文字姫
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悟り気。→→→2004年05月30日(日)
考えても答えが出ないことの方が多いんだろうなぁって思う。

だってどうしようもないことをどうにかしたくて人は考えるんだから。

だから考えてもどうしようもないんだ。

仕方ない。

でも、それでもそんな中でそれをあきらめないで、割り切らないで、幸せになれればいいなぁって思うよ。

純に愛に。→→→2004年05月28日(金)
あたしはあなたが好きだから、あなたにもあたしを好きになってほしいって思うの。

が、恋。

『幸せすぎちゃ駄目なんだ』。→→→2004年05月25日(火)
あの人が、孤独を割り切ってしまいました。

あたしは、今はまだもう少し、孤独を悩むあなたでいてほしかったなぁなんて思ってしまいました。

そうすれば自分とシンクロさせたりして、あなたも頑張ってるんだからって、支えにできたかもしれないのに。

また執着できたかもしれないのに。

また。

またあなたを。

…なんて。


ごめんね、いつも勝手で。

奉仕きらい。→→→2004年05月24日(月)
また援助しちゃった。

そのつもりなかったし生理だったから入れてないけど。

あたしもうどうしようもないのかも。

セックスとかフェラとか嫌いになっちゃうかも。

エッチはまだ受け身ならラクだからいいけどフェラなんて大嫌い。

すごく汚いことしてる気するし、自分がすごく汚くなってる気がする。ていうか疲れる。

何も思わないようじゃなきゃこういうことは辛い。

向いてないのかなあたし。それはすごく困るんだけど。

あー。
駄目だあたし。
駄目だ。

これ近々消そー…。

あなたはあたしのために。→→→2004年05月23日(日)
今日生理がきた。

今回、3ヶ月弱生理がこなくて、だけど私は妊娠検査薬を疑っていなかったから、不安は正直薄かったんだと思う。

もちろん不安だったけど、不安だったからこそ余計に、考えないようにしてた。
考えたくなかった。

産婦人科に行って、「妊娠ではないですよ」、「じきに生理はきますよ」と言われることで、私は少しくらい安心できるかもしれないと思ったけど、そんな安心金払ってまで必要としてなかった。

妊娠だけじゃなくて、少なくてもどこかに何らかの異常があってのことなんだろうから、それは知りたかったし、万一の妊娠よりそっちのことが気がかりだった。

でもほんとに早い話考えたくなかった。

自分が悪いんだから仕方ないだとか、誰に話せばいいのとか、先輩なんかのためになんでこんなことになってるのとか、どうすればいいとか、全部考えたくなかった。

それに、先輩のことで自分の身体に異常がおきて、それを超えるために自分で行動して、少しでも何かを犠牲にして、傷つくのも、考えるのも悔しかった。

だから逃げてた。
自分の身体のことなのに逃げてしまった。

それでも、結局はきたから、よかったねで終わるかもしれない。
でも今回のことで、私の中で変わったこともあった。

私のことを本気で心配していた友達がいた。

確かに、その子は元々特別大切な友達だったけど、ここまで純粋に、真剣に私の身体だけを心配してくれたのは、その子だけだったように感じた。

「生理こない」って私が言って、「大丈夫?」ってみんなって返したし、心配してたと思うけど、けど私は別に、同情してほしかったわけじゃなかったし、第一本当に心配してるだなんて受け取れなかった。それは私がその友達に言われても同じことだったかもしれない。

中にはネタみたいにした子もいて呆れた。
もちろん信頼してる友達だから話したけど、私を励まそうとして言ってるのかもしれなかったけど、でも私はひいた。

「もうこないんじゃない?」とか、「妊娠してるんだって!」とか、そういう言葉を口に出すことにひいた。完璧にひいた。

そういうのと比較してっていうわけでもないし、正直、産婦人科に行く気のないときは、彼女の心配が少しうざかったときもあったけど、今になって思えば、あの子の言葉は心配のかたまりだった。

「妊娠してなければどうでもいい」って言う私に、「けどそのことで何か異常があってきてないんだから、調べなくてほんとにいいの?」って言ってくれて、それについて私は考えたし、彼女の真剣さも伝わってきた。

