたら会ってって、そうやってバランスを保つことに今はしてる。

先輩だけじゃ駄目になるし、タカを好きなだけじゃあたしはそのうちきっと求めてしまう。

タカと付き合いたいわけじゃない。

タカはあたし以外の子とも全然話すし、今は隣だから話してる時間はあたしがいちばん長いかもしれないけど、でもあたしより仲いい女の子もいるし、そういう人だ。

話すのが自然で、笑ってられる関係がいい。
だから、隣だから話してる今がいちばんいい。

あたしが勝手に好きなだけ。
本気だとか本気ではないけどとかも別にどうでもよくて、ただ、好きだなぁって思ってるだけ。

それだけでいい。





タカには、彼女がいるから。







血を血で洗う。→→→2004年06月02日(水)
結局2週間ぶりくらいに先輩の家に行って来た。

もうやめるもうやめなきゃって言ってたのは先輩から連絡がこなくても『やめるつもりだったんだから』で片づけるためで、結局やめれなくて、連絡がきて、結局流されたってことだと思う。

あたし先輩と友達になりたいって思った。

先輩は私の前で妙に強がる。
弱いところを見せたくないんだと思う。上の立場でいたいんだと思う。

それが妙で見てて余計痛かった。
うわぁこの人いたぁいっていう感じの痛さ。

そういうのやめてほしい。
相談とかし合えるような関係になりたいって勝手に思った。

先輩への恋愛感情が消えた。

ないないって言い聞かせる感じじゃなくて、本当に好きじゃない、本当に消えてくれたんだって実感した。

気持ち悪いとまで思った。

話してる内容に、行動に、自分の身体に残った先輩の煙草の臭いに、気持ち悪いと思った。

先輩の冷たさに振り回されることはもうない。
だってあたしも冷めたんだ。

熱はやっとひいた。
理由はわかってる。
前の彼を先輩で消したのと同じ理由。

私に冷たい先輩と出会って、今まで対象外だった、あったかい人が、よく笑う人が気になった。

いいなぁって思うようになった。

おかしいかもしれないけど。
呆れるかもしれないけど
これが事実で、だからあたし今やっていけてるんだよ。
本当に前よりずっと、安定できてるんだよ。

『あたしに冷たくない男』が。
『普通の男』が。
よかった。




隣の席の男子が、今のあたしの糧なんだ。





異性。→→→2004年06月01日(火)
例えば関係を持った人はもちろん、クラスの男子にも、かっこいいって騒いだ芸能人にも、知り合い程度のこの人にも、大好きな人たちにも、あの人にも、男にはみんな、つくべきにしてついてるものがあると思うと、ほんとにぞっとするの。





こんなこと言っちゃ駄目なことはわかってるけど。

でも。

mail    小姫    bbs

My追加
Design by shie*DeliEro
thanks for Photo→Cinnamon