自分で勝手に生理こないって言ってるだけなんだから返す言葉にまでケチつけんなって思うかもしれないけど、だけど私はそれで彼女の強い愛を感じたのは確かだった。

彼女が前よりもっと大切になったし、やっぱりこの子だなぁって、思った。

生理がきたときもこの子にいちばんに伝えたかった。
すぐにメールすると、その子は模試が終わってからすぐ電話までしてきてくれた。



やっぱあんたが大事だって思うよ。
ほんとに思った。

正直あんなに心配されるとは思わなかった。
あんなにあたしのことを純粋に心配してくれるとは思わなかった。

あたし以上にあたしの身体心配してるあんたに、初めてまともに事の重大さを感じたりもしたよ。

ほんとに感謝してる。
ありがとう。

あたしは、あんたが同じ事を言ってきても、きっと同じように心配してあげれなかったと思う。

あんたが悪いんじゃんって思っただろうし、あんた相手だったら、それを口に出しちゃうかもしれない。

ごめんね。
あたしはいつもあんたへの愛より自分のプライドが勝っちゃってるね。

ごめん。
ほんとにごめん。

大事だとか必要だとか言いながら、あたし自分のことばっかだね。
変な話だけど、もっと優しくできるようにするから。


あたしが今ここを離れることでいちばんの未練は、あんただから。




自分殺し。→→→2004年05月19日(水)
先輩の希望で挙式は明日になった。

先輩と初めて会ったときも、2回目も3回目も、会うたびこれが最後だろうなぁ、最後でもいいやって思えるように頑張ったし、先輩が好きにならない方がいいって言ったときも、結局は好きにならないように頑張ってたし、先輩のこと好きかもしれないって思ったときも、電話するときもメール返すときも会ってからも、自分殺して頑張ってた。って、いつか先輩に言えるような関係になればいいな。

だけど私が必死で美化して、必死で探してきた先輩の中の私への愛は、あったのかが今でもわからないんだ。

挙式は木曜日。→→→2004年05月17日(月)
先輩に告られた。

この人が何を考えてるのか本当にわからなくなってきた。

先輩のことは好きじゃないで安定してたのに、先輩の冗談だって受け取るべき好きだよに、期待して、信じたいと思ってる自分が嫌。
冗談でしたってなったときに傷つく自分も嫌。

いちばん悪いのは、傷つくあたしなのか、冗談で好きだって言う先輩なのか。

どっちにしても、なんで先輩が今の関係を壊そうとしてるのかわからない。

せっかくあたしたちはやっと、すごく脆いところで安定していたのに。

世界の中心で、愛をさけぶ。→→→2004年05月08日(土)
世界の中心で、愛をさけぶを観てきた。

初日のいちばん最初だったから混んでたし周りの反応もよかった。
結構みんな泣いてたし映画館がひとつになってる感があった。

実は私も泣いたんですよ。
もうボロボロ。

最近ほんとにドラマや映画で泣くことがなくて、ラストサムライでも全然何も思えなくて内心焦ってたんだけど、あたしがおかしかったわけじゃなくて話があたしに合わないだけだったみたい(笑)

この話は原作の小説を読んでたし、マンガも後編だけなんとなく見たことがあって、でも「あぁ可哀想だね」くらいで大して何も思わなかったから期待も全くしてなかった。
友達が観にいくって言ってたからバイト始めて余裕あったし行くか、みたいな感じで。

朔ちゃんとアキの恋愛が、画になって音になって動き出して初めて、小説の文字で淡々と書かれて淡々と読み流していた内容が色を持った感じだった。

カセットテープの交換や現在の朔ちゃんと昔の自分との対峙や、小説にだいぶ脚色してあって、その脚色が私には響いたし、物語を一層盛り上がらせたんだと思う。

すごくいい映画だった。
あまり映画は観ないけど、正直今まで観てきた映画の中でいちばんだと思った。

朔ちゃんとアキの恋愛の、お互いを好きだっていう気持ち、大切だと、失いたくないという気持ちが伝わってきたんだと思う。

具体的に言えば、体育館で大沢たかおが友人に電話してるシーンがきた。
ていうか本当に大沢たかおの演技はよかった。今まで特別好きじゃなかったけど好きになったくらい。

映画が終わって、平井堅の曲にまた泣かされた。
原作を読んでから作詞をしたっていうけど、本当に映画の内容と合いすぎてて泣けた。
映画終わってんのにまた泣き始めるとか自分キモイ、って思ったけど、友達も泣いてた(笑)
席を立つ人はひとりもいなかった。

私は、朔ちゃんとアキの恋愛が好きで、アキを純粋に想う朔ちゃん、アキを失って苦しむ朔ちゃん、アキが必要な朔ちゃんが好きだったから、正直、今の恋人の柴咲コウにはあまり出てきてほしくなかった。

こう考える私は子供なんだろうとも思うけど、だけど私は、無理な話でも朔ちゃんには一生アキだけを愛していてほしかった。

とにかくいい映画でした。

純粋でしたね。
本当に人を好きになると、その人に対してああ感じることは自然なんだろうなと思わされました。

大切だと思うことも、失いたくないと思うことも、忘れたくない、忘れられたくないと思うことも、当たり前なんだと思う。

私もあんな恋愛がしたいです。

映画を観た後友達とこのマンガも買ったんですよ。
私的にいいと思うこの話の見る順番は、原作→映画→マンガ→また原作だと思いました。
映画を観なければ私はこの話にこんなに執拗にならなかったし、原作をまた開くことも、感動することもなかったです。

朔ちゃんとアキの恋愛は、みんなが感動して、みんなが羨むようなものだけど、それは本当なら当たり前な恋愛だと思います。

私はアキが死んだから感動して泣いたんじゃなくて、朔ちゃんがアキを好きで、アキも朔ちゃんも好きで、それがとても伝わってきて、なのにアキが死んだから、泣いたんだと思う。

観終わって感動して、私今何してるんだろう、今の私なんなんだろうって、思ったけど、だけど私の何かが変わることはきっとなくて、朔ちゃんとアキの恋愛とはかけ離れたところにいて、このままだとその距離は開く一方で、いつか近づくことすら出来なくなってしまうのかもしれない。

だけど私の心が、アキと朔ちゃんで動く今はまだ、大丈夫だって思う。

自分探して、見つけて、強く生きて、保って、安定して、そうしたら、私もきっと、朔ちゃんとアキの恋愛を、できるようになると思う。

この映画を観て、そうであってほしいと心から思った。





定位置。→→→2004年05月07日(金)
先輩の家に行った。

なんだかんだで先輩は弱ってた。淋しかったんだと思う。

普通だった。

あたしに少しの何かを求めた先輩と、先輩に激しい感情を抱かなくなったあたしとの距離はちょうどよくて、普通だった。

会話や、感覚や価値観を通してずっと思ってたことに、そろそろ見ないふりもしないべきだと思ってる。

根本的に合わない。
喜怒哀楽を感じる瞬間がきっと違う。感覚が合わない。


先輩とは合わない。

それはどうしようもないことだった。



だから、あたしは先輩のことが好きじゃない。



わかってるのに。→→→2004年05月06日(木)
今日は最悪な日かもって思った。

昼までいいテンションだったのに。駄目だ。最悪。

例えば、今日もそうだけど、先輩と会う話が急になくなったりして、誰か友達と遊んで紛らわそうとしても(その時点で友達に対して何様って思ってへこむんだけど)、友達はみんな予定があって、誰もいなくて、いちばんひとりでいたくないのにひとりで、したいことなくて、ひとりでいるくらいなら援助しようかなってまた考え始めてっていう流れ。

今日もこのまんまの日だった。
しかも友達がひとりいなくなった。

いやずっと微妙だった子なんだけどね。諦めようっていうかもう考えないようにする。だからここにも書かない。

ほんと最悪な日だ。

こうやってずっと生きてって耐えられなくなって死ぬのかもしれない。

って思ってたら先輩から電話がきた。

今日無理って言ったのに大丈夫になったみたいで、でも今更バイトだって言って家出るわけにもいかないし格好も顔も作るの微妙だったから明日にしてもらった。ほんとなら今すぐ会いたかったんだけどね。

これだけで気分はだいぶ変わった。だいぶ上がった。嬉しかった。

もう寝ちゃおうって思ってて、でも寝心地も寝起きも最悪だろうなって思ってたけど、今は全然テンション戻った。
先輩の声で戻った。

明日まで我慢してよって言ったらもう無理って。破裂するって。

学校始まったらもう会うこともなくなるとか言っときながら、逆に会う頻度が多くなってる。
1週間ちょっと空いてたのが1週間しないうちに連絡くるようになってきた。

先輩が連絡してくるのもメールしてくるのも電話してくるのもあたしに話し掛けるのも全部したいからってだけだって。

エッチしたいだけでほんとにあたしに対する感情は何もないんだって。

あたし絶対思えてない。

絶対勘違いしてる。
駄目だって思いながら違うって思いながら思っちゃってる。
実際エッチだけだってわかってるのにそれでも期待してる。

もうこれあたし先輩のこと好きなのかな。

でもあたしが先輩を好きだって思わない方が絶対先輩は私をまだ好きになるって最近気付いた。

あたしが好きだと思っちゃったら、あたしは何も考えれなくなるし勝手に煮詰まっちゃうし沈んじゃうし救いようがないから、重くなって、先輩はあたしがうざくなると思う。

だから先輩から連絡来るのがうざいと思ったり、会うのも面倒だと思ったり、会いたくなかったり、なんで先輩なんかのために、先輩もういらないかなって、思えてるときがいちばんいいとほんとに思う。

もうちょっと続いてくれると思ったのに。
もう気持ち上がってきちゃったよ。

気持ち薄いときでもこの程度に気にしながら思ってるんだから、これって好きってことなのかな。でも考えちゃ駄目だって本気で思う。駄目だ。わかってるんだけど。

なんかすごい悲しいこと言ってるかもしれない。

好きだって認められない癖は昔からあった。
だけどこういう理由じゃなかった。

好きな人を好きだって認めちゃいけないって思ってるあたしはバカみたいだと思う。












そういえば、2、3週間きてない程度だと思ってた生理は、ちゃんと調べてみたら、前始まったのが3月10日くらいで、もう2ヶ月きてなかった。


だけど妊娠検査薬は陰性を示すから、近々産婦人科行こうと思う。

こども。→→→2004年05月04日(火)
2回目の妊娠検査をした。
陰性だった。

正直、情緒不安定だから、浮き沈みが激しいし、先輩に対する感情の起伏もすごく激しい。

先輩と居たい、先輩が欲しい、先輩が好きかもしれないとずっと思ってる日が何日も続いたと思えば、別にそんなに先輩に会いたいとも思わない、付き合いたくもないし、どうでもいいと思う日もある。

何か前兆があるわけでも原因があるわけでもなく、いつも急に来るものだった。急に変わる気分的なものだった。

今日は後者だった。
だから子供できてたらどうしようって、初めてちょっと焦った。

正直80%くらいできてるんだろうなぁって思ってた。
別にできててもいいや。面倒だしどうしようもないけどいいや。って思ってたけど、今日は先輩に対する思いがすごく薄かったから、本当にできててほしくなかった。

できてたら頼れそうな人片っ端から頼って、先輩に話して、最後はどうせ家出てからどうにかするんだろうなって思ってたから、高校はやめなきゃいけないし、他の男とどうにかなることもしばらくできなくなるし、なんで先輩なんかのためにあたしこんなに犠牲になってるんだろうっていう考え方になって初めて、できててほしくないと思った。

まぁ陰性だったし大丈夫だと思うんだけどね。
生理来る気配もなんとなくないけど、検査機も99%以上正確だって言うし、普通にできてないんだと思う。
別に精神的になんかきてる気もしてないけど、生理不順なだけかもしれない。

今日からまた何日か先輩への気持ちが薄れて、メールもテキトーになって会うのも面倒になって約束も断ってってなるんだろうな。

実際今してるメールもテキトーだし、今日会うはずだったのも雨理由にしてドタキャンしたし、明日も誘われたけど時間作る気ないし、先輩が急に会いたいって言い出したのに何か他意があったとしても、うざいっていうか、キモイとまで思い始める始末だ。

そしてまた何日か経ったらやっぱり先輩に気持ちを求めたり、勝手に辛くなったり、葛藤して、先輩が好きかもしれないとか言うんだろうな。繰り返すんだろうな。バカな女みたい。

少し、おかしいと今でもちゃんと思えるのは、何より、私がごく自然と、真剣に、自分の子供のいちばんいい殺し方を、黙々と考えてることなんだと思う。


いるのかいないのかもよくわからないあたしと先輩の子供に対する愛情は皆無だ。







思いやり意識。→→→2004年05月03日(月)
例えば。

「煙草の火危ないよ」

とか、

「送るよ」

とかにあからさまに弱い。

あと手繋ぐことにも。

先輩がくれないから、他の人に与えられると嬉しい。

あたしほんとにこういう冷たい人が好きなんだっけ、って思った。

あたしもっとあったかい人が欲しい。

大事にされたい。



今日の逃げ道。→→→2004年05月01日(土)
今先輩からまた電話がきた。

出た。

女の子の声がした。

カラオケにいるみたい。

疲れた。

大丈夫傷つかないように努力することにした。

だから傷つかないようにもう寝るよ。

だって先輩はあたしのものじゃないとかあたしも先輩のものじゃないとかでもなんでこんなことするのかわかんないとかそれを考えてここに記すのも今日はやめる。

大丈夫。

寝ちゃえばもう何も恐くない。

大したことじゃない。

大丈夫。

大丈夫。

大丈夫。

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